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* 「九龍少年隊」(『九龍』Vol.1、2001年4月)
* 「九龍少年隊」(『九龍』Vol.1、2001年4月)
* 「カッパマンション」(『月刊アワーズライト』2002年7月 - 8月号)
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* 「猟奇王対便所バエ」(川崎ゆきお『2001年猟奇への旅 - 少年少女世界猟奇名作選』、幻堂出版、2002年8月) ISBN 978-4-9442-3615-2
* 「猟奇王対便所バエ」(川崎ゆきお『2001年猟奇への旅 - 少年少女世界猟奇名作選』、幻堂出版、2002年8月) ISBN 978-4-9442-3615-2
* 「ネコカッパ 重工業風呂」(『九龍』Vol.5、2003年8月)
* 「ネコカッパ 重工業風呂」(『九龍』Vol.5、2003年8月)
* 「競技会」(『アックス』 Vol.34、2003年8月)
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* 「毒ガス怪人マッドガッサー」(『戦慄!!呪いの都市伝説モンスター』講談社、2007年8月) <nowiki>ISBN 978-4-0637-4017-2</nowiki> → 『呪いの都市伝説モンスター』(講談社、2017年9月 <nowiki>ISBN 978-4-0639-3304-8</nowiki>)として再刊
* 「毒ガス怪人マッドガッサー」(『戦慄!!呪いの都市伝説モンスター』講談社、2007年8月) <nowiki>ISBN 978-4-0637-4017-2</nowiki> → 『呪いの都市伝説モンスター』(講談社、2017年9月 <nowiki>ISBN 978-4-0639-3304-8</nowiki>)として再刊
* 「金魚まかせ」(『アックス』 Vol.81-82、2011年6月 - 8月)
* 「金魚まかせ」(『アックス』 Vol.81-82、2011年6月 - 8月)
* 「茶番なカッパ」(『アックス』 Vol.83-86、2011年10月 - 2012年4月)
* 「茶番なカッパ」(『アックス』 Vol.83-86、2011年10月 - 2012年4月)
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* 『怪獣あの街この街』(トランスポップギャラリー、2022年10月) - カラーリソグラフ画集
* 『怪獣あの街この街』(トランスポップギャラリー、2022年10月) - カラーリソグラフ画集
* 『総天然色怪獣図鑑』(2020年版『総天然色怪獣図鑑』の増補版、トランスポップギャラリー、2023年11月) - カラーリソグラフ画集
* 『総天然色怪獣図鑑』(2020年版『総天然色怪獣図鑑』の増補版、トランスポップギャラリー、2023年11月) - カラーリソグラフ画集
* [[島尾伸三]]『星の棲む島』(書籍、1998年3月、岩波書店)ISBN 978-4-0000-2097-8 - 装画・挿画・題字<ref>{{Cite book |title=星の棲む島 - 岩波書店 |url=http://www.iwanami.co.jp/book/b263830.html}}</ref>
* [[島尾伸三]]『星の棲む島』(書籍、1998年3月、岩波書店)ISBN 978-4-0000-2097-8- 装画・挿画・題字<ref>{{Cite book |title=星の棲む島 - 岩波書店 |url=http://www.iwanami.co.jp/book/b263830.html}}</ref>
* 三木聡『[[インスタント沼]]』 (書籍、2009年4月、角川グループパブリッシング)ISBN 978-4-0487-3942-9 - 装画<ref>{{Cite web|和書 |title=インスタント沼 |url=https://www.kadokawa.co.jp/product/200805000113/ |website=KADOKAWAオフィシャルサイト |accessdate=2020-11-25 |first=KADOKAWA |last=CORPORATION}}</ref>
* 三木聡『[[インスタント沼]]』 (書籍、2009年4月、角川グループパブリッシング)ISBN 978-4-0487-3942-9- 装画<ref>{{Cite web|和書 |title=インスタント沼 |url=https://www.kadokawa.co.jp/product/200805000113/ |website=KADOKAWAオフィシャルサイト |accessdate=2020-11-25 |first=KADOKAWA |last=CORPORATION}}</ref>
* 竹岡一郎『句集 ふるさとのはつこひ』(書籍、2015年3月、ふらんす堂)ISBN 978-4-7814-0720-3 - 装画・挿画
* 竹岡一郎『句集 ふるさとのはつこひ』(書籍、2015年3月、ふらんす堂)ISBN 978-4-7814-0720-3- 装画・挿画
* GUILTY CONNECTOR und TABATA『Guilty Connector und Tabata』(音楽CD、2003年) - ジャケットイラスト<ref>{{Cite web|和書|title=Guilty Connector Und Tabata* - Guilty Connector Und Tabata|url=https://www.discogs.com/ja/Guilty-Connector-Und-Tabata-Guilty-Connector-Und-Tabata/release/172451|website=Discogs|accessdate=2020-11-25|language=ja}}</ref>
* GUILTY CONNECTOR und TABATA『Guilty Connector und Tabata』(音楽CD、2003年) - ジャケットイラスト<ref>{{Cite web|和書|title=Guilty Connector Und Tabata* - Guilty Connector Und Tabata|url=https://www.discogs.com/ja/Guilty-Connector-Und-Tabata-Guilty-Connector-Und-Tabata/release/172451|website=Discogs|accessdate=2020-11-25|language=ja}}</ref>
* [[ヒカシュー]] 『生きること』(音楽CD、2008年) - ジャケットイラスト<ref>{{Cite web|和書|title=生きること / ヒカシュー|url=https://hikashumusic.ecwid.com/生きること-ヒカシュー-p140364065|website=ヒカシューオンラインストア|accessdate=2020-11-25|language=ja}}</ref>
* [[ヒカシュー]] 『生きること』(音楽CD、2008年) - ジャケットイラスト<ref>{{Cite web|和書|title=生きること / ヒカシュー|url=https://hikashumusic.ecwid.com/生きること-ヒカシュー-p140364065|website=ヒカシューオンラインストア|accessdate=2020-11-25|language=ja}}</ref>

2024年1月11日 (木) 01:11時点における版

逆柱 いみり
生誕 (1964-07-14) 1964年7月14日(59歳)
日本の旗 日本静岡県静岡市
国籍 日本の旗 日本
職業 漫画家
公式サイト 逆柱いみり(Twitter)
テンプレートを表示

逆柱 いみり(さかばしら いみり、男性、1964年7月14日 - )は、日本漫画家イラストレーター静岡県静岡市出身[1]。ペンネームの由来は「逆木の柱」と「いみり(ひびという方言)」から。妻は漫画家のみぎわパン

1989年に『月刊漫画ガロ』(青林堂)300号にて望月勝広名義でデビュー。主に『ガロ』や『アックス』(青林工藝舎)などのマイナー誌で作品を発表する寡作な作家であり、単行本は絶版などで手に入りにくい。

来歴

高校卒業後に地元で会社員として数年間働くが「ねじ式」に感銘を受けて漫画家を目指す。1989年、『月刊漫画ガロ』300号で望月勝広名義でデビュー。デビュー作は8頁に4作が描かれた連作「くじら」「ウミウシ」「タネ」「ふくらはぎ」である。

作品にストーリーや内容、脈絡もなにも関係なく目的や盛り上がりすら存在しない、つげ義春とは違った非常に独特でシュールな世界を描く。

マイナーな作家でありながら、他の漫画家や映像作家などから高く評価されている。

静岡で活動する劇団で、舞台美術も担当していた。また、バンド「漏電銀座」(2022年12月解散)、「妄念忍者」でも活動している[2]

作品リスト

単行本

雑誌特集

単行本未収録作品

  • 「くじら」「ウミウシ」「タネ」「ふくらはぎ」(望月勝広名義、『ガロ』 1989年10月号)
  • 「傾城魚(ジェニー・ハニバース)」(望月勝広名義、『ガロ』 1990年4月号)
  • 「バイク」(望月勝広名義、『ガロ』 1990年7月号)
  • 「腰」(望月かつひろう名義、『コミックGiga』2号、1990年7月)
  • 「ミロガンダ」(望月勝広名義、『ガロ』 1990年9月号)
  • 「トルエン・トレイン」(望月勝広名義、『ガロ』 1990年12月号)
  • 「観光案内」(望月勝広名義、『ガロ』 1991年6月号)
  • 「いみり」(望月勝広名義、『ガロ』 1991年9月号)
  • 「いみり」(望月勝広名義、『ガロ』 1992年11月号)
  • 「珍珠魚」(望月勝広名義、『ガロ』 1993年1月号)
  • 「RETURN TO PARADISE」(望月勝広名義、『ガロ』 1993年5月号)
  • 「虫瘤」(『ガロ』 1993年12月号)
  • 「座敷犬」(『ガロ』 1994年1月号)
  • 「地底食堂」(『ガロ』 1994年4月号)
  • 「地底動物園」(『ガロ』 1994年5月号)
  • 「熱が出た」(『ガロ』 1994年6月号)
  • 「马马虎虎(宣伝編)」(『ガロ』1997年7月号)
  • 「蟹味噌」(『アックス』 Vol.1、1998年2月)
  • 「何か問題がございますかしら?」(『アックス』 Vol.3、1998年6月)
  • 「立派な魚」(『アックス』 Vol.4、1998年8月)
  • 「プールで」(『アックス』 Vol.11、1999年10月)
  • 「恐怖博士の花嫁」(『ガロ』 2000年1月号 - 2000年10月号)
  • 「岩テレビ」(『ガロ』 2000年11月号 - 2001年3月号)
  • 「ハイウェイがのびてくる」(『アワーズ・ガール』2000年12月2日号)
  • 「九龍少年隊」(『九龍』Vol.1、2001年4月)
  • 「カッパマンション」(『月刊アワーズライト』2002年7月 - 8月号)
  • 「猟奇王対便所バエ」(川崎ゆきお『2001年猟奇への旅 - 少年少女世界猟奇名作選』、幻堂出版、2002年8月) ISBN 978-4-9442-3615-2
  • 「ネコカッパ 重工業風呂」(『九龍』Vol.5、2003年8月)
  • 「競技会」(『アックス』 Vol.34、2003年8月)
  • 「毒ガス怪人マッドガッサー」(『戦慄!!呪いの都市伝説モンスター』講談社、2007年8月) ISBN 978-4-0637-4017-2 → 『呪いの都市伝説モンスター』(講談社、2017年9月 ISBN 978-4-0639-3304-8)として再刊
  • 「金魚まかせ」(『アックス』 Vol.81-82、2011年6月 - 8月)
  • 「茶番なカッパ」(『アックス』 Vol.83-86、2011年10月 - 2012年4月)
  • 「Made of Lubber」(『Baltic Comics Magazine š!』 #32、2018年8月) ISBN 978-9-9345-1898-0

その他

  • 『脳内リゾート怪獣計画漫画 木乃伊怪獣 ファラオス』(ビリケン商会発売ソフビフィギュア付録、2007年3月) - マンガ冊子
  • 『脳内リゾート怪獣計画漫画 ロボット怪獣 リルゼ』(ビリケン商会発売ソフビフィギュア付録、2007年9月) - マンガ冊子
  • 『脳内リゾート怪獣計画漫画 癇癪宇宙人 クリテン星人』(ビリケン商会発売ソフビフィギュア付録、2008年3月) - マンガ冊子
  • 『脳内リゾート怪獣計画漫画 密漁ロボット ブルガン』(ビリケン商会発売ソフビフィギュア付録、2009年2月) - マンガ冊子
  • 『脳内リゾート怪獣計画漫画 宇宙エイ ボスタング』(ビリケン商会発売ソフビフィギュア付録、2009年7月) - マンガ冊子
  • 『脳内リゾート怪獣計画漫画 オコゼ怪獣 キングゴゼラ』(ビリケン商会発売ソフビフィギュア付録、2010年10月) - マンガ冊子
  • 『ニセ京都』(トランスポップギャラリー、2012年6月) - マンガ冊子
  • 『続ニセ京都』(トランスポップギャラリー、2013年4月) - マンガ冊子
  • 『ニセ京都 続々』(トランスポップギャラリー、2015年5月) - マンガ冊子
  • 『ニセキョウト モーレツデスロード』(トランスポップギャラリー、2017年4月) - マンガ冊子
  • 『ニセ京都』(2012年版『ニセ京都』と『続ニセ京都』の合冊、トランスポップギャラリー、2017年4月) - マンガ冊子
  • 『The ニセ京都 序』(トランスポップギャラリー、2019年5月) - マンガ冊子
  • 『The ニセ京都 後編』(トランスポップギャラリー、2020年5月) - マンガ冊子
  • 『The ニセ京都 全』(『The ニセ京都 序』と『The ニセ京都 後編』の合冊、トランスポップギャラリー、2020年5月) - マンガ冊子
  • 『臍の緒街道』(タコシェ、2009年1月) - 画集
  • 『逆柱いみりWORKS』(『ART WORKS IMIRI SAKABASHIRA』のタイトルでも販売、トランスポップギャラリー、2014年6月) - ミニ画集
  • 『生きてこい沈黙』(ヒカシューとの共著、マキガミレコード、2015年10月) - 詩画集
  • 『蜃楼記』(Mangsick、2016年8月) - 画集
  • 『逆柱いみり活版豆画集』(トランスポップギャラリー、2018年11月) - ミニ活版画集
  • 『逆柱いみり活版豆画集』(トランスポップギャラリー、2019年6月) - ミニ活版画集
  • 『逆柱いみり活版作品集』(トランスポップギャラリー、2019年10月) - 活版画集
  • 『KAIJIYU(怪獣活版豆本)』(トランスポップギャラリー、2020年5月) - ミニ活版画集
  • 『SAKABASHIRA IMIRI(怪獣 RISO ZINE)』(トランスポップギャラリー、2020年9月) - リソグラフ画集
  • 『総天然色怪獣図鑑』(トランスポップギャラリー、2021年1月) - カラーリソグラフ画集
  • 『逆柱いみり活版作品集 其之弐』(トランスポップギャラリー、2021年8月) - 活版画集
  • 『総天然色怪獣図鑑Ⅱ』(トランスポップギャラリー、2022年5月) - カラーリソグラフ画集
  • 『MONDO KAPPA』 (Le Dernier Cri、2022年7月) - シルクスクリーン版画集
  • 『怪獣あの街この街』(トランスポップギャラリー、2022年10月) - カラーリソグラフ画集
  • 『総天然色怪獣図鑑』(2020年版『総天然色怪獣図鑑』の増補版、トランスポップギャラリー、2023年11月) - カラーリソグラフ画集
  • 島尾伸三『星の棲む島』(書籍、1998年3月、岩波書店)ISBN 978-4-0000-2097-8- 装画・挿画・題字[3]
  • 三木聡『インスタント沼』 (書籍、2009年4月、角川グループパブリッシング)ISBN 978-4-0487-3942-9- 装画[4]
  • 竹岡一郎『句集 ふるさとのはつこひ』(書籍、2015年3月、ふらんす堂)ISBN 978-4-7814-0720-3- 装画・挿画
  • GUILTY CONNECTOR und TABATA『Guilty Connector und Tabata』(音楽CD、2003年) - ジャケットイラスト[5]
  • ヒカシュー 『生きること』(音楽CD、2008年) - ジャケットイラスト[6]
  • ヒカシュー『生きてこい沈黙』(音楽CD、2015年) - ジャケットイラスト
  • ダンボール・バット『壊れたカセットはA.O.R.』(音楽CD、2015年) - ジャケットイラスト
  • Joana Queiroz, Rafael Martini, Bernardo Ramos『GESTO』(音楽CD、LP 、2016年) - ジャケットイラスト[7][8]
  • 漏電銀座『ぬばたまの世界』(音楽CD、2020年) - ジャケットイラスト
  • ヒカシュー『虹から虹へ -LA LA WHAT-』(音楽CD、2021年) - ジャケットイラスト
  • ダンボール・バット『とりとめのないレコード』(音楽CD、2023年) - ジャケットイラスト
  • Joana Queiroz, Rafael Martini, Bernardo Ramos «GESTO» - YouTube(逆柱いみりのイラスト・アニメーションによる、ミュージックビデオ)

脚注

  1. ^ 逆柱いみり(さかばしらいみり)の解説 - goo人名事典”. goo辞書. 2020年11月21日閲覧。 “出生地 静岡県静岡市 生年月日 1964年7月14日(56歳) かに座 別表記 望月勝広”
  2. ^ 漫画家、逆柱いみりのバンド、漏電銀座が結成13年目にして遂にファースト・アルバム『ぬばたまの世界』を発表! 2020年9月9日に発売。”. merurido.jp. レコードショップ芽瑠璃堂. 2020年11月21日閲覧。 “<逆柱いみり> 1964年7月14日生まれ 静岡県静岡市出身、在住。1989年「月刊漫画ガロ」で漫画家デビュー。「ガロ」及び「アックス」に漫画を発表するかたわら、タコシェ、ビリケンギャラリー、京都トランスポップギャラリー等で個展を開催。近年は中国や台湾での個展開催や、中国やイタリアで翻訳本が出版されるなど、海外での評価も高まっている。アートワークにヒカシュー「生きること」「生きてこい沈黙」ジャケット、ダンボール・バット「壊れたカセットはAOR」ジャケットなど。”
  3. ^ 星の棲む島 - 岩波書店. http://www.iwanami.co.jp/book/b263830.html 
  4. ^ CORPORATION, KADOKAWA. “インスタント沼”. KADOKAWAオフィシャルサイト. 2020年11月25日閲覧。
  5. ^ Guilty Connector Und Tabata* - Guilty Connector Und Tabata”. Discogs. 2020年11月25日閲覧。
  6. ^ 生きること / ヒカシュー”. ヒカシューオンラインストア. 2020年11月25日閲覧。
  7. ^ Joana Queiroz, Rafael Martini, Bernardo Ramos / GESTO”. Joana Queiroz, Rafael Martini, Bernardo Ramos / GESTO (2016年8月3日). 2020年11月12日閲覧。
  8. ^ Joana Queiroz, Rafael Martini, Bernardo Ramos «GESTO» - YouTube”. www.youtube.com (2016年8月25日). 2020年11月12日閲覧。

外部リンク