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連載が終了した後、再び読み切りの短編として『[[月刊少年チャンピオン]]』にて「マジ雲は必ず雨」(2013年)を発表。その後『[[セトウツミ]]』と改題した続編を『別冊少年チャンピオン』にて連載開始。第18回 [[手塚治虫文化賞]] 読者賞にノミネートされた<ref>{{Cite web |url=http://www.asahi.com/shimbun/award/tezuka/2014winners.html#readers |title=手塚治虫文化賞 |accessdate=2019-01-05 |year=2014 |website= |work= |publisher=[[朝日新聞社]]}}</ref>ほか、[[朝日新聞]]の書評でも「その世界にはまっていった」「あまりにも水際立ったラストシーン」「マンガという表現の枠が広がった」と評価を得た<ref>{{Cite web |url=https://book.asahi.com/article/11578422 |title=マンガ表現の枠を広げたラスト |accessdate=2019-01-05 |author=野矢茂樹 |date=2018-02-04 |website= |work=好書好日 |publisher=[[朝日新聞社]]}}</ref>。 |
連載が終了した後、再び読み切りの短編として『[[月刊少年チャンピオン]]』にて「マジ雲は必ず雨」(2013年)を発表。その後『[[セトウツミ]]』と改題した続編を『別冊少年チャンピオン』にて連載開始。第18回 [[手塚治虫文化賞]] 読者賞にノミネートされた<ref>{{Cite web |url=http://www.asahi.com/shimbun/award/tezuka/2014winners.html#readers |title=手塚治虫文化賞 |accessdate=2019-01-05 |year=2014 |website= |work= |publisher=[[朝日新聞社]]}}</ref>ほか、[[朝日新聞]]の書評でも「その世界にはまっていった」「あまりにも水際立ったラストシーン」「マンガという表現の枠が広がった」と評価を得た<ref>{{Cite web |url=https://book.asahi.com/article/11578422 |title=マンガ表現の枠を広げたラスト |accessdate=2019-01-05 |author=野矢茂樹 |date=2018-02-04 |website= |work=好書好日 |publisher=[[朝日新聞社]]}}</ref>。 |
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[[ダ・ヴィンチ]]ニュースの記事ではセトウツミを「[[THE3名様]]の血筋です。」と形容している<ref>{{cite web | url=https://ddnavi.com/review/197926/a/| title=マンガ的“ノーム・コア”? 日常系を超える究極の普通マンガ! | work=[[ダ・ヴィンチ|ダ・ヴィンチニュース]] | accessdate=2021-10-5}}</ref>。同作品は2017年に完結した。 |
[[ダ・ヴィンチ (雑誌)|ダ・ヴィンチ]]ニュースの記事ではセトウツミを「[[THE3名様]]の血筋です。」と形容している<ref>{{cite web | url=https://ddnavi.com/review/197926/a/| title=マンガ的“ノーム・コア”? 日常系を超える究極の普通マンガ! | work=[[ダ・ヴィンチ (雑誌)|ダ・ヴィンチニュース]] | accessdate=2021-10-5}}</ref>。同作品は2017年に完結した。 |
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短編漫画集『テリトリー』を2016年2月24日に[[幻冬舎コミックス]]から発表、描き下ろし作品を含む7編が収録された<ref>{{Cite web |url=https://natalie.mu/comic/news/177342 |title=「セトウツミ」の此元和津也による初の作品集、描き下ろし含む7編収録 |accessdate=2019-01-05 |date=2016-02-24 |website=[[コミックナタリー]] |work=[[ナタリー (ニュースサイト)|ナタリー]] |publisher=ナターシャ}}</ref>。 |
短編漫画集『テリトリー』を2016年2月24日に[[幻冬舎コミックス]]から発表、描き下ろし作品を含む7編が収録された<ref>{{Cite web |url=https://natalie.mu/comic/news/177342 |title=「セトウツミ」の此元和津也による初の作品集、描き下ろし含む7編収録 |accessdate=2019-01-05 |date=2016-02-24 |website=[[コミックナタリー]] |work=[[ナタリー (ニュースサイト)|ナタリー]] |publisher=ナターシャ}}</ref>。 |
2022年12月7日 (水) 22:29時点における版
此元 和津也 | |
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職業 |
漫画家 脚本家 |
活動期間 | 2006年 - |
ジャンル | 青年漫画、少年漫画 |
代表作 | 『セトウツミ』 |
公式サイト | kazuyakonomoto.web.fc2.com |
此元 和津也(このもと かづや)は、日本の漫画家、脚本家。ピクス所属。
2006年にデビューした後、2013年から4年以上に渡って連載した作品『セトウツミ』が、オーディオブック、映画、テレビドラマとなるなどヒット作となった。
来歴
初めて執筆した漫画が『月刊アフタヌーン』主催のアフタヌーン四季賞にて準入選を果たす[1]。2作目の短編『ダミー』が『コミックバーズ』主催の幻冬舎コミックス新人漫画賞と審査員特別賞を受賞し、名義を此元和津也として同誌にて2006年8月に掲載されてデビューした。
その後映画『こわい童謡』(2007年7月24日発表)、小説『陰日向に咲く』(2008年1月24日発表)を漫画化。
初めての連載作品として長編『スピナーベイト』を2010年から2011年に渡って執筆。
連載が終了した後、再び読み切りの短編として『月刊少年チャンピオン』にて「マジ雲は必ず雨」(2013年)を発表。その後『セトウツミ』と改題した続編を『別冊少年チャンピオン』にて連載開始。第18回 手塚治虫文化賞 読者賞にノミネートされた[2]ほか、朝日新聞の書評でも「その世界にはまっていった」「あまりにも水際立ったラストシーン」「マンガという表現の枠が広がった」と評価を得た[3]。 ダ・ヴィンチニュースの記事ではセトウツミを「THE3名様の血筋です。」と形容している[4]。同作品は2017年に完結した。
短編漫画集『テリトリー』を2016年2月24日に幻冬舎コミックスから発表、描き下ろし作品を含む7編が収録された[5]。
2018年よりピクスに所属し、初めて脚本家として『MATCH girls』の制作に参加[6]、2018年12月10日に公開される。
作品
漫画
連載
- スピナーベイト(『コミックバーズ』2010年5月号 - 2011年8月号)
- セトウツミ(『別冊少年チャンピオン』2013年5月号 - 2017年12月号)
読切
- ダミー(『コミックバーズ』2006年8月号) - 『テリトリー』に収録。
- テリトリー(『コミックバーズ』2008年12月号) - 『テリトリー』に収録。
- 百年カレンダー(『コミックバーズ』2012年6月号) - 『テリトリー』に収録。
- マジ雲は必ず雨(『月刊少年チャンピオン』2013年1月号) - 『セトウツミ』第1巻に収録。
- 「このまま終わってたまるか」なんて言いながら(『ジャンプ改』2013年2月号) - 『テリトリー』に収録。
- トシくんとハナちゃん(『コミックバーズ』2013年9月号) - 『テリトリー』に収録。
- バーン(『プリンセスGOLD』2015年9月号) - 『セトウツミ』第5巻に収録。
- メトロノーム(『月刊バーズ』2016年3月号) - 『テリトリー』に収録。
- チカチカ(短編集『テリトリー』描き下ろし)
- 兄弟の終わり(『ヤングアニマル嵐』2016年9号)
- 鈴木について(『漫画アクション』2017年21号)
単行本
- 『こわい童謡』、幻冬舎コミックス〈バーズコミックス〉 2007年、全1巻
- 『陰日向に咲く』、幻冬舎コミックス〈バーズコミックス〉 2008年、全1巻
- 『スピナーベイト』、幻冬舎コミックス〈バーズコミックス〉 2010年 - 2011年、全3巻
- 『セトウツミ』、秋田書店〈少年チャンピオン・コミックス〉 2013年 - 2017年、全8巻
- 『テリトリー』、幻冬舎コミックス〈バーズコミックス スペシャル〉 2016年、短編集
脚本
- MATCH girls (2018年)
- ブラック校則(2019年)[7]
- オッドタクシー(2021年)[8]
- 男性ブランコの浦井のりひろのコントライブ「浦井が一人と『話』が三つ」(2021年)[9]
- 映画 オッドタクシー イン・ザ・ウッズ(2022年)[10])
出典
- ^ 此元和津也 (w, a). テリトリー, p. 189 (2016年2月24日). 幻冬舎コミックス, ISBN 978-4-344-83647-1
- ^ “手塚治虫文化賞”. 朝日新聞社 (2014年). 2019年1月5日閲覧。
- ^ 野矢茂樹 (2018年2月4日). “マンガ表現の枠を広げたラスト”. 好書好日. 朝日新聞社. 2019年1月5日閲覧。
- ^ “マンガ的“ノーム・コア”? 日常系を超える究極の普通マンガ!”. ダ・ヴィンチニュース. 2021年10月5日閲覧。
- ^ “「セトウツミ」の此元和津也による初の作品集、描き下ろし含む7編収録”. コミックナタリー. ナタリー. ナターシャ (2016年2月24日). 2019年1月5日閲覧。
- ^ “此元和津也がP.I.C.S. managementに参加!”. P.I.C.S.. ピクス (2018年11月28日). 2019年1月5日閲覧。
- ^ “「セトウツミ」此元和津也が脚本手がける映画「ブラック校則」に佐藤勝利×髙橋海人”. コミックナタリー (ナターシャ). (2019年7月15日) 2019年8月3日閲覧。
- ^ “TVアニメ「オッドタクシー」公式サイト”. 2021年1月15日閲覧。
- ^ “「セトウツミ」の此元和津也が、KOC準優勝・男性ブランコ浦井に一人芝居を書き下ろす”. コミックナタリー (ナターシャ). (2021年10月5日) 2021年10月5日閲覧。
- ^ “「オッドタクシー」来年4月に映画化!花江夏樹ら再集結で最終回のその後も描く”. コミックナタリー (ナターシャ). (2021年12月25日) 2021年12月25日閲覧。