「ジョン・ネヴィル (第5代アバーガヴェニー侯爵)」の版間の差分
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2022年2月14日 (月) 00:34時点における版
第5代アバーガヴェニー侯爵 ジョン・ネヴィル John Nevill 5th Marquess of Abergavenny | |
---|---|
アバーガヴェニー侯爵ネヴィル家 | |
続柄 | 先代の長男 |
称号 | 第5代アバーガヴェニー侯爵他 |
出生 |
1914年11月8日 |
死去 |
2000年2月23日(85歳没) |
配偶者 | メアリー(旧姓ハリソン) |
子女 | 下記参照 |
父親 | 第4代アバーガヴェニー侯爵ガイ・ラーナック=ネヴィル |
母親 | イザベル(旧姓ラーナック) |
役職 | 東サセックス地方議会議員(1947年-1954年)、貴族院議員(1954年-2000年)、マッセイ・ファーガソン取締役(1955年-1985年)、ロイズ銀行頭取(1962年-1985年) |
第5代アバーガヴェニー侯爵ジョン・ヘンリー・ガイ・ネヴィル(英: John Henry Guy Nevill, 5th Marquess of Abergavenny, KG, OBE, KStJ、1914年11月8日 - 2000年2月23日)は、イギリスの貴族、軍人、政治家、実業家、銀行家。
父が爵位を継承した1938年から自身が爵位を継承する1954年までルイス伯爵(Earl of Lewes)の儀礼称号で称された。
経歴
1914年11月8日、第4代アバーガヴェニー侯爵ガイ・ラーナック=ネヴィルとその妻イザベル(旧姓ラーナック)の間の長男として生まれる[1][2]。
イートン校を経てケンブリッジ大学トリニティ・カレッジに進学[1]。第二次世界大戦に出征し、殊勲者公式報告書に名前が載った[1]。
1947年から1954年まで東サセックス地方議会の議員を務めた[1]。1949年から1961年にかけてはケント・ヨーマンリー連隊の、1961年から1962年にかけてはケント及び狙撃兵ヨーマンリー連隊の名誉連隊長(Honorary Colonel)を務めた[1][2]。
1954年3月30日の父の死により爵位を継承し、貴族院議員に列した[3]。
1955年から1985年までマッセイ・ファーガソンの取締役(Director)を務めた[1][2]。1962年から1985年にかけてロイズ銀行の頭取(Chairman)を務めた[1][2]。1972年にはアスコット競馬場における女王陛下名代に就任して、10年にわたって同職を務めている[2]。
1974年にガーター勲章を受勲した[1][2]。1974年から1989年にかけては東サセックス統監を務めた[1][2]。1977年から1994年にかけてはガーター騎士団長を務めた[1][2]。
2000年2月23日に死去した。男子が一人あったが、先立たれていたため、アバーガヴェニー男爵位を除く保有爵位は弟ルパート・ラーナック=ネヴィルの息子であるクリストファー・ネヴィルに継承された。一方議会招集令状による爵位であるバーガヴェニー男爵は娘3人の間で停止(abeyance)となった[2]。
栄典
爵位
1954年3月30日の父ガイ・ラーナック=ネヴィルの死去により以下の爵位を継承した[1][2]
- 第5代アバーガヴェニー侯爵 (5th Marquess of Abergavenny)
- 第9代アバーガヴェニー伯爵 (9th Earl of Abergavenny)
- (1784年5月17日の勅許状によるグレートブリテン貴族爵位)
- 第5代ルイス伯爵 (5th Earl of Lewes)
- (1876年1月14日の勅許状による連合王国貴族爵位)
- 第9代ネヴィル子爵 (9th Viscount Nevill)
- (1784年5月17日の勅許状によるグレートブリテン貴族爵位)
- 第25代バーガヴェニー男爵 (25th Baron Bergavenny)
勲章
- 1945年、大英帝国騎士団(勲章)オフィサー(OBE)[1][2]
- 1974年、ガーター騎士団(勲章)ナイト(KG)[1][2]
- 1976年、聖ジョン騎士団(勲章)ナイト(K.St.J.)[1]
その他
家族
1938年にジョン・ハリソン中佐の娘メアリーと結婚し、彼女との間に以下の5子を儲けた[1][2]。
- 第1子(長女)アン・パトリシア・ネヴィル (1938-) マーティン・ホワイトリー大尉と結婚
- 第2子(次女)ヴィヴィアン・マーガレット・ネヴィル (1941-2018) アラン・リリングストンと結婚
- 第3子(三女)ジェーン・エリザベス・ネヴィル (1944-1946)
- 第4子(長男)ヘンリー・ジョン・モンタギュー・ネヴィル (1948-1965) 儀礼称号でルイス伯爵
- 第5子(四女)ローズ・ネヴィル (1950-) ジョージ・クロウズと結婚
脚注
注釈
出典
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q Lundy, Darryl. “Lt.-Col. Sir John Henry Guy Nevill, 5th Marquess of Abergavenny” (英語). thepeerage.com. 2016年6月11日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n Heraldic Media Limited. “Abergavenny, Marquess of (UK, 1876)” (英語). Cracroft's Peerage The Complete Guide to the British Peerage & Baronetage. 2016年6月11日閲覧。
- ^ UK Parliament. “Mr John Nevill” (英語). HANSARD 1803-2005. 2016年6月11日閲覧。
外部リンク
- Hansard 1803–2005: contributions in Parliament by the Marquess of Abergavenny
- John Nevill, 5th Marquess of Abergavenny - ナショナル・ポートレート・ギャラリー
宮廷職 | ||
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先代 第16代ノーフォーク公 |
アスコット競馬場の女王陛下名代 1972年–1982年 |
次代 サー・ピアーズ・ベンゴー |
名誉職 | ||
新設 | 東サセックス統監 1974年–1989年 |
次代 サー・リンジー・ブライソン |
先代 第10代コバム子爵 |
ガーター騎士団騎士団長 1977年–1994年 |
次代 第6代キャリントン男爵 |
イギリスの爵位 | ||
先代 ガイ・ラーナック=ネヴィル |
第5代アバーガヴェニー侯爵 1954年–2000年 |
次代 クリストファー・ネヴィル |
第25代バーガヴェニー男爵 1954年–2000年 |
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