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2022年11月23日 (水) 09:52時点における版

信貴山
標高 437 m
所在地

奈良県生駒郡平群町

大阪府八尾市
位置 北緯34度36分46秒 東経135度40分06秒 / 北緯34.61278度 東経135.66833度 / 34.61278; 135.66833
山系 生駒山地
信貴山の位置(日本内)
信貴山
プロジェクト 山
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信貴山(しぎさん)は、奈良県生駒郡平群町大阪府八尾市に位置するである。

奈良百遊山の一つに選定されている[1]

概要

名称は聖徳太子物部守屋を攻めたときにこの山で毘沙門天が現れ、太子が信ずべし、貴ぶべしといったことに由来すると伝わる[2]

外観は雄岳と呼ばれる北峰(437 m)、および雌岳と呼ばれる南峰(400.5 m)の二峰からなり、花崗岩を基盤とする安山岩質の岩石から構成される。

生駒山地は西側(大阪府側)が断層により急傾斜しているのに対し、東側(奈良県側)は比較的傾斜もゆるく、侵食の進んだ樹枝状の谷が稜線近くまで発達している。このような特徴から信貴山の東側は中腹まで住宅地や樹園地・水田が分布している[3]

南側山腹には信貴山真言宗朝護孫子寺が建ち、山頂には山城である信貴山城があった[4]

山頂から北へ100mほど下った所から左へ曲がる細い山道に入れば、高安城跡倉庫礎石群の横を通り高安山方面へと繋がる[3]

大正時代から昭和初期にかけて奈良県・大阪府からそれぞれ鉄道路線・ケーブルカーが開通し、1958年には信貴生駒スカイラインも開通して門前町が発達している[4]

参考文献

  1. ^ 奈良県健康推進課 「健康づくり奈良百遊山」 2003年
  2. ^ 川崎吉光 『大阪周辺の山250』 山と溪谷社、2001年
  3. ^ a b 奈良地理学会 編 『大和を歩く-ひとあじちがう歴史地理探訪』 奈良新聞社、2000年
  4. ^ a b 『日本歴史地名大系30 奈良県の地名』 平凡社、1981年

関連項目