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「新宿パークタワー」の版間の差分

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== 概要 ==
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当ビル[[敷地]]は、長年にわたり[[東京ガス]]の営業・供給・[[地域冷暖房]]の拠点として使用されてきた。しかし、[[東京都庁舎]]の新宿への移転([[1991年]])に伴い、地域冷暖房の能力増強が必要になり、また敷地にあった[[1912年]]に建設された<ref>[https://smtrc.jp/town-archives/city/shinjuku/p08.html
当ビル[[敷地]]は、長年にわたり[[東京ガス]]の営業・供給・[[地域冷暖房]]の拠点として使用されてきた。しかし、[[東京都庁舎]]の新宿への移転([[1991年]])に伴い、地域冷暖房の能力増強が必要になり、また敷地にあった[[1912年]]に建設された<ref>[https://smtrc.jp/town-archives/city/shinjuku/p08.html 8:変貌する西新宿、都内有数の高層ビル街の形成 ~ 新宿 | このまちアーカイブス | 不動産購入・不動産売却なら三井住友トラスト不動産]</ref>[[ガスホルダー]](ガスタンク)の撤去が可能となった為、それに合わせて敷地全体の再開発が計画され、まず、新宿地冷センタービルが整備され、次いで、[[1994年]]7月9日、当ビルが全館オープンした<ref name="maainiti19940710">「都庁に続くのっぽビル 新宿パークタワー完成 全国で3番目の高さ」『毎日新聞』東京版 1994年7月10日</ref>。工事費は約1500億円<ref>『BE建築設備』1994年12月号</ref>。
8:変貌する西新宿、都内有数の高層ビル街の形成 ~ 新宿 | このまちアーカイブス | 不動産購入・不動産売却なら三井住友トラスト不動産]</ref>[[ガスホルダー]](ガスタンク)の撤去が可能となった為、それに合わせて敷地全体の再開発が計画され、まず、新宿地冷センタービルが整備され、次いで、[[1994年]]7月9日、当ビルが全館オープンした<ref name="maainiti19940710">「都庁に続くのっぽビル 新宿パークタワー完成 全国で3番目の高さ」『毎日新聞』東京版 1994年7月10日</ref>。工事費は約1500億円<ref>『BE建築設備』1994年12月号</ref>。


新宿では、都庁第一庁舎に次いで高いビルで、N棟・S棟・C棟の複合する3棟からなる。上部が三段構造となり、それぞれの屋上に逆三角形の屋根がついた独特のデザイン。また、外壁の凹凸でビル街の風を緩和する効果を狙った<ref name="maainiti19940710" />。近隣の都庁舎と同じく[[丹下健三]]の設計であり、どことなく都庁舎と似ていることから、「第三都庁舎」と揶揄する人もいる他、都庁舎の一部と勘違いする人もいる。
新宿では、都庁第一庁舎に次いで高いビルで、N棟・S棟・C棟の複合する3棟からなる。上部が三段構造となり、それぞれの屋上に逆三角形の屋根がついた独特のデザイン。また、外壁の凹凸でビル街の風を緩和する効果を狙った<ref name="maainiti19940710" />。近隣の都庁舎と同じく[[丹下健三]]の設計であり、どことなく都庁舎と似ていることから、「第三都庁舎」と揶揄する人もいる他、都庁舎の一部と勘違いする人もいる。

2022年6月28日 (火) 23:59時点における版

新宿パークタワー
新宿パークタワー
情報
用途 オフィス、ショールーム、ホール、ホテル、店舗、駐車場、地域冷暖房センター
設計者 丹下健三・都市・建築設計研究所
構造設計者 小堀鐸二研究所
施工 鹿島建設清水建設大成建設 JV
建築主 東京ガス都市開発
構造形式 地下 RC造(一部SRC造)の耐力壁ラーメン構造
地上 S造ラーメン構造
敷地面積 25,325 m²
建築面積 9,511 m²
延床面積 264,140 m²
階数 地上52階・地下5階
高さ 235.0 m
着工 1990年9月28日
竣工 1994年4月25日
開館開所 1994年7月9日
所在地 東京都新宿区西新宿3-7-1
座標 北緯35度41分7.4秒 東経139度41分27.8秒 / 北緯35.685389度 東経139.691056度 / 35.685389; 139.691056 (新宿パークタワー)座標: 北緯35度41分7.4秒 東経139度41分27.8秒 / 北緯35.685389度 東経139.691056度 / 35.685389; 139.691056 (新宿パークタワー)
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新宿パークタワー(しんじゅくパークタワー)は、東京都新宿区西新宿三丁目の新宿新都心の一角にある超高層ビル

概要

当ビル敷地は、長年にわたり東京ガスの営業・供給・地域冷暖房の拠点として使用されてきた。しかし、東京都庁舎の新宿への移転(1991年)に伴い、地域冷暖房の能力増強が必要になり、また敷地にあった1912年に建設された[1]ガスホルダー(ガスタンク)の撤去が可能となった為、それに合わせて敷地全体の再開発が計画され、まず、新宿地冷センタービルが整備され、次いで、1994年7月9日、当ビルが全館オープンした[2]。工事費は約1500億円[3]

新宿では、都庁第一庁舎に次いで高いビルで、N棟・S棟・C棟の複合する3棟からなる。上部が三段構造となり、それぞれの屋上に逆三角形の屋根がついた独特のデザイン。また、外壁の凹凸でビル街の風を緩和する効果を狙った[2]。近隣の都庁舎と同じく丹下健三の設計であり、どことなく都庁舎と似ていることから、「第三都庁舎」と揶揄する人もいる他、都庁舎の一部と勘違いする人もいる。

テナント

テナントは、ショールームはじめ多くはオフィスである。最上部に東京ガス不動産株式会社の完全子会社であるパークタワーホテルが運営するパークハイアット東京が入る[注 1]

低層部には住宅・内装関係のショールーム等が集まるリビングデザインセンター OZONE[4]、1階にホテルのデリカテッセン、地下1階には約30店舗のレストラン&ショップ街があり、新宿高層ビル群の中では日が浅いがビジネスマン以外にも来訪者が多い。また、1階の広いアトリウムを利用してさまざまなイベントも行われている。

階構成

  • B5F~B2F:駐車場(B3FとB2Fは契約者専用の駐車場)
  • B1F:レストラン&ショップ(パークタワー・アヴェニュー)
  • 1F:アトリウム出入口
  • 2F:ホテル正面玄関
  • 3F~7F:リビングデザインセンター OZONE
  • 3F~4F:コンランショップ新宿本店
  • 9F~37F:オフィス階
  • 39F~52F:ホテル パークハイアット東京
主なテナントオフィス

アクセス方法

新宿パークタワーのシャトルバス(東京ガス関連の施設がある関係からCNG車(圧縮天然ガス)が使用されている)
※現在は廃車済

自動車による場合

電車など交通機関を利用する場合

  • 路線バスによるアクセス方法
    • 新宿駅西口 京王百貨店前または小田急百貨店前(日中のみ)から新宿WEバスにて「パークハイアット東京前」または「西参道」下車
    • 渋谷駅西口(14番乗り場)から京王電鉄バス「新宿駅西口」行きにて「西参道」下車
    • 中野駅南口(1番乗り場)から京王電鉄バス「六号通り経由 新宿駅西口」行きにて「十二社池の上」下車
  • シャトルバス(無料送迎バス)サービス
    • 日中の時間帯は、新宿駅西口「エルタワー」(三菱UFJ銀行)前より当ビル入り口(甲州街道 西参道バス停側)までOZONEの送迎シャトルバスが運行されている。
    • パークハイアット東京利用者は、別に運行しているホテルのシャトルバスも利用することができる。このバスは、新宿駅西口「エルタワー」(三菱UFJ銀行)前〈上記のシャトルバスの発着所と同じ場所〉から当ビル2階(新宿中央公園側)のホテル正面玄関までを結んでいる。
    • ※シャトルバスの時刻など詳しい情報は、下記の「※注1」のWebページ(ホームページ)を参照のこと。

脚注

  1. ^ 近隣に位置するホテル小田急運営のハイアットリージェンシー東京とは別。

出典

  1. ^ 8:変貌する西新宿、都内有数の高層ビル街の形成 ~ 新宿 | このまちアーカイブス | 不動産購入・不動産売却なら三井住友トラスト不動産
  2. ^ a b 「都庁に続くのっぽビル 新宿パークタワー完成 全国で3番目の高さ」『毎日新聞』東京版 1994年7月10日
  3. ^ 『BE建築設備』1994年12月号
  4. ^ 「リビングデザインセンター OZONEがオープン 住まいに関する総合展示施設」『毎日新聞』1994年7月16日

関連項目

外部リンク

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