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2022年10月6日 (木) 21:28時点における版
大阪府立箕面東高等学校 | |
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(2019年〈令和元年〉4月撮影) | |
北緯34度50分37.1秒 東経135度30分21.5秒 / 北緯34.843639度 東経135.505972度座標: 北緯34度50分37.1秒 東経135度30分21.5秒 / 北緯34.843639度 東経135.505972度 | |
過去の名称 | 大阪府立第91高等学校 |
国公私立の別 | 公立学校 |
設置者 | 大阪府 |
設立年月日 | 1974年(昭和49年) |
創立記念日 | 9月11日 |
共学・別学 | 男女共学 |
課程 | 全日制課程 |
単位制・学年制 | 単位制 |
設置学科 |
総合学科 (エンパワメントスクール) |
学校コード | D127210000513 |
高校コード | 27111A |
所在地 | 〒562-0025 |
外部リンク | 公式サイト |
ウィキポータル 教育 ウィキプロジェクト 学校 |
大阪府立箕面東高等学校(おおさかふりつ みのおひがし こうとうがっこう、英: Osaka prefectural Minoo-Higashi high school)は、大阪府箕面市にある公立の総合学科高校。高校生急増期対策として、昭和後期1974年に府立91番目に新設された[1]。義務教育レベルも含め「基礎学力」を学び直し[2]、社会人として「考える力」「生き抜く力」を身に付ける「エンパワメントスクール[3]」8校のひとつ。
概要
1971年(昭和46年)誕生の黒田革新府政が、高校入試で「十五の春は泣かせない」政策[4]として、大幅に新設した府立高校の一つ[5]。1973年度だけで開校13校が計画され各自治体が地元誘致運動を進める中[6]、府立91番目として1974年に開校した[1]。
生徒急増期の新設のため、校舎が三期にわたって造られた。
教育課程は全日制課程で普通科で、大阪第一学区(当時)に属していたが、2005年(平成17年)度から府内全域より生徒受け入れを行う定時制課程の多部制による単位制普通科(クリエイティブスクール)に改編された。
法令上は定時制だが、通常の定時制と同様の「1日4限の授業で4年間で卒業」するコース(1部は通常の全日制の1時限目から、2部の授業は通常の全日制でいう5時限目から授業が始まる)の他に、「1日6限の授業で3年間で卒業」するコース(1部は通常の全日制の1時限目から、2部の授業は通常の全日制でいう3時限目から授業が始まる)があった。
その後2015年度より、つまづいた小学校や中学校レベルから学び直し「一人ひとりが本来持っている素晴らしい力を引き出す」教育を主とする総合学科エンパワメントスクールに改編された。
1年生で中学までの学習内容を習熟度別授業で復習し、2年生から高校の履修科目を始める。また、習慣づけのため毎朝30分間ずつ国語・英語・数学の授業を行ったり、正解が一つではない課題に取り組んだりして、社会人に必要な基礎学力を養う。また、箕面東高校独自の取り組みとして企業での実習、マナー講座などキャリア教育にも注力[7]。「箕面東高校は、自分を伸ばしたい、変えたいと思う生徒を全力で支援します」としている[8]。
沿革
年表
- 1973年(昭和48年)
- 1974年(昭和49年)
- 1月1日 - 府立高等学校設置条例施行(箕面東高校が開設)
- 4月1日 - 開校(第1期生495名の入学を許可)
- 4月30日 - 校舎新築第一期工事竣工
- 1975年(昭和50年)
- 2月23日 - 校舎新築第二期工事竣工
- 6月30日 - 体育館・食堂・プール新築工事竣工
- 1976年(昭和51年)
- 2月28日 - 校舎新築第三期工事竣工
- 12月20日 - 校舎新築第四期工事竣工(環境整備)
- 2003年(平成15年)8月26日 - 2005年度から多部制単位制(普通科)高等学校(クリエイティブスクール)へ改編すると大阪府教育委員会が発表
- 2005年(平成17年)4月1日 - 多部制単位制(普通科)高等学校(クリエイティブスクール)に改編
- 2013年(平成25年)11月22日 - 2015年度からエンパワメントスクール(多部制から全日制、普通科から総合学科)へ改編すると大阪府教育委員会が発表
- 2014年(平成26年)11月22日 - 創立40周年記念式典を挙行
- 2015年(平成27年)4月1日 - エンパワメントスクール(全日制総合学科)に改編
(年表の主な出典は公式サイト沿革のページ[1])
基礎データ
交通アクセス
- 鉄道
- 阪急千里線 北千里駅より北へ約3.7km(徒歩で約45分)
- 大阪モノレール彩都線 彩都西駅より南西へ約3km(徒歩で約40分)
- バス
- 阪急バス「粟生団地」バス停を下車、西へ約250m(徒歩で約3分)または「新家」バス停を下車、北へ約1.3km(徒歩で約15分)
設置系列
総合学科(エンパワメントスクール)への改編に伴い、学校必修科目(一部選択必修)の他に、以下の系列が設置された(「総合選択科目」)。
- 情報・ビジネス
- 国際・コミュニケーション
- 人文・アート
- 福祉・スポーツ
- 環境・サイエンス
この他に、「自由選択科目」(学習指導要領による高等学校普通教科と専門教科にある科目及び学校設定科目から成る)が選択できる教科・科目として設置されている。
学校施設
校舎は半世紀前の開校時のままで、旧耐震基準の既存不適格で震度6強の揺れで倒壊の恐れがある。このため2009年(平成21年)から改修を行った[9]。
高校関係者と組織
関連団体
- 大阪府立箕面東高等学校同窓会 - 同窓会。固有の団体名は無し。
高校関係者一覧
- 芸能
- スポーツ
- 穴田真規 - 元プロ野球選手(阪神タイガース2010年育成選手ドラフト3位)
- 下田賢大 - 武術太極拳選手。第15回アジア競技大会(2006年アジア競技大会)「男子太極拳」10位、2008年度北京武術トーナメント「男子太極拳&太極剣総合」銅メダリスト
- 下平匠 - プロサッカー選手(ジェフユナイテッド市原・千葉)
脚注
- ^ a b c “沿革|大阪府立箕面東高等学校”. 大阪府立箕面東高等学校. 2021年3月10日閲覧。
- ^ “高校で義務教育学び直し 大阪府立3高「エンパワメントスクール」指定へ 全国一の中退率、不登校者数が背景” (日本語). 産経新聞. (2013年10月24日) 2021年3月11日閲覧。
- ^ “エンパワメントスクールの概要”. 大阪府教育委員会. 2021年3月11日閲覧。
- ^ 十五の春(ジュウゴノハル)とは - コトバンク
- ^ 故黒田さん(元大阪府知事)偲び お別れする会/不破議長、桂米朝さんらがお別れの言葉/参列の2100人が献花 - 日本共産党
- ^ 『創立100周年記念誌』(大阪府立渋谷高等学校、2017年)
- ^ “「大逆転が可能な学校に」エンパワメントスクール概要判明 大阪府教委” (日本語). 産経新聞. (2014年7月24日) 2021年3月11日閲覧。
- ^ “学校長よりごあいさつ|大阪府立箕面東高等学校”. 大阪府立箕面東高等学校. 2021年3月10日閲覧。
- ^ “棟別耐震性能一覧表【府立学校】”. 大阪府庁. 2021年3月11日閲覧。