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豊田市立梅坪小学校 | |
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北緯35度6分24.4秒 東経137度9分36.5秒 / 北緯35.106778度 東経137.160139度座標: 北緯35度6分24.4秒 東経137度9分36.5秒 / 北緯35.106778度 東経137.160139度 | |
国公私立の別 | 公立学校 |
設置者 | 豊田市 |
設立年月日 | 1973年4月1日 |
共学・別学 | 男女共学 |
学期 | 前後期制 |
学校コード | B123210005623 |
所在地 | 〒471-0064 |
愛知県豊田市梅坪町1-5-1 | |
外部リンク | 公式ウェブサイト |
ウィキポータル 教育 ウィキプロジェクト 学校 |
豊田市立梅坪小学校(とよたしりつ うめつぼしょうがっこう)は、愛知県豊田市梅坪町にある公立小学校。2017年度の学級数は27学級、児童数は753人。豊田市立梅坪台中学校の学区内にある。
目標
「教師が変わらなければ子どもは変わらない」というスローガンのもと、全職員の情熱と創意により活力のある学校づくりを目指している[1]。中日ドラゴンズ投手の山内壮馬は、梅坪小学校を巣立って夢を実現したスーパースターである[2]。
歴史
母体となったのは豊田市立挙母小学校である。挙母小学校は1872年に挙母郷学校として設立され、のちに挙母第一尋常小学校に改称した。挙母小学校は豊田市でもっとも古い部類に入る小学校であるが、高度経済成長期には児童数が爆増したため、1973年4月1日に挙母小学校から分離独立する形で豊田市立梅坪小学校が設立された。開校時の児童数は456人[1]。
開校時は水田や緑豊かな丘陵が広がる静かな地域だったが、1979年には名鉄豊田線が、1988年には愛知環状鉄道・愛知環状鉄道線が校地の東側を走るようになり、学区の都市化や住宅地化が進んだ[1]。1977年の児童数は747人であり、その後1987年には593人に減少したものの、マンションなどの建設が進んだことから、1988年には646人と再び増加を見せた[1]。
1年男児熱中症死亡事故
2018年7月17日、1年生の男子児童が熱中症で倒れて死亡した[3]。
この児童は学校から1キロ離れた公園への校外学習に参加したが、途中で「疲れた」と周囲に訴え、学校に戻った後に意識を失い心肺停止状態に陥った。この日の豊田市は午前中から気温が30度を超えており、気象庁から高温注意情報が出されていた。
死亡事故発生翌日の18日、空調設備の無い体育館で安全に十分配慮した上で全校集会を実施[4]、死亡児童生徒にお悔やみを述べ黙祷。
事故後、梅坪小学校校長、および豊田市教育委員会学校教育課課長が謝罪を述べている[5][6][7][8]。
2019年3月5日、この死亡事故を受け同市教委会が設置した第三者委員会において教員らの熱中症に関する知識不足に加え、適切な救護措置が行われなかった事が事故原因とした報告書を発表。併せて再発防止マニュアルの作成と養護教諭の増員を提言[9]。
同年8月23日、同市が学校側に注意義務違反があったとの結論に至り、死亡児童生徒の遺族に損害賠償金を支払った事を明かした[10]。
出身著名人
参考文献
- 愛知県小中学校長会 編『新学制実施五十周年記念 愛知県小中学校誌』愛知県小中学校長会、1998年3月1日。
出典・脚注
- ^ a b c d 愛知県小中学校長会 1957, p. 671.
- ^ a b “12月10日(月) 山内壮馬選手、来校!”. 豊田市立梅坪小学校のホームページ (2012年12月11日). 2018年7月22日閲覧。
- ^ 児童が熱射病で死亡 豊田の小学校で臨時の全校集会 愛知県 CBCテレビ 2018年7月18日
- ^ 熱中死亡事故の翌日に「全校集会」、冷房ない体育館で... 学校対応に疑問「何も分かってない」 J-CASTニュース 2018年7月20日
- ^ “熱射病死の小1「疲れた」校長「判断甘かった」”. 読売新聞. (2018年7月18日) 2018年7月23日閲覧。
- ^ “熱中症で小1死亡、校長「判断甘かった」 遺族に謝罪”. 朝日新聞 (2018年7月19日). 2018年7月23日閲覧。
- ^ “男児熱射病死 救急要請遅れか マニュアル具体的指示なし”. 毎日新聞 (2018年7月19日). 2018年7月23日閲覧。
- ^ “豊田 熱中症で小1男児 死亡”. NHK (2018年7月18日). 2018年7月23日閲覧。
- ^ 教員らは「熱中症の知識不足」愛知の小1死亡で第三者委 朝日新聞 2019年3月5日
- ^ 熱射病死亡、遺族に賠償金 校外学習後の小1男児 産経新聞 2019年8月23日