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「将棊頭山」の版間の差分

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2022年11月23日 (水) 09:50時点における版

将棊頭山
将棊頭山
伊那市より見る将棋頭山(撮影2009年7月)
標高 2,730 m
所在地 日本の旗 日本
長野県木曽郡木曽町
伊那市上伊那郡宮田村
位置 北緯35度48分12秒 東経137度49分37秒 / 北緯35.80333度 東経137.82694度 / 35.80333; 137.82694座標: 北緯35度48分12秒 東経137度49分37秒 / 北緯35.80333度 東経137.82694度 / 35.80333; 137.82694
山系 木曽山脈
将棊頭山の位置(日本内)
将棊頭山
将棊頭山の位置
プロジェクト 山
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将棊頭山から望む木曽駒ヶ岳
木曽駒ヶ岳から望む茶臼山と将棊頭山

将棊頭山(しょうぎかしらやま)は、木曽山脈(中央アルプス)にある標高2730m木曽駒ヶ岳の北に位置し、山体すべてが長野県に属する。

概要

山の姿が将棋に似ているところから名前がついた。

日本の分水界が山頂の間近まで迫っているが、将棊頭山の山頂に降った雨は、東は天竜川、西は木曽川へと集まり、いずれも太平洋へ注いでいる。ちなみに、分水界は、山頂の北西約1kmの胸突ノ頭付近で、日本海に注ぐ信濃川水系の奈良井川の源流となっている。

山頂の南側には、1913年大正2年)に発生した長野県中箕輪高等小学校(現在の箕輪町立箕輪中学校)の集団登山の遭難事故(木曽駒ヶ岳大量遭難事故)を記念する碑がある。この遭難事故をもとに、のちに作家新田次郎が小説『聖職の碑』を著している。

登山道

各方面からの登山道がある。山頂直下の東側には伊那市西駒山荘があり、付近に天命水と呼ばれる湧水がある。将棊頭山と茶臼山(標高2,653m)の間には、花崗岩の鋭く尖った行者岩(標高2,658m)がある。

  • 中央アルプス縦走路
桂小場 - 馬返し - 大樽小屋 - 胸突き八丁 - 西駒山荘 - 将棊頭山 - 木曽駒ヶ岳
  • 権現づるね
伊那スキーリゾート - 権現山 - 権現づるね - 西駒山荘 - 将棊頭山
  • 茶臼山コース
木曽駒高原スキー場 - 正沢川 - 行者水 - 茶臼山 - 行者岩 - 西駒山荘 - 将棊頭山

周辺の山小屋

周辺の山

木曽山脈(中央アルプス)の主な山は、木曽山脈を参照。

参考文献

関連項目