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青木十良

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あおき じゅうろう

青木 十良
生誕 (1915-07-12) 1915年7月12日
東京都
死没 (2014-09-08) 2014年9月8日(99歳没)
東京都世田谷区
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青木 十良(あおき じゅうろう、1915年7月12日 - 2014年9月8日[1])は日本チェリスト

生家は化学薬品の輸入貿易商で、15歳のころ、出入りのドイツ商人(クレンゲルの弟子でもあった)からチェロの手ほどきを受けた[2]

戦前から演奏活動を開始し、戦後NHKの専属アーティストとして全国各地で演奏活動を行なった。そのかたわら桐朋学園などでチェロと室内楽などの指導にも力を注ぎ、優れた音楽家を数多く育てた[3]。プロコフィエフのチェロとピアノのためのソナタの初演者[4]でもある。

80歳を過ぎてバッハ無伴奏チェロ組曲」を録音、さらに90歳を越えても現役で演奏活動を続け、その姿はドキュメンタリー映画『自尊を弦の響きにのせて ~96歳のチェリスト 青木十良~』(2012年)に収められている[5]

2014年9月8日、肺炎のため死去。

脚注