青い鯨 (ゲーム)
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青い鯨(あおいくじら、ロシア語: Синий кит)は、ロシアのインターネットのソーシャル・ネットワーキング・サービス上のゲーム。ブルー・ウェール・チャレンジ (Blue Whale Challenge) とも呼ばれ、少年少女の自殺を誘発しているとしてロシアやスペイン、インドなどで社会問題と化している。
内容
青い鯨の参加者は、50日間毎日異なる課題を行うよう要求され、最終的に自殺を指示される[1][2]。
- ロシアのSNSサイト・VKontakteにて、ゲームマスターとコンタクトを取る[3]。
- ゲームマスターは、「一日中ホラー映画を見る」「朝は4時20分に起きる」「指定された音楽を聴く」などとプレイヤーに要求し、プレイヤーはその命令を次々とこなしていく[3]。
- やがてゲームマスターはその中で、「腕や脚にクジラの絵[4]をナイフで刻め」「ビルの屋上に昇って写真を撮れ」など、異様な行為をプレイヤーに要求する。プレイヤーは睡眠時間を奪われて判断力が鈍り[4]、更にゲームマスターに自宅の住所といった個人情報を要求され従わないと本人や親を殺すと脅迫され[5]、ゲームマスターに逆らえなくなっていく。
- 更に少女の場合は「太っている」。少年の場合は「負け犬だ」などと自尊心を傷つけられる文言や、「“S”で始まる人生で最高のものは、土曜日(‘Saturday’)、セックス(‘Sex’)、そして自殺(‘Suicide’)だ」、「選ばれし者だけの世界がある」と自殺を仄めかす文言を送られる[3]。
- 「プレイから50日目に自殺せよ」と最後の命令をくだされる[3]。
運営者
このようなゲームは「死の集団」[6]と呼ばれるグループによって運営されており、「死の集団」は子供たちの習慣や興味、心理学に熟知した人物達とされている[3]。また、「死の集団」の目的はインターネット上の広告収入にもあるといわれている[5]。
サンクトペテルブルク当局は2016年11月、「死の集団」のリーダーである当時21歳の青年フィリップ・ブデイキン(Philip Budeikin)を逮捕した。ブデイキンは、このゲームのアイデアを5年かけて構想しており[7][6][8]、さらに被害者の少年少女達を「生物分解するゴミ」「社会に無価値な人間」と呼び、「選択したのは彼らだ。誰も強制していない」「社会を掃除していただけだ」と、反省の弁を述べることはなかった[6][8]。ブデイキンはシベリアの裁判所により有罪を宣告された[2]。
被害
ロシアでは本ゲームにて、影響を受けた少年少女が130人以上が自殺を実行し、若年層の自殺率は57%増加したと言われている[9]。
また、「青い鯨」ゲームはロシア以外にも登場し、南米や中国[10]で類似した事件が発生している。
出典
- ^ “「自殺ゲーム」で少年死亡相次ぐ=ネット経由、当局が規制要請-インド”. 時事通信社. (2017年8月24日) 2017年8月27日閲覧。
- ^ a b 濵田理央 (2017年8月24日). “恐怖の自殺ゲーム「シロナガスクジラ」とは?”. ハフィントンポスト日本版 2017年8月27日閲覧。
- ^ a b c d e 自殺誘発ゲーム『青い鯨』で130人が犠牲に…原因がエグい…[出典無効]
- ^ a b 人を死に誘う悪魔のSNSゲーム「青い鯨」とは?すでに130人を超す死亡者が出ている模様[出典無効]
- ^ a b ロシアの自殺誘発ゲーム『青い鯨』をプレイしたフランスのYoutuber・Avatygaは生きている?広告収入は?[出典無効]
- ^ a b c “SNSで10代の自殺扇動か 「死の集団」の存在が明らかに ロシア”. AFPBBNews. (2017年4月5日) 2017年7月3日閲覧。
- ^ “Family finds clues to teen's suicide in blue whale paintings”. CNN. (2017年7月17日) 2017年8月27日閲覧。
- ^ a b “【警告】若者130人以上を殺したロシア残酷自殺グループ「Blue Whale」が日本進出間近! 創設者は鬼畜発言「自殺した奴らは生物的ゴミ」”. TOCANA (2017年5月11日). 2017年7月3日閲覧。
- ^ “ロシアの残酷自殺ゲーム「Blue Whale」が、若者の自殺率を57%も上げていたことが判明! プーチンも懸念表明”. TOCANA (2017年4月4日). 2017年7月3日閲覧。
- ^ “SNS自殺ゲーム「青い鯨」が中国に上陸”. THE ZERO/ONE (2017年6月12日). 2017年7月3日閲覧。