益田市匹見過疎バス
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(益田市匹見福祉バスから転送)
益田市匹見過疎バス(ますだしひきみかそバス)は、島根県益田市匹見地域にて運行している廃止代替バス。「やまびこバス」の愛称がある。
なお、本記事では、同じく益田市匹見地域にて運行している、益田市匹見福祉バス(ますだしひきみふくしバス)についても述べる。
概要
[編集]- 元々合併前の匹見町が匹見町過疎バス(ひきみちょうかそバス)として運行していたものを、合併後の益田市が引き継いだものである。
- 事前予約制を採っており、利用者は利用する日の前日(前日が運休日の場合は直前の運行日)までに利用を申し出る必要がある。予約のない区間は運休。
- 運賃は10円単位の区間制で、12歳未満の小人は半額(10円未満の端数は四捨五入)、保護者同伴の4歳未満の幼児は1人まで無料。
- 回数券(11枚綴りで10回分の料金)もある。
- 日曜・祝祭日及び12月30日~1月4日の間は運休。
- 運行形態は、道路運送法の規定に基づく自家用自動車(白ナンバー車)による有償運送(いわゆる80条バス)である。
沿革
[編集]- 1971年12月1日 - 匹見上 - 道川間にて匹見町過疎バス運転開始(石見交通廃止代替)。1日1往復、町が管理者で運転は地区住民に委託。[1]
- 1975年8月 - 石見交通匹見上 - 三葛間廃止に伴い、匹見上 - 三葛間に過疎バス運転開始。1日1往復(12月に2往復に増便)。[1]
- 1986年4月 - スクールバス一般利用による匹見上 - 石谷間過疎バス運転開始(1985年11月15日廃止の石見交通石谷線の代替)。1日2往復。[1]
- 1986年11月 - 矢尾口まで過疎バス運行開始。[1]
- 1993年4月 - 矢尾上まで延長。[1]
- 2001年10月 - 過疎バス小原線(匹見峡温泉 - 七村口)運行開始。[1]
- 2004年11月1日 - 匹見町の益田市への合併に伴い、益田市匹見過疎バスとなる。
- 2007年5月1日 - 事前予約制導入。過疎対策事業債により13人乗りの車両を導入。[2]
路線
[編集]以下5路線がある。 ※()内は不経由便あり
- 道川線(27km)
- 三葛線(15km)
- 匹見峡温泉 - 保健センター前 - 総合支所前 - 紙祖元組 - 三葛
- 石谷線(30km)
- 匹見峡温泉 - 総合支所前 - 保健センター前 - 落合 - 能登口( - 能登集会所) - 大津 - 谷口 - 中村
- 矢尾線(8km)
- 匹見峡温泉 - 総合支所前 - 保健センター前 - 落合 - 矢尾上
- 小原線(6km)
- 匹見峡温泉 - 保健センター前 - 総合支所前 - 紙祖元組 - 七村口
外部リンク
[編集]益田市匹見福祉バス
[編集]- 元々合併前の匹見町が、道川診療所への交通手段の確保のため匹見町福祉バス(ひきみちょうふくしバス)として運行していたものを、合併後の益田市が引き継いだものである。
- 事前予約制を採っており、利用者は利用する日の前日(前日が運休日の場合は直前の平日)までに利用を申し出る必要がある。
- 運賃は区間により100円または200円で、小人などの扱いは過疎バス(上記)と同じ。
- 運行日は火曜・木曜のみで、祝祭日または12月29日~1月3日の場合は運休。
- 車両は、匹見地域内のスクールバス用車両を活用している。
沿革
[編集]- 2000年4月 - 匹見町福祉バス運行開始。道川診療所 - 下道川下組・臼木谷猪畑・日の里の3路線、週2回(道川診療所の診療日に合わせる)、1日2往復。[1]
- 道川小学校のスクールバスの空き時間を利用。運賃は匹見町過疎バスと同じ。
- 2004年7月 - 運行を(有)中国自動車整備センターに委託。[1]
- 2004年11月1日 - 匹見町の益田市への合併に伴い、益田市匹見福祉バスとなる。
- 2007年5月1日 - 事前予約制導入。
路線
[編集]以下3路線がある。
- 下道川線(5.5km)
- 道川診療所 - 下道川 - 下道川下組
- 臼木谷線(5.8km)
- 道川診療所 - 臼木谷
- 日の里線(3.7km)
- 道川診療所 - 日の里