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「CorelDRAW Essentials」の版間の差分

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2021年10月9日 (土) 08:19時点における版

CorelDRAW Essentials
開発元 コーレル
最新版
2018(19)
対応OS Windows
種別 写真編集ソフトウェアベクトルツール
ライセンス プロプライエタリ
テンプレートを表示

CorelDRAW Essentials(コーレルドローエッセンシャルズ)は、コーレル株式会社が開発、販売するベクトル画像編集ソフトウェアである。プロ向け製品CorelDRAWを一般ユーザー向けに作り直した廉価製品である。

概要

プロでも使えるCorelDRAW Graphics Suite が5万円台なのに対し、1万円弱で購入できるのが、Essentials シリーズである。主にプロが必要としている「カラーマネージメント」「寸法ツール」など機能が制限されているが、安価でAI(Adobe Illustrator)形式などに対応していたり、その操作の簡単さなどが好評で、簡単なデザインからビジネスシーンなどで使用されている。


DTPソフトウェア「CorelDRAW」画像加工ソフトウェア「Photo-Paint」などのソフトウェアの他、クイックスタートガイドやチュートリアル、トレーニングビデオ、役立つヒント、専門家からの洞察などの学習コンテンツも搭載。 1,300の高品質クリップアート、デジタル画像・ロイヤリティフリーの高解像度写真100枚、フォント125点、100点のフィル、100以上のプロフェッショナルなテンプレートも標準搭載されている(バージョン2018での情報)

購入方法

バージョンX8まではパッケージ版が販売されていたが、バージョン2018から、ダウンロード販売のみに切り替わっており、各オンラインショップで確認できる。[1]

リリース履歴

バージョン

Essentials 2
CorelDRAW 9 をベースに開発されている。そのため、AI形式の対応バージョンも当時のVer. までしか読めないという情報がある[誰?]
Essentials 3
CorelDRAW X3 をベースに開発されている。AI 形式がサポート外になるなど、エンジンの向上と、上位モデルとの機能の差別化をはかっているVer.である。 イメージ調整ラボ(画像の明るさなどを手軽に調整する機能)、スマート描画ツール(適当に三角などを描くと図形に直してくれる機能)、切り抜きツール(複数のレイヤーがあっても使える、トリミングツール)が追加された。
Essentials 4
CorelDRAW X4 をベースに開発されている。AI 形式が新たにサポートされるようになったが、遠近効果が使えなくなるなど、機能の追加、選別の視点が変わっているのが窺える。 Photo-Paint Essentialsが同梱されたので、写真の基本的な加工が可能になった。また、今までほぼ完全に付属していなかったフォントやクリップアートが500個付属するなどおまけ要素も高くなった。機能アップと付属要素が増えた分、価格帯が若干上昇している。
Essentials X5
CorelDRAW X5 をベースに開発されている。AI形式はCS4までをサポートしている。Corel CONNECT(クリップアートなどの検索がより手軽にできる機能)、ドキュメントパレット(写真やクリップアートを元にカラーパレットを作成する機能)、属性スポイト(単色カラーだけではなく、グラデーション、変形などの情報体をコピーする機能)、オブジェクト角の形成(四角の角を丸、スカラップなど3種から選べる)、EPSレベル3への対応など。
Essentials X6
CorelDRAW X6 をベースに開発されている。ドッキングウィンドウの仕様もGraphicsStuiteX6のものを踏襲している。主にWindows8対応。
Essentials Suite X8
CorelDRAW X8 をベースに開発されている。Windows10への対応、4Kモニターやマルチモニターへの対応、また曲線の線分のコピーが搭載されたほか、Photo-Paint では修復クローンツールが搭載され、写真の修整などが、より楽に行えるようになった。
Essentials Suite 2018
CorelDRAW 2018 をベースに開発されている。画像の傾き自動補正、WordPressへのアップロード機能などが追加された。

脚注

  1. ^ 公式サイト”. コーレル. 2018年11月8日閲覧。

外部リンク