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[[2013年]](平成25年)[[12月11日]]、[[ロシア]]の{{仮リンク|ノヴォシビルスク動物園|en|Novosibirsk Zoo|ru|Новосибирский зоопарк}}で生まれる{{R|誕生}}{{R|花嫁}}{{R|サケ}}{{R|維持}}。[[ノヴォシビルスク]]では、1972年以降42年ぶりのホッキョクグマの誕生であった{{R|披露}}{{R|命名}}。当時、同動物園の園長であった{{仮リンク|ロスチスラフ・シロ|ru|Шило, Ростислав Александрович}} (Rostislav Shilo) を記念して、'''シルカ'''({{Lang-en-short|Shilka}}, {{Lang-ru-short|Шилка}})と名付けられた{{R|披露}}{{R|成長}}{{R|スプ}}{{R|ベル}}。この名前は、[[ショートメッセージサービス]]を用いた一般投票によって選ばれたもので、2014年(平成26年)5月11日に発表された{{R|ベル}}{{R|発見}}。同年、シルカがノヴォシビルスクを離れ、国外に輸送されるのを阻止するのを目的として、オンライン署名サイト、[[Change.org]] の請願書への署名活動が行われ、7,500人を超える署名が集められた{{R|維持}}。


2015年(平成27年)3月28日、企業の[[蓬 (飲食店)|蓬]]から[[大阪市天王寺動物園]]に、[[ゴーゴ (ホッキョクグマ)|ゴーゴ]]の花嫁候補として寄贈された{{R|誕生}}{{R|公開}}{{R|サケ}}{{R|野性}}。蓬莱は、[[551蓬莱]]を店舗展開しており、この「551」の1にちなみ、イッちゃんという名前が付けられた{{R|野性}}{{R|かん}}{{R|夫婦}}。同年5月7日に報道陣に公開され、同月8日に一般公開された{{R|公開}}{{R|披露}}{{R|なき2}}。この時点で、体長はおよそ180センチメートル、体重はおよそ120キログラムであった{{R|公開}}。2020年([[令和]]2年)2月25日、ホッキョクグマの繁殖を目的として、ゴーゴとの同居が開始される{{R|なき1}}。同年3月12日、ゴーゴとの交尾行動が初めて確認される{{R|なき1}}。
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同年11月25日、出産を確認、翌26日に2頭の赤ちゃんが監視カメラにより確認された。
同年11月25日、出産を確認、翌26日に2頭の赤ちゃんが監視カメラにより確認された。

2021年12月14日 (火) 09:44時点における版

イッちゃん
別名・愛称シルカ
生物ホッキョクグマ
性別メス
生誕2013年12月11日
ロシアの旗 ロシア ノヴォシビルスク
飼い主ノヴォシビルスク動物園(2013年 - 2015年)
大阪市天王寺動物園(2015年 - )
カイ
ゲルダ
外見
名の由来551蓬莱

イッちゃん: Icchan, : Иттян)は、ホッキョクグマのメスの個体である[1][2][3][4][5][6]

家族

父親のカイ(: Kai, : Кай)と、母親のゲルダ(: Gerda, : Герда)の第一子である[3][7][8][9][10]。2015年(平成27年)12月7日には、弟に当たるオスのホッキョクグマ、ロスチク(: Rostik, : Ростик)が生まれている[11][12][13]。2018年(平成30年)12月11日には、双子の弟妹が生まれ、弟はノルジ(: Норди)、妹はシャイナ(: Шайна)と名付けられた[14][15]

来歴

2013年(平成25年)12月11日ロシアノヴォシビルスク動物園英語版ロシア語版で生まれる[1][16][17][8]ノヴォシビルスクでは、1972年以降42年ぶりのホッキョクグマの誕生であった[3][18]。当時、同動物園の園長であったロスチスラフ・シロロシア語版 (Rostislav Shilo) を記念して、シルカ: Shilka, : Шилка)と名付けられた[3][7][19][10]。この名前は、ショートメッセージサービスを用いた一般投票によって選ばれたもので、2014年(平成26年)5月11日に発表された[10][20]。同年、シルカがノヴォシビルスクを離れ、国外に輸送されるのを阻止するのを目的として、オンライン署名サイト、Change.org の請願書への署名活動が行われ、7,500人を超える署名が集められた[8]

2015年(平成27年)3月28日、企業の蓬萊から大阪市天王寺動物園に、ゴーゴの花嫁候補として寄贈された[1][2][17][21]。蓬莱は、551蓬莱を店舗展開しており、この「551」の1にちなみ、イッちゃんという名前が付けられた[21][22][23]。同年5月7日に報道陣に公開され、同月8日に一般公開された[2][3][24]。この時点で、体長はおよそ180センチメートル、体重はおよそ120キログラムであった[2]。2020年(令和2年)2月25日、ホッキョクグマの繁殖を目的として、ゴーゴとの同居が開始される[25]。同年3月12日、ゴーゴとの交尾行動が初めて確認される[25]

同年11月25日、出産を確認、翌26日に2頭の赤ちゃんが監視カメラにより確認された。

脚注

  1. ^ a b c ホッキョクグマの「ゴーゴ」と「イッちゃん」のお誕生日イベントを開催します”. 大阪市 (2019年11月27日). 2020年6月14日閲覧。
  2. ^ a b c d “天王寺動物園でホッキョクグマ「イッちゃん」公開 551蓬莱が寄贈”. あべの経済新聞. (2015年5月7日). https://abeno.keizai.biz/headline/1714/ 2020年6月14日閲覧。 
  3. ^ a b c d e “天王寺動物園がイッちゃんお披露目”. ロシア・ビヨンド. (2015年5月12日). https://jp.rbth.com/news/2015/05/12/52871 2020年6月14日閲覧。 
  4. ^ “Best photographs of the day: Prince George and a hot-air balloon festival”. ガーディアン. (2016年7月22日). https://www.theguardian.com/news/gallery/2016/jul/22/best-photographs-of-the-day-prince-george-and-a-hot-air-balloon-festival 2020年6月14日閲覧。 
  5. ^ ホッキョクグマ 4歳のイベント”. 日本放送協会 (2017年12月10日). 2017年12月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年6月14日閲覧。
  6. ^ “Сотрудники японского зоопарка показали, как живет белая медведица Шилка”. Вести Новосибирск. (2018年8月25日). https://www.nsktv.ru/news/obshchestvo/sotrudniki_yaponskogo_zooparka_pokazali_kak_zhivet_belaya_medveditsa_shilka_250820181331/ 2020年6月20日閲覧。 
  7. ^ a b “Первому медвежонку, родившемуся в новосибирском зоопарке, исполнилось 6 лет. Смотрим, как выросла Шилка”. НГС. (2019年12月11日). https://news.ngs.ru/more/66391843/ 2020年6月14日閲覧。 
  8. ^ a b c “Campaign launched to keep little Shilka in Siberia”. Siberian Times. (2014年11月19日). http://siberiantimes.com/other/others/news/n0022-campaign-launched-to-keep-little-shilka-in-siberia/ 2020年6月14日閲覧。 
  9. ^ “Шилкой назвали белого медвежонка в Новосибирском зоопарке”. Весь Искитим. (2014年5月11日). https://vesiskitim.ru/2014/05/11/16840-shilkoj-nazvali-belogo-medvezhonka-v-novosibirskom-zooparke 2020年6月14日閲覧。 
  10. ^ a b c Выбрано имя для мишки-малышки в зоопарке Новосибирска. Ее назвали Шилка”. Сетевое издание «Бердск Онлайн» (2014年5月11日). 2020年6月14日閲覧。
  11. ^ “Белая медведица Герда в Новосибирском зоопарке родила в третий раз”. Интерфакс. (2019年2月20日). https://www.interfax.ru/russia/651277 2020年6月14日閲覧。 
  12. ^ “Double joy as polar bear family welcomes two tiny cubs in Novosibirsk”. Siberian Times. (2019年2月20日). https://siberiantimes.com/other/others/news/double-joy-as-polar-bear-family-welcomes-two-tiny-cubs-in-novosibirsk/?comm_order=best 2020年6月14日閲覧。 
  13. ^ 第16話「イッちゃん3歳になりました」”. 天王寺動物園 (2016年12月19日). 2020年6月14日閲覧。
  14. ^ “Белым медвежатам в Новосибирском зоопарке выбрали имена”. НГС. (2019年5月26日). https://news.ngs.ru/more/66102268/ 2020年6月14日閲覧。 
  15. ^ “Опасный трюк белого медвежонка Норди перепугал новосибирцев”. НДН.ИНФО. (2019年7月10日). https://ndn.info/rubric/obshchestvo/27475-opasnyj-tryuk-belogo-medvezhonka-nordi-perepugal-novosibirtsev 2020年6月14日閲覧。 
  16. ^ “天王寺動物園にホッキョクグマの花嫁候補がやってくる”. 産経新聞. (2015年3月20日). https://www.sankei.com/region/news/150320/rgn1503200040-n1.html 2020年6月14日閲覧。 
  17. ^ a b “天王寺動物園でホッキョクグマ「イッちゃん」の誕生日祝う サケをプレゼント”. あべの経済新聞. (2017年12月11日). https://abeno.keizai.biz/headline/2726/ 2020年6月14日閲覧。 
  18. ^ “Белого медвежонка, родившегося в Новосибирске, назвали в честь директора зоопарка”. イタルタス通信. (2014年5月11日). https://tass.ru/sibir-news/1178155 2020年6月14日閲覧。 
  19. ^ “日本の動物園でノヴォシビルスク生まれのシロクマがお披露目”. スプートニク日本. (2015年5月12日). https://jp.sputniknews.com/japan/20150512325873/ 2020年6月14日閲覧。 
  20. ^ “МАЛЕНЬКАЯ БЕЛАЯ МЕДВЕДИЦА ОБРЕЛА ИМЯ”. Новосибирская областная газета Советская Сибирь. (2014年5月13日). http://www.sovsibir.ru/news/141916 2020年6月14日閲覧。 
  21. ^ a b “ホッキョクグマ - 無邪気なかわいさと野性と”. 大阪日日新聞. (2018年7月12日). https://www.nnn.co.jp/dainichi/rensai/doubutsuhyaka/180712/20180712044.html 2020年6月14日閲覧。 
  22. ^ かんさいアニマルズ 天王寺動物園ホッキョクグマのイッちゃん”. 産経新聞社. 2020年6月14日閲覧。
  23. ^ “白いクマの夫婦は「551」 豚まんに負けない熱々の春”. 朝日新聞. (2020年4月24日). https://www.asahi.com/articles/ASN4R6RQHN4JPTIL01H.html 2020年6月14日閲覧。 
  24. ^ なきごえ Vol.51-07 - NEW FACE”. 大阪市天王寺動物園 (2015年7月). 2020年6月14日閲覧。
  25. ^ a b 大阪市天王寺動物園「なきごえ」WEB版”. 大阪市天王寺動物園 (2020年4月). 2020年6月14日閲覧。