「ヒューマンバグ大学 闇の漫画」の版間の差分
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: 東京高等裁判所に勤める裁判官。法に基づく通常の裁判で犯人に無罪や執行猶予の判決を下すが、釈放された犯人や、事件の真の主謀者などを拉致して地下法廷に連行し、真実によってのみ裁く「'''裏裁判'''」にかけ、[[死刑]]判決を下して処刑する。処刑された犯罪者は自殺したとして報道される。 |
: 東京高等裁判所に勤める裁判官。法に基づく通常の裁判で犯人に無罪や執行猶予の判決を下すが、釈放された犯人や、事件の真の主謀者などを拉致して地下法廷に連行し、真実によってのみ裁く「'''裏裁判'''」にかけ、[[死刑]]判決を下して処刑する。処刑された犯罪者は自殺したとして報道される。 |
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; 穴貝信(あながい しん) |
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: ブラック企業に勤めるサラリーマン。仕事終わりに飲酒したあと、過去の特定のある時代のある国にタイムスリップする夢を見る。夢の中でその時代・国で仕事に就き生活していく中でその時代・国の歴史的な出来事や社会情勢などが解説されるが、やがて殺害または処刑され、そこで目覚める。 |
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; 穴貝 信(あながい しん) |
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; 立花 海斗(たちばな かいと) |
; 立花 海斗(たちばな かいと) |
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: 本職は弁護士であるが、[[青木ヶ原|樹海]]のそばで客足のほとんどないバーを経営している。ひどく人生に絶望した者が店を訪れると、その客に無料で酒を提供し、話を聞く。そしてその客が冤罪を被っていることを知り、弁護士として法廷に立ち冤罪を晴らす。 |
: 本職は弁護士であるが、[[青木ヶ原|樹海]]のそばで客足のほとんどないバーを経営している。ひどく人生に絶望した者が店を訪れると、その客に無料で酒を提供し、話を聞く。そしてその客が冤罪を被っていることを知り、弁護士として法廷に立ち冤罪を晴らす。 |
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: '''仁多見 紀夫'''(にたみ のりお)という助手がいる。 |
: '''仁多見 紀夫'''(にたみ のりお)という助手がいる。 |
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; 鬼塚 ライオット(おにづか ライオット) |
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: 身長2m以上の高身長と筋肉隆々の体格を持つ弁護士。幼少期に腕っ節の強さから不当な扱いを受けたことを機に弁護士となった。後述の'''巻島信一'''から依頼を受けることが多い(巻島が登場せず別の人物から依頼を受けることもある)。 |
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: 妹の'''アン'''が助手を務める。 |
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; 巻島 信一(まきしま しんいち) |
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: 平凡なサラリーマンであるが、女性によくモテることと、よく事件やトラブルに巻き込まれるという特殊体質がある。毎回登場するごとに女性にかかわるトラブルに巻き込まれ、鬼塚ライオットに助力を依頼する。 |
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: 鬼塚アンとは高校の元同級生。 |
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=== 漆黒のジェイル(漆黒アカデミア)=== |
=== 漆黒のジェイル(漆黒アカデミア)=== |
2022年3月11日 (金) 13:06時点における版
ヒューマンバグ大学_闇の漫画 | |
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YouTube | |
チャンネル | |
活動期間 | 2019年3月25日 - |
ジャンル | 漫画 |
登録者数 | 141万人 |
総再生回数 |
13億9357万1539回 (2022年3月1日時点) |
ヒューマンバグ大学 闇の漫画(ヒューマンバグだいがく やみのまんが)は、人間の闇をテーマとして漫画動画を公開しているYouTubeチャンネル[1]。題材には実話が選ばれており、世界中で起きた事件をテーマに「危機管理」を基本理念として動画を公開している。裏社会や犯罪といった陰鬱なテーマであっても、それを通して教訓を学ぶことを目的としているため、回避不能で絶望的なテーマや視聴者を単に不快にさせるテーマは回避されている[2][1]。プロデューサーは平山勝雄[3]。
沿革
『ダウンタウンDX』『秘密のケンミンSHOW』などで演出・プロデューサーを担当した平山勝雄が、YouTubeで流行し始めた漫画動画に着目し、映像制作に携わっていた自身の技術を用いればさらに再生数を稼げるのではないかと考えてチャンネル開設に至った[2]。開設は2019年で、当時はフェルミ研究所 FermiLabが漫画動画の様式を確立し、後追いのチャンネルが複数開設されていた時期であった[2][4]。2019年以内にチャンネル登録者数は64万3000人に達し、同年に開設されたチャンネルの中では第3位となった[5]。
2020年7月時点でチャンネル登録者数80万人を突破している[2]。8月からは投稿動画の中でも人気の作品がダ・ヴィンチニュースに出張連載された[6]。また、7月時点で英語版チャンネルの製作が予定されている[2]。2020年の1年間で総再生回数は3億929万回を記録し、登録者数1000人以上のYouTubeチャンネルの中では第19位にランクインした[7]。
2021年1月時点ではチャンネル登録者数100万人を超えている[8]。
運営
ストーリーやカット割りなどは平山自身が考案しており、人物の表情や背景などは漫画家の表現に一任している。また、台本の製作は当初5,6人で行われていたが、小説投稿サイトでネット小説を執筆していた平山の弟に白羽の矢が立ち、以降は主に平山の弟が担当している[2]。弟の体験談に基づくエピソードも多い[9]。1チャンネルに漫画家が10人以上おり、サブチャンネルを加えた3チャンネル全てで合計30人以上の漫画家がいる。当初漫画家はインターネットを通じて募集していたが、チャンネルの知名度が向上してからは漫画家からコンタクトを取るようになり、募集の必要がなくなったという[2]。
動画1本あたりの製作費は7 - 8万円で、運営には1か月あたり200万円以上を要する[2]。
姉妹チャンネル
- エモル図書館〜時々、エビル〜
- 当初から平山が「ヒューマンバグ大学」と共にコンセプトを提唱していた姉妹チャンネル。「ヒューマンバグ大学」が闇の深い題材を取り上げるのに対し、こちらでは感動系のストーリーが展開される[2]。
- 漆黒アカデミア 〜Jet Black Academia〜
- 旧名は漆黒のジェイル〜Jet Black Prison〜。精神の異常な事情を漫画にし国内外の歴史を取り上げている。
主な登場人物
本項では、姉妹チャンネルの登場人物についても記載する。
ヒューマンバグ大学
佐竹博文の関連人物
- 佐竹 博文(さたけ ひろふみ)
- 声 - ヤシロこーいち
- 死刑囚編で初登場。初回登場時は死刑制度について説明するためだけの人物であり、妻と近所の男性を殺害して死刑判決を下され死刑囚として収容されたのち死刑を執行される。このため、2回目の登場以降は時間軸が初回以前の過去となっており、ボートスクールに入校させられ体罰・暴力を受け殺される寸前に陥ったり、感染症に感染して重症化し生死の境をさまよったりなど[3][10]、毎回登場するたびに何らかの災難に遭い生命の危機に陥るが、そのたびに必ず生還する。なお、致命率100%の災難(狂犬病など)には遭遇しない[3]。
- 死刑囚編の動画では単発の登場人物として想定されていたこともあって銀河万丈をイメージする声が当てられていたが、後の動画では担当声優であるヤシロこーいちの地声に落ち着いている[3]。
- 2020年には彼の話題を詳細に語る単行本が発売された[3]ほか、キーホルダー、タオル、Tシャツといったグッズも発売されている[11][12]。
- 佐竹 義文(さたけ よしふみ)
- 上述の佐竹博文の父親。息子・博文同様に不運に見舞われやすいキャラクターで、重度の感染症にかかったり、暴力団の抗争に巻き込まれて流れ弾に当たったりと、度々不幸に見舞われている。彼曰く「不運体質は佐竹家の伝統」でよくあることらしい。顔は博文に似ており、丸眼鏡と派手な上着にスカーフを首に巻いている。
- 根岸 千恵(ねぎし ちえ)
- 佐竹が初登場した回で彼の妻として登場し、日常的に佐竹からDVを受けたあげく、近所の男性とたまたま会っていたときに佐竹の勘違いで不倫を疑われ、その男性ともども佐竹に殺害される。後の回では時間軸が初回以前の過去であるため佐竹の彼女となっており、様々な災難に遭う佐竹を献身的に支え、のちに佐竹と婚約する。また佐竹とともに危機的状況に陥ることもあるがそのたびに生還する。
- 佐竹 太蔵(さたけ たいぞう)・佐竹 ショーゴ(さたけ ショーゴ)
- 祖父と孫。太蔵は孫のショーゴをとても可愛がっているが、ショーゴは太蔵と対照的に冷めた性格で、いつも太蔵を見下し馬鹿にする傾向がある。ショーゴは、毎年世界で最も間抜けな死に方をした人に贈られるというダーウィン賞に関する話題を好んで語り、「おじいちゃんもこんなアホな死に方しないでね」と、太蔵を侮辱するような発言をしている。上述の佐竹博文とは同姓だが、血縁関係があるかどうかは不明。
その他の登場人物
- 鬼頭 丈二(きとう じょうじ)
- 声 - ヤシロこーいち
- 実業家にして冒険家で、主に外国の奇食を求めて世界各地を訪問する、自称「奇食ハンター」。子供の頃に食べたイナゴの佃煮がきっかけで奇食に興味を持ち始め、成人後も世界中を旅行して変わった食べ物を食している。食を与えてくれる全ての生命に対する感謝と現地の食文化に対する敬意や幼少期のトラウマから、出された料理はどんなに味や臭いが不快なものでも残さず完食することをモットーとしている。極貧生活から脱却するために猛勉強したため語学力が高く、世界中のどこの国でも通訳なしで現地人と会話が可能。また、食料輸入の事業を興した経験から世界各国にコネクションを持つ。
- 奇食のほかに秘境や奇祭を訪問することもあり、「秘境ハンター」「奇祭ハンター」「ドリームハンター」として登場することもある。訪れた先で災害に遭遇したり警察の襲撃を受けたりして危機的状況に陥ることもあるが、その度に生き残り帰還する。
- 伊集院 茂夫(いじゅういん しげお)
- 声 - 伊藤タカユキ
- 法で裁けない悪人を拷問によって処刑する自称「拷問ソムリエ」。助手の流川隆雄(るかわ たかお)と共に活動する。古今東西の拷問を熟知しており、それぞれの悪人の罪に合わせて最適な拷問を行うのをモットーとする。動画の前半部では依頼人から事情を聴き取り、後半部では自らも対象者の素性を調査して、悪人であることを確認したうえ、対象者を拉致して自宅地下の拷問室に連れ込み、簡単には死なないよう拷問で苦しめながら処刑する。
- 流川以外の協力者として、情報屋の伍代(ごだい)、裏社会で暗躍するプロホステスのエマ、闇医者の氷室(ひむろ)等がいる。伍代は主に伊集院に対象者の情報を提供し、エマは主に対象者の拉致に協力し、氷室は主に対象者を治療して苦痛を長引かせる。伍代とエマは依頼者に対して伊集院を紹介することもある。また、フィリピンのJJ、ルーマニアのミスター・ダリウス、イギリスのソフィア・クラタなど海外にも拷問ソムリエがおり、拷問対象者が海外にいる場合や、海外からの依頼で拷問対象者が日本にいる場合に協力することがある。
- 対象者に近づく前に対象者の護衛と戦うことがある。多くの武術を極めており戦闘能力は作中でもトップクラスで、天羽組や京極組の最強クラスの武闘派組員たちよりも戦闘能力が高い。
- 園田 圭一(そのだ けいいち)
- ヒューマンバグ大学の中では最も早くレギュラー化したキャラクター。パーマがかかったような髪型を除いては特に目立った特徴のない平凡な男性で、病気や事故など様々な災難に遭う。命を落とした例も複数回あるが、次の動画では何事もなかったかのように登場している。
- 姉妹チャンネル「エモル図書館〜時々、エビル〜」にも登場する。
- 木仏 蓮(きぶつ れん)
- 危険物や危険体験などあらゆる危険に挑む「危険愛好家」。本人曰く「人間はスリルの中にこそ生を見出す」とし、自身もスリルの中での快感を求めると世界各地に赴いては危険な体験を進んで行う。姉妹チャンネル「エモル図書館〜時々、エビル〜」にも登場する。
- 紅林 二郎(くればやし じろう)
- 声 - 伊藤タカユキ
- 元ヤンキーのフリーター。少年時代から喧嘩が強く、不良たちの間では「紅鬼(あかおに)」と呼ばれ恐れられていたが、自分を愛情深く育ててくれた祖母の影響から弱い人々には優しく、「弱い者を守るのが強く生まれた者の務め」という信条を持っている。出かけた先やアルバイト先などで、他人を危険な目に遭わせる者や、他人を利用して儲けようとする者などに遭遇し、悪党を決して許さず叩きのめすが、本人も過剰防衛で警察の世話になることも多い。しかし、彼が理不尽に暴力を加える人ではないことは理解しており、ここ最近では警察も相手が悪いと確信している。また、警察側も逮捕しなければならないが、内心ではもう許したいと思っている。
- 高校時代は成績が非常に悪く、先生の温情で何とか卒業はできたが正規の就職はできなかった。高校時代の回想シーンでは歴史の授業で人物の名前を問われた際に北斗の拳、ジョジョ、聖闘士星矢など、1980年代の漫画のキャラクター名などを答え、先生からツッコまれるのがお約束となっている。
- 小峠 華太(ことうげ かぶと)
- 声 - 伊藤タカユキ→ヤシロこーいち
- 空龍街(くうりゅうがい)をシマとする暴力団・天羽組(あもうぐみ)に所属するアラサーの極道。子供の頃から親に構ってもらえない家庭環境で育ち、近所に住んでいた極道の男が唯一の遊び相手であったため、自然に極道に憧れるようになった。動画では自らの体験を通して、一般人が知ることのできない極道の世界の裏事情を説明する役回りになっている。敵対する組や半グレ、外国マフィアとの抗争のほか、組長が移動する際の運転手や、組の資産管理など様々な業務をこなしている。
- 天羽組の組員としては小峠のほかにアーミーナイフを主に使う小林幸真(こばやしゆうま)、アイスピックを使う野田一(はじめ)、日本刀を使う和中蒼一郎(わなかそういちろう)など、様々な得物を使う組員が登場する。また、伊集院茂夫シリーズに登場する情報屋の伍代は本シリーズにも登場する。
- 久我 虎徹(くが こてつ)
- 声 - 伊藤タカユキ
- 黒焉街(こくえんがい)をシマとする暴力団・京極組(きょうごくぐみ)に所属する24歳の極道。父親の顔は知らず、シングルマザーだった母は虎徹が8歳のときに生活苦に疲れて男と一緒に蒸発した。祖父母にも見放され施設で生活し、そのためか身内意識が人一倍強い。高校時代は喧嘩は無双で、20歳の頃に京極組のカシラにスカウトされて極道の世界に入る。先代組長は任侠深い人物だったが、死去して現組長・日下になってからは外道な行いも平然と行う下衆組織へと変貌した事を憂い、いつの日か組長にのし上がって京極組を立て直すと誓っている。
- 紅林二郎とは高校時代に幾度も拳を交えており、いつの日か紅林と決着をつけたがっている。
- 京極組の組員として久我のほかにあらゆる武器に精通しており、組の最強戦力の一条康明(いちじょうこうめい)、特殊警棒を使う相良、スレッジハンマーを使う犬飼鷹四郎(いぬかいようしろう)などが登場する。
- また、京極組は小峠華太の所属する天羽組とは犬猿の仲である。
- 瓜生 龍臣(うりゅう たつおみ)
- 声 - べるベル
- 貴凛町(きりんちょう)で移動式メロンパン屋を営む元殺し屋。かつては孤児の子供に殺しの技術を叩き込む、暗殺者グループ「CODE-EL」に属し「死龍」と呼ばれる腕利きの殺し屋であったが、あるとき貴凛町の公園で移動式メロンパン屋のおばあさんからメロンパンを1つサービスされたのをきっかけに人間の感情を取り戻し、殺し屋を引退しておばあさんに弟子入りし修行して店を持つ。現在でも殺しの技術は鈍っておらず、貴凛町に仇をなす者を殺すことがある。余談だが、「CODE-EL」には前述の小林や、制和会のピンク色の髪の男などが所属していた。
バベル裁判所
- 白石 勇人(しらいし ゆうと)
- 若手の小悪党。学生時代に居酒屋の予約を無断キャンセルしたことで大学を退学処分となり、その居酒屋に対して報復として営業妨害行為を行い逮捕される。その後、数々の非行を繰り返し、恐喝やストーカーなど様々な悪事に手を染めて逮捕される。その後は食べ物にも困って違法な商売に次々と手を出し、仕事場に警察が現れるか仲間から恨みを買うと、逃亡してそれから逃れる行動パターンが繰り返されている。
- 彼と出身大学を同じくするエリート弁護士の兄・和人(かずと)がいる。和人は弟とは異なり真面目な常識人で、テレビの法律解説にも出演している。犯罪者になった弟とは縁を切っているが、陰では今でもそれとなく弟の様子を気にかけている節がある。
- 木浪(きなみ)
- 法律解説役のレギュラーを務めるベテランの弁護士。下の名前は不明。交通事故の案件で登場することが多い。悪徳医師の陰謀によって殺人の疑いをかけられた救命救急士を冤罪から救うなど、超一流の実力を持つ弁護士としても定評がある。
- 永田 博人(ながた ひろと)
- サラリーマンの男性。車に関係する運勢が悪く、他人が原因で発生した交通事故にたびたび巻き込まれて被害を受けるばかりか、事故の責任を不当に押し付けられて理不尽な慰謝料や損害賠償を請求されることが多い。一方、前述の木浪弁護士と顔見知りであり、これらの事故に関して木浪に助けられたことも何度かある。
- 花菱 花蓮(はなびし かれん)
- 若手の女性弁護士。小柄で幼い外見をしているが有能。その小柄な痩身の体格とは裏腹に異常な大食いで、早食い大会では有名なフードファイターとしても知られている。
- 榎本(えのもと)
- 法律解説役を務める若手の弁護士。
- 小田島 満郎(おだじま みつろう)
- 政治家。お人よしな性格の庶民的な男性で、新しい時代のリーダーを目指して罵辺留(ばべる)市の市長選に立候補して当選するが、気付かないうちに法律に違反しかけることがたびたびある。しかし、法に詳しい秘書田宮の活躍で毎回難を逃れている。
- ヤシロッティー
- 超人気YouTuber。うどん屋「ほんま屋」も経営している。自身が考えた企画が法律に違反することや、迷惑駐車やストーカーなどの被害に遭うこともある。親父の知人で元警官の九兵衛がアシスタントでサポートしてくれている。
- 如月 蓮夜(きさらぎ れんや)
- 腐敗した政治家に成り代わり国家運営を正常化する、自称「立法コンサルタント」。異常に正義感の強い男で、自らの理想とする法案を可決へと導くため、あらゆる手段を用いて国会議員たちとの交渉を行う。彼が作る法案の内容自体は立派だが、その交渉のやり方は時として脅迫や暴行など違法な手段にも及んでおり、さながら彼自身が陰の独裁者のような存在となっている。
- 赤城 啓作(あかぎ けいさく)
- 東京高等裁判所に勤める裁判官。法に基づく通常の裁判で犯人に無罪や執行猶予の判決を下すが、釈放された犯人や、事件の真の主謀者などを拉致して地下法廷に連行し、真実によってのみ裁く「裏裁判」にかけ、死刑判決を下して処刑する。処刑された犯罪者は自殺したとして報道される。
- 穴貝信(あながい しん)
- 日本で刑事犯罪を犯して海外へ逃亡を図る密航者達を舟に乗せて運び、報酬を受け取る「運び屋」。時おり実在する指名手配犯からの依頼を受けることもあり、劇中ではこれらの指名手配犯を舟で海外へ運ぶ道中、暇つぶしに彼らが語る身の上話(自身の生い立ちから犯罪を働くまでの経緯)の聞き役となる。
- 立花 海斗(たちばな かいと)
- 茶髪の青年。初回登場作では薬物密売で逮捕され収監され、老人(おじい)と同部屋になる。2作目以降では出所しており、同じく出所したおじいとの付き合いを続けている。毎回、おじいが世界の犯罪・事件などに関する蘊蓄を語る。
- 笠霧 智也(かさぎり ともや)
- 弁護士。司法試験を一発で合格し大手弁護士事務所に勤めるが、弁護士デビュー以来連勝を続け、勝訴することが当たり前となり裁判に刺激を感じなくなったため事務所を辞めて独立、以後は普段はギャンブルに精を出し金が底をついたときだけ依頼を受け成果報酬金を受け取る生活を送っている。
- 茅亀 静香(かやがめ しずか)という事務員がいる。笠霧が引き受ける案件は主に彼女が選び出し笠霧に勧めたものである。
- 国見 大作(くにみ おおさく)
- 本職は弁護士であるが、樹海のそばで客足のほとんどないバーを経営している。ひどく人生に絶望した者が店を訪れると、その客に無料で酒を提供し、話を聞く。そしてその客が冤罪を被っていることを知り、弁護士として法廷に立ち冤罪を晴らす。
- 仁多見 紀夫(にたみ のりお)という助手がいる。
漆黒のジェイル(漆黒アカデミア)
- おまつ
- 江戸時代の吉原遊郭で働く遊女。彼女を通して遊郭の戒律やお仕置き(拷問)が解説される。10代後半に身売りされ遊女として働かされており、顔と容姿は美人の部類にあたる。接客時に不始末を起こしては豪商などの上客を不機嫌にさせる一方で、一般人向けの局見世ではその人当たりの良い性格から人気がある。
- リンダ・シファー
- 18世紀の中世ドイツに生きる20代の女性。彼女を通して当時の身分格差や拷問が解説される。本編開始時は教会に勤める修道女で、懺悔に訪れた既婚の騎士ミハエルと交友を重ねる内に不倫関係になるが、この事に気付いた婦人の怒りに触れて姦通罪の罪に問われ、刑罰として拷問を受ける。ミハエルと別れさせられた上に教会を破門され、知人のツテで帽子店の縫い子として新たな生活を始めるも、様々な形でミハエルの近縁者と出逢い、そしてそのことに嫉妬する婚約者などにより拷問を受けることとなる。登場するたびに拷問を受け負傷するが、死に至ることはなく解放される。
- 勘一(かんいち)
- 江戸時代の漆絵職人。彼を通して公的に認められていた江戸時代の私刑方法が解説される。ある日、妻の菊(きく)が油売りの彦三郎(ひこさぶろう)と不倫している現場に遭遇し、一応の情けをかけて私刑にしたが、この件がきっかけで菊に対する独占欲が芽生え、事ある毎に菊に私刑をするようになる。
- 拷問蛸(ごうもんだこ)
- 元殺し屋の拷問マニア。本名は不明で、彼自身も長い殺し屋稼業で忘れている。各都道府県の山中に拷問用の小屋を所有している。自殺志願者の情報を調べ、目を付けた人物を拉致して小屋に運び込み、拷問にかけることを何よりの楽しみにしている。対象者の自殺志願の原因となった者を連れてきて、拷問を受けている対象者に会わせることもある。対象者が命乞いを始めたり、自殺志願の原因となった者へ怒りをあらわにしたりすると、拷問への興味を失い、拷問をやめて解放する。自殺志願者のほか他人を自殺に追い込む者を拷問する嗜好もあり、自殺志願の原因となった者は元の対象者と同じ拷問にかけ殺す。解放された対象者は完全に立ち直る。
- 桜木(さくらぎ)という助手がいる。
- 姉妹チャンネル「ヒューマンバグ大学」の伊集院については、拷問を正義として執行する偽善者として敵視しており、いずれ決着をつける気でいる。
- 飛田 新治(とびた しんじ)
- 世界各国の風俗店を訪れる自称「世界風俗マイスター」。埼玉県出身で初登場時の年齢は36歳。普段は一流企業に勤務しているサラリーマンだが、結婚することはなく、給料のほとんどは風俗につぎ込んでいるという。
- 初期はヒューマンバグ大学で投稿されていたが、のちに漆黒アカデミアにて投稿されるようになった。
- 佐伯・ゼッターランド・博子(さえき・ゼッターランド・ひろこ)
- 世界各地の観光地や情報を解説するフリーアナウンサー。26歳のハーフ。毎回海外のロケで何かしらの形で病原菌に感染し、日本で発症した後に死の淵を彷徨うが、そのたびに治療と本人の免疫力により完治する。ロケに同行した他のクルーも同じ病原菌に感染して発症し、同じ病院に搬送されるが、佐伯と同じように生還する場合があれば死亡する場合もある。
- 下駄 華緒(げた はなお)
- 火葬場の職員。人生の最後に火葬場を訪れる故人とその遺族の人間模様を語る。後輩の一松(いちまつ)とともに仕事をしている。実在の火葬場の職員がモデルで、劇中のストーリーも彼自身の体験談に基づいているという。
- 西国原浩二 (にしこくばる こうじ)
- 27歳のフリーター。就職した会社やバイトが何故かすぐに潰れてしまう自称「ツキと仕事運に見放された男」で、毎回知人のバーのマスターからいわゆる「特殊なアルバイト」を紹介され、そこで様々な経験をする。
- 豊後 誠一郎(ぶんご せいいちろう)
- 料理人である傍ら、飽食の日本とは裏腹に飢餓状態にある世界各国のスラムの現状を知るべく直接訪れる自称「スラムハンター」。毎回訪れた先々で美女と出会う一方、ギャングに襲われるなど危機に陥る。武術の心得があり少人数で武器を持たないギャングを倒すこともある。
- 結城 達郎(ゆうき たつろう)
- 暴力団・加護組に属する25歳の下っ端ヤクザ。学生時代は貧困層の多く住む団地で育ち喧嘩に明け暮れるが、喧嘩を見ていた上野(うえの)に誘われて極道となり、以後、上野の下で仕事やカチコミなどをこなす。
関連書籍
- 誰も教えてくれないダークな世界を覗く ヒューマンバグ大学 佐竹博文の壮絶な人生編(2020年9月26日発売、ヒューマンバグ大学著、株式会社KADOKAWA発行 ISBN 978-4-04-896847-8)
出典
- ^ a b 天野俊吉 (2021年3月26日). “「これが、たどり着いた結論」テレビ&YouTubeのヒットプロデューサーに学ぶ“企画術””. 新R25. Cyber Now. 2021年8月9日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j 麻布たぬ (2020年7月24日). “「テレビマンの参入でYouTubeの勢力図は変わるのでは」元テレビマンが仕掛けるYouTube漫画が登録者数80万人超え! 秘密を聞く”. ダ・ヴィンチニュース. KADOKAWA. 2020年9月2日閲覧。
- ^ a b c d e 新宮聡 (2020年10月14日). “こうして無敵のキャラクターは生まれた! YouTubeで大人気のマンガチャンネル「ヒューマンバグ大学」佐竹博文誕生秘話【前編】”. ダ・ヴィンチニュース. KADOKAWA. 2021年8月10日閲覧。
- ^ 森田将輝 (2021年7月19日). “YouTube「フェルミ研究所」活動終了 一時代を築いた“漫画動画“の代表格”. KAI-YOU. 2021年8月2日閲覧。
- ^ “YouTube対象「インフルエンサーパワーランキング2019」発表 ch総再生数は東海オンエア、2019開設chは嵐がそれぞれ1位に”. Real Sound (2020年1月19日). 2021年8月10日閲覧。
- ^ “ヒューマンバグ大学 闇の漫画”. ダ。ヴィンチニュース. KADOKAWA. 2021年8月9日閲覧。
- ^ “YouTube対象「インフルエンサーパワーランキング2020総括」発表 No.1 TikTokerじゅんや大躍進&やはり強かった東海オンエア”. Real Sound (2021年1月15日). 2021年8月10日閲覧。
- ^ 境治「テレビマンがYouTuberやってみた〜トクサンTVの仕掛け人、平山勝雄氏インタビュー」『Yahoo!ニュース』2021年1月19日。2021年8月9日閲覧。
- ^ 新宮聡 (2020年10月14日). “「ヒューマンバグ大学」の超人気キャラ・佐竹博文はなんでここまで災難に遭うの? 不幸のネタ元は【後編】”. ダ・ヴィンチニュース. KADOKAWA. 2021年8月10日閲覧。
- ^ 【実在】戦慄のスパルタ…死傷者を出したボートスクール。/ヒューマンバグ大学 闇のマンガ⑧(ダ・ヴィンチニュース、2020年9月11日)
- ^ ヴィレッジヴァンガード (2020年8月28日). “【俺の名前は佐竹博文】ヒューマンバグ大学とヴィレヴァンがコラボ!佐竹博文グッズが登場!”. 2021年8月10日閲覧。
- ^ [1]
関連項目
外部リンク
メインチャンネル
- ヒューマンバグ大学 闇の漫画 - YouTubeチャンネル
- ヒューマンバグ大学 闇の漫画 (@humanbug_univ) - X(旧Twitter)
サブチャンネル
- エモル図書館〜時々、エビル〜 - YouTubeチャンネル
- バベル裁判所〜闇の法律知識〜 - YouTubeチャンネル
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