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'''黒松内駅'''(くろまつないえき)は、[[北海道]][[寿都郡]][[黒松内町]]字黒松内にある[[北海道旅客鉄道]](JR北海道)[[函館本線]]の[[鉄道駅|駅]]である。[[北海道旅客鉄道の駅ナンバリング・区間カラー|駅番号]]は'''S30'''。[[電報略号 (鉄道)|電報略号]]は'''マツ<ref name="Hokkaido630_1492">{{Cite book|和書 |title=北海道630駅 |date=1993-06-20 |publisher=[[小学館]] |series=JR・私鉄各駅停車 |editor=二見康生 |isbn=4-09-395401-1 |author=宮脇俊三 |authorlink=宮脇俊三 |author2=原田勝正 |authorlink2=原田勝正 |page=44}}</ref>'''。[[事務管理コード|事務管コード]]は▲140132<ref>日本国有鉄道旅客局(1984)『鉄道・航路旅客運賃・料金算出表 昭和59年4月20日現行』。</ref>。かつては[[特別急行列車|特急]]「[[ニセコライナー|北海]]」、[[急行列車|急行]]「[[ニセコライナー|ニセコ]]」などが停車し、[[寿都鉄道]]の分岐駅でもあった。現在でも季節運行の[[臨時列車|臨時]]特急「[[ニセコライナー#特急「ニセコ」|ニセコ]]」が停車する。 |
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== 歴史 == |
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* [[2007年]](平成19年) |
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** 4月1日:無人化<ref name="hokkaido-np-2007-2-23">“黒松内駅 4月無人化 JR「計画通り」通告 町との話し合い平行線”. [[北海道新聞]] ([[北海道新聞社]]). (2007年2月23日)</ref>。 |
** 4月1日:無人化<ref name="hokkaido-np-2007-2-23">“黒松内駅 4月無人化 JR「計画通り」通告 町との話し合い平行線”. [[北海道新聞]] ([[北海道新聞社]]). (2007年2月23日)</ref>。 |
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=== 駅名の由来 === |
=== 駅名の由来 === |
2023年11月19日 (日) 23:01時点における版
黒松内駅 | |
---|---|
駅舎(2017年9月) | |
くろまつない Kuromatsunai | |
◄S32 二股 (11.4 km) (8.1 km) 熱郛 S29► | |
所在地 | 北海道寿都郡黒松内町字黒松内 |
駅番号 | ○S30 |
所属事業者 | 北海道旅客鉄道(JR北海道) |
所属路線 | ■函館本線 |
キロ程 | 132.3 km(函館起点) |
電報略号 | マツ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗降人員 -統計年度- |
120人/日 -2014年- |
開業年月日 | 1903年(明治36年)11月3日[1] |
備考 | 無人駅[2] |
黒松内駅 | |
---|---|
くろまつない KUROMATSUNAI | |
(3.9 km) 中の川► | |
所属事業者 | 寿都鉄道 |
所属路線 | 寿都鉄道 |
キロ程 | 0.0 km(黒松内起点) |
駅構造 | 地上駅 |
開業年月日 | 1920年(大正9年)10月24日 |
廃止年月日 | 1972年(昭和47年)5月11日 |
備考 | 廃線に伴う廃駅 |
黒松内駅(くろまつないえき)は、北海道寿都郡黒松内町字黒松内にある北海道旅客鉄道(JR北海道)函館本線の駅である。駅番号はS30。電報略号はマツ[3]。事務管コードは▲140132[4]。かつては特急「北海」、急行「ニセコ」などが停車し、寿都鉄道の分岐駅でもあった。現在でも季節運行の臨時特急「ニセコ」が停車する。
歴史
- 1903年(明治36年)11月3日:北海道鉄道 森駅 - 熱郛駅間の開通に伴い、同線の駅として開業[6]。一般駅[1]。機関庫設置。
- 1907年(明治40年)7月1日:北海道鉄道の国有化に伴い、国有鉄道に移管[1]。
- 1909年(明治42年)10月12日:国有鉄道線路名称制定に伴い、函館本線の駅となる。
- 1913年(大正2年)6月2日:黒松内機関庫設置(北海道鉄道管理局の事務上制定)。
- 1920年(大正9年)10月24日:寿都鉄道 当駅 - 寿都駅間開通。
- 1932年(昭和7年)6月15日:黒松内機関庫が長万部機関庫黒松内分庫となる[7]。
- 1949年(昭和24年)6月1日:日本国有鉄道法施行に伴い、日本国有鉄道(国鉄)に継承。
- 1968年(昭和43年)8月14日:寿都鉄道線休止。
- 1972年(昭和47年)5月11日:寿都鉄道線廃止許可。
- 1980年(昭和55年)1月25日:駅舎改築[8]。
- 1982年(昭和57年)3月1日:貨物扱い廃止[1][9]。
- 1985年(昭和60年)3月14日:荷物扱い廃止[1]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、北海道旅客鉄道(JR北海道)の駅となる[1]。
- 2002年(平成14年)4月1日:黒松内駅長が廃止され、長万部駅長管理となる(駅員は長万部駅黒松内在勤として継続配置)。
- 2007年(平成19年)
駅名の由来
→「黒松内町 § 町名の由来」も参照
町名より。アイヌ語の「クㇽマッナイ(kurmat-nay)」(和人の女性の・沢)に由来する[6]。
駅構造
単式・島式ホーム混合の2面3線であったが[3]、旭川方に向かって最も左手に位置する旧3番線は使用されておらず、相対式ホーム2面2線の運用である。ホーム間は跨線橋で連絡している[3]。
駅舎は旭川方に向かって右手の1番線(上り本線)に面して設けられている[3]。長万部駅管理の無人駅[2]。
のりば
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■函館本線 | 上り | 長万部方面 |
2 | 下り | 倶知安・小樽方面 |
-
ホーム(2017年9月)
-
跨線橋(2017年9月)
利用状況
- 2013 - 2017年(平成25 - 29年)の乗車人員(特定の平日の調査日)平均は51.4人[12]。
- 2014 - 2018年(平成26 - 30年)の乗車人員(特定の平日の調査日)平均は45.0人[13]。
1日の平均乗降人員は以下の通りである[14]。
乗降人員推移 | |
---|---|
年度 | 1日平均人数 |
2011 | 112 |
2012 | 112 |
2013 | 114 |
2014 | 120 |
駅周辺
隣の駅
かつて存在した路線
- 寿都鉄道
-
- 黒松内駅 - 中の川駅
脚注
注釈
- ^ 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービス 1948年8月米軍撮影航空写真 USA-M1156-A-17等で土台が残されているのが確認できる。
出典
- ^ a b c d e f 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、809-810頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ a b 『週刊 JR全駅・全車両基地』 11号 函館駅・大沼公園駅・倶知安駅ほか72駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2012年10月21日、24頁。
- ^ a b c d 宮脇俊三、原田勝正 著、二見康生 編『北海道630駅』小学館〈JR・私鉄各駅停車〉、1993年6月20日、44頁。ISBN 4-09-395401-1。
- ^ 日本国有鉄道旅客局(1984)『鉄道・航路旅客運賃・料金算出表 昭和59年4月20日現行』。
- ^ 昭和7年度 線路一覧略図 札幌鉄道局発行。
- ^ a b 『北海道 駅名の起源』(第1版)日本国有鉄道北海道総局、札幌市、1973年3月25日、28頁。ASIN B000J9RBUY。
- ^ 『鉄道省年報. 昭和7年度』(国立国会図書館近代デジタルライブラリー)
- ^ “黒松内駅が新装オープン”. 交通新聞 (交通協力会): p. 1. (1980年1月29日)
- ^ “日本国有鉄道公示第145号”. 官報. (1982年2月27日)
- ^ “黒松内駅 4月無人化 JR「計画通り」通告 町との話し合い平行線”. 北海道新聞 (北海道新聞社). (2007年2月23日)
- ^ 『駅番号表示(駅ナンバリング)を実施します』(PDF)(プレスリリース)北海道旅客鉄道、2007年9月12日。オリジナルの2007年9月30日時点におけるアーカイブ 。2014年9月6日閲覧。
- ^ “函館線 長万部・小樽間の状況について” (PDF). 函館線(函館・小樽間)について(北海道新幹線並行在来線対策協議会). [第6回ブロック会議(令和元年7月~8月)]. 北海道. p. 4 (2019年7月22日). 2021年5月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年5月4日閲覧。
- ^ “函館線 長万部・小樽間の状況について” (PDF). 函館線(函館・小樽間)について(北海道新幹線並行在来線対策協議会). [第7回ブロック会議(令和2年8月)]. 北海道. p. 4 (2020年8月26日). 2021年4月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年5月4日閲覧。
- ^ 国土数値情報 駅別乗降客数データ - 国土交通省、2020年9月20日閲覧
- ^ “黒松内駅 のりば地図”. 北海道中央バス. 2019年6月5日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 黒松内|駅の情報検索(時刻表・バリアフリー)|鉄道・きっぷ|JR北海道- Hokkaido Railway Company