「東京日和 (大貫妙子のアルバム)」の版間の差分
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| Name = 東京日和 |
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2022年12月11日 (日) 01:13時点における版
『東京日和』 | ||||
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大貫妙子 の サウンドトラック | ||||
リリース | ||||
録音 |
Kab America Studio Sony Music Studios Hit Factory Studios/N.Y. TOSHIBA-EMI 3STUDIO | |||
ジャンル |
インストゥルメンタル クラシック音楽 | |||
レーベル | 東芝EMI/EASTWORLD | |||
プロデュース | 大貫妙子 | |||
ゴールドディスク | ||||
第21回日本アカデミー賞最優秀音楽賞 | ||||
大貫妙子 アルバム 年表 | ||||
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『東京日和』収録のシングル | ||||
『東京日和』(とうきょうびより)は、1997年10月18日に公開された日本映画のサウンドトラック。公開に先行して1997年10月8日に発売された。
解説
同年に公開された竹中直人監督の東宝映画『東京日和』のサウンドトラックで、1曲を除き大貫妙子が作曲を手掛けている。映画の音楽監督も大貫が担当しており、この作品で第21回日本アカデミー賞最優秀音楽賞を受賞した[1]。
大貫自身、かねてから映画音楽の仕事がしたいと周囲の人間に話していたことが、もともと大貫のファンであった竹中の耳に入ったことから声が掛かり、楽曲制作を担当することとなった[2]。 制作に関しては、クランクインしてから音楽を作ったのでは数曲の編曲を手掛ける坂本龍一のスケジュールの都合がつかなくなってしまうため、先に台本を読んでから全ての音楽を書き上げた。出来上がった曲を竹中が試聴したところ早速OKが出たため、撮影前にレコーディングしたという[3]。大貫はその時の状況を「私にとってラッキーだったのは、先に音楽ができていたので、実際に現場で音楽を流しながら撮影してもらうことができて、映画の尺にあわせてつくる必要がなくなった、ということです。賞までいただいてしまって(笑)。とても楽しかった仕事です」と振り返っている[4]。
編曲のほとんどを長く大貫の作品に携わっている坂本とフェビアン・レザ・パネが担当しており、全編を通じピアノやアコースティック・ギターなどの生楽器を中心としたサウンドとなっている。
2016年3月にはリマスター盤SHM-CDが発売され[5]、2020年12月2日にはLPレコードが限定盤として発売された[6]。
収録曲
全作曲: 大貫妙子(特記以外)
- 光と影 (4:26)
- 編曲: 坂本龍一
- 雲の道 (2:30)
- 編曲: 小倉博和
- 猫が来る (2:02)
- 編曲: フェビアン・レザ・パネ
- 波紋 (1:56)
- 編曲: フェビアン・レザ・パネ
- 花水木 (4:51)
- 編曲: 坂本龍一
- ピアニカ (2:03)
- 編曲: フェビアン・レザ・パネ
- トルコ行進曲 (3:21)
- 追想 (4:14)
- 編曲: フェビアン・レザ・パネ
- 砂と貝殻 (4:46)
- 編曲: 坂本龍一
- 東京日和 (2:31)
- 編曲: フェビアン・レザ・パネ
- 東京日和 (Orchestra Version) (4:59)
- 編曲: 坂本龍一
- ひまわり (4:52)
- 作詞: 大貫妙子 / 編曲: 坂本龍一
- 同時発売されたシングルの表題曲で当映画の主題歌。
参加ミュージシャン
光と影
- Computer Programming & Piano: 坂本龍一
- Guitar & Percussion: Vinicius Cantuária
- Additional Guitar: 小倉博和
- Vocal: 大貫妙子
雲の道
- Guitar: 小倉博和
猫が来る
- Piano: フェビアン・レザ・パネ
波紋
- Piano: フェビアン・レザ・パネ
花水木
- Computer Programming & Piano: 坂本龍一
- Guitar & Percussion: Vinicius Cantuária
- Additional Guitar: 小倉博和
ピアニカ
- Pianica: フェビアン・レザ・パネ
トルコ行進曲
- Piano: フェビアン・レザ・パネ
追想
- Piano: フェビアン・レザ・パネ
- Cello: 平田昌平
砂と貝殻
- Computer Programming & Piano: 坂本龍一
- Guitar & Percussion: Vinicius Cantuária
- Additional Guitar: 小倉博和
東京日和
- Piano: フェビアン・レザ・パネ
東京日和 (Orchestra Version)
- Conducted by 坂本龍一
- String section led by Charles Libove
- Piano: 坂本龍一
ひまわり
- Conducted by 坂本龍一
- Percussion: Vinicius Cantuária
- Guitar: 小倉博和
- Lead & Background Vocal: 大貫妙子
発売履歴
発売日 | レーベル | 規格 | 規格品番 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1997年10月8日 | 東芝EMI/EASTWORLD | CD | TOCT-9957 | |
2016年3月30日 | UNIVERSAL MUSIC | SHM-CD[7] | TOCT-95225 | リマスター盤 |
2016年3月30日 | 音楽配信[8] | |||
2020年12月2日 | LPレコード[6] | UPJY-9142 | 限定盤・初アナログ化 |
脚注
出典
- ^ “第21回日本アカデミー賞優秀作品”. 日本アカデミー賞. 2022年11月23日閲覧。
- ^ 大貫妙子 デビュー40周年アニバーサリーブック P.42、84、85(河出書房新社・2014年6月30日初版発行)
- ^ “大貫妙子スペシャルインタビュー [後編]”. ウェブで読める大人の音楽誌 otonano PORTAL. 2022年11月23日閲覧。
- ^ “作家で聴く音楽 JASRAC会員作家インタビュー Interview vol.20 大貫 妙子”. 2007 JASRAC. 2022年11月23日閲覧。
- ^ “東京日和[SHM-CD]”. Universal Music. 2022年11月20日閲覧。
- ^ a b “東京日和<限定盤> 大貫妙子”. Tower Records Japan. 2022年11月23日閲覧。
- ^ “大貫妙子 / 東京日和[SHM-CD]”. CDJournal(音楽出版社). 2022年11月23日閲覧。
- ^ “東京日和”. mora. 2022年11月23日閲覧。
参考資料
外部リンク
- 東京日和 – 大貫妙子 Taeko Onuki
- ALBUM 東京日和 – 記憶の記録LIBRARY