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「ヴァイキング:クランの戦争」の版間の差分

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2021年11月10日 (水) 05:27時点における版

ヴァイキング:クランの戦争
ジャンル リアルタイムストラテジー
対応機種 ウェブブラウザiOSAndroid
開発元 Plarium
発売元 Plarium
発売日

iOSAndroid
世界の旗 2015年8月10日 (2015-08-10)
Amazon
世界の旗 2015年12月10日 (2015-12-10)
Facebook

世界の旗 2016年10月19日 (2016-10-19)
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ヴァイキング:クランの戦争』は、Plariumが開発および発売したMMO ストラテジーゲームソフト。基本プレイ無料だが、プレイヤーは一部コンテンツを購入することも可能。

本作は、2015年8月10日 に Google Play と iOS App Store で発売が開始され、2015年12月10日 に Amazon Appstore でも提供が開始された。2016年10月19日には、Facebook ユーザー向けにデスクトップ版がリリースされ、2017年1月15日には、Plarium の公式ポータルサイトでブラウザ版の提供が開始された。 

ゲームシステム

『ヴァイキング:クランの戦争』では、プレイヤーがお互いに協力し合って、自分たちのクランを結成する。クランには「下士官」から「首長」という権力の序列が存在し、それぞれのプレイヤーには称号に応じた権限が与えられている。[1]

本作品の主目的は、それぞれの王国に設けられた「力の場」を占領することである。プレイヤーはクランの結成&強化や兵の訓練のほか、英雄のアップグレードや町の発展を行う。それぞれのアップグレードには、木材、鉄、食料、石材、銀のほかにゲーム内通貨の「金」が必要となる。資源は、自分の町に建設した資源生産系の建築物をアップグレードすることで入手できるほか、世界地図上の資源拠点を攻撃したり、他プレイヤーの町から略奪することも可能。[2]

プレイヤーは最大100人までのグループに参加できる。そこでは、同じクラン名、防衛、秩序、管理体制の下で団結することができる。プレイヤーはクランを結成することで、「力の場」を占領するといった目標に協力して挑むことができるほか、クラン同士の戦闘やクランメンバーの開発をサポートできる。[3]

プレイヤーは「王国」と呼ばれる、地理的にそれぞれ離れた場所でゲームを進めていく。それぞれの王国には、平均45,000人のプレイヤーが存在する。2016年末の時点で、270を超える王国が誕生している。

このゲームの開発にあたっては、スカンジナビア半島の歴史論文や書物だけでなく、ヴァイキングの戦史や日々の生活を描いたテレビ番組や映画、中世初期のスカンジナビアに関する様々な文献が参考にされている[4]

文化的引用・評価

ヴァイキング:クランの戦争
集計結果
媒体結果
MetacriticiOS: 7/10[5]
レビュー結果
媒体結果
ビルト3.3/5stars[6]
GameRanks7/10stars[7]
MMO & MMORPG Games9.4/10 stars[8]
Browsergames.de4.5/5stars[9]
MMO Reviews8.5/10stars[10]
Gaming Cypher8/10stars[11]

2016年5月23日、テレビ局 Le Figaro のトーク番組 Le Talk に登場した、フランス人政治家Frédéric Lefebvreが、フランスが置かれている状況を、『ヴァイキング:クランの戦争』でプレイヤーが直面する困難を挙げ次のようにコメントした――「つまり、近視眼的になっているということです。若者に人気のゲーム『World of Warcraft』や『ヴァイキング:クランの戦争』では、何時間もかけて自分の町を発展させ、ようやく戦うことができる。しかし、町を発展させている間は、町の状況を把握できていても、それ以外の地で何が起きているかはわからない。フランスの現状も、これと同じように思える」[12]

Berlin School of Creative Leadership でジャーナリズムを教える Paul Glader 准教授は、夏休みに『ヴァイキング:クランの戦争』でクランを率いた感想を次のように記している――「この夏をヴァイキングの首長として過ごした。とても楽しい体験だった。現実社会における、優れたリーダーシップというものが、仮想空間でもあらゆる局面で重要になることを学んだ。現実でも、仮想空間でも良きリーダーシップには「時間」「思考」「自覚」が求められる。また、「チームワーク」も欠かせない。そして、リーダーとしての自覚が衰えをみせたとき、後継者の育成を始めたり、リーダーとしての意識改革が必要だと悟った。なぜなら、そういう時こそ、仲間が最も厳しい試練に直面するからである」[13]

出典

  1. ^ Vikings: War of Clans Thrashes Its Way to Android and iOS” (英語). MMO Huts (2015年8月10日). 2018年4月27日閲覧。
  2. ^ VIKINGS: WAR OF CLANS” (英語). MMOs.com. 2018年4月27日閲覧。
  3. ^ Campbell Bird (2016年3月18日). “Vikings: War of Clans guide – How to get things done faster” (英語). 148apps.com. 2018年4月27日閲覧。
  4. ^ Vikings: War Of Clans Giving The Whole Team Something New To Study” (英語). GameSauce (2016年4月1日). 2018年4月27日閲覧。
  5. ^ Vikings: War of Clans (iOS)”. メタクリティック. 9 February 2018閲覧。
  6. ^ Spieletest Vikings: War of Clans” (ドイツ語). ビルト (2017年3月29日). 2018年4月27日閲覧。
  7. ^ Vikings War of Clans Review”. GameRanks (29 April 2017). 9 January 2018閲覧。
  8. ^ Vikings: War of Clans”. MMO & MMORPG Games. 9 February 2018閲覧。
  9. ^ Test: Der Traum vom eigenen Wikingerreich” (ドイツ語). Browsergames.de (21 May 2017). 9 January 2018閲覧。
  10. ^ Vikings: War of Clans Review”. MMO Reviews (24 January 2017). 9 January 2018閲覧。
  11. ^ Davis, Matthew (17 July 2017). “Vikings: War of Clans Review for iPhone”. Gaming Cypher. 9 January 2018閲覧。
  12. ^ Etienne Baldit (2016年5月23日). “Ce moment où Frédéric Lefebvre compare "le système français" à "World of Warcraft ou Vikings : War of Clans"” (フランス語). Europe 1. 2018年4月27日閲覧。
  13. ^ Jennifer Allen (November 26, 2016). “What I Learned About Leadership During My Summer As A Viking Chief” (英語). フォーブス. 2018年4月27日閲覧。

外部リンク