近衛はな
このえ はな 近衛 はな | |||||
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本名 | 目黒 裕佳子(めぐろ ゆかこ) | ||||
別名義 |
目黒 裕佳子 目黒 ゆかこ(旧芸名) | ||||
生年月日 | 1980年3月21日(44歳) | ||||
出生地 | 日本 東京都 | ||||
身長 | 159 cm[1] | ||||
血液型 | A型[2] | ||||
職業 | 女優・タレント・脚本家・詩人 | ||||
ジャンル | 映画・テレビドラマ | ||||
活動期間 | 2003年 - | ||||
配偶者 | あり(2017年 - ) | ||||
著名な家族 |
目黒祐樹(父) 江夏夕子(母) 近衛十四郎(祖父) | ||||
事務所 | オフィス佐々木 | ||||
公式サイト | 公式プロフィール | ||||
主な作品 | |||||
映画 『獄に咲く花』 『100年ごはん』 | |||||
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近衛 はな(このえ はな、1980年3月21日[1] - )は、日本の女優、タレント、脚本家、詩人である。本名、目黒 裕佳子(めぐろ ゆかこ)[2]。旧芸名、目黒 ゆかこ。
東京都出身、青山学院大学国際政治経済学部国際政治学科卒業[1]。所属事務所はサンミュージックプロダクション→オフィス佐々木。
来歴
[編集]父は目黒祐樹、母は江夏夕子、伯父は松方弘樹、祖父は近衛十四郎という俳優一家[3]の長女として誕生した[4]。一人っ子[要出典]。
2003年3月に、青山学院大学国際政治経済学部国際政治学科を卒業[1]。大学在学中、1999年度学業奨励賞奨学生、外務省によりロシアに研修派遣。2002年度フランスに留学。CSP国際会議に参加。国際連合大学での職歴がある[5]。
2003年にNHK教育テレビの教育番組『NHK高校講座』の司会者として芸能界デビューし、2005年には映画『探偵事務所5』で女優デビューを果たした。
2005年春より2008年まで、原子力安全・保安院(NISA)が刊行している情報誌「NISA通信」のリポーターを務めた。
2007年春に目黒ゆかこから、祖父・近衛十四郎の名跡を引き継いだ近衛はなへ改名[6]。ただし詩人としての名義は目黒裕佳子を使用している。
2009年放送のNHK『ドラマスペシャル・白洲次郎』の第2回で、脚本家デビュー[6]。2008年11月に発表した詩集『二つの扉』で翌2009年の第20回歴程新鋭賞受賞。
2009年9月に「希望郷いわて文化大使」に就任。同年12月にイタリア・サレルノ国際映画祭にて『遠野物語』をイタリア語で披露した[7]。
2010年4月公開の映画『獄に咲く花』で高須久役を演じて映画初主演、父・目黒祐樹と初共演も果たした[4]。
私生活では、東京大学大学院卒で博士号を持ち東京都内の研究所に勤務する12歳年上の天文学者の男性と、約5年間の交際期間を経て、夏至にあたる2017年6月21日に婚姻届を提出し結婚した[8]。その後、2019年1月7日、第1子を出産[9]。
人物
[編集]家族
[編集]父は目黒祐樹、母は江夏夕子、伯父は松方弘樹、母方祖父方曽祖父は市川松蔦二世、大伯父は市川門之助、父方祖父は近衛十四郎(1977年没)、祖母は水川八重子(1976年没)、伯父の元妻は女優の仁科亜季子、従兄は俳優の目黒大樹、従弟は俳優の十枝真沙史と同じく俳優の仁科克基、従妹はタレントの仁科仁美。
家族仲が非常に良く、両親と旅番組に出演したりしている。
趣味
[編集]絵画、詩、読書、映画鑑賞、能楽鑑賞[1]、野菜づくり[注 1]。
特技
[編集]外国語(英語、フランス語ともに会話堪能[11])、ロシア語、剣道(初段)、乗馬[注 2]、平泳ぎ[1]。
幼少期から両親に文武両道を教えられ、さらに父が学業に専念するため、芸能界から離れた経験を参考にしている。父が海外留学歴があるため、海外留学を強く勧めていたという。父も同じく英語が堪能である[要出典]。
出演
[編集]映画
[編集]- 探偵事務所5 1st season vol.24 「白い薔薇の女」(2005年)
- 九月の記憶(2007年)
- 明日への遺言(2008年) - 小原純子 役
- 獄に咲く花(2010年) - 主演・高須久 役
- 学校をつくろう(2011年) - 相馬陸(りく) 役
- 100年ごはん(2014年) - 主演・ワタシ役
テレビドラマ
[編集]- ドラマスペシャル・白洲次郎(2009年、NHK) - 吉田和子 役
- 陽炎の辻3 〜居眠り磐音 江戸双紙〜 第9 - 11話(2009年7月、NHK)
- こだわり男とマルサの女〜宮本信子 天才との日々(2012年2月24日、NHK) - 宮本信子 役
- ドラマ10 全力離婚相談(2015年、NHK) - 栗田(郷原)信枝 役
- オリガミの魔女と博士の四角い時間 第7話「雪のふる夜」(2017年11月25日、NHK Eテレ)
- 連続テレビ小説 エール (2020年6月18日・19日、NHK) - 環の友人・里子 役
その他のテレビ番組
[編集]- NHK高校講座『理科総合A・B』(2003年 - 2006年、NHK教育)
- 週刊ECOキッズ!〜'06環境技術編〜(2006年8月6日 - 2006年9月3日、BS-i) - 司会
- 「ふるさと」を探す心の旅〜啄木と賢治の言葉〜(2014年3月16日、BS朝日) - ナビゲーター
- 新・日本を歩く道紀行(BS-TBS) - 旅人
- フランス人がときめいた日本の美術館(2018年9月 - 2019年、BS11) - 旅人(6人による週替わり)
- 生物環境の科学(2016年、放送大学) - アシスタント
作品
[編集]テレビドラマ(作品)
[編集]- ドラマスペシャル・白洲次郎(2009年、NHK)
- 第1回「カントリージェントルマンへの道」 - 脚本協力
- 第2回「1945年のクリスマス」 - 脚本
- 第3回「ラスプーチンの涙」 - 脚本
- 続・遠野物語(2010年12月、NHK盛岡) - 脚本
- ポプラの秋(2012年11月、関西テレビ) - 脚本
- オリガミの魔女と博士の四角い時間(NHK Eテレ) - 企画・脚本
- オリガミの魔女と博士の四角い時間(2017年3月)
- オリガミの魔女と博士の四角い時間 少年ノボルのオリガミ日記(2017年8月 - 2018年3月)[注 3]
- オリガミの魔女と博士の四角い時間 年末年始スペシャル(2017年12月30日)
舞台(作品)
[編集]著書
[編集]詩集
[編集]- 『二つの扉』(2008年12月、思潮社、ISBN 978-4783731016)
- 『左手』(2019年1月、思潮社、ISBN 978-4783736523)
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e f “オフィス佐々木プロフィール「近衛はな」”. オフィス佐々木. 2016年5月20日閲覧。
- ^ a b “近衛はな”. 日本タレント名鑑. VIPタイムズ. 2016年5月21日閲覧。
- ^ “芸能一家出身の近衛はな、父親の目黒祐樹との「突き飛ばして、貧血…」な激しい共演秘話を告白!”. シネマトゥデイ (2010年2月5日). 2021年2月27日閲覧。
- ^ a b “映画『獄に咲く花』近衛はな×前田倫良対談”. ORICON STYLE (オリコン). (2010年4月14日) 2016年5月20日閲覧。
- ^ “近衛はなプロフィール”. オフィス佐々木. 2007年9月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年5月21日閲覧。
- ^ a b “目黒祐樹長女の近衛はな脚本家デビュー”. 日刊スポーツ. (2009年3月6日) 2016年5月20日閲覧。
- ^ 『姉妹都市サレルノ市訪問について』(PDF)(プレスリリース)遠野市 市民センター社会教育課 遠野物語100周年プロジェクト推進室、2009年11月5日 。2016年5月21日閲覧。
- ^ “目黒祐樹長女の近衛はな 天文学者と結婚、12歳上 交際5年”. Sponichi Annex (スポーツニッポン新聞社). (2017年7月21日) 2018年4月29日閲覧。
- ^ “目黒祐樹に初孫誕生、長女近衛はなが第1子男児出産”. Sponichi Annex (スポーツニッポン新聞社). (2019年1月8日) 2023年9月26日閲覧。
- ^ 近衛はな(インタビュアー:明珍美紀)「女優、脚本家 近衛はなさん 富士山の風景に魅了され」(PDF)『マイECO Vol.33 毎日新聞社 水と緑の地球環境本部』、2013年5月31日 。2016年5月21日閲覧。
- ^ “フランス人がときめいた日本の美術館”. TOKYO MX. 2019年9月27日閲覧。
- ^ 中野真也 (2009年7月1日). “球児を支える仲間たち「男子マネのひたむきさに心打たれた 女優・脚本家 近衛はなさん」”. 朝日新聞デジタル高校野球 2016年5月21日閲覧。
外部リンク
[編集]- 所属事務所によるプロフィール
- 近衛はな official blog - ウェイバックマシン(2017年9月25日アーカイブ分)
- 遠野語り部ぶろぐ 近衛はな Iwate essay
- 近衛はな (@konoehana) - Instagram