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田熊町

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
田熊村から転送)
たくままち
田熊町
廃止日 1953年5月1日
廃止理由 新設合併
重井村大浜村中庄村三庄町土生町田熊町豊田郡東生口村因島市
現在の自治体 尾道市
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 中国地方山陽地方
都道府県 広島県
御調郡
市町村コード なし(導入前に廃止)
総人口 5,722
国勢調査、1950年)
隣接自治体 中庄村、三庄町、土生町
田熊町役場
所在地 広島県御調郡田熊町
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田熊町(たくままち[1])は、広島県御調郡にあった。現在の尾道市の一部にあたる。ハッサクの原産地[2]。沿岸部の埋立などにより土地造成が進み、農地・工場用地・住宅地として利用された[2]

地理

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歴史

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  • 1889年(明治22年)4月1日、町村制の施行により、御調郡田熊村が単独で村制施行し、田熊村が発足[1][2]。大字は編成せず[2]
  • 1912年(大正元年)因島電気の発電所操業[2]
  • 1949年(昭和24年)4月1日、町制施行し田熊町となる[1][2]
  • 1953年(昭和28年)5月1日、御調郡重井村・大浜村・中庄村・三庄町・土生町、豊田郡東生口村と合併し、市制施行し因島市を新設して廃止された[1][2]

地名の由来

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土地(田)が湾曲(隈)していることによる[2]

産業

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  • 農業、海運、製塩、果樹[2]

造船

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  • 1938年(昭和13年)扇新開の塩田跡、西浜の一部を改修して占部造船設立[2]。その後、田熊造船、内海造船田熊工場と変遷[2]

脚注

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  1. ^ a b c d 『市町村名変遷辞典』455頁。
  2. ^ a b c d e f g h i j k l 『角川日本地名大辞典 34 広島県』499-500頁。

参考文献

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関連項目

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