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「シーナ&ザ・ロケッツ」の版間の差分

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{{出典の明記|date=2014年1月15日 (水) 05:15 (UTC)}}
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{{Infobox Musician <!--Wikipedia:ウィキプロジェクト 音楽家を参照-->
{{Infobox Musician <!--Wikipedia:ウィキプロジェクト 音楽家を参照-->
| 名前 = シーナ&ザ・ロケッツ
| 名前 = シーナ&ロケッツ
| 背景色 = band
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| 別名 = シーナ&ロケッツ(2013年 - )
| 出身地 = {{JPN}}・[[福岡県]]
| 出身地 = {{JPN}}・[[福岡県]]
| ジャンル = {{Hlist-comma|[[ロックンロール]]<ref>{{Cite web |title=シーナ&ロケッツ - プロフィール |url=https://artist.cdjournal.com/a/sheena--the-rokkets/112863 |website=CDJournal |publisher=株式会社シーディージャーナル |accessdate=2021-12-01 }}</ref><ref>{{Cite web |title=シーナ&ロケッツの名を一躍、有名にした名盤『真空パック』 |url=https://okmusic.jp/news/93633 |website=OKMusic |publisher=ジャパンミュージックネットワーク株式会社 |date=2015-09-23 |accessdate=2021-12-01 }}</ref>|[[パンク・ロック]]<ref name="mikiki">{{Cite web|url=https://mikiki.tokyo.jp/articles/-/33452 |title=シーナ&ロケッツ鮎川誠が死去 最期まで現役を貫いたロックンローラー |work=Mikiki |publisher=[[タワーレコード]] |date=2023-01-30 |accessdate=2023-02-18}}</ref>|[[ニュー・ウェイヴ (音楽)|ニュー・ウェイヴ]]<ref name="mikiki"/>}}
| ジャンル = [[ロックンロール]]<ref>{{Cite web |title=シーナ&ロケッツ - プロフィール |url=https://artist.cdjournal.com/a/sheena--the-rokkets/112863 |website=CDJournal |publisher=株式会社シーディージャーナル |accessdate=2021-12-01 }}</ref><ref>{{Cite web |title=シーナ&ロケッツの名を一躍、有名にした名盤『真空パック』 |url=https://okmusic.jp/news/93633 |website=OKMusic |publisher=ジャパンミュージックネットワーク株式会社 |date=2015-09-23 |accessdate=2021-12-01 }}</ref>
| 活動期間 = [[1978年]] -
| 活動期間 = [[1978年]] -
| レーベル = {{plainlist|
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* エルボンレコード(1978年)
* エルボンレコード(1978年)
* [[アルファレコード]](1979年 - 1983年)
* [[アルファレコード]](1979年 - 1983年)
* [[Invitation (レーベル)|Invitation]](1984年 - 1991年)
* [[JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント|ビクター]] / [[Invitation (レーベル)|Invitation]](1984年 - 1991年)
* [[SPEEDSTAR RECORDS]](1992年 - )
*[[SPEEDSTAR RECORDS]](1992年 - )
}}
}}
| 事務所 = RokketDuction
| 事務所 = RokketDuction
| 共同作業者 = <!-- 常に決まって、またはほとんど一緒に仕事をすることがある人物を記載。 -->
| 共同作業者 = <!-- 常に決まって、またはほとんど一緒に仕事をすることがある人物を記載。 -->
| 公式サイト = {{公式サイト|http://rokkets.com/}}
| 公式サイト = [http://rokkets.com/ rokkets.com]
| メンバー = {{Plainlist|
| メンバー = {{Plainlist|
* [[シーナ (歌手)|シーナ]] ([[ボーカル]]・[[タンバリン]])
* 奈良敏博([[ベース (弦楽器)|ベース]])
* [[鮎川誠]] (ボーカル・[[ギター]])
* 川嶋一秀([[ドラムセット|ドラムス]])
* [[奈良敏博]]([[ベース (弦楽器)|ベース]])
* LUCY MIRROR(ボーカル)
* [[川嶋一秀]]([[ドラムセット|ドラムス]])
* '''死去したメンバー'''
* [[シーナ (歌手)|シーナ]]([[ボーカル]]・[[タンバリン]])
* [[鮎川誠]](ボーカル・[[ギター]])
}}
}}
| 旧メンバー = [[浅田孟]](ベース)
}}
}}
'''シーナ&ザ・ロケッツ'''({{Lang-en|''SHEENA & THE ROKKETS''}})は[[日本]]の[[ロックンロール]]・[[バンド (音楽)|バンド]]。略して'''シナロケ'''と表現する場合もある<ref>[https://natalie.mu/music/news/5761 2008年2月28日ナタリー -内田裕也、細野晴臣、高橋幸宏、チバがシナロケ30周年を祝福]</ref>。[[2013年]]以降は'''シーナ&ロケッツ'''と表記してい
'''シーナ&ザ・ロケッツ'''(''SHEENA & THE ROKKETS'')は[[日本]]の[[ロックンロール]]・[[バンド (音楽)|バンド]]。略して'''シナロケ'''と表現する場合もある<ref>[https://natalie.mu/music/news/5761 2008年2月28日ナタリー -内田裕也、細野晴臣、高橋幸宏、チバがシナロケ30周年を祝福]</ref>。[[2013年]]以降はシーナ&ロケッツと表記している。'''シーナ&ザ・ロケッツ'''、'''シーナ&ロケット'''と表記する場合もあった。デビュー時から英語表記・''SHEENA & THE ROKKETS''は変更していない


[[1970年]]から福岡で活動していた[[ブルースロック]]バンド[[サンハウス]]のリードギター[[作曲家]]である[[鮎川誠]]と[[シーナ (歌手)|シーナ]]を中心に[[1978年]]に結成。結成後、一切ブランクがなく活動続けている日本を代表するロックンロールバンドである。[[2023年]]以降、中心的なオリジナルメンバーであったシーナと鮎川誠の死去によりメンバーが不在となっている。
[[1970年]]から福岡で活動していた[[ブルース]]バンド[[サンハウス]]のリードギター[[作曲家]]である[[鮎川誠]]と妻[[シーナ (歌手)|シーナ]]を中心にシーナ&ロケッツを[[1978年]]に結成。結成後、一切ブランクがなく活動続けている日本を代表するロックンロールバンドである。
[[2022年]]2月から全国ツアーを開催。11月23日に45周年記念ライブを主催し、45周年目に突入した現在も結成時のオリジナルメンバーを擁する。質・量ともに群を抜いたその活動歴は、ジャンルを越え、ロックバンドとしての可能性を独走状態で追求し続けてきた。
== メンバー ==
== メンバー ==
* [[シーナ (歌手)|シーナ]] ([[1953年]][[11月23日]] - [[2015年]][[2月14日]]、福岡県北九州市出身)ボーカル・タンバリン
川嶋と奈良の脱退後、[[ドラムセット|ドラム]]と[[ベース (弦楽器)|ベース]]を固定しない時期があった。1993年にリリースされたアルバム『(ha! ha! ha!) Hard Drug』では、[[ジョニー吉長]]がドラムス、1997年にリリースされたアルバム『@HEART』では、[[穴井仁吉]]がベースをそれぞれ担当した。
* [[鮎川誠]] ([[1948年]][[5月2日]] - [[2023年]][[1月29日]]、福岡県久留米市出身)ギター・ボーカル
{| class="wikitable" style="font-size:small"
**[[サンハウス]]のコンポーザー兼リード・ギタリスト。
|-
* [[奈良敏博]] ([[1951年]][[11月19日]] - 、福岡県福岡市出身)ベース
! 氏名
**デビュー前のオリジナル・ベーシスト。サンハウスでも活動中。1988年に復帰し、1989年の「ドリーム&リボルト」リリース後に脱退。2011年復帰。
! 生年月日
* [[川嶋一秀]] ([[1956年]][[1月19日]] - 、福岡県福岡市出身)ドラム
! 出身地
**元・サンハウス。1990年頃脱退<ref name="a">鮎川誠・[[山川健一]]著『ローリングストーンズが大好きな僕たち』([[八曜社]])</ref>。2000年2月に復帰。
! 担当
* [[LUCY MIRROR]] ボーカル
! 備考
**鮎川とシーナの三女。2015年4月7日「シーナの日#1(シーナの一周忌)」からゲストボーカルとして加入。特別なライブのみ出演している。DARKSIDE MIRRORSのボーカル・ギターとしても活躍。
|-
川嶋、奈良の脱退後、バンドはドラムとベースを固定しない時期があった。この間、『Ha! Ha! Ha! Hard Drug』では[[ジョニー吉長]]がドラム、『@HEART』では[[穴井仁吉]]がベースをそれぞれ担当。
| {{Unbulleted list|'''奈良敏博'''|<small>(なら としひろ)</small>}}
| {{生年月日と年齢|1953|11|19}} -
| 福岡県福岡市
| [[ベース (弦楽器)|ベース]]
| {{Unbulleted list|[[メジャー・デビュー (音楽家)|メジャー・デビュー]]前のベーシスト。|1988年に復帰し、1989年にリリースされたアルバム『DREAM + REVOLT』のリリース後に脱退。|2011年復帰。}}
|-
| {{Unbulleted list|'''川嶋一秀'''|<small>(かわしま かずひで)</small>}}
| {{生年月日と年齢|1956|1|19}} -
| 福岡県福岡市
| [[ドラムセット|ドラムス]]
| {{Unbulleted list|ブルースロックバンド・サンハウスの元ドラマー。|1990年頃脱退<ref name="a">鮎川誠・[[山川健一]]著『ローリングストーンズが大好きな僕たち』([[八曜社]])</ref>。|2000年2月に復帰。}}
|-
| {{Unbulleted list|'''LUCY MIRROR'''|<small>(ルーシー・ミラー)</small>}}
|
|
| ボーカル
| {{Unbulleted list|鮎川とシーナの三女。|[[DARKSIDE MIRRORS]]のボーカル・ギター、FOXPiLLの初代ボーカル。|2015年4月7日に開催された「シーナの日#1(シーナの一周忌)」からゲストボーカルとして加入。|特別なライブのみ出演していたが、2019年からボーカルを務め、全国ツアーにも同行。シーナ没後のシーナ&ロケッツのメンバーとして、2022年まで正式に活動を共にする。}}
|}


=== 死去したメンバー ===
== メンバー ==
* [[浅田孟]] (1956年2月18日 - 、福岡県福岡市出身) ベース
{| class="wikitable" style="font-size:small"
**元・サンハウス。1979年から1987年脱退のち[[ARB (バンド)|ARB]]に加入。
|-
**2008年復帰、2011年5月脱退。
! 氏名
! 生年月日
! 出身地
! 担当
! 備考
|-
| '''[[シーナ (歌手)|シーナ]]'''
| {{生年月日|1953|11|23}} - {{死亡年月日と没年齢|1953|11|23|2015|2|14}}
| [[福岡県]][[北九州市]]
| {{Unbulleted list|[[ボーカル]]|[[タンバリン]]}}
|
|-
| {{Unbulleted list|'''[[鮎川誠]]'''|<small>(あゆかわ まこと)</small>}}
| {{生年月日|1948|5|2}} - {{死亡年月日と没年齢|1948|5|2|2023|1|29}}
| 福岡県[[久留米市]]
| {{Unbulleted list|[[ギター]]|ボーカル}}
| 結成前は、[[ブルースロック]]バンド・[[サンハウス]]として、コンポーザー兼リード・ギターを担当していた。
|}

=== 元メンバー ===
{| class="wikitable" style="font-size:small"
|-
! 氏名
! 生年月日
! 出身地
! 担当
! 備考
|-
| {{Unbulleted list|'''[[浅田孟]]'''|<small>(あさだ たけし)</small>}}
| {{生年月日と年齢|1956|2|18}} -
| 福岡県福岡市
| ベース
| {{Unbulleted list|ブルースロックバンド・サンハウスの元ベーシスト。|1979年から1987年まで在籍。脱退後は、[[ARB (バンド)|ARB]]のメンバーとして活動。|2008年復帰したが、2011年5月脱退。}}
|}


== 略歴 ==
== 略歴 ==
元[[サンハウス]]のギタリスト[[鮎川誠]]が妻・[[シーナ (歌手)|シーナ]]と共に福岡から上京し結成。[[1978年]]にシングル『涙のハイウェイ』でエルボンレコードからレコード・デビュー(当時の名義は「鮎川誠&シーナ・ロケット」「鮎川誠&ミラクルメン」)。
{{出典の明記|date=2023年2月|section=1}}
=== メジャー・デビュー ===
元[[サンハウス]]のギタリストとして活動していた[[鮎川誠]]が、妻である[[シーナ (歌手)|シーナ]]と共に福岡から上京し結成。[[1978年]][[8月]]に[[ロフト (ライブハウス)|新宿ロフト]]にて、'''鮎川誠&ミラクルメン'''名義で初ライブを敢行<ref>{{Cite web |url=https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/292562/2 |title=(2ページ目)シーナ&ロケッツの初ライブでのバンド名は「鮎川誠&ザ・ミラクルメン」だった |website=[[日刊ゲンダイ|日刊ゲンダイDIGITAL]] |publisher=株式会社日刊現代 |date=2021-08-02 |accessdate=2023-02-18}}</ref>。同年の10月に、'''鮎川誠&シーナロケット'''名義でエルボンレコードから『涙のハイウェイ』で[[メジャー・デビュー (音楽家)|メジャー・デビュー]]を果たす<ref name="mikiki"/>。

[[1979年]]に[[アルファレコード]]へ移籍。[[イエロー・マジック・オーケストラ]](以下YMO)のメンバーの協力を得て、アルバム『真空パック』を発表。シングル「[[ユー・メイ・ドリーム]]」が、[[日本航空|JAL]]『マイ・ハート・キャンペーン』のCMに使用され<ref name="prtimes">{{Cite news|url=https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000014.000002373.html |title=様々なロマンティックな夢を歌った名曲を収録した決定盤!「夢のうた」7月25日発売!! |work=[[PR TIMES]] |date=2012-07-25 |accessdate=2023-02-18}}</ref>、ブレイクを果たす。

YMOが1979年にリリースされたアルバム『[[ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー]]』では、鮎川が「[[デイ・トリッパー]]」と「ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー」の2曲にギターで参加。YMOワールド・ツアー後の「凱旋公演」(1979年12月19日・[[中野サンプラザ]])では、シーナ&ザ・ロケッツがオープニング・アクトを務める。

[[1980年]]9月、[[細野晴臣]]と[[高橋幸宏]]プロデュースを手がけ、YMOがゲスト参加したアルバム『チャンネル・グー』をリリース。同年に開催されたYMOの初国内ツアーでは、福岡、神戸、京都、札幌、東京のゲスト・ギタリストとして鮎川が参加。

[[1981年]]、[[日本武道館]]にて開催された[[小学館]]主催の「[[写楽 (雑誌)#『写楽祭』|写楽祭]]」ではYMOとシーナ&ザ・ロケッツによる共演も実現し、同年には、アルバム『SHEENA & THE ROKKETS』が[[アメリカ合衆国|アメリカ]]限定で、[[A&Mレコード]]からリリースされた<ref name="mikiki"/>。

=== レコード会社の移籍 ===
[[1984年]]に、[[JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント|ビクター音楽産業]]のレーベルである[[Invitation (レーベル)|Invitation]]へ移籍。シングル「スイート・インスピレーション」とアルバム『NEW HIPPIES』がリリースされた。

1987年、ベースの[[浅田孟]]が脱退。


[[1979年]]に[[アルファレコード]]へ移籍。[[イエロー・マジック・オーケストラ]](以下YMO)のメンバーの協力を得て、アルバム『真空パック』を発表。シングル「[[ユー・メイ・ドリーム]]」が、[[日本航空|JAL]]の「マイ・ハート・キャンペーン」のCMに使用され、ブレイクを果たす。その後、アメリカの[[A&Mレコード]]、フランスのスカイドッグ・レコードなど海外でもアルバムを発売。YMOの1979年2ndアルバム『[[ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー]]』では、鮎川が「[[デイ・トリッパー]]」と「ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー」の2曲にギターで参加。YMOワールド・ツアー後の「凱旋公演」(1979年12月19日・[[中野サンプラザ]])では、シーナ&ザ・ロケッツがオープニング・アクトを務める。
[[1990年]]放送の[[学生援護会]](現・[[パーソルキャリア]])『サリダ』のテレビ[[コマーシャルメッセージ|コマーシャル]]にて「じゆう」が使用された。
[[1980年]]9月、[[細野晴臣]]と[[高橋幸宏]]プロデュース、[[イエロー・マジック・オーケストラ]]ゲスト参加により3rdアルバム『チャンネル・グー』を発売。同年YMOの初国内ツアーでは、福岡、神戸、京都、札幌、東京のゲスト・ギタリストとして鮎川が参加。[[1981年]]、[[日本武道館]]にて開催された[[小学館]]主催の「[[写楽 (雑誌)#『写楽祭』|写楽祭]]」ではYMOとシーナ&ザ・ロケッツによる共演も実現した。


[[1984年]]に[[JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント|ビクター音楽産業]]の[[Invitation (レーベル)|Invitation]]へ移籍。1992年にビクター音楽産業内に発足されたレーベル・[[SPEEDSTAR RECORDS]]には創設以来30年在籍している。[[1988年]]にはニューヨークのCBGBでライブデビューを果たす。[[ジョン・レノン]]&[[オノヨーコ]]の専属写真家で知られるBOB GRUENの写真集には"日本の最高峰パンクバンド"として幾度も取り上げられ、国内・海外の様々なアーティストとの交流も深い。海外のアーティストからのラブコールも多く、[[2013年]]1月の[[ウィルコ・ジョンソン]]との東京セッションをはじめ、[[エルヴィス・コステロ]]、[[ボ・ディドリー]]などのツアーメンバーであるホーン・セクション、The Uptown Hornsらとライブで共演・アルバムを共作。ウィルコの来日時には、[[1990年]]の全国6か所ジャパン・ツアー、[[2000年]]、[[2006年]]とシーナ&ロケッツと一緒に国内でライブを行う他、[[2009年]]、[[2013年]]と2度東京でセッション・ライブを開催している。[[1993年]]には「LONDON SESSION」というタイトルでウィルコ・ジョンソン・バンド、鮎川、とシーナとでロンドン・レコーディングにて2枚のアルバムを制作しているほか、ウィルコとのプライベートでの交流も深いことがよく知られている。
1992年に、ビクター音楽産業内に発足されたレーベルである[[SPEEDSTAR RECORDS]]に移籍。シングル「(ハ!ハ!ハ!) ハードドラッグ」とアルバム『(ha! ha! ha!) Hard Drug』がリリースされた。


[[1990年]]放送の[[学生援護会]](現・[[パーソルキャリア]])『サリダ』のテレビ[[コマーシャルメッセージ|コマーシャル]]で「[[日本国憲法第22条|憲法第22条]]の歌」(職業選択の自由・アハハン)を歌ったことでも話題になった。
1993年に、[[コンピレーション・アルバム]]『LEMON SEX, LEMON TEA, LEMON ROCK』が[[フランス]]限定で、スカイドッグ・レコードからリリースされた。


[[1996年]]2月、[[インターネット]]黎明期に日本のバンドとして初となるホームページを鮎川が立ち上げ、インターネットとの奮闘を書き下ろした「DOS/Vブルース」を[[幻冬舎]]から発売。1998年AMDアワードを受賞し、シーナ鮎川陽子と出席して賞を受ける。
[[1996年]]2月、[[インターネット]]黎明期に日本のバンドとして初となるホームページを鮎川が立ち上げ、インターネットとの奮闘を書き下ろした「DOS/Vブルース」を[[幻冬舎]]から発売。1998年AMDアワードを受賞し、シーナ鮎川陽子と出席して賞を受ける。


[[1998年]]、野外フェス『[[フジロックフェスティバル|FUJI ROCK FESTIVAL]]'98 in Tokyoに出演。沖縄・北海道ツアー開催。5月、鮎川誠生誕記念オールナイトパーティ開催。
[[1998年]]、[[フジロックフェスティバル|FUJI ROCK FESTIVAL]]'98 in Tokyoに出演。沖縄・北海道ツアー開催。5月、鮎川誠生誕記念オールナイトパーティ開催。


[[1999年]]3月、新宿ロフト最後の日にワンマン出演。5月、ウィルコ・ジョンソン/シーナ&ロケッツJAPANツアーを開催。
[[1999年]]3月、[[ロフト (ライブハウス)#新宿ロフト|新宿ロフト]]最後の日にワンマン出演。5月、ウィルコ・ジョンソン/シーナ&ロケッツJAPANツアーを開催。


=== メンバーの復帰 ===
[[2000年]]、オリジナル・ドラマーの川嶋一秀を迎え、15枚目のオリジナルアルバム『ROCK THE ROCK』を発売。FUJI ROCK FESTIVAL'00に出演。
[[2000年]]、オリジナル・ドラマーの川嶋一秀を迎え、15枚目のオリジナルアルバム『ROCK THE ROCK』を発売。FUJI ROCK FESTIVAL'00に出演。


[[2001年]]、初期の名曲から最近の楽曲までを網羅したライアルバム『爆音ミックス』をリリース。鮎川が自ら運営するオフィシャルサイトにてファン投票により選曲された。4月、[[日本放送協会|NHK]][[連続テレビ小説]]『[[ちゅらさん]]』にジョージ 我那覇役で鮎川が出演。同年に、『[[北九州博覧祭2001]]』と、郡山[[ワンステップフェスティバル]]復活イベント『ワンステップへの旅 in うつくしま未来博』にそれぞれ出演。
[[2001年]]、初期の名曲から最近の楽曲までを網羅したライベスト『爆音ミックス』を発売。鮎川が自ら運営するオフィシャルサイトにてファン投票により選曲された。4月、[[日本放送協会|NHK]][[連続テレビ小説]] 『[[ちゅらさん]]』にジョージ 我那覇役で鮎川が出演。那覇在住のロックの師匠という役柄。[[北九州博覧祭2001]]に出演。郡山[[ワンステップフェスティバル]]復活イベント『ワンステップへの旅 in うつくしま未来博』に出演。


[[2002年]]、鮎川『Japan Blues Carnival 2002』に出演。SHIBUYA-AXにて開催された日韓交流イベントに出演。シーナ&ロケッツと[[ラモーンズ]]の[[ディー・ディー・ラモーン]]ジョイントライブ開催予定が急遽ディー・ディー・ラモーン死去により、追悼ライブとして行われる。
[[2002年]]、鮎川、ソロとして『Japan Blues Carnival 2002』に出演。SHIBUYA-AXにて開催された日韓交流イベントに出演。シーナ&ロケッツと[[ラモーンズ]]の[[ディー・ディー・ラモーン]]ジョイントライブ開催予定が急遽ディー・ディー・ラモーン死去により、追悼ライブとして行われる。


[[2003年]]、[[東京コミュニケーション放送|SHIBUYA-FM]]7周年を記念するライブ 『SHIBUYA-CALLING』に出演。7月にBOXセット『Dream BOX』、ベスト・アルバム『The Greatest Sheena & The Rokkets』を同時リリースまた、『FUJI ROCK FESTIVAL'03』をはじめ[[ライジング・サン・ロックフェスティバル|RISING SUN ROCK FESTIVAL]] 2003 in EZOミュージックシティ天神に出演。11月に東京[[SHIBUYA-AX]]にてシーナ&ロケッツ25周年ライブを開催。12月には福岡CBにて『HAPPY 25th ANNIVERSARY』を2Daysで開催。
[[2003年]]、[[東京コミュニケーション放送|SHIBUYA-FM]]7周年を記念するライブ 『SHIBUYA-CALLING』に出演。7月にベスト・アルバム『Dream BOX』、『The Greatest Sheena & The Rokkets』を発売。FUJI ROCK FESTIVAL'03、[[ライジング・サン・ロックフェスティバル|RISING SUN ROCK FESTIVAL]] 2003 in EZO、ミュージックシティ天神に出演。11月に東京[[SHIBUYA-AX]]にてシーナ&ロケッツ25周年ライブを開催。12月には福岡CBにて『HAPPY 25th ANNIVERSARY』を2Daysで開催。


[[2004年]]、シーナ&ロケッツ25周年を記念してリミックス盤『ELECTROKKETS』発売。さらに25周年を記念DVD『LOVE LIVE』を発売。シーナが小学館・[[Precious (雑誌)|PRECIOUS]]創刊CMに出演。鮎川が[[大塚製薬]]の[[ポカリスエット]]のCMに出演。シーナ&ロケッツで[[霧島酒造]]の黒霧島のCMに出演。黒霧島は大ヒットとなり、製造が追いつかない事態となる。北九州若松の野外音楽堂を使用した初のロック・フェスティバル「高塔山ロックフェス」を発案(以降シーナ&ロケッツとして14年出演)。
=== デビュー25周年 ===
[[2004年]]、シーナ&ロケッツ25周年を記念してリミックス・アルバム『ELECTROKKETS』と、映像作品『LOVE LIVE』をそれぞれリリースされた。また、シーナが[[小学館]]の『[[Precious (雑誌)|PRECIOUS]]』、鮎川が[[大塚製薬]]の『[[ポカリスエット]]』のCMにそれぞれ出演。シーナ&ロケッツでは[[霧島酒造]]の『黒霧島』のCMに出演した。北九州若松の野外音楽堂を使用した初のロック・フェスティバル「高塔山ロックフェス」を発案(以降シーナ&ロケッツとして14年出演)。


[[2005年]]8月、鮎川が監修する『200 CD Rock'n'Roll』を[[学研ホールディングス|学研]]から発売。「俺たちが愛したパンク/ロック/ブルース」の監修・執筆は鮎川。他に山名昇・本根誠・松本康・中山義雄・小川真一&キング・ジョー。8月、鮎川とシーナが、[[リチャード・ヘル]]の映画『BLANK GENERATION』のトークショーに出演。存続の危機に立たされているCBGBを救済するために署名を呼びかける。10月、ボロフェスタ'05@京大西部講堂イベントに参加。
[[2005年]]8月、鮎川が監修する『200 CD Rock'n'Roll』を[[学研ホールディングス|学研]]から発売。「俺たちが愛したパンク/ロック/ブルース」の監修・執筆は鮎川。他に山名昇・本根誠・松本康・中山義雄・小川真一&キング・ジョー。8月、鮎川とシーナが、[[リチャード・ヘル]]の映画『BLANK GENERATION』のトークショーに出演。存続の危機に立たされているCBGBを救済するために署名を呼びかける。10月、ボロフェスタ'05@京大西部講堂イベントに参加。


[[2006年]]3月、[[レコード・コレクターズ]]誌3月号に28年分のレコードとともにシーナ&ロケッツ特集が組まれる。4月[[RKB毎日放送|RKB]]の「味わい・ぶらり旅~河童伝説を訊ねる、紀行」 に鮎川とシーナで出演。5月[[布谷文夫]]と北海道ツアーを開催する。アルファレコドから発表されたアルバムが[[ディスクジャケット|紙ジャケ]]による限定復刻盤でリリースされた。7月第3回『T-JAM a.k.a. 高塔山フリー・ロック・フェスティバル2006』に出演。
[[2006年]]3月、[[レコード・コレクターズ]]誌3月号に28年分のレコードとともにシーナ&ロケッツ特集が組まれる。4月[[RKB毎日放送|RKB]]の「味わい・ぶらり旅~河童伝説を訊ねる、紀行」 に鮎川とシーナで出演。5月[[布谷文夫]]と北海道ツアーを開催する。ナ&ロケッツ 過去アルバム6作(『真空パック』、『Channel Good」、『PINUP BABYBLUES』、『SHEENA AND THE ROKKETS』、『クール・ソロ』、『いつだってビューティフル』)が[[ディスクジャケット|紙ジャケ]]による限定復刻盤で発売。アメカ盤『SHEENA & the ROKKETS IN U.S.A』も再発。7月第3回『T-JAM a.k.a. 高塔山フリー・ロック・フェスティバル2006』に出演。


[[2007年]]2月、鮎川がデザインした、[[ローリング・ストーンズ]]公認のTシャツがロサンゼルスで公式グッズとして発売。8月[[熊本市現代美術館]]にてトーク&ライブ開催。11月福岡で一夜限りのサンハウス・ライブを開催。[[ムツゴロウ動物王国]]にて初のシーナ&ロケッツのライブを行う。[[ソニー・ミュージックダイレクト]]から[[ベスト・アルバム]]『GOLDEN HITS THE ALFA YEARS』がリリースされた
[[2007年]]2月、鮎川がデザインした、[[ローリング・ストーンズ]]公認のTシャツがロサンゼルスで公式グッズとして発売。8月[[熊本市現代美術館]]にてトーク&ライブ開催。11月福岡で一夜限りのサンハウス・ライブを開催。[[ムツゴロウ動物王国]]にて初のシーナ&ロケッツのライブを行う。[[ソニー・ミュージックダイレクト]]から[[コンピレーション・アルバム]]『GOLDEN HITS THE ALFA YEARS』が発売


[[2008年]]、シーナ&ロケッツ結成30周年を迎え、アルバム『JAPANIK』発売。5月、恵比寿ガーデンホールにて新作『JAPANIK』発売と結成30周年を祝う『S&R HAPPY 30th ANNIVERSARY SPECIAL』を開催。[[内田裕也]]、[[細野晴臣]]、[[高橋幸宏]]、[[柴山俊之]]、永井隆、[[花田裕之]]、[[チバユウスケ]]、[[大貫憲章]]、DJ.IHARAらがゲストに駆けつけた。5人編成となり、30th Anniversary Tourを開催。40本を超えたツアーは各地で、30年目が最もフレッシュなグループのライブとして話題を集める。6月、日テレ開局55周年のCM『日テレGO!GO!』に、日本人アーティスト第一弾として出演。「[[ジョニー・B.グッド]]」を鮎川がカバー。7月、映画『[[ジャージの二人]]』堺雅人と鮎川のダブル主演。『RISING SUN ROCK FESTIVAL 2008 in EZO』に出演。北海道から沖縄まで36ヵ所にてツアー開催。[[ブルーノート (ジャズ・クラブ)|ブルーノート東京]]にて『MAKOTO AYUKAWA "KOOL SOLO" plays Rock 'n' Roll Hall Of Fame #1』、ビルボードライブ福岡にて2Daysを開催。
=== デビュー30周年 ===
[[2008年]]、シーナ&ロケッツ結成30周年を迎え、アルバム『JAPANIK』発売。5月、恵比寿ガーデンホールにて新作『JAPANIK』発売と結成30周年を祝う『S&R HAPPY 30th ANNIVERSARY SPECIAL』を開催。[[内田裕也]]、[[細野晴臣]]、[[高橋幸宏]]、[[柴山俊之]]、永井隆、[[花田裕之]]、[[チバユウスケ]]、[[大貫憲章]]、DJ.IHARAらがゲストに駆けつけた。6月、[[日本テレビ放送網|日テレ]]開局55周年のCM『日テレGO!GO!』に、日本人アーティスト第一弾として出演。「[[ジョニー・B.グッド]]」を鮎川がカバー。7月、映画『[[ジャージの二人]]』堺雅人と鮎川のダブル主演。『RISING SUN ROCK FESTIVAL 2008 in EZO』に出演。北海道から沖縄まで36ヵ所にてツアー開催。[[ブルーノート (ジャズ・クラブ)|ブルーノート東京]]にて『MAKOTO AYUKAWA "KOOL SOLO" plays Rock 'n' Roll Hall Of Fame #1』、ビルボードライブ福岡にて2Daysを開催。


[[2009年]]、鮎川&シーナ、[[ユニクロ]]のCMに出演。12月シーナ自書伝的エッセイ著書『「YOU MAY DREAM」ロックで輝きつづけるシーナの流儀」(シーナ/シーナ&ロケッツ著)』に鮎川も執筆。シーナはこの本で初めて手術のことを告白し、鮎川と共に爆音の中ステージで歌える喜びを綴っている。4月、プライベートで来日中のウィルコ・ジョンソンと共にライブ「TOKYO SAKURA SESSION 2009」を大人のロックショウとして6地区14公演で企画。
[[2009年]]、鮎川&シーナ、ユニクロのCMに出演。12月シーナ自書伝的エッセイ著書『「YOU MAY DREAM」ロックで輝きつづけるシーナの流儀」(シーナ/シーナ&ロケッツ著)』に鮎川も執筆。シーナはこの本で初めて手術のことを告白し、鮎川と共に爆音の中ステージで歌える喜びを綴っている。4月、プライベートで来日中のウィルコ・ジョンソンと共にライブ「TOKYO SAKURA SESSION 2009」を大人のロックショウとして6地区14公演で企画。南青山RED SHOES、ブルーノート名古屋、ブルーノート東京、ビルボードライブ大阪など各地売切の盛況。着席でもロックンロールを体感できる事を証明


[[2010年]]、鮎川が久留米の[[ふるさと大使]]として久留米市から任命される。福島県郡山市立美術館にて鮎川・シーナによるトークショー『60'sロック談義』開催。[[久保田麻琴]]プロデュース『京浜ロックフェスティバル2010』に出演。南青山RED SHOESにてシーナ主催による『BAD GIRL ROCK!』を開催。5月、鮎川の誕生日にあわせて名古屋ダイアモンドホールにてライブイベントを開催。7月、サンハウスを再結成、35th ANNIVERSARY TOURを全国6ヵ所開催。
[[2010年]]、鮎川が久留米の[[ふるさと大使]]として久留米市から任命される。福島県郡山市立美術館にて鮎川・シーナによるトークショー『60'sロック談義』開催。[[久保田麻琴]]プロデュース『京浜ロックフェスティバル2010』に出演。南青山RED SHOESにてシーナ主催による『BAD GIRL ROCK!』を開催。5月、鮎川の誕生日にあわせて名古屋ダイアモンドホールにてライブイベントを開催。7月、サンハウスを再結成、35th ANNIVERSARY TOURを全国6ヵ所開催。


[[2011年]][[3月11日]]、[[九州新幹線]]開通式典に鮎川とシーナで出演する当日[[東日本大震災]]が発生し、イベントが中止となる。7月、シーナの故郷である[[北九州市|北九州]]で東日本大震災復興支援チャリティーライブを開催、市長の[[北橋健治]]に、ライブの全売上金を寄付。9月、布谷文夫と『スーパーセッション2011』を東京・北海道計4ヵ所にて開催。
[[2011年]][[3月11日]]、[[九州新幹線]]開通式典に鮎川とシーナで出演する当日[[東日本大震災]]が起きてイベントが中止となる。7月、シーナの故郷である[[北九州市|北九州]]で東日本大震災復興支援チャリティーライブを開催、市長の[[北橋健治]]に、ライブの全売上金を寄付。9月、布谷文夫と『スーパーセッション2011』を東京・北海道計4ヵ所にて開催。世界的なロック・写真家、ボブ・グルーエンが歴史的なロックスターばかりを撮影した写真集「ROCK SEEN」に唯一日本人アーティストして、シーナ&ロケッツのNY・CBGBでのライブ写真が2枚掲載されたことが話題となる(2004年のボブによるCBGB写真集にも同写真が掲載されている他、CBGB救済にも名を連ねている)


[[2012年]]、シーナの故郷、北九州市若松の若戸大橋50周年イベントにトークライブで出演。公開された映画『I'M FLASH!』は、[[豊田利晃]]監督が鮎川の作曲した「I'M FLASH」からインスパイアされて10年以上の構想を経て制作された。また、I' M FLASH! BAND(Vocal:チバユウスケ、Drums:[[中村達也 (1965年生のドラマー)|中村達也]]、Guitar:[[ヤマジカズヒデ]]、Bass:[[KenKen]])による「I'M FLASH」の同曲カバーが映画のテーマソングに使用。
[[2012年]]、シーナの故郷、北九州市若松の若戸大橋50周年イベントにトークライブで出演。公開された映画『I'M FLASH!』は、[[豊田利晃]]監督が鮎川の作曲した「I'M FLASH」からインスパイアされて10年以上の構想を経て制作された。また、I' M FLASH! BAND(Vocal:チバユウスケ、Drums:[[中村達也 (1965年生のドラマー)|中村達也]]、Guitar:[[ヤマジカズヒデ]]、Bass:[[KenKen]])による「I'M FLASH」の同曲カバーが映画のテーマソングに使用。
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[[2013年]]、シーナ&ロケッツがウィルコ・ジョンソンのホストバンドとして「WILKO JOHNSON TOKYO SESSION 2013」を開催。ライブDVDを発売・即完売する。鮎川がレコード・コレクターズ1月号の“ニッポンのギタリスト名鑑”のトップ3ギタリストに選ばれる。4月から35TH ANNIVERSARY TOUR を全国25ヵ所にて開催。5月、[[富士スピードウェイ]]にて[[ハーレーダビッドソン]]日本上陸100周年を祝い、1万人規模の来場者を魅了する。7月、[[代々木公園]]のフリーフェス『EARTH GARDEN』に出演、投げ銭ライブにて過去最高の動員と投げ銭額を記録。[[ウッドストック・フェスティバル|ウッドストック]]継承、長野の『フォーク&ロックフェス』に出演。FUJI ROCK FESTIVAL'13に5年ぶり、かつ5回目の出演。12月、[[鋤田正義]]写真展にて鮎川・シーナのトークショーを開催。12月、36年連続[[New Years World Rock Festival]]完全出場記録を更新。
[[2013年]]、シーナ&ロケッツがウィルコ・ジョンソンのホストバンドとして「WILKO JOHNSON TOKYO SESSION 2013」を開催。ライブDVDを発売・即完売する。鮎川がレコード・コレクターズ1月号の“ニッポンのギタリスト名鑑”のトップ3ギタリストに選ばれる。4月から35TH ANNIVERSARY TOUR を全国25ヵ所にて開催。5月、[[富士スピードウェイ]]にて[[ハーレーダビッドソン]]日本上陸100周年を祝い、1万人規模の来場者を魅了する。7月、[[代々木公園]]のフリーフェス『EARTH GARDEN』に出演、投げ銭ライブにて過去最高の動員と投げ銭額を記録。[[ウッドストック・フェスティバル|ウッドストック]]継承、長野の『フォーク&ロックフェス』に出演。FUJI ROCK FESTIVAL'13に5年ぶり、かつ5回目の出演。12月、[[鋤田正義]]写真展にて鮎川・シーナのトークショーを開催。12月、36年連続[[New Years World Rock Festival]]完全出場記録を更新。


[[2014年]]5月、鮎川の生誕66年祭を2日間行う。7月、6年ぶりとなる18thアルバム「ROKKET RIDE」を発表。収録曲12曲の新曲は2日間で全て録音された。9月、[[日比谷野外音楽堂]]にてライブを開催。ミュージックシティ天神、シーナの故郷・北九州若松にて高塔山ロックフェスを開催。11月21日渋谷SOUND MUSEUM VISIONにて、[[ヒステリック・グラマー]]の30周年イベントに出演。その多忙な中、7月にシーナが体調を崩し、[[子宮頸癌]]のステージ4が発覚したが、シーナの強い希望により亡くなるまで家族以外に一切病状を明かすこと休業することなく、亡くなる2ヵ月前まではライブ活動を行った。
[[2014年]]5月、鮎川の生誕66年祭を2日間行う。7月、6年ぶりとなる18thアルバム「ROKKET RIDE」を発表。収録曲12曲の新曲は2日間で全て録音された。9月、[[日比谷野外音楽堂]]にてライブを開催。ミュージックシティ天神、シーナの故郷・北九州若松にて高塔山ロックフェスを開催。11月21日渋谷SOUND MUSEUM VISIONにて、[[ヒステリック・グラマー]]の30周年イベントに出演。その多忙な中、7月にシーナが体調を崩し、[[子宮頸癌]]のステージ4が発覚したが、シーナの強い希望により亡くなるまで家族以外に一切病状を明かすこと休業することなく、亡くなる2ヵ月前まではライブ活動を行った。


[[2015年]][[2月14日]]、シーナが子宮頸癌により逝去(61歳没)<ref name="daily2015214">{{Cite web |date=2015-02-14 |url=http://www.daily.co.jp/newsflash/gossip/2015/02/14/0007740118.shtml |title=シーナ&ロケッツのシーナさん死去 |publisher=[[デイリースポーツ]] |accessdate=2015-02-14}}</ref>。今後の活動について鮎川はシーナの遺志を継ぐことを明言、シーナ&ロケッツを続行。鮎川が全曲のボーカルを取り、オリジナル・メンバーの奈良敏博、川嶋一秀と共に3ピースで活動を続け、以降も数々のイベントやロックフェスに出演。鮎川とシーナの末娘であるLUCYが2015年4月7日「シーナの日#1」よりゲストボーカルを務める。特別なライブのみLUCYが入った4人編成でライブを行っている。
=== シーナの死去、『シーナの日#1』の開催 ===
[[2015年]][[2月14日]]、シーナが子宮頸癌により死去(61歳没)<ref name="daily2015214">{{Cite web |date=2015-02-14 |url=http://www.daily.co.jp/newsflash/gossip/2015/02/14/0007740118.shtml |title=シーナ&ロケッツのシーナさん死去 |publisher=[[デイリースポーツ]] |accessdate=2015-02-14}}</ref>。今後の活動について鮎川はシーナの遺志を継ぐことを明言、シーナ&ロケッツを続行。鮎川が全曲のボーカルを取り、オリジナル・メンバーの奈良敏博、川嶋一秀と共に3ピースで活動を続け、以降も数々のイベントやロックフェスに出演。鮎川とシーナの末娘であるLUCYが2015年4月7日「シーナの日#1」よりゲストボーカルを務める。特別なライブのみLUCYが入った4人編成でライブを行っている。


[[2016年]]8月、最愛のパートナーであり、妻であり、日本の女性ロックボーカリストの先駆けであったシーナとの出会いから、シーナ&ロケッツ結成秘話、そしてずっと一緒に歩んできた日々を語った鮎川のロングインタビューをノーカットで『シーナの夢 若松、博多、東京、HAPPY HOUSE』([[西日本新聞社]])として書籍化。発売2週間後に増版。また、そのロングインタビューを放送したラジオ番組・[[CROSS FM]]『HAPPY HOUSE』は、日本放送文化大賞グランプリを受賞。
[[2016年]]8月、最愛のパートナーであり、妻であり、日本の女性ロックボーカリストの先駆けであったシーナとの出会いから、シーナ&ロケッツ結成秘話、そしてずっと一緒に歩んできた日々を語った鮎川のロングインタビューをノーカットで『シーナの夢 若松、博多、東京、HAPPY HOUSE』([[西日本新聞社]])として書籍化。発売2週間後に増版。また、そのロングインタビューを放送したラジオ番組・[[CROSS FM]]『HAPPY HOUSE』は、日本放送文化大賞グランプリを受賞。
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[[2017年]]、鮎川の69歳(ロック年)を記念して、シーナ&ロケッツ史上初の全国47都道府県ツアー「47(SHEENA)ROKKET RIDE TOUR」を全県踏破後40周年目に突入。
[[2017年]]、鮎川の69歳(ロック年)を記念して、シーナ&ロケッツ史上初の全国47都道府県ツアー「47(SHEENA)ROKKET RIDE TOUR」を全県踏破後40周年目に突入。


[[2018年]]、デビュー40周年を迎え、鮎川の監修・選曲による41曲が[[デジタルリマスター]]された最新ベスト・アルバム「ゴールデン☆ベスト EARLY ROKKETS 40+1」「ゴールデン☆ベスト VICTOR ROKKETS 40+1」を[[ソニー・ミュージックダイレクト]]、[[SPEEDSTAR RECORDS]]からそれぞれ2月28日、3月28日に2ヵ月連続Wリリース。鮎川は、シーナの亡くなった年より4月7日をシーナの日として追悼イベント「シーナの日」を主催。細野晴臣をはじめ、縁の深いアーティストがゲスト出演している。2018年の4回目の「シーナの日」はベスト・アルバムの発売にちなんで、一夜に42曲をノンストップで演奏。3時間半を超えるスペシャルライブで聴衆を魅了した。シーナの逝去から3年後、シーナ&ロケッツを題材とした、[[NHK福岡放送局]]制作の『[[福岡発地域ドラマ]]「You May Dream〜ユーメイ ドリーム」』が2018年3月2日に九州・沖縄地方で放送<ref>{{Cite press release |title= シーナ&ロケッツの半生がNHK福岡でドラマに!|publisher= 日本放送協会|date= 2017-10-20|url= https://web.archive.org/web/20171021060600/http://www6.nhk.or.jp/nhkpr/post/original.html?i=12060|format= HTML|language= 日本語|accessdate= 2017-10-21}}</ref><ref>{{Cite news|title=ロックバンド「シーナ&ロケッツ」半生をドラマ化 NHK福岡|newspaper=Sponichi ANNEX|date=2017-10-20|agency=スポーツニッポン新聞社|url=https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2017/10/20/kiji/20171020s00041000239000c.html|accessdate=2017-10-21}}</ref><ref>{{Cite web|url=http://www.nhk.or.jp/fukuoka/drama/dream/|title=福岡発地域ドラマ「You May Dream」|accessdate=2018-01-09|publisher=NHK福岡放送局}}</ref>。その後、多くの反響により9月にNHKの地上波で全国放送される。11月、シーナ&ロケッツのデビュー40周年を記念し、初期の人気曲「レモンティー」が初の7インチ・アナログ・シングルでソニー・ミュージックダイレクト/GREAT TRACKSから発売。アナログ化にあたり[[バーニー・グランドマン]]にカッティングを依頼、ヨーロッパでも評価の高いレコード・インダストイリー社(オランダ)にてプレスされた完全生産限定盤で、カップリング曲はYMOとのコラボレートで制作されたロックとテクノの化学反応を試みた先駆的アルバム『真空パック』収録「オマエガホシイ」。発売後1週間で完売とされた。
=== デビュー45周年、鮎川の死去 ===
[[2018年]]、デビュー40周年を迎え、鮎川の監修・選曲による41曲が[[デジタルリマスター]]されたベスト・アルバム『GOLDEN☆BEST シーナ&ロケッツ EARLY ROKKETS 40+1』([[ソニー・ミュージックダイレクト]])と『ゴールデン☆ベスト シーナ&ロケッツ VICTOR ROKKETS 40+1』(SPEEDSTAR RECORDS)を、それぞれ2月28日、3月28日に2ヵ月連続でリリースされた<ref>{{cite news |url=https://okmusic.jp/news/249022 |title=シーナ&ロケッツ、ソニー盤ベストアルバムを試聴できるスペシャルサイトを解禁 |newspaper=OKMusic |publisher=[[OKWAVE]] |date=2018-02-28 |accessdate=2023-02-18}}</ref>。


[[2023年]][[1月29日]]、鮎川が[[膵臓がん]]のため東京都内の自宅で逝去(74歳没)<ref>{{Cite news|title=「シーナ&ロケッツ」鮎川誠さん、膵臓がんのため死去 ロック魂貫き74歳まで現役…俳優としても存在感|url=https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2023/01/30/kiji/20230130s00041000438000c.html|newspaper=スポーツニッポン|date=2023-1-30|accessdate=2023-1-30}}</ref><ref>{{Cite news |和書 |title=鮎川誠さん死去 「シーナ&ロケッツ」、74歳 |newspaper=時事ドットコムニュース |date=2023-01-30 |author= |url=https://www.jiji.com/jc/article?k=2023013000858 |access-date=2023-01-27}}</ref>。
鮎川は、シーナの亡くなった年より4月7日をシーナの日として追悼イベント「シーナの日」を主催。細野晴臣をはじめ、縁の深いアーティストがゲスト出演している。2018年の4回目の「シーナの日」はベスト・アルバムの発売にちなんで、一夜に42曲をノンストップで演奏。

シーナ&ロケッツを題材とした、[[NHK福岡放送局]]制作の『[[福岡発地域ドラマ]]「You May Dream〜ユーメイ ドリーム」』が2018年3月2日に九州・沖縄地方で放送<ref>{{Cite press release |title= シーナ&ロケッツの半生がNHK福岡でドラマに!|publisher= 日本放送協会|date= 2017-10-20|url= https://web.archive.org/web/20171021060600/http://www6.nhk.or.jp/nhkpr/post/original.html?i=12060|format= HTML|language= 日本語|accessdate= 2017-10-21}}</ref><ref>{{Cite news|title=ロックバンド「シーナ&ロケッツ」半生をドラマ化 NHK福岡|newspaper=Sponichi ANNEX|date=2017-10-20|agency=スポーツニッポン新聞社|url=https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2017/10/20/kiji/20171020s00041000239000c.html|accessdate=2017-10-21}}</ref><ref>{{Cite web|url=http://www.nhk.or.jp/fukuoka/drama/dream/|title=福岡発地域ドラマ「You May Dream」|accessdate=2018-01-09|publisher=NHK福岡放送局}}</ref>。その後、多くの反響により9月にNHKの地上波で全国放送される。

11月、シーナ&ロケッツのデビュー40周年を記念し、「レモンティー」が初の7インチ・アナログ・シングルでソニー・ミュージックダイレクトのGREAT TRACKSレーベルからリリースされた。アナログ化にあたり[[バーニー・グランドマン]]にカッティングを担当し、オランダのインダストイリー社にてプレスされた完全生産限定盤で、カップリングはアルバム『真空パック』に載録の「オマエガホシイ」が収録されている<ref>{{cite news |url=https://okmusic.jp/news/307693 |title=シーナ&ロケッツ、名曲「レモンティー」の7インチ・アナログ盤の発売にあたり鮎川誠のコメントが到着 |newspaper=OKMusic |publisher=[[OKWAVE]] |date=2018-11-28 |accessdate=2023-02-18}}</ref>。

[[2023年]][[1月29日]]、鮎川が[[膵臓がん]]のため東京都内の自宅で死去(74歳没)<ref>{{Cite news|title=「シーナ&ロケッツ」鮎川誠さん、膵臓がんのため死去 ロック魂貫き74歳まで現役…俳優としても存在感|url=https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2023/01/30/kiji/20230130s00041000438000c.html|newspaper=スポーツニッポン|date=2023-1-30|accessdate=2023-1-30}}</ref><ref>{{Cite news |和書 |title=鮎川誠さん死去 「シーナ&ロケッツ」、74歳 |newspaper=時事ドットコムニュース |date=2023-01-30 |author= |url=https://www.jiji.com/jc/article?k=2023013000858 |access-date=2023-01-27}}</ref>。所属事務所は30日、ソーシャルメディアなどを通じて「1月29日5時47分、鮎川誠が永眠いたしました。膵臓がんでした。これまで鮎川誠とシーナ&ロケッツを長年に渡って応援し、愛してくださり、本当に有難うございました」と訃報を伝え、「鮎川は1966年の初ステージ以来、現在まで57年間に渡りノンストップでロックンロールを続けてきました。昨年5月、膵臓癌が発覚。医者から余命5ヶ月程という宣告を受けました。ですが、みんなに心配をかけたくないという強い希望から一切病気を公表せず、ライブの合間に治療を続けながら全国ツアーを続行しました。“自分が死ぬまでの間に1本でも多くシーナ&ロケッツのライブをやりたい”と1本1本のライブに全身全霊を注ぎながら行なってきました」と明かした。「昨年には45周年記念ライブを新宿ロフトで開催し、47都道府県ツアー、沖縄・宮古島でのライブ、ロンドンナイトのクリスマスなど、重いレスポールを爆音でかき鳴らし、昨年のライブ本数はここ数年で最多」だったという。「 昨年末激しい腹痛により一時入院となるも、この1ヶ月間は医師の治療の下、ライブ復帰を目指して自宅で懸命に家族と回復に努めていました。最期の瞬間までロックに身を捧げた生涯でした。」
3人の娘に見守られる中、静かに息を引き取ったという。昨年12月19日の京都公演が最後の公の場となった。葬儀は2015年に亡くなったシーナと同じ「ロック葬」として、2月4日長年暮らした東京・下北沢にて執り行われた。4000人以上が参列。喪主は長女でモデル・画家の鮎川陽子が務めた。


== エピソード ==
== エピソード ==
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地元である福岡を拠点にすることにこだわっていた鮎川が、幼い双子を残し上京、シーナ&ロケッツを結成した理由は、シーナの父親の「一回、東京でスパッと勝負してこい。子供は任せて、思い切り、スパッと勝負してみんない!」という励ましがきっかけだったという。
地元である福岡を拠点にすることにこだわっていた鮎川が、幼い双子を残し上京、シーナ&ロケッツを結成した理由は、シーナの父親の「一回、東京でスパッと勝負してこい。子供は任せて、思い切り、スパッと勝負してみんない!」という励ましがきっかけだったという。


鮎川は1978年のシーナ&ザ・ロケッツ結成時に友人から[[ギブソン・レスポール・カスタム]]を譲り受け上京(サンハウス時代からそのレスポールを頻繁に借りていた)以降40年以上に渡って同じギター1本を弾き続けている。このようなミュージシャンは世界的にも類がなく、世界でただ一人でギネス級ともいわれる。ライブでは1ステージ内に2・3本のギターが登場するが、毎回メイン以外にその日弾かれる「お気に入りのギター」と曲が一体何であるかという企画がライブでの楽しみの1つとなっている。セットリストは事前に用意がなく、ライブの直前に決める。ライブ中にもセットリストを変更することも多い。鮎川はこれまで自分が手にしたギターは1度も手放したことがなく、購入したギターを含め70本程を所有している程の無類のギター好きで、ギターカタログまでも「ずっと見ていられる」ほど。鮎川のレスポールは、当時九州で唯一福岡のヤマハ楽器に初めて入荷したレスポール第1号だという<ref>『[[Player (雑誌)|Player]]2020年11月号[[浅井健一]]との対談企画より</ref>
鮎川は1978年のシーナ&ザ・ロケッツ結成時に友人から[[ギブソン・レスポール・カスタム]]を譲り受け上京(サンハウス時代からそのレスポールを頻繁に借りていた)以降40年以上に渡って同じギター1本を弾き続けている。このようなミュージシャンは世界的にも類がなく、世界でただ一人でギネス級ともいわれる。ライブでは1ステージ内に2・3本のギターが登場するが、毎回メイン以外にその日弾かれる「お気に入りのギター」と曲が一体何であるかという企画がライブでの楽しみの1つとなっている。セットリストは事前に用意がなく、ライブの直前に決める。ライブ中にもセットリストを変更することも多い。鮎川はこれまで自分が手にしたギターは1度も手放したことがなく、購入したギターを含め70本程を所有している程の無類のギター好きで、ギターカタログまでも「ずっと見ていられる」ほど。鮎川のレスポールは、当時九州で唯一福岡のヤマハ楽器に初めて入荷したレスポール第1号だという[[Player (雑誌)]] 2020年11月号[[浅井健一]]との対談企画より


鮎川誠とシーナの三女であるLUCY MIRRORは、シーナ&ロケッツの特別なライブにのみゲストボーカルで出演(2015年4月7日から毎年開催されている「シーナの日」以降)。以前には、シーナとのツイン・ボーカルやコーラスとしてシーナ&ロケッツのアルバムにも時折参加しており、1986年の「ギャザード」、1998年「@HEART」(細野晴臣プロデュース)でも数曲参加。2000年にはアニメとロックのコラボ「イジワルケイ」にてギター鮎川、ベースは[[井上富雄]]、コーラスは声優の[[山口勝平]]という面子の特別バンドにボーカルで参加(同アルバムにはシーナが歌う「LUCY」という曲も収録されている)。2007年にソニー・ミュージックダイレクトより発売されたシーナ&ロケッツのベスト・アルバム「GOLDEN HITS」では、収録曲の選曲を担当したことでも知られる。シーナ&ロケッツのメイン・ボーカルとして加入する以前には、ギター&ボーカルとしてのキャリアもあり、1999年から2010年頃まで姉のJUNK THE RiPPERと共にDARKSIDE MIRRORSとして海外のロックシーンで人気を得て5枚のアルバムを発売。
鮎川誠とシーナの三女であるLUCY MIRRORは、シーナ&ロケッツの特別なライブにのみゲストボーカルで出演(2015年4月7日から毎年開催されている「シーナの日」以降)。以前には、シーナとのツイン・ボーカルやコーラスとしてシーナ&ロケッツのアルバムにも時折参加しており、1986年の「ギャザード」、1998年「@HEART」(細野晴臣プロデュース)でも数曲参加。2000年にはアニメとロックのコラボ「イジワルケイ」にてギター鮎川、ベースは[[井上富雄]]、コーラスは声優の[[山口勝平]]という面子の特別バンドにボーカルで参加(同アルバムにはシーナが歌う「LUCY」という曲も収録されている)。2007年にソニー・ミュージックダイレクトより発売されたシーナ&ロケッツのベスト・アルバム「GOLDEN HITS」では、収録曲の選曲を担当したことでも知られる。シーナ&ロケッツのメイン・ボーカルとして加入する以前には、ギター&ボーカルとしてのキャリアもあり、1999年から2010年頃まで姉のJUNK THE RiPPERと共にDARKSIDE MIRRORSとして海外のロックシーンで人気を得て5枚のアルバムを発売。


[[2008年]]、シーナは30年以上に渡る過酷なライブツアーから喉を酷使したことにより、[[ポリープ]]が声帯全部に広がり、ゼリー状に腫れ上がる喉の大病を患っていたが、2009年のライブ直後、呼吸困難となり窒息死寸前の状態に陥り緊急手術を行った。幸運にも名医と出会ったことで奇跡的に喉の大病を克服したというエピソードを2009年の自伝的エッセイ著書『YOU MAY DREAM ロックで輝きつづけるシーナの流儀』ではじめて告白した。
[[2008年]]、シーナは30年以上に渡る過酷なライブツアーから喉を酷使したことにより、[[ポリープ]]が声帯全部に広がり、ゼリー状に腫れ上がる喉の大病を患っていたが、2009年のライブ直後、呼吸困難となり窒息死寸前の状態に陥り緊急手術を行った。幸運にも名医と出会ったことで奇跡的に喉の大病を克服したというエピソードを2009年の自伝的エッセイ著書『YOU MAY DREAM ロックで輝きつづけるシーナの流儀』ではじめて告白した。
== ディスコグラフィー ==

== ディスコグラフィ ==
=== シングル ===
=== シングル ===
{| class="wikitable" style="font-size:small"
{| class="wikitable sortable" style="font-size:smaller"
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! style="font-size: smaller;" |発売日
! #
!規格品番
! 発売日
!&nbsp;#
! タイトル
! style="font-size: smaller;" |タイトル
! B面
! 規格
! style="font-size: smaller;" |規格
! style="font-size: smaller;" |備考
! [[規格品番]]
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|-
!colspan="6" style="font-size:small;"|{{Unbulleted list|ボンレコード|鮎川誠&シーナロケット 名義}}
! colspan="6" |[[アファレコード|Alfa Records]]
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|-
|[[1978年]][[10月25日]]
! 1st
|BON-1014
| 1978年10月25日
| 1st
| '''涙のハイウェイ'''
| '''涙のハイウェイ'''
| rowspan="7" | 7inch
| 恋はノーノーノー
|
| [[レコード#7インチシングル盤|7inch]]
|
| BON-1014
|-
|
|
!colspan="6" style="font-size:small;"|[[アルファレコード]]
|-
|-
|[[1979年]][[12月5日]]
! 2nd
|ALR-1019
| 1979年12月5日
| 2nd
| '''[[ユー・メイ・ドリーム]]'''
| '''[[ユー・メイ・ドリーム]]'''
|
| レイジー・クレイジー・ブルース
|
| rowspan="5" | 7inch
|
| ALR-1019
|
|-
|-
|[[1980年]][[10月21日]]
! 3rd
|
| 1980年10月21日
| 3rd
| '''ベイビー・メイビー'''
| '''ベイビー・メイビー'''
|
| HOT LINE
|
| ALR-705
|
|
|-
|-
| 1980年[[11月21日]]
! 4th
|
| 1980年11月21日
| 4th
| '''浮かびのピーチガール'''
| '''浮かびのピーチガール'''
|
| RADIO JUNK
|
| ALR-719
|
|
|-
|-
| 1980年[[12月21日]]
! 5th
|
| 1980年12月21日
| 5th
| '''キス・ミー・クイック'''
| '''キス・ミー・クイック'''
|
| 恋のムーンライト・ダンス
|
| ALR-723
|
|
|-
|-
|[[1981年]][[7月21日]]
! 6th
|
| 1981年7月21日
| 6th
| '''ピンナップ・ベイビー・ブルース'''
| '''ピンナップ・ベイビー・ブルース'''
|
| クレイジー・クール・キャット
|
| ALR-737
|-
|
|
!colspan="6" style="font-size:small;"|[[Invitation (レーベル)|Invitation]]
|-
|-
|[[1984年]][[9月21日]]
! 7th
|
| 1984年9月21日
| 7th
| '''スイート・インスピレーション'''
| '''スイート・インスピレーション'''
|
| 恋をしようぜ
|
| rowspan="2" | 7inch
|
| VIHX-1643
|
|-
|-
! colspan="6" |[[JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント|Victor]] / [[Invitation (レーベル)|Invitation]]
! 8th
!
| 1985年5月21日
!
| '''今夜はたっぷり'''
!
| LET'S GO PLAZA
| VIHX-1665
|-
! {{efn|name="mini"|公式サイトでは、ミニ・アルバムとしてナンバリングされている。}}
| 1985年10月21日
| '''LEMON TEA 12"'''
| {{Unbulleted list|DOO WAP DANCE|DANCING MIDNIGHT}}
| [[レコード#12インチシングル盤|12inch]]
| VIH-505
|-
|-
|[[1985年]][[5月21日]]
! 9th
|
| 1986年8月21日
| 8th
| '''A B C'''
| '''今夜はたっぷり'''
| TIME LIMITED BOMB
| rowspan="3" | 7inch
| rowspan="3" | 7inch
|
| VIHX-1697
|
|
|
|-
|-
|[[1986年]][[8月21日]]
! 10th
|
| 1987年6月21日
| 9th
| '''ABC'''
|
|
|
|
|-
|[[1987年]][[6月21日]]
|
| 10th
| '''どうしても逢いたい'''
| '''どうしても逢いたい'''
|
| [[:en:Sunny (Bobby Hebb song)|SUNNY]]
|
| VIHX-1716
|
|
|-
|-
|[[1988年]][[7月21日]]
! rowspan="2" | 11th
|
| rowspan="2" | 1988年7月21日
| 11th
| rowspan="2" | '''HAPPY HOUSE'''
| '''HAPPY HOUSE'''
| rowspan="2" | LET'S GO PLAZA
| VIHX-1747
|-
| [[8センチCD|8cmCD]]
| VDRS-1069
|-
! rowspan="2" | 12th
| rowspan="2" | 1989年4月21日
| rowspan="2" | '''ANGEL EYES'''
| rowspan="2" | I GOTTA MOVE
| 7inch
| 7inch
|
| VIHX-1769
|
|
|
|-
|-
|[[1989年]][[4月21日]]
| 8cmCD
|
| VDRS-1134
| 12th
| '''ANGEL EYES'''
| rowspan="2" | 7inch<br />8cmCD
|
|
|
|
|-
|-
| 1989年[[5月21日]]
! rowspan="2" | 13th
|
| rowspan="2" | 1989年5月21日
| 13th
| rowspan="2" | '''PERMANENT HONEYMOON'''
| '''PERMANENT HONEYMOON'''
| rowspan="2" | GLORY OF LOVE
| 7inch
|
|
| VIHX-1774
|
|
|-
|-
! colspan="6" |[[SPEEDSTAR RECORDS]]
| 8cmCD
!
| VDRS-1145
!
|-
!
! {{efn|name="mini"}}
| 1991年2月21日
| '''FAMILY DANCING'''
| {{Unbulleted list|じゆう|DANCE DANCE DANCE}}
| [[シングル|Maxi]]
| VICL-12006
|-
!colspan="6" style="font-size:small;"|[[SPEEDSTAR RECORDS]]
|-
|-
|[[1992年]][[6月21日]]
! 14th
|
| 1992年6月21日
| 14th
| '''(ハ!ハ!ハ!) ハードドラッグ'''
| '''(ハ!ハ!ハ!) ハードドラッグ'''
| I LIKE IT (FRANKENSTEIN)
| rowspan="3" | 8cmCD
| rowspan="3" | 8cmCD
|
| VIDL-103
|
|
|
|-
|-
|[[1994年]][[3月24日]]
! 15th
|
| 1994年3月24日
| 15th
| '''ロックの好きなベイビー抱いて'''
| '''ロックの好きなベイビー抱いて'''
|
| 魔法使いの娘
|
| VIDL-172
|
|
|-
|-
|[[1997年]][[8月6日]]
! 16th
|
| 1997年8月6日
| 16th
| '''インターネット・キッス'''
| '''インターネット・キッス'''
|
| Beautiful (English version)
|
| VIDL-30036
|
|
|-
|-
|[[2014年]][[7月23日]]
! 17th
|
| 2014年7月23日
| 17th
| '''太陽のバカンス'''{{efn|[[タワーレコード]]限定}}
| '''太陽のバカンス'''
| 電撃BOP
| 7inch
| 7inch
| [[タワーレコード]]限定発売
| NJS-704
|
|
|
|-
|-
!colspan="6" style="font-size:small;"|[[ソニー・ミュージックダイレクト]] / GREAT TRACKS
! colspan="6" |[[ソニー・ミュージックダイレクト|SONY MUSIC DIRECT]]
|
|
|
|-
|-
|2018年11月19日
! 18th
|
| 2018年11月19日
|
| '''LEMON TEA'''
|'''LEMONTEA'''
| rowspan="2" | オマエガホシイ
| rowspan="2" | 7inch
|7inch
|B/OMAE GA HOSHII
| MHKL-15
|
|
|
|-
|-
|2019年6月19日
! 19th
|
| 2019年6月19日
|
| '''LEMON TEA -Japan Edition-'''
|'''LEMONTEA (Japan Edition)'''
| MHKL-19
|7inch
|B/OMAE GA HOSHII
|
|
|
|-
|2020年2月14日
|
|
|雨 / 今日を生きよう
|7inch
|LOVE BOX 限定収録
|
|
|
|}
|}


=== アルバム ===
=== アルバム ===

==== オリジナル・アルバム ====
==== オリジナル・アルバム ====
{| class="wikitable" style="font-size:small"
{| class="wikitable" style="font-size:smaller"
|-
|-
! style="font-size: smaller;" |発売日
!
! style="font-size: smaller;" |規格
! 発売日
!規格品番
! タイトル
! 規格
! #&nbsp;
! style="font-size: smaller;" |タイトル
! [[規格品番]]
! style="font-size: smaller;" |最高順位
! style="font-size: smaller;" |備考
|-
|-
! colspan="7" |Elbon Records
!colspan="5" style="font-size:small;"|{{Unbulleted list|エルボンレコード|鮎川誠&シーナロケット 名義}}
|-
|-
|'''[[1979年]][[3月25日]]'''
! 1st
| style="font-size: smaller;" |LP
| 1979年3月25日
|BON-7003
| '''SHEENA & THE ROKKETS #1'''
| rowspan="2" style="font-size: smaller;" |1st
| [[レコード#LP盤|LP]]
| rowspan="2" | '''Sheena & the Rokkets #1'''
| BON-7003
| style="font-size: smaller;"|
| style="font-size: smaller;"|
|-
|-
|
!colspan="5" style="font-size:small;"|[[アルファレコード]]
|CD
|CHOP-D02
|
|
|-
|-
! colspan="7" |[[アルファレコード|Alfa Records]]
! rowspan="2" | 2nd
| rowspan="2" | 1979年10月25日
| rowspan="2" | '''真空パック'''
| LP
| ALR-6023
|-
|-
|'''1979年[[10月25日]]'''
| [[コンパクトカセット|CT]]
| style="font-size: smaller;" |LP
| ALC-1529
|ALR-6023
| style="font-size: smaller;"|2nd
| '''真空パック'''
| style="font-size: smaller;"|
| style="font-size: smaller;"|
|-
|-
|'''[[1980年]]10月21日'''
! rowspan="2" | 3rd
| style="font-size: smaller;"|LP
| rowspan="2" | 1980年10月21日
|ALR-28005
| rowspan="2" | '''チャンネル・グー'''
| style="font-size: smaller;" |3rd
| LP
| '''Channel Good'''
| ALR-28005
| style="font-size: smaller;"|
| style="font-size: smaller;"|
|-
|-
|'''[[1981年]]9月5日'''
| CT
| style="font-size: smaller;" |LP
| ALC-28004
|ALR-28023
| style="font-size: smaller;" |4th
|'''Pin-up baby blues'''
| style="font-size: smaller;" |
| style="font-size: smaller;" |
|-
|-
|'''1981年9月17日'''
! rowspan="2" | 4th
|LP
| rowspan="2" | 1981年9月5日
|SP-4879
| rowspan="2" | '''ピンナップ・ベイビー・ブルース'''
| LP
|
|'''Sheena & the Rokkets in U.S.A'''
| ALR-28023
|
|
|-
|-
! colspan="7" |[[JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント|Victor]] / [[Invitation (レーベル)|Invitation]]
| CT
| ALC-28022
|-
|-
|'''[[1984年]]11月21日'''
!colspan="5" style="font-size:small;"|[[Invitation (レーベル)|Invitation]]
| style="font-size: smaller;" |LP
|
| rowspan="3" style="font-size: smaller;" |5th
| rowspan="3" |'''New Hippies '''
| style="font-size: smaller;" |
| style="font-size: smaller;" |
|-
|-
|1997年8月6日
! rowspan="3" | 5th
|CD
| rowspan="3" | 1984年11月21日
|
| rowspan="3" | '''NEW HIPPIES'''
| LP
|
|
| VIH-28196
|-
|-
|2009年12月16日
| CT
|[[スーパー・ハイ・マテリアルCD|SHM-CD]]
| VCF-10216
|
|
|
|-
|-
|'''[[1985年]]5月21日'''
| [[コンパクトディスク|CD]]
| style="font-size: smaller;" |LP
| VDR-62
|
| rowspan="3" style="font-size: smaller;" |6th
| rowspan="3" |'''Main Songs '''
| style="font-size: smaller;" |
| style="font-size: smaller;" |
|-
|-
|1997年8月6日
! rowspan="3" | 6th
|CD
| rowspan="2" | 1985年5月21日
|
| rowspan="3" | '''Main Songs'''
| LP
|
|
| VIH-28217
|-
|-
|2009年12月16日
| CT
|SHM-CD
| VCF-10238
|
|
|
|-
|-
| 198565
|'''[[1986]][[221]]'''
| style="font-size: smaller;" |LP
| CD
|
| VDR-1061
| rowspan="3" style="font-size: smaller;" |7th
| rowspan="3" |'''Gathered'''
| style="font-size: smaller;" |
| style="font-size: smaller;" |
|-
|-
|1997年8月6日

|CD
! rowspan="3" | 7th
|
| rowspan="2" | 1986年2月21日
|
| rowspan="3" | '''GATHERED'''
| LP
|
| VIH-28260
|-
|-
|2009年12月16日
| CT
|SHM-CD
| VCF-10283
|
|
|
|-
|-
| 1986年621
|'''1986年[[1216]]'''
| style="font-size: smaller;" |LP
| CD
|
| VDR-1226
| rowspan="3" style="font-size: smaller;" |8th
| rowspan="3" |'''Captain Guitar and Baby Rock'''
| style="font-size: smaller;" |
| style="font-size: smaller;" |
|-
|-
|1997年8月6日
! rowspan="3" | 8th
|CD
| rowspan="3" | 1987年9月21日
|
| rowspan="3" | '''#9'''
| LP
|
|
| VIH-28303
|-
|-
|2009年12月16日
| CT
|SHM-CD
| VCF-10329
|
|
|
|-
|-
|[[1987年]][[9月21日]]
| CD
| style="font-size: smaller;" |LP
| VDR-1411
|
| rowspan="3" style="font-size: smaller;" |9th
| rowspan="3" |'''#9'''
| style="font-size: smaller;" |
| style="font-size: smaller;" |
|-
|-
|1997年8月6日

|CD
! rowspan="3" | 9th
|
| rowspan="3" | 1988年7月21日
|
| rowspan="3" | '''HAPPY HOUSE'''
| LP
|
| VIH-28336
|-
|-
|2009年12月16日
| CT
|SHM-CD
| VCF-10363
|
|
|
|-
|-
|'''[[1988年]][[7月21日]]'''
| CD
| style="font-size: smaller;" |LP
| VDR-1528
|
| rowspan="3" style="font-size: smaller;" |10th
| rowspan="3" |'''Happy House'''
| style="font-size: smaller;" |
| style="font-size: smaller;" |
|-
|-
|1997年8月6日
! rowspan="2" | 10th
|CD
| rowspan="2" | 1989年8月21日
|
| rowspan="2" | '''DREAM + REVOLT'''
| LP
|
|
| VIH-28372
|-
|-
|2009年12月16日
| CD
|SHM-CD
| VDR-1623
|
|
|
|-
|-
|'''[[1989年]][[8月21日]]'''
!colspan="5" style="font-size:small;"|[[SPEEDSTAR RECORDS]]
| style="font-size: smaller;" |LP<br />CD
|
| rowspan="3" style="font-size: smaller;" |11th
| rowspan="3" |'''Dream & Revolt'''
| style="font-size: smaller;" |
| style="font-size: smaller;" |
|-
|-
|1997年8月6日
! 11th
|CD
| 1992年6月23日
|
| '''(ha! ha! ha!) Hard Drug'''
|
| rowspan="3" | CD
|
| VICL-310
|-
|-
|2009年12月16日
! 12th
|SHM-CD
| 1994年4月21日
|
| '''ROCK ON BABY'''
|
| VICL-513
|
|-
|-
! rowspan="2" | 13th
! colspan="7" |[[SPEEDSTAR RECORDS]]
| rowspan="2" | 1997年8月6日
| rowspan="2" | '''@HEART'''
| VICL-60064
|-
|-
|'''[[1992年]][[6月23日]]'''
| LP
| style="font-size: smaller;" |CD
| VIJL-60003
|
| rowspan="2" style="font-size: smaller;" |12th
| rowspan="2" |'''(ha! ha! ha!) Hard Drug'''
| style="font-size: smaller;" |
| style="font-size: smaller;" |
|-
|-
|2009年12月16日
! rowspan="2" | 14th
|SHM-CD
| rowspan="2" | 2000年8月9日
|
| rowspan="2" | '''ROCK THE ROCK'''
| CD
|
|
| VICL-60593
|-
|-
|'''[[1994年]][[4月21日]]'''
| LP
| style="font-size: smaller;" |CD
| VIJL-60064
|
| rowspan="2" style="font-size: smaller;" |13th
| rowspan="2" |'''Rock on Baby'''
| style="font-size: smaller;" |
| style="font-size: smaller;" |
|-
|-
|2009年12月16日
! 15th
|SHM-CD
| 2008年4月23日
|
| '''JAPANIK'''
| CD
|
|
| VICL-62803
|-
|-
! rowspan="2" | 16th
| rowspan="2" |'''[[1997年]][[8月6日]]'''
| style="font-size: smaller;" |LP
| rowspan="2" | 2014年7月23日
|
| rowspan="2" | '''ROKKET RIDE'''<!-- オリコンチャート:126位 -->
| rowspan="3" style="font-size: smaller;" |14th
| {{Unbulleted list|CD+[[DVD]]|(初回限定盤)}}
| rowspan="3" |'''@HEART'''
| VIZL-697
| style="font-size: smaller;" |
| style="font-size: smaller;" |
|-
|-
|CD
| {{Unbulleted list|CD|(通常盤)}}
|
| VICL-64191
|}
|
|

==== カバー・アルバム ====
{| class="wikitable" style="font-size:small"
|-
|-
|2009年12月16日
!
|SHM-CD
! 発売日
|
! タイトル
|
! 規格
|
! [[規格品番]]
|-
|-
| rowspan="2" |'''[[2000年]][[8月9日]]'''
!colspan="5" style="font-size:small;"|[[SPEEDSTAR RECORDS]]
| style="font-size: smaller;" |LP
|
| rowspan="3" style="font-size: smaller;" |15th
| rowspan="3" |'''Rock The Rock'''
| style="font-size: smaller;" |
| style="font-size: smaller;" |
|-
|-
|CD
! 1st
|
| 2020年2月14日
|
| '''LIVE FOR TODAY! -SHEENA LAST RECORDING & UNISSUED TRACKS-'''{{efn|name="Original"}}
|
| [[コンパクトディスク|CD]]
| VICL-65305
|}

==== ライブ・アルバム ====
{| class="wikitable" style="font-size:small"
|-
!
! 発売日
! タイトル
! 規格
! [[規格品番]]
|-
|-
|2009年12月16日
!colspan="5" style="font-size:small;"|[[Invitation (レーベル)|Invitation]]
|SHM-CD
|
|
|
|-
|-
|'''[[2001年]][[1月24日]]'''
! rowspan="3" | 1st
| style="font-size: smaller;" |CD
| rowspan="3" | 1986年12月16日
|
| rowspan="3" | '''CAPTAIN GUITAR AND BABY ROCK'''{{efn|name="Original"|公式サイトでは、オリジナル・アルバムとしてナンバリングされている。}}
| rowspan="2" style="font-size: smaller;" |16th
| [[レコード#LP盤|LP]]
| rowspan="2" |'''爆音ミックス "Bak-On Mix - 19Lives"'''
| VIH-5/6
| style="font-size: smaller;" |
| style="font-size: smaller;" |
|-
|-
|2009年12月16日
| [[コンパクトカセット|CT]]
| VCF-2
|SHM-CD
|
|
|
|-
|-
|'''[[2008年]][[4月23日]]'''
| [[コンパクトディスク|CD]]
| style="font-size: smaller;" |CD
| VDR-9043/4
|
| rowspan="2" style="font-size: smaller;" |17th
| rowspan="2" |'''JAPANIK'''
| style="font-size: smaller;" |
| style="font-size: smaller;" |
|-
|-
|2009年12月16日
!colspan="5" style="font-size:small;"|[[SPEEDSTAR RECORDS]]
|SHM-CD
|
|
|
|-
|-
|'''[[2014年]][[7月23日]]'''
! rowspan="3" | 2nd
| style="font-size: smaller;" |CD<br>CD+DVD
| rowspan="3" | 2001年1月24日
|
| rowspan="3" | '''爆音ミックス〜19 LIVES〜'''{{efn|name="Original"}}
| style="font-size: smaller;" |18th
| {{Unbulleted list|CD|(限定盤)}}
|'''ROKKET RIDE'''
| VICL-60687
| style="font-size: smaller;" |126位
| style="font-size: smaller;" |アマゾン・ベストセラー1位
|-
|-
|2020年2月14日
| {{Unbulleted list|CD|(通常盤)}}
|CD<br>ANALOG
| VICL-60688
|
|
|'''LIVE FOR TODAY! -SHEENA LAST RECORDING & UNISSUED TRACKS-'''
|
|記念BOX同時発売
|}
|}


==== ックス・アルバム ====
==== ミ・アルバム ====
{| class="wikitable" style="font-size:small"
{| class="wikitable" style="font-size:smaller"
|-
|-
| style="font-size: smaller;"|発売日
!
|&nbsp;#
! 発売日
! タイトル
| style="font-size: smaller;" |タイトル
| style="font-size: smaller;"|規格
! 規格
| style="font-size: smaller;"|備考
! [[規格品番]]
|-
|-
! colspan="5" |[[JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント|Victor]] / [[Invitation (レーベル)|Invitation]]
!colspan="5" style="font-size:small;"|[[アルファレコード]]
|-
|-
|[[1985年]][[10月21日]]
! 1st
| style="font-size: smaller;"|1st
| 1991年4月1日
| '''Lemon Tea 12"single'''
| '''SHEENA & THE ROKKETS IN THE 90'S'''{{efn|name="mini"}}
| style="font-size: smaller;"|12inch
| [[コンパクトディスク|CD]]
| style="font-size: smaller;"|[[2009年]][[12月16日]]:CD盤リリース<br />[[2014年]][[7月23日]]:SHM-CD再発
| ALCA-121
|}

==== 海外限定アルバム ====
{|class="wikitable" style="font-size:small"
! 発売日
! タイトル
! 発売元
! 規格
! [[規格品番]]
|-
|-
!colspan="5"|{{USA1959}}
! colspan="5" |[[SPEEDSTAR RECORDS]]
|-
|-
| 1981917
|[[1991]][[221]]
| style="font-size: smaller;"|2nd
| '''SHEENA & THE ROKKETS IN USA'''
| '''Family dancing'''
| [[A&Mレコード]]
| style="font-size: smaller;"|CD
| [[レコード#LP盤|LP]]
| style="font-size: smaller;"|[[2009年]][[12月16日]]:SHM-CDリリース<br />[[2014年]][[7月23日]]:SHM-CD再発
| SP-4875
|-
|-
!colspan="5"|{{FRA1946}}
! colspan="5" |[[アルファレコード|Alfa Records]]
|-
|-
| 1993
| 1991
| style="font-size: smaller;"|3rd
| '''LEMON SEX, LEMON TEA, LEMON ROCK'''
| '''SHEENA & THE ROKKETS IN THE 90'S'''
| SKYDOG
| style="font-size: smaller;"|CD
| [[コンパクトディスク|CD]]
| style="font-size: smaller;"|
| 62261.2DK 017
|}
|}


==== ベスト・アルバム ====
==== ベスト・アルバム ====
# SHEENA & THE ROKKETS Best Selection(1983年)
{|class="wikitable" style="font-size:small"
# Early days(1985年)
! 発売日
# GO GO(1987年)
! タイトル
# The Original Rock'n'Roll Hearts(1988年)
! 規格
# Rock ia alright(1994年)
! [[規格品番]]
# Rock'n'roll heart 2(and roots)(1995年)
|-
# SUPERBEST KOLLECTION(1996年)
!colspan="4"|[[アルファレコード]]
# The Very Best(2000年)
|-
# Dream BOX(2003年)
| 1983年
# The Greatest Sheena & The Rokkets(2003年)
| rowspan="2" | '''SHEENA & THE ROKKETS BEST SELECTION'''
# ELECTROKKETS / V.A.(2004年)
| [[コンパクトカセット|CT]]
# Rokket Factory〜the worst and rarities of Sheena & Tne Rokkets in Alfa years〜(2006年8月23日)
| ALC-30004
# GOLDEN HITS THE ALFA YEARS(2007年7月25日)
|-
# WHITE BOX SET; INVITATION YEARS 1984-1989(2009年12月16日)
| 1986年3月25日
# BLACK BOX SET; SPEEDSTAR YEARS 1990-2009(2009年12月16日)
| [[コンパクトディスク|CD]]
# AYUKAWA SIZE(2014年7月23日)
| 32XA-53
# ゴールデン☆ベスト EARLY ROKKETS 40+1(2018年2月28日)
|-
# ゴールデン☆ベスト VICTOR ROKKETS 40+1(2018年3月28日)
| 1988年11月28日
| '''EARLY DAYS ROKKETS'''
| CD
| 50XA-247/8
|-
!colspan="4"|[[Invitation (レーベル)|Invitation]]
|-
| rowspan="2" | 1987年12月1日
| rowspan="2" | '''10th Anniversary of SHEENA & THE ROKKETS GO GO'''
| CD
| VDR-1431
|-
| CT
| VCF-20071
|-
| 1988年11月21日
| '''ROCK'N'ROLL HEART'''
| CD
| VDR-28050
|-
!colspan="5" style="font-size:small;"|{{Unbulleted list|[[SPEEDSTAR RECORDS]]|SHEENA & THE ROKKETS featuring MAKOTO AYUKAWA 名義}}
|-
| 1993年11月21日
| '''ROCK IS ALRIGHT'''
| CD
| VICL-22005
|-
!colspan="5" style="font-size:small;"|SPEEDSTAR RECORDS
|-
| 1994年11月9日
| '''ROCK'N'ROLL HEART 2 (and roots)'''
| CD
| VICL-22025
|-
| 2003年7月2日
| '''THE GREATEST SHEENA & THE ROKKETS'''
| [[コピーコントロールCD|CCCD]]
| VICL-61149
|-
| 2018年3月28日
| '''ゴールデン☆ベスト シーナ&ロケッツ VICTOR ROKKETS 40+1'''
| [[スーパー・ハイ・マテリアルCD|SHM-CD]]
| VICL-70238/9
|-
!colspan="4"|[[アルファレコード|アルファミュージック]]
|-
| 1996年8月28日
| '''SUPER BEST OF SHEENA & THE ROKKETS'''
| CD
| ALCA-5093/4
|-
!colspan="4"|{{Unbulleted list|[[EMIミュージック・ジャパン|東芝EMI]] / EASTWORLD|アルファミュージック}}
|-
| 2000年6月28日
| '''The Very Best Of Sheena & The Rokkets'''
| CD
| TOCT-24373
|-
!colspan="4"|[[ソニー・ミュージックダイレクト]] / GTmusic
|-
| 2006年8月23日
| '''Rokket Factory〜the worst and rarities of Sheena & Tne Rokkets in Alfa years〜'''
| rowspan="2" | CD
| MHCL-859/60
|-
| 2007年7月25日
| '''GOLDEN HITS THE ALFA YEARS'''
| MHCL-1131
|-
| 2018年2月28日
| '''GOLDEN☆BEST シーナ&ロケッツ EARLY ROKKETS 40+1'''
| [[ブルースペックCD|Blu-spec CD2]]
| MHCL-30493/4
|}


=== BOXセット ===
=== DVD ===
# ライブ帝国 FUKUOKA ROCK INVASION(2003年)
{| class="wikitable" style="font-size:small"
|-
!
! 発売日
! タイトル
! 規格
! [[規格品番]]
|-
!colspan="5" style="font-size:small;"|[[SPEEDSTAR RECORDS]]
|-
! 1st
| 2003年7月2日
| '''DREAM BOX'''
| rowspan="3" | [[コンパクトディスク|CD]]+[[DVD]]
| VIZL-81
|-
! 2nd
| rowspan="2" | 2009年12月16日
| '''WHITE BOX -INVITATION YEARS-'''
| VIZL-361
|-
! 3rd
| '''BLACK BOX -SPEEDSTAR YEARS-'''
| VIZL-362
|-
! 4th
| 2020年2月14日
| '''LOVE BOX -42nd Anniversary Kollection-'''
| CD+DVD+[[レコード#7インチシングル盤|7inch]]+[[レコード#LP盤|LP]]
| VIZL-1695
|}

=== 映像作品 ===
# ライブ帝国 FUKUOKA ROCK INVASION(2003年9月25日)
# ROKKET PARANOIA(ROKKET SIZE・VIDEO VERSION)(2004年)
# ROKKET PARANOIA(ROKKET SIZE・VIDEO VERSION)(2004年)
# LOVE LIVE(2004年4月21日
# LOVE LIVE(2004年)
# ライブ帝国 SEENA & THE ROKKETS(2004年10月27日)
# SPACE SHOWER ARCHIVE シーナ&ザ・ロケッツ LIVE 9207(2007年2月23日)
# SPACE SHOWER ARCHIVE シーナ&ザ・ロケッツ LIVE 9207(2007年2月23日)
# SHEENA's YA-ON(201952日)
# ROKKET RIDE ※初回限定盤(2014723日)
#SHEENA's YA-ON (35周年ライブ 日比谷野外大音楽堂ノーカット・ライブ)※初回限定盤(2019年5月2日)
# SHEENA 43th BIRTHDAY LIVE(2021年11月23日)


=== 参加作品 ===
== 関連項目 ==
* [[日本のロック]]
{| class="wikitable" style="font-size:small"
* [[日本のロックバンド一覧 ]]
! 発売日 !! 商品名 !! 歌 !! 楽曲 !! 備考
|-
| 1981年2月21日
| [[スネークマン・ショー]]
| rowspan="4" | '''シーナ&ザ・ロケッツ'''
| 「レモンティー」
| ゲスト参加
|-
| 1998年11月30日
| FUJI ROCK FESTIVAL '98 in TOKYO LIVE
| 「LEMON TEA」
| 『[[フジロックフェスティバル]]'98』の[[ライブ・アルバム]]
|-
| 2002年2月21日
| キンキー・ブート 〜トリビュート・トゥ・ザ・キンクス
| 「[[ユー・リアリー・ガット・ミー]]」
| [[キンクス]]の[[トリビュート・アルバム]]
|-
| 2004年8月4日
| SAKURA MOTOWN REVUE
| 「[[:en:What Becomes of the Brokenhearted|WHAT BECOMES OF THE BROKEN HEARTED]]」
| [[モータウン]]の楽曲をカバーを収録した[[コンピレーション・アルバム]]
|-
| 2005年5月25日
| 明治チェルシーの唄
| [[シーナ (歌手)|シーナ]] ('''シーナ&ロケッツ''')
| 「[[チェルシーの唄]]」
| 各ミュージシャンによる「チェルシーの唄」が収録されているコンピレーション・アルバム
|-
| 2006年3月8日
| RESPECT THE STONES
| rowspan="4" | '''シーナ&ロケッツ'''
| 「[[:en:Heart of Stone (Rolling Stones song)|Heart of Stone]]」
| [[ローリング・ストーンズ]]のトリビュート・アルバム
|-
| 2008年1月23日
| 細野晴臣 STRANGE SONG BOOK-Tribute to Haruomi Hosono 2-
| 「[[泰安洋行|Pom Pom蒸気]]」
| [[細野晴臣]]のトリビュート・アルバム
|}

=== タイアップ ===
{|class="wikitable" style="font-size:small;"
! 曲名
! タイアップ
! 収録作品
|-
| ユー・メイ・ドリーム
| [[日本航空|JAL]]『マイ・ハート・キャンペーン』CMソング{{efn|[[ディスクジャケット]]の裏面には『[[日本航空|JAL]]・ヨーロッパ・キャンペーン・イメージソング』と表記されている。}}<ref name="prtimes"/>
| シングル「[[ユー・メイ・ドリーム]]」
|-
| ピンナップ・ベイビー・ブルース
| 『オルタス』CMソング
| シングル「ピンナップ・ベイビー・ブルース」
|-
| ANGEL EYES
| [[ロート製薬|ロート]]『Zi:』CMイメージソング<ref>{{Cite web|url=https://www.oricon.co.jp/prof/75227/products/282032/1/ |title=ANGEL EYES <nowiki>|</nowiki> シーナ&ロケッツ |work=[[オリコン|ORICON STYLE]] |publisher=株式会社oricon ME |accessdate=2023-02-18}}</ref>
| シングル「ANGEL EYES」
|-
| ファミリー・ダンシング
| [[岩田屋|岩田屋デパート]] キャンペーン・ソング<ref>{{Cite web|url=https://www.oricon.co.jp/prof/75227/products/286290/1/ |title=ファミリー・ダンシング <nowiki>|</nowiki> シーナ&ロケッツ |work=[[オリコン|ORICON STYLE]] |publisher=株式会社oricon ME |accessdate=2023-02-18}}</ref>
| rowspan="2" | シングル「FAMILY DANCING」
|-
| じゆう
| [[学生援護会]]『サリダ』CMソング
|-
| [[海 (1941年の歌曲)|海]]
| [[東レ|TORAY]]『TRINTEE』CMソング
| ベスト・アルバム『ゴールデン☆ベスト シーナ&ロケッツ VICTOR ROKKETS 40+1』
|-
| The Jungle Of Love
| [[TBSテレビ|TBS]]系TV『[[極すれすれガレッジセール]]』エンディングテーマ
| アルバム『ROCK THE ROCK』
|}


== 脚注 ==
== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
{{脚注ヘルプ}}
{{Reflist}}
=== 注釈 ===
{{notelist}}

=== 出典 ===
{{Reflist|2}}


== 参考文献 ==
== 参考文献 ==
* 『YOU MAY DREAM ロックで輝きつづけるシーナの流儀』(2009年12月、じゃこめてい出版) ISBN 9784880434148
* 『YOU MAY DREAM ロックで輝きつづけるシーナの流儀』(2009年12月、じゃこめてい出版) ISBN 9784880434148

== 関連項目 ==
* [[日本のロック]]
* [[日本のロックバンド一覧]]


== 外部リンク ==
== 外部リンク ==
* [http://rokkets.com/ SHEENA & THE ROKKETS' OFFICIAL WEB SITE a.k.a. RokketWEB (公式サイト)]
; 公式サイト
* [http://rokketduction.com/ ROKKETDUCTION (事務所)]
* {{公式サイト|http://rokkets.com/}}
* {{URL|http://rokketduction.com/|ROKKETDUCTION}} - 所属事務所

; [[ソーシャル・ネットワーキング・サービス|SNS]]
* {{Twitter|rokketduction|シーナ&ロケッツ}}
* {{Twitter|rokketduction|シーナ&ロケッツ}}
* {{Facebook|sheenarokkets|シーナ&ザ・ロケッツ (Sheena & The Rokkets)}}
* {{Facebook|sheenarokkets|シーナ&ザ・ロケッツ (Sheena & The Rokkets)}}
* [https://www.jvcmusic.co.jp/-/Artist/A000232.html シーナ & ロケッツ] - Victor Entertainment

* [https://www.sonymusic.co.jp/artist/SheenaandRokkets/ シーナ & ロケッツ] -Sony Music
; 各レコードレーベルの公式ページ
* {{URL|https://www.sonymusic.co.jp/artist/SheenaandRokkets/|Sony Music}}
* {{URL|https://www.110107.com/s/oto/artist/70001802|otonano by Sony Music Direct (Japan) Inc.}}
* {{URL|https://www.jvcmusic.co.jp/-/Artist/A000232.html|SPEEDSTAR RECORDS}}


{{Normdaten}}
{{Normdaten}}

2023年3月11日 (土) 11:33時点における版

シーナ&ロケッツ
出身地 日本の旗 日本福岡県
ジャンル ロックンロール[1][2]
活動期間 1978年 -
レーベル
事務所 RokketDuction
公式サイト rokkets.com
メンバー

シーナ&ザ・ロケッツSHEENA & THE ROKKETS)は日本ロックンロールバンド。略してシナロケと表現する場合もある[3]2013年以降はシーナ&ロケッツと表記している。シーナ&ザ・ロケッツシーナ&ロケットと表記する場合もあった。デビュー時から英語表記・SHEENA & THE ROKKETSは変更していない。

1970年から福岡で活動していたブルースバンド、サンハウスのリードギター・作曲家である鮎川誠と妻・シーナを中心にシーナ&ロケッツを1978年に結成。結成後、一切ブランクがなく活動続けている日本を代表するロックンロールバンドである。 2022年2月から全国ツアーを開催。11月23日に45周年記念ライブを主催し、45周年目に突入した現在も結成時のオリジナルメンバーを擁する。質・量ともに群を抜いたその活動歴は、ジャンルを越え、ロックバンドとしての可能性を独走状態で追求し続けてきた。

メンバー

  • シーナ1953年11月23日 - 2015年2月14日、福岡県北九州市出身)ボーカル・タンバリン
  • 鮎川誠1948年5月2日 - 2023年1月29日、福岡県久留米市出身)ギター・ボーカル
  • 奈良敏博1951年11月19日 - 、福岡県福岡市出身)ベース
    • デビュー前のオリジナル・ベーシスト。サンハウスでも活動中。1988年に復帰し、1989年の「ドリーム&リボルト」リリース後に脱退。2011年復帰。
  • 川嶋一秀1956年1月19日 - 、福岡県福岡市出身)ドラム
    • 元・サンハウス。1990年頃脱退[4]。2000年2月に復帰。
  • LUCY MIRROR ボーカル
    • 鮎川とシーナの三女。2015年4月7日「シーナの日#1(シーナの一周忌)」からゲストボーカルとして加入。特別なライブのみ出演している。DARKSIDE MIRRORSのボーカル・ギターとしても活躍。

川嶋、奈良の脱退後、バンドはドラムとベースを固定しない時期があった。この間、『Ha! Ha! Ha! Hard Drug』ではジョニー吉長がドラム、『@HEART』では穴井仁吉がベースをそれぞれ担当。

元メンバー

  • 浅田孟 (1956年2月18日 - 、福岡県福岡市出身) ベース
    • 元・サンハウス。1979年から1987年脱退のちARBに加入。
    • 2008年復帰、2011年5月脱退。

略歴

サンハウスのギタリスト鮎川誠が妻・シーナと共に福岡から上京し結成。1978年にシングル『涙のハイウェイ』でエルボンレコードからレコード・デビュー(当時の名義は「鮎川誠&シーナ・ロケット」「鮎川誠&ミラクルメン」)。

1979年アルファレコードへ移籍。イエロー・マジック・オーケストラ(以下YMO)のメンバーの協力を得て、アルバム『真空パック』を発表。シングル「ユー・メイ・ドリーム」が、JALの「マイ・ハート・キャンペーン」のCMに使用され、ブレイクを果たす。その後、アメリカのA&Mレコード、フランスのスカイドッグ・レコードなど海外でもアルバムを発売。YMOの1979年2ndアルバム『ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー』では、鮎川が「デイ・トリッパー」と「ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー」の2曲にギターで参加。YMOワールド・ツアー後の「凱旋公演」(1979年12月19日・中野サンプラザ)では、シーナ&ザ・ロケッツがオープニング・アクトを務める。 1980年9月、細野晴臣高橋幸宏プロデュース、イエロー・マジック・オーケストラゲスト参加により3rdアルバム『チャンネル・グー』を発売。同年YMOの初国内ツアーでは、福岡、神戸、京都、札幌、東京のゲスト・ギタリストとして鮎川が参加。1981年日本武道館にて開催された小学館主催の「写楽祭」ではYMOとシーナ&ザ・ロケッツによる共演も実現した。

1984年ビクター音楽産業Invitationへ移籍。1992年にビクター音楽産業内に発足されたレーベル・SPEEDSTAR RECORDSには創設以来30年在籍している。1988年にはニューヨークのCBGBでライブデビューを果たす。ジョン・レノンオノヨーコの専属写真家で知られるBOB GRUENの写真集には"日本の最高峰パンクバンド"として幾度も取り上げられ、国内・海外の様々なアーティストとの交流も深い。海外のアーティストからのラブコールも多く、2013年1月のウィルコ・ジョンソンとの東京セッションをはじめ、エルヴィス・コステロボ・ディドリーなどのツアーメンバーであるホーン・セクション、The Uptown Hornsらとライブで共演・アルバムを共作。ウィルコの来日時には、1990年の全国6か所ジャパン・ツアー、2000年2006年とシーナ&ロケッツと一緒に国内でライブを行う他、2009年2013年と2度東京でセッション・ライブを開催している。1993年には「LONDON SESSION」というタイトルでウィルコ・ジョンソン・バンド、鮎川、とシーナとでロンドン・レコーディングにて2枚のアルバムを制作しているほか、ウィルコとのプライベートでの交流も深いことがよく知られている。

1990年放送の学生援護会(現・パーソルキャリア)『サリダ』のテレビコマーシャルで「憲法第22条の歌」(職業選択の自由・アハハン)を歌ったことでも話題になった。

1996年2月、インターネット黎明期に日本のバンドとして初となるホームページを鮎川が立ち上げ、インターネットとの奮闘を書き下ろした「DOS/Vブルース」を幻冬舎から発売。1998年AMDアワードを受賞し、シーナ、鮎川陽子と出席して賞を受ける。

1998年FUJI ROCK FESTIVAL'98 in Tokyoに出演。沖縄・北海道ツアー開催。5月、鮎川誠生誕記念オールナイトパーティ開催。

1999年3月、新宿ロフト最後の日にワンマン出演。5月、ウィルコ・ジョンソン/シーナ&ロケッツJAPANツアーを開催。

2000年、オリジナル・ドラマーの川嶋一秀を迎え、15枚目のオリジナルアルバム『ROCK THE ROCK』を発売。FUJI ROCK FESTIVAL'00に出演。

2001年、初期の名曲から最近の楽曲までを網羅したライヴ・ベスト『爆音ミックス』を発売。鮎川が自ら運営するオフィシャルサイトにてファン投票により選曲された。4月、NHK連続テレビ小説ちゅらさん』にジョージ 我那覇役で鮎川が出演。那覇在住のロックの師匠という役柄。北九州博覧祭2001に出演。郡山ワンステップフェスティバル復活イベント『ワンステップへの旅 in うつくしま未来博』に出演。

2002年、鮎川、ソロとして『Japan Blues Carnival 2002』に出演。SHIBUYA-AXにて開催された日韓交流イベントに出演。シーナ&ロケッツとラモーンズディー・ディー・ラモーンジョイントライブ開催予定が急遽ディー・ディー・ラモーン死去により、追悼ライブとして行われる。

2003年SHIBUYA-FM7周年を記念するライブ 『SHIBUYA-CALLING』に出演。7月にベスト・アルバム『Dream BOX』、『The Greatest Sheena & The Rokkets』を発売。FUJI ROCK FESTIVAL'03、RISING SUN ROCK FESTIVAL 2003 in EZO、ミュージックシティ天神に出演。11月に東京SHIBUYA-AXにてシーナ&ロケッツ25周年ライブを開催。12月には福岡CBにて『HAPPY 25th ANNIVERSARY』を2Daysで開催。

2004年、シーナ&ロケッツ25周年を記念してリミックス盤『ELECTROKKETS』発売。さらに25周年を記念DVD『LOVE LIVE』を発売。シーナが小学館・PRECIOUS創刊CMに出演。鮎川が大塚製薬ポカリスエットのCMに出演。シーナ&ロケッツで霧島酒造の黒霧島のCMに出演。黒霧島は大ヒットとなり、製造が追いつかない事態となる。北九州若松の野外音楽堂を使用した初のロック・フェスティバル「高塔山ロックフェス」を発案(以降シーナ&ロケッツとして14年出演)。

2005年8月、鮎川が監修する『200 CD Rock'n'Roll』を学研から発売。「俺たちが愛したパンク/ロック/ブルース」の監修・執筆は鮎川。他に山名昇・本根誠・松本康・中山義雄・小川真一&キング・ジョー。8月、鮎川とシーナが、リチャード・ヘルの映画『BLANK GENERATION』のトークショーに出演。存続の危機に立たされているCBGBを救済するために署名を呼びかける。10月、ボロフェスタ'05@京大西部講堂イベントに参加。

2006年3月、レコード・コレクターズ誌3月号に28年分のレコードとともにシーナ&ロケッツ特集が組まれる。4月RKBの「味わい・ぶらり旅~河童伝説を訊ねる、紀行」 に鮎川とシーナで出演。5月布谷文夫と北海道ツアーを開催する。シーナ&ロケッツ 過去アルバム6作(『真空パック』、『Channel Good」、『PINUP BABYBLUES』、『SHEENA AND THE ROKKETS』、『クール・ソロ』、『いつだってビューティフル』)が紙ジャケによる限定復刻盤で発売。アメリカ盤『SHEENA & the ROKKETS IN U.S.A』も再発。7月第3回『T-JAM a.k.a. 高塔山フリー・ロック・フェスティバル2006』に出演。

2007年2月、鮎川がデザインした、ローリング・ストーンズ公認のTシャツがロサンゼルスで公式グッズとして発売。8月熊本市現代美術館にてトーク&ライブ開催。11月福岡で一夜限りのサンハウス・ライブを開催。ムツゴロウ動物王国にて初のシーナ&ロケッツのライブを行う。ソニー・ミュージックダイレクトからコンピレーション・アルバム『GOLDEN HITS THE ALFA YEARS』が発売。

2008年、シーナ&ロケッツ結成30周年を迎え、アルバム『JAPANIK』発売。5月、恵比寿ガーデンホールにて新作『JAPANIK』発売と結成30周年を祝う『S&R HAPPY 30th ANNIVERSARY SPECIAL』を開催。内田裕也細野晴臣高橋幸宏柴山俊之、永井隆、花田裕之チバユウスケ大貫憲章、DJ.IHARAらがゲストに駆けつけた。5人編成となり、30th Anniversary Tourを開催。40本を超えたツアーは各地で、30年目が最もフレッシュなグループのライブとして話題を集める。6月、日テレ開局55周年のCM『日テレGO!GO!』に、日本人アーティスト第一弾として出演。「ジョニー・B.グッド」を鮎川がカバー。7月、映画『ジャージの二人』堺雅人と鮎川のダブル主演。『RISING SUN ROCK FESTIVAL 2008 in EZO』に出演。北海道から沖縄まで36ヵ所にてツアー開催。ブルーノート東京にて『MAKOTO AYUKAWA "KOOL SOLO" plays Rock 'n' Roll Hall Of Fame #1』、ビルボードライブ福岡にて2Daysを開催。

2009年、鮎川&シーナ、ユニクロのCMに出演。12月シーナ自書伝的エッセイ著書『「YOU MAY DREAM」ロックで輝きつづけるシーナの流儀」(シーナ/シーナ&ロケッツ著)』に鮎川も執筆。シーナはこの本で初めて手術のことを告白し、鮎川と共に爆音の中ステージで歌える喜びを綴っている。4月、プライベートで来日中のウィルコ・ジョンソンと共にライブ「TOKYO SAKURA SESSION 2009」を大人のロックショウとして6地区14公演で企画。南青山RED SHOES、ブルーノート名古屋、ブルーノート東京、ビルボードライブ大阪など各地売切の盛況。着席でもロックンロールを体感できる事を証明。

2010年、鮎川が久留米のふるさと大使として久留米市から任命される。福島県郡山市立美術館にて鮎川・シーナによるトークショー『60'sロック談義』開催。久保田麻琴プロデュース『京浜ロックフェスティバル2010』に出演。南青山RED SHOESにてシーナ主催による『BAD GIRL ROCK!』を開催。5月、鮎川の誕生日にあわせて名古屋ダイアモンドホールにてライブイベントを開催。7月、サンハウスを再結成、35th ANNIVERSARY TOURを全国6ヵ所開催。

2011年3月11日九州新幹線開通式典に鮎川とシーナで出演する当日、東日本大震災が起きてイベントが中止となる。7月、シーナの故郷である北九州で東日本大震災復興支援チャリティーライブを開催、市長の北橋健治に、ライブの全売上金を寄付。9月、布谷文夫と『スーパーセッション2011』を東京・北海道計4ヵ所にて開催。世界的なロック・写真家、ボブ・グルーエンが歴史的なロックスターばかりを撮影した写真集「ROCK SEEN」に唯一日本人アーティストして、シーナ&ロケッツのNY・CBGBでのライブ写真が2枚掲載されたことが話題となる(2004年のボブによるCBGB写真集にも同写真が掲載されている他、CBGB救済にも名を連ねている)。

2012年、シーナの故郷、北九州市若松の若戸大橋50周年イベントにトークライブで出演。公開された映画『I'M FLASH!』は、豊田利晃監督が鮎川の作曲した「I'M FLASH」からインスパイアされて10年以上の構想を経て制作された。また、I' M FLASH! BAND(Vocal:チバユウスケ、Drums:中村達也、Guitar:ヤマジカズヒデ、Bass:KenKen)による「I'M FLASH」の同曲カバーが映画のテーマソングに使用。

2013年、シーナ&ロケッツがウィルコ・ジョンソンのホストバンドとして「WILKO JOHNSON TOKYO SESSION 2013」を開催。ライブDVDを発売・即完売する。鮎川がレコード・コレクターズ1月号の“ニッポンのギタリスト名鑑”のトップ3ギタリストに選ばれる。4月から35TH ANNIVERSARY TOUR を全国25ヵ所にて開催。5月、富士スピードウェイにてハーレーダビッドソン日本上陸100周年を祝い、1万人規模の来場者を魅了する。7月、代々木公園のフリーフェス『EARTH GARDEN』に出演、投げ銭ライブにて過去最高の動員と投げ銭額を記録。ウッドストック継承、長野の『フォーク&ロックフェス』に出演。FUJI ROCK FESTIVAL'13に5年ぶり、かつ5回目の出演。12月、鋤田正義写真展にて鮎川・シーナのトークショーを開催。12月、36年連続New Years World Rock Festival完全出場記録を更新。

2014年5月、鮎川の生誕66年祭を2日間行う。7月、6年ぶりとなる18thアルバム「ROKKET RIDE」を発表。収録曲12曲の新曲は2日間で全て録音された。9月、日比谷野外音楽堂にてライブを開催。ミュージックシティ天神、シーナの故郷・北九州若松にて高塔山ロックフェスを開催。11月21日渋谷SOUND MUSEUM VISIONにて、ヒステリック・グラマーの30周年イベントに出演。その多忙な中、7月にシーナが体調を崩し、子宮頸癌のステージ4が発覚したが、シーナの強い希望により亡くなるまで家族以外に一切病状を明かすこと・休業することなく、亡くなる2ヵ月前まではライブ活動を行った。

2015年2月14日、シーナが子宮頸癌により逝去(61歳没)[5]。今後の活動について鮎川はシーナの遺志を継ぐことを明言、シーナ&ロケッツを続行。鮎川が全曲のボーカルを取り、オリジナル・メンバーの奈良敏博、川嶋一秀と共に3ピースで活動を続け、以降も数々のイベントやロックフェスに出演。鮎川とシーナの末娘であるLUCYが2015年4月7日「シーナの日#1」よりゲストボーカルを務める。特別なライブのみLUCYが入った4人編成でライブを行っている。

2016年8月、最愛のパートナーであり、妻であり、日本の女性ロックボーカリストの先駆けであったシーナとの出会いから、シーナ&ロケッツ結成秘話、そしてずっと一緒に歩んできた日々を語った鮎川のロングインタビューをノーカットで『シーナの夢 若松、博多、東京、HAPPY HOUSE』(西日本新聞社)として書籍化。発売2週間後に増版。また、そのロングインタビューを放送したラジオ番組・CROSS FM『HAPPY HOUSE』は、日本放送文化大賞グランプリを受賞。

2017年、鮎川の69歳(ロック年)を記念して、シーナ&ロケッツ史上初の全国47都道府県ツアー「47(SHEENA)ROKKET RIDE TOUR」を全県踏破後40周年目に突入。

2018年、デビュー40周年を迎え、鮎川の監修・選曲による41曲がデジタルリマスターされた最新ベスト・アルバム「ゴールデン☆ベスト EARLY ROKKETS 40+1」「ゴールデン☆ベスト VICTOR ROKKETS 40+1」をソニー・ミュージックダイレクトSPEEDSTAR RECORDSからそれぞれ2月28日、3月28日に2ヵ月連続Wリリース。鮎川は、シーナの亡くなった年より4月7日をシーナの日として追悼イベント「シーナの日」を主催。細野晴臣をはじめ、縁の深いアーティストがゲスト出演している。2018年の4回目の「シーナの日」はベスト・アルバムの発売にちなんで、一夜に42曲をノンストップで演奏。3時間半を超えるスペシャルライブで聴衆を魅了した。シーナの逝去から3年後、シーナ&ロケッツを題材とした、NHK福岡放送局制作の『福岡発地域ドラマ「You May Dream〜ユーメイ ドリーム」』が2018年3月2日に九州・沖縄地方で放送[6][7][8]。その後、多くの反響により9月にNHKの地上波で全国放送される。11月、シーナ&ロケッツのデビュー40周年を記念し、初期の人気曲「レモンティー」が初の7インチ・アナログ・シングルでソニー・ミュージックダイレクト/GREAT TRACKSから発売。アナログ化にあたりバーニー・グランドマンにカッティングを依頼、ヨーロッパでも評価の高いレコード・インダストイリー社(オランダ)にてプレスされた完全生産限定盤で、カップリング曲はYMOとのコラボレートで制作されたロックとテクノの化学反応を試みた先駆的アルバム『真空パック』収録「オマエガホシイ」。発売後1週間で完売とされた。

2023年1月29日、鮎川が膵臓がんのため東京都内の自宅で逝去(74歳没)[9][10]

エピソード

物書きにもファンは多く、漫画家岡崎京子まつもと泉鮎川誠から構想した鮎川まどか)、上條淳士小説家吉本ばなななど、数々の漫画・小説に鮎川と共にモデルとなって登場している。

「シーナ&ザ・ロケッツ」というバンド名の由来は、シーナの本名「悦子」から「ロック+エツコ=ロケッツ」となり、ただのロケッツでは軽いということと、昔風に「○○&ロケッツ」にしたいという鮎川の発案からである。綴りが「ROCKETS」ではなく「ROKKETS」であることも鮎川流の「ロックのセンス」だという。鮎川はアメリカ人とのハーフである。

地元である福岡を拠点にすることにこだわっていた鮎川が、幼い双子を残し上京、シーナ&ロケッツを結成した理由は、シーナの父親の「一回、東京でスパッと勝負してこい。子供は任せて、思い切り、スパッと勝負してみんない!」という励ましがきっかけだったという。

鮎川は1978年のシーナ&ザ・ロケッツ結成時に友人からギブソン・レスポール・カスタムを譲り受け上京(サンハウス時代からそのレスポールを頻繁に借りていた)以降40年以上に渡って同じギター1本を弾き続けている。このようなミュージシャンは世界的にも類がなく、世界でただ一人でギネス級ともいわれる。ライブでは1ステージ内に2・3本のギターが登場するが、毎回メイン以外にその日弾かれる「お気に入りのギター」と曲が一体何であるかという企画がライブでの楽しみの1つとなっている。セットリストは事前に用意がなく、ライブの直前に決める。ライブ中にもセットリストを変更することも多い。鮎川はこれまで自分が手にしたギターは1度も手放したことがなく、購入したギターを含め70本程を所有している程の無類のギター好きで、ギターカタログまでも「ずっと見ていられる」ほど。鮎川のレスポールは、当時九州で唯一福岡のヤマハ楽器に初めて入荷したレスポール第1号だという(Player (雑誌) 2020年11月号浅井健一との対談企画より)。

鮎川誠とシーナの三女であるLUCY MIRRORは、シーナ&ロケッツの特別なライブにのみゲストボーカルで出演(2015年4月7日から毎年開催されている「シーナの日」以降)。以前には、シーナとのツイン・ボーカルやコーラスとしてシーナ&ロケッツのアルバムにも時折参加しており、1986年の「ギャザード」、1998年「@HEART」(細野晴臣プロデュース)でも数曲参加。2000年にはアニメとロックのコラボ「イジワルケイ」にてギター鮎川、ベースは井上富雄、コーラスは声優の山口勝平という面子の特別バンドにボーカルで参加(同アルバムにはシーナが歌う「LUCY」という曲も収録されている)。2007年にソニー・ミュージックダイレクトより発売されたシーナ&ロケッツのベスト・アルバム「GOLDEN HITS」では、収録曲の選曲を担当したことでも知られる。シーナ&ロケッツのメイン・ボーカルとして加入する以前には、ギター&ボーカルとしてのキャリアもあり、1999年から2010年頃まで姉のJUNK THE RiPPERと共にDARKSIDE MIRRORSとして海外のロックシーンで人気を得て5枚のアルバムを発売。

2008年、シーナは30年以上に渡る過酷なライブツアーから喉を酷使したことにより、ポリープが声帯全部に広がり、ゼリー状に腫れ上がる喉の大病を患っていたが、2009年のライブ直後、呼吸困難となり窒息死寸前の状態に陥り緊急手術を行った。幸運にも名医と出会ったことで奇跡的に喉の大病を克服したというエピソードを2009年の自伝的エッセイ著書『YOU MAY DREAM ロックで輝きつづけるシーナの流儀』ではじめて告白した。

ディスコグラフィー

シングル

発売日 規格品番  # タイトル 規格 備考
Alfa Records
1978年10月25日 BON-1014 1st 涙のハイウェイ 7inch
1979年12月5日 ALR-1019 2nd ユー・メイ・ドリーム
1980年10月21日 3rd ベイビー・メイビー
1980年11月21日 4th 浮かびのピーチガール
1980年12月21日 5th キス・ミー・クイック
1981年7月21日 6th ピンナップ・ベイビー・ブルース
1984年9月21日 7th スイート・インスピレーション
Victor / Invitation
1985年5月21日 8th 今夜はたっぷり 7inch
1986年8月21日 9th ABC
1987年6月21日 10th どうしても逢いたい
1988年7月21日 11th HAPPY HOUSE 7inch
1989年4月21日 12th ANGEL EYES 7inch
8cmCD
1989年5月21日 13th PERMANENT HONEYMOON
SPEEDSTAR RECORDS
1992年6月21日 14th (ハ!ハ!ハ!) ハードドラッグ 8cmCD
1994年3月24日 15th ロックの好きなベイビー抱いて
1997年8月6日 16th インターネット・キッス
2014年7月23日 17th 太陽のバカンス 7inch タワーレコード限定発売
SONY MUSIC DIRECT
2018年11月19日 LEMONTEA 7inch B/OMAE GA HOSHII
2019年6月19日 LEMONTEA (Japan Edition) 7inch B/OMAE GA HOSHII
2020年2月14日 雨 / 今日を生きよう 7inch LOVE BOX 限定収録

アルバム

オリジナル・アルバム

発売日 規格 規格品番 タイトル 最高順位 備考
Elbon Records
1979年3月25日 LP BON-7003 1st Sheena & the Rokkets #1
CD CHOP-D02
Alfa Records
1979年10月25日 LP ALR-6023 2nd 真空パック
1980年10月21日 LP ALR-28005 3rd Channel Good
1981年9月5日 LP ALR-28023 4th Pin-up baby blues
1981年9月17日 LP SP-4879 Sheena & the Rokkets in U.S.A
Victor / Invitation
1984年11月21日 LP 5th New Hippies
1997年8月6日 CD
2009年12月16日 SHM-CD
1985年5月21日 LP 6th Main Songs
1997年8月6日 CD
2009年12月16日 SHM-CD
1986年2月21日 LP 7th Gathered
1997年8月6日 CD
2009年12月16日 SHM-CD
1986年12月16日 LP 8th Captain Guitar and Baby Rock
1997年8月6日 CD
2009年12月16日 SHM-CD
1987年9月21日 LP 9th #9
1997年8月6日 CD
2009年12月16日 SHM-CD
1988年7月21日 LP 10th Happy House
1997年8月6日 CD
2009年12月16日 SHM-CD
1989年8月21日 LP
CD
11th Dream & Revolt
1997年8月6日 CD
2009年12月16日 SHM-CD
SPEEDSTAR RECORDS
1992年6月23日 CD 12th (ha! ha! ha!) Hard Drug
2009年12月16日 SHM-CD
1994年4月21日 CD 13th Rock on Baby
2009年12月16日 SHM-CD
1997年8月6日 LP 14th @HEART
CD
2009年12月16日 SHM-CD
2000年8月9日 LP 15th Rock The Rock
CD
2009年12月16日 SHM-CD
2001年1月24日 CD 16th 爆音ミックス "Bak-On Mix - 19Lives"
2009年12月16日 SHM-CD
2008年4月23日 CD 17th JAPANIK
2009年12月16日 SHM-CD
2014年7月23日 CD
CD+DVD
18th ROKKET RIDE 126位 アマゾン・ベストセラー1位
2020年2月14日 CD
ANALOG
LIVE FOR TODAY! -SHEENA LAST RECORDING & UNISSUED TRACKS- 記念BOX同時発売

ミニ・アルバム

発売日  # タイトル 規格 備考
Victor / Invitation
1985年10月21日 1st Lemon Tea 12"single 12inch 2009年12月16日:CD盤リリース
2014年7月23日:SHM-CD再発
SPEEDSTAR RECORDS
1991年2月21日 2nd Family dancing CD 2009年12月16日:SHM-CDリリース
2014年7月23日:SHM-CD再発
Alfa Records
1991年 3rd SHEENA & THE ROKKETS IN THE 90'S CD

ベスト・アルバム

  1. SHEENA & THE ROKKETS Best Selection(1983年)
  2. Early days(1985年)
  3. GO GO(1987年)
  4. The Original Rock'n'Roll Hearts(1988年)
  5. Rock ia alright(1994年)
  6. Rock'n'roll heart 2(and roots)(1995年)
  7. SUPERBEST KOLLECTION(1996年)
  8. The Very Best(2000年)
  9. Dream BOX(2003年)
  10. The Greatest Sheena & The Rokkets(2003年)
  11. ELECTROKKETS / V.A.(2004年)
  12. Rokket Factory〜the worst and rarities of Sheena & Tne Rokkets in Alfa years〜(2006年8月23日)
  13. GOLDEN HITS THE ALFA YEARS(2007年7月25日)
  14. WHITE BOX SET; INVITATION YEARS 1984-1989(2009年12月16日)
  15. BLACK BOX SET; SPEEDSTAR YEARS 1990-2009(2009年12月16日)
  16. AYUKAWA SIZE(2014年7月23日)
  17. ゴールデン☆ベスト EARLY ROKKETS 40+1(2018年2月28日)
  18. ゴールデン☆ベスト VICTOR ROKKETS 40+1(2018年3月28日)

DVD

  1. ライブ帝国 FUKUOKA ROCK INVASION(2003年)
  2. ROKKET PARANOIA(ROKKET SIZE・VIDEO VERSION)(2004年)
  3. LOVE LIVE(2004年)
  4. SPACE SHOWER ARCHIVE シーナ&ザ・ロケッツ LIVE 9207(2007年2月23日)
  5. ROKKET RIDE ※初回限定盤(2014年7月23日)
  6. SHEENA's YA-ON (35周年ライブ 日比谷野外大音楽堂ノーカット・ライブ)※初回限定盤(2019年5月2日)

関連項目

脚注

  1. ^ シーナ&ロケッツ - プロフィール”. CDJournal. 株式会社シーディージャーナル. 2021年12月1日閲覧。
  2. ^ シーナ&ロケッツの名を一躍、有名にした名盤『真空パック』”. OKMusic. ジャパンミュージックネットワーク株式会社 (2015年9月23日). 2021年12月1日閲覧。
  3. ^ 2008年2月28日ナタリー -内田裕也、細野晴臣、高橋幸宏、チバがシナロケ30周年を祝福
  4. ^ 鮎川誠・山川健一著『ローリングストーンズが大好きな僕たち』(八曜社
  5. ^ シーナ&ロケッツのシーナさん死去”. デイリースポーツ (2015年2月14日). 2015年2月14日閲覧。
  6. ^ "シーナ&ロケッツの半生がNHK福岡でドラマに!" (HTML) (Press release). 日本放送協会. 20 October 2017. 2017年10月21日閲覧
  7. ^ “ロックバンド「シーナ&ロケッツ」半生をドラマ化 NHK福岡”. Sponichi ANNEX. スポーツニッポン新聞社. (2017年10月20日). https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2017/10/20/kiji/20171020s00041000239000c.html 2017年10月21日閲覧。 
  8. ^ 福岡発地域ドラマ「You May Dream」”. NHK福岡放送局. 2018年1月9日閲覧。
  9. ^ “「シーナ&ロケッツ」鮎川誠さん、膵臓がんのため死去 ロック魂貫き74歳まで現役…俳優としても存在感”. スポーツニッポン. (2023年1月30日). https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2023/01/30/kiji/20230130s00041000438000c.html 2023年1月30日閲覧。 
  10. ^ 鮎川誠さん死去 「シーナ&ロケッツ」、74歳」『時事ドットコムニュース』2023年1月30日。2023年1月27日閲覧。

参考文献

  • 『YOU MAY DREAM ロックで輝きつづけるシーナの流儀』(2009年12月、じゃこめてい出版) ISBN 9784880434148

外部リンク