「山犬嶽」の版間の差分
表示
削除された内容 追加された内容
m Bot作業依頼: Template:Mapplot JapanとTemplate:Embedmapの廃止に伴う編集 (Template:Embedmap) - log |
m Bot作業依頼: 山記事のカテゴリの貼り替え及び追加 (Category:山岳名目録) - log |
||
26行目: | 26行目: | ||
{{DEFAULTSORT:やまいぬたけ}} |
{{DEFAULTSORT:やまいぬたけ}} |
||
[[Category: |
[[Category:山岳名目録]] |
||
[[Category:徳島県の山]] |
[[Category:徳島県の山]] |
||
[[Category:剣山地の山]] |
[[Category:剣山地の山]] |
2022年11月23日 (水) 12:14時点における最新版
山犬嶽 | |
---|---|
画像募集中 | |
標高 | 997.2 m |
所在地 |
日本 徳島県勝浦郡上勝町 |
位置 | 北緯33度53分57.4秒 東経134度22分33.2秒 / 北緯33.899278度 東経134.375889度座標: 北緯33度53分57.4秒 東経134度22分33.2秒 / 北緯33.899278度 東経134.375889度 |
山系 | 四国山地 剣山系 |
山犬嶽の位置 | |
プロジェクト 山 |
山犬嶽(やまいぬだけ)は、徳島県勝浦郡上勝町に位置する山である。標高997.2m。
地理
[編集]上勝町のほぼ中央に聳え、高丸山東方約5Km、S字形に東方へ延びる尾根上に位置する。頂上に早雲神社のあることから雲早山ともいわれ、頂上近くに大師堂のあることから大師山とも呼ばれる。
山名の由来は、元禄14年に大崩壊があり、山頂の岩石が山犬の牙をむいた形状に似たところからついたと言い伝えられている(上勝町誌)。また、「勝浦郡志」に寛文年間に野尻村日浦に宝積院の行清という山伏が山犬岳で雨乞いをしたが、効果が現れないので、牛肥をまき散らして山をけがすと、空はかき雲り、7日7夜にわたって雨が降り続き、瀬津の山が8町も崩れたという。
山犬嶽の崩壊地点は南の山腹で、8haの巨礫原を形成している。滑落差を馬蹄形に示し、直径600m、高さ130m、60度から70度の急傾斜をなしている。また山中の行者ヶ丸という岩場に、安永8年銘の役の行者の石像がある。昔は女人禁制の山伏修験道の山であったという。山頂の雲早神社は雨乞の神を祀る。
参考文献
[編集]- 『角川日本地名大辞典 36 徳島県』(1986年 ISBN 4040013603)