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* 「日本の美再発見」 NHK
* 「日本の美再発見」 NHK
* 「にっぽん 焚火紀行」NHK BS2
* 「にっぽん 焚火紀行」NHK BS2
* 「日本の知恵」 [[遠藤ケイ]著 小学館
* 「日本の知恵」 [[遠藤ケイ]]著 小学館
* 「天然素材の生活道具」 かくまつとむ著 小学館
* 「天然素材の生活道具」 かくまつとむ著 小学館
* 「書百話」 [[榊莫山]]著 毎日新聞社
* 「書百話」 [[榊莫山]]著 毎日新聞社

2023年9月11日 (月) 01:12時点における版

ほりいけ まさお

堀池 雅夫
生誕 1951年(72 - 73歳)
静岡県
国籍 日本の旗 日本
職業 紀州松煙墨職人・水墨画家
活動期間 1986年 -
著名な実績
  • 令和4年度 和歌山県名匠表彰受賞
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堀池 雅夫(ほりいけ まさお、1951年昭和26年〉 - )は、紀州松煙墨を復活させた[1]日本で唯一の松煙職人[2]であり紀州松煙墨職人[3]水墨画家[4]。墨工房紀州松煙代表[5]

人物・略歴

静岡県出身[1]。35歳の頃和歌山県田辺市に移住し、妻の実家の家業を継ぐ[1]江戸時代紀州へと伝えられてきた障子焚方式で松煙を採煙している。その伝統的工法を守りながら採煙し、純松煙(松煙100%)で紀州松煙墨の製までを行う[6]

このような伝統的製法は、昭和30年代に松材の減少やコストの安い鉱油墨の普及により断絶されていたが[7][8]、1990年頃に堀池が復活させた[8][9]

平成10年には、日本で初めての色墨となる「彩煙墨」を開発、発表[10]。透明感ある色合いと、美しい滲みが評判となり家庭画報の通販サイトにて販売されたことをきっかけに、高島屋をはじめとする日本各地の百貨店の伝統工芸催事で販売も行っている。和歌山県田辺市のふるさと納税返礼品に採用されている[11]

煤職人でありながら水墨画画家としても活動しており[3]、水墨画教室も開催している[2]

2022年に令和4年度 和歌山県名匠表彰受賞[12]

脚注

  1. ^ a b c この人/県の名匠/堀池 雅夫さん(71)/紀州松煙墨を復活」紀伊民報デジタル
  2. ^ a b 紀州松煙 堀池雅夫」錦光園
  3. ^ a b 「松煙墨」が彩る未来 – 墨業界の現状と課題 –」KINAN ART WEEK
  4. ^ 堀池雅夫 墨画”. sumikoubo.jp. 2022年4月4日閲覧。
  5. ^ 墨工房 紀州松煙」墨工房 紀州松煙
  6. ^ 大西暢夫『技・匠(38)2000年前から変わらない煤づくりの技-紀州松煙煤職人・堀池雅夫さん(和歌山県田辺市)』ガバナンスぎょうせい〉、2022年5月
  7. ^ もちばな : 北新町会館新築記念誌」国立国会図書館デジタルコレクション
  8. ^ a b 紀州松煙墨を復活 県名匠に堀池さん」わかやま新報
  9. ^ 「幻の墨」作って発信する堀池雅夫さん」朝日新聞デジタル
  10. ^ 紀州松煙墨職人・堀池雅夫さんの和歌山県名匠表彰受賞記念展」WBS和歌山放送ニュース
  11. ^ 彩煙墨虹色セット / 田辺市 紀州松煙 紀州墨 彩煙墨 墨 墨セット 書道 書道用品」ふるさとチョイス
  12. ^ 和歌山県名匠表彰受賞 受賞者一覧”. 和歌山県. 2023年2月4日閲覧。

参考

  • NHK美の壺
  • 「書斎の極上品」 小学館文庫
  • 「日本の美再発見」 NHK
  • 「にっぽん 焚火紀行」NHK BS2
  • 「日本の知恵」 遠藤ケイ著 小学館
  • 「天然素材の生活道具」 かくまつとむ著 小学館
  • 「書百話」 榊莫山著 毎日新聞社
  • 雑誌「墨」 -墨スペシャル- 芸術新聞社
  • 雑誌「水墨画塾」
  • 和歌山県広報誌「連」
  • ほうぼわかやま
  • 墨の文化史 概説 綿谷 正之

外部リンク