バイドゥ (企業)
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | 非上場 |
本社所在地 |
日本 〒106-0032 東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー34階 |
設立 | 2006年12月 |
業種 | 情報・通信業 |
法人番号 | 1010401072693 |
事業内容 | インターネット検索サービス他 |
代表者 | 代表取締役社長 張 成煥 |
資本金 | 4億8,000万円 |
従業員数 | 32名 |
主要株主 | 中国 Baidu, Inc. |
外部リンク |
www |
バイドゥ株式会社(Baidu Japan Inc.)は、中国検索エンジンの最大手である百度の日本法人。日本語版の検索エンジンであるBaidu.jpを運営していた[1]。
中国企業の検索エンジンでは唯一の日本法人であったが、現在はほとんど使われていない。
概要
[編集]2006年12月に、日本法人・百度株式会社として設立され、翌年2007年3月には検索サービスベータ版を、2008年1月23日には本格サービスの提供を開始した。また、Baidu.com(中国語版)への広告出稿をサポートする事業を行う動きがある[2]。2009年3月10日、日本人に親しみやすいように、百度株式会社からバイドゥ株式会社に商号を変更(読み方は同じ)[3][4]。
運用開始当時はアダルトコンテンツなどのフィルタリング機能がなかったため、モザイクなし状態の画像が大量に表示されてしまった。これは、もともと中国国内では金盾でわいせつなコンテンツを規制しているため、そのような配慮機能を考慮していなかったためである(後に対応済)。
2013年12月、日本語入力ソフトのBaidu IMEが入力文字情報を利用者に無断で百度自社のサーバーに送信していることが発覚。百度日本法人はデータを自社サーバーに送信したが入力精度の向上だと説明するにとどまった[5][6]。
なお、同時にSimejiについても無断送信の報道及び、セキュリティー企業のネットエージェントからの発表が出た。これに対して、バイドゥ側からは規約に同意したユーザのみと説明。しかし、後日、不具合「ログ送信をオフに設定していても送付される」が実際に見つかった為、結果的に当初の報道とエージェントの発表の方が正しかった事になる。同不具合は、Simeji 6.6.2で修正されたとの事。
日本語版の検索機能については2015年3月にサービスが終了した[7]。
テレビ番組
[編集]- 日経スペシャル カンブリア宮殿 200回スペシャル第2弾 日本は生き残れるのか?(2010年6月7日、テレビ東京)[8]
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ 中国・百度が日本ネット検索市場から撤退、海外初進出先で敗北―中国メディア - FOCUS-ASIA(2015年4月20日付、同日閲覧)
- ^ 杉本昭彦「百度日本法人、日本企業の中国ネットマーケティング支援事業を開始」『日経ビジネスオンライン』日経BP社、2008年2月28日
- ^ 社名表記変更のお知らせ Baiduニュースリリース・2009年3月10日
- ^ “百度株式会社 社長就任のお知らせ”. Baidu Japan. 2024年6月13日閲覧。
- ^ 中国「百度」製ソフト、入力の日本語を無断送信
- ^ 中国百度がIME入力情報送信問題で見解を発表、「Simejiはバグでログ誤送信」
- ^ Baiduが日本向けの検索をひっそりと終了、ただしSimejiや広告事業などは継続 | TechCrunch Japan
- ^ 200回スペシャル第2弾 日本は生き残れるのか? - テレビ東京 2010年6月7日
関連項目
[編集]外部リンク
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