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「ヴェーダ語」の版間の差分

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|ancestor = {{仮リンク|インド・イラン祖語|en|Proto-Indo-Iranian language}}
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|extinct= 紀元前400年ごろに[[サンスクリット|古典サンスクリット]]と[[プラークリット]]に発展
|extinct= 紀元前400年ごろに[[サンスクリット|古典サンスクリット]]と[[プラークリット]]に発展
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{| class="wikitable"
{| class="wikitable"
! colspan="2" | !! [[両唇音]]<br>[[唇歯音]] !! [[歯音]]<br>[[歯茎音]] !! [[そり舌音]] !! [[硬口蓋音]] !! [[軟口蓋音]] !! [[声門音]]
! colspan="2" | !! [[両唇音]]<br />[[唇歯音]] !! [[歯音]]<br />[[歯茎音]] !! [[そり舌音]] !! [[硬口蓋音]] !! [[軟口蓋音]] !! [[声門音]]
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! rowspan="2"| [[破裂音]]<br>[[破擦音]]
! rowspan="2"| [[破裂音]]<br />[[破擦音]]
! 無気音
! 無気音
| p b || t d || {{lang|sa-latn|ṭ ḍ}} || c j || k g ||
| p b || t d || {{lang|sa-latn|ṭ ḍ}} || c j || k g ||
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|無生物
|無生物
|物質、物体、建物などの動かないものに使われる
|物質、物体、建物などの動かないものに使われる
|母音語幹の場合は主格語尾に-mを付ける。<br>能格言語の名残で主格と対格を一致させる<ref>{{Cite web |url=https://tied.verbix.com/archive/article10.html |title=Cases in Indo-European Languages. |access-date=2023/01/06 |publisher=Verbix}}</ref>。
|母音語幹の場合は主格語尾に-mを付ける。<br />能格言語の名残で主格と対格を一致させる<ref>{{Cite web |url=https://tied.verbix.com/archive/article10.html |title=Cases in Indo-European Languages. |access-date=2023/01/06 |publisher=Verbix}}</ref>。
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|女性
|女性
|抽象・集合
|抽象・集合
|抽象的概念、動作、集合体などの実体のないもの
|抽象的概念、動作、集合体などの実体のないもの
|無生物名詞の複数主格から集合名詞・質量名詞を作る<ref name=":64">The origin of the Proto-Indo-European gender system: Typological considerations 453頁</ref>。<br>生物名詞の母音語幹を長母音にして、抽象的概念や行為を表す名詞を作る<ref name=":64" />。
|無生物名詞の複数主格から集合名詞・質量名詞を作る<ref name=":64">The origin of the Proto-Indo-European gender system: Typological considerations 453頁</ref>。<br />生物名詞の母音語幹を長母音にして、抽象的概念や行為を表す名詞を作る<ref name=":64" />。
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!-a
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|<u>中語根、強語根、畳語の語根に付けて以下の名詞を作る<ref>Sanskrit Grammar (Whitney) 1148</ref>。無生物のものを指す場合は中性が多い。</u><br><u>使役動詞<ref name=":45">Sanskrit Grammar (Whitney) 1140b</ref>、願望動詞、強意動詞、進行相<ref name=":19" />と完結相<ref name=":19" />および完了相動詞、未来相動詞からも作る。</u><br><u>・行為者名詞(アクセントは接尾辞)<ref>Sanskrit Grammar (Whitney) 1148-1b</ref></u><br><u>・動作名詞(アクセントは語根)<ref>Sanskrit Grammar (Whitney) 1148-1c</ref></u>
|<u>中語根、強語根、畳語の語根に付けて以下の名詞を作る<ref>Sanskrit Grammar (Whitney) 1148</ref>。無生物のものを指す場合は中性が多い。</u><br /><u>使役動詞<ref name=":45">Sanskrit Grammar (Whitney) 1140b</ref>、願望動詞、強意動詞、進行相<ref name=":19" />と完結相<ref name=":19" />および完了相動詞、未来相動詞からも作る。</u><br /><u>・行為者名詞(アクセントは接尾辞)<ref>Sanskrit Grammar (Whitney) 1148-1b</ref></u><br /><u>・動作名詞(アクセントは語根)<ref>Sanskrit Grammar (Whitney) 1148-1c</ref></u>
|男性または中性
|男性または中性
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!-ā
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|<u>中語根に付けて抽象名詞、集合名詞、動作名詞を作る。</u><br><u>使役動詞、願望動詞、強意動詞、進行相および完了相動詞、未来相動詞、名詞起源動詞からも作る。</u><br><u>古典期になると、語根名詞からの転換で一気に増加する<ref>Sanskrit Grammar (Whitney) 1149a</ref>。</u><br><u>アクセントは基本的に語尾にある。(一部例外あり)</u>
|<u>中語根に付けて抽象名詞、集合名詞、動作名詞を作る。</u><br /><u>使役動詞、願望動詞、強意動詞、進行相および完了相動詞、未来相動詞、名詞起源動詞からも作る。</u><br /><u>古典期になると、語根名詞からの転換で一気に増加する<ref>Sanskrit Grammar (Whitney) 1149a</ref>。</u><br /><u>アクセントは基本的に語尾にある。(一部例外あり)</u>
|女性
|女性
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!-ana
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|<u>畳語の語根、中語根、強語根や使役動詞、願望動詞、強意動詞、名詞由来動詞につけて<ref>Sanskrit Grammar (Whitney) 1150m</ref>状態や行為、手段や用具を表す動作名詞<ref>{{Cite book|和書|title=実習サンスクリット文法|date=2015/9/19|publisher=春秋社|page=136}}</ref>や行為者名詞を作る<ref name="#1">『サンスクリット語の構文と語法』平河出版社、1989年7月1日、147頁</ref>。</u><br><u>完結相動詞からも作る。</u><br><u>女性形は、-anāまたは-anīとなる。</u><br><u>アクセントは語幹にあり、一部の名詞、完結相動詞由来の名詞、女性形は語尾にある。</u>
|<u>畳語の語根、中語根、強語根や使役動詞、願望動詞、強意動詞、名詞由来動詞につけて<ref>Sanskrit Grammar (Whitney) 1150m</ref>状態や行為、手段や用具を表す動作名詞<ref>{{Cite book|和書|title=実習サンスクリット文法|date=2015/9/19|publisher=春秋社|page=136}}</ref>や行為者名詞を作る<ref name="#1">『サンスクリット語の構文と語法』平河出版社、1989年7月1日、147頁</ref>。</u><br /><u>完結相動詞からも作る。</u><br /><u>女性形は、-anāまたは-anīとなる。</u><br /><u>アクセントは語幹にあり、一部の名詞、完結相動詞由来の名詞、女性形は語尾にある。</u>
|中性
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!-an
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|語根に付けて以下の名詞を作成する<ref name="#1"/>。アクセントは多様である。<br>・動作名詞(中性、極一部)<br>・行為者名詞(男性または中性、大多数)
|語根に付けて以下の名詞を作成する<ref name="#1"/>。アクセントは多様である。<br />・動作名詞(中性、極一部)<br />・行為者名詞(男性または中性、大多数)
|男性または中性
|男性または中性
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|語根、畳語の語根<ref name=":46">Sanskrit Grammar (Whitney) 1143e</ref>、完結相、使役動詞、願望動詞につけて名詞を作る。<br>女性の場合は動作名詞、男性の場合は行為者名詞になる。<br>アクセントは基本的に接尾辞にある。
|語根、畳語の語根<ref name=":46">Sanskrit Grammar (Whitney) 1143e</ref>、完結相、使役動詞、願望動詞につけて名詞を作る。<br />女性の場合は動作名詞、男性の場合は行為者名詞になる。<br />アクセントは基本的に接尾辞にある。
|男性または女性
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!-as
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|<u>中語根、強語根、使役動詞<ref name=":45" />、完結相動詞について動作名詞を作成する<ref name=":20">『サンスクリット語の構文と語法』平河出版社、1989年7月1日、147頁</ref>。</u><br><u>アクセントは基本的に語幹にある。</u>
|<u>中語根、強語根、使役動詞<ref name=":45" />、完結相動詞について動作名詞を作成する<ref name=":20">『サンスクリット語の構文と語法』平河出版社、1989年7月1日、147頁</ref>。</u><br /><u>アクセントは基本的に語幹にある。</u>
| rowspan="3" |中性
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!-is
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|<u>中語根について動作名詞を作成する<ref name=":20" />。</u><br><u>アクセントは基本的に接尾辞にある。一部は語根にある。</u>
|<u>中語根について動作名詞を作成する<ref name=":20" />。</u><br /><u>アクセントは基本的に接尾辞にある。一部は語根にある。</u>
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!-us
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|<u>語根について名詞を作成する<ref name=":20" />。完結相動詞からも作る。</u><br><u>アクセントは基本的に語幹にある。</u>
|<u>語根について名詞を作成する<ref name=":20" />。完結相動詞からも作る。</u><br /><u>アクセントは基本的に語幹にある。</u>
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!-asi
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|語根について少数の名詞を作る。ヴェーダ期のみに見られる。意味的には-asと同じ。<br>アクセントは接尾辞にある。
|語根について少数の名詞を作る。ヴェーダ期のみに見られる。意味的には-asと同じ。<br />アクセントは接尾辞にある。
|全て
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!-i
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|<u>弱語根、中語根、強語根、畳語の語根<ref name=":46" />に付けて以下の名詞を作る。無生物のものを指す場合は中性が多い。</u><br><u>使役動詞、進行相と完了相動詞からも作る。</u><br><u>・動作名詞(女性)、不定詞としても使われることがある。<ref>Sanskrit Grammar (Whitney) 975b</ref> </u><br><u>・行為者名詞(男性または中性)</u><br><u>アクセントは以下の通りである<ref>Sanskrit Grammar (Whitney) 1155-2</ref>。</u><br><u>・動作名詞の場合は多様である。</u><br><u>・行為者名詞の場合で、重複語幹と弱語根、強語根の場合は語根にある。</u><br><u>・行為者名詞の場合で、中語根と接頭辞付きの語根の場合は接尾辞にある。</u><br><u>・-dhi、-di、-sthiを接尾辞に持つ場合は語尾にある。</u>
|<u>弱語根、中語根、強語根、畳語の語根<ref name=":46" />に付けて以下の名詞を作る。無生物のものを指す場合は中性が多い。</u><br /><u>使役動詞、進行相と完了相動詞からも作る。</u><br /><u>・動作名詞(女性)、不定詞としても使われることがある。<ref>Sanskrit Grammar (Whitney) 975b</ref> </u><br /><u>・行為者名詞(男性または中性)</u><br /><u>アクセントは以下の通りである<ref>Sanskrit Grammar (Whitney) 1155-2</ref>。</u><br /><u>・動作名詞の場合は多様である。</u><br /><u>・行為者名詞の場合で、重複語幹と弱語根、強語根の場合は語根にある。</u><br /><u>・行為者名詞の場合で、中語根と接頭辞付きの語根の場合は接尾辞にある。</u><br /><u>・-dhi、-di、-sthiを接尾辞に持つ場合は語尾にある。</u>
|全て
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!-ī
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| -a、-i、-u、-ṛ、子音で終わる名詞の女性を表す<ref>Sanskrit Grammar (Whitney) 1156a</ref><ref name="#2">『サンスクリット語の構文と語法』平河出版社、1989年7月1日、148頁</ref>。<br>一部完結相動詞から名詞を作る場合にも用いられる。この場合は行動名詞と行為者名詞の両方で使われる。<br>アクセントは基本的に接尾辞にある。
| -a、-i、-u、-ṛ、子音で終わる名詞の女性を表す<ref>Sanskrit Grammar (Whitney) 1156a</ref><ref name="#2">『サンスクリット語の構文と語法』平河出版社、1989年7月1日、148頁</ref>。<br />一部完結相動詞から名詞を作る場合にも用いられる。この場合は行動名詞と行為者名詞の両方で使われる。<br />アクセントは基本的に接尾辞にある。
|女性
|女性
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!-in
!-in
|語根、畳語の語根<ref name=":46" />、進行相、完結相、完了相の語根に付けて「~所有している」意味を表す<ref>Sanskrit Grammar (Whitney) 1183</ref><ref name="#2"/>。二次接尾辞として使われるほうが多い。<br>一次語根の場合は、行為者名詞となることもある。<ref>『実習サンスクリット文法』春秋社、2015年9月19日、140頁</ref><br>アクセントは語根にある。
|語根、畳語の語根<ref name=":46" />、進行相、完結相、完了相の語根に付けて「~所有している」意味を表す<ref>Sanskrit Grammar (Whitney) 1183</ref><ref name="#2"/>。二次接尾辞として使われるほうが多い。<br />一次語根の場合は、行為者名詞となることもある。<ref>『実習サンスクリット文法』春秋社、2015年9月19日、140頁</ref><br />アクセントは語根にある。
|男性または中性
|男性または中性
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!-īyas
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|<u>語根の種類によって意味が変化する。</u><br><u>・動詞語根、名詞語根→意味を強調する形容詞を作る<ref name=":22">『サンスクリット語の構文と語法』平河出版社、1989年7月1日、148頁</ref><ref name=":23">Sanskrit Grammar (Whitney) 1184</ref>。</u><br><u>・形容詞語根→{{仮リンク|比較級|en|Comparative}}を作る<ref name=":23">Sanskrit Grammar (Whitney) 1184</ref>。</u>
|<u>語根の種類によって意味が変化する。</u><br /><u>・動詞語根、名詞語根→意味を強調する形容詞を作る<ref name=":22">『サンスクリット語の構文と語法』平河出版社、1989年7月1日、148頁</ref><ref name=":23">Sanskrit Grammar (Whitney) 1184</ref>。</u><br /><u>・形容詞語根→{{仮リンク|比較級|en|Comparative}}を作る<ref name=":23">Sanskrit Grammar (Whitney) 1184</ref>。</u>
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!-iṣṭha
!-iṣṭha
|<u>語根の種類によって意味が変化する。</u><br><u>・動詞語根、完結相<ref name=":19" />、名詞語根→意味を強調する形容詞を作る<ref name=":22">『サンスクリット語の構文と語法』平河出版社、1989年7月1日、148頁</ref><ref name=":23">Sanskrit Grammar (Whitney) 1184</ref>。</u><br><u>・形容詞語根→{{仮リンク|最上級|en|Superlative}}を作る<ref name=":23">Sanskrit Grammar (Whitney) 1184</ref>。</u>
|<u>語根の種類によって意味が変化する。</u><br /><u>・動詞語根、完結相<ref name=":19" />、名詞語根→意味を強調する形容詞を作る<ref name=":22">『サンスクリット語の構文と語法』平河出版社、1989年7月1日、148頁</ref><ref name=":23">Sanskrit Grammar (Whitney) 1184</ref>。</u><br /><u>・形容詞語根→{{仮リンク|最上級|en|Superlative}}を作る<ref name=":23">Sanskrit Grammar (Whitney) 1184</ref>。</u>
|全て
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!-ka
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|語根につけて非常に少数の名詞を作る。基本的には二次語尾で使う。女性形は-kāとなる。<br>アクセントは多様である。
|語根につけて非常に少数の名詞を作る。基本的には二次語尾で使う。女性形は-kāとなる。<br />アクセントは多様である。
|男性または中性
|男性または中性
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!-aka
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|<u>強語根、畳語の語根<ref name=":46" />につけて動作名詞を作る。ヴェーダ期にはあまり見られない。女性形はakāまたはakīとなる。</u><br><u>アクセントは語根にある。</u>
|<u>強語根、畳語の語根<ref name=":46" />につけて動作名詞を作る。ヴェーダ期にはあまり見られない。女性形はakāまたはakīとなる。</u><br /><u>アクセントは語根にある。</u>
|男性または中性
|男性または中性
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!-aku
!-aku
|使役動詞につけて動作名詞を作る。ヴェーダ期によく見られる。<br>アクセントは多様である。
|使役動詞につけて動作名詞を作る。ヴェーダ期によく見られる。<br />アクセントは多様である。
|男性または中性
|男性または中性
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!-uka
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|語根や強語根、畳語の語根<ref name=":46" />につけて現在分詞や名詞を作る。使役動詞や進行相からの作成もある。ヴェーダ期にはあまり見られない。<br>アクセントは語根にある。
|語根や強語根、畳語の語根<ref name=":46" />につけて現在分詞や名詞を作る。使役動詞や進行相からの作成もある。ヴェーダ期にはあまり見られない。<br />アクセントは語根にある。
|男性または中性
|男性または中性
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!-māna
!-māna
|<u>母音幹動詞の進行相、すべての動詞の未来形から中動態の分詞、すべての動詞の受動態語幹から分詞を作る。</u><br><u>アクセントは語幹にある。</u>
|<u>母音幹動詞の進行相、すべての動詞の未来形から中動態の分詞、すべての動詞の受動態語幹から分詞を作る。</u><br /><u>アクセントは語幹にある。</u>
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| rowspan="2" |ー
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!-āna
!-āna
|<u>子音幹動詞の進行相から中動態の分詞、すべての語根の完結相<ref name=":19" />と完了相弱語幹から中動態の分詞を作る。</u><br><u>アクセントは語幹にある。</u>
|<u>子音幹動詞の進行相から中動態の分詞、すべての語根の完結相<ref name=":19" />と完了相弱語幹から中動態の分詞を作る。</u><br /><u>アクセントは語幹にある。</u>
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!-mi
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!-man
!-man
|<u>弱語根、中語根、強語根に付けて以下の名詞を作る。<ref>Sanskrit Grammar (Whitney) 1168</ref></u><br><u>・動作名詞(中性、多数)</u><br><u>・行為者名詞(男性、少数)</u><br><u>アクセントは行為者名詞は接尾辞、動作名詞は多様である。</u>
|<u>弱語根、中語根、強語根に付けて以下の名詞を作る。<ref>Sanskrit Grammar (Whitney) 1168</ref></u><br /><u>・動作名詞(中性、多数)</u><br /><u>・行為者名詞(男性、少数)</u><br /><u>アクセントは行為者名詞は接尾辞、動作名詞は多様である。</u>
|男性または中性
|男性または中性
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!-na<br>-ina<br>-una
!-na<br />-ina<br />-una
|語根または中語根から名詞や形容詞を作る。アクセントは基本的には語根にある。<br>性別は様々である。
|語根または中語根から名詞や形容詞を作る。アクセントは基本的には語根にある。<br />性別は様々である。
|全て
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!-ni
!-ni
|<u>語根、重複語根、現在形、使役動詞に付けて男性形の動作名詞を作る。基本的には-tiと同じ。</u><br><u>アクセントは基本的に接尾辞にある。</u>
|<u>語根、重複語根、現在形、使役動詞に付けて男性形の動作名詞を作る。基本的には-tiと同じ。</u><br /><u>アクセントは基本的に接尾辞にある。</u>
|男性または女性
|男性または女性
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!-ti
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|<u>語根、畳語の語根、現在形、使役動詞に付けて女性形の動作名詞を作る。一部男性形の名詞もある。<ref>Sanskrit Grammar (Whitney) 1157</ref><ref name=":59">『実習サンスクリット文法』春秋社、2015年9月19日、138頁。</ref></u><br><u>アクセントは基本的に接尾辞にある。</u><br>
|<u>語根、畳語の語根、現在形、使役動詞に付けて女性形の動作名詞を作る。一部男性形の名詞もある。<ref>Sanskrit Grammar (Whitney) 1157</ref><ref name=":59">『実習サンスクリット文法』春秋社、2015年9月19日、138頁。</ref></u><br /><u>アクセントは基本的に接尾辞にある。</u>
|男性または女性
|男性または女性
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!-'''tṛ́'''
!-'''tṛ́'''
|<u>中語根、畳語の語根<ref name=":46" />、進行相、完結相の語根<ref name=":19" />、使役動詞につけて行為者名詞を作る<ref name=":34">『サンスクリット語の構文と語法』平河出版社、1989年7月1日、151頁</ref>。ラテン語の-tor、英語の-erと同じ起源。</u><br><u>女性形はtrīとなる。</u><br><u>アクセントは接尾辞にある。</u>
|<u>中語根、畳語の語根<ref name=":46" />、進行相、完結相の語根<ref name=":19" />、使役動詞につけて行為者名詞を作る<ref name=":34">『サンスクリット語の構文と語法』平河出版社、1989年7月1日、151頁</ref>。ラテン語の-tor、英語の-erと同じ起源。</u><br /><u>女性形はtrīとなる。</u><br /><u>アクセントは接尾辞にある。</u>
|男性
|男性
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!-tha
!-tha
|<u>弱語根から語根の目的・目標を表す名詞を作る。</u><ref name=":54">『サンスクリット語の構文と語法』平河出版社、1989年7月1日、152頁</ref><br><u>アクセントは多様である。</u>
|<u>弱語根から語根の目的・目標を表す名詞を作る。</u><ref name=":54">『サンスクリット語の構文と語法』平河出版社、1989年7月1日、152頁</ref><br /><u>アクセントは多様である。</u>
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!-tu
!-tu
|<u>語根または進行相につけて動作名詞を作る。すべての性別を取るが、主に男性名詞である。<ref name="#3">Sanskrit Grammar (Whitney) 1161</ref></u><br><u>アクセントは語根にある。</u>
|<u>語根または進行相につけて動作名詞を作る。すべての性別を取るが、主に男性名詞である。<ref name="#3">Sanskrit Grammar (Whitney) 1161</ref></u><br /><u>アクセントは語根にある。</u>
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|全て
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!-u
!-u
|<u>中語根、畳語の語根に付けて行為者名詞や形容詞を作る。使役動詞、願望動詞、進行相と完結相<ref name=":19" />からも作る。</u><br><u>アクセントは基本的に接尾辞にある。</u><br><u>ヴェーダ期では二次語尾として使われることも多い<ref>Sanskrit Grammar (Whitney) 1178i</ref>。</u>
|<u>中語根、畳語の語根に付けて行為者名詞や形容詞を作る。使役動詞、願望動詞、進行相と完結相<ref name=":19" />からも作る。</u><br /><u>アクセントは基本的に接尾辞にある。</u><br /><u>ヴェーダ期では二次語尾として使われることも多い<ref>Sanskrit Grammar (Whitney) 1178i</ref>。</u>
|男性または中性
|男性または中性
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!-ū
!-ū
| -uの女性形を作る。かなり少ない。<<br>アクセントは基本的に接尾辞にある。
| -uの女性形を作る。かなり少ない。<<br />アクセントは基本的に接尾辞にある。
|女性
|女性
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!-van
!-van
|<u>語根につけて動作名詞を作る。すべての性別を取るが、主に男性名詞である。<ref>Sanskrit Grammar (Whitney) 1169</ref></u><br><u>アクセントは語根にある。</u>
|<u>語根につけて動作名詞を作る。すべての性別を取るが、主に男性名詞である。<ref>Sanskrit Grammar (Whitney) 1169</ref></u><br /><u>アクセントは語根にある。</u>
|全て
|全て
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!-vana<br>-vani<br>-vanu
!-vana<br />-vani<br />-vanu
|語根から(vanaとvaniは重複語根からも)非常に少数の動作名詞を作る。基本的はvanと同じ。<br>アクセントは接尾辞にある。
|語根から(vanaとvaniは重複語根からも)非常に少数の動作名詞を作る。基本的はvanと同じ。<br />アクセントは接尾辞にある。
|全て
|全て
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!-vans<br>-vas
!-vans<br />-vas
|<u>完了相の能動態分詞を作る。ヴェーダ期は-vasの形も存在する<ref>Sanskrit Grammar (Whitney) 1173b</ref>。</u><br><u>アクセントは接尾辞にある。</u>
|<u>完了相の能動態分詞を作る。ヴェーダ期は-vasの形も存在する<ref>Sanskrit Grammar (Whitney) 1173b</ref>。</u><br /><u>アクセントは接尾辞にある。</u>
|ー
|ー
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!-vara
!-vara
|語根と重複語根から行為者名詞または形容詞を作る。基本的には男性だが、極一部中性や女性の名詞もある。<br>女性形は-varīとなる。アクセントは語根にある。
|語根と重複語根から行為者名詞または形容詞を作る。基本的には男性だが、極一部中性や女性の名詞もある。<br />女性形は-varīとなる。アクセントは語根にある。
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!-a
!-a
|全ての名詞または形容詞から派生語を作る<ref name=":51">『実習サンスクリット文法』春秋社、2015年9月19日 141頁</ref>。<br>語頭を長音階にする場合は、元の単語に付属、関連、産物などの関係を示す派生語を作る。<br>それ以外の場合は単に曲用を楽にするために使われる。ただし、数は多くない。<br>アクセントは接尾辞にある。
|全ての名詞または形容詞から派生語を作る<ref name=":51">『実習サンスクリット文法』春秋社、2015年9月19日 141頁</ref>。<br />語頭を長音階にする場合は、元の単語に付属、関連、産物などの関係を示す派生語を作る。<br />それ以外の場合は単に曲用を楽にするために使われる。ただし、数は多くない。<br />アクセントは接尾辞にある。
|全て
|全て
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1,861行目: 1,861行目:
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!-in
!-in
| rowspan="3" |<u>名詞に付けて「~所有している」意味を表す<ref>Sanskrit Grammar (Whitney) 1230-1232</ref><ref>『サンスクリット語の構文と語法』平河出版社、1989年7月1日、148・154頁</ref>。</u><br><u>アクセントは接尾辞にある。</u>
| rowspan="3" |<u>名詞に付けて「~所有している」意味を表す<ref>Sanskrit Grammar (Whitney) 1230-1232</ref><ref>『サンスクリット語の構文と語法』平河出版社、1989年7月1日、148・154頁</ref>。</u><br /><u>アクセントは接尾辞にある。</u>
| rowspan="3" |ー
| rowspan="3" |ー
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1,877行目: 1,877行目:
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!-ka
!-ka
| rowspan="3" |<u>全ての名詞または形容詞から以下の派生語を作る。女性形は-kāとなる。<ref>Sanskrit Grammar (Whitney) 1222f</ref></u><br><u>・名詞また形容詞に付随する形容詞を作成する。<ref name=":52">『サンスクリット語の構文と語法』平河出版社、1989年7月1日、149頁。</ref></u><br><u>・縮小語を作る。<ref name=":52" /></u><br><u>・同義語・派生語を作る。</u>
| rowspan="3" |<u>全ての名詞または形容詞から以下の派生語を作る。女性形は-kāとなる。<ref>Sanskrit Grammar (Whitney) 1222f</ref></u><br /><u>・名詞また形容詞に付随する形容詞を作成する。<ref name=":52">『サンスクリット語の構文と語法』平河出版社、1989年7月1日、149頁。</ref></u><br /><u>・縮小語を作る。<ref name=":52" /></u><br /><u>・同義語・派生語を作る。</u>
| rowspan="3" |全て
| rowspan="3" |全て
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1,917行目: 1,917行目:
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!-maya
!-maya
|<u>名詞に付けて「~から成る」、「~から作られた」、「~に富んだ」という意味の形容詞を作る。</u><br><u>アクセントは接尾辞にある。</u>
|<u>名詞に付けて「~から成る」、「~から作られた」、「~に富んだ」という意味の形容詞を作る。</u><br /><u>アクセントは接尾辞にある。</u>
|全て
|全て
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!-mat
!-mat
| rowspan="2" |<u>名詞に付けて「~所有している」という意味や名詞に関連する意味の形容詞を作る。</u><br><u>アクセントは語幹にある。</u>
| rowspan="2" |<u>名詞に付けて「~所有している」という意味や名詞に関連する意味の形容詞を作る。</u><br /><u>アクセントは語幹にある。</u>
| rowspan="2" |全て
| rowspan="2" |全て
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1,940行目: 1,940行目:
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!-tā
!-tā
|<u>元の名詞の性質などを表す抽象名詞を作る。</u><ref name=":55">『実習サンスクリット文法』春秋社、2015年9月19日、144頁</ref><br><u>アクセントは接尾辞の直前にある。</u>
|<u>元の名詞の性質などを表す抽象名詞を作る。</u><ref name=":55">『実習サンスクリット文法』春秋社、2015年9月19日、144頁</ref><br /><u>アクセントは接尾辞の直前にある。</u>
| rowspan="2" |女性
| rowspan="2" |女性
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!-tāti
!-tāti
|ヴェーダ期のみに見られる。意味は上記の-tāと同じ。<br>アクセントは接尾辞の直前にある。
|ヴェーダ期のみに見られる。意味は上記の-tāと同じ。<br />アクセントは接尾辞の直前にある。
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!-tana
!-tana
| rowspan="2" |前置詞や副詞、名詞や形容詞から時に関する形容詞を作る。<br>アクセントは多様である。<br>女性形は-nīとなり、アクセントは接尾辞にある。
| rowspan="2" |前置詞や副詞、名詞や形容詞から時に関する形容詞を作る。<br />アクセントは多様である。<br />女性形は-nīとなり、アクセントは接尾辞にある。
| rowspan="2" |全て
| rowspan="2" |全て
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2,175行目: 2,175行目:
! colspan="3" |単数
! colspan="3" |単数
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! '''格''' !! 1人称<ref name=":29">Sanskrit Grammar (Whitney) 494</ref><br>単:mad- <br>複:asmad-
! '''格''' !! 1人称<ref name=":29">Sanskrit Grammar (Whitney) 494</ref><br />単:mad- <br />複:asmad-
!2人称<ref name=":29" /><br>単:tvad-<br>複:yuṣmad-
!2人称<ref name=":29" /><br />単:tvad-<br />複:yuṣmad-
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! 主格
! 主格
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![[能動態]]
![[能動態]]
|yábh·ā·mi<br>yábh·a·si<br>yábh·a·ti<br>yábh·ā·vas<br>yábh·a·thas<br>yábh·a·tas<br>yábh·ā·mas<br>yábh·a·tha<br>yábh·a·nti
|yábh·ā·mi<br />yábh·a·si<br />yábh·a·ti<br />yábh·ā·vas<br />yábh·a·thas<br />yábh·a·tas<br />yábh·ā·mas<br />yábh·a·tha<br />yábh·a·nti
|a·yábh·a·m<br>a·yábh·a·s<br>a·yábh·a·t<br>a·yábh·ā·va<br>a·yábh·a·tam<br>a·yábh·a·tām<br>a·yábh·ā·ma<br>a·yábh·a·ta<br>a·yábh·a·n
|a·yábh·a·m<br />a·yábh·a·s<br />a·yábh·a·t<br />a·yábh·ā·va<br />a·yábh·a·tam<br />a·yábh·a·tām<br />a·yábh·ā·ma<br />a·yábh·a·ta<br />a·yábh·a·n
|yábh·a·m<br>yábh·a·s<br>yábh·a·t<br>yábh·ā·va<br>yábh·a·tam<br>yábh·a·tām<br>yábh·ā·ma<br>yábh·a·ta<br>yábh·a·n
|yábh·a·m<br />yábh·a·s<br />yábh·a·t<br />yábh·ā·va<br />yábh·a·tam<br />yábh·a·tām<br />yábh·ā·ma<br />yábh·a·ta<br />yábh·a·n
|yábh·ā·(ni)<br>yábh·ā·s(i)<br>yábh·ā·t(i)<br>yábh·ā·va<br>yábh·ā·thas<br>yábh·ā·tas<br>yábh·ā·ma<br>yábh·ā·tha<br>yábh·ā·n
|yábh·ā·(ni)<br />yábh·ā·s(i)<br />yábh·ā·t(i)<br />yábh·ā·va<br />yábh·ā·thas<br />yábh·ā·tas<br />yábh·ā·ma<br />yábh·ā·tha<br />yábh·ā·n
|yábh·aiyā·m<br>yábh·aiyā·s<br>yábh·aiyā·t<br>yábh·aiyā·va<br>yábh·aiyā·tam<br>yábh·aiyā·tām<br>yábh·aiyā·ma<br>yábh·aiyā·ta<br>yábh·ai·yus
|yábh·aiyā·m<br />yábh·aiyā·s<br />yábh·aiyā·t<br />yábh·aiyā·va<br />yábh·aiyā·tam<br />yábh·aiyā·tām<br />yábh·aiyā·ma<br />yábh·aiyā·ta<br />yábh·ai·yus
|yábh·ā·ni<br>yábh·a<br>yábh·a·tu<br>yábh·ā·va<br>yábh·a·tam<br>yábh·a·tām<br>yábh·ā·ma<br>yábh·a·ta(na)<br>yábh·a·ntu
|yábh·ā·ni<br />yábh·a<br />yábh·a·tu<br />yábh·ā·va<br />yábh·a·tam<br />yábh·a·tām<br />yábh·ā·ma<br />yábh·a·ta(na)<br />yábh·a·ntu
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![[中動態]]<ref name=":5">√yabhはparasmaipada(能動態のみ動詞)であるが、中動態も意味として成立するため記載する。</ref>
![[中動態]]<ref name=":5">√yabhはparasmaipada(能動態のみ動詞)であるが、中動態も意味として成立するため記載する。</ref>
|yábh·a·i<br>yábh·a·sai<br>yábh·a·tai<br>yábh·ā·vahāi<br>yábh·a·thai<br>yábh·a·tai<br>yábh·ā·mahai<br>yábh·a·dhvai<br>yábh·a·ntai
|yábh·a·i<br />yábh·a·sai<br />yábh·a·tai<br />yábh·ā·vahāi<br />yábh·a·thai<br />yábh·a·tai<br />yábh·ā·mahai<br />yábh·a·dhvai<br />yábh·a·ntai
|a·yábh·a<br>a·yábh·a·thās<br>a·yábh·a·ta<br>a·yábh·ā·vahi<br>a·yábh·a·thām<br>a·yábh·a·tām<br>a·yábh·ā·mahi<br>a·yábh·a·dhvam<br>a·yábh·a·nta
|a·yábh·a<br />a·yábh·a·thās<br />a·yábh·a·ta<br />a·yábh·ā·vahi<br />a·yábh·a·thām<br />a·yábh·a·tām<br />a·yábh·ā·mahi<br />a·yábh·a·dhvam<br />a·yábh·a·nta
|yábh·a<br>yábh·a·thās<br>yábh·a·ta<br>yábh·ā·vahi<br>yábh·a·thām<br>yábh·a·tām<br>yábh·ā·mahi<br>yábh·a·dhvam<br>yábh·a·nta
|yábh·a<br />yábh·a·thās<br />yábh·a·ta<br />yábh·ā·vahi<br />yábh·a·thām<br />yábh·a·tām<br />yábh·ā·mahi<br />yábh·a·dhvam<br />yábh·a·nta
|yábh·ā·i<br>yábh·ā·sāi<br>yábh·ā·tāi<br>yábh·ā·vahāi<br>yábh·ā·thai<br>yábh·ā·tai<br>yábh·ā·mahāi<br>yábh·ā·dhvāi<br>yábh·ā·ntā(i)
|yábh·ā·i<br />yábh·ā·sāi<br />yábh·ā·tāi<br />yábh·ā·vahāi<br />yábh·ā·thai<br />yábh·ā·tai<br />yábh·ā·mahāi<br />yábh·ā·dhvāi<br />yábh·ā·ntā(i)
|yábh·aiyā<br>yábh·aiyā·thās<br>yábh·aiyā·ta<br>yábh·aiyā·vahi<br>yábh·aiyā·thām<br>yábh·aiyā·tām<br>yábh·aiyā·mahi<br>yábh·aiyā·dhvam<br>yábh·ai·ran
|yábh·aiyā<br />yábh·aiyā·thās<br />yábh·aiyā·ta<br />yábh·aiyā·vahi<br />yábh·aiyā·thām<br />yábh·aiyā·tām<br />yábh·aiyā·mahi<br />yábh·aiyā·dhvam<br />yábh·ai·ran
|yábh·ā·i<br>yábh·a·sva<br>yábh·a·tām<br>yábh·ā·vahā<br>yábh·a·thām<br>yábh·a·tām<br>yábh·ā·mahāi<br>yábh·a·dhvam<br>yábh·a·ntām
|yábh·ā·i<br />yábh·a·sva<br />yábh·a·tām<br />yábh·ā·vahā<br />yábh·a·thām<br />yábh·a·tām<br />yábh·ā·mahāi<br />yábh·a·dhvam<br />yábh·a·ntām
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|}


2,690行目: 2,690行目:
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![[能動態]]
![[能動態]]
|smay·ā·mi<br>smay·a·si<br>smay·a·ti<br>smay·ā·vas<br>smay·a·thas<br>smay·a·tas<br>smay·ā·mas<br>smay·a·tha<br>smay·a·nti
|smay·ā·mi<br />smay·a·si<br />smay·a·ti<br />smay·ā·vas<br />smay·a·thas<br />smay·a·tas<br />smay·ā·mas<br />smay·a·tha<br />smay·a·nti
|a·smay·a·m<br>a·smay·a·s<br>a·smay·a·t<br>a·smay·ā·va<br>a·smay·a·tam<br>a·smay·a·tām<br>a·smay·ā·ma<br>a·smay·a·ta<br>a·smay·a·n
|a·smay·a·m<br />a·smay·a·s<br />a·smay·a·t<br />a·smay·ā·va<br />a·smay·a·tam<br />a·smay·a·tām<br />a·smay·ā·ma<br />a·smay·a·ta<br />a·smay·a·n
|smay·a·m<br>smay·a·s<br>smay·a·t<br>smay·ā·va<br>smay·a·tam<br>smay·a·tām<br>smay·ā·ma<br>smay·a·ta<br>smay·a·n
|smay·a·m<br />smay·a·s<br />smay·a·t<br />smay·ā·va<br />smay·a·tam<br />smay·a·tām<br />smay·ā·ma<br />smay·a·ta<br />smay·a·n
|smay·ā·(ni<br>smay·ā·s(i)<br>smay·ā·t(i)<br>smay·ā·va<br>smay·ā·thas<br>smay·ā·tas<br>smay·ā·ma<br>smay·ā·tha<br>smay·ā·n
|smay·ā·(ni<br />smay·ā·s(i)<br />smay·ā·t(i)<br />smay·ā·va<br />smay·ā·thas<br />smay·ā·tas<br />smay·ā·ma<br />smay·ā·tha<br />smay·ā·n
|smay·aiyā·m<br>smay·aiyā·s<br>smay·aiyā·t<br>smay·aiyā·va<br>smay·aiyā·tam<br>smay·aiyā·tām<br>smay·aiyā·ma<br>smay·aiyā·ta<br>smay·ai·yus
|smay·aiyā·m<br />smay·aiyā·s<br />smay·aiyā·t<br />smay·aiyā·va<br />smay·aiyā·tam<br />smay·aiyā·tām<br />smay·aiyā·ma<br />smay·aiyā·ta<br />smay·ai·yus
|smay·ā·ni<br>smay·a<br>smay·a·tu<br>smay·ā·va<br>smay·a·tam<br>smay·a·tām<br>smay·ā·ma<br>smay·a·ta(na)<br>smay·a·ntu
|smay·ā·ni<br />smay·a<br />smay·a·tu<br />smay·ā·va<br />smay·a·tam<br />smay·a·tām<br />smay·ā·ma<br />smay·a·ta(na)<br />smay·a·ntu
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![[中動態]]<ref name=":5" />
![[中動態]]<ref name=":5" />
|smay·a·i<br>smay·a·sai<br>smay·a·tai<br>smay·ā·vahāi<br>smay·a·thai<br>smay·a·tai<br>smay·ā·mahai<br>smay·a·dhvai<br>smay·a·ntai
|smay·a·i<br />smay·a·sai<br />smay·a·tai<br />smay·ā·vahāi<br />smay·a·thai<br />smay·a·tai<br />smay·ā·mahai<br />smay·a·dhvai<br />smay·a·ntai
|a·smay·a<br>a·smay·a·thās<br>a·smay·a·ta<br>a·smay·ā·vahi<br>a·smay·a·thām<br>a·smay·a·tām<br>a·smay·ā·mahi<br>a·smay·a·dhvam<br>a·smay·a·nta
|a·smay·a<br />a·smay·a·thās<br />a·smay·a·ta<br />a·smay·ā·vahi<br />a·smay·a·thām<br />a·smay·a·tām<br />a·smay·ā·mahi<br />a·smay·a·dhvam<br />a·smay·a·nta
|smay·a<br>smay·a·thās<br>smay·a·ta<br>smay·ā·vahi<br>smay·a·thām<br>smay·a·tām<br>smay·ā·mahi<br>smay·a·dhvam<br>smay·a·nta
|smay·a<br />smay·a·thās<br />smay·a·ta<br />smay·ā·vahi<br />smay·a·thām<br />smay·a·tām<br />smay·ā·mahi<br />smay·a·dhvam<br />smay·a·nta
|smay·ā·i<br>smay·ā·sāi<br>smay·ā·tāi<br>smay·ā·vahāi<br>smay·ā·thai<br>smay·ā·tai<br>smay·ā·mahāi<br>smay·ā·dhvāi<br>smay·ā·ntā(i)
|smay·ā·i<br />smay·ā·sāi<br />smay·ā·tāi<br />smay·ā·vahāi<br />smay·ā·thai<br />smay·ā·tai<br />smay·ā·mahāi<br />smay·ā·dhvāi<br />smay·ā·ntā(i)
|smay·aiyā<br>smay·aiyā·thās<br>smay·aiyā·ta<br>smay·aiyā·vahi<br>smay·aiyā·thām<br>smay·aiyā·tām<br>smay·aiyā·mahi<br>smay·aiyā·dhvam<br>smay·ai·ran
|smay·aiyā<br />smay·aiyā·thās<br />smay·aiyā·ta<br />smay·aiyā·vahi<br />smay·aiyā·thām<br />smay·aiyā·tām<br />smay·aiyā·mahi<br />smay·aiyā·dhvam<br />smay·ai·ran
|smay·ā·i<br>smay·a·sva<br>smay·a·tām<br>smay·ā·vahā<br>smay·a·thām<br>smay·a·tām<br>smay·ā·mahāi<br>smay·a·dhvam<br>smay·a·ntām
|smay·ā·i<br />smay·a·sva<br />smay·a·tām<br />smay·ā·vahā<br />smay·a·thām<br />smay·a·tām<br />smay·ā·mahāi<br />smay·a·dhvam<br />smay·a·ntām
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2,719行目: 2,719行目:
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![[能動態]]
![[能動態]]
|khud·ā·mi<br>khud·a·si<br>khud·a·ti<br>khud·ā·vas<br>khud·a·thas<br>khud·a·tas<br>khud·ā·mas<br>khud·a·tha<br>khud·a·nti
|khud·ā·mi<br />khud·a·si<br />khud·a·ti<br />khud·ā·vas<br />khud·a·thas<br />khud·a·tas<br />khud·ā·mas<br />khud·a·tha<br />khud·a·nti
|a·khud·a·m<br>a·khud·a·s<br>a·khud·a·t<br>a·khud·ā·va<br>a·khud·a·tam<br>a·khud·a·tām<br>a·khud·ā·ma<br>a·khud·a·ta<br>a·khud·a·n
|a·khud·a·m<br />a·khud·a·s<br />a·khud·a·t<br />a·khud·ā·va<br />a·khud·a·tam<br />a·khud·a·tām<br />a·khud·ā·ma<br />a·khud·a·ta<br />a·khud·a·n
|khud·a·m<br>khud·a·s<br>khud·a·t<br>khud·ā·va<br>khud·a·tam<br>khud·a·tām<br>khud·ā·ma<br>khud·a·ta<br>khud·a·n
|khud·a·m<br />khud·a·s<br />khud·a·t<br />khud·ā·va<br />khud·a·tam<br />khud·a·tām<br />khud·ā·ma<br />khud·a·ta<br />khud·a·n
|khud·ā·(ni<br>khud·ā·s(i)<br>khud·ā·t(i)<br>khud·ā·va<br>khud·ā·thas<br>khud·ā·tas<br>khud·ā·ma<br>khud·ā·tha<br>khud·ā·n
|khud·ā·(ni<br />khud·ā·s(i)<br />khud·ā·t(i)<br />khud·ā·va<br />khud·ā·thas<br />khud·ā·tas<br />khud·ā·ma<br />khud·ā·tha<br />khud·ā·n
|khud·aiyā·m<br>khud·aiyā·s<br>khud·aiyā·t<br>khud·aiyā·va<br>khud·aiyā·tam<br>khud·aiyā·tām<br>khud·aiyā·ma<br>khud·aiyā·ta<br>khud·ai·yus
|khud·aiyā·m<br />khud·aiyā·s<br />khud·aiyā·t<br />khud·aiyā·va<br />khud·aiyā·tam<br />khud·aiyā·tām<br />khud·aiyā·ma<br />khud·aiyā·ta<br />khud·ai·yus
|khud·ā·ni<br>khud·a<br>khud·a·tu<br>khud·ā·va<br>khud·a·tam<br>khud·a·tām<br>khud·ā·ma<br>khud·a·ta(na)<br>khud·a·ntu
|khud·ā·ni<br />khud·a<br />khud·a·tu<br />khud·ā·va<br />khud·a·tam<br />khud·a·tām<br />khud·ā·ma<br />khud·a·ta(na)<br />khud·a·ntu
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![[中動態]]<ref name=":5" />
![[中動態]]<ref name=":5" />
|khud·a·i<br>khud·a·sai<br>khud·a·tai<br>khud·ā·vahāi<br>khud·a·thai<br>khud·a·tai<br>khud·ā·mahai<br>khud·a·dhvai<br>khud·a·ntai
|khud·a·i<br />khud·a·sai<br />khud·a·tai<br />khud·ā·vahāi<br />khud·a·thai<br />khud·a·tai<br />khud·ā·mahai<br />khud·a·dhvai<br />khud·a·ntai
|a·khud·a<br>a·khud·a·thās<br>a·khud·a·ta<br>a·khud·ā·vahi<br>a·khud·a·thām<br>a·khud·a·tām<br>a·khud·ā·mahi<br>a·khud·a·dhvam<br>a·khud·a·nta
|a·khud·a<br />a·khud·a·thās<br />a·khud·a·ta<br />a·khud·ā·vahi<br />a·khud·a·thām<br />a·khud·a·tām<br />a·khud·ā·mahi<br />a·khud·a·dhvam<br />a·khud·a·nta
|khud·a<br>khud·a·thās<br>khud·a·ta<br>khud·ā·vahi<br>khud·a·thām<br>khud·a·tām<br>khud·ā·mahi<br>khud·a·dhvam<br>khud·a·nta
|khud·a<br />khud·a·thās<br />khud·a·ta<br />khud·ā·vahi<br />khud·a·thām<br />khud·a·tām<br />khud·ā·mahi<br />khud·a·dhvam<br />khud·a·nta
|khud·ā·i<br>khud·ā·sāi<br>khud·ā·tāi<br>khud·ā·vahāi<br>khud·ā·thai<br>khud·ā·tai<br>khud·ā·mahāi<br>khud·ā·dhvāi<br>khud·ā·ntā(i)
|khud·ā·i<br />khud·ā·sāi<br />khud·ā·tāi<br />khud·ā·vahāi<br />khud·ā·thai<br />khud·ā·tai<br />khud·ā·mahāi<br />khud·ā·dhvāi<br />khud·ā·ntā(i)
|khud·aiyā<br>khud·aiyā·thās<br>khud·aiyā·ta<br>khud·aiyā·vahi<br>khud·aiyā·thām<br>khud·aiyā·tām<br>khud·aiyā·mahi<br>khud·aiyā·dhvam<br>khud·ai·ran
|khud·aiyā<br />khud·aiyā·thās<br />khud·aiyā·ta<br />khud·aiyā·vahi<br />khud·aiyā·thām<br />khud·aiyā·tām<br />khud·aiyā·mahi<br />khud·aiyā·dhvam<br />khud·ai·ran
|khud·ā·i<br>khud·a·sva<br>khud·a·tām<br>khud·ā·vahā<br>khud·a·thām<br>khud·a·tām<br>khud·ā·mahāi<br>khud·a·dhvam<br>khud·a·ntām
|khud·ā·i<br />khud·a·sva<br />khud·a·tām<br />khud·ā·vahā<br />khud·a·thām<br />khud·a·tām<br />khud·ā·mahāi<br />khud·a·dhvam<br />khud·a·ntām
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![[能動態]]
![[能動態]]
|hil·ā·mi<br>hil·a·si<br>hil·a·ti<br>hil·ā·vas<br>hil·a·thas<br>hil·a·tas<br>hil·ā·mas<br>hil·a·tha<br>hil·a·nti
|hil·ā·mi<br />hil·a·si<br />hil·a·ti<br />hil·ā·vas<br />hil·a·thas<br />hil·a·tas<br />hil·ā·mas<br />hil·a·tha<br />hil·a·nti
|a·hil·a·m<br>a·hil·a·s<br>a·hil·a·t<br>a·hil·ā·va<br>a·hil·a·tam<br>a·hil·a·tām<br>a·hil·ā·ma<br>a·hil·a·ta<br>a·hil·a·n
|a·hil·a·m<br />a·hil·a·s<br />a·hil·a·t<br />a·hil·ā·va<br />a·hil·a·tam<br />a·hil·a·tām<br />a·hil·ā·ma<br />a·hil·a·ta<br />a·hil·a·n
|hil·a·m<br>hil·a·s<br>hil·a·t<br>hil·ā·va<br>hil·a·tam<br>hil·a·tām<br>hil·ā·ma<br>hil·a·ta<br>hil·a·n
|hil·a·m<br />hil·a·s<br />hil·a·t<br />hil·ā·va<br />hil·a·tam<br />hil·a·tām<br />hil·ā·ma<br />hil·a·ta<br />hil·a·n
|hil·ā·(ni<br>hil·ā·s(i)<br>hil·ā·t(i)<br>hil·ā·va<br>hil·ā·thas<br>hil·ā·tas<br>hil·ā·ma<br>hil·ā·tha<br>hil·ā·n
|hil·ā·(ni<br />hil·ā·s(i)<br />hil·ā·t(i)<br />hil·ā·va<br />hil·ā·thas<br />hil·ā·tas<br />hil·ā·ma<br />hil·ā·tha<br />hil·ā·n
|hil·aiyā·m<br>hil·aiyā·s<br>hil·aiyā·t<br>hil·aiyā·va<br>hil·aiyā·tam<br>hil·aiyā·tām<br>hil·aiyā·ma<br>hil·aiyā·ta<br>hil·ai·yus
|hil·aiyā·m<br />hil·aiyā·s<br />hil·aiyā·t<br />hil·aiyā·va<br />hil·aiyā·tam<br />hil·aiyā·tām<br />hil·aiyā·ma<br />hil·aiyā·ta<br />hil·ai·yus
|hil·ā·ni<br>hil·a<br>hil·a·tu<br>hil·ā·va<br>hil·a·tam<br>hil·a·tām<br>hil·ā·ma<br>hil·a·ta(na)<br>hil·a·ntu
|hil·ā·ni<br />hil·a<br />hil·a·tu<br />hil·ā·va<br />hil·a·tam<br />hil·a·tām<br />hil·ā·ma<br />hil·a·ta(na)<br />hil·a·ntu
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![[中動態]]<ref name=":5" />
![[中動態]]<ref name=":5" />
|hil·a·i<br>hil·a·sai<br>hil·a·tai<br>hil·ā·vahāi<br>hil·a·thai<br>hil·a·tai<br>hil·ā·mahai<br>hil·a·dhvai<br>hil·a·ntai
|hil·a·i<br />hil·a·sai<br />hil·a·tai<br />hil·ā·vahāi<br />hil·a·thai<br />hil·a·tai<br />hil·ā·mahai<br />hil·a·dhvai<br />hil·a·ntai
|a·hil·a<br>a·hil·a·thās<br>a·hil·a·ta<br>a·hil·ā·vahi<br>a·hil·a·thām<br>a·hil·a·tām<br>a·hil·ā·mahi<br>a·hil·a·dhvam<br>a·hil·a·nta
|a·hil·a<br />a·hil·a·thās<br />a·hil·a·ta<br />a·hil·ā·vahi<br />a·hil·a·thām<br />a·hil·a·tām<br />a·hil·ā·mahi<br />a·hil·a·dhvam<br />a·hil·a·nta
|hil·a<br>hil·a·thās<br>hil·a·ta<br>hil·ā·vahi<br>hil·a·thām<br>hil·a·tām<br>hil·ā·mahi<br>hil·a·dhvam<br>hil·a·nta
|hil·a<br />hil·a·thās<br />hil·a·ta<br />hil·ā·vahi<br />hil·a·thām<br />hil·a·tām<br />hil·ā·mahi<br />hil·a·dhvam<br />hil·a·nta
|hil·ā·i<br>hil·ā·sāi<br>hil·ā·tāi<br>hil·ā·vahāi<br>hil·ā·thai<br>hil·ā·tai<br>hil·ā·mahāi<br>hil·ā·dhvāi<br>hil·ā·ntā(i)
|hil·ā·i<br />hil·ā·sāi<br />hil·ā·tāi<br />hil·ā·vahāi<br />hil·ā·thai<br />hil·ā·tai<br />hil·ā·mahāi<br />hil·ā·dhvāi<br />hil·ā·ntā(i)
|hil·aiyā<br>hil·aiyā·thās<br>hil·aiyā·ta<br>hil·aiyā·vahi<br>hil·aiyā·thām<br>hil·aiyā·tām<br>hil·aiyā·mahi<br>hil·aiyā·dhvam<br>hil·ai·ran
|hil·aiyā<br />hil·aiyā·thās<br />hil·aiyā·ta<br />hil·aiyā·vahi<br />hil·aiyā·thām<br />hil·aiyā·tām<br />hil·aiyā·mahi<br />hil·aiyā·dhvam<br />hil·ai·ran
|hil·ā·i<br>hil·a·sva<br>hil·a·tām<br>hil·ā·vahā<br>hil·a·thām<br>hil·a·tām<br>hil·ā·mahāi<br>hil·a·dhvam<br>hil·a·ntām
|hil·ā·i<br />hil·a·sva<br />hil·a·tām<br />hil·ā·vahā<br />hil·a·thām<br />hil·a·tām<br />hil·ā·mahāi<br />hil·a·dhvam<br />hil·a·ntām
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* 第10類:yaまたはayaを付け加える。子音の場合はasyaを付け加える。<u>語根末のi、u、 r、単子音(二重子音などでないということ)の間にあるaは長母音化する</u>。 <u>子音ではさまれたi、u、 r、はそれが単子音の前ならば長母音化するが二重子音の前ならば変化しない</u>。<ref>{{Cite web|url=https://www.manduuka.net/sanskrit/ogi/index.cgi?doc=2202vb|title=文法概説 よみがえれ『実習梵語学』|accessdate=2021/12/30|publisher=植田真理子}}</ref> 一部の語根(√kam, √dru, √sri、√sru, √cur)および名詞・形容詞から動詞を作成する際に用いる。ラテン語の第一活用、ゲルマン語の[[規則動詞|弱変化動詞]]に相当する。二次派生動詞の一つ。
* 第10類:yaまたはayaを付け加える。子音の場合はasyaを付け加える。<u>語根末のi、u、 r、単子音(二重子音などでないということ)の間にあるaは長母音化する</u>。 <u>子音ではさまれたi、u、 r、はそれが単子音の前ならば長母音化するが二重子音の前ならば変化しない</u>。<ref>{{Cite web|url=https://www.manduuka.net/sanskrit/ogi/index.cgi?doc=2202vb|title=文法概説 よみがえれ『実習梵語学』|accessdate=2021/12/30|publisher=植田真理子}}</ref> 一部の語根(√kam, √dru, √sri、√sru, √cur)および名詞・形容詞から動詞を作成する際に用いる。ラテン語の第一活用、ゲルマン語の[[規則動詞|弱変化動詞]]に相当する。二次派生動詞の一つ。
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![[能動態]]
![[能動態]]
|cintay·ā·mi<br>cintay·a·si<br>cintay·a·ti<br>cintay·ā·vas<br>cintay·a·thas<br>cintay·a·tas<br>cintay·ā·mas<br>cintay·a·tha<br>cintay·a·nti
|cintay·ā·mi<br />cintay·a·si<br />cintay·a·ti<br />cintay·ā·vas<br />cintay·a·thas<br />cintay·a·tas<br />cintay·ā·mas<br />cintay·a·tha<br />cintay·a·nti
|a·cintay·a·m<br>a·cintay·a·s<br>a·cintay·a·t<br>a·cintay·ā·va<br>a·cintay·a·tam<br>a·cintay·a·tām<br>a·cintay·ā·ma<br>a·cintay·a·ta<br>a·cintay·a·n
|a·cintay·a·m<br />a·cintay·a·s<br />a·cintay·a·t<br />a·cintay·ā·va<br />a·cintay·a·tam<br />a·cintay·a·tām<br />a·cintay·ā·ma<br />a·cintay·a·ta<br />a·cintay·a·n
|cintay·a·m<br>cintay·a·s<br>cintay·a·t<br>cintay·ā·va<br>cintay·a·tam<br>cintay·a·tām<br>cintay·ā·ma<br>cintay·a·ta<br>cintay·a·n
|cintay·a·m<br />cintay·a·s<br />cintay·a·t<br />cintay·ā·va<br />cintay·a·tam<br />cintay·a·tām<br />cintay·ā·ma<br />cintay·a·ta<br />cintay·a·n
|cintay·ā·(ni<br>cintay·ā·s(i)<br>cintay·ā·t(i)<br>cintay·ā·va<br>cintay·ā·thas<br>cintay·ā·tas<br>cintay·ā·ma<br>cintay·ā·tha<br>cintay·ā·n
|cintay·ā·(ni<br />cintay·ā·s(i)<br />cintay·ā·t(i)<br />cintay·ā·va<br />cintay·ā·thas<br />cintay·ā·tas<br />cintay·ā·ma<br />cintay·ā·tha<br />cintay·ā·n
|cintay·aiyā·m<br>cintay·aiyā·s<br>cintay·aiyā·t<br>cintay·aiyā·va<br>cintay·aiyā·tam<br>cintay·aiyā·tām<br>cintay·aiyā·ma<br>cintay·aiyā·ta<br>cintay·ai·yus
|cintay·aiyā·m<br />cintay·aiyā·s<br />cintay·aiyā·t<br />cintay·aiyā·va<br />cintay·aiyā·tam<br />cintay·aiyā·tām<br />cintay·aiyā·ma<br />cintay·aiyā·ta<br />cintay·ai·yus
|cintay·ā·ni<br>cintay·a<br>cintay·a·tu<br>cintay·ā·va<br>cintay·a·tam<br>cintay·a·tām<br>cintay·ā·ma<br>cintay·a·ta(na)<br>cintay·a·ntu
|cintay·ā·ni<br />cintay·a<br />cintay·a·tu<br />cintay·ā·va<br />cintay·a·tam<br />cintay·a·tām<br />cintay·ā·ma<br />cintay·a·ta(na)<br />cintay·a·ntu
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![[中動態]]<ref name=":5" />
![[中動態]]<ref name=":5" />
|cintay·a·i<br>cintay·a·sai<br>cintay·a·tai<br>cintay·ā·vahāi<br>cintay·a·thai<br>cintay·a·tai<br>cintay·ā·mahai<br>cintay·a·dhvai<br>cintay·a·ntai
|cintay·a·i<br />cintay·a·sai<br />cintay·a·tai<br />cintay·ā·vahāi<br />cintay·a·thai<br />cintay·a·tai<br />cintay·ā·mahai<br />cintay·a·dhvai<br />cintay·a·ntai
|a·cintay·a<br>a·cintay·a·thās<br>a·cintay·a·ta<br>a·cintay·ā·vahi<br>a·cintay·a·thām<br>a·cintay·a·tām<br>a·cintay·ā·mahi<br>a·cintay·a·dhvam<br>a·cintay·a·nta
|a·cintay·a<br />a·cintay·a·thās<br />a·cintay·a·ta<br />a·cintay·ā·vahi<br />a·cintay·a·thām<br />a·cintay·a·tām<br />a·cintay·ā·mahi<br />a·cintay·a·dhvam<br />a·cintay·a·nta
|cintay·a<br>cintay·a·thās<br>cintay·a·ta<br>cintay·ā·vahi<br>cintay·a·thām<br>cintay·a·tām<br>cintay·ā·mahi<br>cintay·a·dhvam<br>cintay·a·nta
|cintay·a<br />cintay·a·thās<br />cintay·a·ta<br />cintay·ā·vahi<br />cintay·a·thām<br />cintay·a·tām<br />cintay·ā·mahi<br />cintay·a·dhvam<br />cintay·a·nta
|cintay·ā·i<br>cintay·ā·sāi<br>cintay·ā·tāi<br>cintay·ā·vahāi<br>cintay·ā·thai<br>cintay·ā·tai<br>cintay·ā·mahāi<br>cintay·ā·dhvāi<br>cintay·ā·ntā(i)
|cintay·ā·i<br />cintay·ā·sāi<br />cintay·ā·tāi<br />cintay·ā·vahāi<br />cintay·ā·thai<br />cintay·ā·tai<br />cintay·ā·mahāi<br />cintay·ā·dhvāi<br />cintay·ā·ntā(i)
|cintay·aiyā<br>cintay·aiyā·thās<br>cintay·aiyā·ta<br>cintay·aiyā·vahi<br>cintay·aiyā·thām<br>cintay·aiyā·tām<br>cintay·aiyā·mahi<br>cintay·aiyā·dhvam<br>cintay·ai·ran
|cintay·aiyā<br />cintay·aiyā·thās<br />cintay·aiyā·ta<br />cintay·aiyā·vahi<br />cintay·aiyā·thām<br />cintay·aiyā·tām<br />cintay·aiyā·mahi<br />cintay·aiyā·dhvam<br />cintay·ai·ran
|cintay·ā·i<br>cintay·a·sva<br>cintay·a·tām<br>cintay·ā·vahā<br>cintay·a·thām<br>cintay·a·tām<br>cintay·ā·mahāi<br>cintay·a·dhvam<br>cintay·a·ntām
|cintay·ā·i<br />cintay·a·sva<br />cintay·a·tām<br />cintay·ā·vahā<br />cintay·a·thām<br />cintay·a·tām<br />cintay·ā·mahāi<br />cintay·a·dhvam<br />cintay·a·ntām
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![[受動態]]
![[受動態]]
|yabh·yá·i<br>yabh·yá·sai<br>yabh·yá·tai<br>yabh·yā́·vahāi<br>yabh·yá·thai<br>yabh·yá·tai<br>yabh·yā́·mahai<br>yabh·yá·dhvai<br>yabh·yá·nta(i)
|yabh·yá·i<br />yabh·yá·sai<br />yabh·yá·tai<br />yabh·yā́·vahāi<br />yabh·yá·thai<br />yabh·yá·tai<br />yabh·yā́·mahai<br />yabh·yá·dhvai<br />yabh·yá·nta(i)
|a·yabh·yá<br>a·yabh·yá·thās<br>a·yabh·yá·ta<br>a·yabh·yā́·vahi<br>a·yabh·yá·thām<br>a·yabh·yá·tām<br>a·yabh·yā́·mahi<br>a·yabh·yá·dhvam<br>a·yabh·yá·nta
|a·yabh·yá<br />a·yabh·yá·thās<br />a·yabh·yá·ta<br />a·yabh·yā́·vahi<br />a·yabh·yá·thām<br />a·yabh·yá·tām<br />a·yabh·yā́·mahi<br />a·yabh·yá·dhvam<br />a·yabh·yá·nta
|yabh·yá<br>yabh·yá·thās<br>yabh·yá·ta<br>yabh·yā́·vahi<br>yabh·yá·thām<br>yabh·yá·tām<br>yabh·yā́·mahi<br>yabh·yá·dhvam<br>yabh·yá·nta
|yabh·yá<br />yabh·yá·thās<br />yabh·yá·ta<br />yabh·yā́·vahi<br />yabh·yá·thām<br />yabh·yá·tām<br />yabh·yā́·mahi<br />yabh·yá·dhvam<br />yabh·yá·nta
|yabh·yā́·i<br>yabh·yā́·sāi<br>yabh·yā́·tāi<br>yabh·yā́·vahāi<br>yabh·yā́·thai<br>yabh·yā́·tai<br>yabh·yā́·mahāi<br>yabh·yā́·dhvāi<br>yabh·yā́·ntā(i)
|yabh·yā́·i<br />yabh·yā́·sāi<br />yabh·yā́·tāi<br />yabh·yā́·vahāi<br />yabh·yā́·thai<br />yabh·yā́·tai<br />yabh·yā́·mahāi<br />yabh·yā́·dhvāi<br />yabh·yā́·ntā(i)
|yabh·yáiyā<br>yabh·yáiyā·thās<br>yabh·yáiyā·ta<br>yabh·yáiyā·vahi<br>yabh·yáiyā·thām<br>yabh·yáiyā·tām<br>yabh·yáiyā·mahi<br>yabh·yáiyā·dhvam<br>yabh·yái·ran
|yabh·yáiyā<br />yabh·yáiyā·thās<br />yabh·yáiyā·ta<br />yabh·yáiyā·vahi<br />yabh·yáiyā·thām<br />yabh·yáiyā·tām<br />yabh·yáiyā·mahi<br />yabh·yáiyā·dhvam<br />yabh·yái·ran
|yabh·yā́·i<br>yabh·yá·sva<br>yabh·yá·tām<br>yabh·yā́·vahāi<br>yabh·yá·thām<br>yabh·yá·tām<br>yabh·yā́·mahāi<br>yabh·yá·dhvam<br>yabh·yá·ntām
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![[能動態]]
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|gácch·ā·mi<br>gácch·a·si<br>gácch·a·ti<br>gácch·ā·vas<br>gácch·a·thas<br>gácch·a·tas<br>gácch·ā·mas<br>gácch·a·tha<br>gácch·a·nti
|gácch·ā·mi<br />gácch·a·si<br />gácch·a·ti<br />gácch·ā·vas<br />gácch·a·thas<br />gácch·a·tas<br />gácch·ā·mas<br />gácch·a·tha<br />gácch·a·nti
|a·gácch·a·m<br>a·gácch·a·s<br>a·gácch·a·t<br>a·gácch·ā·va<br>a·gácch·a·tam<br>a·gácch·a·tām<br>a·gácch·ā·ma<br>a·gácch·a·ta<br>a·gácch·a·n
|a·gácch·a·m<br />a·gácch·a·s<br />a·gácch·a·t<br />a·gácch·ā·va<br />a·gácch·a·tam<br />a·gácch·a·tām<br />a·gácch·ā·ma<br />a·gácch·a·ta<br />a·gácch·a·n
|gácch·a·m<br>gácch·a·s<br>gácch·a·t<br>gácch·ā·va<br>gácch·a·tam<br>gácch·a·tām<br>gácch·ā·ma<br>gácch·a·ta<br>gácch·a·n
|gácch·a·m<br />gácch·a·s<br />gácch·a·t<br />gácch·ā·va<br />gácch·a·tam<br />gácch·a·tām<br />gácch·ā·ma<br />gácch·a·ta<br />gácch·a·n
|gácch·ā·(ni)<br>gácch·ā·s(i)<br>gácch·ā·t(i)<br>gácch·ā·va<br>gácch·ā·thas<br>gácch·ā·tas<br>gácch·ā·ma<br>gácch·ā·tha<br>gácch·ā·n
|gácch·ā·(ni)<br />gácch·ā·s(i)<br />gácch·ā·t(i)<br />gácch·ā·va<br />gácch·ā·thas<br />gácch·ā·tas<br />gácch·ā·ma<br />gácch·ā·tha<br />gácch·ā·n
|gácch·aiyā·m<br>gácch·aiyā·s<br>gácch·aiyā·t<br>gácch·aiyā·va<br>gácch·aiyā·tam<br>gácch·aiyā·tām<br>gácch·aiyā·ma<br>gácch·aiyā·ta<br>gácch·ai·yus
|gácch·aiyā·m<br />gácch·aiyā·s<br />gácch·aiyā·t<br />gácch·aiyā·va<br />gácch·aiyā·tam<br />gácch·aiyā·tām<br />gácch·aiyā·ma<br />gácch·aiyā·ta<br />gácch·ai·yus
|gácch·ā·ni<br>gácch·a<br>gácch·a·tu<br>gácch·ā·va<br>gácch·a·tam<br>gácch·a·tām<br>gácch·ā·ma<br>gácch·a·ta(na)<br>gácch·a·ntu
|gácch·ā·ni<br />gácch·a<br />gácch·a·tu<br />gácch·ā·va<br />gácch·a·tam<br />gácch·a·tām<br />gácch·ā·ma<br />gácch·a·ta(na)<br />gácch·a·ntu
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![[中動態]]<ref name=":5" />
![[中動態]]<ref name=":5" />
|gácch·a·i<br>gácch·a·sai<br>gácch·a·tai<br>gácch·ā·vahāi<br>gácch·a·thai<br>gácch·a·tai<br>gácch·ā·mahai<br>gácch·a·dhvai<br>gácch·a·ntai
|gácch·a·i<br />gácch·a·sai<br />gácch·a·tai<br />gácch·ā·vahāi<br />gácch·a·thai<br />gácch·a·tai<br />gácch·ā·mahai<br />gácch·a·dhvai<br />gácch·a·ntai
|a·gácch·a<br>a·gácch·a·thās<br>a·gácch·a·ta<br>a·gácch·ā·vahi<br>a·gácch·a·thām<br>a·gácch·a·tām<br>a·gácch·ā·mahi<br>a·gácch·a·dhvam<br>a·gácch·a·nta
|a·gácch·a<br />a·gácch·a·thās<br />a·gácch·a·ta<br />a·gácch·ā·vahi<br />a·gácch·a·thām<br />a·gácch·a·tām<br />a·gácch·ā·mahi<br />a·gácch·a·dhvam<br />a·gácch·a·nta
|gácch·a<br>gácch·a·thās<br>gácch·a·ta<br>gácch·ā·vahi<br>gácch·a·thām<br>gácch·a·tām<br>gácch·ā·mahi<br>gácch·a·dhvam<br>gácch·a·nta
|gácch·a<br />gácch·a·thās<br />gácch·a·ta<br />gácch·ā·vahi<br />gácch·a·thām<br />gácch·a·tām<br />gácch·ā·mahi<br />gácch·a·dhvam<br />gácch·a·nta
|gácch·ā·i<br>gácch·ā·sāi<br>gácch·ā·tāi<br>gácch·ā·vahāi<br>gácch·ā·thai<br>gácch·ā·tai<br>gácch·ā·mahāi<br>gácch·ā·dhvāi<br>gácch·ā·ntā(i)
|gácch·ā·i<br />gácch·ā·sāi<br />gácch·ā·tāi<br />gácch·ā·vahāi<br />gácch·ā·thai<br />gácch·ā·tai<br />gácch·ā·mahāi<br />gácch·ā·dhvāi<br />gácch·ā·ntā(i)
|gácch·aiyā<br>gácch·aiyā·thās<br>gácch·aiyā·ta<br>gácch·aiyā·vahi<br>gácch·aiyā·thām<br>gácch·aiyā·tām<br>gácch·aiyā·mahi<br>gácch·aiyā·dhvam<br>gácch·ai·ran
|gácch·aiyā<br />gácch·aiyā·thās<br />gácch·aiyā·ta<br />gácch·aiyā·vahi<br />gácch·aiyā·thām<br />gácch·aiyā·tām<br />gácch·aiyā·mahi<br />gácch·aiyā·dhvam<br />gácch·ai·ran
|gácch·ā·i<br>gácch·a·sva<br>gácch·a·tām<br>gácch·ā·vahā<br>gácch·a·thām<br>gácch·a·tām<br>gácch·ā·mahāi<br>gácch·a·dhvam<br>gácch·a·ntām
|gácch·ā·i<br />gácch·a·sva<br />gácch·a·tām<br />gácch·ā·vahā<br />gácch·a·thām<br />gácch·a·tām<br />gácch·ā·mahāi<br />gácch·a·dhvam<br />gácch·a·ntām
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![[能動態]]
![[能動態]]
|yābh·áyā·mi<br>yābh·áya·si<br>yābh·áya·ti<br>yābh·áyā·vas<br>yābh·áya·thas<br>yābh·áya·tas<br>yābh·áyā·mas<br>yābh·áya·tha<br>yābh·áya·nti
|yābh·áyā·mi<br />yābh·áya·si<br />yābh·áya·ti<br />yābh·áyā·vas<br />yābh·áya·thas<br />yābh·áya·tas<br />yābh·áyā·mas<br />yābh·áya·tha<br />yābh·áya·nti
|a·yābh·áya·m<br>a·yābh·áya·s<br>a·yābh·áya·t<br>a·yābh·áyā·va<br>a·yābh·áya·tam<br>a·yābh·áya·tām<br>a·yābh·áyā·ma<br>a·yābh·áya·ta<br>a·yābh·áya·n
|a·yābh·áya·m<br />a·yābh·áya·s<br />a·yābh·áya·t<br />a·yābh·áyā·va<br />a·yābh·áya·tam<br />a·yābh·áya·tām<br />a·yābh·áyā·ma<br />a·yābh·áya·ta<br />a·yābh·áya·n
|yābh·áya·m<br>yābh·áya·s<br>yābh·áya·t<br>yābh·áyā·va<br>yābh·áya·tam<br>yābh·áya·tām<br>yābh·áyā·ma<br>yābh·áya·ta<br>yābh·áya·n
|yābh·áya·m<br />yābh·áya·s<br />yābh·áya·t<br />yābh·áyā·va<br />yābh·áya·tam<br />yābh·áya·tām<br />yābh·áyā·ma<br />yābh·áya·ta<br />yābh·áya·n
|yābh·áyā·(ni)<br>yābh·áyā·s(i)<br>yābh·áyā·t(i)<br>yābh·áyā·va<br>yābh·áyā·thas<br>yābh·áyā·tas<br>yābh·áyā·ma<br>yābh·áyā·tha<br>yābh·áyā·n
|yābh·áyā·(ni)<br />yābh·áyā·s(i)<br />yābh·áyā·t(i)<br />yābh·áyā·va<br />yābh·áyā·thas<br />yābh·áyā·tas<br />yābh·áyā·ma<br />yābh·áyā·tha<br />yābh·áyā·n
|yābh·áyaiyā·m<br>yābh·áyaiyā·s<br>yābh·áyaiyā·t<br>yābh·áyaiyā·va<br>yābh·áyaiyā·tam<br>yābh·áyaiyā·tām<br>yābh·áyaiyā·ma<br>yābh·áyaiyā·ta<br>yābh·áyai·yus
|yābh·áyaiyā·m<br />yābh·áyaiyā·s<br />yābh·áyaiyā·t<br />yābh·áyaiyā·va<br />yābh·áyaiyā·tam<br />yābh·áyaiyā·tām<br />yābh·áyaiyā·ma<br />yābh·áyaiyā·ta<br />yābh·áyai·yus
|yābh·áyā·ni<br>yābh·áyā<br>yābh·áya·tu<br>yābh·áyā·va<br>yābh·áya·tam<br>yābh·áya·tām<br>yābh·áyā·ma<br>yābh·áya·ta(na)<br>yābh·áya·ntu
|yābh·áyā·ni<br />yābh·áyā<br />yābh·áya·tu<br />yābh·áyā·va<br />yābh·áya·tam<br />yābh·áya·tām<br />yābh·áyā·ma<br />yābh·áya·ta(na)<br />yābh·áya·ntu
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![[中動態]]<ref name=":5" />
![[中動態]]<ref name=":5" />
|yābh·áyā·i<br>yābh·áya·sai<br>yābh·áya·tai<br>yābh·áyā·vahāi<br>yābh·áya·thai<br>yābh·áya·tai<br>yābh·áyā·mahai<br>yābh·áya·dhvai<br>yābh·áya·ntai
|yābh·áyā·i<br />yābh·áya·sai<br />yābh·áya·tai<br />yābh·áyā·vahāi<br />yābh·áya·thai<br />yābh·áya·tai<br />yābh·áyā·mahai<br />yābh·áya·dhvai<br />yābh·áya·ntai
|a·yābh·áya<br>a·yābh·áya·thās<br>a·yābh·áya·ta<br>a·yābh·áyā·vahi<br>a·yābh·áya·thām<br>a·yābh·áya·tām<br>a·yābh·áyā·mahi<br>a·yābh·áya·dhvam<br>a·yābh·áya·nta
|a·yābh·áya<br />a·yābh·áya·thās<br />a·yābh·áya·ta<br />a·yābh·áyā·vahi<br />a·yābh·áya·thām<br />a·yābh·áya·tām<br />a·yābh·áyā·mahi<br />a·yābh·áya·dhvam<br />a·yābh·áya·nta
|yābh·áya<br>yābh·áya·thās<br>yābh·áya·ta<br>yābh·áyā·vahi<br>yābh·áya·thām<br>yābh·áya·tām<br>yābh·áyā·mahi<br>yābh·áya·dhvam<br>yābh·áya·nta
|yābh·áya<br />yābh·áya·thās<br />yābh·áya·ta<br />yābh·áyā·vahi<br />yābh·áya·thām<br />yābh·áya·tām<br />yābh·áyā·mahi<br />yābh·áya·dhvam<br />yābh·áya·nta
|yābh·áyā·i<br>yābh·áyā·sāi<br>yābh·áyā·tāi<br>yābh·áyā·vahāi<br>yābh·áyā·thai<br>yābh·áyā·tai<br>yabh·ayā·mahāi<br>yābh·áyā·dhvāi<br>yābh·áyā·ntāi
|yābh·áyā·i<br />yābh·áyā·sāi<br />yābh·áyā·tāi<br />yābh·áyā·vahāi<br />yābh·áyā·thai<br />yābh·áyā·tai<br />yabh·ayā·mahāi<br />yābh·áyā·dhvāi<br />yābh·áyā·ntāi
|yābh·áyaiyā<br>yābh·áyaiyā·thās<br>yābh·áyaiyā·ta<br>yābh·áyaiyā·vahi<br>yābh·áyaiyā·thām<br>yābh·áyaiyā·tām<br>yābh·áyaiyā·mahi<br>yābh·áyaiyā·dhvam<br>yābh·áyai·ran
|yābh·áyaiyā<br />yābh·áyaiyā·thās<br />yābh·áyaiyā·ta<br />yābh·áyaiyā·vahi<br />yābh·áyaiyā·thām<br />yābh·áyaiyā·tām<br />yābh·áyaiyā·mahi<br />yābh·áyaiyā·dhvam<br />yābh·áyai·ran
|yābh·áyā·i<br>yābh·áya·sva<br>yābh·áya·tām<br>yābh·áyā·vahāi<br>yābh·áya·thām<br>yābh·áya·tām<br>yabh·ayā·mahāi<br>yābh·áya·dhvam<br>yābh·áya·ntām
|yābh·áyā·i<br />yābh·áya·sva<br />yābh·áya·tām<br />yābh·áyā·vahāi<br />yābh·áya·thām<br />yābh·áya·tām<br />yabh·ayā·mahāi<br />yābh·áya·dhvam<br />yābh·áya·ntām
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![[受動態]]
![[受動態]]
|yābh·yá·i<br>yābh·yá·sai<br>yābh·yá·tai<br>yābh·yā́·vahāi<br>yābh·yá·thai<br>yābh·yá·tai<br>yābh·yā́·mahai<br>yābh·yá·dhvai<br>yābh·yá·nta(i)
|yābh·yá·i<br />yābh·yá·sai<br />yābh·yá·tai<br />yābh·yā́·vahāi<br />yābh·yá·thai<br />yābh·yá·tai<br />yābh·yā́·mahai<br />yābh·yá·dhvai<br />yābh·yá·nta(i)
|a·yābh·ya<br>a·yābh·yá·thās<br>a·yābh·yá·ta<br>a·yābh·yā́·vahi<br>a·yābh·yá·thām<br>a·yābh·yá·tām<br>a·yābh·yā́·mahi<br>a·yābh·yá·dhvam<br>a·yābh·yá·nta
|a·yābh·ya<br />a·yābh·yá·thās<br />a·yābh·yá·ta<br />a·yābh·yā́·vahi<br />a·yābh·yá·thām<br />a·yābh·yá·tām<br />a·yābh·yā́·mahi<br />a·yābh·yá·dhvam<br />a·yābh·yá·nta
|yābh·yá<br>yābh·yá·thās<br>yābh·yá·ta<br>yābh·yā·vahi<br>yābh·yá·thām<br>yābh·yá·tām<br>yābh·yā́·mahi<br>yābh·yá·dhvam<br>yābh·yá·nta
|yābh·yá<br />yābh·yá·thās<br />yābh·yá·ta<br />yābh·yā·vahi<br />yābh·yá·thām<br />yābh·yá·tām<br />yābh·yā́·mahi<br />yābh·yá·dhvam<br />yābh·yá·nta
|yābh·yā́·i<br>yābh·yā́·sāi<br>yābh·yā́·tāi<br>yābh·yā́·vahāi<br>yābh·yā́·thai<br>yābh·yā́·tai<br>yābh·yā́·mahāi<br>yābh·yā́·dhvāi<br>yābh·yā́·ntā(i)
|yābh·yā́·i<br />yābh·yā́·sāi<br />yābh·yā́·tāi<br />yābh·yā́·vahāi<br />yābh·yā́·thai<br />yābh·yā́·tai<br />yābh·yā́·mahāi<br />yābh·yā́·dhvāi<br />yābh·yā́·ntā(i)
|yābh·yáiyā<br>yābh·yáiyā·thās<br>yābh·yáiyā·ta<br>yābh·yáiyā·vahi<br>yābh·yáiyā·thām<br>yābh·yáiyā·tām<br>yābh·yáiyā·mahi<br>yābh·yáiyā·dhvam<br>yābh·yái·ran
|yābh·yáiyā<br />yābh·yáiyā·thās<br />yābh·yáiyā·ta<br />yābh·yáiyā·vahi<br />yābh·yáiyā·thām<br />yābh·yáiyā·tām<br />yābh·yáiyā·mahi<br />yābh·yáiyā·dhvam<br />yābh·yái·ran
|yābh·yā́·i<br>yābh·yá·sva<br>yābh·yá·tām<br>yābh·yā́·vahāi<br>yābh·yá·thām<br>yābh·yá·tām<br>yābh·yā́·mahāi<br>yābh·yá·dhvam<br>yābh·yá·ntām
|yābh·yā́·i<br />yābh·yá·sva<br />yābh·yá·tām<br />yābh·yā́·vahāi<br />yābh·yá·thām<br />yābh·yá·tām<br />yābh·yā́·mahāi<br />yābh·yá·dhvam<br />yābh·yá·ntām
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!能動態
!能動態
|a·yāps·a·m<br>a·yāps·īs<br>a·yāps·īt<br>a·yāps·va<br>a·yāps·tam<br>a·yāps·tām<br>a·yāps·ma<br>a·yāps·ta<br>a·yāps·us
|a·yāps·a·m<br />a·yāps·īs<br />a·yāps·īt<br />a·yāps·va<br />a·yāps·tam<br />a·yāps·tām<br />a·yāps·ma<br />a·yāps·ta<br />a·yāps·us
|yāps·a·m<br>yāps·īs<br>yāps·īt<br>yāps·va<br>yāps·tam<br>yāps·tām<br>yāps·ma<br>yāps·ta<br>yāps·us
|yāps·a·m<br />yāps·īs<br />yāps·īt<br />yāps·va<br />yāps·tam<br />yāps·tām<br />yāps·ma<br />yāps·ta<br />yāps·us
|yāps·ā·ni<br>yāps·ā·s(i)<br>yāps·ā·t(i)<br>yāps·ā·va<br>yāps·ā·thas<br>yāps·ā·tas<br>yāps·ā·ma<br>yāps·ā·tha<br>yāps·ā·n
|yāps·ā·ni<br />yāps·ā·s(i)<br />yāps·ā·t(i)<br />yāps·ā·va<br />yāps·ā·thas<br />yāps·ā·tas<br />yāps·ā·ma<br />yāps·ā·tha<br />yāps·ā·n
|yāps·aiya·m<br>yāps·ya·s<br>yāps·ya·t<br>yāps·ya·va<br>yāps·ya·tam<br>yāps·ya·tām<br>yāps·ya·ma<br>yāps·ya·ta<br>yāps·yus
|yāps·aiya·m<br />yāps·ya·s<br />yāps·ya·t<br />yāps·ya·va<br />yāps·ya·tam<br />yāps·ya·tām<br />yāps·ya·ma<br />yāps·ya·ta<br />yāps·yus
|yabh·yās·am<br>yabh·yā·s<br>yabh·yā·t<br>yabh·yās·va<br>yabh·yās·tam<br>yabh·yās·tām<br>yabh·yās·ma<br>yabh·yās·ta<br>yabh·yās·us
|yabh·yās·am<br />yabh·yā·s<br />yabh·yā·t<br />yabh·yās·va<br />yabh·yās·tam<br />yabh·yās·tām<br />yabh·yās·ma<br />yabh·yās·ta<br />yabh·yās·us
|yāps·ā·ni<br>yāps·a<br>yāps·a·tu<br>yāps·ā·va<br>yāps·a·tam<br>yāps·a·tām<br>yāps·ā·ma<br>yāps·a·ta(na)<br>yāps·a·ntu
|yāps·ā·ni<br />yāps·a<br />yāps·a·tu<br />yāps·ā·va<br />yāps·a·tam<br />yāps·a·tām<br />yāps·ā·ma<br />yāps·a·ta(na)<br />yāps·a·ntu
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!中動態<ref name=":5" />
!中動態<ref name=":5" />
|a·yaps·i<br>a·yaps·thās<br>a·yaps·ta<br>a·yaps·vahi<br>a·yaps·thām<br>a·yaps·tām<br>a·yaps·mahi<br>a·yap·dhvam<br>a·yaps·a·ta
|a·yaps·i<br />a·yaps·thās<br />a·yaps·ta<br />a·yaps·vahi<br />a·yaps·thām<br />a·yaps·tām<br />a·yaps·mahi<br />a·yap·dhvam<br />a·yaps·a·ta
|yaps·i<br>yaps·thās<br>yaps·ta<br>yaps·vahi<br>yaps·thām<br>yaps·tām<br>yaps·mahi<br>yap·dhvam<br>yaps·a·ta
|yaps·i<br />yaps·thās<br />yaps·ta<br />yaps·vahi<br />yaps·thām<br />yaps·tām<br />yaps·mahi<br />yap·dhvam<br />yaps·a·ta
|yaps·ā·i<br>yaps·ā·sāi<br>yaps·ā·tāi<br>yaps·ā·vahāi<br>yaps·ā·thai<br>yaps·ā·tai<br>yaps·ā·mahāi<br>yaps·ā·dhvāi<br>yaps·ā·ntāi
|yaps·ā·i<br />yaps·ā·sāi<br />yaps·ā·tāi<br />yaps·ā·vahāi<br />yaps·ā·thai<br />yaps·ā·tai<br />yaps·ā·mahāi<br />yaps·ā·dhvāi<br />yaps·ā·ntāi
|yaps·īya<br>yaps·ī·thās<br>yaps·īṣ·ta<br>yaps·ī·vahi<br>yaps·īṣ·thām<br>yaps·īṣ·tām<br>yaps·ī·mahi<br>yaps·ī·dhvam<br>yaps·ī·ran
|yaps·īya<br />yaps·ī·thās<br />yaps·īṣ·ta<br />yaps·ī·vahi<br />yaps·īṣ·thām<br />yaps·īṣ·tām<br />yaps·ī·mahi<br />yaps·ī·dhvam<br />yaps·ī·ran
|yabhiṣ·īya<br>yabhiṣ·ī·thās<br>yabhiṣ·īṣ·ta<br>yabhiṣ·ī·vahi<br>yabhiṣ·īṣ·thām<br>yabhiṣ·īṣ·tām<br>yabhiṣ·ī·mahi<br>yabhiṣ·ī·dhvam<br>yabhiṣ·ī·ran
|yabhiṣ·īya<br />yabhiṣ·ī·thās<br />yabhiṣ·īṣ·ta<br />yabhiṣ·ī·vahi<br />yabhiṣ·īṣ·thām<br />yabhiṣ·īṣ·tām<br />yabhiṣ·ī·mahi<br />yabhiṣ·ī·dhvam<br />yabhiṣ·ī·ran
|yaps·ā·i<br>yaps·a·sva<br>yaps·a·tām<br>yaps·ā·vahāi<br>yaps·a·thām<br>yaps·a·tām<br>yaps·ā·mahāi<br>yaps·a·dhvam<br>yaps·a·ntām
|yaps·ā·i<br />yaps·a·sva<br />yaps·a·tām<br />yaps·ā·vahāi<br />yaps·a·thām<br />yaps·a·tām<br />yaps·ā·mahāi<br />yaps·a·dhvam<br />yaps·a·ntām
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!受動態
!受動態
|yābh·am a·bhāviṣ·i<br>yābh·am a·bhāviṣ·thās<br>a·yābh·i<br>yābh·am a·bhāviṣ·vahi<br>yābh·am a·bhāviṣ·thām<br>yābh·am a·bhāviṣ·tām<br>yābh·am a·bhāviṣ·mahi<br>yābh·am a·bhāviṣ·dhvam<br>yābh·am a·bhāviṣ·a·ta
|yābh·am a·bhāviṣ·i<br />yābh·am a·bhāviṣ·thās<br />a·yābh·i<br />yābh·am a·bhāviṣ·vahi<br />yābh·am a·bhāviṣ·thām<br />yābh·am a·bhāviṣ·tām<br />yābh·am a·bhāviṣ·mahi<br />yābh·am a·bhāviṣ·dhvam<br />yābh·am a·bhāviṣ·a·ta
|yābh·am bhāviṣ·i<br>yābh·am bhāviṣ·thās<br>yābh·i<br>yābh·am bhāviṣ·vahi<br>yābh·am bhāviṣ·thām<br>yābh·am bhāviṣ·tām<br>yābh·am bhāviṣ·mahi<br>yābh·am bhāviṣ·dhvam<br>yābh·am bhāviṣ··a·ta
|yābh·am bhāviṣ·i<br />yābh·am bhāviṣ·thās<br />yābh·i<br />yābh·am bhāviṣ·vahi<br />yābh·am bhāviṣ·thām<br />yābh·am bhāviṣ·tām<br />yābh·am bhāviṣ·mahi<br />yābh·am bhāviṣ·dhvam<br />yābh·am bhāviṣ··a·ta
|yābh·am bhāviṣ·ā·i<br>yābh·am bhāviṣ·ā·sāi<br>yābh·am bhāviṣ·ā·tāi<br>yābh·am bhāviṣ·ā·vahāi<br>yābh·am bhāviṣ·ā·thai<br>yābh·am bhāviṣ·ā·tai<br>yābh·am bhāviṣ·ā·mahāi<br>yābh·am bhāviṣ·ā·dhvāi<br>yābh·am bhāviṣ·ā·ntāi
|yābh·am bhāviṣ·ā·i<br />yābh·am bhāviṣ·ā·sāi<br />yābh·am bhāviṣ·ā·tāi<br />yābh·am bhāviṣ·ā·vahāi<br />yābh·am bhāviṣ·ā·thai<br />yābh·am bhāviṣ·ā·tai<br />yābh·am bhāviṣ·ā·mahāi<br />yābh·am bhāviṣ·ā·dhvāi<br />yābh·am bhāviṣ·ā·ntāi
| colspan="2" |yābh·am bhāviṣ·īya<br>yābh·am bhāviṣ·ī·thās<br>yābh·am bhāviṣ·īṣ·ta<br>yābh·am bhāviṣ·ī·vahi<br>yābh·am bhāviṣ·īṣ·thām<br>yābh·am bhāviṣ·īṣ·tām<br>yābh·am bhāviṣ·ī·mahi<br>yābh·am bhāviṣ·ī·dhvam<br>yābh·am bhāviṣ·ī·ran
| colspan="2" |yābh·am bhāviṣ·īya<br />yābh·am bhāviṣ·ī·thās<br />yābh·am bhāviṣ·īṣ·ta<br />yābh·am bhāviṣ·ī·vahi<br />yābh·am bhāviṣ·īṣ·thām<br />yābh·am bhāviṣ·īṣ·tām<br />yābh·am bhāviṣ·ī·mahi<br />yābh·am bhāviṣ·ī·dhvam<br />yābh·am bhāviṣ·ī·ran
|yābh·am bhāviṣ·ā·i<br>yābh·am bhāvik·ṣva<br>yābh·am bhāviṣ·tām<br>yābh·am bhāviṣ·ā·vahāi<br>yābh·am bhāviṣ·thām<br>yābh·am bhāviṣ·tām<br>yābh·am bhāviṣ·ā·mahāi<br>yābh·am bhāvid·dhvam<br>yābh·am bhāviṣ·ntām
|yābh·am bhāviṣ·ā·i<br />yābh·am bhāvik·ṣva<br />yābh·am bhāviṣ·tām<br />yābh·am bhāviṣ·ā·vahāi<br />yābh·am bhāviṣ·thām<br />yābh·am bhāviṣ·tām<br />yābh·am bhāviṣ·ā·mahāi<br />yābh·am bhāvid·dhvam<br />yābh·am bhāviṣ·ntām
|}
|}


2,956行目: 2,956行目:
! rowspan="2" |重複アオリスト
! rowspan="2" |重複アオリスト
!能動態
!能動態
|a·yīyabh·a·m<br>a·yīyabh·a·s<br>a·yīyabh·a·t<br>a·yīyabh·ā·va<br>a·yīyabh·a·tam<br>a·yīyabh·a·tām<br>a·yīyabh·ā·ma<br>a·yīyabh·a·ta<br>a·yīyabh·a·n
|a·yīyabh·a·m<br />a·yīyabh·a·s<br />a·yīyabh·a·t<br />a·yīyabh·ā·va<br />a·yīyabh·a·tam<br />a·yīyabh·a·tām<br />a·yīyabh·ā·ma<br />a·yīyabh·a·ta<br />a·yīyabh·a·n
|yīyabh·a·m<br>yīyabh·a·s<br>yīyabh·a·t<br>yīyabh·ā·va<br>yīyabh·a·tam<br>yīyabh·a·tām<br>yīyabh·ā·ma<br>yīyabh·a·ta<br>yīyabh·a·n
|yīyabh·a·m<br />yīyabh·a·s<br />yīyabh·a·t<br />yīyabh·ā·va<br />yīyabh·a·tam<br />yīyabh·a·tām<br />yīyabh·ā·ma<br />yīyabh·a·ta<br />yīyabh·a·n
|yīyabh·ā·ni<br>yīyabh·ā·s(i)<br>yīyabh·ā·t(i)<br>yīyabh·ā·va<br>yīyabh·ā·thas<br>yīyabh·ā·tas<br>yīyabh·ā·ma<br>yīyabh·ā·tha<br>yīyabh·ā·n
|yīyabh·ā·ni<br />yīyabh·ā·s(i)<br />yīyabh·ā·t(i)<br />yīyabh·ā·va<br />yīyabh·ā·thas<br />yīyabh·ā·tas<br />yīyabh·ā·ma<br />yīyabh·ā·tha<br />yīyabh·ā·n
|yīyabh·aiya·m<br>yīyabh·ya·s<br>yīyabh·ya·t<br>yīyabh·ya·va<br>yīyabh·ya·tam<br>yīyabh·ya·tām<br>yīyabh·ya·ma<br>yīyabh·ya·ta<br>yīyabh·yus
|yīyabh·aiya·m<br />yīyabh·ya·s<br />yīyabh·ya·t<br />yīyabh·ya·va<br />yīyabh·ya·tam<br />yīyabh·ya·tām<br />yīyabh·ya·ma<br />yīyabh·ya·ta<br />yīyabh·yus
|yābh·yās·am<br>yābh·yā·s<br>yābh·yā·t<br>yābh·yās·va<br>yābh·yās·tam<br>yābh·yās·tām<br>yābh·yās·ma<br>yābh·yās·ta<br>yābh·yās·us
|yābh·yās·am<br />yābh·yā·s<br />yābh·yā·t<br />yābh·yās·va<br />yābh·yās·tam<br />yābh·yās·tām<br />yābh·yās·ma<br />yābh·yās·ta<br />yābh·yās·us
|yīyabh·ā·ni<br>yīyabh·a<br>yīyabh·a·tu<br>yīyabh·ā·va<br>yīyabh·a·tam<br>yīyabh·a·tām<br>yīyabh·ā·ma<br>yīyabh·a·ta(na)<br>yīyabh·a·ntu
|yīyabh·ā·ni<br />yīyabh·a<br />yīyabh·a·tu<br />yīyabh·ā·va<br />yīyabh·a·tam<br />yīyabh·a·tām<br />yīyabh·ā·ma<br />yīyabh·a·ta(na)<br />yīyabh·a·ntu
|-
|-
!中受動態<ref name=":5" />
!中受動態<ref name=":5" />
|a·yīyabh·a·i<br>a·yīyabh·a·thās<br>a·yīyabh·a·ta<br>a·yīyabh·ā·vahi<br>a·yīyabh·a·thām<br>a·yīyabh·a·tām<br>a·yīyabh·ā·mahi<br>a·yīyabh·a·dhvam<br>a·yīyabh·a·ta
|a·yīyabh·a·i<br />a·yīyabh·a·thās<br />a·yīyabh·a·ta<br />a·yīyabh·ā·vahi<br />a·yīyabh·a·thām<br />a·yīyabh·a·tām<br />a·yīyabh·ā·mahi<br />a·yīyabh·a·dhvam<br />a·yīyabh·a·ta
|yīyabh·a·i<br>yīyabh·a·thās<br>yīyabh·a·ta<br>yīyabh·ā·vahi<br>yīyabh·a·thām<br>yīyabh·a·tām<br>yīyabh·ā·mahi<br>yīyabh·a·dhvam<br>yīyabh·a·ta
|yīyabh·a·i<br />yīyabh·a·thās<br />yīyabh·a·ta<br />yīyabh·ā·vahi<br />yīyabh·a·thām<br />yīyabh·a·tām<br />yīyabh·ā·mahi<br />yīyabh·a·dhvam<br />yīyabh·a·ta
|yīyabh·ā·i<br>yīyabh·ā·sāi<br>yīyabh·ā·tāi<br>yīyabh·ā·vahāi<br>yīyabh·ā·thai<br>yīyabh·ā·tai<br>yīyabh·ā·mahāi<br>yīyabh·ā·dhvāi<br>yīyabh·ā·ntāi
|yīyabh·ā·i<br />yīyabh·ā·sāi<br />yīyabh·ā·tāi<br />yīyabh·ā·vahāi<br />yīyabh·ā·thai<br />yīyabh·ā·tai<br />yīyabh·ā·mahāi<br />yīyabh·ā·dhvāi<br />yīyabh·ā·ntāi
|yīyabh·īya<br>yīyabh·ī·thās<br>yīyabh·īṣ·ta<br>yīyabh·ī·vahi<br>yīyabh·īṣ·thām<br>yīyabh·īṣ·tām<br>yīyabh·ī·mahi<br>yīyabh·ī·dhvam<br>yīyabh·ī·ran
|yīyabh·īya<br />yīyabh·ī·thās<br />yīyabh·īṣ·ta<br />yīyabh·ī·vahi<br />yīyabh·īṣ·thām<br />yīyabh·īṣ·tām<br />yīyabh·ī·mahi<br />yīyabh·ī·dhvam<br />yīyabh·ī·ran
|yābhayiṣ·īya<br>yābhayiṣ·ī·thās<br>yābhayiṣ·ta<br>yābhayiṣ·vahi<br>yābhayiṣ·thām<br>yābhayiṣ·tām<br>yābhayiṣ·ī·mahi<br>yābhayiṣ·ī·dhvam<br>yābhayiṣ·ī·ran
|yābhayiṣ·īya<br />yābhayiṣ·ī·thās<br />yābhayiṣ·ta<br />yābhayiṣ·vahi<br />yābhayiṣ·thām<br />yābhayiṣ·tām<br />yābhayiṣ·ī·mahi<br />yābhayiṣ·ī·dhvam<br />yābhayiṣ·ī·ran
|yīyabh·ā·i<br>yīyabh·a·sva<br>yīyabh·a·tām<br>yīyabh·ā·vahāi<br>yīyabh·a·thām<br>yīyabh·a·tām<br>yīyabh·ā·mahāi<br>yīyabh·a·dhvam<br>yīyabh·a·ntām
|yīyabh·ā·i<br />yīyabh·a·sva<br />yīyabh·a·tām<br />yīyabh·ā·vahāi<br />yīyabh·a·thām<br />yīyabh·a·tām<br />yīyabh·ā·mahāi<br />yīyabh·a·dhvam<br />yīyabh·a·ntām
|-
|-
! rowspan="3" |isアオリスト<ref name=":37" />
! rowspan="3" |isアオリスト<ref name=":37" />
!能動態
!能動態
|a·yābhayiṣ·am<br>a·yābhay·īs<br>a·yābhay·īt<br>a·yābhayiṣ·va<br>a·yābhayiṣ·tam<br>a·yābhayiṣ·tām<br>a·yābhayiṣ·ma<br>a·yābhayiṣ·ta<br>a·yābhayiṣ·us
|a·yābhayiṣ·am<br />a·yābhay·īs<br />a·yābhay·īt<br />a·yābhayiṣ·va<br />a·yābhayiṣ·tam<br />a·yābhayiṣ·tām<br />a·yābhayiṣ·ma<br />a·yābhayiṣ·ta<br />a·yābhayiṣ·us
|yābhayiṣ·a·m<br>yābhay·īs<br>yābhay·īt<br>yābhayiṣ·va<br>yābhayiṣ·tam<br>yābhayiṣ·tām<br>yābhayiṣ·ma<br>yābhayiṣ·ta<br>yābhayiṣ·us
|yābhayiṣ·a·m<br />yābhay·īs<br />yābhay·īt<br />yābhayiṣ·va<br />yābhayiṣ·tam<br />yābhayiṣ·tām<br />yābhayiṣ·ma<br />yābhayiṣ·ta<br />yābhayiṣ·us
|yābhayiṣ·ā·ni<br>yābhayiṣ·ā·s(i)<br>yābhayiṣ·ā·t(i)<br>yābhayiṣ·ā·va<br>yābhayiṣ·ā·thas<br>yābhayiṣ·ā·tas<br>yābhayiṣ·ā·ma<br>yābhayiṣ·ā·tha<br>yābhayiṣ·ā·n
|yābhayiṣ·ā·ni<br />yābhayiṣ·ā·s(i)<br />yābhayiṣ·ā·t(i)<br />yābhayiṣ·ā·va<br />yābhayiṣ·ā·thas<br />yābhayiṣ·ā·tas<br />yābhayiṣ·ā·ma<br />yābhayiṣ·ā·tha<br />yābhayiṣ·ā·n
|yābhayiṣ·aiya·m<br>yābhayiṣ·ya·s<br>yābhayiṣ·ya·t<br>yābhayiṣ·ya·va<br>yābhayiṣ·ya·tam<br>yābhayiṣ·ya·tām<br>yābhayiṣ·ya·ma<br>yābhayiṣ·ya·ta<br>yābhayiṣ·yus
|yābhayiṣ·aiya·m<br />yābhayiṣ·ya·s<br />yābhayiṣ·ya·t<br />yābhayiṣ·ya·va<br />yābhayiṣ·ya·tam<br />yābhayiṣ·ya·tām<br />yābhayiṣ·ya·ma<br />yābhayiṣ·ya·ta<br />yābhayiṣ·yus
|yābh·yās·am<br>yābh·yā·s<br>yābh·yā·t<br>yābh·yās·va<br>yābh·yās·tam<br>yābh·yās·tām<br>yābh·yās·ma<br>yābh·yās·ta<br>yābh·yās·us
|yābh·yās·am<br />yābh·yā·s<br />yābh·yā·t<br />yābh·yās·va<br />yābh·yās·tam<br />yābh·yās·tām<br />yābh·yās·ma<br />yābh·yās·ta<br />yābh·yās·us
|yābhayiṣ·ā·ni<br>yābhayid·dhi<br>yābhayiṣ·tu<br>yābhayiṣ·ā·va<br>yābhayiṣ·tam<br>yābhayiṣ·tām<br>yābhayiṣ·ā·ma<br>yābhayiṣ·tá(na)<br>yābhayiṣ·ntu
|yābhayiṣ·ā·ni<br />yābhayid·dhi<br />yābhayiṣ·tu<br />yābhayiṣ·ā·va<br />yābhayiṣ·tam<br />yābhayiṣ·tām<br />yābhayiṣ·ā·ma<br />yābhayiṣ·tá(na)<br />yābhayiṣ·ntu
|-
|-
!中動態<ref name=":5" />
!中動態<ref name=":5" />
|a·yābhayiṣ·i<br>a·yābhayiṣ·thās<br>a·yābhayiṣ·ta<br>a·yābhayiṣ·vahi<br>a·yābhayiṣ·thām<br>a·yābhayiṣ·tām<br>a·yābhayiṣ·mahi<br>a·yābhayiṣ·dhvam<br>a·yābhayiṣ·a·ta
|a·yābhayiṣ·i<br />a·yābhayiṣ·thās<br />a·yābhayiṣ·ta<br />a·yābhayiṣ·vahi<br />a·yābhayiṣ·thām<br />a·yābhayiṣ·tām<br />a·yābhayiṣ·mahi<br />a·yābhayiṣ·dhvam<br />a·yābhayiṣ·a·ta
|yābhayiṣ·i<br>yābhayiṣ·thās<br>yābhayiṣ·ta<br>yābhayiṣ·vahi<br>yābhayiṣ·thām<br>yābhayiṣ·tām<br>yābhayiṣ·mahi<br>yābhayiṣ·dhvam<br>yābhayiṣ·a·ta
|yābhayiṣ·i<br />yābhayiṣ·thās<br />yābhayiṣ·ta<br />yābhayiṣ·vahi<br />yābhayiṣ·thām<br />yābhayiṣ·tām<br />yābhayiṣ·mahi<br />yābhayiṣ·dhvam<br />yābhayiṣ·a·ta
|yābhayiṣ·ā·i<br>yābhayiṣ·ā·sāi<br>yābhayiṣ·ā·tāi<br>yābhayiṣ·ā·vahāi<br>yābhayiṣ·ā·thai<br>yābhayiṣ·ā·tai<br>yābhayiṣ·ā·mahāi<br>yābhayiṣ·ā·dhvāi<br>yābhayiṣ·ā·ntāi
|yābhayiṣ·ā·i<br />yābhayiṣ·ā·sāi<br />yābhayiṣ·ā·tāi<br />yābhayiṣ·ā·vahāi<br />yābhayiṣ·ā·thai<br />yābhayiṣ·ā·tai<br />yābhayiṣ·ā·mahāi<br />yābhayiṣ·ā·dhvāi<br />yābhayiṣ·ā·ntāi
| colspan="2" |yābhayiṣ·īya<br>yābhayiṣ·ī·thās<br>yābhayiṣ·īṣ·ta<br>yābhayiṣ·ī·vahi<br>yābhayiṣ·īṣ·thām<br>yābhayiṣ·īṣ·tām<br>yābhayiṣ·ī·mahi<br>yābhayiṣ·ī·dhvam<br>yābhayiṣ·ī·ran
| colspan="2" |yābhayiṣ·īya<br />yābhayiṣ·ī·thās<br />yābhayiṣ·īṣ·ta<br />yābhayiṣ·ī·vahi<br />yābhayiṣ·īṣ·thām<br />yābhayiṣ·īṣ·tām<br />yābhayiṣ·ī·mahi<br />yābhayiṣ·ī·dhvam<br />yābhayiṣ·ī·ran
|yābhayiṣ·ā·i<br>yābhayik·ṣva<br>yābhayiṣ·tām<br>yābhayiṣ·ā·vahāi<br>yābhayiṣ·thām<br>yābhayiṣ·tām<br>yābhayiṣ·ā·mahāi<br>yābhayid·dhvam<br>yābhayiṣ·ntām
|yābhayiṣ·ā·i<br />yābhayik·ṣva<br />yābhayiṣ·tām<br />yābhayiṣ·ā·vahāi<br />yābhayiṣ·thām<br />yābhayiṣ·tām<br />yābhayiṣ·ā·mahāi<br />yābhayid·dhvam<br />yābhayiṣ·ntām
|-
|-
!受動態
!受動態
|a·yābhiṣ·i<br>a·yābhiṣ·thās<br>a·yābhiṣ·ta<br>a·yābhiṣ·vahi<br>a·yābhiṣ·thām<br>a·yābhiṣ·tām<br>a·yābhiṣ·mahi<br>a·yābhiṣ·dhvam<br>a·yābhiṣ·a·ta
|a·yābhiṣ·i<br />a·yābhiṣ·thās<br />a·yābhiṣ·ta<br />a·yābhiṣ·vahi<br />a·yābhiṣ·thām<br />a·yābhiṣ·tām<br />a·yābhiṣ·mahi<br />a·yābhiṣ·dhvam<br />a·yābhiṣ·a·ta
|yābhiṣ·i<br>yābhiṣ·thās<br>yābhiṣ·ta<br>yābhiṣ·vahi<br>yābhiṣ·thām<br>yābhiṣ·tām<br>yābhiṣ·mahi<br>yābhiṣ·dhvam<br>yābhiṣ·a·ta
|yābhiṣ·i<br />yābhiṣ·thās<br />yābhiṣ·ta<br />yābhiṣ·vahi<br />yābhiṣ·thām<br />yābhiṣ·tām<br />yābhiṣ·mahi<br />yābhiṣ·dhvam<br />yābhiṣ·a·ta
|yābhiṣ·ā·i<br>yābhiṣ·ā·sāi<br>yābhiṣ·ā·tāi<br>yābhiṣ·ā·vahāi<br>yābhiṣ·ā·thai<br>yābhiṣ·ā·tai<br>yābhiṣ·ā·mahāi<br>yābhiṣ·ā·dhvāi<br>yābhiṣ·ā·ntāi
|yābhiṣ·ā·i<br />yābhiṣ·ā·sāi<br />yābhiṣ·ā·tāi<br />yābhiṣ·ā·vahāi<br />yābhiṣ·ā·thai<br />yābhiṣ·ā·tai<br />yābhiṣ·ā·mahāi<br />yābhiṣ·ā·dhvāi<br />yābhiṣ·ā·ntāi
| colspan="2" |yābhiṣ·īya<br>yābhiṣ·ī·thās<br>yābhiṣ·īṣ·ta<br>yābhiṣ·ī·vahi<br>yābhiṣ·īṣ·thām<br>yābhiṣ·īṣ·tām<br>yābhiṣ·ī·mahi<br>yābhiṣ·ī·dhvam<br>yābhiṣ·ī·ran
| colspan="2" |yābhiṣ·īya<br />yābhiṣ·ī·thās<br />yābhiṣ·īṣ·ta<br />yābhiṣ·ī·vahi<br />yābhiṣ·īṣ·thām<br />yābhiṣ·īṣ·tām<br />yābhiṣ·ī·mahi<br />yābhiṣ·ī·dhvam<br />yābhiṣ·ī·ran
|yābhiṣ·ā·i<br>yābhik·ṣva<br>yābhiṣ·tām<br>yābhiṣ·ā·vahāi<br>yābhiṣ·thām<br>yābhiṣ·tām<br>yābhiṣ·ā·mahāi<br>yābhid·dhvam<br>yābhiṣ·ntām
|yābhiṣ·ā·i<br />yābhik·ṣva<br />yābhiṣ·tām<br />yābhiṣ·ā·vahāi<br />yābhiṣ·thām<br />yābhiṣ·tām<br />yābhiṣ·ā·mahāi<br />yābhid·dhvam<br />yābhiṣ·ntām
|}
|}


3,019行目: 3,019行目:
|-
|-
!能動態
!能動態
|yayabh·a<br>yayab·dha<br>yayābh·a<br>iyābh·i·vas<br>iyābh·a·thus<br>iyābh·a·tus<br>iyābh·i·ma<br>iyābh·a<br>iyābh·us
|yayabh·a<br />yayab·dha<br />yayābh·a<br />iyābh·i·vas<br />iyābh·a·thus<br />iyābh·a·tus<br />iyābh·i·ma<br />iyābh·a<br />iyābh·us
|a·yayabh·a·m<br>a·yayabh·a·s<br>a·yayabh·a·t<br>a·yayabh·ā·va<br>a·yayabh·a·tam<br>a·yayabh·a·tām<br>a·yayabh·ā·ma<br>a·yayabh·a·ta<br>a·yayabh·a·n
|a·yayabh·a·m<br />a·yayabh·a·s<br />a·yayabh·a·t<br />a·yayabh·ā·va<br />a·yayabh·a·tam<br />a·yayabh·a·tām<br />a·yayabh·ā·ma<br />a·yayabh·a·ta<br />a·yayabh·a·n
|yayabh·a·m<br>yayabh·a·s<br>yayabh·a·t<br>yayabh·ā·va<br>yayabha·tam<br>yayabh·a·tām<br>yayabh·ā·ma<br>yayabh·a·ta<br>yayabh·a·n
|yayabh·a·m<br />yayabh·a·s<br />yayabh·a·t<br />yayabh·ā·va<br />yayabha·tam<br />yayabh·a·tām<br />yayabh·ā·ma<br />yayabh·a·ta<br />yayabh·a·n
|yayabh·ā·ni<br>yayabh·ā·s(i)<br>yayabh·ā·t(i)<br>yayabh·ā·va<br>yayabh·ā·thas<br>yayabh·ā·tas<br>yayabh·ā·ma<br>yayabh·ā·tha<br>yayabh·ā·n
|yayabh·ā·ni<br />yayabh·ā·s(i)<br />yayabh·ā·t(i)<br />yayabh·ā·va<br />yayabh·ā·thas<br />yayabh·ā·tas<br />yayabh·ā·ma<br />yayabh·ā·tha<br />yayabh·ā·n
|yayabh·yā·m<br>yayabh·yā·s<br>yayabh·yā́·t<br>yayabh·yā·va<br>yayabh·yā·tam<br>yayabh·yā·tām<br>yayabh·yā·ma<br>yayabh·yā·ta<br>yayabh·yus
|yayabh·yā·m<br />yayabh·yā·s<br />yayabh·yā́·t<br />yayabh·yā·va<br />yayabh·yā·tam<br />yayabh·yā·tām<br />yayabh·yā·ma<br />yayabh·yā·ta<br />yayabh·yus
|yayabh·ā·ni<br>yayabh·dhi<br>yayabh·tu<br>yayabh·ā·va<br>yayabh·tam<br>yayabh·tām<br>yayabh·ma<br>yayabh·ta(na)<br>yayabh·ntu
|yayabh·ā·ni<br />yayabh·dhi<br />yayabh·tu<br />yayabh·ā·va<br />yayabh·tam<br />yayabh·tām<br />yayabh·ma<br />yayabh·ta(na)<br />yayabh·ntu
|-
|-
!中受動態<ref name=":5" />
!中受動態<ref name=":5" />
|iyābh·a·i<br>iyābh·i·sai<br>iyābh·a·i<br>iyābh·i·vahāi<br>iyābh·ā·thai<br>iyābh·ā·tai<br>iyābh·i·mahai<br>iyābh·i·dhvai<br>iyābh·i·rai
|iyābh·a·i<br />iyābh·i·sai<br />iyābh·a·i<br />iyābh·i·vahāi<br />iyābh·ā·thai<br />iyābh·ā·tai<br />iyābh·i·mahai<br />iyābh·i·dhvai<br />iyābh·i·rai
|a·yayabh·a<br>a·yayabh·a·thās<br>a·yayabh·a·ta<br>a·yayabh·ā·vahi<br>a·yayabh·a·thām<br>a·yayabh·a·tām<br>a·yayabh·ā·mahi<br>a·yayabh·a·dhvam<br>a·yayabh·a·tai
|a·yayabh·a<br />a·yayabh·a·thās<br />a·yayabh·a·ta<br />a·yayabh·ā·vahi<br />a·yayabh·a·thām<br />a·yayabh·a·tām<br />a·yayabh·ā·mahi<br />a·yayabh·a·dhvam<br />a·yayabh·a·tai
|yayabh·a<br>yayabh·a·thās<br>yayabh·a·ta<br>yayabh·ā·vahi<br>yayabh·a·thām<br>yayabh·a·tām<br>yayabh·ā·mahi<br>yayabh·a·dhvam<br>yayabh·a·tai
|yayabh·a<br />yayabh·a·thās<br />yayabh·a·ta<br />yayabh·ā·vahi<br />yayabh·a·thām<br />yayabh·a·tām<br />yayabh·ā·mahi<br />yayabh·a·dhvam<br />yayabh·a·tai
|yayabh·ā·i<br>yayabh·ā·sāi<br>yayabh·ā·tāi<br>yayabh·ā·vahāi<br>yayabh·ā·thai<br>yayabh·ā·tai<br>yayabh·ā·mahāi<br>yayabh·ā·dhvāi<br>yayabh·ā·ntāi
|yayabh·ā·i<br />yayabh·ā·sāi<br />yayabh·ā·tāi<br />yayabh·ā·vahāi<br />yayabh·ā·thai<br />yayabh·ā·tai<br />yayabh·ā·mahāi<br />yayabh·ā·dhvāi<br />yayabh·ā·ntāi
|yayabh·yā<br>yayabh·yā·thās<br>yayabh·yā·ta<br>yayabh·yā·vahi<br>yayabh·yā·thām<br>yayabh·yā·tām<br>yayabh·yā·mahi<br>yayabh·yā·dhvam<br>yayabh·ai·ran
|yayabh·yā<br />yayabh·yā·thās<br />yayabh·yā·ta<br />yayabh·yā·vahi<br />yayabh·yā·thām<br />yayabh·yā·tām<br />yayabh·yā·mahi<br />yayabh·yā·dhvam<br />yayabh·ai·ran
|yayabh·ā·i<br>yayabh·sva<br>yayabh·tām<br>yayabh·ā·vahāi<br>yayabh·thām<br>yayabh·tām<br>yayabh·ā·mahāi<br>yayabh·dhvam<br>yayabh·ntām
|yayabh·ā·i<br />yayabh·sva<br />yayabh·tām<br />yayabh·ā·vahāi<br />yayabh·thām<br />yayabh·tām<br />yayabh·ā·mahāi<br />yayabh·dhvam<br />yayabh·ntām
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!能動態
!能動態
|yapsy·ā·mi<br>yapsy·a·si<br>yapsy·a·ti<br>yapsy·ā·vas<br>yapsy·a·thas<br>yapsy·a·tas<br>yapsy·ā·mas<br>yapsy·a·tha<br>yapsy·a·nti
|yapsy·ā·mi<br />yapsy·a·si<br />yapsy·a·ti<br />yapsy·ā·vas<br />yapsy·a·thas<br />yapsy·a·tas<br />yapsy·ā·mas<br />yapsy·a·tha<br />yapsy·a·nti
|a·yapsy·a·m<br>a·yapsy·a·s<br>a·yapsy·a·t<br>a·yapsy·ā·va<br>a·yapsy·a·tam<br>a·yapsy·a·tām<br>a·yapsy·ā·ma<br>a·yapsy·a·ta<br>a·yapsy·a·n
|a·yapsy·a·m<br />a·yapsy·a·s<br />a·yapsy·a·t<br />a·yapsy·ā·va<br />a·yapsy·a·tam<br />a·yapsy·a·tām<br />a·yapsy·ā·ma<br />a·yapsy·a·ta<br />a·yapsy·a·n
|yapsy·ā·ni<br>yapsy·ā·s(i)<br>yapsy·ā·t(i)<br>yapsy·ā·va<br>yapsy·ā·thas<br>yapsy·ā·tas<br>yapsy·ā·ma<br>yapsy·ā·tha<br>yapsy·ā·n
|yapsy·ā·ni<br />yapsy·ā·s(i)<br />yapsy·ā·t(i)<br />yapsy·ā·va<br />yapsy·ā·thas<br />yapsy·ā·tas<br />yapsy·ā·ma<br />yapsy·ā·tha<br />yapsy·ā·n
|yapsy·aiya·m<br>yapsy·ai·s<br>yapsy·ai·t<br>yapsy·ai·va<br>yapsy·ai·tam<br>yapsy·ai·tām<br>yapsy·ai·ma<br>yapsy·ai·ta<br>yapsy·ai·yus
|yapsy·aiya·m<br />yapsy·ai·s<br />yapsy·ai·t<br />yapsy·ai·va<br />yapsy·ai·tam<br />yapsy·ai·tām<br />yapsy·ai·ma<br />yapsy·ai·ta<br />yapsy·ai·yus
|yapsy·ā·ni<br>yapsy·a<br>yapsy·a·tu<br>yapsy·ā·va<br>yapsy·a·tam<br>yapsy·a·tām<br>yapsy·ā·ma<br>yapsy·a·ta(na)<br>yapsy·a·ntu
|yapsy·ā·ni<br />yapsy·a<br />yapsy·a·tu<br />yapsy·ā·va<br />yapsy·a·tam<br />yapsy·a·tām<br />yapsy·ā·ma<br />yapsy·a·ta(na)<br />yapsy·a·ntu
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!中動態<ref name=":5" />
!中動態<ref name=":5" />
|yapsy·ā·i<br>yapsy·a·sāi<br>yapsy·a·tāi<br>yapsy·ā·vahāi<br>yapsy·ai·thai<br>yapsy·ai·tai<br>yapsy·ā·mahāi<br>yapsy·a·dhvāi<br>yapsy·a·ntāi
|yapsy·ā·i<br />yapsy·a·sāi<br />yapsy·a·tāi<br />yapsy·ā·vahāi<br />yapsy·ai·thai<br />yapsy·ai·tai<br />yapsy·ā·mahāi<br />yapsy·a·dhvāi<br />yapsy·a·ntāi
|a·yapsy·a<br>a·yapsy·a·thās<br>a·yapsy·a·ta<br>a·yapsy·ā·vahi<br>a·yapsy·ai·thām<br>a·yapsy·ai·tām<br>a·yapsy·ā·mahi<br>a·yapsy·a·dhvam<br>a·yapsy·a·ntai
|a·yapsy·a<br />a·yapsy·a·thās<br />a·yapsy·a·ta<br />a·yapsy·ā·vahi<br />a·yapsy·ai·thām<br />a·yapsy·ai·tām<br />a·yapsy·ā·mahi<br />a·yapsy·a·dhvam<br />a·yapsy·a·ntai
|yapsy·ā·i<br>yapsy·ā·sāi<br>yapsy·ā·tāi<br>yapsy·ā·vahāi<br>yapsy·ā·thai<br>yapsy·ā·tai<br>yapsy·ā·mahāi<br>yapsy·ā·dhvāi<br>yapsy·ā·ntāi
|yapsy·ā·i<br />yapsy·ā·sāi<br />yapsy·ā·tāi<br />yapsy·ā·vahāi<br />yapsy·ā·thai<br />yapsy·ā·tai<br />yapsy·ā·mahāi<br />yapsy·ā·dhvāi<br />yapsy·ā·ntāi
|yapsy·aiya<br>yapsy·ai·thās<br>yapsy·ai·ta<br>yapsy·ai·vahi<br>yapsy·aiya·thām<br>yapsy·aiya·tām<br>yapsy·ai·mahi<br>yapsy·ai·dhvam<br>yapsy·ai·ran
|yapsy·aiya<br />yapsy·ai·thās<br />yapsy·ai·ta<br />yapsy·ai·vahi<br />yapsy·aiya·thām<br />yapsy·aiya·tām<br />yapsy·ai·mahi<br />yapsy·ai·dhvam<br />yapsy·ai·ran
|yapsy·ā·i<br>yapsy·a·sva<br>yapsy·a·tām<br>yapsy·ā·vahāi<br>yapsy·a·thām<br>yapsy·a·tām<br>yapsy·ā·mahāi<br>yapsy·a·dhvam<br>yapsy·a·ntām
|yapsy·ā·i<br />yapsy·a·sva<br />yapsy·a·tām<br />yapsy·ā·vahāi<br />yapsy·a·thām<br />yapsy·a·tām<br />yapsy·ā·mahāi<br />yapsy·a·dhvam<br />yapsy·a·ntām
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!受動態<ref name=":5" />
!受動態<ref name=":5" />
|yābh·am bhāviṣy·ā·i<br>yābh·am bhāviṣy·a·sāi<br>yābh·am bhāviṣy·a·tāi<br>yābh·am bhāviṣy·ā·vahāi<br>yābh·am bhāviṣy·ai·thai<br>yābh·am bhāviṣy·ai·tai<br>yābh·am bhāviṣy·ā·mahāi<br>yābh·am bhāviṣy·a·dhvāi<br>yābh·am bhāviṣy·a·ntāi
|yābh·am bhāviṣy·ā·i<br />yābh·am bhāviṣy·a·sāi<br />yābh·am bhāviṣy·a·tāi<br />yābh·am bhāviṣy·ā·vahāi<br />yābh·am bhāviṣy·ai·thai<br />yābh·am bhāviṣy·ai·tai<br />yābh·am bhāviṣy·ā·mahāi<br />yābh·am bhāviṣy·a·dhvāi<br />yābh·am bhāviṣy·a·ntāi
|yābh·am a·bhāviṣy·a<br>yābh·am a·bhāviṣy·a·thās<br>yābh·am a·bhāviṣy·a·ta<br>yābh·am a·bhāviṣy·ā·vahi<br>yābh·am a·bhāviṣy·ai·thām<br>yābh·am a·bhāviṣy·ai·tām<br>yābh·am a·bhāviṣy·ā·mahi<br>yābh·am a·bhāviṣy·a·dhvam<br>yābh·am a·bhāviṣy·a·ntai
|yābh·am a·bhāviṣy·a<br />yābh·am a·bhāviṣy·a·thās<br />yābh·am a·bhāviṣy·a·ta<br />yābh·am a·bhāviṣy·ā·vahi<br />yābh·am a·bhāviṣy·ai·thām<br />yābh·am a·bhāviṣy·ai·tām<br />yābh·am a·bhāviṣy·ā·mahi<br />yābh·am a·bhāviṣy·a·dhvam<br />yābh·am a·bhāviṣy·a·ntai
|yābh·am bhāviṣy·ā·i<br>yābh·am bhāviṣy·ā·sāi<br>yābh·am bhāviṣy·ā·tāi<br>yābh·am bhāviṣy·ā·vahāi<br>yābh·am bhāviṣy·ā·thai<br>yābh·am bhāviṣy·ā·tai<br>yābh·am bhāviṣy·ā·mahāi<br>yābh·am bhāviṣy·ā·dhvāi<br>yābh·am bhāviṣy·ā·ntāi
|yābh·am bhāviṣy·ā·i<br />yābh·am bhāviṣy·ā·sāi<br />yābh·am bhāviṣy·ā·tāi<br />yābh·am bhāviṣy·ā·vahāi<br />yābh·am bhāviṣy·ā·thai<br />yābh·am bhāviṣy·ā·tai<br />yābh·am bhāviṣy·ā·mahāi<br />yābh·am bhāviṣy·ā·dhvāi<br />yābh·am bhāviṣy·ā·ntāi
|yābh·am bhāviṣy·aiya<br>yābh·am bhāviṣy·ai·thās<br>yābh·am bhāviṣy·ai·ta<br>yābh·am bhāviṣy·ai·vahi<br>yābh·am bhāviṣy·aiya·thām<br>yābh·am bhāviṣy·aiya·tām<br>yābh·am bhāviṣy·ai·mahi<br>yābh·am bhāviṣy·ai·dhvam<br>yābh·am bhāviṣy·ai·ran
|yābh·am bhāviṣy·aiya<br />yābh·am bhāviṣy·ai·thās<br />yābh·am bhāviṣy·ai·ta<br />yābh·am bhāviṣy·ai·vahi<br />yābh·am bhāviṣy·aiya·thām<br />yābh·am bhāviṣy·aiya·tām<br />yābh·am bhāviṣy·ai·mahi<br />yābh·am bhāviṣy·ai·dhvam<br />yābh·am bhāviṣy·ai·ran
|yābh·am bhāviṣy·ā·i<br>yābh·am bhāviṣy·a·sva<br>yābh·am bhāviṣy·a·tām<br>yābh·am bhāviṣy·ā·vahāi<br>yābh·am bhāviṣy·a·thām<br>yābh·am bhāviṣy·a·tām<br>yābh·am bhāviṣy·ā·mahāi<br>yābh·am bhāviṣy·a·dhvam<br>yābh·am bhāviṣy·a·ntām
|yābh·am bhāviṣy·ā·i<br />yābh·am bhāviṣy·a·sva<br />yābh·am bhāviṣy·a·tām<br />yābh·am bhāviṣy·ā·vahāi<br />yābh·am bhāviṣy·a·thām<br />yābh·am bhāviṣy·a·tām<br />yābh·am bhāviṣy·ā·mahāi<br />yābh·am bhāviṣy·a·dhvam<br />yābh·am bhāviṣy·a·ntām
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|}
{| class="wikitable"
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!能動態
!能動態
|yābh·ay·iṣy·ā́·mi<br>yābh·ay·iṣy·á·si<br>yābh·ay·iṣy·á·ti<br>yābh·ay·iṣy·ā́·vas<br>yābh·ay·iṣy·á·thas<br>yābh·ay·iṣy·á·tas<br>yābh·ay·iṣy·ā́·mas<br>yābh·ay·iṣy·á·tha<br>yābh·ay·iṣy·á·nti
|yābh·ay·iṣy·ā́·mi<br />yābh·ay·iṣy·á·si<br />yābh·ay·iṣy·á·ti<br />yābh·ay·iṣy·ā́·vas<br />yābh·ay·iṣy·á·thas<br />yābh·ay·iṣy·á·tas<br />yābh·ay·iṣy·ā́·mas<br />yābh·ay·iṣy·á·tha<br />yābh·ay·iṣy·á·nti
|a·yābh·ay·iṣy·á·m<br>a·yābh·ay·iṣy·á·s<br>a·yābh·ay·iṣy·á·t<br>a·yābh·ay·iṣy·ā́·va<br>a·yābh·ay·iṣy·á·tam<br>a·yābh·ay·iṣy·á·tām<br>a·yābh·ay·iṣy·ā́·ma<br>a·yābh·ay·iṣy·á·ta<br>a·yābh·ay·iṣy·á·n
|a·yābh·ay·iṣy·á·m<br />a·yābh·ay·iṣy·á·s<br />a·yābh·ay·iṣy·á·t<br />a·yābh·ay·iṣy·ā́·va<br />a·yābh·ay·iṣy·á·tam<br />a·yābh·ay·iṣy·á·tām<br />a·yābh·ay·iṣy·ā́·ma<br />a·yābh·ay·iṣy·á·ta<br />a·yābh·ay·iṣy·á·n
|yābh·ay·iṣy·ā́·(ni)<br>yābh·ay·iṣy·ā́·s(i)<br>yābh·ay·iṣy·ā́·t(i)<br>yābh·ay·iṣy·ā́·va<br>yābh·ay·iṣy·ā́·thas<br>yābh·ay·iṣy·ā́·tas<br>yābh·ay·iṣy·ā́·ma<br>yābh·ay·iṣy·ā́·tha<br>yābh·ay·iṣy·ā́·n
|yābh·ay·iṣy·ā́·(ni)<br />yābh·ay·iṣy·ā́·s(i)<br />yābh·ay·iṣy·ā́·t(i)<br />yābh·ay·iṣy·ā́·va<br />yābh·ay·iṣy·ā́·thas<br />yābh·ay·iṣy·ā́·tas<br />yābh·ay·iṣy·ā́·ma<br />yābh·ay·iṣy·ā́·tha<br />yābh·ay·iṣy·ā́·n
|yābh·ay·iṣy·áiya·m<br>yābh·ay·iṣy·ái·s<br>yābh·ay·iṣy·ái·t<br>yābh·ay·iṣy·ái·va<br>yābh·ay·iṣy·ái·tam<br>yābh·ay·iṣy·ái·tām<br>yābh·ay·iṣy·ái·ma<br>yābh·ay·iṣy·ái·ta<br>yā́bh·ay·iṣy·us
|yābh·ay·iṣy·áiya·m<br />yābh·ay·iṣy·ái·s<br />yābh·ay·iṣy·ái·t<br />yābh·ay·iṣy·ái·va<br />yābh·ay·iṣy·ái·tam<br />yābh·ay·iṣy·ái·tām<br />yābh·ay·iṣy·ái·ma<br />yābh·ay·iṣy·ái·ta<br />yā́bh·ay·iṣy·us
|yābh·ay·iṣy·ā́·ni<br>yābh·ay·iṣy·á<br>yābh·ay·iṣy·á·tu<br>yābh·ay·iṣy·ā́·va<br>yābh·ay·iṣy·á·tam<br>yābh·ay·iṣy·á·tām<br>yābh·ay·iṣy·ā́·ma<br>yābh·ay·iṣy·á·ta(na)<br>yābh·ay·iṣy·á·ntu
|yābh·ay·iṣy·ā́·ni<br />yābh·ay·iṣy·á<br />yābh·ay·iṣy·á·tu<br />yābh·ay·iṣy·ā́·va<br />yābh·ay·iṣy·á·tam<br />yābh·ay·iṣy·á·tām<br />yābh·ay·iṣy·ā́·ma<br />yābh·ay·iṣy·á·ta(na)<br />yābh·ay·iṣy·á·ntu
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!中受動態<ref name=":5" />
!中受動態<ref name=":5" />
|yābh·ay·iṣy·ā́·i<br>yābh·ay·iṣy·á·sāi<br>yābh·ay·iṣy·á·tāi<br>yābh·ay·iṣy·ā́·vahāi<br>yābh·ay·iṣy·á·ithai<br>yābh·ay·iṣy·á·itai<br>yābh·ay·iṣy·ā́·mahāi<br>yābh·ay·iṣy·á·dhvāi<br>yābh·ay·iṣy·á·ntā(i)
|yābh·ay·iṣy·ā́·i<br />yābh·ay·iṣy·á·sāi<br />yābh·ay·iṣy·á·tāi<br />yābh·ay·iṣy·ā́·vahāi<br />yābh·ay·iṣy·á·ithai<br />yābh·ay·iṣy·á·itai<br />yābh·ay·iṣy·ā́·mahāi<br />yābh·ay·iṣy·á·dhvāi<br />yābh·ay·iṣy·á·ntā(i)
|a·yābh·ay·iṣy·á<br>a·yābh·ay·iṣy·á·thās<br>a·yābh·ay·iṣy·á·ta<br>a·yābh·ay·iṣy·ā́·vahi<br>a·yābh·ay·iṣy·ái·thām<br>a·yābh·ay·iṣy·ái·tām<br>a·yābh·ay·iṣy·ā́·mahi<br>a·yābh·ay·iṣy·á·dhvam<br>a·yābh·ay·iṣy·á·nta
|a·yābh·ay·iṣy·á<br />a·yābh·ay·iṣy·á·thās<br />a·yābh·ay·iṣy·á·ta<br />a·yābh·ay·iṣy·ā́·vahi<br />a·yābh·ay·iṣy·ái·thām<br />a·yābh·ay·iṣy·ái·tām<br />a·yābh·ay·iṣy·ā́·mahi<br />a·yābh·ay·iṣy·á·dhvam<br />a·yābh·ay·iṣy·á·nta
|yābh·ay·iṣy·ā́·i <br>yābh·ay·iṣy·ā́·sāi<br>yābh·ay·iṣy·ā́·tāi<br>yābh·ay·iṣy·ā́·vahāi<br>yābh·ay·iṣy·ā́·thai<br>yābh·ay·iṣy·ā́·tai<br>yābh·ay·iṣy·ā́·mahāi<br>yābh·ay·iṣy·ā́·dhvāi<br>yābh·ay·iṣy·ā́·ntā
|yābh·ay·iṣy·ā́·i <br />yābh·ay·iṣy·ā́·sāi<br />yābh·ay·iṣy·ā́·tāi<br />yābh·ay·iṣy·ā́·vahāi<br />yābh·ay·iṣy·ā́·thai<br />yābh·ay·iṣy·ā́·tai<br />yābh·ay·iṣy·ā́·mahāi<br />yābh·ay·iṣy·ā́·dhvāi<br />yābh·ay·iṣy·ā́·ntā
|yābh·ay·iṣy·áiya<br>yābh·ay·iṣy·ái·thās<br>yābh·ay·iṣy·ái·ta<br>yābh·ay·iṣy·ái·vahi<br>yābh·ay·iṣy·áiya·thām<br>yābh·ay·iṣy·áiya·tām<br>yābh·ay·iṣy·ái·mahi<br>yābh·ay·iṣy·ái·dhvam<br>yābh·ay·iṣy·ái·ran
|yābh·ay·iṣy·áiya<br />yābh·ay·iṣy·ái·thās<br />yābh·ay·iṣy·ái·ta<br />yābh·ay·iṣy·ái·vahi<br />yābh·ay·iṣy·áiya·thām<br />yābh·ay·iṣy·áiya·tām<br />yābh·ay·iṣy·ái·mahi<br />yābh·ay·iṣy·ái·dhvam<br />yābh·ay·iṣy·ái·ran
|yābh·ay·iṣy·ā́·i<br>yābh·ay·iṣy·á·sva<br>yābh·ay·iṣy·á·tām<br>yābh·ay·iṣy·ā́·vahāi<br>yābh·ay·iṣy·á·thām<br>yābh·ay·iṣy·á·tām<br>yābh·ay·iṣy·ā́·mahāi<br>yābh·ay·iṣy·á·dhvam<br>yābh·ay·iṣy·á·ntām
|yābh·ay·iṣy·ā́·i<br />yābh·ay·iṣy·á·sva<br />yābh·ay·iṣy·á·tām<br />yābh·ay·iṣy·ā́·vahāi<br />yābh·ay·iṣy·á·thām<br />yābh·ay·iṣy·á·tām<br />yābh·ay·iṣy·ā́·mahāi<br />yābh·ay·iṣy·á·dhvam<br />yābh·ay·iṣy·á·ntām
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!受動態
!受動態
|yābh·iṣy·ā́·i<br>yābh·iṣy·á·sāi<br>yābh·iṣy·á·tāi<br>yābh·iṣy·ā́·vahāi<br>yābh·iṣy·á·ithai<br>yābh·iṣy·á·itai<br>yābh·iṣy·ā́·mahāi<br>yābh·iṣy·á·dhvāi<br>yābh·iṣy·á·ntā(i)
|yābh·iṣy·ā́·i<br />yābh·iṣy·á·sāi<br />yābh·iṣy·á·tāi<br />yābh·iṣy·ā́·vahāi<br />yābh·iṣy·á·ithai<br />yābh·iṣy·á·itai<br />yābh·iṣy·ā́·mahāi<br />yābh·iṣy·á·dhvāi<br />yābh·iṣy·á·ntā(i)
|a·yābh·iṣy·á<br>a·yābh·iṣy·á·thās<br>a·yābh·iṣy·á·ta<br>a·yābh·iṣy·ā́·vahi<br>a·yābh·iṣy·ái·thām<br>a·yābh·iṣy·ái·tām<br>a·yābh·iṣy·ā́·mahi<br>a·yābh·iṣy·á·dhvam<br>a·yābh·iṣy·á·nta
|a·yābh·iṣy·á<br />a·yābh·iṣy·á·thās<br />a·yābh·iṣy·á·ta<br />a·yābh·iṣy·ā́·vahi<br />a·yābh·iṣy·ái·thām<br />a·yābh·iṣy·ái·tām<br />a·yābh·iṣy·ā́·mahi<br />a·yābh·iṣy·á·dhvam<br />a·yābh·iṣy·á·nta
|yābh·iṣy·ā́·i <br>yābh·iṣy·ā́·sāi<br>yābh·iṣy·ā́·tāi<br>yābh·iṣy·ā́·vahāi<br>yābh·iṣy·ā́·thai<br>yābh·iṣy·ā́·tai<br>yābh·iṣy·ā́·mahāi<br>yābh·iṣy·ā́·dhvāi<br>yābh·iṣy·ā́·ntā
|yābh·iṣy·ā́·i <br />yābh·iṣy·ā́·sāi<br />yābh·iṣy·ā́·tāi<br />yābh·iṣy·ā́·vahāi<br />yābh·iṣy·ā́·thai<br />yābh·iṣy·ā́·tai<br />yābh·iṣy·ā́·mahāi<br />yābh·iṣy·ā́·dhvāi<br />yābh·iṣy·ā́·ntā
|yābh·iṣy·áiya<br>yābh·iṣy·ái·thās<br>yābh·iṣy·ái·ta<br>yābh·iṣy·ái·vahi<br>yābh·iṣy·áiya·thām<br>yābh·iṣy·áiya·tām<br>yābh·iṣy·ái·mahi<br>yābh·iṣy·ái·dhvam<br>yābh·iṣy·ái·ran
|yābh·iṣy·áiya<br />yābh·iṣy·ái·thās<br />yābh·iṣy·ái·ta<br />yābh·iṣy·ái·vahi<br />yābh·iṣy·áiya·thām<br />yābh·iṣy·áiya·tām<br />yābh·iṣy·ái·mahi<br />yābh·iṣy·ái·dhvam<br />yābh·iṣy·ái·ran
|yābh·iṣy·ā́·i<br>yābh·iṣy·á·sva<br>yābh·iṣy·á·tām<br>yābh·iṣy·ā́·vahāi<br>yābh·iṣy·á·thām<br>yābh·iṣy·á·tām<br>yābh·iṣy·ā́·mahāi<br>yābh·iṣy·á·dhvam<br>yābh·iṣy·á·ntām
|yābh·iṣy·ā́·i<br />yābh·iṣy·á·sva<br />yābh·iṣy·á·tām<br />yābh·iṣy·ā́·vahāi<br />yābh·iṣy·á·thām<br />yābh·iṣy·á·tām<br />yābh·iṣy·ā́·mahāi<br />yābh·iṣy·á·dhvam<br />yābh·iṣy·á·ntām
|}
|}


3,120行目: 3,120行目:
|-
|-
! 完了相
! 完了相
|yaibh·vā́ṅs-<br>yaibh·vas-
|yaibh·vā́ṅs-<br />yaibh·vas-
| colspan="2" | yaibh·āná-
| colspan="2" | yaibh·āná-
|-
|-
3,138行目: 3,138行目:
|-
|-
! 完結相
! 完結相
| *yīyabh·ant-<ref name=":6" /><br>yābhayiṣ·ant-
| *yīyabh·ant-<ref name=":6" /><br />yābhayiṣ·ant-
|*yīyabh·a·māna-<ref name=":6" /><br>yābhayiṣ·a·māna-
|*yīyabh·a·māna-<ref name=":6" /><br />yābhayiṣ·a·māna-
|yābhiṣ·a·māna-
|yābhiṣ·a·māna-
|-
|-
3,171行目: 3,171行目:
!完結相<ref name=":19">Sanskrit Grammar (Whitney) 1140c</ref>
!完結相<ref name=":19">Sanskrit Grammar (Whitney) 1140c</ref>
|yaps·ás
|yaps·ás
|yīyabh·ás<br>yābhayiṣ·ás
|yīyabh·ás<br />yābhayiṣ·ás
|-
|-
! rowspan="2" |'''-ani'''<ref>Sanskrit Grammar (Whitney) 1159</ref>
! rowspan="2" |'''-ani'''<ref>Sanskrit Grammar (Whitney) 1159</ref>
3,180行目: 3,180行目:
!完結相<ref name=":19">Sanskrit Grammar (Whitney) 1140c</ref>
!完結相<ref name=":19">Sanskrit Grammar (Whitney) 1140c</ref>
|yaps·áni
|yaps·áni
|yīyabh·áni<br>yābhayiṣ·áni
|yīyabh·áni<br />yābhayiṣ·áni
|-
|-
!-man
!-man
3,378行目: 3,378行目:
!過去
!過去
|a·yāps·īt
|a·yāps·īt
|a·yīyabh·a·t<br>a·yābhay·īt
|a·yīyabh·a·t<br />a·yābhay·īt
|a·yiyāps·īt<ref name=":27">Sanskrit Grammar (Whitney) 1035</ref>
|a·yiyāps·īt<ref name=":27">Sanskrit Grammar (Whitney) 1035</ref>
|a·yāyābh·īt
|a·yāyābh·īt
3,384行目: 3,384行目:
!指令法
!指令法
|yāps·īt
|yāps·īt
|yīyabh·a·t<br>yābhay·īt
|yīyabh·a·t<br />yābhay·īt
|yiyāps·īt
|yiyāps·īt
|yāyābh·īt
|yāyābh·īt
3,390行目: 3,390行目:
!命令法
!命令法
|yāps·a·tu
|yāps·a·tu
|yīyabh·a·tu<br>yābhayiṣ·tu
|yīyabh·a·tu<br />yābhayiṣ·tu
|yiyāpsiṣ·tu
|yiyāpsiṣ·tu
|yāyābhiṣ·tu
|yāyābhiṣ·tu
3,396行目: 3,396行目:
!接続法
!接続法
|yāps·a·t(i)
|yāps·a·t(i)
|yīyabh·a·t(i)<br>yābhayiṣ·a·t(i)
|yīyabh·a·t(i)<br />yābhayiṣ·a·t(i)
|yiyāpsiṣ·a·t(i)
|yiyāpsiṣ·a·t(i)
|yāyābhiṣ·a·t(i)
|yāyābhiṣ·a·t(i)
3,402行目: 3,402行目:
!希求法
!希求法
|yāps·ai·t
|yāps·ai·t
|yīyabh·yā·t<br>yābhayiṣ·yā·t
|yīyabh·yā·t<br />yābhayiṣ·yā·t
|yiyāpsiṣ·yā·t
|yiyāpsiṣ·yā·t
|yāyābhiṣ·yā·t
|yāyābhiṣ·yā·t
3,414行目: 3,414行目:
!分詞
!分詞
|yáps·ant-
|yáps·ant-
|*yīyabh·ant-<ref name=":6">Sanskrit Grammar (Whitney) 872</ref><br>yābhayiṣ·ant-
|*yīyabh·ant-<ref name=":6">Sanskrit Grammar (Whitney) 872</ref><br />yābhayiṣ·ant-
|yiyāpsiṣ·ant-
|yiyāpsiṣ·ant-
|yāyābhiṣ·ant-
|yāyābhiṣ·ant-
3,421行目: 3,421行目:
!過去
!過去
|a·yaps·ta
|a·yaps·ta
|a·yīyabh·a·ta<br>a·yābhayiṣ·ta
|a·yīyabh·a·ta<br />a·yābhayiṣ·ta
|a·yiyapsiṣ·ta
|a·yiyapsiṣ·ta
|a·yāyabhyiṣ·ta
|a·yāyabhyiṣ·ta
3,427行目: 3,427行目:
!指令法
!指令法
|yaps·a·ta
|yaps·a·ta
|yīyabh·a·ta<br>yābhayiṣ·a·ta
|yīyabh·a·ta<br />yābhayiṣ·a·ta
|yiyapsiṣ·ta
|yiyapsiṣ·ta
|yāyabhyiṣ·ta
|yāyabhyiṣ·ta
3,433行目: 3,433行目:
!命令法
!命令法
|yaps·a·tām
|yaps·a·tām
|yīyabh·a·tām<br>yābhayiṣ·tām
|yīyabh·a·tām<br />yābhayiṣ·tām
|yiyapsiṣ·tām
|yiyapsiṣ·tām
|yāyabhyiṣ·tām
|yāyabhyiṣ·tām
3,439行目: 3,439行目:
!接続法
!接続法
|yaps·ā·tāi
|yaps·ā·tāi
|yīyabh·ā·tāi<br>yābhayiṣ·ā·tāi
|yīyabh·ā·tāi<br />yābhayiṣ·ā·tāi
|yiyapsiṣ·ā·tāi
|yiyapsiṣ·ā·tāi
|yāyabhyiṣ·ā·tāi
|yāyabhyiṣ·ā·tāi
3,445行目: 3,445行目:
!希求法
!希求法
| rowspan="2" |yaps·īṣ·ta
| rowspan="2" |yaps·īṣ·ta
|yīyabh·īya<br>yāyabh·īṣ·ta
|yīyabh·īya<br />yāyabh·īṣ·ta
| rowspan="2" |yiyapsiṣ·īṣ·ta
| rowspan="2" |yiyapsiṣ·īṣ·ta
| rowspan="2" |yāyabhyiṣ·īṣ·ta
| rowspan="2" |yāyabhyiṣ·īṣ·ta
3,454行目: 3,454行目:
!分詞
!分詞
|yáps·a·māna-
|yáps·a·māna-
|*yīyabh·a·māna-<ref name=":6" /><br>yābhayiṣ·a·māna-
|*yīyabh·a·māna-<ref name=":6" /><br />yābhayiṣ·a·māna-
|yiyapsiṣ·a·māna-
|yiyapsiṣ·a·māna-
|yāyabhyiṣ·a·māna-
|yāyabhyiṣ·a·māna-
3,460行目: 3,460行目:
! rowspan="7" |受動態
! rowspan="7" |受動態
!過去
!過去
|a·yābh·i<br>yābh·am a·bhāviṣ·ta
|a·yābh·i<br />yābh·am a·bhāviṣ·ta
|a·yābhiṣ·ta
|a·yābhiṣ·ta
| -
| -
|a·yāyabh·i<br>yābh·am a·bobhāviṣ·ta
|a·yāyabh·i<br />yābh·am a·bobhāviṣ·ta
|-
|-
!指令法
!指令法
|yābh·i<br>yābh·am bhāviṣ·ta
|yābh·i<br />yābh·am bhāviṣ·ta
|yābhiṣ·a·ta
|yābhiṣ·a·ta
| -
| -
|yāyabh·i<br>yābh·am bobhāviṣ·ta
|yāyabh·i<br />yābh·am bobhāviṣ·ta
|-
|-
!命令法
!命令法
3,536行目: 3,536行目:
|-
|-
!分詞
!分詞
|iyābh·vā́ṅs-<br>iyābh·vas-
|iyābh·vā́ṅs-<br />iyābh·vas-
| -
| -
|yiyaps·vā́ṅs-<br>yiyaps·vas-
|yiyaps·vā́ṅs-<br />yiyaps·vas-
|yayāyabh·vā́ṅs-<br>yayāyabh·vas-
|yayāyabh·vā́ṅs-<br />yayāyabh·vas-
|-
|-
! rowspan="7" |中受動態
! rowspan="7" |中受動態
3,744行目: 3,744行目:
!語根
!語根
!語根
!語根
|yáp<br>yáyap
|yáp<br />yáyap
| yā́p<ref name=":28">Sanskrit Grammar (Whitney) 1051f</ref>
| yā́p<ref name=":28">Sanskrit Grammar (Whitney) 1051f</ref>
| -
| -
3,758行目: 3,758行目:
!完結相<ref name=":19" />
!完結相<ref name=":19" />
|yaps·ás
|yaps·ás
|yīyabh·ás<br>yābhayiṣ·ás
|yīyabh·ás<br />yābhayiṣ·ás
| -
| -
| -
| -
3,764行目: 3,764行目:
! rowspan="2" |-ani
! rowspan="2" |-ani
!語根
!語根
|yabh·áni<br>yayabh·áni
|yabh·áni<br />yayabh·áni
|yābh·ay·áni
|yābh·ay·áni
|yiyaps·áni<ref>Sanskrit Grammar (Whitney) 1159b</ref>
|yiyaps·áni<ref>Sanskrit Grammar (Whitney) 1159b</ref>
3,771行目: 3,771行目:
!完結相<ref name=":19" />
!完結相<ref name=":19" />
|yaps·áni
|yaps·áni
|yīyabh·áni<br>yābhayiṣ·áni
|yīyabh·áni<br />yābhayiṣ·áni
|yiyapsiṣ·áni
|yiyapsiṣ·áni
| -
| -
3,830行目: 3,830行目:
! rowspan="2" |'''-tu'''<ref name=":32" />-itu<ref name=":33" />
! rowspan="2" |'''-tu'''<ref name=":32" />-itu<ref name=":33" />
!語根
!語根
|yáb·dhu<br>yábh·itu
|yáb·dhu<br />yábh·itu
|yā́bh·ay·itu<ref name=":28" />
|yā́bh·ay·itu<ref name=":28" />
|yíyaps·itu
|yíyaps·itu
4,033行目: 4,033行目:
!過去
!過去
|a·yīyābhayiṣ·īt<ref name=":27" />
|a·yīyābhayiṣ·īt<ref name=":27" />
|a·yiyiyāps·a·t<br>a·yiyapsay·īt
|a·yiyiyāps·a·t<br />a·yiyapsay·īt
|a·yīyāyabh·a·t<br>a·yāyabhay·īt
|a·yīyāyabh·a·t<br />a·yāyabhay·īt
|a·yā́yabhiṣ·īt<ref name=":27" />
|a·yā́yabhiṣ·īt<ref name=":27" />
|a·yā́yabhayiṣiṣ·īt<ref name=":27" />
|a·yā́yabhayiṣiṣ·īt<ref name=":27" />
|a·yiyā́yabhiṣ·a·t<br>a·yā́yabhiṣay·īt
|a·yiyā́yabhiṣ·a·t<br />a·yā́yabhiṣay·īt
|-
|-
!指令法
!指令法
|yīyābhayiṣ·īt
|yīyābhayiṣ·īt
|yiyiyāps·a·t<br>yiyapsay·īt
|yiyiyāps·a·t<br />yiyapsay·īt
|yīyāyabh·a·t<br>yāyabhay·īt
|yīyāyabh·a·t<br />yāyabhay·īt
|yā́yabhiṣ·īt
|yā́yabhiṣ·īt
|yā́yabhayiṣiṣ·īt
|yā́yabhayiṣiṣ·īt
|yiyā́yabhiṣ·a·t<br>yā́yabhiṣay·īt
|yiyā́yabhiṣ·a·t<br />yā́yabhiṣay·īt
|-
|-
!命令法
!命令法
|yīyābhayiṣiṣ·tu
|yīyābhayiṣiṣ·tu
|yiyiyāps·a·tu<br>yiyapsayiṣ·tu
|yiyiyāps·a·tu<br />yiyapsayiṣ·tu
|yīyāyabh·a·tu<br>yāyabhayiṣ·tu
|yīyāyabh·a·tu<br />yāyabhayiṣ·tu
|yā́yabhiṣiṣ·tu
|yā́yabhiṣiṣ·tu
|yā́yabhayiṣiṣ·tu
|yā́yabhayiṣiṣ·tu
|yiyā́yabhiṣ·a·tu<br>yā́yabhiṣayiṣ·tu
|yiyā́yabhiṣ·a·tu<br />yā́yabhiṣayiṣ·tu
|-
|-
!接続法
!接続法
|yīyābhayiṣiṣ·a·t(i)
|yīyābhayiṣiṣ·a·t(i)
|yiyiyāps·a·t(i)<br>yiyapsayiṣ·a·t(i)
|yiyiyāps·a·t(i)<br />yiyapsayiṣ·a·t(i)
|yīyāyabh·a·t(i)<br>yāyabhayiṣ·a·t(i)
|yīyāyabh·a·t(i)<br />yāyabhayiṣ·a·t(i)
|yā́yabhiṣiṣ·a·t(i)
|yā́yabhiṣiṣ·a·t(i)
|yā́yabhayiṣiṣ·a·t(i)
|yā́yabhayiṣiṣ·a·t(i)
|yiyā́yabhiṣ·a·t(i)<br>yā́yabhiṣayiṣ·a·t(i)
|yiyā́yabhiṣ·a·t(i)<br />yā́yabhiṣayiṣ·a·t(i)
|-
|-
!希求法
!希求法
|yīyābhayiṣiṣ·yā·t
|yīyābhayiṣiṣ·yā·t
|yiyiyāps·yā·t<br>yiyapsayiṣ·yā·t
|yiyiyāps·yā·t<br />yiyapsayiṣ·yā·t
|yīyāyabh·yā́·t<br>yāyabhayiṣ·yā́·t
|yīyāyabh·yā́·t<br />yāyabhayiṣ·yā́·t
|yā́yabhiṣiṣ·yā·t
|yā́yabhiṣiṣ·yā·t
|yā́yabhayiṣiṣ·yā·t
|yā́yabhayiṣiṣ·yā·t
|yiyā́yabhiṣ·yā·t<br>yā́yabhiṣayiṣ·yā·t
|yiyā́yabhiṣ·yā·t<br />yā́yabhiṣayiṣ·yā·t
|-
|-
!祈願法
!祈願法
4,081行目: 4,081行目:
!分詞
!分詞
|yīyābhayiṣiṣ·ant-
|yīyābhayiṣiṣ·ant-
|yiyiyāps·ant-<ref name=":6" /><br>yiyapsayiṣ·ant-
|yiyiyāps·ant-<ref name=":6" /><br />yiyapsayiṣ·ant-
|yīyāyabh·ant-<ref name=":6" /><br>yāyabhayiṣ·ant-
|yīyāyabh·ant-<ref name=":6" /><br />yāyabhayiṣ·ant-
|yā́yabhiṣiṣ·ant-
|yā́yabhiṣiṣ·ant-
|yā́yabhayiṣiṣ·ant
|yā́yabhayiṣiṣ·ant
|yiyā́yabhiṣ·ant-<ref name=":6" /><br>yā́yabhiṣayiṣ·ant-
|yiyā́yabhiṣ·ant-<ref name=":6" /><br />yā́yabhiṣayiṣ·ant-
|-
|-
! rowspan="7" |中動態<ref name=":5" />
! rowspan="7" |中動態<ref name=":5" />
!過去
!過去
|a·yīyābhayiṣiṣ·ta
|a·yīyābhayiṣiṣ·ta
|a·yiyiyāps·a·ta<br>a·yiyapsayiṣ·ta
|a·yiyiyāps·a·ta<br />a·yiyapsayiṣ·ta
|a·yīyāyabh·a·ta<br>a·yāyabhayiṣ·ta
|a·yīyāyabh·a·ta<br />a·yāyabhayiṣ·ta
|a·yā́yabhṣiṣ·ta
|a·yā́yabhṣiṣ·ta
|a·yā́yabhayiṣiṣ·ta
|a·yā́yabhayiṣiṣ·ta
|a·yiyā́yabhiṣ·a·ta<br>a·yā́yabhiṣayiṣ·ta
|a·yiyā́yabhiṣ·a·ta<br />a·yā́yabhiṣayiṣ·ta
|-
|-
!指令法
!指令法
|yīyābhayiṣiṣ·ta
|yīyābhayiṣiṣ·ta
|yiyiyāps·a·ta<br>yiyapsayiṣ·ta
|yiyiyāps·a·ta<br />yiyapsayiṣ·ta
|yīyāyabh·a·ta<br>yāyabhayiṣ·ta
|yīyāyabh·a·ta<br />yāyabhayiṣ·ta
|yā́yabhiṣiṣ·ta
|yā́yabhiṣiṣ·ta
|yā́yabhayiṣiṣ·ta
|yā́yabhayiṣiṣ·ta
|yiyā́yabhiṣ·a·ta<br>yā́yabhiṣayiṣ·ta
|yiyā́yabhiṣ·a·ta<br />yā́yabhiṣayiṣ·ta
|-
|-
!命令法
!命令法
|yīyābhayiṣiṣ·a·tām
|yīyābhayiṣiṣ·a·tām
|yiyiyāps·a·tām<br>yiyapsayiṣ·a·tām
|yiyiyāps·a·tām<br />yiyapsayiṣ·a·tām
|yīyāyabh·a·tām<br>yāyabhayiṣ·a·tām
|yīyāyabh·a·tām<br />yāyabhayiṣ·a·tām
|yā́yabhiṣiṣ·a·tām
|yā́yabhiṣiṣ·a·tām
|yā́yabhayiṣiṣ·a·tām
|yā́yabhayiṣiṣ·a·tām
|yiyā́yabhiṣ·a·tām<br>yā́yabhiṣayiṣ·a·tām
|yiyā́yabhiṣ·a·tām<br />yā́yabhiṣayiṣ·a·tām
|-
|-
!接続法
!接続法
|yīyābhayiṣiṣ·ā·tāi
|yīyābhayiṣiṣ·ā·tāi
|yiyiyāps·ā·tāi<br>yiyapsayiṣ·ā·tāi
|yiyiyāps·ā·tāi<br />yiyapsayiṣ·ā·tāi
|yīyāyabh·ā·tāi<br>yāyabhayiṣ·ā·tāi
|yīyāyabh·ā·tāi<br />yāyabhayiṣ·ā·tāi
|yā́yabhiṣiṣ·ā·tāi
|yā́yabhiṣiṣ·ā·tāi
|yā́yabhayiṣiṣ·ā·tāi
|yā́yabhayiṣiṣ·ā·tāi
|yiyā́yabhiṣ·ā·tāi<br>yā́yabhiṣayiṣ·ā·tāi
|yiyā́yabhiṣ·ā·tāi<br />yā́yabhiṣayiṣ·ā·tāi
|-
|-
!希求法
!希求法
| rowspan="2" |yīyābhayiṣ·īṣ·ta
| rowspan="2" |yīyābhayiṣ·īṣ·ta
|yiyiyāps·īya<br>yiyāps·īṣ·ta
|yiyiyāps·īya<br />yiyāps·īṣ·ta
|yīyāyabh·īya<br>yīyāyābh·īṣ·ta
|yīyāyabh·īya<br />yīyāyābh·īṣ·ta
| rowspan="2" |yā́yabhiṣ·īṣ·ta
| rowspan="2" |yā́yabhiṣ·īṣ·ta
| rowspan="2" |yā́yabhayiṣ·īṣ·ta
| rowspan="2" |yā́yabhayiṣ·īṣ·ta
|yiyā́yabhiṣ·īya<br>yā́yabhiṣ·īṣ·ta
|yiyā́yabhiṣ·īya<br />yā́yabhiṣ·īṣ·ta
|-
|-
!祈願法
!祈願法
4,135行目: 4,135行目:
!分詞
!分詞
|yīyābhayiṣiṣ·a·māna-
|yīyābhayiṣiṣ·a·māna-
|yiyiyāps·a·māna-<ref name=":6" /><br>yiyapsayiṣ·a·māna-
|yiyiyāps·a·māna-<ref name=":6" /><br />yiyapsayiṣ·a·māna-
|yīyāyabh·a·māna-<ref name=":6" /><br>yāyabhayiṣ·a·māna-
|yīyāyabh·a·māna-<ref name=":6" /><br />yāyabhayiṣ·a·māna-
|yā́yabhiṣiṣ·a·māna-
|yā́yabhiṣiṣ·a·māna-
|yā́yabhayiṣ·a·māna
|yā́yabhayiṣ·a·māna
|yiyā́yabhiṣ·a·māna-<ref name=":6" /><br>yā́yabhiṣayiṣ·a·māna-
|yiyā́yabhiṣ·a·māna-<ref name=":6" /><br />yā́yabhiṣayiṣ·a·māna-
|-
|-
! rowspan="7" |受動態
! rowspan="7" |受動態
4,246行目: 4,246行目:
|-
|-
!分詞
!分詞
|yīyābhay·iṣ·vā́ṅs-<br>yīyābhay·iṣ·vas-
|yīyābhay·iṣ·vā́ṅs-<br />yīyābhay·iṣ·vas-
| -
| -
| -
| -
|yā́yabh·iṣ·vā́ṅs-<br>yā́yabh·iṣ·vas-
|yā́yabh·iṣ·vā́ṅs-<br />yā́yabh·iṣ·vas-
|yā́yabhay·iṣ·vā́ṅs-<br>yā́yabhay·iṣ·vas-
|yā́yabhay·iṣ·vā́ṅs-<br />yā́yabhay·iṣ·vas-
| -
| -
|-
|-
5,591行目: 5,591行目:
|ad, atti
|ad, atti
|食べる
|食べる
|波:jeść<br>羅:edō
|波:jeść<br />羅:edō
|-
|-
|*h₂melĝ
|*h₂melĝ
5,606行目: 5,606行目:
|am, amati
|am, amati
|<s>取る、買う、持つ</s> → 行く、差し出す、贈る、聞こえる
|<s>取る、買う、持つ</s> → 行く、差し出す、贈る、聞こえる
|羅:emō<br>波:mieć
|羅:emō<br />波:mieć
|-
|-
|*h₁es
|*h₁es
5,616行目: 5,616行目:
|i, aiti
|i, aiti
|行く
|行く
|波:iść<br>羅:eō
|波:iść<br />羅:eō
|-
|-
|*h₂eys
|*h₂eys
|íṣ, iccháti
|íṣ, iccháti
|欲す、望む、求める
|欲す、望む、求める
|英:ask<br>波:iskać
|英:ask<br />波:iskać
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|-
|*wed
|*wed
5,636行目: 5,636行目:
|gam, gamati
|gam, gamati
|<s>来る</s> → 行く
|<s>来る</s> → 行く
|英:come<br>羅:veniō<br>希:baínō
|英:come<br />羅:veniō<br />希:baínō
|-
|-
|*ǵews
|*ǵews
5,651行目: 5,651行目:
|kup, kupyati
|kup, kupyati
|<s>望む</s> → 罵る、怒る
|<s>望む</s> → 罵る、怒る
|英:hope<br>羅:cupiō<br>希:kuptō
|英:hope<br />羅:cupiō<br />希:kuptō
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|*kʷey
|*kʷey
5,675行目: 5,675行目:
|jña, janati
|jña, janati
|知る、できる
|知る、できる
|波:znać<br>羅:gnoscō
|波:znać<br />羅:gnoscō
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|-
| rowspan="2" |*gʰreh₁
| rowspan="2" |*gʰreh₁
5,694行目: 5,694行目:
|dā, dadāti
|dā, dadāti
|あげる、寄付する
|あげる、寄付する
|波:dać<br>羅:dō
|波:dać<br />羅:dō
|-
|-
|*deḱ
|*deḱ
|dāś, dāśti
|dāś, dāśti
| rowspan="2" |<s>教える、学ぶ</s> → 崇める
| rowspan="2" |<s>教える、学ぶ</s> → 崇める
|英:teach<br>羅:discō
|英:teach<br />羅:discō
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5,737行目: 5,737行目:
|dhā, dadhāti
|dhā, dadhāti
|<s>~をする</s> → 置く
|<s>~をする</s> → 置く
|波:dziać<br>羅:faciō
|波:dziać<br />羅:faciō
|-
|-
|*peh₂
|*peh₂
5,747行目: 5,747行目:
|pā, pibāti
|pā, pibāti
|飲む
|飲む
|波:pić<br>羅:bibō
|波:pić<br />羅:bibō
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|-
|*pekʷ
|*pekʷ
|pac, pacati
|pac, pacati
|料理する
|料理する
|波:piec<br>羅:coquō<br>英:cook
|波:piec<br />羅:coquō<br />英:cook
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|-
|*ped
|*ped
|pad, padati
|pad, padati
|歩く
|歩く
|羅:pes<br>英:foot
|羅:pes<br />英:foot
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|-
| rowspan="2" |*peḱ
| rowspan="2" |*peḱ
|pakṣ, pakṣati
|pakṣ, pakṣati
| rowspan="2" |<s>戦う</s> → 受け入れる
| rowspan="2" |<s>戦う</s> → 受け入れる
|英:fight<br>羅:pectō
|英:fight<br />羅:pectō
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|-
|pakṣ, pakṣayati
|pakṣ, pakṣayati
5,775行目: 5,775行目:
|piṣ, pináṣṭi
|piṣ, pináṣṭi
|<s>書く、塗る、描く</s> → すり潰す
|<s>書く、塗る、描く</s> → すり潰す
|波:pisać<br>羅:pingō
|波:pisać<br />羅:pingō
|-
|-
|piṃś, piṃśati
|piṃś, piṃśati
5,784行目: 5,784行目:
| rowspan="3" |plu, pluvati
| rowspan="3" |plu, pluvati
| rowspan="4" |飛ぶ、跳ぶ、漕ぐ、泳ぐ
| rowspan="4" |飛ぶ、跳ぶ、漕ぐ、泳ぐ
|英:fly<br>波:pływać
|英:fly<br />波:pływać
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| rowspan="2" |*plewd
| rowspan="2" |*plewd
5,826行目: 5,826行目:
|bhū, bhavati
|bhū, bhavati
|~である、~になる
|~である、~になる
|波:być<br>羅:fiō
|波:być<br />羅:fiō
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5,836行目: 5,836行目:
|budh, bodhati
|budh, bodhati
|目覚める、気づく
|目覚める、気づく
|英:bode<br>波;budzić
|英:bode<br />波;budzić
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5,851行目: 5,851行目:
|mad, madati
|mad, madati
| rowspan="2" |<s>許す、治す、義務がある</s> → 嬉しがる
| rowspan="2" |<s>許す、治す、義務がある</s> → 嬉しがる
| rowspan="2" |英:mote, must<br>波:musieć < [[中高ドイツ語|MHG]]:muozen<br>羅:medeor, medicālis, medicātor
| rowspan="2" |英:mote, must<br />波:musieć < [[中高ドイツ語|MHG]]:muozen<br />羅:medeor, medicālis, medicātor
|-
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|mad, madyati
|mad, madyati
5,863行目: 5,863行目:
|magh, mahati
|magh, mahati
|<s>~できる</s> → 元気づける
|<s>~できる</s> → 元気づける
|英:may<br>波:móc
|英:may<br />波:móc
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|*melH₂
|*melH₂
|mr̥, mr̥ṇāti
|mr̥, mr̥ṇāti
|<s>飯</s> → 粉を挽く
|<s>飯</s> → 粉を挽く
|羅:mollō<br>波:miec
|羅:mollō<br />波:miec
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|*mer
|*mer
5,917行目: 5,917行目:
|leṭ, leṭyati
|leṭ, leṭyati
|横たわる
|横たわる
|英:lay<br>波:lec, leżeć, legnąć
|英:lay<br />波:lec, leżeć, legnąć
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|*lewbʰ
|*lewbʰ
5,986行目: 5,986行目:
|vah, vahati
|vah, vahati
|<s>重さがある</s> → 運ぶ
|<s>重さがある</s> → 運ぶ
|羅:vehō<br>波:wieźć
|羅:vehō<br />波:wieźć
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6,060行目: 6,060行目:
|sphur, sphurati
|sphur, sphurati
| rowspan="2" |<s>広がる</s> → 跳ねる、蹴る
| rowspan="2" |<s>広がる</s> → 跳ねる、蹴る
|英:spur(n)<br>羅:sperno
|英:spur(n)<br />羅:sperno
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6,079行目: 6,079行目:
|sthā, tiṣṭhati
|sthā, tiṣṭhati
|立つ
|立つ
|英:stand<br>羅:stō<br>波:stać
|英:stand<br />羅:stō<br />波:stać
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2023年6月11日 (日) 01:15時点における版

ヴェーダ語
वैदिकसंस्कृतम्
話される国 青銅器時代, 鉄器時代のインド
地域 インド亜大陸
民族 インド・アーリア人
消滅時期 紀元前400年ごろに古典サンスクリットプラークリットに発展
言語系統
初期形式
表記体系 ラテン文字
(IAST京都・ハーバード方式など)
デーヴァナーガリー
言語コード
ISO 639-3 vsn (proposed)
Linguist List vsn
  qnk
Glottolog なし
テンプレートを表示

ヴェーダ語ヴェーダご、英: vedic sanskrit)は、バラモン教の聖典『ヴェーダ』において用いられた典礼言語。サンスクリットの起源となる。インド・ヨーロッパ語族インド・イラン語派インド・アーリア語群に属し、音変化による分類においてサテム語である。

インド・ヨーロッパ語族の諸言語で最も古い時代に共通のインド・イラン祖語英語版から分化した。そのため『アヴェスター』で用いられているアヴェスター語とは文法的にも酷似しており、俗に「『アヴェスター』をヴェーダ語に翻訳するには、一定の規則に従って個々の音を置き換えるだけで良い」といわれるほどである。

音韻

ヴェーダ語の音素は基本的にサンスクリットと同じである。音声的には、反舌接近音 [1] や、軟口蓋摩擦音 (ジフヴァームーリーヤ)、両唇摩擦音 (ウパドゥマーニーヤ)[2]といった異音が存在する。また、リグ・ヴェーダの執筆時期には部分的に喉音が存在した可能性[3]がある。

両唇音
唇歯音
歯音
歯茎音
そり舌音 硬口蓋音 軟口蓋音 声門音
破裂音
破擦音
無気音 p b t d ṭ ḍ c j k g
帯気音 ph bh th dh ṭh ḍh ch jh kh gh
鼻音 m n (ñ) ()
摩擦音 s ś h [ɦ] H[x][3]
半母音 v r y
側面音 l

母音は以下の通りで、標準階と長音階には母音の前に「a」、「ā」をそれぞれ加える規則となっている。

母音
弱音階 a, - i, ī u, ū ,
標準階(Guṇa) a, ai ai[4] au[4] ar al
長音階(Vṛddhi) ā, āi āi[4] āu[4] ār āl

古典サンスクリットと異なり、ヴェーダ語はアクセントを保持している。種類として古典ギリシア語日本語と同じ高低アクセントである。接語やいくつかの例外を除き、1語が必ず1アクセントを持つ。

形態

音韻同様、ヴェーダ語の形態論は古典サンスクリットと大きくは変わらない。しかし、古典サンスクリットでは比較的見かけない動詞の活用が豊かに見られる。例えば、接続法指令法の使用や、過去時制(不完了過去、完了、アオリスト)の中のアオリストの頻繁な使用が見受けられる。

名詞・形容詞の文法

ヴェーダ語はサンスクリットの古い形であり、アーリア人の大移動から2000年足らずしか経過していないころに話された言語である[5]。アヴェスター語と共に他のすべての言語と比較して、最もアーリア人の言語の特徴を色濃く残している言語である。古代ギリシア語ラテン語リトアニア語とは比較にならないほど複雑な文法を保持している。

名詞・形容詞の格変化

古典サンスクリットと異なる箇所は太字で記載している。呼格はアクセントが第一音節に移動する。

a-変化名詞の曲用(男性)
単数
名詞語尾 daiv·á-[6] kā́m·a- vācak·á-[7] vā́gant·a[8]
主格 -as daiv·ás kā́m·as vācak·ás vā́gant·as
対格 -ám daiv·ám kā́m·am vācak·ám vā́gant·am
具格 -áina daiv·áina kā́m·aina vācak·áina vā́gant·aina
与格 -āya daiv·ā́ya kā́m·āya vācak·ā́ya vā́gant·āya
奪格 -āt daiv·ā́t kā́m·āt vācak·ā́t vā́gant·āt
属格 -asya daiv·ásya kā́m·asya vācak·ásya vā́gant·asya
地格 -ai daiv·ái kā́m·ai vācak·ái vā́gant·ai
呼格[9] -a dáiv·a kā́m·a vā́cak·a vā́gant·a
双数
主格・対格 -āu daiv·ā́u kā́m·āu vācak·ā́u vā́gant·āu
具格・与格・奪格[10] -bhiām daiv·ā́bhiām kā́m·ābhiām vācak·ā́bhiām vā́gant·ābhiām
属格・地格 -ayaus daiv·á·ayaus kā́m·a·ayaus vācak·á·yaus vā́gant·a·ayaus
呼格[9] -āu dáiv·āu kā́m·āu vā́cak·āu vā́gant·āu
複数
主格 -āsas daiv·ā́sas kā́m·āsas vācak·ā́sas vā́gant·āsas
対格 -ān daiv·ā́n kā́m·ān vācak·ā́n vā́gant·ān
具格 -aibhis daiv·áibhis kā́m·aibhis vācak·áibhis vā́gant·aibhis
与格・奪格 -áibhyas daiv·áibhyas kā́m·aibhyas vācak·áibhyas vā́gant·aibhyas
属格 -ānām daiv·ā́nām kā́m·ānām vācak·ā́nām vā́gant·ānām
地格 -aisu daiv·áiṣu kā́m·aiṣu vācak·áiṣu vā́gant·aiṣu
呼格[9] -āsas dáiv·āsas kā́m·āsas vā́cak·āsas vā́gant·āsas
a-変化名詞の曲用(中性)
単数
名詞語尾 aṇvastr·á- nā́ṭy·a-[11]
主格・対格 -am aṇvastr·ám nā́ṭy·am
具格 -áina aṇvastr·áina nāṭy·áina
与格 -āya aṇvastr·ā́ya nāṭy·ā́ya
奪格 -āt aṇvastr·ā́t nāṭy·ā́t
属格 -asya aṇvastr·ásya nā́ṭy·asya
地格 -ai aṇvastr·ái nāṭy·ái
呼格 -a áṇvastr·a nā́ṭy·a
双数
主格・対格 -ai aṇvastr·ái nā́ṭy·ai
具格・与格・奪格 -bhiām aṇvastr·ā́bhiām nā́ṭy·ā́bhiām
属格・地格 -ayaus aṇvastr·áyaus nā́ṭy·ayaus
呼格 -ai aṇvastr·ai nā́ṭy·ai
複数
主格・対格 aṇvastr·ā́ nā́ṭy·ā
具格 -aibhis aṇvastr·áibhis nā́ṭy·áibhis
与格・奪格 -bhyas aṇvastr·ébhyas nā́ṭy·ébhyas
属格 -ānām aṇvastr·ā́nām nā́ṭy·ā́nām
地格 -aisu aṇvastr·áiṣu nā́ṭy·áiṣu
呼格 áṇvastr·ā nā́ṭy·ā
ā-変化名詞の曲用(女性)
単数
名詞語尾 sáinā-[12] kanyā̀- duṣṇāyikā̀-[13]
主格 sáinā kanyā̀ dùṣṇāyikā̀
対格 -ām sáinā·m kanyā̀·m duṣṇāyikā̀·m
具格 sáinā kanyā̀ duṣṇāyikā̀
与格 -āyāi sáinā·yāi kanyā̀·yāi duṣṇāyikā̀·yāi
奪格・属格 -āyās sáinā·yās kanyā̀·yās duṣṇāyikā̀·yās
地格 -āyām sáinā·yām kanyā̀·yām duṣṇāyikā̀·yām
呼格 -ai sáin·ai kány·ai dùṣṇāyik·ai
双数
主格・対格 -āi sái·nāi kany·ā̀i duṣṇāyik·ā̀i
具格・与格・奪格 -bhiām sáinā·bhiām kanyā̀·bhiām duṣṇāyikā̀·bhiām
属格・地格 -ayaus sáin·ay·aus kany·ày·aus duṣṇāyik·ày·aus
呼格 -āi sái·nāi kány·āi dùṣṇāyik·āi
複数
主格・対格 -ās sáinā·s kanyā̀·s duṣṇāyikā̀·s
具格 -bhis sáinā·bhis kanyā̀·bhis duṣṇāyikā̀·bhis
与格・奪格 -bhyas sáinā·bhyas kanyā̀·bhyas duṣṇāyikā̀·bhyas
属格 -ānām sáinā·nām kanyā̀·nām duṣṇāyikā̀·nām
地格 -su sáinā·su kanyā̀·su duṣṇāyikā̀·su
呼格 -ās sáinā·s kányā·s dùṣṇāyikā·s
i-変化名詞の曲用(男性・女性)
単数
名詞語尾 agní- dhvaní-[14] gáti- víkṛti-[15]
主格 -s agní·s dhvaní·s gáti·s víkṛti·s
対格 -m agní·m dhvaní·m gáti·m víkṛti·m
具格 agny·ā̀ dhvany·ā̀ gáty·ā víkṛty·ā
与格 -ayai agn·áyai dhvan·áyai gáty·áyai víkṛty·áyai
奪格・属格 -ais, -ās agny·áis dhvany·áis gáty·ās víkṛty·ās
地格 -āu agn·āú dhvan·āú gát·au víkṛt·āu
呼格 -ai ágn·ai dhván·ai gát·ai víkṛt·ai
双数
主格・対格 agn·ī́ dhvan·ī́ gát·ī víkṛt·ī
具格・与格・奪格 -bhiām agní·bhiām dhvaní·bhiām gáti·bhiām víkṛti·bhiām
属格・地格 -aus agny·áus dhvany·áus gáty·áus víkṛty·áus
呼格 ágn·ī dhván·ī gát·ī víkṛt·ī
複数
主格 -ayas agn·áyas dhvan·áyas gát·ayas víkṛt·ayas
対格 -īn agn·ī́n dhvan·ī́n gát·īn víkṛt·īn
具格 -bhis agní·bhis dhvaní·bhis gáti·bhis víkṛti·bhis
与格・奪格 -bhyas agní·bhyas dhvaní·bhyas gáti·bhyas víkṛti·bhyas
属格 -īnām agn·ī́nam dhvan·ī́nam gát·īnām víkṛt·īnām
地格 -su agní·ṣu dhvaní·ṣu gáti·ṣu víkṛti·ṣu
呼格 -ayas ágn·ayas dhván·ayas gát·ayas víkṛt·ayas
u-変化名詞の曲用(男性・女性)
単数
名詞語尾 śátru- dhainú-
主格 -s śátru·s dhainú·s
対格 -m śátru·m dhainú·m
具格 śátrv·ā dhainv·ā
与格 -avai śátr·avai dhain·áv·ai
奪格・属格 -aus śátr·aus dhain·áus
地格 -āu śátr·āu dhain·āú
呼格 -au śátr·au dhain·áu
双数
主格・対格 śátr·ū dhain·ū́
具格・与格・奪格 -bhiām śátru·bhiām dhainú·bhiām
属格・地格 -aus śátrv·áus dhainv·áus
呼格 śátr·ū dháin·ū
複数
主格 -avas śátr·avas dhain·ávas
対格 -ūṅs, -ūs śátr·ūn dhain·ūs
具格 -bhis śátru·bhis dhainú·bhis
与格・奪格 -bhyas śátru·bhyas dhainú·bhyas
属格 -ūnām śátr·ūṇām dhain·ū́nām
地格 -su śátru·ṣu dhainu·ṣu
呼格 -avas śátr·avas dháin·avas
i-変化、u-変化名詞の曲用(中性)
単数
名詞語尾 vā́ri- mádhu-
主格・対格 vā́ri mádhu
具格 vā́ry·ā mádhv·ā
与格 -ai vā́ry·ai mádhv·ai
奪格・属格 -as, aus vā́ry·as mádh·aus
地格 -ni vā́ri·ṇ·i mádhu·n·i
呼格 -ai, -au vā́r·ai mádh·au
双数
主格・対格・呼格 -nī vā́ri·n·ī mádhu·n·ī
具格・与格・奪格 -bhiām vā́ri·bhiām mádhu·bhiām
属格・地格 -naus vā́ri·ṇ·aus mádhu·n·aus
複数
主格・対格・呼格 -ī, -ū vā́rī mádhū
具格 -bhis vā́ri·bhis mádhu·bhis
与格・奪格 -bhyas vā́ri·bhyas mádhu·bhyas
属格 -īnām vā́r·īṇām mádh·ūnām
地格 -su vāri·ṣu mádhu·ṣu
ī-変化 ū-変化名詞の曲用(女性)
単数
名詞語尾 daivī́- vadhū́-
主格 -Ø, -s daivī́ vadhū́·s
対格 -īm, -ūm daivī́·m vadhū́·m
具格 daivy·ā́ vadhv·ā́
与格 -āi daivy·āí vadhv·āí
奪格・属格 -ās daivy·ā́s vadhv·ā́s
地格 -ām daivy·ā́m vadhv·ā́m
呼格 dáivi vádhu
双数
主格・対格 daivī́ vadhv·ū́
具格・与格・奪格 -bhiām daivī́·bhiām vadhū́·bhiām
属格・地格 -aus daivy·áus vadhv·áus
呼格 dáivī vádhv·ū
複数
主格・対格 -s daivī́·s vadhū́s
具格 -bhis daivī́·bhis vadhū́·bhis
与格・奪格 -bhyas daivī́·bhyas vadhū́bhyas
属格 -nām daivī́·nām vadhū́·nām
地格 -su daivī́·ṣu vadhū́·ṣu
呼格 -s dáivī·s vádhū·s
二重母音変化名詞の曲用(男性・女性)
単数
名詞語尾 sai rāí gáu glāu
主格 -s sái·s rā́·s gáu·s, gā́vau glā́u·s
対格 -am sáy·am rā́y·am gā́·m glā́v·am
具格 say·ā́ rāy·ā́ gáv·ā glā́v·ā
与格 -ai say·ái rāy·ái gáv·ai glā́v·ai
奪格・属格 -as sai·s rāy·ás gáu·s glā́v·as
地格 -i say·í rāy·í gáv·i glā́v·i
呼格 -s sái rā́·s gáu·s, gávau glā́u·s
双数
主格・対格・呼格 -au sáy·au rā́y·au gā́v·au glā́v·au
具格・与格・奪格 -bhiām sai·bhiā́m rā·bhiā́m gáu·bhiām glāu·bhiām
属格・地格 -aus sáy·aus rāy·áus gáv·aus glā́v·aus
複数
主格・呼格 -as sáy·as rā́y·as gā́v·as glā́v·as
対格 -as sáy·as rā́y·as gā́·s glā́v·as
具格 -bhis sai·bhis rā·bhís gáu·bhis glā́u·bhis
与格・奪格 -bhyas sai·bhyas rā·bhyás gáu·bhyas glā́u·bhyas
属格 -ām say·ām rāy·ā́m gáv·ām glā́v·ām
地格 -su sai·ṣu rā·sú gáu·ṣu glā́u·ṣu
r変化名詞の曲用(男性・女性)
単数
名詞語尾 dātṛ́- svásṛ- pitṛ́- dhātṛ́-
主格 dāt·ā́ svás·ā́ pit·ā́ dhāt́·ā́
対格 -āram, -aram dāt·ā́r·am svás·ār·am pit·ár·am dhāt́·áram
具格 dat·rā́ svás·rā pit·rā́ dhāt·ṛ́ā
与格 -rai dāt·rái svás·rai pit·rái dhāt·ṛ́ai
奪格・属格 -ur dāt·úr svás·ur pit·úr dhāt·úr
地格 -ari dāt·arí svás·arí pit·arí dhāt·ári
呼格 -ar dā́t·ar svás·ar pít·ar dhā́t·ar
双数
主格・対格 -arā dāt·ā́rā svás·āra pit·árā dhāt·árā
具格・与格・奪格 -ṛ́bhiām dāt·ṛ́bhiām svás·ṛbhiam pit·ṛ́bhiām dhāt·ṛ́bhiām
属格・地格 -ráus dātr·áus svásr·áus pitr·áus dhātr·áus
呼格 -arā dā́t·ārā svás·āra pít·arā dhā́t·arā
複数
主格 -āras / -aras dāt·ā́ras svás·āras pit·áras dhāt·áras
対格 -ṝn dāt·ṝ́n svás·ṝn pit·ṝ́n dhāt·ṝ́n
具格 -ṛ́bhis dāt·ṛ́bhis svás·rbhis pit·ṛ́bhis dhāt·ṛ́bhis
与格・奪格 -ṛ́bhyas dāt·ṛ́bhyas svás·rbhyas pit·ṛ́bhyas dhāt·ṛ́bhyas
属格 -ṝṇām dāt·ṝṇā́m svás·ṝṇā́m pit·ṝṇā́m dhāt·ṝṇā́m
地格 -su dāt·ṛ́ṣu svás·ṛṣu pit·ṛ́ṣu dhāt·ṛ́ṣu
呼格 -āras / -aras dā́t·āras svás·āras pít·aras dhā́t·aras
s変化名詞の曲用
単数
名詞語尾 marút m. trivṛ́t n. mánas n. havís n.
主格 -s various marút trivṛ́t mánas havís
対格 -am marút·am
具格 marút·ā trivṛ́t·ā mánas·ā havíṣ·ā
与格 -ai marút·ai trivṛ́t·ai mánas·ai havíṣ·ai
奪格・属格 -as marút·as trivṛ́t·as mánas·as havíṣ·as
地格 -i marút·i trivṛ́t·i mánas·i havíṣ·i
呼格 marút trivṛ́t mánas havís
双数
主格・対格・呼格 -au, -ī marút·au trivṛ́t·au mánas·ī havíṣ·ī
具格・与格・奪格 -bhiām marúd·bhiām trivṛ́d·bhiām máno·bhiām havír·bhiām
属格・地格 -naus marút·aus trivṛ́t·aus mánas·aus havíṣ·aus
複数
主格・対格・呼格 -as, -āni, aitc marút·as trivṛ́nti mánāṅsi havī́ṅṣi
具格 -bhis marúd·bhis trivṛ́d·bhis máno·bhis havír·bhis
与格・奪格 -bhyas marúd·bhyas trivṛ́d·bhyas máno·bhyas havír·bhyas
属格 -ām marút·ām trivṛ́t·ām mánas·ām havíṣ·ām
地格 -su marút·su trivṛ́t·su mánaḥ·su havíḥ·su
n変化名詞の曲用
単数
名詞語尾 rā́jan m. ātmán m. nāman n. balín n. yaugín
主格 -s rā́jā ātmā́ nā́ma balī́, balí yaugī́, yaugí
対格 -am rā́jān·am ātmā́n·am nā́ma balín·am, balí yaugín·am, yaugí
具格 rā́jñ·ā ātmán·ā nā́mn·ā balín·ā yaugín·ā
与格 -ai rā́jñ·ai ātmán·ai nā́mn·ai balín·ai yaugín·ai
奪格・属格 -as rā́jñ·as ātmán·as nā́mn·as balín·as yaugín·as
地格 -i rā́jn·i ātmán·i nā́mn·i balín.i yaugín·i
呼格 rā́jan ā́tman nā́man bálin yáugin
双数
主格・対格 -nī rā́jān·ā ātmán·ā nā́mn·ī, nā́man·ī balín·ā, balín·ī yaugín·ā, yaugín·ī
具格・与格・奪格 -bhiām rā́ja·bhyām ātmá·bhyām nā́ma·bhyām balí·bhyām yaugí·bhyām
属格・地格 -naus rā́jṇ·aus ātmán·aus nā́mn·aus balín·aus yaugín·aus
呼格 -nī rā́jān·ā ā́tman·ā nā́mn·ī, nā́man·ī bálin·ā, bálin·ī yáugin·ā, yáugin·ī
複数
主格 -as, -āni rā́jān·as ātmā́n·as nā́m·āni balín·as, balín·i yaugín·as, yaugín·i
対格 -as, -āni rā́jñ·as ātmán·as nā́m·āni balín·as yaugín·as
具格 -bhis rā́ja·bhis ātmá·bhis nā́ma·bhis balí·bhis yaugín·bhis
与格・奪格 -bhyas rā́ja·bhyas ātmá·bhyas nā́ma·bhyas balí·bhyas yaugí·bhyas
属格 -ām rā́jñ·ām ātmán·ām nā́mn·ām balín·ām yaugín·ām
地格 -su rā́ja·su ātmá·su nā́ma·su balí·ṣu yaugí·ṣu
呼格 -as, -āni rā́jān·as ā́tmān·as nā́m·āni bálin·as, bálin·i yáugin·as, yáugin·i

ヴェーダ語には古典サンスクリットにはあまりない[16]語根名詞が数多く存在する。これらはラテン語の第三活用名詞の一部に相当する。

用法としては主に不定詞や通常の名詞として使われる。行動を表す場合は女性名詞、行為者を表す場合は男性名詞[17]となる。

語根名詞の曲用[18]
単数
名詞語尾 pád- vā́c- rā́j- páth- mā́s- víś- yábh-
主格・呼格 -s pā́t vā́k rā́ṭ pát mā́s víṭ yā́p
対格 -am pā́d·am vā́c·am rā́j·am path·ám mā́s·am víś·am yā́bh·am
具格 pad·ā́ vāc·ā́ ráj·ā path·ā́ mā́s·ā viś·ā́ yabh·ā́
与格 -ái pad·ái vāc·ái rā́j·e path·ái mā́s·ái viś·ái yabh·ái
奪格・属格 -as pad·ás vāc·ás rā́j·as path·ás mā́s·as viś·ás yabh·ás
地格 -i pad·í vāc·í rā́j·i path·í mā́s·i viś·í yabh·í
双数
主格・対格・呼格 -āu, -ā pā́d·āu vā́c·āu rā́j·āu páth·ā mā́s·ā viś·ā yā́bh·āu
具格・与格・奪格 -bhiām pad·byhā́m vāg·bhyā́m rā́g·bhyām páth·bhyām mā́d·bhyām viḍ·bhyā́m yabh·byhā́m
属格・地格 -aus pad·áus vāc·áus rā́j·aus páth·aus mā́s·aus viś·áus yabh·áus
複数
主格・呼格 -as pā́d·as vā́c·as rā́j·as páth·as mā́s·as víś·as yā́bh·as
対格 -as pad·ás vāc·ás rā́j·as path·ás mās·ás víś·as yabh·ás
具格 -bhis pad·bhís vāg·bhís rā́g·bhis pat·bhís mād·bhís viḍ·bhís yab·bhís
与格・奪格 -bhyas pad·bhyás vāg·bhyás rā́g·bhyas pat·bhyás mād·bhyás viḍ·bhyás yab·bhyás
属格 -ām pad·ā́m vāc·ā́m rā́j·ām path·ām mās·ā́m viś·ā́m yabh·ā́m
地格 -su pat·sú vāk·ṣú rā́k·ṣu pat·ṣu mās·su vik·ṣú yap·sú

性別の起源

後述の「名詞の作り方」で詳しく説明するが、ヴェーダ語における性別は他の印欧諸語と異なり、印欧祖語本来の特徴である「生物」、「無生物」、「抽象・集合」の区別をより強く残している。おおまかに次のように分類される。

性別の分類方法[19]
性別名 印欧祖語上の分類 機能 作り方
男性 生物(動植物) 生き物や道具、動く物体などに使われる 母音語幹の場合は主格語尾に-sを付ける。
中性 無生物 物質、物体、建物などの動かないものに使われる 母音語幹の場合は主格語尾に-mを付ける。
能格言語の名残で主格と対格を一致させる[20]
女性 抽象・集合 抽象的概念、動作、集合体などの実体のないもの 無生物名詞の複数主格から集合名詞・質量名詞を作る[21]
生物名詞の母音語幹を長母音にして、抽象的概念や行為を表す名詞を作る[21]

名詞の作り方

一次派生名詞は、語根や動詞語幹、中には動詞そのものに接尾辞を付加して作る。その中でも頻繁によく使われるものはkrt接尾辞[22][23]といい、 中でも適用範囲が狭く不規則な接尾辞をunadi接尾辞という。

krt接尾辞は下線にて記載する。

重複を取り除いた語根の数はおおよそ1500程度[24]程度であるので、1次派生名詞のみ単純計算で1500 * 19(krt語根のみ) or * 50 = 3万~7万以上の名詞が作られる。後述するウパサルガ英語版を接頭辞で加えれば20倍近くに増える。

加えて音階の異なる語根、重複語根、動詞の語幹からも作られるためその総数は数百万にも上る。

1次派生名詞の作り方[25][26][27]
接尾辞 用法 性別
-a 中語根、強語根、畳語の語根に付けて以下の名詞を作る[28]。無生物のものを指す場合は中性が多い。
使役動詞[29]、願望動詞、強意動詞、進行相[30]と完結相[30]および完了相動詞、未来相動詞からも作る。
・行為者名詞(アクセントは接尾辞)[31]
・動作名詞(アクセントは語根)[32]
男性または中性
中語根に付けて抽象名詞、集合名詞、動作名詞を作る。
使役動詞、願望動詞、強意動詞、進行相および完了相動詞、未来相動詞、名詞起源動詞からも作る。
古典期になると、語根名詞からの転換で一気に増加する[33]
アクセントは基本的に語尾にある。(一部例外あり)
女性
-abha 語根につけて動物の名前を作る[34][35]。アクセントは接尾辞にある。 男性
-ana 畳語の語根、中語根、強語根や使役動詞、願望動詞、強意動詞、名詞由来動詞につけて[36]状態や行為、手段や用具を表す動作名詞[37]や行為者名詞を作る[38]
完結相動詞からも作る。
女性形は、-anāまたは-anīとなる。
アクセントは語幹にあり、一部の名詞、完結相動詞由来の名詞、女性形は語尾にある。
中性
-anā -anaと同じ要領で抽象名詞を作る。[39] 女性
-an 語根に付けて以下の名詞を作成する[38]。アクセントは多様である。
・動作名詞(中性、極一部)
・行為者名詞(男性または中性、大多数)
男性または中性
-ani 語根、畳語の語根[40]、完結相、使役動詞、願望動詞につけて名詞を作る。
女性の場合は動作名詞、男性の場合は行為者名詞になる。
アクセントは基本的に接尾辞にある。
男性または女性
-ant 能動態の現在分詞と未来分詞を作る。アクセントは語幹にある。
-as 中語根、強語根、使役動詞[29]、完結相動詞について動作名詞を作成する[41]
アクセントは基本的に語幹にある。
中性
-is 中語根について動作名詞を作成する[41]
アクセントは基本的に接尾辞にある。一部は語根にある。
-us 語根について名詞を作成する[41]。完結相動詞からも作る。
アクセントは基本的に語幹にある。
-asi 語根について少数の名詞を作る。ヴェーダ期のみに見られる。意味的には-asと同じ。
アクセントは接尾辞にある。
全て
-i 弱語根、中語根、強語根、畳語の語根[40]に付けて以下の名詞を作る。無生物のものを指す場合は中性が多い。
使役動詞、進行相と完了相動詞からも作る。
・動作名詞(女性)、不定詞としても使われることがある。[42] 
・行為者名詞(男性または中性)
アクセントは以下の通りである[43]
・動作名詞の場合は多様である。
・行為者名詞の場合で、重複語幹と弱語根、強語根の場合は語根にある。
・行為者名詞の場合で、中語根と接頭辞付きの語根の場合は接尾辞にある。
・-dhi、-di、-sthiを接尾辞に持つ場合は語尾にある。
全て
-a、-i、-u、-ṛ、子音で終わる名詞の女性を表す[44][45]
一部完結相動詞から名詞を作る場合にも用いられる。この場合は行動名詞と行為者名詞の両方で使われる。
アクセントは基本的に接尾辞にある。
女性
-in 語根、畳語の語根[40]、進行相、完結相、完了相の語根に付けて「~所有している」意味を表す[46][45]。二次接尾辞として使われるほうが多い。
一次語根の場合は、行為者名詞となることもある。[47]
アクセントは語根にある。
男性または中性
-īyas 語根の種類によって意味が変化する。
・動詞語根、名詞語根→意味を強調する形容詞を作る[48][49]
・形容詞語根→比較級を作る[49]
全て
-iṣṭha 語根の種類によって意味が変化する。
・動詞語根、完結相[30]、名詞語根→意味を強調する形容詞を作る[48][49]
・形容詞語根→最上級を作る[49]
全て
-ka 語根につけて非常に少数の名詞を作る。基本的には二次語尾で使う。女性形は-kāとなる。
アクセントは多様である。
男性または中性
-aka 強語根、畳語の語根[40]につけて動作名詞を作る。ヴェーダ期にはあまり見られない。女性形はakāまたはakīとなる。
アクセントは語根にある。
男性または中性
-aku 使役動詞につけて動作名詞を作る。ヴェーダ期によく見られる。
アクセントは多様である。
男性または中性
-āka 語根、使役動詞や進行相につけて動作名詞を作る。ヴェーダ期にはあまり見られない。

アクセントは語根にある。

男性または中性
-ika 語根また畳語の語根[40]につけて少数の名詞を作る。アクセントは基本的には語根にある。 男性または中性
-īka
-uka 語根や強語根、畳語の語根[40]につけて現在分詞や名詞を作る。使役動詞や進行相からの作成もある。ヴェーダ期にはあまり見られない。
アクセントは語根にある。
男性または中性
-ma 語根または重複語根[40]につけて動作名詞、行為者名詞を作る。アクセントは接尾辞にある。 男性
-māna 母音幹動詞の進行相、すべての動詞の未来形から中動態の分詞、すべての動詞の受動態語幹から分詞を作る。
アクセントは語幹にある。
-āna 子音幹動詞の進行相から中動態の分詞、すべての語根の完結相[30]と完了相弱語幹から中動態の分詞を作る。
アクセントは語幹にある。
-mi 語根につけて非常に少数の名詞を作る。アクセントは接尾辞にある。 男性または女性
-man 弱語根、中語根、強語根に付けて以下の名詞を作る。[50]
・動作名詞(中性、多数)
・行為者名詞(男性、少数)
アクセントは行為者名詞は接尾辞、動作名詞は多様である。
男性または中性
-na
-ina
-una
語根または中語根から名詞や形容詞を作る。アクセントは基本的には語根にある。
性別は様々である。
全て
-ni 語根、重複語根、現在形、使役動詞に付けて男性形の動作名詞を作る。基本的には-tiと同じ。
アクセントは基本的に接尾辞にある。
男性または女性
-nu 語根に付けて少数の抽象名詞、動作名詞を作る。アクセントは接尾辞にある。 全て
-la 語根に付けて形容詞・名詞・縮小語を作る。アクセントは接尾辞にある。 全て
-ra
-ri 語根に付けて形容詞・名詞を作る。アクセントは基本的には接尾辞にある。 全て
-ru 語根に付けて中性名詞を作る。

アクセントは接尾辞の直前、または接尾辞にある。

中性
-ālu 使役動詞に付けて中性名詞を作る。

アクセントは接尾辞の直前、または接尾辞にある。

中性
-ta 語根または畳語の語根[40]から過去分詞を作る。アクセントは接尾辞にある。
名詞や形容詞につけて、「~に恵まれている」「~から影響を受けている」「~で作られているなど」という名詞を作る。[51] 男性または中性
ヴェーダ期では進行相動詞から動形容詞を作る。[52]
-ita 語根から過去分詞を作る。アクセントは語根にある。
-ti 語根、畳語の語根、現在形、使役動詞に付けて女性形の動作名詞を作る。一部男性形の名詞もある。[53][54]
アクセントは基本的に接尾辞にある。
男性または女性
-tṛ́ 中語根、畳語の語根[40]、進行相、完結相の語根[30]、使役動詞につけて行為者名詞を作る[55]。ラテン語の-tor、英語の-erと同じ起源。
女性形はtrīとなる。
アクセントは接尾辞にある。
男性
-tha 弱語根から語根の目的・目標を表す名詞を作る。[56]
アクセントは多様である。
全て
-thu ヴェーダ期のみに見られる。語根、畳語の語根[40]から名詞を作る。アクセントは接尾辞の直前にある。 全て
-tra 中語根、畳語の語根[40]、進行相[30]につけて道具や手段、場所や身体を表す名詞を作る。[54][55] 全て
-tu 語根または進行相につけて動作名詞を作る。すべての性別を取るが、主に男性名詞である。[57]
アクセントは語根にある。
全て
-tas 中語根につけて非常に少数の行動名詞を作る。[58] 中性
-nas
-sas
-tnu 語根、畳語の語根[40]、使役動詞から少数の形容詞を作成する。 全て
-snu
-sa 語根、二次派生動詞の語幹から、曖昧な派生名詞を作る。アクセントは接尾辞にある。女性形が多い。 全て
-sna 語根につけて非常に少数の名詞を作る。アクセントは基本的に接尾辞にある。 男性または女性
-u 中語根、畳語の語根に付けて行為者名詞や形容詞を作る。使役動詞、願望動詞、進行相と完結相[30]からも作る。
アクセントは基本的に接尾辞にある。
ヴェーダ期では二次語尾として使われることも多い[59]
男性または中性
-uの女性形を作る。かなり少ない。<
アクセントは基本的に接尾辞にある。
女性
-va 弱語幹につけて少数の名詞を作成する。アクセントは接尾辞にある。 全て
-van 語根につけて動作名詞を作る。すべての性別を取るが、主に男性名詞である。[60]
アクセントは語根にある。
全て
-vana
-vani
-vanu
語根から(vanaとvaniは重複語根からも)非常に少数の動作名詞を作る。基本的はvanと同じ。
アクセントは接尾辞にある。
全て
-vans
-vas
完了相の能動態分詞を作る。ヴェーダ期は-vasの形も存在する[61]
アクセントは接尾辞にある。
-vara 語根と重複語根から行為者名詞または形容詞を作る。基本的には男性だが、極一部中性や女性の名詞もある。
女性形は-varīとなる。アクセントは語根にある。
全て
-ya 語根から絶対詞や動形容詞を作る。
-vi

-vit

重複語根から少数の名詞を作成する。語根からも少数作成される。アクセントは語根にある。 全て
-yu 語根につけて非常に少数の動作名詞、行為者名詞を作る[62][63]。アクセントは多様である。 男性

二次派生名詞は、taddhita接尾辞と呼ばれ、上記で作成した一次派生名詞にさらに接尾辞を付加して作る[22][64]。二次派生名詞は何度でも加えることができる。

一次派生名詞から 60 ~ 140万 * 11 ~ 50 = 700 ~ 7000万以上の名詞が作成される。何度でも加えれるため理論的には数億程度の単語が作られる。

taddhita接尾辞は下線にて記載する。

2次派生名詞の作り方[26][65][66]
接尾辞 用法 性別
-a 全ての名詞または形容詞から派生語を作る[67]
語頭を長音階にする場合は、元の単語に付属、関連、産物などの関係を示す派生語を作る。
それ以外の場合は単に曲用を楽にするために使われる。ただし、数は多くない。
アクセントは接尾辞にある。
全て
-ac 方角を表す形容詞を作る。
-in 名詞に付けて「~所有している」意味を表す[68][69]
アクセントは接尾辞にある。
-min
-vin
-iman 形容詞から抽象名詞を作る[70]。英語の-nessに近い。 男性
-kaṭa 名詞から派生名詞を作る。 男性または中性
-ka 全ての名詞または形容詞から以下の派生語を作る。女性形は-kāとなる。[71]
・名詞また形容詞に付随する形容詞を作成する。[72]
・縮小語を作る。[72]
・同義語・派生語を作る。
全て
-aka
-ika
-nī -ānīの形で、女性の名前などに使われる[73] 女性
-āna ヴェーダ期に中動態の分詞の分詞の変種として、-avānaが使われる[74] 全て
-īna 語頭を長音階にした全ての名詞または形容詞から「場所」、「方向」、「期間」を表す単語を作る[67]アクセントは基本的に接尾辞のiの部分にある。 全て
-ina -inと-aの結合として使われる[75]
-ena samídhから作られたsāmidhenáの一例のみがある。
-ima 名詞から形容詞を作る。アクセントは接尾辞にある。 全て
-ma 序数や最上級に使われている。
-mna 中性の抽象名詞を作る 中性
-maya 名詞に付けて「~から成る」、「~から作られた」、「~に富んだ」という意味の形容詞を作る。
アクセントは接尾辞にある。
全て
-mat 名詞に付けて「~所有している」という意味や名詞に関連する意味の形容詞を作る。
アクセントは語幹にある。
全て
-vat
-na 名詞から派生形容詞を作る。

アクセントは基本的に接尾辞にある。

全て
-la
-lu
-ra
-ta
-tā 元の名詞の性質などを表す抽象名詞を作る。[76]
アクセントは接尾辞の直前にある。
女性
-tāti ヴェーダ期のみに見られる。意味は上記の-tāと同じ。
アクセントは接尾辞の直前にある。
-tana 前置詞や副詞、名詞や形容詞から時に関する形容詞を作る。
アクセントは多様である。
女性形は-nīとなり、アクセントは接尾辞にある。
全て
-tna
-tama 形容詞から最上級を作る。-iṣṭhaで作るものを除く。 全て
-tara 形容詞から比較級を作る。-īyasで作るものを除く。 全て
-tha 数詞から序数を作る。名詞から目的・目標を表す動詞を作る。[56]

女性形は-thīとなる。

アクセントは接尾辞にある。

全て
-tva 元の名詞の性質などを表す抽象名詞を作る。[76][77]

アクセントは基本的に接尾辞にある。

中性
-tvana ヴェーダ期のみに見られる。意味は上記の-tvaと同じ。
-tya 前置詞や副詞から名詞や形容詞を作る。 全て
-śa 名詞から、元の名詞に関連して所有しているという意味の単語を作る。

アクセントは接尾辞にある。

男性または中性
-va 名詞から派生形容詞を作る。

アクセントは基本的に接尾辞にある。

男性または中性
-vala
-vaya
-vya
-ya

-iya

全ての名詞または形容詞から派生語を作る[62][78]

語頭を長音階にする場合は、元の単語に付属、関連、産物などの関係を示す派生語を作る、ただし数は少ない[79]

それ以外の場合は数は非常に少ないが、形容詞や中性の抽象名詞を作る。女性形は-yāとなる。[80]

アクセントは基本的に接尾辞にある。-iyaの場合は、iかaの部分にある。

全て
-īya 名詞から形容詞を作る[81][45][82]。後には、名詞の語頭を長音階にすることもある。

後期ヴェーダ時代になると、代名詞から所有代名詞を作ることもある[82][83]

一次語尾の-anaと組み合わせた-anīlyaは動形容詞として使われる。

アクセントは接尾辞のīにある。

全て
-eya 全ての名詞または形容詞から語頭を長音階にして、所属や関連を表す形容詞とその関連語を作る。[82]

アクセントは接尾辞にある。

全て
-enya 動形容詞のanīlyaと同じ価値を持つ[84]
-āyya 動形容詞のanīlyaと同じ価値を持つ。アクセントは接尾辞にある[85]
少数の形容詞や中性の抽象名詞を作る。

アクセントは接尾辞にある。

全て
-āyana 語根から非常に少数の名詞を作る。女性形は-āyanīとなる。

アクセントは接尾辞にある。

男性
-āyī 全ての名詞または形容詞から非常に少数の名詞を作る。

女性形の接尾辞を作る。

全て

また上記で作成した一次派生名詞や二次派生名詞にさらに以下の接尾辞を付加することもできる。何度でも加えることができる。

その他の名詞接尾辞[26]
接尾辞 用法 性別
-apasada 語幹・名詞・形容詞の蔑称を表す単語を作る。 全て
-artha 語幹・名詞・形容詞につけて「~風の」、「~の目的に適う」という意味の単語を作る。 全て
-ādi 名詞・形容詞につけて「~など」、「~を初めとして」という意味の単語を作る。 全て
-ādya
-āyana 名詞・形容詞につけて「~の子孫」、「~に関する」という意味の単語を作る。 男性
-bhŗt 語幹・名詞・形容詞につけて「~を担う」、「~を保つ」、「~を携える」という意味の単語を作る。 全て
-duh 語幹・名詞・形容詞につけて「~を絞る」、「~を与える」という意味の単語を作る。 男性
-drauhin 語幹・名詞・形容詞につけて「~を裏切る人」という意味の単語を作る。 男性
-guņa 数詞につけて「~倍」という意味の単語を作る。 全て
-ghna 名詞につけて「~殺し」という意味の単語を作る。 中性
-iṣņu 語幹・名詞・形容詞につけて「~を所有する」という意味の単語を作る。 全て
-īna 名詞・形容詞につけて「方向」を表す単語を作る。 全て
-ja 語幹・名詞・形容詞につけて「~から生じた」、「~に属する」という意味の単語を作る。 男性
-jāta 名詞・形容詞につけて「~全体」を表す単語を作る。 中性
-jit 名詞・形容詞につけて「~を征服する、得る」という意味の単語を作る。 全て
-jña 名詞・形容詞につけて「~を知る」、「~に精通する」という意味の単語を作る。 全て
-kalpa 名詞・形容詞につけて「ほとんど~」、「~のような」という意味の単語を作る。 全て
-kama 名詞・不定詞につけて「~したい」、「~を望む」「~の心」のという意味の単語を作る。 全て
-mamas
-kița 語幹・名詞・形容詞の軽蔑を表す単語を作る。 全て
-para 語幹・名詞・形容詞につけて「~にふけって」という意味の単語を作る。 全て
-pakṣa 語幹・名詞・形容詞につけて「~の政党」、「~の党派」という意味の単語を作る。 男性
-pūrva 語幹・名詞・形容詞につけて「以前に」という意味の単語を作る。 全て
-rūpin 語幹・名詞・形容詞につけて「~の形をもった」という意味の単語を作る。 全て
-nī 語幹・名詞・形容詞につけて「~の指導者」、「~の案内者」、「~を指導する」という意味の単語を作る。 男性
-upama 名詞・形容詞につけて「~に似た」、「~に等しい」という意味のの単語を作る。 全て
-vāda 語幹・名詞・形容詞につけて「~主義」という意味の単語を作る[86] 男性
-vādin 語幹・名詞・形容詞につけて「~の話し方」、「~主義者」という意味の単語を作る[87] 男性
-vāsin 名詞・形容詞につけて「~に住んでいる」という意味の単語を作る。 全て
-vid 名詞・形容詞につけて「~を知っている」という意味の単語を作る。 全て
-vidha 名詞・形容詞につけて「~の形の」という意味の単語を作る。 全て

代名詞の文法

ヴェーダ語の代名詞は、アーリア人の言語の代名詞[88]およびその格変化をすべて受け継いでいる。順番に1人称単数から英語の"I"、"Thou"、"We"、"You"にそれぞれ対応している。

1人称、2人称の代名詞[89][90]
単数
1人称[91]
単:mad-
複:asmad-
2人称[91]
単:tvad-
複:yuṣmad-
主格 ahám tvám
対格 mā́m (mā) tvā́m (tvā)
具格 máyā tváyā
与格 máhyam (mai) túbhyam (tai)
奪格 mát tvát
属格 máma (mai) táva (tai)
地格 máy·i tváy·i
所有形容詞 mad·ī́ya- tvad·ī́ya-
双数
主格・対格・呼格 āvā́m yuvā́m
具格・与格・奪格 āvā́·bhyām yuvā́·bhyām
属格・地格 āváy·aus yuváy·aus
複数
主格 vayám yūyám
対格 asmā́n (nas) yuṣmā́n (vas)
具格 asmā́·bhis yuṣmā́·bhis
与格 asmá·bhyam, nas yuṣmá·bhyam, vas
奪格 asmát yuṣmát
属格 asmā́kam (nas) yuṣmā́kam (vas)
地格 asmā́·su yuṣmā·su
所有形容詞 asmad·ī́ya- yuṣmad·ī́ya-
3人称代名詞[90][92]
単数
近称1(idam-) 近称2(aitad-) 中称(tad-) 中称(ainad-)[93] 遠称(adas-)
男性 中性 女性 男性 中性 女性 男性 中性 女性 男性 中性 女性 男性 中性 女性
主格 ayám idám iyám aisás aitát esā sás tát sā́ (*ainas) ainat (*ainā) ásāu adás asāú
対格 imám imā́m aitám aitā́m tám tā́m ainam ainat ainā́m amúm amū́m
具格 anenā́ anayā́ aitáina aitā́ táina tā́ ainaina ainayā amúnā amuyā́
与格 asmái asyái aitásmai aitásyai tásmai tásyai (*ainasmai) (*ainsyai) amúṣmai amúṣyai
奪格 asmā́t asyā́s aitásmāt aitásyās tásmāt tásyās (*aināt) (*ainasyās) amúṣmāt amúṣyās
属格 asyá aitásya tásya (*ainasya) amúṣya
地格 asmín asyā́m aitásmin aitásyām tásmin tásyām (*ainasmin) (*ainasyām) amúṣmin amúṣyām
呼格 - - - - - - - - - - - - amī
所有形容詞 idam·ī́ya- aitad·ī́ya- tad·ī́ya- - adas·ī́ya-
双数
主格・対格・呼格 imā́ imái imái aitā́ aitái aitái tā́ tái tái (*aināu) (*ainai) (*ainai) amū́
具格・与格・奪格 ābhyā́m aitā́bhyām tā́bhyām (*ābhyā́m) amū́bhyām
属格・地格 anayáus aitáyaus táyaus ainaus amuyáus
複数
主格 imái imā́ imā́s aitái aitā́ aitās tái tā́ tās (*ainái) (*ainā́) (*ainā́s) amī́ amū́ amū́s
対格 imā́n aitā́n aitā́s tā́n tā́s ainān ainā́ ainā́s amū́n
具格 aibhís ābhís aitáibhis aitā́bhis tā́ibhis tā́bhis (*ainaibhís) (*ainābhís) amī́bhis amū́bhis
与格・奪格 aibhyás ābhyás aitáibhyas aitā́bhyas táibhyas tā́bhyas (*ainaibhyás) (*ainābhyás) amī́bhyas amū́bhyas
属格 aiṣā́m āsā́m aitáiṣām aitā́sām táiṣām tā́sām (*ainaiṣā́m) (*aināsā́m) amī́ṣām amū́ṣām
地格 aiṣú āsú aitáiṣu aitā́su táiṣu tā́su (*ainaiṣú) (*aināsú) amī́ṣu amū́ṣu

疑問詞関係詞は以下の通りである。疑問副詞はka+副詞の接尾辞(後述)で作る。関係副詞はyad+副詞の接尾辞(後述)で作る。格変化を使って表現するこも可能である。

疑問代名詞
単数
疑問代名詞(kim-) 関係代名詞(yad-)
男性 中性 女性 男性 中性 女性
主格 kás yát yás yát
対格 kám kā́m yám yā́m
具格 káina kā́ yáina yā́
与格 kásmai kásyai yásmai yásyai
奪格 kásmāt kásyās yásmāt yásyās
属格 kásya yásya
地格 kásmin kásyām yásmin yásyām
所有形容詞 kim·ī́ya- yad·ī́ya-
双数
主格・対格・呼格 kāú kái kái yāú yái yái
具格・与格・奪格 kā́bhyām kā́bhyām yā́bhyām yā́bhyām
属格・地格 káyaus káyaus yáyaus yáyaus
複数
主格 kai kā́ni kās yai yā́ni yās
対格 kā́n kā́s yā́n yā́s
具格 kā́ibhis kā́bhis yā́ibhis yā́bhis
与格・奪格 káibhyas kā́bhyas yáibhyas yā́bhyas
属格 káiṣām kā́sām yáiṣām yā́sām
地格 káiṣu kā́su yáiṣu yā́su

副詞の文法

ヴェーダ語では、古典サンスクリットと同じく、名詞または形容詞に接尾辞を付けて、新しく副詞を作り出すことができる。また対格、具格、奪格、処格などの斜格で副詞のような機能を持たせることもできる[94]

派生接尾辞一覧[95][96]
接尾辞 用法
-tas[97] 起点を表す
-trā[97] 場所を表す
-ha[98]
-tāt[99] 場所を表す(+対格、奪格、属格)
-thā 状態[100]、方法[101]を表す
-dhā[100] 種類、回数を表す
-vat[102] 様態を表す
-dā[100][103] 時を表す
-sāt[104] 性質、付加状況を表す。
-ac[105] 方向を表す
-sas[100] 配分、量、方法を表す

動詞の文法

動詞は古典サンスクリットとは大きく異なり、古代ギリシア語を彷彿させる極めて激しい活用を行う。スラヴ語のようにアスペクトによる区別を行い、それぞれおよび過去時制を持つ。

変化は次の通りである。√yabh(気持ちを休める)という語根を例に中心として活用表を示す。

動詞の活用

進行相は次のルールに従って作成する[106]。√gam[107]や√kṛ[108]、√van[109]のようにに複数の活用方法が並立している場合もある。

母音幹動詞
  • 第1類:中語根にaを加えて作成、およそ半分がこの方法で語幹を作成する[110]。ラテン語の第三活用、ゲルマン語の強変化動詞に相当する。

例:yabhati, maihati, bhavati, vasati, naiyati, pacati, asati, varkati

√yabhの活用(進行相)
直接法現在 直接法過去 指令法[111] 接続法[112] 希求法[113] 命令法
能動態 yábh·ā·mi
yábh·a·si
yábh·a·ti
yábh·ā·vas
yábh·a·thas
yábh·a·tas
yábh·ā·mas
yábh·a·tha
yábh·a·nti
a·yábh·a·m
a·yábh·a·s
a·yábh·a·t
a·yábh·ā·va
a·yábh·a·tam
a·yábh·a·tām
a·yábh·ā·ma
a·yábh·a·ta
a·yábh·a·n
yábh·a·m
yábh·a·s
yábh·a·t
yábh·ā·va
yábh·a·tam
yábh·a·tām
yábh·ā·ma
yábh·a·ta
yábh·a·n
yábh·ā·(ni)
yábh·ā·s(i)
yábh·ā·t(i)
yábh·ā·va
yábh·ā·thas
yábh·ā·tas
yábh·ā·ma
yábh·ā·tha
yábh·ā·n
yábh·aiyā·m
yábh·aiyā·s
yábh·aiyā·t
yábh·aiyā·va
yábh·aiyā·tam
yábh·aiyā·tām
yábh·aiyā·ma
yábh·aiyā·ta
yábh·ai·yus
yábh·ā·ni
yábh·a
yábh·a·tu
yábh·ā·va
yábh·a·tam
yábh·a·tām
yábh·ā·ma
yábh·a·ta(na)
yábh·a·ntu
中動態[114] yábh·a·i
yábh·a·sai
yábh·a·tai
yábh·ā·vahāi
yábh·a·thai
yábh·a·tai
yábh·ā·mahai
yábh·a·dhvai
yábh·a·ntai
a·yábh·a
a·yábh·a·thās
a·yábh·a·ta
a·yábh·ā·vahi
a·yábh·a·thām
a·yábh·a·tām
a·yábh·ā·mahi
a·yábh·a·dhvam
a·yábh·a·nta
yábh·a
yábh·a·thās
yábh·a·ta
yábh·ā·vahi
yábh·a·thām
yábh·a·tām
yábh·ā·mahi
yábh·a·dhvam
yábh·a·nta
yábh·ā·i
yábh·ā·sāi
yábh·ā·tāi
yábh·ā·vahāi
yábh·ā·thai
yábh·ā·tai
yábh·ā·mahāi
yábh·ā·dhvāi
yábh·ā·ntā(i)
yábh·aiyā
yábh·aiyā·thās
yábh·aiyā·ta
yábh·aiyā·vahi
yábh·aiyā·thām
yábh·aiyā·tām
yábh·aiyā·mahi
yábh·aiyā·dhvam
yábh·ai·ran
yábh·ā·i
yábh·a·sva
yábh·a·tām
yábh·ā·vahā
yábh·a·thām
yábh·a·tām
yábh·ā·mahāi
yábh·a·dhvam
yábh·a·ntām
  • 第4類:語根にyaを加えて状態の持続を表す他動詞を作成する。[115]

例:nahyati, divyati, riyati

√smiの活用(進行相)
直接法現在 直接法過去 指令法[111] 接続法[112] 希求法[113] 命令法
能動態 smay·ā·mi
smay·a·si
smay·a·ti
smay·ā·vas
smay·a·thas
smay·a·tas
smay·ā·mas
smay·a·tha
smay·a·nti
a·smay·a·m
a·smay·a·s
a·smay·a·t
a·smay·ā·va
a·smay·a·tam
a·smay·a·tām
a·smay·ā·ma
a·smay·a·ta
a·smay·a·n
smay·a·m
smay·a·s
smay·a·t
smay·ā·va
smay·a·tam
smay·a·tām
smay·ā·ma
smay·a·ta
smay·a·n
smay·ā·(ni
smay·ā·s(i)
smay·ā·t(i)
smay·ā·va
smay·ā·thas
smay·ā·tas
smay·ā·ma
smay·ā·tha
smay·ā·n
smay·aiyā·m
smay·aiyā·s
smay·aiyā·t
smay·aiyā·va
smay·aiyā·tam
smay·aiyā·tām
smay·aiyā·ma
smay·aiyā·ta
smay·ai·yus
smay·ā·ni
smay·a
smay·a·tu
smay·ā·va
smay·a·tam
smay·a·tām
smay·ā·ma
smay·a·ta(na)
smay·a·ntu
中動態[114] smay·a·i
smay·a·sai
smay·a·tai
smay·ā·vahāi
smay·a·thai
smay·a·tai
smay·ā·mahai
smay·a·dhvai
smay·a·ntai
a·smay·a
a·smay·a·thās
a·smay·a·ta
a·smay·ā·vahi
a·smay·a·thām
a·smay·a·tām
a·smay·ā·mahi
a·smay·a·dhvam
a·smay·a·nta
smay·a
smay·a·thās
smay·a·ta
smay·ā·vahi
smay·a·thām
smay·a·tām
smay·ā·mahi
smay·a·dhvam
smay·a·nta
smay·ā·i
smay·ā·sāi
smay·ā·tāi
smay·ā·vahāi
smay·ā·thai
smay·ā·tai
smay·ā·mahāi
smay·ā·dhvāi
smay·ā·ntā(i)
smay·aiyā
smay·aiyā·thās
smay·aiyā·ta
smay·aiyā·vahi
smay·aiyā·thām
smay·aiyā·tām
smay·aiyā·mahi
smay·aiyā·dhvam
smay·ai·ran
smay·ā·i
smay·a·sva
smay·a·tām
smay·ā·vahā
smay·a·thām
smay·a·tām
smay·ā·mahāi
smay·a·dhvam
smay·a·ntām
  • 第6類:語根にaを加えて作成、このタイプは非常に少ない。

例:tudati, viśati, khudati, hilati

√khudの活用(進行相)
直接法現在 直接法過去 指令法[111] 接続法[112] 希求法[113] 命令法
能動態 khud·ā·mi
khud·a·si
khud·a·ti
khud·ā·vas
khud·a·thas
khud·a·tas
khud·ā·mas
khud·a·tha
khud·a·nti
a·khud·a·m
a·khud·a·s
a·khud·a·t
a·khud·ā·va
a·khud·a·tam
a·khud·a·tām
a·khud·ā·ma
a·khud·a·ta
a·khud·a·n
khud·a·m
khud·a·s
khud·a·t
khud·ā·va
khud·a·tam
khud·a·tām
khud·ā·ma
khud·a·ta
khud·a·n
khud·ā·(ni
khud·ā·s(i)
khud·ā·t(i)
khud·ā·va
khud·ā·thas
khud·ā·tas
khud·ā·ma
khud·ā·tha
khud·ā·n
khud·aiyā·m
khud·aiyā·s
khud·aiyā·t
khud·aiyā·va
khud·aiyā·tam
khud·aiyā·tām
khud·aiyā·ma
khud·aiyā·ta
khud·ai·yus
khud·ā·ni
khud·a
khud·a·tu
khud·ā·va
khud·a·tam
khud·a·tām
khud·ā·ma
khud·a·ta(na)
khud·a·ntu
中動態[114] khud·a·i
khud·a·sai
khud·a·tai
khud·ā·vahāi
khud·a·thai
khud·a·tai
khud·ā·mahai
khud·a·dhvai
khud·a·ntai
a·khud·a
a·khud·a·thās
a·khud·a·ta
a·khud·ā·vahi
a·khud·a·thām
a·khud·a·tām
a·khud·ā·mahi
a·khud·a·dhvam
a·khud·a·nta
khud·a
khud·a·thās
khud·a·ta
khud·ā·vahi
khud·a·thām
khud·a·tām
khud·ā·mahi
khud·a·dhvam
khud·a·nta
khud·ā·i
khud·ā·sāi
khud·ā·tāi
khud·ā·vahāi
khud·ā·thai
khud·ā·tai
khud·ā·mahāi
khud·ā·dhvāi
khud·ā·ntā(i)
khud·aiyā
khud·aiyā·thās
khud·aiyā·ta
khud·aiyā·vahi
khud·aiyā·thām
khud·aiyā·tām
khud·aiyā·mahi
khud·aiyā·dhvam
khud·ai·ran
khud·ā·i
khud·a·sva
khud·a·tām
khud·ā·vahā
khud·a·thām
khud·a·tām
khud·ā·mahāi
khud·a·dhvam
khud·a·ntām
√hilの活用(進行相)
直接法現在 直接法過去 指令法[111] 接続法[112] 希求法[113] 命令法
能動態 hil·ā·mi
hil·a·si
hil·a·ti
hil·ā·vas
hil·a·thas
hil·a·tas
hil·ā·mas
hil·a·tha
hil·a·nti
a·hil·a·m
a·hil·a·s
a·hil·a·t
a·hil·ā·va
a·hil·a·tam
a·hil·a·tām
a·hil·ā·ma
a·hil·a·ta
a·hil·a·n
hil·a·m
hil·a·s
hil·a·t
hil·ā·va
hil·a·tam
hil·a·tām
hil·ā·ma
hil·a·ta
hil·a·n
hil·ā·(ni
hil·ā·s(i)
hil·ā·t(i)
hil·ā·va
hil·ā·thas
hil·ā·tas
hil·ā·ma
hil·ā·tha
hil·ā·n
hil·aiyā·m
hil·aiyā·s
hil·aiyā·t
hil·aiyā·va
hil·aiyā·tam
hil·aiyā·tām
hil·aiyā·ma
hil·aiyā·ta
hil·ai·yus
hil·ā·ni
hil·a
hil·a·tu
hil·ā·va
hil·a·tam
hil·a·tām
hil·ā·ma
hil·a·ta(na)
hil·a·ntu
中動態[114] hil·a·i
hil·a·sai
hil·a·tai
hil·ā·vahāi
hil·a·thai
hil·a·tai
hil·ā·mahai
hil·a·dhvai
hil·a·ntai
a·hil·a
a·hil·a·thās
a·hil·a·ta
a·hil·ā·vahi
a·hil·a·thām
a·hil·a·tām
a·hil·ā·mahi
a·hil·a·dhvam
a·hil·a·nta
hil·a
hil·a·thās
hil·a·ta
hil·ā·vahi
hil·a·thām
hil·a·tām
hil·ā·mahi
hil·a·dhvam
hil·a·nta
hil·ā·i
hil·ā·sāi
hil·ā·tāi
hil·ā·vahāi
hil·ā·thai
hil·ā·tai
hil·ā·mahāi
hil·ā·dhvāi
hil·ā·ntā(i)
hil·aiyā
hil·aiyā·thās
hil·aiyā·ta
hil·aiyā·vahi
hil·aiyā·thām
hil·aiyā·tām
hil·aiyā·mahi
hil·aiyā·dhvam
hil·ai·ran
hil·ā·i
hil·a·sva
hil·a·tām
hil·ā·vahā
hil·a·thām
hil·a·tām
hil·ā·mahāi
hil·a·dhvam
hil·a·ntām
  • 第10類:yaまたはayaを付け加える。子音の場合はasyaを付け加える。語根末のi、u、 r、単子音(二重子音などでないということ)の間にあるaは長母音化する子音ではさまれたi、u、 r、はそれが単子音の前ならば長母音化するが二重子音の前ならば変化しない[116] 一部の語根(√kam, √dru, √sri、√sru, √cur)および名詞・形容詞から動詞を作成する際に用いる。ラテン語の第一活用、ゲルマン語の弱変化動詞に相当する。二次派生動詞の一つ。

例:kamayati, corayati

名詞起源動詞例:kleśayati[117], dveśayati[118], paṭighayati[119], rāgayati[120], śīlayati[121], mokṣayati[122], adhiṭṭhānayati[123], dhūtayati[124], nirvanayati[125], alobhayati[126]

√cintの活用(進行相)
直接法現在 直接法過去 指令法[111] 接続法[112] 希求法[113] 命令法
能動態 cintay·ā·mi
cintay·a·si
cintay·a·ti
cintay·ā·vas
cintay·a·thas
cintay·a·tas
cintay·ā·mas
cintay·a·tha
cintay·a·nti
a·cintay·a·m
a·cintay·a·s
a·cintay·a·t
a·cintay·ā·va
a·cintay·a·tam
a·cintay·a·tām
a·cintay·ā·ma
a·cintay·a·ta
a·cintay·a·n
cintay·a·m
cintay·a·s
cintay·a·t
cintay·ā·va
cintay·a·tam
cintay·a·tām
cintay·ā·ma
cintay·a·ta
cintay·a·n
cintay·ā·(ni
cintay·ā·s(i)
cintay·ā·t(i)
cintay·ā·va
cintay·ā·thas
cintay·ā·tas
cintay·ā·ma
cintay·ā·tha
cintay·ā·n
cintay·aiyā·m
cintay·aiyā·s
cintay·aiyā·t
cintay·aiyā·va
cintay·aiyā·tam
cintay·aiyā·tām
cintay·aiyā·ma
cintay·aiyā·ta
cintay·ai·yus
cintay·ā·ni
cintay·a
cintay·a·tu
cintay·ā·va
cintay·a·tam
cintay·a·tām
cintay·ā·ma
cintay·a·ta(na)
cintay·a·ntu
中動態[114] cintay·a·i
cintay·a·sai
cintay·a·tai
cintay·ā·vahāi
cintay·a·thai
cintay·a·tai
cintay·ā·mahai
cintay·a·dhvai
cintay·a·ntai
a·cintay·a
a·cintay·a·thās
a·cintay·a·ta
a·cintay·ā·vahi
a·cintay·a·thām
a·cintay·a·tām
a·cintay·ā·mahi
a·cintay·a·dhvam
a·cintay·a·nta
cintay·a
cintay·a·thās
cintay·a·ta
cintay·ā·vahi
cintay·a·thām
cintay·a·tām
cintay·ā·mahi
cintay·a·dhvam
cintay·a·nta
cintay·ā·i
cintay·ā·sāi
cintay·ā·tāi
cintay·ā·vahāi
cintay·ā·thai
cintay·ā·tai
cintay·ā·mahāi
cintay·ā·dhvāi
cintay·ā·ntā(i)
cintay·aiyā
cintay·aiyā·thās
cintay·aiyā·ta
cintay·aiyā·vahi
cintay·aiyā·thām
cintay·aiyā·tām
cintay·aiyā·mahi
cintay·aiyā·dhvam
cintay·ai·ran
cintay·ā·i
cintay·a·sva
cintay·a·tām
cintay·ā·vahā
cintay·a·thām
cintay·a·tām
cintay·ā·mahāi
cintay·a·dhvam
cintay·a·ntām
子音幹動詞
  • 第2類:語根そのまま、本来はこちらが主流で頻出動詞を中心に一部残る。

例:asti, yati, eti, hanti, vakti, atti, aasti,

例:dadati, dadhati, pibati, tiṣṭhati, jahati

  • 第5類:強語根にnoを加えて、弱語根にnuを加えて動作の開始、動作の終了、1度限りの動作を表す他動詞を作成する[115]

例:kṛṇoti

  • 第7類:語根の語末の子音の前にnを加えて、他動詞を作成する[115]。語根の語末に喉音を有していなかった語根(anit語根)が対象

例:bhindati

  • 第8類:強語根にoを加えて、弱語根にuを加えて動作の開始、動作の終了、1度限りの動作を表す他動詞を作成する[115]。nで終わる語根に対して行う。

例:tanoti

  • 第9類:語根の語末の子音の前にnを加えて、他動詞を作成する[115]。語根の語末に喉音を有していた語根(sat語根)が対象

例:janati, riṇāti

その他の動詞

この部類以外にも、進行相の動詞を作成する方法が存在する。

  • 受動態:弱語根にyaを付け加える。もともとは自動詞を作るための方法である。
√yabhの活用(進行相・受動態)
直接法現在 直接法過去 指令法[111] 接続法[112] 希求法[113] 命令法
受動態 yabh·yá·i
yabh·yá·sai
yabh·yá·tai
yabh·yā́·vahāi
yabh·yá·thai
yabh·yá·tai
yabh·yā́·mahai
yabh·yá·dhvai
yabh·yá·nta(i)
a·yabh·yá
a·yabh·yá·thās
a·yabh·yá·ta
a·yabh·yā́·vahi
a·yabh·yá·thām
a·yabh·yá·tām
a·yabh·yā́·mahi
a·yabh·yá·dhvam
a·yabh·yá·nta
yabh·yá
yabh·yá·thās
yabh·yá·ta
yabh·yā́·vahi
yabh·yá·thām
yabh·yá·tām
yabh·yā́·mahi
yabh·yá·dhvam
yabh·yá·nta
yabh·yā́·i
yabh·yā́·sāi
yabh·yā́·tāi
yabh·yā́·vahāi
yabh·yā́·thai
yabh·yā́·tai
yabh·yā́·mahāi
yabh·yā́·dhvāi
yabh·yā́·ntā(i)
yabh·yáiyā
yabh·yáiyā·thās
yabh·yáiyā·ta
yabh·yáiyā·vahi
yabh·yáiyā·thām
yabh·yáiyā·tām
yabh·yáiyā·mahi
yabh·yáiyā·dhvam
yabh·yái·ran
yabh·yā́·i
yabh·yá·sva
yabh·yá·tām
yabh·yā́·vahāi
yabh·yá·thām
yabh·yá·tām
yabh·yā́·mahāi
yabh·yá·dhvam
yabh·yá·ntām
  • -cchati動詞:語根にcchaを加えて継続・反復の動詞を作成する。ラテン語の"-sco"で始まる動詞に相当する。一部の動詞が該当する[128]

例:gácchati, icchati, ya(ṃ)cchati, vāṃchati, micchati, pṛcchati, hurchati, uchāti, ṛchāti, vicchati, yuchati, hṇīcchati, hrīcchati, vraścati[129], saścati[129]

√gamの活用(cchati動詞・進行相)
直接法現在 直接法過去 指令法[111] 接続法[112] 希求法[113] 命令法
能動態 gácch·ā·mi
gácch·a·si
gácch·a·ti
gácch·ā·vas
gácch·a·thas
gácch·a·tas
gácch·ā·mas
gácch·a·tha
gácch·a·nti
a·gácch·a·m
a·gácch·a·s
a·gácch·a·t
a·gácch·ā·va
a·gácch·a·tam
a·gácch·a·tām
a·gácch·ā·ma
a·gácch·a·ta
a·gácch·a·n
gácch·a·m
gácch·a·s
gácch·a·t
gácch·ā·va
gácch·a·tam
gácch·a·tām
gácch·ā·ma
gácch·a·ta
gácch·a·n
gácch·ā·(ni)
gácch·ā·s(i)
gácch·ā·t(i)
gácch·ā·va
gácch·ā·thas
gácch·ā·tas
gácch·ā·ma
gácch·ā·tha
gácch·ā·n
gácch·aiyā·m
gácch·aiyā·s
gácch·aiyā·t
gácch·aiyā·va
gácch·aiyā·tam
gácch·aiyā·tām
gácch·aiyā·ma
gácch·aiyā·ta
gácch·ai·yus
gácch·ā·ni
gácch·a
gácch·a·tu
gácch·ā·va
gácch·a·tam
gácch·a·tām
gácch·ā·ma
gácch·a·ta(na)
gácch·a·ntu
中動態[114] gácch·a·i
gácch·a·sai
gácch·a·tai
gácch·ā·vahāi
gácch·a·thai
gácch·a·tai
gácch·ā·mahai
gácch·a·dhvai
gácch·a·ntai
a·gácch·a
a·gácch·a·thās
a·gácch·a·ta
a·gácch·ā·vahi
a·gácch·a·thām
a·gácch·a·tām
a·gácch·ā·mahi
a·gácch·a·dhvam
a·gácch·a·nta
gácch·a
gácch·a·thās
gácch·a·ta
gácch·ā·vahi
gácch·a·thām
gácch·a·tām
gácch·ā·mahi
gácch·a·dhvam
gácch·a·nta
gácch·ā·i
gácch·ā·sāi
gácch·ā·tāi
gácch·ā·vahāi
gácch·ā·thai
gácch·ā·tai
gácch·ā·mahāi
gácch·ā·dhvāi
gácch·ā·ntā(i)
gácch·aiyā
gácch·aiyā·thās
gácch·aiyā·ta
gácch·aiyā·vahi
gácch·aiyā·thām
gácch·aiyā·tām
gácch·aiyā·mahi
gácch·aiyā·dhvam
gácch·ai·ran
gácch·ā·i
gácch·a·sva
gácch·a·tām
gácch·ā·vahā
gácch·a·thām
gácch·a·tām
gácch·ā·mahāi
gácch·a·dhvam
gácch·a·ntām
  • 使役動詞:語根にayaを付ける。第10類動詞と同じ方法で作成する。二次派生動詞の一つ。使役動詞は1-10類の動詞の語根にayaを付けて第10類動詞と同じ方法で作成する。受動態は語幹からayaを取り去って、そこにyaを付け加える。
√yabhの活用(使役動詞進行相)
直接法現在 直接法過去 指令法[111] 接続法[112] 希求法[113] 命令法
能動態 yābh·áyā·mi
yābh·áya·si
yābh·áya·ti
yābh·áyā·vas
yābh·áya·thas
yābh·áya·tas
yābh·áyā·mas
yābh·áya·tha
yābh·áya·nti
a·yābh·áya·m
a·yābh·áya·s
a·yābh·áya·t
a·yābh·áyā·va
a·yābh·áya·tam
a·yābh·áya·tām
a·yābh·áyā·ma
a·yābh·áya·ta
a·yābh·áya·n
yābh·áya·m
yābh·áya·s
yābh·áya·t
yābh·áyā·va
yābh·áya·tam
yābh·áya·tām
yābh·áyā·ma
yābh·áya·ta
yābh·áya·n
yābh·áyā·(ni)
yābh·áyā·s(i)
yābh·áyā·t(i)
yābh·áyā·va
yābh·áyā·thas
yābh·áyā·tas
yābh·áyā·ma
yābh·áyā·tha
yābh·áyā·n
yābh·áyaiyā·m
yābh·áyaiyā·s
yābh·áyaiyā·t
yābh·áyaiyā·va
yābh·áyaiyā·tam
yābh·áyaiyā·tām
yābh·áyaiyā·ma
yābh·áyaiyā·ta
yābh·áyai·yus
yābh·áyā·ni
yābh·áyā
yābh·áya·tu
yābh·áyā·va
yābh·áya·tam
yābh·áya·tām
yābh·áyā·ma
yābh·áya·ta(na)
yābh·áya·ntu
中動態[114] yābh·áyā·i
yābh·áya·sai
yābh·áya·tai
yābh·áyā·vahāi
yābh·áya·thai
yābh·áya·tai
yābh·áyā·mahai
yābh·áya·dhvai
yābh·áya·ntai
a·yābh·áya
a·yābh·áya·thās
a·yābh·áya·ta
a·yābh·áyā·vahi
a·yābh·áya·thām
a·yābh·áya·tām
a·yābh·áyā·mahi
a·yābh·áya·dhvam
a·yābh·áya·nta
yābh·áya
yābh·áya·thās
yābh·áya·ta
yābh·áyā·vahi
yābh·áya·thām
yābh·áya·tām
yābh·áyā·mahi
yābh·áya·dhvam
yābh·áya·nta
yābh·áyā·i
yābh·áyā·sāi
yābh·áyā·tāi
yābh·áyā·vahāi
yābh·áyā·thai
yābh·áyā·tai
yabh·ayā·mahāi
yābh·áyā·dhvāi
yābh·áyā·ntāi
yābh·áyaiyā
yābh·áyaiyā·thās
yābh·áyaiyā·ta
yābh·áyaiyā·vahi
yābh·áyaiyā·thām
yābh·áyaiyā·tām
yābh·áyaiyā·mahi
yābh·áyaiyā·dhvam
yābh·áyai·ran
yābh·áyā·i
yābh·áya·sva
yābh·áya·tām
yābh·áyā·vahāi
yābh·áya·thām
yābh·áya·tām
yabh·ayā·mahāi
yābh·áya·dhvam
yābh·áya·ntām
受動態 yābh·yá·i
yābh·yá·sai
yābh·yá·tai
yābh·yā́·vahāi
yābh·yá·thai
yābh·yá·tai
yābh·yā́·mahai
yābh·yá·dhvai
yābh·yá·nta(i)
a·yābh·ya
a·yābh·yá·thās
a·yābh·yá·ta
a·yābh·yā́·vahi
a·yābh·yá·thām
a·yābh·yá·tām
a·yābh·yā́·mahi
a·yābh·yá·dhvam
a·yābh·yá·nta
yābh·yá
yābh·yá·thās
yābh·yá·ta
yābh·yā·vahi
yābh·yá·thām
yābh·yá·tām
yābh·yā́·mahi
yābh·yá·dhvam
yābh·yá·nta
yābh·yā́·i
yābh·yā́·sāi
yābh·yā́·tāi
yābh·yā́·vahāi
yābh·yā́·thai
yābh·yā́·tai
yābh·yā́·mahāi
yābh·yā́·dhvāi
yābh·yā́·ntā(i)
yābh·yáiyā
yābh·yáiyā·thās
yābh·yáiyā·ta
yābh·yáiyā·vahi
yābh·yáiyā·thām
yābh·yáiyā·tām
yābh·yáiyā·mahi
yābh·yáiyā·dhvam
yābh·yái·ran
yābh·yā́·i
yābh·yá·sva
yābh·yá·tām
yābh·yā́·vahāi
yābh·yá·thām
yābh·yá·tām
yābh·yā́·mahāi
yābh·yá·dhvam
yābh·yá·ntām
  • 意欲動詞:語根をi音で重複させてsaまたはisaを付ける、二次派生動詞の一つで、~したいという意味を表す。
  • 強意動詞:語根を重複させる、重複した語根の母音は長音となる。反射態はさらにyaをつける。二次派生動詞の一つで、激しくする、頻繁にするという意味を加える。

完結相の語幹は次のルールに従って作成する。[130]

  • 語根:ヴェーダ語では一般的な語根の形態である。第3類、第4類、第5類、第7類、第8類、第9類と-cchatiで終わる動詞。第1類、第6類動詞の一部も該当する。
  • a語幹:連音規則を回避するために後期ヴェーダ語以降では一般的になる。対象は語根の場合と同じ。
  • 重複語幹:使役動詞、名詞起源動詞
  • s語幹:ヴェーダ語では一般的な語根の形態である。第1類、第2類、第6類の動詞のうち、語根の語末に喉音を有していなかった語根(anit語根)
  • is語幹:第1類、第2類、第6類の動詞のうち、語根の語末に喉音を有していた語根(sat語根)と、意欲動詞、願望動詞、使役動詞(まれ)[131]、名詞起源動詞(まれ)[132]

直接法現在は存在しない。古典期は祈願法が希求法にとって代わるが、前期ヴェーダ時代はその二つが併存していたようである[133]。祈願法の中動態は希求法で代用する。

受動態は通常は三人称単数のみ存在し[134]、それ以外の母音で終わる語根の動詞と√grah、√dṛś、√hanには三人称単数の語幹で中動態の活用[135]が存在する。すべての使役動詞にも同様に存在する。[136]

√yabhの活用(完結相)
直接法過去 指令法[137] 接続法[138] 希求法[139] 祈願法[140] 命令法[141]
能動態 a·yāps·a·m
a·yāps·īs
a·yāps·īt
a·yāps·va
a·yāps·tam
a·yāps·tām
a·yāps·ma
a·yāps·ta
a·yāps·us
yāps·a·m
yāps·īs
yāps·īt
yāps·va
yāps·tam
yāps·tām
yāps·ma
yāps·ta
yāps·us
yāps·ā·ni
yāps·ā·s(i)
yāps·ā·t(i)
yāps·ā·va
yāps·ā·thas
yāps·ā·tas
yāps·ā·ma
yāps·ā·tha
yāps·ā·n
yāps·aiya·m
yāps·ya·s
yāps·ya·t
yāps·ya·va
yāps·ya·tam
yāps·ya·tām
yāps·ya·ma
yāps·ya·ta
yāps·yus
yabh·yās·am
yabh·yā·s
yabh·yā·t
yabh·yās·va
yabh·yās·tam
yabh·yās·tām
yabh·yās·ma
yabh·yās·ta
yabh·yās·us
yāps·ā·ni
yāps·a
yāps·a·tu
yāps·ā·va
yāps·a·tam
yāps·a·tām
yāps·ā·ma
yāps·a·ta(na)
yāps·a·ntu
中動態[114] a·yaps·i
a·yaps·thās
a·yaps·ta
a·yaps·vahi
a·yaps·thām
a·yaps·tām
a·yaps·mahi
a·yap·dhvam
a·yaps·a·ta
yaps·i
yaps·thās
yaps·ta
yaps·vahi
yaps·thām
yaps·tām
yaps·mahi
yap·dhvam
yaps·a·ta
yaps·ā·i
yaps·ā·sāi
yaps·ā·tāi
yaps·ā·vahāi
yaps·ā·thai
yaps·ā·tai
yaps·ā·mahāi
yaps·ā·dhvāi
yaps·ā·ntāi
yaps·īya
yaps·ī·thās
yaps·īṣ·ta
yaps·ī·vahi
yaps·īṣ·thām
yaps·īṣ·tām
yaps·ī·mahi
yaps·ī·dhvam
yaps·ī·ran
yabhiṣ·īya
yabhiṣ·ī·thās
yabhiṣ·īṣ·ta
yabhiṣ·ī·vahi
yabhiṣ·īṣ·thām
yabhiṣ·īṣ·tām
yabhiṣ·ī·mahi
yabhiṣ·ī·dhvam
yabhiṣ·ī·ran
yaps·ā·i
yaps·a·sva
yaps·a·tām
yaps·ā·vahāi
yaps·a·thām
yaps·a·tām
yaps·ā·mahāi
yaps·a·dhvam
yaps·a·ntām
受動態 yābh·am a·bhāviṣ·i
yābh·am a·bhāviṣ·thās
a·yābh·i
yābh·am a·bhāviṣ·vahi
yābh·am a·bhāviṣ·thām
yābh·am a·bhāviṣ·tām
yābh·am a·bhāviṣ·mahi
yābh·am a·bhāviṣ·dhvam
yābh·am a·bhāviṣ·a·ta
yābh·am bhāviṣ·i
yābh·am bhāviṣ·thās
yābh·i
yābh·am bhāviṣ·vahi
yābh·am bhāviṣ·thām
yābh·am bhāviṣ·tām
yābh·am bhāviṣ·mahi
yābh·am bhāviṣ·dhvam
yābh·am bhāviṣ··a·ta
yābh·am bhāviṣ·ā·i
yābh·am bhāviṣ·ā·sāi
yābh·am bhāviṣ·ā·tāi
yābh·am bhāviṣ·ā·vahāi
yābh·am bhāviṣ·ā·thai
yābh·am bhāviṣ·ā·tai
yābh·am bhāviṣ·ā·mahāi
yābh·am bhāviṣ·ā·dhvāi
yābh·am bhāviṣ·ā·ntāi
yābh·am bhāviṣ·īya
yābh·am bhāviṣ·ī·thās
yābh·am bhāviṣ·īṣ·ta
yābh·am bhāviṣ·ī·vahi
yābh·am bhāviṣ·īṣ·thām
yābh·am bhāviṣ·īṣ·tām
yābh·am bhāviṣ·ī·mahi
yābh·am bhāviṣ·ī·dhvam
yābh·am bhāviṣ·ī·ran
yābh·am bhāviṣ·ā·i
yābh·am bhāvik·ṣva
yābh·am bhāviṣ·tām
yābh·am bhāviṣ·ā·vahāi
yābh·am bhāviṣ·thām
yābh·am bhāviṣ·tām
yābh·am bhāviṣ·ā·mahāi
yābh·am bhāvid·dhvam
yābh·am bhāviṣ·ntām
√yabhの活用(使役動詞完結相)
直接法過去 指令法[137] 接続法[138] 希求法[139] 祈願法[140] 命令法[141]
重複アオリスト 能動態 a·yīyabh·a·m
a·yīyabh·a·s
a·yīyabh·a·t
a·yīyabh·ā·va
a·yīyabh·a·tam
a·yīyabh·a·tām
a·yīyabh·ā·ma
a·yīyabh·a·ta
a·yīyabh·a·n
yīyabh·a·m
yīyabh·a·s
yīyabh·a·t
yīyabh·ā·va
yīyabh·a·tam
yīyabh·a·tām
yīyabh·ā·ma
yīyabh·a·ta
yīyabh·a·n
yīyabh·ā·ni
yīyabh·ā·s(i)
yīyabh·ā·t(i)
yīyabh·ā·va
yīyabh·ā·thas
yīyabh·ā·tas
yīyabh·ā·ma
yīyabh·ā·tha
yīyabh·ā·n
yīyabh·aiya·m
yīyabh·ya·s
yīyabh·ya·t
yīyabh·ya·va
yīyabh·ya·tam
yīyabh·ya·tām
yīyabh·ya·ma
yīyabh·ya·ta
yīyabh·yus
yābh·yās·am
yābh·yā·s
yābh·yā·t
yābh·yās·va
yābh·yās·tam
yābh·yās·tām
yābh·yās·ma
yābh·yās·ta
yābh·yās·us
yīyabh·ā·ni
yīyabh·a
yīyabh·a·tu
yīyabh·ā·va
yīyabh·a·tam
yīyabh·a·tām
yīyabh·ā·ma
yīyabh·a·ta(na)
yīyabh·a·ntu
中受動態[114] a·yīyabh·a·i
a·yīyabh·a·thās
a·yīyabh·a·ta
a·yīyabh·ā·vahi
a·yīyabh·a·thām
a·yīyabh·a·tām
a·yīyabh·ā·mahi
a·yīyabh·a·dhvam
a·yīyabh·a·ta
yīyabh·a·i
yīyabh·a·thās
yīyabh·a·ta
yīyabh·ā·vahi
yīyabh·a·thām
yīyabh·a·tām
yīyabh·ā·mahi
yīyabh·a·dhvam
yīyabh·a·ta
yīyabh·ā·i
yīyabh·ā·sāi
yīyabh·ā·tāi
yīyabh·ā·vahāi
yīyabh·ā·thai
yīyabh·ā·tai
yīyabh·ā·mahāi
yīyabh·ā·dhvāi
yīyabh·ā·ntāi
yīyabh·īya
yīyabh·ī·thās
yīyabh·īṣ·ta
yīyabh·ī·vahi
yīyabh·īṣ·thām
yīyabh·īṣ·tām
yīyabh·ī·mahi
yīyabh·ī·dhvam
yīyabh·ī·ran
yābhayiṣ·īya
yābhayiṣ·ī·thās
yābhayiṣ·ta
yābhayiṣ·vahi
yābhayiṣ·thām
yābhayiṣ·tām
yābhayiṣ·ī·mahi
yābhayiṣ·ī·dhvam
yābhayiṣ·ī·ran
yīyabh·ā·i
yīyabh·a·sva
yīyabh·a·tām
yīyabh·ā·vahāi
yīyabh·a·thām
yīyabh·a·tām
yīyabh·ā·mahāi
yīyabh·a·dhvam
yīyabh·a·ntām
isアオリスト[131] 能動態 a·yābhayiṣ·am
a·yābhay·īs
a·yābhay·īt
a·yābhayiṣ·va
a·yābhayiṣ·tam
a·yābhayiṣ·tām
a·yābhayiṣ·ma
a·yābhayiṣ·ta
a·yābhayiṣ·us
yābhayiṣ·a·m
yābhay·īs
yābhay·īt
yābhayiṣ·va
yābhayiṣ·tam
yābhayiṣ·tām
yābhayiṣ·ma
yābhayiṣ·ta
yābhayiṣ·us
yābhayiṣ·ā·ni
yābhayiṣ·ā·s(i)
yābhayiṣ·ā·t(i)
yābhayiṣ·ā·va
yābhayiṣ·ā·thas
yābhayiṣ·ā·tas
yābhayiṣ·ā·ma
yābhayiṣ·ā·tha
yābhayiṣ·ā·n
yābhayiṣ·aiya·m
yābhayiṣ·ya·s
yābhayiṣ·ya·t
yābhayiṣ·ya·va
yābhayiṣ·ya·tam
yābhayiṣ·ya·tām
yābhayiṣ·ya·ma
yābhayiṣ·ya·ta
yābhayiṣ·yus
yābh·yās·am
yābh·yā·s
yābh·yā·t
yābh·yās·va
yābh·yās·tam
yābh·yās·tām
yābh·yās·ma
yābh·yās·ta
yābh·yās·us
yābhayiṣ·ā·ni
yābhayid·dhi
yābhayiṣ·tu
yābhayiṣ·ā·va
yābhayiṣ·tam
yābhayiṣ·tām
yābhayiṣ·ā·ma
yābhayiṣ·tá(na)
yābhayiṣ·ntu
中動態[114] a·yābhayiṣ·i
a·yābhayiṣ·thās
a·yābhayiṣ·ta
a·yābhayiṣ·vahi
a·yābhayiṣ·thām
a·yābhayiṣ·tām
a·yābhayiṣ·mahi
a·yābhayiṣ·dhvam
a·yābhayiṣ·a·ta
yābhayiṣ·i
yābhayiṣ·thās
yābhayiṣ·ta
yābhayiṣ·vahi
yābhayiṣ·thām
yābhayiṣ·tām
yābhayiṣ·mahi
yābhayiṣ·dhvam
yābhayiṣ·a·ta
yābhayiṣ·ā·i
yābhayiṣ·ā·sāi
yābhayiṣ·ā·tāi
yābhayiṣ·ā·vahāi
yābhayiṣ·ā·thai
yābhayiṣ·ā·tai
yābhayiṣ·ā·mahāi
yābhayiṣ·ā·dhvāi
yābhayiṣ·ā·ntāi
yābhayiṣ·īya
yābhayiṣ·ī·thās
yābhayiṣ·īṣ·ta
yābhayiṣ·ī·vahi
yābhayiṣ·īṣ·thām
yābhayiṣ·īṣ·tām
yābhayiṣ·ī·mahi
yābhayiṣ·ī·dhvam
yābhayiṣ·ī·ran
yābhayiṣ·ā·i
yābhayik·ṣva
yābhayiṣ·tām
yābhayiṣ·ā·vahāi
yābhayiṣ·thām
yābhayiṣ·tām
yābhayiṣ·ā·mahāi
yābhayid·dhvam
yābhayiṣ·ntām
受動態 a·yābhiṣ·i
a·yābhiṣ·thās
a·yābhiṣ·ta
a·yābhiṣ·vahi
a·yābhiṣ·thām
a·yābhiṣ·tām
a·yābhiṣ·mahi
a·yābhiṣ·dhvam
a·yābhiṣ·a·ta
yābhiṣ·i
yābhiṣ·thās
yābhiṣ·ta
yābhiṣ·vahi
yābhiṣ·thām
yābhiṣ·tām
yābhiṣ·mahi
yābhiṣ·dhvam
yābhiṣ·a·ta
yābhiṣ·ā·i
yābhiṣ·ā·sāi
yābhiṣ·ā·tāi
yābhiṣ·ā·vahāi
yābhiṣ·ā·thai
yābhiṣ·ā·tai
yābhiṣ·ā·mahāi
yābhiṣ·ā·dhvāi
yābhiṣ·ā·ntāi
yābhiṣ·īya
yābhiṣ·ī·thās
yābhiṣ·īṣ·ta
yābhiṣ·ī·vahi
yābhiṣ·īṣ·thām
yābhiṣ·īṣ·tām
yābhiṣ·ī·mahi
yābhiṣ·ī·dhvam
yābhiṣ·ī·ran
yābhiṣ·ā·i
yābhik·ṣva
yābhiṣ·tām
yābhiṣ·ā·vahāi
yābhiṣ·thām
yābhiṣ·tām
yābhiṣ·ā·mahāi
yābhid·dhvam
yābhiṣ·ntām

完了相は以下の方法で語幹を作る。

  • 有気音は対応する無気音で重複する。
  • 喉音(ka系統の音)は相当する口蓋音(系統の音)で重複する。ka 、khaはcaで、ga、gha、haはjaで重複する。
  • 語根の母音の短いもので重複をさせます。 語中の標準階(グナ)または長音階(ヴリッディ)に対してはその弱音階を用いる。
  • 語末の標準階(グナ)、長音階(ヴリッディ)、r、r、lに対してはaを用いる。
  • 語頭と語末が子音である語根で、 中間の母音が本来長いか位置によって長い場合は、 いかなる場合でも語根の形を変えない。
  • √yam、√paṭh、√pacなどのそのまま重複できるような語根の弱語幹はそれぞれyaim、paiṭh、paicになる。

完了は強語幹(ヴリッディ)、中語幹(グナ)、弱語幹の3語幹を持つ。 能単1は強または中語幹、能単2は中語幹、能単3は強語幹、これ以外は弱語幹(弱語形)で作る。

アクセントは強語形のときは語根にあり、弱語形のときは語尾にある。

√yabhの活用(完了相)
直接法現在 直接法過去[142] 指令法[143] 接続法[144] 希求法[145] 命令法[146]
能動態 yayabh·a
yayab·dha
yayābh·a
iyābh·i·vas
iyābh·a·thus
iyābh·a·tus
iyābh·i·ma
iyābh·a
iyābh·us
a·yayabh·a·m
a·yayabh·a·s
a·yayabh·a·t
a·yayabh·ā·va
a·yayabh·a·tam
a·yayabh·a·tām
a·yayabh·ā·ma
a·yayabh·a·ta
a·yayabh·a·n
yayabh·a·m
yayabh·a·s
yayabh·a·t
yayabh·ā·va
yayabha·tam
yayabh·a·tām
yayabh·ā·ma
yayabh·a·ta
yayabh·a·n
yayabh·ā·ni
yayabh·ā·s(i)
yayabh·ā·t(i)
yayabh·ā·va
yayabh·ā·thas
yayabh·ā·tas
yayabh·ā·ma
yayabh·ā·tha
yayabh·ā·n
yayabh·yā·m
yayabh·yā·s
yayabh·yā́·t
yayabh·yā·va
yayabh·yā·tam
yayabh·yā·tām
yayabh·yā·ma
yayabh·yā·ta
yayabh·yus
yayabh·ā·ni
yayabh·dhi
yayabh·tu
yayabh·ā·va
yayabh·tam
yayabh·tām
yayabh·ma
yayabh·ta(na)
yayabh·ntu
中受動態[114] iyābh·a·i
iyābh·i·sai
iyābh·a·i
iyābh·i·vahāi
iyābh·ā·thai
iyābh·ā·tai
iyābh·i·mahai
iyābh·i·dhvai
iyābh·i·rai
a·yayabh·a
a·yayabh·a·thās
a·yayabh·a·ta
a·yayabh·ā·vahi
a·yayabh·a·thām
a·yayabh·a·tām
a·yayabh·ā·mahi
a·yayabh·a·dhvam
a·yayabh·a·tai
yayabh·a
yayabh·a·thās
yayabh·a·ta
yayabh·ā·vahi
yayabh·a·thām
yayabh·a·tām
yayabh·ā·mahi
yayabh·a·dhvam
yayabh·a·tai
yayabh·ā·i
yayabh·ā·sāi
yayabh·ā·tāi
yayabh·ā·vahāi
yayabh·ā·thai
yayabh·ā·tai
yayabh·ā·mahāi
yayabh·ā·dhvāi
yayabh·ā·ntāi
yayabh·yā
yayabh·yā·thās
yayabh·yā·ta
yayabh·yā·vahi
yayabh·yā·thām
yayabh·yā·tām
yayabh·yā·mahi
yayabh·yā·dhvam
yayabh·ai·ran
yayabh·ā·i
yayabh·sva
yayabh·tām
yayabh·ā·vahāi
yayabh·thām
yayabh·tām
yayabh·ā·mahāi
yayabh·dhvam
yayabh·ntām

未来形

未来形の語幹は中語根にsyaまたはisyaを加えて作成する。

それ以外の母音で終わる語根の動詞と√grah、√dṛś、√hanには三人称単数の語幹で受動態の活用[135]が存在する。すべての使役動詞にも同様に存在する。[136]

√yabhの活用(未来形)
直接法 条件法 接続法[147] 希求法[147] 命令法[147]
能動態 yapsy·ā·mi
yapsy·a·si
yapsy·a·ti
yapsy·ā·vas
yapsy·a·thas
yapsy·a·tas
yapsy·ā·mas
yapsy·a·tha
yapsy·a·nti
a·yapsy·a·m
a·yapsy·a·s
a·yapsy·a·t
a·yapsy·ā·va
a·yapsy·a·tam
a·yapsy·a·tām
a·yapsy·ā·ma
a·yapsy·a·ta
a·yapsy·a·n
yapsy·ā·ni
yapsy·ā·s(i)
yapsy·ā·t(i)
yapsy·ā·va
yapsy·ā·thas
yapsy·ā·tas
yapsy·ā·ma
yapsy·ā·tha
yapsy·ā·n
yapsy·aiya·m
yapsy·ai·s
yapsy·ai·t
yapsy·ai·va
yapsy·ai·tam
yapsy·ai·tām
yapsy·ai·ma
yapsy·ai·ta
yapsy·ai·yus
yapsy·ā·ni
yapsy·a
yapsy·a·tu
yapsy·ā·va
yapsy·a·tam
yapsy·a·tām
yapsy·ā·ma
yapsy·a·ta(na)
yapsy·a·ntu
中動態[114] yapsy·ā·i
yapsy·a·sāi
yapsy·a·tāi
yapsy·ā·vahāi
yapsy·ai·thai
yapsy·ai·tai
yapsy·ā·mahāi
yapsy·a·dhvāi
yapsy·a·ntāi
a·yapsy·a
a·yapsy·a·thās
a·yapsy·a·ta
a·yapsy·ā·vahi
a·yapsy·ai·thām
a·yapsy·ai·tām
a·yapsy·ā·mahi
a·yapsy·a·dhvam
a·yapsy·a·ntai
yapsy·ā·i
yapsy·ā·sāi
yapsy·ā·tāi
yapsy·ā·vahāi
yapsy·ā·thai
yapsy·ā·tai
yapsy·ā·mahāi
yapsy·ā·dhvāi
yapsy·ā·ntāi
yapsy·aiya
yapsy·ai·thās
yapsy·ai·ta
yapsy·ai·vahi
yapsy·aiya·thām
yapsy·aiya·tām
yapsy·ai·mahi
yapsy·ai·dhvam
yapsy·ai·ran
yapsy·ā·i
yapsy·a·sva
yapsy·a·tām
yapsy·ā·vahāi
yapsy·a·thām
yapsy·a·tām
yapsy·ā·mahāi
yapsy·a·dhvam
yapsy·a·ntām
受動態[114] yābh·am bhāviṣy·ā·i
yābh·am bhāviṣy·a·sāi
yābh·am bhāviṣy·a·tāi
yābh·am bhāviṣy·ā·vahāi
yābh·am bhāviṣy·ai·thai
yābh·am bhāviṣy·ai·tai
yābh·am bhāviṣy·ā·mahāi
yābh·am bhāviṣy·a·dhvāi
yābh·am bhāviṣy·a·ntāi
yābh·am a·bhāviṣy·a
yābh·am a·bhāviṣy·a·thās
yābh·am a·bhāviṣy·a·ta
yābh·am a·bhāviṣy·ā·vahi
yābh·am a·bhāviṣy·ai·thām
yābh·am a·bhāviṣy·ai·tām
yābh·am a·bhāviṣy·ā·mahi
yābh·am a·bhāviṣy·a·dhvam
yābh·am a·bhāviṣy·a·ntai
yābh·am bhāviṣy·ā·i
yābh·am bhāviṣy·ā·sāi
yābh·am bhāviṣy·ā·tāi
yābh·am bhāviṣy·ā·vahāi
yābh·am bhāviṣy·ā·thai
yābh·am bhāviṣy·ā·tai
yābh·am bhāviṣy·ā·mahāi
yābh·am bhāviṣy·ā·dhvāi
yābh·am bhāviṣy·ā·ntāi
yābh·am bhāviṣy·aiya
yābh·am bhāviṣy·ai·thās
yābh·am bhāviṣy·ai·ta
yābh·am bhāviṣy·ai·vahi
yābh·am bhāviṣy·aiya·thām
yābh·am bhāviṣy·aiya·tām
yābh·am bhāviṣy·ai·mahi
yābh·am bhāviṣy·ai·dhvam
yābh·am bhāviṣy·ai·ran
yābh·am bhāviṣy·ā·i
yābh·am bhāviṣy·a·sva
yābh·am bhāviṣy·a·tām
yābh·am bhāviṣy·ā·vahāi
yābh·am bhāviṣy·a·thām
yābh·am bhāviṣy·a·tām
yābh·am bhāviṣy·ā·mahāi
yābh·am bhāviṣy·a·dhvam
yābh·am bhāviṣy·a·ntām
√yabhの活用(使役動詞未来形)
直接法 条件法 接続法[147] 希求法[148] 命令法[149]
能動態 yābh·ay·iṣy·ā́·mi
yābh·ay·iṣy·á·si
yābh·ay·iṣy·á·ti
yābh·ay·iṣy·ā́·vas
yābh·ay·iṣy·á·thas
yābh·ay·iṣy·á·tas
yābh·ay·iṣy·ā́·mas
yābh·ay·iṣy·á·tha
yābh·ay·iṣy·á·nti
a·yābh·ay·iṣy·á·m
a·yābh·ay·iṣy·á·s
a·yābh·ay·iṣy·á·t
a·yābh·ay·iṣy·ā́·va
a·yābh·ay·iṣy·á·tam
a·yābh·ay·iṣy·á·tām
a·yābh·ay·iṣy·ā́·ma
a·yābh·ay·iṣy·á·ta
a·yābh·ay·iṣy·á·n
yābh·ay·iṣy·ā́·(ni)
yābh·ay·iṣy·ā́·s(i)
yābh·ay·iṣy·ā́·t(i)
yābh·ay·iṣy·ā́·va
yābh·ay·iṣy·ā́·thas
yābh·ay·iṣy·ā́·tas
yābh·ay·iṣy·ā́·ma
yābh·ay·iṣy·ā́·tha
yābh·ay·iṣy·ā́·n
yābh·ay·iṣy·áiya·m
yābh·ay·iṣy·ái·s
yābh·ay·iṣy·ái·t
yābh·ay·iṣy·ái·va
yābh·ay·iṣy·ái·tam
yābh·ay·iṣy·ái·tām
yābh·ay·iṣy·ái·ma
yābh·ay·iṣy·ái·ta
yā́bh·ay·iṣy·us
yābh·ay·iṣy·ā́·ni
yābh·ay·iṣy·á
yābh·ay·iṣy·á·tu
yābh·ay·iṣy·ā́·va
yābh·ay·iṣy·á·tam
yābh·ay·iṣy·á·tām
yābh·ay·iṣy·ā́·ma
yābh·ay·iṣy·á·ta(na)
yābh·ay·iṣy·á·ntu
中受動態[114] yābh·ay·iṣy·ā́·i
yābh·ay·iṣy·á·sāi
yābh·ay·iṣy·á·tāi
yābh·ay·iṣy·ā́·vahāi
yābh·ay·iṣy·á·ithai
yābh·ay·iṣy·á·itai
yābh·ay·iṣy·ā́·mahāi
yābh·ay·iṣy·á·dhvāi
yābh·ay·iṣy·á·ntā(i)
a·yābh·ay·iṣy·á
a·yābh·ay·iṣy·á·thās
a·yābh·ay·iṣy·á·ta
a·yābh·ay·iṣy·ā́·vahi
a·yābh·ay·iṣy·ái·thām
a·yābh·ay·iṣy·ái·tām
a·yābh·ay·iṣy·ā́·mahi
a·yābh·ay·iṣy·á·dhvam
a·yābh·ay·iṣy·á·nta
yābh·ay·iṣy·ā́·i
yābh·ay·iṣy·ā́·sāi
yābh·ay·iṣy·ā́·tāi
yābh·ay·iṣy·ā́·vahāi
yābh·ay·iṣy·ā́·thai
yābh·ay·iṣy·ā́·tai
yābh·ay·iṣy·ā́·mahāi
yābh·ay·iṣy·ā́·dhvāi
yābh·ay·iṣy·ā́·ntā
yābh·ay·iṣy·áiya
yābh·ay·iṣy·ái·thās
yābh·ay·iṣy·ái·ta
yābh·ay·iṣy·ái·vahi
yābh·ay·iṣy·áiya·thām
yābh·ay·iṣy·áiya·tām
yābh·ay·iṣy·ái·mahi
yābh·ay·iṣy·ái·dhvam
yābh·ay·iṣy·ái·ran
yābh·ay·iṣy·ā́·i
yābh·ay·iṣy·á·sva
yābh·ay·iṣy·á·tām
yābh·ay·iṣy·ā́·vahāi
yābh·ay·iṣy·á·thām
yābh·ay·iṣy·á·tām
yābh·ay·iṣy·ā́·mahāi
yābh·ay·iṣy·á·dhvam
yābh·ay·iṣy·á·ntām
受動態 yābh·iṣy·ā́·i
yābh·iṣy·á·sāi
yābh·iṣy·á·tāi
yābh·iṣy·ā́·vahāi
yābh·iṣy·á·ithai
yābh·iṣy·á·itai
yābh·iṣy·ā́·mahāi
yābh·iṣy·á·dhvāi
yābh·iṣy·á·ntā(i)
a·yābh·iṣy·á
a·yābh·iṣy·á·thās
a·yābh·iṣy·á·ta
a·yābh·iṣy·ā́·vahi
a·yābh·iṣy·ái·thām
a·yābh·iṣy·ái·tām
a·yābh·iṣy·ā́·mahi
a·yābh·iṣy·á·dhvam
a·yābh·iṣy·á·nta
yābh·iṣy·ā́·i
yābh·iṣy·ā́·sāi
yābh·iṣy·ā́·tāi
yābh·iṣy·ā́·vahāi
yābh·iṣy·ā́·thai
yābh·iṣy·ā́·tai
yābh·iṣy·ā́·mahāi
yābh·iṣy·ā́·dhvāi
yābh·iṣy·ā́·ntā
yābh·iṣy·áiya
yābh·iṣy·ái·thās
yābh·iṣy·ái·ta
yābh·iṣy·ái·vahi
yābh·iṣy·áiya·thām
yābh·iṣy·áiya·tām
yābh·iṣy·ái·mahi
yābh·iṣy·ái·dhvam
yābh·iṣy·ái·ran
yābh·iṣy·ā́·i
yābh·iṣy·á·sva
yābh·iṣy·á·tām
yābh·iṣy·ā́·vahāi
yābh·iṣy·á·thām
yābh·iṣy·á·tām
yābh·iṣy·ā́·mahāi
yābh·iṣy·á·dhvam
yābh·iṣy·á·ntām

分詞、不定詞・絶対詞

分詞は以下のように作成する。

√yabhの活用(分詞)
通常 能動態 中動態[114] 受動態
進行相 yábh·ant- yábh·a·māna- yabh·yá·māna-
過去 yab·dhá·vant- - yab·dhá-
完結相[150] yáps·ant- yáps·a·māna-
完了相 yaibh·vā́ṅs-
yaibh·vas-
yaibh·āná-
未来形[151] yapsy·ánt- yapsyá·māṇa-
絶対詞 yáb·dhvā, yábh·ya
使役動詞 能動態 中動態[114] 受動態
進行相 yā́bh·ayā·ant- yā́bh·ayā·māna- yā́bh·yá·māna-
過去 yābh·dá·vant- - yābh·itá-
完結相 *yīyabh·ant-[152]
yābhayiṣ·ant-
*yīyabh·a·māna-[152]
yābhayiṣ·a·māna-
yābhiṣ·a·māna-
完了相 -
未来形 yābh·iṣyá·ánt- yābh·ay·iṣyá·māṇa- yābh·iṣyá·māṇa-
絶対詞 yā́bh·aya·tvā, yā́bh·ay·ya

不定詞は語尾を見ての通り、もともとは動作名詞の一種[57]である。ヴェーダ語の不定詞はラテン語やギリシア語とは異なり、格変化を有する。

√yabhの活用(不定詞)[153]
不定詞の種類 通常 使役動詞
語根[154] yáp, yayáp -
-as[155] 語根 yabh·ás yābh·ay·ás
完結相[30] yaps·ás yīyabh·ás
yābhayiṣ·ás
-ani[156] 語根 yabh·áni yābh·ay·áni
完結相[30] yaps·áni yīyabh·áni
yābhayiṣ·áni
-man 語根[157] yábh·man -
-van 語根[158] yábh·van -
-ti 語根 yab·dhí -
進行相[159] yabha·tí yābh·aya·tí
-i 語根 yábh·i -
完了相[160] yayābh·i -
-an[161] 語根 yabh·án -
完結相[30] yaps·án -
-tu[162]-itu[163] 語根 yábh·itu yā́bh·ay·itu
進行相[30] yabha·tú yābh·aya·tú

全体例

動詞は、全体として以下の用に派生する。

√yabhの活用(まとめ)
時制・法・分詞 一次動詞 二次動詞
通常 使役動詞 願望動詞 強意動詞
進行相 能動態 現在 yábh·a·ti yābh·áya·ti yíyaps·a·ti yā́yabh·ī·ti
過去 a·yábh·a·t a·yābh·áya·t a·yíyaps·a·t a·yā́yabh·ī·t
指令法 yábh·a·t yābh·áya·t yíyaps·a·t yā́yabh·ī·t
命令法 yábh·a·tu yābh·áya·tu yíyaps·a·tu yā́yabh·tu
接続法 yábh·ā·t(i) yābh·áyā·t(i) yíyaps·ā·t(i) yā́yabh·ā·t(i)
希求法 yábh·aiyā·t yābh·áya·iyā·t yíyaps·aiyā·t yā́yabh·yā·t
分詞 yábh·ant- yābh·áya·nt- yíyaps·ant- yā́yabh·ant-
中動態[114] 現在 yábh·a·tai yābh·áya·tai yíyaps·a·tai yāyabh·yá·tai
過去 a·yábh·a·ta a·yābh·áya·ta a·yíyaps·a·ta a·yāyabh·yá·ta
指令法 yábh·a·ta yābh·áya·ta yíyaps·a·ta yāyabh·yá·ta
命令法 yábh·a·tām yābh·áya·tām yíyaps·a·tām yāyabh·yá·tām
接続法 yábh·ā·tāi yābh·áyā·tāi yíyaps·ā·tāi yāyabh·yā́·tāi
希求法 yábh·aiyā·ta yābh·áyai·yā·ta yíyaps·aiyā·ta yāyabh·yaiyā́·ta
分詞 yábh·a·māna- yābh·áya·māna- yíyaps·a·māna- yāyabh·yá·māna-
受動態 現在 yabh·yá·tai yābh·yá·tai yiyaps·yá·tai yāyabh·yyá·tai
過去 a·yabh·yá·ta a·yābh·yá·ta a·yiyaps·yá·ta a·yāyabh·yyá·ta
指令法 yabh·yá·ta yābh·yá·ta yiyaps·yá·ta yāyabh·yyá·ta
命令法 yabh·yá·tām yābh·yá·tām yiyaps·yá·tām yāyabh·yá·tām
接続法 yabh·yā́·tāi yābh·yā́·tāi yiyaps·yā́·tāi yāyabh·yyā́·tāi
希求法 yabh·yáiyā·ta yābh·yáiyā·ta yiyaps·yáiyā·ta yāyabh·yyáiyā·ta
分詞 yabh·yá·māna- yābh·yá·māna- yiyaps·yá·māna- yāyabh·yyá·māna-
完結相 能動態 過去 a·yāps·īt a·yīyabh·a·t
a·yābhay·īt
a·yiyāps·īt[164] a·yāyābh·īt
指令法 yāps·īt yīyabh·a·t
yābhay·īt
yiyāps·īt yāyābh·īt
命令法 yāps·a·tu yīyabh·a·tu
yābhayiṣ·tu
yiyāpsiṣ·tu yāyābhiṣ·tu
接続法 yāps·a·t(i) yīyabh·a·t(i)
yābhayiṣ·a·t(i)
yiyāpsiṣ·a·t(i) yāyābhiṣ·a·t(i)
希求法 yāps·ai·t yīyabh·yā·t
yābhayiṣ·yā·t
yiyāpsiṣ·yā·t yāyābhiṣ·yā·t
祈願法 yabh·yā·t yābh·yā́·t yíyaps·yā·t yāyābh·yā́·t
分詞 yáps·ant- *yīyabh·ant-[152]
yābhayiṣ·ant-
yiyāpsiṣ·ant- yāyābhiṣ·ant-
中動態[114] 過去 a·yaps·ta a·yīyabh·a·ta
a·yābhayiṣ·ta
a·yiyapsiṣ·ta a·yāyabhyiṣ·ta
指令法 yaps·a·ta yīyabh·a·ta
yābhayiṣ·a·ta
yiyapsiṣ·ta yāyabhyiṣ·ta
命令法 yaps·a·tām yīyabh·a·tām
yābhayiṣ·tām
yiyapsiṣ·tām yāyabhyiṣ·tām
接続法 yaps·ā·tāi yīyabh·ā·tāi
yābhayiṣ·ā·tāi
yiyapsiṣ·ā·tāi yāyabhyiṣ·ā·tāi
希求法 yaps·īṣ·ta yīyabh·īya
yāyabh·īṣ·ta
yiyapsiṣ·īṣ·ta yāyabhyiṣ·īṣ·ta
祈願法 yābhayiṣ·īṣ·ta
分詞 yáps·a·māna- *yīyabh·a·māna-[152]
yābhayiṣ·a·māna-
yiyapsiṣ·a·māna- yāyabhyiṣ·a·māna-
受動態 過去 a·yābh·i
yābh·am a·bhāviṣ·ta
a·yābhiṣ·ta - a·yāyabh·i
yābh·am a·bobhāviṣ·ta
指令法 yābh·i
yābh·am bhāviṣ·ta
yābhiṣ·a·ta - yāyabh·i
yābh·am bobhāviṣ·ta
命令法 yābh·am bhāviṣ·tām yābhiṣ·tām - yābh·am bobhāviṣ·tām
接続法 yābh·am bhāviṣ·ā·tāi yābhiṣ·ā·tāi - yābh·am bobhāviṣ·ā·tāi
希求法 yābh·am bhāviṣ·īṣ·ta yābhiṣ·īṣ·ta - yābh·am bobhāviṣ·īṣ·ta
祈願法
分詞 yáps·a·māna- yābhiṣ·a·māna- - yāyabhyiṣ·a·māna-
完了相 能動態 現在 yayābh·a - yíyaps·a[165] yayāyabh·a[166]
過去 a·yayabh·a·t - a·yíyaps·a·t a·yayāyabh·a·t
指令法 yayabh·a·t - yíyaps·a·t yayāyabh·a·t
命令法 yayabh·tu - yíyaps·a·tu yayāyabh·tu
接続法 yayabh·ā·t(i) - yíyaps·ā·t(i) yayāyabh·ā·t(i)
希求法 yayabh·yā́·t - yíyaps·aiyā·t yayāyabh·yā·t
分詞 iyābh·vā́ṅs-
iyābh·vas-
- yiyaps·vā́ṅs-
yiyaps·vas-
yayāyabh·vā́ṅs-
yayāyabh·vas-
中受動態 現在 iyābh·a·i - yiyaps·á·i[165] yayāyabh·a·i[166]
過去 a·yayabh·a·ta - a·yiyaps·a·tá a·yayāyabh·a·ta
指令法 yayabh·a·ta - yiyaps·a·tá yayāyabh·a·ta
命令法 yayabh·tām - yiyaps·a·tā́m yayāyabh·tām
接続法 yayabh·ā·tāi - yiyaps·ā·tā́i yayāyabh·ā·tāi
希求法 yayabh·yā·ta - yiyaps·aiyā·tá yayāyabh·yā·ta
分詞 iyābh·āná- - yiyaps·āná- yayāyabh·āná-
未来形 能動態 現在 yapsy·a·ti yābh·ay·iṣy·á·ti yiyaps·iṣy·á·ti yāyabh·iṣy·á·ti[167]
条件法 a·yapsy·a·t a·yābh·ay·iṣy·á·t a·yiyaps·iṣy·á·t a·yāyabh·iṣy·á·t
命令法[147] yapsy·a·tu yābh·ay·iṣy·á·tu yiyaps·iṣy·á·tu yāyabh·iṣy·á·tu
接続法[147] yapsy·ā·t(i) yābh·ay·iṣy·ā́·t(i) yiyaps·iṣy·ā́·t(i) yāyabh·iṣy·ā́·t(i)
希求法[147] yapsy·ai·t yābh·ay·iṣy·ái·t yiyaps·iṣy·ái·t yāyabh·iṣy·ái·t
分詞 yapsy·ánt- yābh·ay·iṣy·ánt- yiyaps·iṣy·ánt- yāyabh·iṣy·ánt-
中動態[114] 現在 yapsy·a·tāi yābh·ay·iṣy·á·tāi yiyaps·iṣy·á·tāi yāyabh·iṣy·á·tāi[167]
条件法 a·yapsy·a·ta a·yābh·ay·iṣy·á·ta a·yiyaps·iṣy·á·ta a·yāyabh·iṣy·á·ta
命令法[147] yapsy·a·tām yābh·ay·iṣy·á·tām yiyaps·iṣy·á·tām yāyabh·iṣy·á·tām
接続法[147] yapsy·ā·tāi yābh·ay·iṣy·ā́·tāi yiyaps·iṣy·ā́·tāi yāyabh·iṣy·ā́·tāi
希求法[147] yapsy·ai·ta yābh·ay·iṣy·ái·ta yiyaps·iṣy·ái·ta yāyabh·iṣy·ái·ta
分詞 yapsy·māṇa- yābh·ay·iṣyá·māṇa- yíyaps·iṣyá·māṇa- yāyabh·iṣyá·māṇa-
受動態 現在 yābh·am bhāviṣy·a·tāi yābh·iṣy·á·tāi - yābh·am bobhāviṣy·á·tāi
条件法 yābh·am a·bhāviṣy·a·ta a·yābh·iṣy·á·ta - yābh·am a·bobhāviṣy·á·ta
命令法[147] yābh·am bhāviṣy·a·tām yābh·iṣy·á·tām - yābh·am bobhāviṣy·á·tām
接続法[147] yābh·am bhāviṣy·ā·tāi yābh·iṣy·ā́·tāi - yābh·am bobhāviṣy·ā́·tāi
希求法[147] yābh·am bhāviṣy·ai·ta yābh·iṣy·ái·ta - yābh·am bobhāviṣy·ái·ta
分詞 yapsy·māṇa- yābh·iṣyá·māṇa- - yāyabh·iṣyá·māṇa-
過去分詞 能動態 yab·dhá·vant- yābh·itá·vant- yiyaps·itá·vant- yāyabh·iṣ·itá·vant-
中受動態[114] yab·dhá- yābh·itá- yiyaps·itá- yāyabh·iṣ·itá-
動形容詞 yab·dhavya yā́bhay·itavya yíyaps·itavya yā́yabh·itavya
yabh·ya yā́bh·ya yíyaps·ya yā́yabh·ya
yabh·a·ta[52] - - yayabh·a·ta[40][52]
yabh·anīya yā́bh·anīya yíyaps·anīya yā́yabh·anīya
絶対詞 yab·dhvā yā́bh·aya·tvā yíyaps·itvā yā́yabh·itvā
yabh·ya yā́bh·ay·ya yíyaps·ya yā́yabh·ya
不定詞 語根 語根 yáp
yáyap
yā́p[168] - yā́yap
-as 語根 yabh·ás yābh·ás - -
完結相[30] yaps·ás yīyabh·ás
yābhayiṣ·ás
- -
-ani 語根 yabh·áni
yayabh·áni
yābh·ay·áni yiyaps·áni[169] -
完結相[30] yaps·áni yīyabh·áni
yābhayiṣ·áni
yiyapsiṣ·áni -
-man 語根[157] yábh·man - - -
-van 語根[158] yábh·van - - -
-ti 語根 yab·dhí - - yayab·dhí
進行相[159] yabha·tí yābh·aya·tí - -
-i 語根 yábh·i - - -
完了相[160] yayābh·i - - -
-an 語根 yabh·án - - -
完結相[30] yaps·án - - -
-tu[162]-itu[163] 語根 yáb·dhu
yábh·itu
yā́bh·ay·itu[168] yíyaps·itu yā́yabh·itu
進行相[30] yabha·tú yābh·aya·tú yiyapsa·tú yāyabh·itú

二次派生動詞に関しては「使役+願望」[170]の組み合わせや、逆に「願望+使役」[171]、「強意+使役」[172]、「強意+願望」[172]、「強意+使役+願望」[172]の組み合わせも存在する。

√yabhの活用(三次動詞)
時制・法・分詞 三次動詞 四次動詞
使役+願望 願望+使役 強意+使役 強意+願望 強意+使役+願望 強意+願望+使役[173]
進行相 能動態 現在 yīyābhay·iṣa·ti yiyaps·áya·ti yāyabh·áya·ti yā́yabh·iṣa·ti yā́yabhay·iṣa·ti yā́yabh·iṣ·aya·ti
過去 a·yīyābhay·iṣa·t a·yiyaps·áya·t a·yāyabh·áya·t a·yā́yabh·iṣa·t a·yā́yabhay·iṣa·t a·yā́yabh·iṣ·aya·t
指令法 yīyābhay·iṣa·t yiyaps·áya·t yāyabh·áya·t yā́yabh·iṣa·t yā́yabhay·iṣa·t yā́yabh·iṣ·aya·t
命令法 yīyābhay·iṣa·tu yiyaps·áyā·tu yāyabh·áyā·tu yā́yabh·iṣa·tu yā́yabhay·iṣa·tu yā́yabh·iṣ·ayā·tu
接続法 yīyābhay·iṣā·t(i) yiyaps·áyā·t(i) yāyabh·áyā·ā·t(i) yā́yabh·iṣā·t(i) yā́yabhay·iṣā·t(i) yā́yabh·iṣ·ayā·t(i)
希求法 yīyābhay·iṣaiyā·t yiyaps·áyāiyā·t yāyabh·áyā·yā·t yā́yabh·iṣaiyā·t yā́yabhay·iṣaiyā·t yā́yabh·iṣ·ayaiyā·t
分詞 yīyābhay·iṣ·ant- yiyaps·áy·ant- yāyabh·áyā·ant- yā́yabh·iṣ·ant- yā́yabhay·iṣ·ant- yā́yabh·iṣ·ay·ant-
中動態[114] 現在 yīyābhay·iṣa·tai yiyaps·áya·tai yāyabh·áya·tai yā́yabh·iṣa·tai yā́yabhay·iṣa·tai yā́yabh·iṣ·aya·tai
過去 a·yīyābhay·iṣa·ta ayiyaps·áya·ta a·yāyabh·áya·ta a·yā́yabh·iṣa·ta a·yā́yabhay·iṣa·ta a·yā́yabh·iṣ·aya·ta
指令法 yīyābhay·iṣa·ta yiyaps·áya·ta yāyabh·áya·ta yā́yabh·iṣa·ta yā́yabhay·iṣa·ta yā́yabh·iṣ·aya·ta
命令法 yīyābhay·iṣa·tām yiyaps·áya·tām yāyabh·áya·tām yā́yabh·iṣa·tām yā́yabhay·iṣa·tām yā́yabh·iṣ·aya·tām
接続法 yīyābhay·iṣā·tāi yiyaps·áyā·tāi yāyabh·áyā·tāi yā́yabh·iṣā·tāi yā́yabhay·iṣā·tāi yā́yabh·iṣ·ayā·tāi
希求法 yīyābhay·iṣaiyā·ta yiyaps·áya·iiyā·ta yāyabh·áya·iyā·ta yā́yabh·iṣa·ta yā́yabhay·iṣa·ta yā́yabh·iṣ·aya·ta
分詞 yīyābhay·iṣa·māna- yiyaps·áy·māna- yāyabh·áyā·māna- yā́yabh·iṣa·māna- yā́yabhay·iṣa·māna- yā́yabh·iṣ·aya·māna-
受動態 現在 yīyābhay·iṣyá·tai yiyaps·yá·tai yāyabh·yá·tai yā́yabh·iṣyá·tai yā́yabhay·iṣyá·tai yā́yabh·iṣyá·tai
過去 a·yīyābhay·iṣyá·ta a·yiyaps·yá·ta a·yāyabh·yá·ta a·yā́yabh·iṣyá·ta a·yā́yabhay·iṣyá·ta a·yā́yabh·iṣyá·ta
指令法 yīyābhay·iṣyá·ta yiyaps·yá·ta yāyabh·yá·ta yā́yabh·iṣyá·ta yā́yabhay·iṣyá·ta yā́yabh·iṣyá·ta
命令法 yīyābhay·iṣyá·tām yiyaps·yá·tām yāyabh·yá·tām yā́yabh·iṣyá·tām yā́yabhay·iṣyá·tām yā́yabh·iṣyá·tām
接続法 yīyābhay·iṣyā́·tāi yiyaps·yā́·tāi yāyabh·yā́·tāi yā́yabh·iṣyā́·tāi yā́yabhay·iṣyā́·tāi yā́yabh·iṣyā́·tāi
希求法 yīyābhayiṣ·yáiyā·ta yiyaps·yáiyā·ta yāyabh·yáiyā·ta yā́yabh·iṣyáiyā·ta yā́yabhay·iṣyáiyā·ta yā́yabh·iṣyáiyā·ta
分詞 yīyābhay·iṣyá·māna- yiyaps·yá·māna- yāyabh·yá·māna- yā́yabh·iṣyá·māna- yā́yabhay·iṣyá·māna- yā́yabh·iṣyá·māna-
完結相 能動態 過去 a·yīyābhayiṣ·īt[164] a·yiyiyāps·a·t
a·yiyapsay·īt
a·yīyāyabh·a·t
a·yāyabhay·īt
a·yā́yabhiṣ·īt[164] a·yā́yabhayiṣiṣ·īt[164] a·yiyā́yabhiṣ·a·t
a·yā́yabhiṣay·īt
指令法 yīyābhayiṣ·īt yiyiyāps·a·t
yiyapsay·īt
yīyāyabh·a·t
yāyabhay·īt
yā́yabhiṣ·īt yā́yabhayiṣiṣ·īt yiyā́yabhiṣ·a·t
yā́yabhiṣay·īt
命令法 yīyābhayiṣiṣ·tu yiyiyāps·a·tu
yiyapsayiṣ·tu
yīyāyabh·a·tu
yāyabhayiṣ·tu
yā́yabhiṣiṣ·tu yā́yabhayiṣiṣ·tu yiyā́yabhiṣ·a·tu
yā́yabhiṣayiṣ·tu
接続法 yīyābhayiṣiṣ·a·t(i) yiyiyāps·a·t(i)
yiyapsayiṣ·a·t(i)
yīyāyabh·a·t(i)
yāyabhayiṣ·a·t(i)
yā́yabhiṣiṣ·a·t(i) yā́yabhayiṣiṣ·a·t(i) yiyā́yabhiṣ·a·t(i)
yā́yabhiṣayiṣ·a·t(i)
希求法 yīyābhayiṣiṣ·yā·t yiyiyāps·yā·t
yiyapsayiṣ·yā·t
yīyāyabh·yā́·t
yāyabhayiṣ·yā́·t
yā́yabhiṣiṣ·yā·t yā́yabhayiṣiṣ·yā·t yiyā́yabhiṣ·yā·t
yā́yabhiṣayiṣ·yā·t
祈願法 yīyābhayiṣ·yā·t yíyaps·yā·t yāyabh·yā́·t yā́yabhiṣ·yā·t yā́yabhayiṣ·yā·t yíyaps·yā·t
分詞 yīyābhayiṣiṣ·ant- yiyiyāps·ant-[152]
yiyapsayiṣ·ant-
yīyāyabh·ant-[152]
yāyabhayiṣ·ant-
yā́yabhiṣiṣ·ant- yā́yabhayiṣiṣ·ant yiyā́yabhiṣ·ant-[152]
yā́yabhiṣayiṣ·ant-
中動態[114] 過去 a·yīyābhayiṣiṣ·ta a·yiyiyāps·a·ta
a·yiyapsayiṣ·ta
a·yīyāyabh·a·ta
a·yāyabhayiṣ·ta
a·yā́yabhṣiṣ·ta a·yā́yabhayiṣiṣ·ta a·yiyā́yabhiṣ·a·ta
a·yā́yabhiṣayiṣ·ta
指令法 yīyābhayiṣiṣ·ta yiyiyāps·a·ta
yiyapsayiṣ·ta
yīyāyabh·a·ta
yāyabhayiṣ·ta
yā́yabhiṣiṣ·ta yā́yabhayiṣiṣ·ta yiyā́yabhiṣ·a·ta
yā́yabhiṣayiṣ·ta
命令法 yīyābhayiṣiṣ·a·tām yiyiyāps·a·tām
yiyapsayiṣ·a·tām
yīyāyabh·a·tām
yāyabhayiṣ·a·tām
yā́yabhiṣiṣ·a·tām yā́yabhayiṣiṣ·a·tām yiyā́yabhiṣ·a·tām
yā́yabhiṣayiṣ·a·tām
接続法 yīyābhayiṣiṣ·ā·tāi yiyiyāps·ā·tāi
yiyapsayiṣ·ā·tāi
yīyāyabh·ā·tāi
yāyabhayiṣ·ā·tāi
yā́yabhiṣiṣ·ā·tāi yā́yabhayiṣiṣ·ā·tāi yiyā́yabhiṣ·ā·tāi
yā́yabhiṣayiṣ·ā·tāi
希求法 yīyābhayiṣ·īṣ·ta yiyiyāps·īya
yiyāps·īṣ·ta
yīyāyabh·īya
yīyāyābh·īṣ·ta
yā́yabhiṣ·īṣ·ta yā́yabhayiṣ·īṣ·ta yiyā́yabhiṣ·īya
yā́yabhiṣ·īṣ·ta
祈願法 yiyiyāps·īṣ·ta yīyāyābh·īṣ·ta yiyā́yāps·īṣ·ta
分詞 yīyābhayiṣiṣ·a·māna- yiyiyāps·a·māna-[152]
yiyapsayiṣ·a·māna-
yīyāyabh·a·māna-[152]
yāyabhayiṣ·a·māna-
yā́yabhiṣiṣ·a·māna- yā́yabhayiṣ·a·māna yiyā́yabhiṣ·a·māna-[152]
yā́yabhiṣayiṣ·a·māna-
受動態 過去 - a·yiyapsiṣ·ta a·yāyabhayiṣ·ta - - a·yā́yabhṣiṣ·ta
指令法 - yiyapsiṣ·ta yāyabhayiṣ·ta - - yā́yabhiṣiṣ·ta
命令法 - yiyapsiṣ·a·tām yāyabhayiṣ·a·tām - - yā́yabhiṣiṣ·a·tām
接続法 - yiyapsiṣ·ā·tāi yāyabhayiṣ·ā·tāi - - yā́yabhiṣiṣ·ā·tāi
希求法 - yiyiyāps·īṣ·ta yīyāyābh·īṣ·ta - - yā́yabhiṣ·īṣ·ta
祈願法 - - -
分詞 - yiyapsiṣ·a·māna- yāyabhayiṣ·a·māna- - - yā́yabhiṣiṣ·a·māna-
完了相 能動態 現在 yīyābhay·iṣa[165] - - yāyabh·iṣa[165] yā́yabhay·iṣā[165] -
過去 a·yīyābhay·iṣa·t - - a·yā́yabh·iṣa·t a·yā́yabhay·iṣā·t -
指令法 yīyābhay·iṣa·t - - yā́yabh·iṣa·t yā́yabhay·iṣā·t -
命令法 yīyābhay·iṣa·tu - - yā́yabh·iṣa·tu yā́yabhay·iṣā·tu -
接続法 yīyābhay·iṣā·t(i) - - yā́yabh·iṣā·t(i) yā́yabhay·iṣā·t(i) -
希求法 yīyābhay·iṣaiyā·t - - yā́yabh·iṣaiyā·t yā́yabhay·iṣaiyā·t -
分詞 yīyābhay·iṣ·vā́ṅs-
yīyābhay·iṣ·vas-
- - yā́yabh·iṣ·vā́ṅs-
yā́yabh·iṣ·vas-
yā́yabhay·iṣ·vā́ṅs-
yā́yabhay·iṣ·vas-
-
中受動態[114] 現在 yīyābhay·iṣá·i[165] - - yāyabh·iṣá·i[165] yā́yabhay·iṣá·i[165] -
過去 a·yīyābhay·iṣa·tá - - a·yāyabh·iṣa·tá a·yā́yabhay·iṣa·tá -
指令法 yīyābhay·iṣa·tá - - yāyabh·iṣa·tá yā́yabhay·iṣa·tá -
命令法 yīyābhay·iṣa·tā́m - - yāyabh·iṣa·tā́m yā́yabhay·iṣa·tā́m -
接続法 yīyābhay·iṣā·tā́i - - yāyabh·iṣā·tā́i yā́yabhay·iṣā·tā́i -
希求法 yīyābhay·iṣaiyā·tá - - yāyabh·iṣaiyā·tá yā́yabhay·iṣaiyā·tá -
分詞 yīyābhay·iṣ·āná- - - yāyabh·iṣ·āná- yā́yabhay·iṣ·āná- -
未来形 能動態 現在 yīyābhayiṣ·iṣy·a·ti yiyaps·ay·iṣy·á·ti yāyabh·ay·iṣy·á·ti yāyabhiṣ·iṣy·a·ti yāyabhayiṣ·iṣy·a·ti yāyabhayiṣ·iṣy·a·ti
条件法 a·yīyābhayiṣ·iṣy·a·t a·yiyaps·ay·iṣy·á·t a·yāyabh·ay·iṣy·á·t a·yāyabhiṣ·iṣy·a·t a·yāyabhayiṣ·iṣy·a·t a·yāyabhayiṣ·iṣy·a·t
命令法[147] yīyābhayiṣ·iṣy·a·tu yiyaps·ay·iṣy·á·tu yāyabh·ay·iṣy·á·tu yāyabhiṣ·iṣy·a·tu yāyabhayiṣ·iṣy·a·tu yāyabhayiṣ·iṣy·a·tu
接続法[147] yīyābhayiṣ·iṣy·ā́·t(i) yiyaps·ay·iṣy·ā́·t(i) yāyabh·ay·iṣy·ā́·t(i) yāyabhiṣ·iṣy·ā́·t(i) yāyabhayiṣ·iṣy·ā́·t(i) yāyabhayiṣ·iṣy·ā́·t(i)
希求法[147] yīyābhayiṣ·iṣy·ai·t yiyaps·ay·iṣy·ái·t yāyabh·ay·iṣy·ái·t yāyabhiṣ·iṣy·ai·t yāyabhayiṣ·iṣy·ai·t yāyabhayiṣ·iṣy·ai·t
分詞 yīyābhayiṣ·iṣy·ánt- yiyaps·ay·iṣy·ánt- yāyabh·ay·iṣy·ánt- yāyabhiṣ·iṣy·ánt- yāyabhayiṣ·iṣy·ánt- yāyabhayiṣ·iṣy·ánt-
中動態[114] 現在 yīyābhayiṣ·iṣy·á·tāi yiyaps·ay·iṣy·á·tāi yāyabh·ay·iṣyá·tāi yāyabhiṣ·iṣy·á·tāi yāyabhayiṣ·iṣy·á·tāi yāyabhayiṣ·iṣy·á·tāi
条件法 a·yīyābhayiṣ·iṣy·á·ta a·yiyaps·ay·iṣy·á·ta a·yāyabh·ay·iṣyá·ta a·yāyabhiṣ·iṣy·á·ta ayāyabhayiṣ·iṣy·á·ta a·yāyabhayiṣ·iṣy·á·ta
命令法[147] yīyābhayiṣ·iṣy·á·tām yiyaps·ay·iṣy·á·tām yāyabh·ay·iṣyá·tām yāyabhiṣ·iṣy·á·tām yāyabhayiṣ·iṣy·á·tām yāyabhayiṣ·iṣy·á·tām
接続法[147] yīyābhayiṣ·iṣy·ā́·tāi yiyaps·ay·iṣy·ā́·tāi yāyabh·ay·iṣyā·tāi yāyabhiṣ·iṣy·ā́·tāi yāyabhayiṣ·iṣy·ā́·tāi yāyabhayiṣ·iṣy·ā́·tāi
希求法[147] yīyābhayiṣ·iṣy·ái·ta yiyaps·ay·iṣy·ái·ta yāyabh·ay·iṣyái·ta yāyabhiṣ·iṣy·ái·ta yāyabhayiṣ·iṣy·ái·ta yāyabhayiṣ·iṣy·ái·ta
分詞 yīyābhayiṣ·iṣyá·māṇa- yiyaps·ay·iṣyá·māṇa- yāyabh·ay·iṣyá·māṇa- yāyabhiṣ·iṣyá·māṇa- yāyabhayiṣ·iṣyá·māṇa- yāyabhayiṣ·iṣyá·māṇa-
受動態 現在 - yiyaps·iṣy·á·tāi yāyabh·iṣyá·tāi - - yāyabhiṣ·iṣy·á·tāi
条件法 - a·yiyaps·iṣy·á·ta a·yāyabh·iṣyá·ta - - a·yāyabhiṣ·iṣy·á·ta
命令法[147] - yiyaps·iṣy·á·tām yāyabh·iṣyá·tām - - yāyabhiṣ·iṣy·á·tām
接続法[147] - yiyaps·iṣy·ā́·tāi yāyabh·iṣyā·tāi - - yāyabhiṣ·iṣy·ā́·tāi
希求法[147] - yiyaps·iṣy·ái·ta yāyabh·iṣyái·ta - - yāyabhiṣ·iṣy·ái·ta
分詞 - yiyaps·iṣyá·māṇa- yāyabh·iṣyá·māṇa- - - yāyabhiṣ·iṣyá·māṇa-
過去分詞 能動態 yīyābhayiṣ·itá·vant- yiyaps·ay·itá·vant- yāyabh·ay·iṣ·itá·vant- yāyabhiṣ·itá·vant- yāyabhayiṣ·itá·vant- yāyabhiṣ·ay·itá·vant-
中受動態[114] yīyābhayiṣ·itá- yiyaps·ay·itá- yāyabh·ay·iṣ·itá- yāyabhiṣ·itá- yāyabhayiṣ·itá- yāyabhiṣ·ay·itá-
動形容詞 yīyābhayiṣ·itavya yiyaps·áy·itavya yā́yabh·itavya yā́yabhiṣ·itavya yāyabhayiṣ·itavya yā́yabhiṣ·ay·itavya
yīyābhayiṣ·ya yiyaps·áy·ya yā́yabh·ya yā́yabhiṣ·ya yāyabhayiṣ·ya yā́yabhiṣ·ay·ya
yīyābhayiṣ·anīya yiyaps·áy·anīya yā́yabh·anīya yā́yabhiṣ·nīya yāyabhayiṣ·nīya yā́yabhiṣ·ay·nīya
絶対詞 yīyābhayiṣ·itvā yiyaps·áy·itvā yā́yabh·itvā yā́yabhiṣ·itvā yāyabhayiṣ·itvā yā́yabhiṣ·ay·itvā
yīyābhayiṣ·ya yiyaps·áy·ya yā́yabh·ya yā́yabhiṣ·ya yāyabhayiṣ·ya yā́yabhiṣ·ay·ya
不定詞 語根 - - - - - -
-as 語根 - - - - - -
完結相[30] - - - - - -
-ani 語根 - - - - - -
完結相[30] - - - - - -
-man 語根[157] - - - - - -
-van 語根[158] - - - - - -
-ti 語根 - - - - - -
進行相[159] - - - - - -
-i 語根 - - - - - -
完了相[160] - - - - - -
-an 語根 - - - - - -
完結相[30] - - - - - -
-tu 語根 yíyāps·itu yiyaps·áy·itu yāyabh·áy·itu yā́yabhiṣ·itu yāyabhayiṣ·itu yā́yabhiṣ·áy·itu
進行相[30] yíyāpsa·itu yiyaps·áyā·itu yāyabh·áyā·itu yā́yabhiṣa·itu yāyabhayiṣ·itu yā́yabhiṣa·áy·itu

不変化詞の文法

前置詞・接辞

ヴェーダ語には、他のインド・ヨーロッパ語族と同様に、様々な前置詞接辞が存在する。前置詞の多くはインド・ヨーロッパ祖語から受け継いでいる。前置詞は、動詞名詞接頭語としても使われる。

ウパサルガ英語版に記載のあるものは、黒字で強調する。

前置詞・接辞(固有)[174][175][176][177]
印欧祖語 ヴェーダ語 英語 日本語 格支配
*h₁n̥dʰí ádhi[178] above, over, on ~の下で、~を超えて、~の上で 対格
along over ~に沿って 具格
above, down, from, out of ~の上に、~の下で、~から、~から外れて 奪格
over, in, on, in behalf of ~を超えて、~の中で、~の上で、~に代わって 処格
*bʰeǵʰ<*h₁eǵʰs bahís[179] out, without ~の外に、~なしで 奪格
*h₁en-ter antár within, inside ~の内で、~の中で 処格、属格
*h₁eti ati beyond, over, besides ~を超えて 対格
*h₁neu < *h₂en ánu after, along, according to ~のあとで、~に従って、~によると 奪格、対格
*h₁opi / h₁epi ápi near, at, upon, by ~の近く、~で、~の上で、~によって 処格
*h₁su su good- 良い~ (接頭辞として)
*h₂epo / h₂po / apo ápa from ~から 奪格
*h₂ed ā́ to, by, at ~に、~の近くで、~で 対格
up to, to, as far as, from, out of ~まで、~の限り、~から、~から外れて 奪格
in, at, on ~の中で、~の場所で、~の上で 処格
áchā[179] to, unto ~へ、~に 対格
*h₂eti ā́ti from, back, again ~から、~の後ろ、また 対格
*h₂enti anti against, at the end, in front of, before ~に対して、最後に、~の前に 属格
*h₂epó apá from, away ~から離れて、~から 奪格
*h₂eu ava off, away ~から離れて 奪格
āvís [179] forth to sight, in view ~の見える所に (接頭辞として)
avás down ~の下に 具格、奪格、属格
*h₂ew u away from, off ~から離れて (接頭辞として)
*h₂n̥-bʰi / *h₂m̥-bʰi abhi around ~の周りに 対格
*bʰenǵʰ-us bahú rich in ~に富んで 具格
very- ~とても (接頭辞として)
*de tu on the other hand ~一方で (接続詞として)
*dus duṣ bad- 悪い~ (接頭辞として)
*medʰi < *me madhyai in the middle ~の途中で (後置詞として)
*n̥dʰ-eri adhás under ~の下へ 奪格、対格、属格
*ni<*h₁en down, under ~の下へ、~の中に 処格
níś out of ~から 奪格
*neḱ-tós naṣṭá away from ~から離れて 奪格
without ~なしで (接頭辞として)
*per(i) pári around, through ~の周り、~を通して 奪格
parā off, away ~から離れて 奪格
parás beyond, further, off, away ~から離れて 奪格
*per / *pero / *prō prā before, forth, in front of, ahead of ~の前に (接頭辞として)
práti back, toward, about, against ~の前に、~から離れて、~について、~に対して 奪格、対格
prādús[179] forth to view (接頭辞として)
*preh₂- purás[179] before, in front of ~の前に、~の目の前で 対格、奪格、属格
in comparison with ~と比較して 属格
*pos paścāt after ~の後に 奪格
*pró prá toward ~に向かって (接頭辞として)
*h₂r̥-tós ṛte except ~を除いて 奪格、対格、属格
*trh₂os tirás[179] through ~通って 奪格、対格
*sēm sam with ~と共に 具格
saha with, along with ~と共に 具格
sa with, together, added to, having ~と共に、~と一緒に、~を加えて、~を持つ (接頭辞として)
*sékʷ-eh₂ sácā along with ~と共に 処格
sākṣāt in view ~の見える所に 奪格
*senH sanitúr apart, without ~から離れて、~なしで 奪格
*h₁sónts sát abiding in, ~に留まって 処格
belonging to ~に属する 属格
*úd ud above, upwards ~の上に、~の上へ (接頭辞として)
uccā́ above, upwards ~の上に、~の上へ 処格
*uper upári after ~の後で 奪格
in connection with, with reference to, with regard to, towards ~に関して、~によると 属格
above, beyond ~の上に、~の向こう側に 処格、対格、属格
*up / *upo úpa towards, unto, near, at, in, below, less than ~の下で、~以下、~未満、~の近くへ 対格
near, by, at, upon, at the time of, up to, above, more than ~の時、~以上、~を超える、~の近くで 処格
together with, according to ~と一緒に、~によると 具格
*wi away from, against ~から離れて、~に対して 具格
*n̥ ana un-, non-, in- ~ではない (接頭辞として)
an
- for example ~たとえば (接頭辞として)
- ku bad- 悪い~ (接頭辞として)
- śrī holy- sacred- 神聖な~ (接頭辞として)

固有の前置詞以外にも、副詞や動詞の絶対詞が前置詞になったものも存在する[180]

前置詞(副詞由来)[181][176]
ヴェーダ語 日本語 格支配
antarā ~の間に、~なしに 対格
antareņa
samayā ~の近くに 具格、対格
nikașā 対格
abhitas ~を回って 対格
ubhayatas ~の両側に 対格、属格
paritas ~の周囲に 対格
sarvatas 対格
samantatas 対格、属格
vinā ~なしに、~覗いて、~から異なる 具格、対格
pŗthak 奪格
nānā 対格
anyatra 奪格
yāvat ~の時間、~まで 対格
saha ~とともに 具格
samam
sākam
sārdham
prabhŗti ~から初めて、~以来 奪格
arvāk ~より前に(場所・時間) 奪格
prāk
agre 属格
agratas
puratas
purastāt
pratyakṣam ~より前に(場所) 属格
samskṣam
purā ~より前に(時間) 奪格
pūrvam
ūrdhvam ~よりも後ろに(場所・時間) 奪格
param 奪格
paratas ~よりも後ろに(場所・時間) 奪格、属格
~を超えて 属格
pareņa ~よりも後ろに(場所・時間) 奪格
~を超えて 対格
anantaram ~より続いて 奪格
uparișțāt ~の上に 奪格、属格
adhás ~の下に 奪格、対格、属格
adhástāt 奪格、属格
kŗte ~のために 属格
arthāya
arthe
前置詞(絶対詞由来)[182]
ヴェーダ語 日本語 格支配
ādaya ~をもって、~を伴って 対格
gṛhītvā
nītvā
tyaktvā ~なしに
parityajya
muktvā
varjayitvā
atīya ~にもかかわらず
vihāya
anādṛtya ~を無視して
adhiṣțhāya ~よって
avalambya
āśritya
āsthāya
āsādya ~のゆえに
nimittīkṛtya
adhikṛtya ~に関して
uddiśya
puraskṛtya
madhyekṛtya
aprāpya ~の手前に
atikramya ~の向こうに
ārabhya ~から始まって 奪格

接続詞・間投詞

ヴェーダ語では、以下の接続詞が知られている。多くの単語は、従属節となり直接法以外の法が要求される。

接続詞一覧[183]
ヴェーダ語 英語 日本語
yad the man who ~ ~をする者 直接法
yadyad whatever, whoever ~何であってでも

~どんな人であっても

希求法
yadāyadā whenever ~するときはいつも 希求法
yatrayatra wherever ~どんな場所であっても 希求法
yat that ~することは 直接法・接続法・希求法・命令法
that ~ということ(間接話法) 希求法
because ~だから 接続法
so that ~のために 接続法
as a result 結果として~ 接続法
yathā that ~ということ(間接話法) 希求法
yatas that ~ということ(間接話法) 希求法
because ~が理由で 接続法
yasmat because ~が理由で 接続法
yena so that ~のために 接続法
yathā as if まるで~あるように 直接法・接続法・希求法
as if あたかも~のように 接続法・希求法
even if ~の限り 接続法
yathā that ~ということ 接続法
yadā when ~のとき 接続法
yāvat still, till, during ~まで、~の間 接続法
~のため、しばらく~ 接続法
yatra where ~の場所では 接続法
yadi whether ~かどうか 直接法・接続法・希求法・命令法
~おそらくは 接続法・希求法
yadi if もし~ならば 接続法・希求法・条件法
cet ~ならば
yadiapi although, even たとえ~でも 希求法
api cet
na cet さもなくば 接続法・希求法・条件法
iti that ~ということ 接続法
that ~ということ(間接話法) 希求法
so that ~のために 接続法

統語法

サンスクリット、特により古い時代のヴェーダ語が上記の複雑な文法を持つことから、無駄な表現余分な表現が多い日本語韓国語現代のインド諸語とは大きく異なり、高度で複雑な思考や感情を簡潔な文で表現できる

その利便性故に、古来より哲学、文学、自然科学や社会科学の分野に頻繁に用いられる。ヴェーダ期が終わるころには、その高度な文法を運用ために必要な規範も定められる

格の用法

名詞・形容詞における格の用法は次の通りである[184][185]

  • 主格 Prathamā 文の主語を作り、日本語でいう「は」「が」の役割をする。辞書の見出しとなる形。ラテン語や英語のように同格の主語を作ることもできる。コピュラの√asおよび√bhuは主格を目的語とすることができる。: nominative
Rāmaḥ kr̥ṣṇaṃ paśyati. ラーマはクリシュナを見ています。[186]
Rāmaḥ kṛṣṇaḥ asti。ラーマはクリシュナです(通常はコピュラを省略することが多いので注意)[187]
  • 対格 Dvitīyā 直接目的語(補語)になる形。「を」の働きを示す。大部分の動詞は対格を要求する。対格支配の前置詞[188]とも用いられる。対格は副詞的に使われることが多い。: accusative
Rāmaḥ kṛṣṇaṃ paśyati. ラーマはクリシュナを見ています。[186]
Rāmaḥ kṛṣṇaṃ satyam paśyati. ラーマはクリシュナを実際に見ています。[186]
  • 具格 Tṛtīyā 手段・方法・材料など、「~で」、「~を使って」という働きを、英語などとは違い、前置詞をともなわず名詞の変化形のみで表す。具格支配の動詞、前置詞とともに用いることもある。スラブ語と同じように等価の意味でも用いられる[189]。使役動詞の意味上の目的は具格を取る[190][191]: instrumental
Rāmaḥ kṛṣṇaṃ śastraiṇa hanti ラーマは武器でクリシュナを殺しています。[186]
Kṛṣṇaḥ rāmaiṇa gacchati. クリシュナはラーマと向っています。[186]
Sītā rāmaiṇa rāvaṇaṃ ghātayati. シーターはラムにラーヴァナを殺させています。[192]
  • 与格 Caturthī 間接目的語となる格。「に」の働きをする。間接目的語を取る動詞や、与格支配の動詞、形容詞と使う。ヴェーダ語では前置詞と共に使うことができない。: dative
Kṛṣṇaḥ rāmāya pustakaṃ dadāti. クリシュナがラーマに本を渡す。[186]
  • 奪格 Pañcamī 起点・分離(~から)、原因、理由、区別などを表す。奪格支配の動詞、前置詞とともに用いることもある。また比較文でも用いられる。: ablative
Rāmaḥ nagarāt āgacchati. ラーマが街からやってきます。[186]
Kṛṣṇaḥ rāmāt sthūlataraḥ asti. クリシュナはラーマより太っている。[186]
  • 属格 Şaṣṭhī 所有や帰属を表し、「の」の役割を果たす。また属格を支配する動詞や形容詞、前置詞にともなわれる格。コピュラの√asと共に用いると所有を表現することができる。: genitive
Rāmasya pustakam. ラーマの本。[186]
Mama trayaḥ putrāḥ santi. 私は3人の息子がいます。
Rāmaḥ nagarai asti. ラーマは街にいます。[186]
Mulai hatai sarvam hanyatai. 根がやられれば、一切が殺される。 [195]
  • 呼格 Sambodhana Prathamā 文の構造から独立して使用できる格。「~よ!」など問いかけ、呼びかけに用いられる。ヴェーダ語では語形よりもアクセントを語幹に移動させて区別することが多い[9]: vocative
Rāma kṛṣṇaḥ āgacchati. やあラーマ、クリシュナが来ていますよ。[186]

態の用法

サンスクリットにおける態の構造は次の通りである。

通常 使役
能動 能動態 使役態
中動 中動態 自発態
受動 受動態 使役受動態
  • 能動態 Parasmaipada 語尾に能動態の語尾を付ける。意識を外側に向ける[196]、外部に影響を与える動作[196]に使われる。
Sa devāneha vahati. 彼は神々をここに連れてきている。(現在相・直接法)
Sa devāneha vakṣati. 彼は神々をここに連れてくる。(完結相・直接法)[197]
Sa devāneha uvāha. 彼は神々をここに連れたことがある。(完了相・直接法)
Sa devāneha vahiṣyati. 彼は神々をここに連れようとする。(未来形・直接法)
  • 中動態 Atmanepada 語尾に中動態の語尾を付ける。意識を内側に向ける[196]、外部に影響を加えない動作[196]や相互に影響を与える動作に用いられる。
purutrā hi vām matibhir havantai 彼らは想いを込めて色んな所で二人を(自分の中で)唱えている。(現在相・直接法)
purutrā hi vām matibhir hvata 彼らは想いを込めて色んな所で二人を(自分の中で)唱える。(完結相・直接法)[198]
purutrā hi vām matibhir juhvai 彼らは想いを込めて色んな所で二人を(自分の中で)唱えたことがある。(完了相・直接法)
purutrā hi vām matibhir hvayiṣyatai 彼らは想いを込めて色んな所で二人を(自分の中で)唱えようとする。(未来形・直接法)
  • 受動態 弱語根にyaを加えて、「~される」という意味の動詞を作る。反射態の語尾を付ける。実際は受動的な意味というよりは自動詞的な意味で使われることが多いようである。一部の動詞を除き[135]、進行相以外は中動態を用いる[199]。専用の受動態がある場合でも完了形は中動態を用いる。
Svādiṣṭhā dhītir ucathāya śasyatai 最も甘い考えは賛美のために歌われている。(現在相・直接法)[200]
Eva agnir gautamebhir ṛtāvā, víprebhir astāviṣṭa jātavedāḥ. そのため、真理を所有し、創造物を知っているアグニは、詩人、ゴータマに賞賛された。(完結相・直接法過去)[200]
Eva agnir gautamebhir ṛtāvā, víprebhir stāviṣyatai jātavedāḥ. そのため、真理を所有し、創造物を知っているアグニは、詩人、ゴータマに賞賛されようとする。(未来形・直接法)
  • 使役動詞 強語根にayaを加えて、「~させる」という意味の動詞を作る。能動態だけでなく、中動態や受動態を作ることもできる。実際は使役的な意味というよりは他動詞的な意味で使われることが多いようである。[201]使役動詞の意味上の目的は具格を取る[190][191]。使役動詞のアオリストの作り方は2通り存在する[131]。使役動詞には、完結相と未来形に専用の受動態が存在する。
gūḷhaṃ jyautiḥ pitarau anu avindan, satyamantrā ajānayan uṣāsam 父たちは隠された光を見つけた、真の祈りで彼らは夜明けを生み出させていた。(現在相・能動・直接法過去)[202]
gūḷhaṃ jyautiḥ pitarau anu avindan, satyamantrā jānayāntai uṣāsam 父たちは隠された光を見つけた、真の祈りで彼らは夜明けを(自分の中で)生み出させているに違いない。(現在相・中動・接続法)
gūḷhaṃ jyautiḥ pitarau anu avindan, satyamantrā jijanān uṣāsam 父たちは隠された光を見つけた、真の祈りで彼らは夜明けを生み出させるに違いない。(完結相・能動・接続法)(重複アオリスト)
gūḷhaṃ jyautiḥ pitarau anu avindan, satyamantrā janiṣān uṣāsam 父たちは隠された光を見つけた、真の祈りで彼らは夜明けを生み出させるに違いない。(完結相・能動・接続法)(isアオリスト)

法の用法

  • 直説法 Laṭ 事実について述べる場合に用いられる。他の法と異なり、過去形が存在する。
Sa devāneha vahati. 彼は神々をここに連れてきている。(現在相・直接法)
Sa devāneha vakṣati. 彼は神々をここに連れてくる。(完結相・直接法)[197]
Sa devāneha uvāha. 彼は神々をここに連れたことがある。(完了相・直接法)
Sa devāneha vahiṣyati. 彼は神々をここに連れようとする。(未来形・直接法)
Sa devāneha avahati. 彼は神々をここに連れてきていていた。(現在相・直接法過去)
Sa devāneha avakṣati. 彼は神々をここに連れてきた。(完結相・直接法過去)
Sa devāneha auvāha. 彼は神々をここに連れたことがあった。(完了相・直接法過去)
  • 希求法 Liņ 可能性や意思、希望、事実に反する仮定などの表現に用いられる。条件節でも用いられることがある。古代ギリシア語では間接話法における従属節で使われる。主観的な観点が入る場合
Kathā dāśaiyama namasā sudānūn. 寛大な人々をどのように敬意を持って私たちは崇拝しているかもしれないでしょうか?(現在相・能動形)[203]
Kathā dāśaiyamahi namasā sudānūn. 寛大な人々をどのように敬意を持って私たちはお互いに崇拝しているかもしれないでしょうか?(現在相・中動形)
Kathā dākṣaiyama namasā sudānūn 寛大な人々をどのように敬意を持って私たちは崇拝するかもしれないでしょうか?(現在相・能動形)
Kathā dadāśaiyama namasā sudānūn. 寛大な人々をどのように敬意を持って私たちは崇拝したことがあるかもしれないのでしょうか?(完了相・能動形)
Kathā dākṣyaiyama namasā sudānūn. 寛大な人々をどのように敬意を持って私たちは崇拝するつもりかもしれないのでしょうか?(未来形・能動形)
  • 祈願法 Āśiṣi Liń アオリスト相に属する希求法の一種である。「~できますように」などの祝福や願いを表現する。
Sa devāneha vahyat. 彼は神々をここに連れてきますように.(能動形)
Sa devāneha vahiṣīṣta. 彼は神々をここにお互い(一緒になって)に連れてきますように.(中動形)
  • 接続法 Leṭ 推測、仮定、要望などの表現や、時の従属節における動詞の表現に用いられる。ヴェーダ期では専ら未来形の代わりとして使われる場合が多い。客観的な観点が入る場合
Yas tubhyaṃ dāśātai na tam aṃhau aśnavati. あなたを崇拝しているだろう者に、苦しみが届いてはいてはいないことだろう[204]
Yas tubhyaṃ dāśātai na tam aṃhau aṃkṣati. あなたをお互いに崇拝しているだろう者に、苦しみが届かないことだろう
Yas tubhyaṃ dadāśatai na tam aṃhau aṃkṣyat. あなたをお互いに崇拝していることがあるだろう者に、苦しみが届くつもりがないことだろう
  • 指令法 接続法の一種[205]で、およそ半分が希求法として、1/6が接続法として、1/3が"ma"と共に命令法の否定[206]として用いられる。
Yas tubhyaṃ dāśat na tam aṃhau aśnavat. あなたを崇拝しているだろう者に、苦しみが届いてはいてはいないことだろう[204](接続法的)
Kathā dāśat namasā sudānūn. 寛大な人々をどのように敬意を持って私たちは崇拝しているかもしれないでしょうか?(希求法的)
Vi ma uchaḥ duhitar divaḥ 輝くことなかれ、天の娘よ(命令法の否定)
  • 条件法 Lṛń スペイン語の過去未来、フランス語の条件法に相当する法である。未来形過去と呼ぶべきものである。
Sa devāneha avahiṣyat. 彼は神々をここに連れようとするかもしれない
  • 命令法 Loṭ 対象に動作を要求する際に用いられる。1人称や3人称の場合は、勧誘や非常に強い意志を表すことがある。
Vi uchā duhitar divaḥ 輝いてくれ、天の娘よ(現在相・能動形)[207]
Vi vasasva duhitar divaḥ ひとりでに輝け、天の娘よ(完結相・中動形)
Vi uvāsdhi duhitar divaḥ 輝いたことがあれ、天の娘よ(完了相・能動形)
Vi vatsya duhitar divaḥ 輝やこうとせよ、天の娘よ(未来形・能動形)

相の用法

ヴェーダ語における相の役割は次の通りである。ただし、直接法と過去形以外では意味の違いはなかったらしい[208]

Sa devāneha vahatai. 彼は神々をここにお互いに連れてきている。(直接法・中動形)
Sa devāneha avahatai. 彼は神々をここにお互いに連れてきていた。(直接法過去・中動形)
Sa devāneha avahāti. 彼は神々をここにお互いに連れてきます。(接続法・中動形)
Sa devāneha vivahiṣaiyat. 彼は神々をここに連れてきたいと思っているかもしれいない。(希求法・能動形・願望動詞)
Sa devāneha vavahayata. 彼は神々をここにお互いに何度も連れてきていただろう。(指令法・中動形・強意動詞)
Sa devāneha vahatu. 彼は神々をここに連れていかなければならない。(命令法・能動形)
  • 完結相 Luṅ 英語の不定相、ギリシア語のアオリストに相当する。行為の流れや全体、イメージに注目して述べるときに使う。現在形は存在せず、祈願法は完結相のみに存在する。
Sa devāneha vakṣati. 彼は神々をここに連れてくるだろう。(指令法・能動形)
Sa devāneha vakṣāti. 彼は神々をここに連れてきます。(接続法・能動形)
Sa devāneha vakṣyati. 彼は神々をここに連れてくかもしれない。(指令法・能動形)
Sa devāneha vakṣatu. 彼は神々をここに連れなければならない。(命令法・能動形)
  • 完了相 Liṭ 英語の現在完了形に相当する。行為の結果、状態、経験などに注目して述べるときに使う。しばし進行相現在と区別されない[209]
Sa devāneha uvāsa. 彼は神々をここにお互いに連れてきたことがある。(直接法・能動形)
Sa devāneha auvāsa. 彼は神々をここに連れてきたことがあった。(直接法過去・能動形)
Sa devāneha uvāsyāta. 彼は神々をここにお互いに連れてきたことがあったかもしれない。(希求法・中動形)
  • 未来形 Lṛṭ 英語のwill未来形に相当する。自発的か問わず、これから行うとすることに注目して述べるときに使う。もともとは願望動詞の一種であった。直接法以外の法もあるがその例は非常に少ない[147]
Sa devāneha vatsyati. 彼は神々をここに連れようとする。(直接法・能動形)
Sa devāneha vatsyāti. 彼は神々をここに連れようとするだろう。(接続法・能動形)
Sa devāneha vatsyait. 彼は神々をここに連れようとするかもしれない。(希求法・能動形)

分詞・不定詞・絶対詞の用法

  • 絶対詞 英語の分詞構文、不定詞の副詞的用法に相当する機能を持つ、不変化詞である。動詞から派生した副詞と考えるのが適当である。
Vinuttvā duṣṇāyikāyā nāṭyaina vyanudiṣi 落ち着くために、私は悪役の演技で気を休めた。
Āryābhāṣā asmadvāttvā, asmān śaubhanān bhavāma ヴェーダ語で話すことで我々は賢くなるのである
  • 不定詞 英語の不定詞に相当する機能を持つ、もともとは名詞であるため、格変化を持つ[210]。対格の場合は名詞的用法[211]、与格の場合は副詞的用法[212]、属格の場合は形容詞的用法[213]となる。他にも処格と奪格が存在する。理論的には具格も存在する。
Āryābhāṣām vadam śaknomi 私はヴェーダ語を話すことができます。(対格、名詞的用法)
Vinudai duṣṇāyikāyā nāṭyaina vyanudiṣi 落ち着くために、私は悪役の演技で気を休めた。(与格、副詞的用法)
Āryābhāṣām vadaḥ ca jñāḥ bhāṣā asti. ヴェーダ語は話して学ばれるべき言語である。(属格、形容詞的用法)
  • 分詞 英語の不定詞および分詞、ラテン語の動名詞、目的分詞、副分詞に相当する機能を持っている。動詞を名詞・形容詞化したもので、名詞や形容詞を修飾することもできる。格変化によって動名詞、目的分詞、副分詞の機能を区別する。進行相・過去・完結相・完了相・未来の種類がある。現在形と未来形には能動態、受動態、中動態の三つがあり、それ以外は能動態、中受動態の二つがある。未来形の受動態は動形容詞である。しばしば複合語としても使われる[214]
Sumarḍitṛyāḥ, suvijaitryāḥ ca sunāyikāyāh duṣṇāyikāyāḥ nāṭyaina vinaudamānam vāvanaiyam. 提唱者、擁護者、主人公の悪役の演技で気を休めていることがとても好きです。(現在相・中動態・対格)
Sumarḍitṛyāḥ, suvijaitryāḥ ca sunāyikāyāh duṣṇāyikāyāḥ nāṭyaina vinuddham vāvanaiyam. 提唱者、擁護者、主人公の悪役の演技で気を休めていたことがとても好きです。(過去・中動態・対格)
Sumarḍitṛyāḥ, suvijaitryāḥ ca sunāyikāyāh duṣṇāyikāyāḥ nāṭyaina vinudiṣamānam vāvanaiyam. 提唱者、擁護者、主人公の悪役の演技で気を休めることがとても好きです。(完結相・中動態・対格)
Sumarḍitṛyāḥ, suvijaitryāḥ ca sunāyikāyāh duṣṇāyikāyāḥ nāṭyaina vinunudānam vāvanaiyam. 提唱者、擁護者、主人公の悪役の演技で気を休め切ることがとても好きです。(完了相・中動態・対格)
Sumarḍitṛyāḥ, suvijaitryāḥ ca sunāyikāyāh duṣṇāyikāyāḥ nāṭyaina vinautsymāṇam vāvanaiyam. 提唱者、擁護者、主人公の悪役の演技で気を休めよう思うことがとても好きです。(未来・中動態・対格)
Āryābhāṣāvadat sādhu asati ヴェーダ語を話していることは、良いことです。(現在相・能動態・主格)
Āryābhāṣāvadantā bahuvastum ajñāsam. ヴェーダ語を話していることで、たくさんの知識を身に着つけた。(現在相・能動態・具格)
Āryābhāṣāvadantaḥ bahuvastum ajñāsam. ヴェーダ語を話していることから、たくさんの知識を身に着つけた。(現在相・能動態・奪格)
Vadamānāya āryābhāṣām paṭhāmaḥ お互い会話するために、私たちヴェーダを勉強することになります。(現在相・中動能・対格)
Āryābhāṣām paṭhiṣantaḥ bhāṣā asti. ヴェーダ語は学ぶ言語である。(完結相・中動能・対格)
Āryābhāṣāvadāuṣi bahuvastum ajñāsam. ヴェーダ語を話したことがあるので、たくさんの知識を身に着つけた。(完了相・能動態・地格)

語彙

造語法

動詞の造語法

  • 派生動詞 通常の動詞を使役動詞、願望動詞、強意動詞にすることで、動詞の意味を拡張することができる。ほとんどの場合は派生元の動詞の意味を保っているが、中には変化するものもある。また二次派生動詞からさらに派生することもある。
通常例:√yabh > yabhāya-, yiyapsa-, yāyabh-, yīyābhayiṣa-, yiyapsáya-, yāyabhaya-, yāyabhiṣa-, yāyabhayiṣa-
意味が変化する例: √ad > adayatai(餌をやる)、√śru > śuśrūṣati(出席する)
  • 前置詞結合 Upasarga 接頭辞として、22種類の前置詞を動詞の後ろに結合することで新しい単語を作り出す[215]。英語の群動詞に似ている。動詞の変化は語根の部分だけで行う。重複を取り除いた語根の数はおおよそ1500程度[24]程度で、単純計算でおおよそ33,000個の動詞を作ることができる。さらに後ろに追加することで、60-70万近くの動詞を作ることも可能である。
例:pra + √viś → praviśati、pra + √yabh → prayabhati、saṃ + √śra → saṃśrayati
二重結合例:sam + abhi + √gam → samabhigamati, samabhiganti, samabhijaganti, samabhigacchati
  • 副詞結合 Gati 接頭辞として、Upasarga以外の前置詞や副詞を特定の動詞[216][217]の後ろに結合することで新しい単語を作り出す[215][218]。英語の群動詞に似ている。動詞の変化は語根の部分だけで行う。名詞や形容詞に副詞接尾辞"-sāt"を √bhū「~になる」, √kṛ「~する」に付けて結合することで、「~になる」、「~にする」という意味の単語を作る[219]。副詞の数 + 名詞の数*10 * 5 の動詞が作れる。
例:alaṃ + √kṛ → alaṃkrnoti[219]
  • 名詞・形容詞結合[219][220] Cvi 特定の動詞√as「~である」, √bhū「~になる」, √kṛ「~する」に名詞や形容詞を付けて動詞を作成する[221]。√dhā「~置く」, √i「~行く」で作成することもできる[222][218]。√asと√bhūの場合は形容動詞[219]、 √kṛの場合は「~する」という意味の動詞[219]になる。名詞・形容詞の数 * 10 * 5の動詞が作れる。
例:bhojana(夕食) + √kṛ → bhojanakṛnoti(夕食を作る、夕食にする)、nīla(仲間) + √bhū → nīlabhavati(青くなる)
  • 名詞・形容詞起源動詞[223][224] Kyac 名詞や形容詞にayaを付けることで動詞を作ることができる。数は非常に少ないが、派生で使役動詞や願望動詞も存在する[225]。名詞の場合は日本語の「名詞、形容詞+る」と同じで、形容詞の場合は日本語の形容詞に相当する。進行相以外は使役動詞の変化に準じる。名詞の数だけ作成できるので、数百万から数億近くの動詞が作成できる。ゲルマン語やラテン語の規則動詞の多くはこれである[226]
例:nīla(青い) → nīlayati(青くする)、bhojana(夕食) → bhojanayati(夕食を食べる)

名詞・形容詞・副詞の造語法

  • 並列複合語 Dvaṃdva 二つ(以上)の等位関係のものが並列した複合語である。前期ヴェーダ時代ではかなりまれだが、後期ヴェーダ時代では一般的になる[227]。形容詞や副詞でも作ることができるが、その例は少ない[228]。同じ単語を二つつなげると、単語の意味を強める効果を持つ。アクセントは語幹の最後にある。
  • 限定複合語 Tatpuruṣa 結合対象に格の関係のある複合語である。ヴェーダ期には、形容詞+名詞の複合語はそこまで多くなく[214]、多くは分詞や語根名詞が後ろにつく[229]。アクセントは語幹の最後にある[230]、語根名詞がある場合は語根にアクセントがある。格関係を示すために、前の単語が格変化形になっていることがある[231]
処格の例:sāṅgaṇikāvakāśa(仮想空間) + arājakatāvāda(無政府主義) → sāṅgaṇikāvakāśārājakatāvāda(仮想空間上の無政府主義 → Web 3.0)
具格の例:tārkikatā(論理学者の性質を持つ) + mukhyaḥ(司令官) → tārkikatāmukhyaḥ(論理学者の霊に憑りつかれた司令官)
奪格の例:āryāvarta(ヨーロッパ) + kalpanā(製品) → āryāvartakalpanā(ヨーロッパ製の製品)
属格の例:mad(一人称単数語幹)[232] + śukravisṛṣṭi(気休め) → macchukravisṛṣṭi(自分の気休め → 自分が気を休めること)
対格の例:khalanāyaka(悪役) + nṛtta(演技) → khalanāyakanṛtta(悪役の演技)
与格の例:āryāvarta(ヨーロッパ) + jigamiṣiṣant(行きたい) → āryāvartajigamiṣiṣant(ヨーロッパに行きたい)
  • 同格限定複合語 Karmadhāraya 結合対象に格の関係がない複合語である。
例1:arājakatāvāda(無政府主義) + sabhā(社会) → arājakatāvādasabhā(無政府主義社会)
  • 所有複合語 bahuvrīhi 最後が名詞だが、全体が形容詞の意味を持つ複合語である。同格限定複合語と一見すると同じだが、アクセントは1番目の単語のアクセントに従う
例:mahā(巨大な) + bhūmi(領土) + hīna(乏しい) + nāitika(道徳) → mahābhūmihīnanāitika(面積は最大だが道徳は最小の国)
  • 不変化複合語 avyayībhāva 副詞や接頭語など不変化の言葉+名詞で、副詞的な意味を持つ[233]。前置詞と名詞が結合して、副詞化することが多い。副詞にする場合は単数対格となるが、時々具格や奪格なども現れる。
例1:sam(共に) + arājakatāvāda(無政府主義) → samarājakatāvāda(無政府主義と共に) 副詞: samarājakatāvādam

共通語彙

ヴェーダ語は分化からそれほど経過しておらず、他のインド・ヨーロッパ語族諸言語と類似する語根が非常に多い。類似する語根は以下の通りである。空似言葉も多いため、学習する際には間違いないように注意したい。

類似語根[234]
印欧祖語 ヴェーダ語 意味 備考
*h₂eǵ aj, ajati 演じる、行動する → 運転する 羅:agō
*h₁ed ad, atti 食べる 波:jeść
羅:edō
*h₂melĝ mar, mā́rjati 乳絞りをする → 拭く、きれいにする
*h₃emh₃ am, amīti 好む、愛する → 攻撃する、傷つける 羅:amō
*h₁em am, amati 取る、買う、持つ → 行く、差し出す、贈る、聞こえる 羅:emō
波:mieć
*h₁es as, asti ~である
i, aiti 行く 波:iść
羅:eō
*h₂eys íṣ, iccháti 欲す、望む、求める 英:ask
波:iskać
*wed ud, unatti 湿る 英:wet
*h₁ewk uc, ucyati 教える → 慣れる 波:uczyć
*gʷem gam, gamati 来る → 行く 英:come
羅:veniō
希:baínō
*ǵews juṣ, joṣati 選ぶ、味わう → 楽しむ 英:choose
*gʰrebʰ grabh, grahati 掴む
*kewp? kup, kupyati 望む → 罵る、怒る 英:hope
羅:cupiō
希:kuptō
*kʷey ci, cáyati 払う、痛む → 復讐する、罰する 波:cena
*kʷeyt cit, citati 読む → 知覚する 波:czytać
cint, cintayati 考える
*kʷel car, carati 耕す → 移動する
*ǵneh₃ jña, janati 知る、できる 波:znać
羅:gnoscō
*gʰreh₁ jṝ, jaranti 育つ、成長する 英:grow
jūr, jūryati 朽ちる、腐る、古くなる
duh, duhati 燃える
*deh₃ dā, dadāti あげる、寄付する 波:dać
羅:dō
*deḱ dāś, dāśti 教える、学ぶ → 崇める 英:teach
羅:discō
dāś, dāśnóti
*delh₁ dal, dalati 伝える、しゃべる → 爆発する 英:tell, talk
dal, dālayati 伝える、しゃべる → 割れる、ひびが入る
*drem drā, drāti 寝る 羅:dormiō
*der dṛ, dṛṇā́ti 破る、引き裂く 英:tear
*derḱ dŗs, darsati 見る 希:dérkomai
*deyḱ diś, diśati 言う、教える → 指摘する、見せる 羅:doceō
*dʰeh₁ dhā, dadhāti ~をする → 置く 波:dziać
羅:faciō
*peh₂ pā, pāti 餌をやる → 保護する、見る、保つ 羅:pascō
*peH₃ pā, pibāti 飲む 波:pić
羅:bibō
*pekʷ pac, pacati 料理する 波:piec
羅:coquō
英:cook
*ped pad, padati 歩く 羅:pes
英:foot
*peḱ pakṣ, pakṣati 戦う → 受け入れる 英:fight
羅:pectō
pakṣ, pakṣayati
*pent path, pathati 見つける → 行く、投げる 英:find
*peyḱ piṣ, pináṣṭi 書く、塗る、描く → すり潰す 波:pisać
羅:pingō
piṃś, piṃśati 書く、塗る、描く → 飾る、彫る
*plew plu, pluvati 飛ぶ、跳ぶ、漕ぐ、泳ぐ 英:fly
波:pływać
*plewd 英:lead
英:float
*plew plu, plunoti 波:płynąć
*prews pruṣ, pruṣati 凍る → 濡れる、湿る 英:frost
*speḱ spaś, spaśati 見る 羅:speciō
paś, paśyati 英:spy
*pleh₁ pṝ, piparti 満たす、あふれる、いっぱいになる 英:full
*preḱ pŗch, pṛcchati 祈る → 尋ねる、問う 英:pray
bhā, bhāti 禁ずる → 照らす、現れる 英:ban
*bhuH bhū, bhavati ~である、~になる 波:być
羅:fiō
bandh, bandhati 縛る 英:band
*bʰewdʰ budh, bodhati 目覚める、気づく 英:bode
波;budzić
mā, māti 測る
mac, macati 作る → 手を抜く、だます 英:make
*med mad, madati 許す、治す、義務がある → 嬉しがる 英:mote, must
波:musieć < MHG:muozen
羅:medeor, medicālis, medicātor
mad, madyati
*men man, manati 考える
*megʰ magh, mahati ~できる → 元気づける 英:may
波:móc
*melH₂ mr̥, mr̥ṇāti → 粉を挽く 羅:mollō
波:miec
*mer mŗ, maryati 死ぬ 羅:morior
*meyḱ mich, micchati 混ぜ始める → 惑わす、痛めつける。
mikș, mikșati 混ぜる
*neḱ naś, naśyati 失う、消える 羅:noceō, necō
*h₁ey yā, yāti 行く 波:jechać
*yewg yuj, yunakti ひもで繋ぐ 英:yoke
*Hreh₁dʰ rā́dhyati 読む → 成功する、完了する、終える 英:read
*h₃reyH ri, rinati 乗る、走る → 流れる 英:run
*lebʰ labh, labhati 働く → 取る、捕まえる 羅:laborō
*legʰ leṭ, leṭyati 横たわる 英:lay
波:lec, leżeć, legnąć
*lewbʰ lubh, lubhyati 愛する、好む → 望む、切望する 英:love

波:lubić

*lewk lok, lokati 見る 英:look
*h₂weh₁ va, vayati 風が吹く
*welh₁ vṛ, vṛṇāti ~する意思がある、~したい → 選ぶ、尋ねる 英:will
var, varati
*wekʷ vac, vacati 主張する → 話す 羅:vocō
*weǵ vaj, vajati 起きる、見つめる、待つ → 行く、移動する 英:wake
vaj, vājayati 見つめる → 命じる 英:watch
*welH val, valati 歩く、湧き上がる、回る → 曲がる、移動する、覆う
*wenh₁ van, vanati ~望む、~好む、~をほしいと思う 羅:volō
van, vāṃchati
van, vanoti 勝つ → 得る 英:win
*wes vas, vasti 縫う
*h₂wes vas, vasati √asと√bhuの代用 → 住む、留まる
*weǵʰ vah, vahati 重さがある → 運ぶ 羅:vehō
波:wieźć
vah, vāhayati 波:wozić
*weyd vid, vetti 見る → 知る 波:wiedzieć
vid, vindati 見つける 羅:videō
*wreyd vrīḍ, vrīḍyati 書く → 投げる、恥じる 英:write
vṛj, varjati 働く → 曲げる
vṛt, vartati 価値がある → 回る、振り向く、~である
*sekʷ śac, śacati 見る → 言う、伝える 英:see
*sekʷ śac, śacati 従う
*sed sad, sīdati 座る 英:sit
*ḱenk śaṅk, śaṅkate 吊るす → 疑う、ためらう 英:hang
*skey chid, chinatti 知る → 切る、分ける 羅:sciō
*(s)mey smi, smayati 笑う、喜ぶ、微笑む 英:smile
stan, stanati 雷が落ちる
*(s)péḱ spaś, spaśati 内偵する → 見る 羅:speciō
*sperH sphur, sphurati 広がる → 跳ねる、蹴る 英:spur(n)
羅:sperno
sphur, sphūrayati 英:spread
*speh₁ sphāy, sphāyate 惜しむ → 膨れる、増える、広がる 英:spare
*spreǵʰ spṛh, spṛhayati 跳ねる → 切望する 英:sprinkle
*steh₂ < *sed sthā, tiṣṭhati 立つ 英:stand
羅:stō
波:stać
snih, snihati 雪がふる → 湿る、熟愛する
*ḱleu śru, śṛṇoti 聞く 波:słuchać
*sweh₂d svād, svādati 甘い、おいしい、満足する
*sweid svid, svedati 汗をかく
hā, jahati 行く → 去る 英:go
han, hanti 攻撃する、倒す、殺す

脚注

  1. ^ Macdonell (1916) p.16
  2. ^ Macdonell (1916) p.13f, 34
  3. ^ a b 『リグ・ヴェーダ』の韻律における印欧祖語の喉音の反映と方言差 塚越柚季
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  10. ^ Sanskrit Grammar (Whitney) 308d
  11. ^ 演技
  12. ^ 軍団、部隊
  13. ^ 悪役
  14. ^
  15. ^ 感情
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  87. ^ 例:arājakatāvādin(無政府主義者)、sāmyavādin(共産主義者)、samājavādin(社会主義者)
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  114. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y √yabhはparasmaipada(能動態のみ動詞)であるが、中動態も意味として成立するため記載する。
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  117. ^ 自分の欲望のみに基づいて(Fi)、快楽に溺れる(Se)ことをすること。
  118. ^ 状況を分析して(=Te)、自分ルールや経験、信条に合う(=Si)ものを選り好みする視野の狭い考えをすること。
  119. ^ 所属する集団の迎合と安定のみを求め(=Fe)、自分たちの経験では理解できないものを拒絶する(=Si)視野の狭い考えをすること。
  120. ^ 外の刺激に応じて(=Se)、自分の好きなものだけを選り好み(=Fi)する浅はかな方法で考えること。
  121. ^ 過去の教え、結果、自身の経験(=Si)などに基づき、自身を律したり判断する(=Te)こと。
  122. ^ 様々な因習から離れ(=Ne)、感情に左右されず物事の真実に迫る(=Ti)こと。
  123. ^ 理論や原理原則に従って、効率的で合理的な決定(=Te)をすること。
  124. ^ 客観的な事実を整理(Te)し、欲望や感覚から離れ物事の本質を突き詰める(Ni)すること。
  125. ^ 現実から離れて、物事の本質を突き詰めること(Ni)
  126. ^ 将来を見据えて(Ni)、他人に尽くす(Fe)こと。
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参考文献

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  • William Dwight Whitney(1889). Sanskrit Grammar

外部リンク