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もともとは少年誌しか読まなかったというが、20歳のころに漫画家を目指した際には、手当たり次第に漫画を読んだ{{R|manba}}。しかし、その「作品から受けた影響を自分のマンガに生かせなかった」という{{R|manba}}。 |
もともとは少年誌しか読まなかったというが、20歳のころに漫画家を目指した際には、手当たり次第に漫画を読んだ{{R|manba}}。しかし、その「作品から受けた影響を自分のマンガに生かせなかった」という{{R|manba}}。 |
2022年1月6日 (木) 03:55時点における版
十日 草輔 | |
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生誕 | 1975年??月??日 |
職業 | 漫画家 |
活動期間 | 2017年 - |
代表作 | 『王様ランキング』[1] |
公式サイト | 十日草輔(とおかそうすけ) |
十日 草輔(とおか そうすけ、1975年[2] - )は、日本の漫画家。
来歴
東洋美術学校を卒業。猫を飼っている。
サラリーマンを経験
もともとは少年誌しか読まなかったというが、20歳のころに漫画家を目指した際には、手当たり次第に漫画を読んだ[3]。しかし、その「作品から受けた影響を自分のマンガに生かせなかった」という[3]。
23歳で漫画家を目指す[4]。漫画を投稿するが、「箸にも棒にもかからず」にやめる[3]。しかし絵を続けるために絵本を描いたところ、大賞を取り、本を出版するも、出版社が倒産する[3]。20代のころに子供の時からの夢であった漫画家になることを挫折し、サラリーマンとして働く[5][6]。それまでの作品は「独りよがりなもの」であったが、サラリーマンを経験したことにより漫画を描く上で大事なことを学ぶ[5]。サラリーマン時代はWebの仕事をし、コーダーやデザイナー、Webマーケティングを経験[3]。ブラック企業もホワイト企業も経験したという[3]。
脱サラから漫画家になるまで
「また絵本を描いてみよう」と考えた十日は、ワコムのペンタブレットを購入[3]。「普通に鉛筆で描くのと変わらない」と感じた十日は、「可能性を感じ」、働きながら「絵でやっていきたい」と考えるようになった[3]。家族がいないこともあり[3]、2016年10月に脱サラをし、2017年1月に漫画を描き始める[2]。十日は会社を辞めた当初は絵本を描こうと考えていたが、絵本は募集が少なく、ほかの投稿者の年齢が若いと知る[3]。絵本は敷居が高いと考えていたところ、Web漫画を知り、Webなら「いろんな人に読んでもらえるのがいい」と考える[3]。
絵本をやめた後、漫画を執筆する際に「一番売れているマンガを読んでみよう」と考えた[3]。漫画家を挫折して以来漫画を読んでいなかった十日は、尾田栄一郎の『ONE PIECE』を読み、「めちゃくちゃ面白い」と考え、それがきっかけとなり、『王様ランキング』というタイトルの由来になったという[3]。漫画を読むことから遠ざかる前、もともとは『週刊少年ジャンプ』(集英社)の漫画が好きで、特に『キン肉マン』や『ドラゴンボール』を好きな作品として挙げている[3]。一番影響を受けた漫画家は、鳥山明である[3]。年月が経ち、過去に読んだ漫画の影響が、「やっと出始めているような気が」すると十日は語っている[3]。
『王様ランキング』の連載開始
2017年よりWeb漫画投稿サイト「マンガハック」で『王様ランキング』の連載を開始[2]。副業をせずに漫画家のみで活動をしている[3]。連載開始時のペンネームは「goriemon」で[2]、ニコニコ静画では「aaa」、十日のホームページでは「とかただ」名義を使用していた[3]。本名を姓名判断したところ、「すごく悪かった」といい、ペンネームを一生懸命考えていたためである[3]。「goriemon」で有名になったが、名前を変更したのは「縦書きにしにくい」からである[3]。漫画やアニメを親から禁止されて育ってきたため、漫画の執筆について、親に内緒にしている[3]。
2018年、同作がTwitterで話題となり、トレンド入りを果たす[7]。「次にくるマンガ大賞 2018」のWebマンガ部門にもノミネートされた[7]。
初連載である同作は、2019年に単行本がKADOKAWAのビームコミックスレーベルより発売されており[8][9]、WIT STUDIOによりアニメ化が決定している[10]。同作は「みんなが選ぶTSUTAYAコミック大賞2019」で6位を獲得[11]。
2019年4月18日よりWebメディア「マトグロッソ」(イースト・プレス)にて、エッセイ『脱サラ41歳のマンガ家再挑戦-王様ランキングがバズるまで』を連載開始[12]。
作風
「キャラクターに親しみを持たせ」、「感情移入しやすくなる」ような「線の少ないシンプルな絵柄」を持ち味としている[5]。『王様ランキング』では、愛らしい絵柄で、「極端に視覚的な作風」で「セリフが少ないのも大きな特徴」[4][5]。「絵本調」な作画であるが、「大人に染みる」内容となっている[13]。
人物
テレビゲームで執筆の息抜きをしている[14]。十日はRPGの「喋らない主人公キャラ」に強く感情移入したといい、「主人公になり切り、その世界にどっぷりはまって現実から逃避」して遊んでいることが、『王様ランキング』のボッジ王子にも影響しているかもしれないと語っている[5]。
おしゃべりな性格である[5]。
作品リスト
漫画作品
- 王様ランキング(『マンガハック』2017年5月20日 - 連載中、既刊12巻)
- 脱サラ41歳のマンガ家再挑戦-王様ランキングがバズるまで(『マトグロッソ』2019年4月18日[12] - 、全1巻[1])
その他
- 世界を変えるキャッチコピー大賞 神仏アート(2021年2月[15])
脚注
- ^ a b “「王様ランキングがバズるまで」41歳で脱サラ、十日草輔のデビュー前日譚”. コミックナタリー (ナターシャ). (2020年7月14日) 2021年9月21日閲覧。
- ^ a b c d “十日 草輔(漫画家)”. マンガペディア. 2021年9月21日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u “遠回りが実ったマンガ家への道「王様ランキング」十日草輔(goriemon)インタビュー”. マンバ. マンバ (2018年9月19日). 2021年9月21日閲覧。
- ^ a b c d e f “『王様ランキング』十日草輔先生インタビュー!作品の魅力と今後の展開を考察!”. ふくまる. 凸版印刷 (2021年2月8日). 2021年9月21日閲覧。
- ^ “『脱サラ41歳のマンガ家再挑戦-王様ランキングがバズるまで』01”. マトグロッソ. イースト・プレス. 2021年9月21日閲覧。
- ^ a b “Twitterで話題の「王様ランキング」、ファンアート投稿イベント開催”. コミックナタリー (ナターシャ). (2018年9月14日) 2021年9月21日閲覧。
- ^ “「王様ランキング」1・2巻発売!非力な王子と小さな友達の勇気あふれる冒険譚”. コミックナタリー (ナターシャ). (2019年2月12日) 2021年9月21日閲覧。
- ^ “「王様ランキング1 」十日 草輔 ビームコミックス”. KADOKAWA. 2021年9月21日閲覧。
- ^ “アニメ「王様ランキング」2021年10月にノイタミナで放送開始、制作はWIT STUDIO”. コミックナタリー (ナターシャ). (2020年11月5日) 2021年9月21日閲覧。
- ^ “「みんなが選ぶTSUTAYAコミック大賞 2019」受賞作品 TOP10が決定!”. PR TIMES (PR TIMES). (2019年7月18日) 2021年9月21日閲覧。
- ^ a b “「王様ランキングがバズるまで」描く、十日草輔のエッセイマンガが連載決定”. コミックナタリー (ナターシャ). (2019年4月12日) 2021年9月21日閲覧。
- ^ “「本当の強さ」とは何か 「王様ランキング」十日草輔著/KADOKAWA”. 産経新聞 (産業経済新聞社). (2019年11月16日) 2021年9月21日閲覧。
- ^ “「王様ランキング」特集 十日草輔インタビュー”. コミックナタリー (ナターシャ). (2019年3月14日) 2021年9月21日閲覧。
- ^ “石川雅之や五十嵐大介、マキヒロチらマンガ家・イラストレーターが17の神仏アート描く”. コミックナタリー (ナターシャ). (2021年2月12日) 2021年9月21日閲覧。