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「釜石市立鵜住居小学校」の版間の差分

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2022年10月8日 (土) 04:43時点における版

釜石市立鵜住居小学校
地図北緯39度19分35.45秒 東経141度53分05.91秒 / 北緯39.3265139度 東経141.8849750度 / 39.3265139; 141.8849750座標: 北緯39度19分35.45秒 東経141度53分05.91秒 / 北緯39.3265139度 東経141.8849750度 / 39.3265139; 141.8849750
過去の名称 公立鵜住居小学校
鵜住居尋常小学校
鵜住居尋常高等小学校
鵜住居国民学校
鵜住居村立鵜住居小学校
国公私立の別 公立学校
設置者 釜石市
併合学校 両石小学校[1]
箱崎小学校
白浜小学校
設立年月日 1879年7月
共学・別学 男女共学
学期 3学期制[2]
学校コード B103221100049 ウィキデータを編集
所在地 026-0301
岩手県釜石市鵜住居町第13地割20番3号[3]
外部リンク 公式サイト(釜石市ホームページ内)
ウィキポータル 教育
ウィキプロジェクト 学校
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釜石市立鵜住居小学校(かまいししりつうのすまいしょうがっこう)は、岩手県釜石市鵜住居町にある市立小学校。

概要

釜石市立鵜住居小学校は、釜石市北東部を学区とする。1933年(昭和8年)3月の『昭和三陸大津波』と2011年(平成23年)3月の『東日本大震災』の2回、津波の被害を受けた。

沿革

  • 1876年明治9年)12月 - 両石村両石簡易小学校創立。
  • 1879年(明治12年)7月 - 公立鵜住居小学校創立。
  • 1884年(明治17年)7月 - 鵜住居小学校校舎建設。
  • 1887年(明治20年)5月 - 鵜住居小学校と両石小学校を統合し、鵜住居尋常小学校と改称。
  • 1888年(明治21年)12月 - 鵜住居尋常小学校校舎建設移転。
  • 1892年(明治25年)8月 - 両石尋常小学校が独立。
  • 1896年(明治29年)6月 - 両石尋常小学校校舎が三陸大津波による流出により廃校。鵜住居尋常小学校に統合され、両石分教場となる。
  • 1901年(明治34年)4月 - 鵜住居尋常高等小学校と改称。
  • 1933年昭和8年)3月 - 三陸大津波により、両石分教場校舎が流出する被害が出た。
  • 1941年(昭和16年)4月 - 国民学校令により、鵜住居国民学校と改称。
  • 1947年(昭和22年)4月 - 学制改革により、鵜住居村立鵜住居小学校と改称。同時に高等科を廃止。
  • 1955年(昭和30年)
    • 4月1日 - 昭和の大合併により、釜石市立鵜住居小学校と改称。
    • 11月 - 校歌制定。
  • 1969年(昭和44年)
    • 8月 - 特殊学級1学級開級。
    • 11月 - 創立90周年記念式典挙行。
  • 1974年(昭和49年)3月 - 本校新校舎移転。同時に両石・室浜両分校廃校。
  • 1975年(昭和50年)
    • 6月 - 本校体育館竣工。
    • 10月 - 新校舎落成記念式典挙行。
  • 1979年(昭和54年)
    • 7月 - プール新設。
    • 10月 - 創立100周年記念式典挙行。
  • 1981年(昭和56年)3月 - 外山分校廃校。
  • 1991年平成3年)2月 - 学校給食本実施。
  • 1999年(平成11年)10月 - 創立120周年記念式典挙行。
  • 2007年(平成19年)4月 - 釜石市立箱崎小学校を統合。
  • 2009年(平成21年)5月 - 創立130周年記念大運動会開催。
  • 2010年(平成22年)4月 - 釜石市立白浜小学校を統合。
  • 2011年(平成23年)
    • 3月11日 - 午後に発生した東日本大震災による津波で、校舎が全壊した。また、学区の大部分に大きな被害が出た。人的被害は、この日学校を休んだ児童1名と引き渡し済みの児童1名の計2名が死亡、事務職員1名が行方不明となった[4]
    • 4月 - 釜石市立双葉小学校と釜石市立小佐野小学校の校舎を借りて、学校を再開した。
  • 2012年(平成24年)
    • 2月 - 仮設校舎完成。
    • 3月 - 仮設校舎屋内運動場完成。
  • 2015年(平成27年)7月 - 新校舎建設安全祈願祭挙行。
  • 2017年(平成29年)4月 - 新校舎落成記念式典挙行。
  • 2018年(平成30年)10月 - 第1回「でんでんこマラソン」開催。
  • 2019年令和元年)5月 - 創立140周年記念大運動会開催。

児童数

2021年5月1日時点[5]
学年 1年 2年 3年 4年 5年 6年 特別支援 合計
学級 1 1 1 1 1 1 2 8
児童 29 19 27 28 19 24 7
(内数)
146

通学区域

  • 鵜住居町・片岸町・両石町・箱崎町第1地割~第13地割[6][7]

進学先中学校

東日本大震災発生時の対応等

  • 平成23年3月11日14時46分に発生した東日本大震災により、校舎内の非常扉が閉まり、停電した。防災無線もほとんど聞こえなかった為、津波の襲来に備え、教務主任が、児童を校舎3階に一時避難させる。その後、釜石東中学校の避難状況や消防団などの指示から、1次避難場所である「ございしょの里」(広場)に避難したが、その第1次避難場所になっていた「ございしょの里」の裏山(崖)が崩れた事や地域住人の助言で避難場所を第2次避難場所の「やまざきデイケアサービス」へ釜石東中学校生徒と一緒に避難する。その結果、この日学校を休んだ児童と先に引き渡しされた児童の計2名が死亡、学校事務職員1名が行方不明となったが、この3名以外の児童・職員は無事で、無事だった児童は、19日までに、引き渡しが完了した[4]

学校周辺

交通

三陸鉄道駅・県交通バス停共、学校までの直線距離は近いが、道路の関係で遠回りとなる。
  • 三陸鉄道リアス線鵜住居駅から徒歩約585m・約9分。
  • 岩手県交通「浪板線」・「赤浜線」で、「鵜住居」バス停下車後、徒歩約570m・約9分。
    • なお、国道45号線には、岩手県交通「盛岡釜石線」も通るが、「鵜住居」バス停には停車しない。

脚注

  1. ^ 明治20年5月に併合、明治25年8月に分離した後、明治29年6月に再併合。
  2. ^ 釜石市立小中学校管理運営規則 第2条
  3. ^ 釜石市立小中学校の設置に関する条例第2条
  4. ^ a b 東日本大震災における学校・子ども関連施設の震災対応状況一覧表 (PDF) - 釜石市
  5. ^ Gaccom鵜住居小学校(児童数)
  6. ^ 小学校学区 区域(平成22年~) (PDF) - 釜石市
  7. ^ a b 釜石市立小中学校に就学すべき者の学校の指定に関する規則 第2条 別表

関連項目

外部リンク