コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

「大辻隆弘」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
Houyouinn (会話 | 投稿記録)
m 若山牧水賞のカギ括弧を削除した。
Houyouinn (会話 | 投稿記録)
m 若山牧水賞のリンク付けをした。
タグ: 差し戻し済み
27行目: 27行目:
|partner = <!--結婚していない仕事のパートナー(親族など)-->
|partner = <!--結婚していない仕事のパートナー(親族など)-->
|children = <!--子供の人数を記入。子供の中に著名な人物がいればその名前を記入する-->
|children = <!--子供の人数を記入。子供の中に著名な人物がいればその名前を記入する-->
|relations = <!--親族。その中に著名な人物がいれば記入する-->
|relations = <!--親族。その中に著名な人物がいれば
|production = [[未来 (短歌結社)|未来]]短歌会<!--所属-->
|influences = <!--影響を受けた作家名-->
|influenced = <!--影響を与えた作家名-->
|awards = 三重県文学新人賞(1990年)<br>三重県文化奨励賞(1997年)<br>現代歌人集会賞(1998年)<br>寺山修司短歌賞(2003年)<br>中日歌人会梨郷賞(2009年)<br>日本歌人クラブ評論賞(2010年)<br>[[島木赤彦]]文学賞(2010年)<br>佐藤佐太郎短歌賞受賞(2016年)<br>斎藤茂吉短歌文学賞(2018年)<br>小野市詩歌文学賞(2023年))<br>若山牧水賞(2024年)
|signature = <!--署名・サイン-->
|years_active = <!--活動期間-->
|website = <!--本人の公式ウェブサイト-->
|footnotes = <!--脚注・小話-->
}}
'''大辻 隆弘'''(おおつじ たかひろ、[[1960年]][[8月25日]]<ref>『短歌研究 2014年12月号(2015短歌年鑑)』(短歌研究社、2014年)巻末「歌壇名簿」より</ref> - )は、[[日本]]の[[歌人]]、[[文芸評論|文芸評論家]]。[[現代歌人協会]]会員、[[現代歌人集会]]理事、[[日本文藝家協会]]会員、中部日本歌人会副委員長、一般社団法人未来短歌会理事長・歌誌「[[未来 (短歌結社)|未来」]]編集発行人・選者、同人誌「レ・パピエ・シアン・Ⅱ」代表、元[[皇學館大学]]講師。元[[三重県立津西高等学校|津西高等学校]]教員。宮中歌会始選者。

== 略歴 ==
[[三重県]][[松阪市]]稲木町に生まれ、松阪市に在住。[[三重県立松阪高等学校]]卒業後、[[1979年]]4月、[[龍谷大学]][[文学部]]哲学科に入学。大学院時代に、NHKの短歌番組をきっかけに作歌を始める<ref>{{Cite web|和書|url= https://www.ryukoku.ac.jp/about/pr/publications/63/16_hito/index.htm |title=龍谷人 藤井勇治/田中武志/大辻隆弘(広報『龍谷』2007 NO.63) |publisher=[[龍谷大学]] |accessdate=2015-05-24}}</ref>。[[1985年]]3月、龍谷大学大学院文学研究科(哲学)を修了。翌[[1986年]]、未来短歌会に入会し、[[岡井隆]]に師事した。その後も、中京短歌会、中の会、「ゆにぞん」などで活動中。

[[1989年]]、第一歌集『水廊』を出版。三重県文学新人賞を受賞。[[1990年]]、[[谷岡亜紀]]、[[加藤孝男]]、[[大野道夫]]らと共同で同人誌『ノベンタ』を創刊。1993年に第二歌集『ルーノ』を、1996年には評論集の『[[正岡子規|子規]]への溯行』を出版。1999年には同人誌「レ・パピエ・シアン」に参加。2007年には、第五歌集『夏空彦』、第六歌集『兄国』、評伝『岡井隆と初期未来』を出版。2008年には時評集『時の基底』を、2009年には評論集『アララギの脊梁』、時評集『対峙と対話』([[吉川宏志]]との共著)を出版している。
[[1997年]]、三重県文化奨励賞。[[1998年]]、第三歌集『抱擁韻』により第24回[[現代歌人集会賞]]。[[2003年]]、第四歌集『デプス』により第8回[[寺山修司短歌賞]]。[[2009年]]、第18回中日歌人会梨郷賞。[[2010年]]、『アララギの脊梁』で第8回[[日本歌人クラブ評論賞]]、第12回[[島木赤彦]]文学賞受賞。[[2016年]]、『近代短歌の範型』で第3回[[佐藤佐太郎短歌賞]]受賞。2018年、『景徳鎮』で第29回[[斎藤茂吉短歌文学賞]]受賞。2019年度NHK‐Eテレ「NHK短歌」の選者。2020年7月、岡井隆の後をうけ、一般社団法人未来短歌会理事長・「未来」編集発行人に就任。2023年、『樟の窓』で第15回[[小野市詩歌文学賞]](短歌部門)受賞。宮中歌会選者に就任。2024年、『橡と石垣』で第29回若山牧水賞受賞。

== 著書 ==
*歌集『水廊』(砂子屋書房、1989)
*歌集『ルーノ』(砂子屋書房、1993)
*評論集『子規への溯行』(砂子屋書房、1996)
*歌集『抱擁韻』(砂子屋書房、1998)
*歌集『デプス』(砂子屋書房、2002)ISBN 978-4790406457
*選集『大辻隆弘歌集』(砂子屋書房・現代短歌文庫48、2003)ISBN 978-4790407645
*選集『大辻隆弘集』(邑書林・[[セレクション歌人]]9・2004)ISBN 978-4897094311
*歌集『夏空彦』(砂子屋書房、2007)ISBN 978-4790410263
*歌集『兄国』(短歌新聞社、2007)ISBN 978-4803913613
*評論『岡井隆と初期未来―若き歌人たちの肖像』([[六花書林]]、2007)ISBN 978-4903480107
*時評集『時の基底』(六花書林、2008)ISBN 978-4903480213
*評論集『アララギの脊梁』([[青磁社]]、2009)ISBN 978-4861980947
*時評集『対峙と対話』(吉川宏志共著・青磁社、2009)ISBN 978-4861981296
*歌集『汀暮抄』(砂子屋書房、2012)ISBN 978-4790413745
*歌集『水廊』(再版・現代短歌社・第1歌集文庫、2013)ISBN 978-4-906846-34-4
*評論集『近代短歌の範型』(六花書林、2015)ISBN 9784907891152
*講演集『子規から相良宏まで』(青磁社、2017)ISBN 9784861983764
*歌集『景徳鎮』(砂子屋書房、2017)ISBN 978-4790416128
*評論集『新版 子規への溯行』(増補版・現代短歌社・現代短歌社選書、2017)ISBN 978-4-86534-219-2
*評論『佐藤佐太郎』([[笠間書院]]・コレクション日本歌人選71、2018)ISBN 978-4-305-70911-0
*歌集『樟の窓』([[ふらんす堂]]、2022)ISBN 978-4-7814-1465-2
*評論『岡井隆の百首』([[ふらんす堂]]、2023)ISBN 978-4-7814-1607-6
*歌集『橡と石垣』([[砂子屋書房]]、2024)ISBN 978-4-7904-1885-6

==テレビ==
* [http://nhk.jp/chronicle/?B10002200090510230030130 「列島縦断 短歌スペシャル 第20回」]([[NHK-BS2]])([[2005年]][[10月22日]])
* [http://nhk.jp/chronicle/?B10002200090710280030152 「列島縦断 短歌スペシャル 第24回」]([[NHK-BS2]])([[2007年]][[10月27日]])
* [http://nhk.jp/chronicle/?B10002200091010250030284 「ニッポン全国 短歌日和'10秋」]([[NHK-BS2]])([[2010年]][[10月24日]])
*「[[NHK短歌]]」(NHK-Eテレ)(2019年4月 - 2020年3月)

== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
{{Reflist}}

== 外部リンク ==
* {{Twitter|otsuji28}}
* [https://blog.goo.ne.jp/ootsuji 大辻隆弘 題詠100首のために] - 本人運営によるブログ
* [http://mainichi.jp/feature/news/20120416ddm014070020000c.html 短歌月評:新たな阿佐緒像=大辻隆弘- 毎日jp(毎日新聞)]
* [http://mainichi.jp/feature/news/20120521ddm014070003000c.html 短歌月評:「私の影」に出会う=大辻隆弘- 毎日jp(毎日新聞)]
* [http://mainichi.jp/feature/news/20120618ddm014070025000c.html 短歌月評:啄木と現代=大辻隆弘- 毎日jp(毎日新聞)]
* [http://petalismos.net/tanka/tanka-backnumber/tanka92.html 東郷雄二「今週の短歌 092:2005年2月 第4週 大辻隆弘 または、存在の真実に向かって測鉛を垂らす短歌](大辻隆弘作品書評)
* [http://petalismos.net/tanka/kanran/kanran7.html 東郷雄二「橄欖追放 第7回 大辻隆弘『子規への溯行』をめぐって」](同上)

{{Normdaten}}
{{デフォルトソート:おおつし たかひろ}}
[[Category:20世紀の歌人]]
[[Category:21世紀の歌人]]
[[Category:三重県立松阪高等学校出身の人物]]
[[Category:龍谷大学出身の人物]]
[[Category:日本の中等教育の教員]]
[[Category:皇學館大学の教員]]
[[Category:三重県出身の人物]]
[[Category:1960年生]]
[[Category:存命人物]]

2024年11月2日 (土) 09:27時点における版

{{Infobox 作家 |name = 大辻 隆弘おおつじ たかひろ |image = |image_size = |caption = |pseudonym = |birth_name = |birth_date = (1960-08-25) 1960年8月25日(64歳) |birth_place = 日本の旗 日本三重県松阪市稲木町 |death_date = |death_place = |resting_place = |occupation = 歌人文芸評論家 |language = 日本語 |nationality = 日本の旗 日本 |ethnicity = |citizenship = |education = |alma_mater = 龍谷大学大学院文学研究科修了 |period = |genre = 短歌評論 |subject = |movement = |debut_works = |notable_works = |spouse = |partner = |children = |relations =