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{{by|2020年}}シーズンの最優秀審判員賞を「投球判定精度が高く、ストライクゾーンがぶれない。また常に冷静で難しいプレイに対しての決断力が優れ、円滑な試合運びが評価された。」として受賞した。 |
{{by|2020年}}シーズンの最優秀審判員賞を「投球判定精度が高く、ストライクゾーンがぶれない。また常に冷静で難しいプレイに対しての決断力が優れ、円滑な試合運びが評価された。」として受賞した。 |
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== 2006年8月10日の横浜対阪神戦 == |
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* [[2006年]][[8月10日]]に行われた[[横浜DeNAベイスターズ|横浜ベイスターズ]]対[[阪神タイガース]]戦([[横浜スタジアム]])の5回裏二死二・三塁、打者が[[石井琢朗]]の場面で3ボール2ストライクから阪神の投手・[[安藤優也]]が投じた低めのワンバウンド投球が逸れ、石井琢朗のバットに当たった後捕手の横のファウル地域に転がった。この投球が捕手に触れるより前に打者のバットに触れていたのならば[[ファウルボール]]であり、その時点で[[ボールデッド]](プレイ停止)となるが、この試合で球審を務めていた有隅はこれに対してファウルボールの宣告をせず、ボールが逸れたのを見て本塁に走り出していた三塁走者の[[古木克明]]が生還した。捕手の[[矢野輝弘]]は「投球がバットに当たっており、[[ファウルボール]]だ」という旨の猛抗議を行うが、この際に矢野が有隅を小突いたとして、有隅は矢野に退場を宣告した(この抗議の間に、二塁走者の[[吉見祐治]]にも得点を許した。三塁走者・古木の得点とともに、記録上は安藤の[[暴投]]とされている)<ref>{{Cite web |url=http://origin.daily.co.jp/tigers/2018/10/17/0011738207.shtml |title=矢野新監督 現役時代は熱い一面も 誤審に鬼の表情で退場!審判突き飛ばす |website=デイリースポーツ online_date=2018-10-17 |accessdate=2021-07-31}}</ref>。責任審判の[[渡田均]](一塁塁審)は、「4氏審判協議の結果、確認できない」として、有隅の判定を維持した。また、[[セントラル・リーグ]]も阪神からの抗議文書を受け、回答では誤審の存在を否定しなかった。 |
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== 詳細情報 == |
== 詳細情報 == |
2022年4月12日 (火) 10:28時点における版
基本情報 | |
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国籍 | 日本 |
出身地 | 福岡県糟屋郡須恵町 |
生年月日 | 1968年5月26日(56歳) |
身長 体重 |
177 cm 70 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 投手 |
プロ入り | 1989年 ドラフト外 |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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この表について
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有隅 昭二(ありすみ しょうじ、1968年5月26日 -)は、福岡県糟屋郡出身の元プロ野球選手(投手)。現在はプロ野球審判員である。審判員袖番号は37。
来歴・人物
小学校5年生から野球を始め、九産大九州高校から九州産業大学に進学するが2年で中退。その後、ヤクルトスワローズの練習生となり、1989年のシーズンオフにドラフト外入団した。
一軍公式戦への出場のないまま、1991年には打撃投手に転向し、同年限りで退団。
2009年6月17日に通算1000試合出場を達成。2014年よりクルーチーフに昇任し、同年9月3日に史上87人目の通算1500試合出場[1]を、2019年10月7日には史上68人目の通算2000試合出場を達成した[2]。
2020年シーズンの最優秀審判員賞を「投球判定精度が高く、ストライクゾーンがぶれない。また常に冷静で難しいプレイに対しての決断力が優れ、円滑な試合運びが評価された。」として受賞した。
2006年8月10日の横浜対阪神戦
- 2006年8月10日に行われた横浜ベイスターズ対阪神タイガース戦(横浜スタジアム)の5回裏二死二・三塁、打者が石井琢朗の場面で3ボール2ストライクから阪神の投手・安藤優也が投じた低めのワンバウンド投球が逸れ、石井琢朗のバットに当たった後捕手の横のファウル地域に転がった。この投球が捕手に触れるより前に打者のバットに触れていたのならばファウルボールであり、その時点でボールデッド(プレイ停止)となるが、この試合で球審を務めていた有隅はこれに対してファウルボールの宣告をせず、ボールが逸れたのを見て本塁に走り出していた三塁走者の古木克明が生還した。捕手の矢野輝弘は「投球がバットに当たっており、ファウルボールだ」という旨の猛抗議を行うが、この際に矢野が有隅を小突いたとして、有隅は矢野に退場を宣告した(この抗議の間に、二塁走者の吉見祐治にも得点を許した。三塁走者・古木の得点とともに、記録上は安藤の暴投とされている)[3]。責任審判の渡田均(一塁塁審)は、「4氏審判協議の結果、確認できない」として、有隅の判定を維持した。また、セントラル・リーグも阪神からの抗議文書を受け、回答では誤審の存在を否定しなかった。
詳細情報
年度別投手成績
- 一軍公式戦出場なし
背番号
- 71 (1990年 - 1991年)
審判員出場記録
- 初出場:1995年4月25日、阪神タイガース対中日ドラゴンズ第3回戦(京都市西京極総合運動公園野球場) - 二塁塁審
- 出場試合数:2185試合
- オールスターゲーム出場:4回 - 2002年(第1戦で球審)、2007年、2013年(第1戦で球審)、2021年
- 日本シリーズ出場:6回 - 2008年(第3戦で球審)、2013年(第3戦で球審)、2015年(第3戦で球審)、2016年(第1戦で球審)、2020年、2021年
- 通算1000試合出場:2009年6月17日、東京ヤクルトスワローズ対千葉ロッテマリーンズ第3回戦(明治神宮野球場) - 球審
- 通算1500試合出場:2014年9月3日、福岡ソフトバンクホークス対オリックス・バファローズ第19回戦(福岡 ヤフオク!ドーム) - 三塁塁審
- 通算2000試合出場:2019年10月7日、福岡ソフトバンクホークス対東北楽天ゴールデンイーグルス(パ・リーグクライマックスシリーズファーストステージ第3戦、福岡 ヤフオク!ドーム) - 右翼線審
(記録は2021年シーズン終了時)
表彰
(記録は2021年シーズン終了時)[8]
脚注
- ^ 有隅昭二審判員 1,500試合出場達成のお知らせ NPB公式サイト, 2014年9月3日配信[リンク切れ]
- ^ “有隅昭二審判員 通算2000試合出場達成のお知らせ”. NPB公式サイト (2019年10月7日). 2021年7月18日閲覧。
- ^ “矢野新監督 現役時代は熱い一面も 誤審に鬼の表情で退場!審判突き飛ばす”. デイリースポーツ online_date=2018-10-17. 2021年7月31日閲覧。
- ^ “セントラル・リーグ表彰”. 日本野球機構. 2020‐04‐30閲覧。
- ^ “2016年度 日本野球機構表彰”. NPB公式サイト. 2021年7月18日閲覧。
- ^ “最優秀審判員賞、審判員奨励賞、ファーム優秀審判員賞、ファインジャッジ賞 受賞審判員について”. NPB公式サイト (2020年12月11日). 2021年7月18日閲覧。
- ^ “最優秀審判員賞、審判員奨励賞、ファーム優秀審判員賞、ファインジャッジ賞 受賞審判員について”. NPB公式サイト (2021年12月13日). 2022年3月10日閲覧。
- ^ “2020年度審判員・記録員-有隅昭二”. NPB公式サイト. 2021年7月18日閲覧。
関連項目
外部リンク
- NPB審判員 有隅昭二 - NPB.jp 日本野球機構