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「ま〜じゃんバニラシンドローム」の版間の差分

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'''ま〜じゃんバニラシンドローム'''は、[[日本物産]](Nichibutsu)が開発し、[[1991年]]1月に発売したアーケード向け麻雀ゲーム{{Sfn|前田|2020|p=127}}。キャラデザインは『[[うる星やつら]]』で作画監督を務めた[[西島克彦]]。1991年[[10月25日]]には[[PCエンジン]]、[[1993年]]には[[PC-9801]]に移植されている<ref>{{Cite web|url=https://archive.is/Di0MK|title=まーじゃんバニラシンドローム|website=amusement-center.com|publisher=株式会社D4エンタープライズ|accessdate=2021-05-30}}</ref>。『ファミ通』150号のクロスレビューは22点(PCエンジン)<ref>{{Cite web|url=https://archive.is/4fXN3|title=バニラシンドローム|website=famitsu.com|publisher=株式会社KADOKAWA Game Linkage|accessdate=2021-05-30}}</ref>。
'''ま〜じゃんバニラシンドローム'''は、[[日本物産]](Nichibutsu)が開発し、[[1991年]]1月に発売したアーケード向け麻雀ゲーム{{Sfn|前田|2020|p=127}}。キャラデザインは『[[うる星やつら]]』で作画監督を務めた[[西島克彦]]。1991年[[10月25日]]には[[PCエンジン]]、[[1993年]]には[[PC-9801]]に移植されている<ref>{{Cite web|url=https://archive.is/Di0MK|title=まーじゃんバニラシンドローム|website=amusement-center.com|publisher=株式会社D4エンタープライズ|accessdate=2021-05-30}}</ref>。『ファミ通』150号のクロスレビューは22点(PCエンジン)<ref>{{Cite web|url=https://archive.is/4fXN3|title=バニラシンドローム|website=famitsu.com|publisher=株式会社KADOKAWA Game Linkage|accessdate=2021-05-30}}</ref>。
== 概要 ==
== 概要 ==
プレイヤーは、デート行く途中に奇妙なドアを発見する。開けてみたところ、それは異世界に通じていた。番人を名乗るバニラなる女性と麻雀を行い、プレイヤーが和了ると1回だけ鍵を開けるチャンスが与えられる。鍵で開けた先にもそれぞれ異世界が待っているが、ご褒美を兼ねた登場人物の画像が見られる。
主人公の諸星康介は、デートの待ち合わせ場所へ行く途中、道路わきある奇妙なドアを発見する。開けてみたところ、それは異世界に通じていた。康介はそこで番人を名乗るバニーガールスタイルの美少女・バニラと会うことに。ターミナルには鍵の掛かった無数の扉が立ち並んでいる。扉の向こうは、戦士の国やドラゴンの国、ネコの国など色々な国に通じている。元の世界に帰るための情報収集には鍵が必要になる。バニラなる女性と麻雀を行い、プレイヤーが和了ると1回だけ鍵を開けるチャンスが与えられる。鍵で開けた先にもそれぞれ異世界が待っているが、ご褒美を兼ねた登場人物の画像が見られる。<ref>{{Cite book|title=電撃王|date=1993年3月1日|year=1993|publisher=メディアワークス|page=96}}</ref>


そこで情報を聞き出し、アイテムを集め、出口(元の世界に戻る鍵)を探索する。
そこで情報を聞き出し、アイテムを集め、出口(元の世界に戻る鍵)を探索する。

2021年11月5日 (金) 06:27時点における版

ま〜じゃんバニラシンドロームは、日本物産(Nichibutsu)が開発し、1991年1月に発売したアーケード向け麻雀ゲーム[1]。キャラデザインは『うる星やつら』で作画監督を務めた西島克彦。1991年10月25日にはPCエンジン1993年にはPC-9801に移植されている[2]。『ファミ通』150号のクロスレビューは22点(PCエンジン)[3]

概要

主人公の諸星康介は、デートの待ち合わせ場所へ行く途中、道路わきにある奇妙なドアを発見する。開けてみたところ、それは異世界に通じていた。康介はそこで番人を名乗るバニーガールスタイルの美少女・バニラと会うことに。ターミナルには鍵の掛かった無数の扉が立ち並んでいる。扉の向こうは、戦士の国やドラゴンの国、ネコの国など色々な国に通じている。元の世界に帰るための情報収集には鍵が必要になる。バニラなる女性と麻雀を行い、プレイヤーが和了ると1回だけ鍵を開けるチャンスが与えられる。鍵で開けた先にもそれぞれ異世界が待っているが、ご褒美を兼ねた登場人物の画像が見られる。[4]

そこで情報を聞き出し、アイテムを集め、出口(元の世界に戻る鍵)を探索する。

なお、クリアには長い時間がかかるため、パスワードによるコンティニューが実装されている。前田尋之は、「このような機能はアーケードでは初に近い」としている[5]

 それぞれの鍵で開く異世界(登場人物)[6]
左から1番目 2番目 3番目 4番目 5番目 6番目 7番目 8番目
上段 悪魔の国(サバーナ) 火の妖精の国(バーグ) オニ族の国(レム) 3つ目族[7]の国(パメロン) 忍者の国(クノイチのホタル) 戦士の国(ネイ) ヘビの国(ザーラ) 出口
中段 カラスの国(カラス天狗のカルラ) 風の妖精の国(エオリア) 神々の国(天使のラーナ) ピエロの国(チャオ) エルフ族の国(ルー) 白鳥の国(アフロス) 猫の国(不明) 花の妖精の国(シェリル)
下段 氷の国(雪女のゆり) カッパの国(ルンパ) 水の妖精の国(ラプラス) 魔女の国(ミミ) ハチの国(ルミナ) 海賊の国(キャプテン・ネロス) 人魚の国(リーザ) ドラゴンの国(ラウル)

参考文献

  • 『アーケード脱衣麻雀 美少女コレクション』マイウェイ出版〈マイウェイムック〉、2019年4月5日。ISBN 978-4-86690-105-3 
  • 『美少女脱衣麻雀スーパーガイド アーケード編』前田尋之(監修)、ロングランドジェイ〈G-Mook 193〉、2020年4月25日。ISBN 978-4-86717-000-7 

出典

  1. ^ 前田 2020, p. 127.
  2. ^ まーじゃんバニラシンドローム”. amusement-center.com. 株式会社D4エンタープライズ. 2021年5月30日閲覧。
  3. ^ バニラシンドローム”. famitsu.com. 株式会社KADOKAWA Game Linkage. 2021年5月30日閲覧。
  4. ^ 電撃王. メディアワークス. (1993年3月1日). p. 96 
  5. ^ ゲーセン店員の懐古主義で行こう 第19回:バニラシンドローム”. 電脳世界のひみつ基地. 株式会社チアソル. 2021年6月1日閲覧。
  6. ^ 前田 2020, p. 30-31.
  7. ^ ママ