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「小浜駅」の版間の差分

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== 概要 ==
== 概要 ==
福井県小浜市の代表駅であり、同市の中心部に位置する。小浜線において運行上の拠点の一つとなっており、小浜線内の途中駅で唯一[[夜間滞泊]]運用が設定されている。2010年(平成22年)6月までは、小浜線の運営を行う[[小浜鉄道部]]が当駅に置かれていた。それ以後は[[敦賀地域鉄道部]]に管理が移行している。
福井県小浜市の代表駅であり、同市の中心部に位置する。{{要出典|範囲= 小浜線において運行上の拠点の一つとなっており、小浜線内の途中駅で唯一[[夜間滞泊]]運用が設定されている。2010年(平成22年)6月までは、小浜線の運営を行う[[小浜鉄道部]]が当駅に置かれていた。それ以後は[[敦賀地域鉄道部]]に管理が移行している。|date=2022年2月}}


== 歴史 ==
== 歴史 ==
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== 駅構造 ==
== 駅構造 ==
[[プラットホーム|単式ホーム]]1面1線と島式ホーム1面2線{{sfn|川島|2011|p=35}}、計2面3線のホーム{{sfn|朝日|2012|p=26}}を有する地上駅になっている。単式ホームの1番のりば側に駅舎があり、島式ホームの2・3番のりばへは[[跨線橋]]で連絡している{{sfn|川島|2011|p=35}}。3番のりばの奥には留置線が1本伸びている。[[1991年]]([[平成]]3年)に駅舎を改築した{{sfn|朝日|2012|p=26}}。ただし[[バリアフリー]]設備はない。
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[[東舞鶴駅|東舞鶴]]方面の駅舎端には[[ツタ|蔦]]で覆われた[[給水塔]]が残っている{{sfn|川島|2011|p=35}}{{sfn|朝日|2010|p=11}}。
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|}<!-- 上記の方面表記は駅掲示時刻表及び改札口の発車標の表記に合わせた --->
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列車運転指令上、1番のりばは「下り本線」、2番のりばは「上り本線」、3番のりばは「上り1番線」とされている。1・3番のりばは上下両方向からの入線・出発に対応しているが、2番のりばは上り方向のみの対応である。
{{要出典|範囲= 列車運転指令上、1番のりばは「下り本線」、2番のりばは「上り本線」、3番のりばは「上り1番線」とされている。1・3番のりばは上下両方向からの入線・出発に対応しているが、2番のりばは上り方向のみの対応である。|date=2022年2月}}


行き違いがない限り、利用客が跨線橋を渡らずに済むよう、上下線とも駅舎側の1番のりばに停車する。行き違いがある場合は下り列車が1番のりば、上り列車が2番または3番のりばに停車する。
{{要出典|範囲= 行き違いがない限り、利用客が跨線橋を渡らずに済むよう、上下線とも駅舎側の1番のりばに停車する。行き違いがある場合は下り列車が1番のりば、上り列車が2番または3番のりばに停車する。|date=2022年2月}}


当駅始発の列車は夜間滞泊明けのものを除き、1番または3番のりばで折り返す。土曜・休日以外の朝の2本目に当駅始発敦賀行きがある。なお、折り返しなどで1番のりばに列車が停車中の場合、東舞鶴方面からの下り列車が3番のりばを通る場合もある。[[夜間滞泊]]が3本設定されており、早朝と夜には当駅始発・終着の列車がある。
{{要出典|範囲= 当駅始発の列車は夜間滞泊明けのものを除き、1番または3番のりばで折り返す。土曜・休日以外の朝の2本目に当駅始発敦賀行きがある。なお、折り返しなどで1番のりばに列車が停車中の場合、東舞鶴方面からの下り列車が3番のりばを通る場合もある。[[夜間滞泊]]が3本設定されており、早朝と夜には当駅始発・終着の列車がある。|date=2022年2月}}


駅の敦賀方には、保線車両が留置されている。また、3番のりばの隣に留置線がある{{sfn|川島|2011|p=35}}。普段は使われていないが、時折ラッセル車や保線車両が留置されることがある。
駅の敦賀方には、保線車両が留置されている。また、3番のりばの隣に留置線がある{{sfn|川島|2011|p=35}}。{{要出典|範囲=普段は使われていないが、時折ラッセル車や保線車両が留置されることがある。|date=2022年2月}}


駅構内にはかつてうどん屋や喫茶店などが併設していたが、現在は閉店し、土産品などを取り扱う売店が残るのみになっている。かつて駅舎西側には小浜市(運営を[[指定管理者]]の若狭おばま観光協会へ移管)の観光情報センターがあったが、手狭となっていたため駅北西側の[[通称]]「はませんビル」跡地へ[[2019年]]に移転した<ref>{{Cite news|url = https://www.hokurikushinkansen-navi.jp/pc/news/article.php?id=NEWS0000022258|title = 小浜観光の玄関口新装 英語に常時対応|publisher = 北陸新幹線で行こう!北陸・信越観光ナビ(福井新聞)|date = 2019-11-21|accessdate = 2021-06-05}}</ref>。
{{要出典|範囲=駅構内にはかつてうどん屋や喫茶店などが併設していたが、現在は閉店し、土産品などを取り扱う売店が残るのみになっている。|date=2022年2月}}かつて駅舎西側には小浜市(運営を[[指定管理者]]の若狭おばま観光協会へ移管)の観光情報センターがあったが、手狭となっていたため駅北西側の[[通称]]「はませんビル」跡地へ[[2019年]]に移転した<ref>{{Cite news|url = https://www.hokurikushinkansen-navi.jp/pc/news/article.php?id=NEWS0000022258|title = 小浜観光の玄関口新装 英語に常時対応|publisher = 北陸新幹線で行こう!北陸・信越観光ナビ(福井新聞)|date = 2019-11-21|accessdate = 2021-06-05}}</ref>。


== 利用状況 ==
== 利用状況 ==

2022年2月19日 (土) 09:02時点における版

小浜駅
駅舎
おばま
Obama
勢浜 (3.7 km)
(3.3 km) 東小浜
地図
所在地 福井県小浜市駅前町1-1
北緯35度29分30.29秒 東経135度44分43.58秒 / 北緯35.4917472度 東経135.7454389度 / 35.4917472; 135.7454389座標: 北緯35度29分30.29秒 東経135度44分43.58秒 / 北緯35.4917472度 東経135.7454389度 / 35.4917472; 135.7454389
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
所属路線 小浜線
キロ程 49.5 km(敦賀起点)
電報略号 オハ←ヲハ
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線
乗車人員
-統計年度-
834人/日(降車客含まず)
-2019年-
開業年月日 1918年大正7年)11月10日[1][2]
備考 直営駅[要出典]
みどりの窓口
テンプレートを表示
バスのりば
ホーム
SL用給水塔

小浜駅(おばまえき)は、福井県小浜市駅前町にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)小浜線である。

概要

福井県小浜市の代表駅であり、同市の中心部に位置する。小浜線において運行上の拠点の一つとなっており、小浜線内の途中駅で唯一夜間滞泊運用が設定されている。2010年(平成22年)6月までは、小浜線の運営を行う小浜鉄道部が当駅に置かれていた。それ以後は敦賀地域鉄道部に管理が移行している。[要出典]

歴史

駅構造

単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線[6]、計2面3線のホーム[7]を有する地上駅になっている。単式ホームの1番のりば側に駅舎があり、島式ホームの2・3番のりばへは跨線橋で連絡している[6]。3番のりばの奥には留置線が1本伸びている。1991年平成3年)に駅舎を改築した[7]。ただしバリアフリー設備はない。|date=2022年2月}}

敦賀地域鉄道部管理の直営駅で、みどりの窓口の営業時間は、7時15分から18時55分である。改札業務も兼務しているため、この時間外にワンマン列車が発着する際の旅客扱いは無人駅に準じる。[要出典]

東舞鶴方面の駅舎端にはで覆われた給水塔が残っている[6][8]

小浜駅プラットホーム
のりば 路線 方向 行先 備考
1 小浜線 下り 敦賀方面 一部3番のりば
上り 東舞鶴方面  
2・3 一部列車

列車運転指令上、1番のりばは「下り本線」、2番のりばは「上り本線」、3番のりばは「上り1番線」とされている。1・3番のりばは上下両方向からの入線・出発に対応しているが、2番のりばは上り方向のみの対応である。[要出典]

行き違いがない限り、利用客が跨線橋を渡らずに済むよう、上下線とも駅舎側の1番のりばに停車する。行き違いがある場合は下り列車が1番のりば、上り列車が2番または3番のりばに停車する。[要出典]

当駅始発の列車は夜間滞泊明けのものを除き、1番または3番のりばで折り返す。土曜・休日以外の朝の2本目に当駅始発敦賀行きがある。なお、折り返しなどで1番のりばに列車が停車中の場合、東舞鶴方面からの下り列車が3番のりばを通る場合もある。夜間滞泊が3本設定されており、早朝と夜には当駅始発・終着の列車がある。[要出典]

駅の敦賀方には、保線車両が留置されている。また、3番のりばの隣に留置線がある[6]普段は使われていないが、時折ラッセル車や保線車両が留置されることがある。[要出典]

駅構内にはかつてうどん屋や喫茶店などが併設していたが、現在は閉店し、土産品などを取り扱う売店が残るのみになっている。[要出典]かつて駅舎西側には小浜市(運営を指定管理者の若狭おばま観光協会へ移管)の観光情報センターがあったが、手狭となっていたため駅北西側の通称「はませんビル」跡地へ2019年に移転した[9]

利用状況

「福井県統計年鑑[10]」によると、2019年(令和元年)度の1日平均乗車人員834人である[11]

各年度の1日平均乗車人員は以下の通り。

年度 定期外 定期 総数
1918年(大正07年) 912
1919年(大正08年) 417
1920年(大正09年) 436
1921年(大正10年) 657
1922年(大正11年) 739
1923年(大正12年) 851
1924年(大正13年) 862
1925年(大正14年) 944
1926年(昭和元年) 999
1927年(昭和02年) 1,036
1928年(昭和03年) 1,033
1929年(昭和04年) 1,051
1930年(昭和05年) 1,017
1931年(昭和06年) 905
1932年(昭和07年) 879
1933年(昭和08年) 864
1934年(昭和09年) 856
1935年(昭和10年) 893
1936年(昭和11年) 923
1937年(昭和12年) 963
1938年(昭和13年)
1939年(昭和14年)
1940年(昭和15年)
1941年(昭和16年)
1942年(昭和17年)
1943年(昭和18年)
1944年(昭和19年)
1945年(昭和20年)
1946年(昭和21年)
1947年(昭和22年)
1948年(昭和23年) 3,825
1949年(昭和24年)
1950年(昭和25年)
1951年(昭和26年)
1952年(昭和27年) 2,783
1953年(昭和28年) 3,357
1954年(昭和29年) 2,684
1955年(昭和30年) 4,025
1956年(昭和31年) 4,062
1957年(昭和32年) 4,114
1958年(昭和33年) 4,082
1959年(昭和34年) 3,821
1960年(昭和35年) 4,112
1961年(昭和36年) 4,374
1962年(昭和37年) 4,706
1963年(昭和38年) 4,726
1964年(昭和39年) 5,138
1965年(昭和40年) 5,122
1966年(昭和41年) 5,043
1967年(昭和42年) 1,240 3,329 4,569
1968年(昭和43年) 1,238 3,257 4,495
1969年(昭和44年) 1,200 2,951 4,151
1970年(昭和45年) 1,206 2,644 3,850
1971年(昭和46年) 1,210 2,326 3,536
1972年(昭和47年) 1,209 2,431 3,640
1973年(昭和48年) 1,477 2,390 3,867
1974年(昭和49年) 1,504 2,461 3,965
1975年(昭和50年) 1,474 2,262 3,736
1976年(昭和51年) 1,429 2,152 3,581
1977年(昭和52年) 1,242 2,017 3,259
1978年(昭和53年) 1,173 1,237 2,410
1979年(昭和54年) 1,100 1,286 2,386
1980年(昭和55年) 1,095 1,860 2,955
1981年(昭和56年) 1,022 1,688 2,710
1982年(昭和57年) 1,059 2,158 3,217
1983年(昭和58年) 1,037 2,117 3,154
1984年(昭和59年) 960 1,631 2,591
1985年(昭和60年) 910 1,024 1,934
1986年(昭和61年) 1,007 1,594 2,601
1987年(昭和62年) 1,088 1,118 2,206
1988年(昭和63年) 1,425 1,513 2,938
1989年(平成元年) 1,510 1,530 3,040
1990年(平成02年) 1,367 1,473 2,840
1991年(平成03年) 1,428 1,442 2,870
1992年(平成04年) 628 1,445 2,073
1993年(平成05年) 606 1,423 2,029
1994年(平成06年) 599 1,394 1,993
1995年(平成07年) 572 1,355 1,927
1996年(平成08年) 540 1,359 1,899
1997年(平成09年) 514 1,253 1,767
1998年(平成10年) 516 1,177 1,693
1999年(平成11年) 467 1,103 1,570
2000年(平成12年) 416 1,063 1,479
2001年(平成13年) 398 1,086 1,484
2002年(平成14年) 369 1,065 1,434
2003年(平成15年) 394 1,018 1,412
2004年(平成16年) 338 987 1,325
2005年(平成17年) 314 965 1,279
2006年(平成18年) 321 964 1,285
2007年(平成19年) 305 962 1,267
2008年(平成20年) 302 945 1,248
2009年(平成21年) 278 905 1,182
2010年(平成22年) 262 875 1,136
2011年(平成23年) 243 854 1,098
2012年(平成24年) 241 823 1,063
2013年(平成25年) 229 831 1,060
2014年(平成26年) 215 771 987
2015年(平成27年) 220 785 1,006
2016年(平成28年) 208 760 969
2017年(平成29年) 198 722 921
2018年(平成30年) 189 701 889
2019年(令和元年) 182 652 834

小浜市の中心部に位置し、学生や通勤客の利用が多い。小浜線(他路線が所属する敦賀駅、東舞鶴駅を除く)では最も利用者数が多い駅である。

駅周辺

小浜市の代表駅であり、関連施設が集積する。

バス路線

路線バス

隣の駅

西日本旅客鉄道
小浜線
勢浜駅 - 小浜駅 - 東小浜駅

脚注

  1. ^ a b c 朝日 2010, p. 10.
  2. ^ a b 川島 2011, p. 57.
  3. ^ a b 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』JTB、1998年10月1日、147頁。 
  4. ^ a b “福井県内JR駅、新たに16駅無人化 北陸線の5駅はイコカ対応、2030年度までに”. 福井新聞 (福井新聞社). (2020年8月26日). オリジナルの2021年5月9日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20210509034441/https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/1151682 2021年5月9日閲覧。 
  5. ^ a b “みどりの券売機プラス 導入日決定のご案内”. 西日本旅客鉄道. (2022年2月18日). オリジナルの2022年2月18日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20220218082529/https://www.westjr.co.jp/press/article/items/220218_02_midori.pdf 2022年2月18日閲覧。 
  6. ^ a b c d 川島 2011, p. 35.
  7. ^ a b 朝日 2012, p. 26.
  8. ^ 朝日 2010, p. 11.
  9. ^ “小浜観光の玄関口新装 英語に常時対応”. 北陸新幹線で行こう!北陸・信越観光ナビ(福井新聞). (2019年11月21日). https://www.hokurikushinkansen-navi.jp/pc/news/article.php?id=NEWS0000022258 2021年6月5日閲覧。 
  10. ^ 福井県統計年鑑
  11. ^ 8.駅別JR貨客輸送状況(1日平均)” (XIS). 福井県. 2021年3月29日閲覧。

参考文献

  • 『週刊歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR48 小浜線 舞鶴線・七尾線 氷見線・城端線 越美北線』朝日新聞出版、2012年9月16日。 
  • 川島令三『【図説】日本の鉄道山陽・山陰ライン 全線・全駅・全配線 第2巻 北神戸・福知山エリア』講談社、2011年12月15日。ISBN 978-4-06-295152-4 
  • 『週刊JR全駅・全車両基地 06』朝日新聞出版、2012年9月16日。 

関連項目

外部リンク