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2023年6月18日 (日) 13:18時点における版
基本情報 | |
---|---|
本名 | ハム・ソヒ |
国籍 | 韓国 |
生年月日 | 1987年3月8日(37歳) |
出身地 | 江原道 |
所属 | CMA KOREA TEAM MAD |
身長 | 158 cm |
体重 | 48 kg |
リーチ | 157 cm |
階級 |
ストロー級 →アトム級 |
バックボーン | キックボクシング、散打 |
ハム・ソヒ(韓国語: 함서희, ラテン文字転写: Seo Hee Ham、1987年3月8日 - )は、韓国の女性総合格闘家、キックボクサー。江原道出身。CMA KOREA TEAM MAD所属。第2代RIZIN女子スーパーアトム級王者。初代ROAD FC女子アトム級王者。第2代DEEP JEWELSアトム級王者[1]。
来歴
韓国ではキックボクシングや散打で活躍。2007年2月16日のDEEP・後楽園ホール大会で初来日し、当時の女子ライト級王者である渡辺久江を打撃で圧倒し3-0の判定勝ちを収め一躍注目を集めた。2度目の来日となった5月13日のclub DEEP富山ではMIKUに一本負けを喫したが、7月23日のCMAフェスティバル・後楽園ホール大会ではキックルールで藪下めぐみに3-0の判定勝利。9月6日にはスマックガールに初登場、Edgeを打撃で圧倒し3-0の判定勝利。12月26日にはスマックライト級(-52 kg)王者・辻結花に挑戦したが、0-3の判定負けで戴冠はならなかった。
2008年2月14日、スマックガールライト級(-52 kg)トーナメント1回戦で石岡沙織に判定勝ちするも、4月26日の準決勝では藤井惠に一本負け。
JEWELS
2009年9月13日、JEWELS初参戦となったJEWELS 5th RINGのメインイベントで瀧本美咲と対戦し、判定勝ち。なお、前日計量で400gオーバーとなり減点1の状態で試合開始となった[2]。
2010年3月19日、JEWELS 7th RINGでRENAとのシュートボクシングルールでのスペシャルエキシビションマッチを行った[3]。
2010年7月31日、JEWELS 9th RINGのJEWELS初代ライト級(-52 kg)女王決定トーナメント1回戦で市井舞と対戦し、3-0の判定勝ちを収めた[4]。
2010年12月17日、JEWELS 11th RINGのJEWELS初代ライト級(-52 kg)女王決定トーナメント準決勝で長野美香に2-1の判定勝ち。決勝では浜崎朱加に0-3の判定負けを喫し準優勝となった[5]。
2011年2月25日、DEEP 52 IMPACTで石岡沙織と3年ぶりに再戦し、スタンドでもグラウンドでも石岡を圧倒し3-0の判定勝ちで返り討ちにした[6]。その2日後の2月27日にはGLADIATORに参戦、藪下めぐみとのキックボクシングルールで3年半ぶりの再戦となったが、これも2ラウンドTKO勝ちで返り討ちにした[7]。
2011年8月19日、シュートボクシングのGirls S-cup2011に出場。1回戦で藤野恵実に判定勝ち。準決勝でMINAに判定で勝利するも、決勝戦で神村エリカに判定で敗れ、準優勝となった[8]。
2011年12月17日、JEWELS 17th RINGのJEWELSライト級タイトルマッチで王者の浜崎朱加に挑戦し、1R終了後のインターバル中にドクターチェックのあとセコンドのタオル投入によりTKO負けを喫した[9]。
2012年8月25日、シュートボクシングのGirls S-cup 2012に出場。1回戦でリサ・ワードに判定勝ち。準決勝でRENAに判定負けを喫した[10]。
JEWELS王座獲得
2013年5月25日、JEWELS 24th RINGのJEWELSフェザー級(-48 kg)タイトルマッチで王者のスギロックに挑戦し、判定勝ちを収め王座獲得に成功した[11]。
2014年11月3日、DEEP JEWELS 6のDEEP JEWELSフェザー級(-48 kg)タイトルマッチで挑戦者の石岡沙織と対戦し、アームバーで一本勝ちを収め2度目の王座防衛に成功した。
UFC
UFCにはアトム級(-47.6 kg)が無いため1階級上のストロー級(-52.2 kg)での参戦となった。
2014年12月12日、UFC初参戦となったThe Ultimate Fighter 20 Finaleでジョアン・コールダウッドと対戦し、0-3の判定負けを喫した。
2015年11月28日、UFC Fight Night: Henderson vs. Masvidalでコートニー・ケイシーと対戦し、判定勝ちを収め、ファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。
ROAD FC
2017年6月10日、ROAD FC 039のROAD FC女子アトム級王座決定戦で黒部三奈と対戦し、TKO勝ちを収め王座獲得に成功した[12]。
2017年12月23日、ROAD FC 045: XXのROAD FC女子アトム級タイトルマッチで挑戦者のジン・ユウ・フライと対戦し、左ストレートでダウンを奪ってから追撃のパウンドでTKO勝利を収め王座の初防衛に成功した[13]。
2018年12月15日、ROAD FC 051: XXのROAD FC女子アトム級タイトルマッチで挑戦者のパク・ジョンウンと対戦し、3-0の判定勝ちを収め2度目の王座防衛に成功した。
RIZIN
2019年7月28日、RIZIN初出場となったRIZIN.17で前澤智と対戦し、TKO勝ち。
2019年12月31日、RIZIN.20のRIZIN女子スーパーアトム級タイトルマッチで王者の浜崎朱加と約8年ぶりの対戦となる通算3度目の対戦を行い、2-1の判定勝ちを収め、リベンジを果たし通算対戦戦績を1勝2敗とすると共に王座獲得に成功した。
2020年10月16日、RIZIN女子スーパーアトム級王座を返上することを発表した[14]
ONE Championship
2021年9月3日、シンガポール・インドアスタジアムで行われた「ONE:EMPOWER」で、ONE女子アトム級ワールドGP1回戦に出場し、デニス・ザンボアンガを相手に判定2-1で勝利した[15]。ザンボアンガのチームが抗議するなど判定が物議を醸したことで、ONEの競技委員会で再審理され、競技委員会はハム・ソヒ勝利の判定を支持する結論を出した[16]。
戦績
総合格闘技
総合格闘技 戦績 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
34 試合 | (T)KO | 一本 | 判定 | その他 | 引き分け | 無効試合 |
26 勝 | 4 | 3 | 19 | 0 | 0 | 0 |
8 敗 | 1 | 2 | 5 | 0 |
勝敗 | 対戦相手 | 試合結果 | 大会名 | 開催年月日 |
○ | 平田樹 | 5分3R終了 判定3-0 | ONE Fight Night 8: Bhullar vs. Malykhin | 2023年3月25日 |
○ | デニス・ザンボアンガ | 5分3R終了 判定3-0 | ONE Championship: ONE X | 2022年3月26日 |
○ | デニス・ザンボアンガ | 5分3R終了 判定2-1 | ONE Championship: Empower | 2021年9月3日 |
○ | 浜崎朱加 | 5分3R終了 判定2-1 | RIZIN.20 【RIZIN女子スーパーアトム級タイトルマッチ】 |
2019年12月31日 |
○ | 山本美憂 | 2R 4:42 TKO(グラウンドパンチ) | RIZIN.19 | 2019年10月12日 |
○ | 前澤智 | 1R 3:14 TKO(グラウンドキック) | RIZIN.17 | 2019年7月28日 |
○ | パク・ジョンウン | 5分3R終了 判定3-0 | ROAD FC 051: XX 【ROAD FC女子アトム級タイトルマッチ】 |
2018年12月15日 |
○ | ジン・ユウ・フライ | 1R 4:40 TKO(左ストレート→パウンド) | ROAD FC 045: XX 【ROAD FC女子アトム級タイトルマッチ】 |
2017年12月23日 |
○ | 黒部三奈 | 3R 4:13 TKO(パウンド) | ROAD FC 039 【ROAD FC女子アトム級王座決定戦】 |
2017年6月10日 |
× | ダニエル・テイラー | 5分3R終了 判定1-2 | UFC Fight Night: Whittaker vs. Brunson | 2016年11月26日 |
× | ベック・ローリングス | 5分3R終了 判定0-3 | UFC Fight Night: Hunt vs. Mir | 2016年3月19日 |
○ | コートニー・ケイシー | 5分3R終了 判定3-0 | UFC Fight Night: Henderson vs. Masvidal | 2015年11月28日 |
× | ジョアン・コールダウッド | 5分3R終了 判定0-3 | The Ultimate Fighter 20 Finale | 2014年12月12日 |
○ | 石岡沙織 | 2R 2:43 アームバー | DEEP JEWELS 6 【DEEP JEWELSフェザー級タイトルマッチ】 |
2014年11月3日 |
○ | アリョーナ・ラソヒーナ | 5分2R終了 判定3-0 | ROAD FC 018 | 2014年8月30日 |
○ | 紫乃ヴァンフース | 5分2R終了 判定3-0 | ROAD FC Korea 3: Korea vs. Brazil | 2014年4月6日 |
○ | サダエ・マヌーフ | 5分3R終了 判定3-0 | DEEP JEWELS 2 【DEEP JEWELSフェザー級タイトルマッチ】 |
2013年11月4日 |
○ | スギロック | 5分3R終了 判定3-0 | JEWELS 24th RING 【JEWELSフェザー級タイトルマッチ】 |
2013年5月25日 |
○ | 水波綾 | 1R 1:05 腕ひしぎ十字固め | Gladiator: Dream, Power and Hope | 2013年4月21日 |
× | 浜崎朱加 | 1R終了時 TKO(タオル投入) | JEWELS 17th RING 【JEWELSライト級タイトルマッチ】 |
2011年12月17日 |
○ | V.V Mei | 5分2R終了 判定3-0 | JEWELS 15th RING | 2011年7月9日 |
○ | anna | 5分2R終了 判定3-0 | GLADIATOR Gシリーズ15: G-I 2 | 2011年3月6日 |
○ | 石岡沙織 | 5分2R終了 判定3-0 | DEEP 52 IMPACT | 2011年2月25日 |
× | 浜崎朱加 | 5分2R終了 判定0-3 | JEWELS 11th RING 【ライト級女王決定トーナメント 決勝】 |
2010年12月17日 |
○ | 長野美香 | 5分2R終了 判定2-1 | JEWELS 11th RING 【ライト級女王決定トーナメント 準決勝】 |
2010年12月17日 |
○ | 市井舞 | 5分2R終了 判定3-0 | JEWELS 9th RING 【ライト級女王決定トーナメント 1回戦】 |
2010年7月31日 |
○ | 瀧本美咲 | 5分2R終了 判定3-0 | JEWELS 5th RING | 2009年9月13日 |
× | 藤井惠 | 1R 3:39 腕ひしぎ十字固め | SMACKGIRL WORLD ReMix TOURNAMENT 2008 準決勝 【ライト級トーナメント 準決勝】 |
2008年4月25日 |
○ | 石岡沙織 | 5分2R終了 判定3-0 | SMACKGIRL WORLD ReMix TOURNAMENT 2008 開幕戦 【ライト級トーナメント 1回戦】 |
2008年2月14日 |
× | 辻結花 | 5分3R終了 判定0-3 | SMACKGIRL 7th ANNIVERSARY 〜Starting Over〜 【スマックガールライト級タイトルマッチ】 |
2007年12月26日 |
○ | Edge | 5分2R終了 判定3-0 | SMACKGIRL 2007 〜女王たちの一番熱い夏〜 | 2007年9月6日 |
× | MIKU | 2R 3:44 三角絞め | club DEEP 富山 -野蛮人祭り6- | 2007年5月13日 |
○ | 渡辺久江 | 5分2R終了 判定3-0 | DEEP 28 IMPACT | 2007年2月16日 |
シュートボクシング
勝敗 | 対戦相手 | 試合結果 | 大会名 | 開催年月日 |
× | RENA | 2分3R+延長1R終了 判定0-3 | Girls S-cup 2012 【トーナメント 準決勝】 |
2012年8月25日 |
○ | リサ・ワード | 2分3R終了 判定3-0 | Girls S-cup 2012 【トーナメント 1回戦】 |
2012年8月25日 |
× | 神村エリカ | 2分3R終了 判定0-3 | Girls S-cup2011 【トーナメント 決勝】 |
2011年8月19日 |
○ | MINA | 2分3R終了 判定2-0 | Girls S-cup2011 【トーナメント 準決勝】 |
2011年8月19日 |
○ | 藤野恵実 | 2分3R終了 判定2-0 | Girls S-cup2011 【トーナメント 1回戦】 |
2011年8月19日 |
キックボクシング
勝敗 | 対戦相手 | 試合結果 | 大会名 | 開催年月日 |
○ | キラッ☆yuuki | 3分3R終了 判定3-0 | DEEP JEWELS 4 | 2014年5月18日 |
× | 神村エリカ | 3分3R終了 判定0-3 | RISE 88 【RISE QUEEN次期挑戦者決定戦】 |
2012年6月2日 |
○ | 藪下めぐみ | 2R 0:55 TKO | GLADIATOR G・シリーズ14『KOK武士(もののふ)』 【キックボクシングルール】 |
2011年2月27日 |
○ | MIYU | 3分3R終了 判定3-0 | GLADIATOR 6 【CMA KPWキック女子ライト級タイトルマッチ】 |
2010年4月25日 |
○ | 大石綾乃 | 3分3R終了 判定3-0 | 日韓親善国際格闘技大会 GLADIATOR 岡山大会【K-1ルール】 | 2009年11月3日 |
○ | 藪下めぐみ | 3分2R終了 判定3-0 | CMAフェスティバル2 美濃輪育久デビュー10周年記念大会 【キックボクシングルール】 |
2007年7月23日 |
獲得タイトル
- CMA KPWキック女子ライト級王座(2010年)
- 第2代DEEP JEWELSフェザー級王座(2013年)
- 初代ROAD FC女子アトム級王座(2017年)
- 第2代RIZIN女子スーパーアトム級王座(2019年)
表彰
- UFC ファイト・オブ・ザ・ナイト(1回)
脚注
- ^ 当時はフェザー級(-48 kg)王座
- ^ 【ジュエルス】引退も考えていたハム・ソヒ、初参戦で瀧本から圧勝!杉山は初黒星 格闘技ウェブマガジンGBR 2009年9月13日
- ^ JEWELS 7th RING スペシャルエキシビションマッチ スポーツナビ 2010年3月21日
- ^ 【ジュエルス】石岡沙織、まさかの初戦敗退…長野、ハム・ソヒ、能村、浜崎が準決勝へ(1) 格闘技ウェブマガジンGBR 2010年7月31日
- ^ 【ジュエルス】藤井恵の愛弟子・浜崎朱加がハム・ソヒ撃破で初代女王に! 格闘技ウェブマガジンGBR 2010年12月17日
- ^ 【DEEP】田澤がメガトン王座を獲得!桜井は中西に一本勝ち、中村が今成に判定勝利 格闘技ウェブマガジンGBR 2011年2月25日
- ^ 【グラジエーター】ハム・ソヒ、連日参戦で藪下をTKO葬!日韓戦は日本の1勝2敗 格闘技ウェブマガジンGBR 2011年2月27日
- ^ 【シュートボクシング】女子立ち技最強は神村エリカ!ハム・ソヒに逆転勝利GBR 2011年8月19日
- ^ スギロック、フェザー級女王に。浜崎朱加が防衛:12.17 新宿BoutReview 2011年12月17日
- ^ 【シュートボクシング】RENAが2度目の世界女王に!女子高生トーナメントはMIOが優勝eFight 2012年8月25日
- ^ ハム・ソヒ、スギロックに判定勝ちしフェザー級王者に:5.25 新宿BoutReview 2013年5月26日
- ^ 【ROAD FC】世志琥がアームロックで返り討ち、MMA2連勝を飾るeFight 2017年6月10日
- ^ 【ROAD FC】世志琥がMMA初黒星、年間「最優秀新人賞」獲得も悔し涙にeFight 2017年12月23日
- ^ ハム・ソヒ、女子スーパーアトム級のベルトを返上‐ RIZIN 2020年10月16日。
- ^ 【ONE】元RIZIN王者ハム・ソヒが流血接戦で判定勝利、“優勝候補対決”を制し4強入り eFight 2021年9月4日
- ^ ONE Championship decides NOT to overturn Seo Hee Ham vs Denice Zamboanga result BJPENN 2021年9月8日
関連項目
外部リンク
- UFC 選手データ
- DEEP 選手データ
- eFight 選手データ
- RIZIN 選手データ
- ハム・ソヒの戦績 - SHERDOG
- ハム・ソヒ (@ham.zzang) - Instagram
前王者 スギロック |
第2代DEEP JEWELSアトム級王者 2013年5月25日 - 2014年12月11日 |
空位 次タイトル獲得者 V.V Mei |
前王者 浜崎朱加 |
第2代RIZIN女子スーパーアトム級王者 2019年12月31日 - 2020年10月16日 |
空位 次タイトル獲得者 浜崎朱加 |