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玉川町 (愛媛県)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
玉川町別所から転送)
たまがわちょう
玉川町
鈍川温泉
玉川町旗
玉川町旗
玉川町章
玉川町章
玉川町旗 玉川町章
廃止日 2005年1月16日
廃止理由 新設合併
今治市、玉川町菊間町大西町波方町吉海町宮窪町伯方町上浦町大三島町朝倉村関前村今治市
現在の自治体 今治市
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 四国地方
都道府県 愛媛県
越智郡
市町村コード 38342-3
面積 103.90 km2
総人口 5,649
国勢調査、平成17年)
隣接自治体 今治市松山市東温市西条市越智郡大西町菊間町朝倉村
町の木 ヒノキ
町の花 サクラ
玉川町役場
所在地 794-0192
愛媛県越智郡玉川町大字三反地甲10番地1
外部リンク 玉川町の公式サイト
座標 北緯34度01分09秒 東経132度56分30秒 / 北緯34.01911度 東経132.94167度 / 34.01911; 132.94167 (玉川町)座標: 北緯34度01分09秒 東経132度56分30秒 / 北緯34.01911度 東経132.94167度 / 34.01911; 132.94167 (玉川町)
特記事項
玉川町の位置
ウィキプロジェクト
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玉川町(たまがわちょう)は、かつて愛媛県東予地方にあった越智郡に属した。高縄半島の中央部に位置していた。

地理

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町の中央部を二級河川の蒼社川が流れている。中流域には玉川ダムがあり、蒼社川は今治市の上水道としての役割を担ってきたが、しばしば水害にも襲われてきた。

地質は主に領家帯花崗岩が分布し、花崗岩の間隙からアルカリ単純泉が湧出する。この形態は道後温泉と同じである。その他、ホルンフェルス安山岩が一部に分布。接触変成作用により銅鉱床が形成されており、一部零細鉱山が稼働していたが現在は閉山。そのほか花崗岩ペグマタイトによる珪石鉱床を胚胎し、一部採掘された。このような花崗岩ペグマタイト鉱床、接触変成による鉱床は越智郡内に数多く分布している。

花崗岩地形のため降水が集中するとマサ部の表層崩壊が多数発生し、神戸市六甲山麓と同様に土砂災害も懸念される。

また玉川ダム下流部には明瞭な河成段丘が分布する。

  • 釈迦山
  • 蒼社川

歴史

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下記以外に旧村の歴史も参照のこと。

行政

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  • 町長:村上忠美

経済

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産業

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  • 主要産業は農業林業および今治市に隣接していることからタオルを中心とした繊維工業も盛んである。また町の面積のほとんどが山林である。その他、伊予三湯の一つ、アルカリ単純泉の鈍川温泉があり、観光産業も盛ん。国道317号の中継点として今治市と松山市の中間にあり、近年はベッドタウンとしての機能を担ってきた。
  • 主要農作物である生椎茸は原木からのもので、その味は非常に高い評価を得ている。近年では、これら玉川町の農作物を農家から直接購入することができる玉川湖畔の里などが整備された。町内山間部の竜岡地区のこの施設は周辺市町村からも多くの人が訪れ、特に4月初めの桜の開花時には大変なにぎわいをみせる。

金融機関

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地域

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教育

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町内のホール、体育館、美術館など公共施設は充実しており、住民は高い文化性を涵養することが可能である。しかし、旧竜岡村、旧鈍川村など山間部は過疎化が進み、近年も鈍川小学校が閉校されている。

中学校

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  • 玉川町立玉川中学校

小学校

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  • 玉川町立鴨部小学校
  • 玉川町立九和小学校

交通

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鉄道路線

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  • 町内に鉄道は走っていない。

道路

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高速道路

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一般国道

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国道317号

県道

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名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事

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町内には弥生時代の遺跡や古墳時代の古墳があるほか、楢原山(奈良原山)頂には、奈良原山経塚があり、出土した銅経筒、銅宝塔などは考古資料として極めて重要なもので、「伊予国奈良原山経塚出土品」として国宝に指定されている。釈迦山の宝蔵寺には木造釈迦如来立像(国の重要文化財)がある。四国八十八箇所の寺院として、第五十八番仙遊寺、第五十七番栄福寺があり、遍路が行き交う。

出身・ゆかりのある人物

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脚注

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  1. ^ 山からは鉄砲水 不明二十四人に 住民、巡視船で脱出『朝日新聞』1976年(昭和51年)9月13日朝刊、13版、22面

関連項目

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外部リンク

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