「ガゼルの塔」の版間の差分
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== ゲーム内容 == |
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本作までのサークシリーズと異なり、それぞれの能力を持つ4人の仲間から1人を選び、状況に応じて仲間を変更しながら攻略していく。ゲーム開始時点ではリューン以外がほぼ同時に塔の入り口にたどり着いており、主人公ラトクはフェル以外の3人のうち1人をパーティーメンバーとして同行させ、塔内部の探索を行う。なお、リューンはゲームを進めていくと仲間にできる。 |
本作までのサークシリーズと異なり、それぞれの能力を持つ4人の仲間から1人を選び、状況に応じて仲間を変更しながら攻略していく。物語はすべてガゼルの塔内部で進行する。外で待つ仲間たちから、一緒に探索する相手を1人選ぶ。 |
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ゲーム開始時点ではリューン以外がほぼ同時に塔の入り口にたどり着いており、主人公ラトクはフェル以外の3人のうち1人をパーティーメンバーとして同行させ、塔内部の探索を行う。なお、リューンはゲームを進めていくと仲間にできる。 |
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レベルアップ要素は排除されており、純粋にアクションや謎解き、パズルなどを楽しむ作りとなっている。 |
レベルアップ要素は排除されており、純粋にアクションや謎解き、パズルなどを楽しむ作りとなっている。 |
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== ストーリー == |
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凶暴な魔獣ガゼルを封じ込めた地の上に築かれた"ガゼルの塔"。妖魔ゼクライアは、この塔を奪い取り、妖魔の活動拠点として利用することにした。そして塔の内部には、東方の技師サイテンの手によって多くの凶悪なトラップが仕掛けられた。妖魔出現の噂を聞きつけて、フレイと共にはるばるガゼルの塔までやってきた我らの勇者ラトク・カート。ところが、フェル、ホーン、ピクシーの三人も塔の噂を聞きつけてやってきていた。塔の入り口で彼らと再会したラトクは、協力して内部を探ることにした。中に潜むモンスターたちを撃退しながら進むラトクたち。だが塔の2階ではリューンが瀕死の重傷を負って倒れていた。彼の話を聞いて驚いた。以前に彼が戦って封じたはずの妖魔、アクリラとベルゼスが現われて、リューンの妻と娘を連れ去ったという。そして彼に傷を負わせたのは、ラトクそっくりの人物だという。ふたたび塔に戻ると、3階の牢屋にリューンの娘アリアが捕えられているのを発見した。妖魔アクリラとの死闘の末、無事アリアを助け出したラトクたち。だがまだリューンの妻ティナは見つからなかった。ついに一行は最上階である5階へとたどりついた。いよいよ妖魔ベルゼスと対決だ。リューンと力を合わせてベルゼスを打ち破ったラトク。ベルゼスは死ぬ間際に、ティナは妖魔ゼクライアに捕らえられ、まもなく復活するガゼルのいけにえにされるだろうと告げた。一路ゼグライアの下へ急ぐラトクたちの前に現れたのは噂の"偽ラトク"。だがしょせん本物にかなうわけがなかった。遂にゼグライアと向かい合うラトク。だが敵は、ひきょうにもティナを盾にしてきた。そのときホーン、フェル、フレイの3人が現れてティナを救出してくれた。ゼグライアは遂に復活した魔獣ガゼルと合体してラトクたちに迫ってきた。いよいよ最終決戦だ!!<ref>{{Cite book|和書|title=電撃王 表紙 [[高橋里華]]|date=1993年4月1日|year=1993|publisher=メディアワークス|page=33}}</ref> |
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== 主な登場人物 == |
== 主な登場人物 == |
2021年10月22日 (金) 12:12時点における版
ジャンル | アクションRPG |
---|---|
対応機種 | PC-8801mkIISR (PC88) |
開発元 | マイクロキャビン |
発売元 | マイクロキャビン |
デザイナー |
柳島秀行 川口洋一郎 |
シナリオ | 川口洋一郎 |
プログラマー |
山田浩司 永井勝也 柳島秀行 |
音楽 |
新田忠弘 福田康文 瓜田幸治 |
美術 | 菊池通隆 |
シリーズ | サークシリーズ |
人数 | 1人 |
メディア | フロッピーディスク |
発売日 |
1991年6月14日 |
その他 | 型式:11253 |
『Xak -ガゼルの塔-』(サーク - ガゼルのとう)は、1991年6月14日に日本のマイクロキャビンから発売されたPC-8801mkIISR用アクションロールプレイングゲーム。正式タイトルは『The Tower of Gazzel 〜Xak -ガゼルの塔-』。
同社の『サーク』(1989年)シリーズの外伝的作品で、『サークII』(1990年)の時代から1年後の世界が舞台になっている。ディザエ軍の1人・ゼグライアと、はぐれ妖魔のベルゼスとアクリラによる戦いを描く。最後には、妖魔三将軍最後の生き残りである、ゾム・ディザエの存在が明らかとなる。
開発はマイクロキャビンが行い、原作は前作に引き続き柳島秀行が担当、ゲーム・デザインおよびシナリオは前2作においてグラフィックを手掛けていた川口洋一郎が担当、音楽は『フレイ』(1990年)を手掛けた新田忠弘の他、『幻影都市』(1991年)を手掛けた福田康文および瓜田幸治が担当、イメージイラストは漫画『神星記ヴァグランツ』(1986年 - 1988年)の作者である菊池通隆が担当している。
同年にPC-9801およびPC-88VA、MSX2に移植され、2006年には携帯電話ゲームとして配信された。その他にもWindows用ソフトとしてプロジェクトEGGにて配信されており、2002年にPC-9801版、2010年にPC-8801版、2018年にMSX2版が配信された。
ゲーム内容
本作までのサークシリーズと異なり、それぞれの能力を持つ4人の仲間から1人を選び、状況に応じて仲間を変更しながら攻略していく。物語はすべてガゼルの塔内部で進行する。外で待つ仲間たちから、一緒に探索する相手を1人選ぶ。
ゲーム開始時点ではリューン以外がほぼ同時に塔の入り口にたどり着いており、主人公ラトクはフェル以外の3人のうち1人をパーティーメンバーとして同行させ、塔内部の探索を行う。なお、リューンはゲームを進めていくと仲間にできる。
レベルアップ要素は排除されており、純粋にアクションや謎解き、パズルなどを楽しむ作りとなっている。
ストーリー
凶暴な魔獣ガゼルを封じ込めた地の上に築かれた"ガゼルの塔"。妖魔ゼクライアは、この塔を奪い取り、妖魔の活動拠点として利用することにした。そして塔の内部には、東方の技師サイテンの手によって多くの凶悪なトラップが仕掛けられた。妖魔出現の噂を聞きつけて、フレイと共にはるばるガゼルの塔までやってきた我らの勇者ラトク・カート。ところが、フェル、ホーン、ピクシーの三人も塔の噂を聞きつけてやってきていた。塔の入り口で彼らと再会したラトクは、協力して内部を探ることにした。中に潜むモンスターたちを撃退しながら進むラトクたち。だが塔の2階ではリューンが瀕死の重傷を負って倒れていた。彼の話を聞いて驚いた。以前に彼が戦って封じたはずの妖魔、アクリラとベルゼスが現われて、リューンの妻と娘を連れ去ったという。そして彼に傷を負わせたのは、ラトクそっくりの人物だという。ふたたび塔に戻ると、3階の牢屋にリューンの娘アリアが捕えられているのを発見した。妖魔アクリラとの死闘の末、無事アリアを助け出したラトクたち。だがまだリューンの妻ティナは見つからなかった。ついに一行は最上階である5階へとたどりついた。いよいよ妖魔ベルゼスと対決だ。リューンと力を合わせてベルゼスを打ち破ったラトク。ベルゼスは死ぬ間際に、ティナは妖魔ゼクライアに捕らえられ、まもなく復活するガゼルのいけにえにされるだろうと告げた。一路ゼグライアの下へ急ぐラトクたちの前に現れたのは噂の"偽ラトク"。だがしょせん本物にかなうわけがなかった。遂にゼグライアと向かい合うラトク。だが敵は、ひきょうにもティナを盾にしてきた。そのときホーン、フェル、フレイの3人が現れてティナを救出してくれた。ゼグライアは遂に復活した魔獣ガゼルと合体してラトクたちに迫ってきた。いよいよ最終決戦だ!![1]
主な登場人物
- ラトク・カート
- 『サーク』シリーズの主人公。戦神デュエルの血を引く少年。
- ルゥ・ピクシー
- 探知能力に優れ、罠を未然に察知し、簡単なものは解除できる。体力を回復できる。
- フレイア・ジェルバーン
- 強力な魔法を使えるほか、マジックポイントを回復できる。
- ホーン・アシュタル
- バランスの取れたキャラクター。マジックポイントを回復できる。
- リューン・グリード
- 剣技に優れ、攻撃力が2倍になる。はぐれ妖魔に連れ去られた妻と娘を助け出すため、ラトクより先に塔へ進入している。
- フェル・バーウ
- 塔の外で待機しており、ラトクの体力を回復してくれる。
妖魔
- ガゼル
- 本作のラスボス。ガゼルの塔の主。『サークIII』のボス戦でも再登場する。
- ゼグライア
- 妖魔三将軍ゾム・ディザエの軍の1人。ガゼルの復活を目論み、最後はガゼルと合体してラトクに襲いかかる。
- ベルゼス
- はぐれ妖魔の1人。
- アル・アクリラ
- はぐれ妖魔の1人。水の妖魔。
移植版
No. | タイトル | 発売日 | 対応機種 | 開発元 | 発売元 | メディア | 型式 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | Xak -ガゼルの塔- | 1991年6月24日 |
PC-9801/PC-88VA(共用) | マイクロキャビン | マイクロキャビン | 3.5インチフロッピーディスク 5インチフロッピーディスク |
11145 (3.5") 11155 (5") |
|
2 | Xak -ガゼルの塔- | 1991年10月4日 |
MSX2 | マイクロキャビン | マイクロキャビン | フロッピーディスク | 11344 | |
3 | Xak -ガゼルの塔- | 2002年4月24日[2][3] |
Windows | マイクロキャビン | ボーステック | ダウンロード (プロジェクトEGG) |
- | PC-9801版の移植 |
4 | Xak -ガゼルの塔- | 2006年3月3日[4][5] |
FOMA 90xiシリーズ (iアプリ) |
バーンハウスエフェクト | バンダイネットワークス | ダウンロード (バンダイ コレクション) |
- | PC-9801版の移植 |
5 | Xak -ガゼルの塔- | 2010年1月19日[6] |
Windows | マイクロキャビン | D4エンタープライズ | ダウンロード (プロジェクトEGG) |
- | PC-8801版の移植 |
6 | Xak -ガゼルの塔- | 2018年1月16日[7] |
Windows | マイクロキャビン | D4エンタープライズ | ダウンロード (プロジェクトEGG) |
- | MSX2版の移植、Windows10対応版 |
スタッフ
- PC-9801版
- 原作:柳島秀行
- ゲーム・デザイン、シナリオ:川口洋一郎
- トラップ、ステージ構成:久保泰章
- シナリオ・プログラム:山田浩司
- ゲーム/デモ・プログラム:永井勝也
- イベント/デモ・プログラム:柳島秀行
- ゲーム・グラフィック:川口洋一郎
- サウンド:新田忠弘、福田康文、瓜田幸治
- イメージイラスト:菊池通隆
- パッケージ/マニュアル・レイアウト:谷口恵津子
- 制作チーフ:三曽田明
シリーズ作品
- 『サーク』 - シリーズ第1作目
- 『サークII』 - シリーズ第2作目。『サーク』の続編。
- 『サークIII』 - シリーズ第3作目。サークシリーズ完結編。
- 『Xak - ガゼルの塔 -』- 本作
- 『フレイ』 - フレイが主人公のアクションRPG。
脚注
- ^ 『電撃王 表紙 高橋里華』メディアワークス、1993年4月1日、33頁。
- ^ “ブランディッシュ&白と黒の伝説!EGG第5弾” (日本語). SOFTBANK GAMES NEWS INDEX. ITmedia (2002年4月26日). 2020年2月29日閲覧。
- ^ 北村孝和 (2002年4月26日). “Project-EGG、PC98「ブランディッシュ」、「Xak ガゼルの塔」など第5回ラインナップのダウンロード販売を開始” (日本語). GAME Watch. インプレス. 2020年2月29日閲覧。
- ^ “企業情報” (日本語). バンダイネットワークス公式サイト. バンダイネットワークス (2006年3月3日). 2006年3月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年2月29日閲覧。
- ^ “iモード向けフィールド型アクションRPG「Xak ガゼルの塔」” (日本語). ITmedia Moblie. アイティメディア (2006年3月3日). 2020年2月29日閲覧。
- ^ “「プロジェクトEGG」,PC-8801版「Xak -ガゼルの塔-」を本日配信” (日本語). 4Gamer.net. Aetas (2010年1月26日). 2020年2月29日閲覧。
- ^ “「プロジェクトEGG」,「Xak -ガゼルの塔-(Windows10対応版・MSX2版)」を配信開始” (日本語). 4Gamer.net. Aetas (2018年1月16日). 2020年2月29日閲覧。
外部リンク
- マイクロキャビン公式サイト
- Xak~ガゼルの塔~ for PC-9801(プロジェクトEGG)
- Xak~ガゼルの塔~ for MSX2(プロジェクトEGG)[リンク切れ]
- Xak~ガゼルの塔~ for PC-8801(プロジェクトEGG)
- Xak Precious Package: The Tower of Gazzel - MobyGames