ノート:黄金の夜明け団
英国薔薇十字協会の説明について
「フリーメイソンのオカルト系サロンである」とありますが、「フリーメイソンの」という表現は誤解を招きます。フリーメイソンが構成員であったという意味ではまちがいではないのですが、英国薔薇十字協会はフリーメイソン結社ではありません。その点は出典に挙げた吉村正和『近代魔術』にも明記されています。註で補足されてはいますが、本文にも「フリーメイソン系の」「フリーメイソンに付属する」もしくは「フリーメイソン周辺の」と記述すべきです。
また、「オカルト系サロン」いう記述にも違和感を覚えます。すぐに出典は出せませんが、たしか長尾豊氏がかつてこの団体についてサロンのようなものだったと書いていたと記憶しています。しかし一般的にそう言われているわけではありません。確かに社交クラブではあったでしょうが、黄金の夜明け団にもそういう側面があったのであり、英国薔薇十字協会が特別にそうだったというわけではありません。英国の秘教史家グドリック=クラークは Masonic-Rosicrucian study group (メイソン的・薔薇十字的研究会)と書いています(この記事の参考文献に挙げている著作の196頁です)。こちらが当該団体についての標準的説明になるかと思います。また、薔薇十字運動はドイツのプロテスタントの敬虔主義の土壌から発生したとも言われており、世間一般でオカルトという言葉から想起されるものとはズレがあると愚考します。--Doomreaper(会話) 2019年6月2日 (日) 01:40 (UTC)
当方の記述で結果的に不快感を招いてしまいました事をまず始めにお詫びいたします。英国薔薇十字協会の御指摘につきましては全く以ってDoomreaper様のおっしゃる通りでありまして異論を挟む余地も御座いませんが、当方が「フリーメーソンのオカルト系サロンである~」という文章にやや固執した理由としましては、この~英国薔薇十字協会の下りが、ウェストコットという名詞にかかる修飾語句であるからに他ならず、単に文章を組み立てる上での問題であったという事で御容赦くださいますようお願い致します。本稿の出だしとなるウェストコットがどういった人物であるかを出来る限り簡潔に表現する為に英国薔薇十字協会を引き合いに出しましたので、それを説明する修飾語句も可能な限り簡単に短くしたいと考えた結果「フリーメーソンのオカルト系サロンである~」にしてしまった次第です。細かな正確さよりも平易さを優先させた事は先に申し上げました通りです。
Doomreaper様のおっしゃる通り「フリーメイソン系の」の方が簡潔な上にはるかに正確でしたので、そちらに修正させて頂きたいと存じます。御教示感謝致します。もう一つのオカルト系サロンですが、まず薔薇十字団体などの専門用語を出だしに置く事は、一般読者をいきなり戸惑わせてげんなりさせかねないので僭越ながらどうしても避けたいと考えました。神秘主義サロンや秘教サロンにしようかとも思いましたがそれを受ける英国薔薇十字協会が小難しい漢語名詞なので、その仰々しさを薄めるためにオカルト系サロンという軽めの言葉を選択しました。仰々しい名詞の羅列は一般読者のげんなり感を誘引しかねないと考えた結果でありますが、確かにオカルト系というのはやや安直な表現であったと反省しております。これは僭越ですが、サロンという表現は簡潔かつライトでそんなに意味も逸れていない、的を射た表現だと考えてます。英国薔薇十字協会という漢語名詞で受けますので、その修飾語句ではカタカナ名詞を用いた方がバランスが取れて良いと考えました。黄金の夜明け団を説明する為のウェストコットを説明する為の英国薔薇十字協会を説明する為の語句ですので、ここでは詳細な正確さは二の次とした方が全体的な文章構成の面でプラスになると考えております。--Goldensundown2(会話) 2019年6月2日 (日) 13:31 (UTC)