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* [[サルティーヨ・サラペメーカーズ]] (2005 - 2006)
* [[サルティーヨ・サラペメーカーズ]] (2005 - 2006)
* [[セントルイス・カージナルス]] (2010 - 2013)
* [[セントルイス・カージナルス]] (2010 - 2013)
* [[ロサンゼルス・エンゼルス (MLB)|ロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイム<br>ロサンゼルス・エンゼルス]] (2014 - 2016)
* [[ロサンゼルス・エンゼルス|ロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイム<br>ロサンゼルス・エンゼルス]] (2014 - 2016)
* [[ニューヨーク・メッツ]] (2016 - 2017)
* [[ニューヨーク・メッツ]] (2016 - 2017)
* ロサンゼルス・エンゼルス (2017)
* ロサンゼルス・エンゼルス (2017)
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=== エンゼルス時代 ===
=== エンゼルス時代 ===
2013年11月22日に[[ピーター・ボージャス]]、[[ランドル・グリチャック]]との[[トレード#メジャーリーグ|トレード]]で、[[デビッド・フリース]]と共に[[ロサンゼルス・エンゼルス (MLB)|ロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイム]]へ移籍した<ref>{{Cite web|url=http://m.angels.mlb.com/news/article/64139700 |title=Dealt to Angels for Bourjos, Freese gets 'fresh start'|author=Alden Gonzalez|publisher=MLB.com|language=英語|date=2013年11月22日|accessdate=2017年2月20日}}</ref>。
2013年11月22日に[[ピーター・ボージャス]]、[[ランドル・グリチャック]]との[[トレード#メジャーリーグ|トレード]]で、[[デビッド・フリース]]と共に[[ロサンゼルス・エンゼルス|ロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイム]]へ移籍した<ref>{{Cite web|url=http://m.angels.mlb.com/news/article/64139700 |title=Dealt to Angels for Bourjos, Freese gets 'fresh start'|author=Alden Gonzalez|publisher=MLB.com|language=英語|date=2013年11月22日|accessdate=2017年2月20日}}</ref>。


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{{by|2014年}}は登板過多の影響で、[[6月]]に[[故障者リスト#MLB|故障者リスト]]入りした<ref name="kosaido2015">{{Cite book|和書|author1=友成那智|author2=[[村上雅則]]|year=2015|title=メジャーリーグ・完全データ選手名鑑2015|publisher=[[廣済堂出版]]|page=185|isbn=978-4-331-51921-9}}</ref>。しかし、この離脱が良い休養となり、[[8月]]には13試合連続無失点を記録する<ref name="kosaido2015"/>など、調子を上げた。最終的には57試合に登板し、3年ぶりの4.00未満となる防御率3.38・5勝0敗・自己ベスト(当時)の奪三振率9.4という好成績をマークした。

2021年9月11日 (土) 23:59時点における版

フェルナンド・サラス
Fernando Salas
タバスコ・キャトルメン
ニューヨーク・メッツ時代
(2016年9月25日)
基本情報
国籍 メキシコの旗 メキシコ
出身地 ソノラ州ワタバンポ英語版
生年月日 (1985-05-30) 1985年5月30日(39歳)
身長
体重
6' 2" =約188 cm
200 lb =約90.7 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 2005年 サルティーヨ・サラペメーカーズと契約
初出場 2010年5月28日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
国際大会
代表チーム メキシコの旗 メキシコ
五輪 2021年
WBC 2013年2017年

ノエル・フェルナンド・サラス(Noel Fernando Salas, 1985年5月30日 - )は、メキシコ合衆国ソノラ州ワタバンポ英語版出身のプロ野球選手投手)。右投右打。メキシカンリーグタバスコ・キャトルメン所属。

経歴

メキシカンリーグ時代

2005年メキシカンリーグサルティーヨ・サラペメーカーズに入団した。

2006年にはリリーフで8勝2敗、防御率3.02を記録し、オールスターにも選出される。

カージナルス時代

2007年4月5日にセントルイス・カージナルスと契約。同年は傘下のA+級パームビーチ・カージナルス英語版で16試合に登板したが、防御率は5.26だった[1]

2008年はAA級スプリングフィールド・カージナルスで60試合に登板し、74イニングで100個の三振を奪った。

2009年はAAA級メンフィス・レッドバーズに昇格した。

2010年5月28日のシカゴ・カブス戦でメジャーデビュー。

2011年は不振のライアン・フランクリンに代わって4月末から臨時のクローザーを務め、24セーブを記録した。ただし、防御率2.28に対して投球内容を基にした疑似防御率xFIPは3.62であり[2]トニー・ラルーサ監督の完全な信頼を勝ち取ることは出来ず、9月以降はジェイソン・モットと配置転換された[3]

2012年は腎結石の影響で開幕から乱調で、5月下旬には防御率が6点台に達しマイナーへ降格した。

2013年開幕前の3月に開催された第3回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)メキシコ代表に選出された[4]

エンゼルス時代

2013年11月22日にピーター・ボージャスランドル・グリチャックとのトレードで、デビッド・フリースと共にロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイムへ移籍した[5]

2014年は登板過多の影響で、6月故障者リスト入りした[6]。しかし、この離脱が良い休養となり、8月には13試合連続無失点を記録する[6]など、調子を上げた。最終的には57試合に登板し、3年ぶりの4.00未満となる防御率3.38・5勝0敗・自己ベスト(当時)の奪三振率9.4という好成績をマークした。

2015年はチーム最多[7]の72試合に登板。防御率は4.24まで悪化したが、2年連続で5勝を挙げ、63.2イニングで74奪三振、自身初の10以上となる奪三振率10.5を記録した。

メッツ時代

2016年8月31日にエリック・マノアとのトレードで、ニューヨーク・メッツへ移籍した[8]。オフの11月3日にFAとなったが、2017年2月15日に1年契約で再契約した[9]。また、2月8日には第4回WBCメキシコ代表に選出され[10]、2大会連続2度目の選出を果たした。自身の誕生日である5月30日のミルウォーキー・ブルワーズ戦でキャリア初安打を記録した[11]。8月11日にDFAとなり[12]、15日に自由契約となった[13]

エンゼルス復帰

2017年8月19日にエンゼルスとマイナー契約を結び、傘下のAAA級ソルトレイク・ビーズへ配属された[13]。8月31日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[14]。オフの11月2日にFAとなった[13]

ダイヤモンドバックス時代

2018年1月22日にアリゾナ・ダイヤモンドバックスとマイナー契約を結び、スプリングトレーニングに招待選手として参加することになった[15]。3月24日にメジャー契約を結んで40人枠入りした[16]。開幕から41試合に登板していたが、7月6日にDFA、9日に自由契約となった[13]

ダイヤモンドバックス退団後

2018年7月16日にアトランタ・ブレーブスとマイナー契約を結び、傘下のAAA級グウィネット・ストライパーズへ配属された[13]

2019年メキシカンリーグモンクローバ・スティーラーズと契約した。6月8日に自由契約となった[13]。6月13日にフィラデルフィア・フィリーズとマイナー契約を結び、傘下のAAA級リーハイバレー・アイアンピッグスへ配属された。6月24日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[17]。6月28日にDFAとなり[18]、30日にマイナー契約でAAA級リーハイバレーへ配属された。7月18日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[19]。7月21日に再びDFAとなり[20]、23日にマイナー契約でAAA級リーハイバレーへ配属された[13]

2021年3月30日にメキシカンリーグのタバスコ・キャトルメンと契約。

投球スタイル

オーバースローから、最速94.7mph(約152km/h)・平均91mph(約146km/h)のフォーシームを中心に、決め球である平均86mph(約138km/h)のチェンジアップ、平均83mph(約134km/h)の縦のスライダーを操る[21]

詳細情報

年度別投手成績





















































W
H
I
P
2010 STL 27 0 0 0 0 0 0 0 1 ---- 133 30.2 28 4 15 2 0 29 2 0 13 12 3.52 1.40
2011 68 0 0 0 0 5 6 24 6 .455 295 75.0 50 7 21 3 2 75 2 0 20 19 2.28 0.95
2012 65 0 0 0 0 1 4 0 7 .200 256 58.2 56 5 27 5 1 60 4 0 28 28 4.30 1.41
2013 27 0 0 0 0 0 3 0 2 .000 118 28.0 27 3 6 1 1 22 2 0 15 14 4.50 1.18
2014 LAA 57 0 0 0 0 5 0 0 9 1.000 239 58.2 50 5 14 4 1 61 1 1 13 12 3.38 1.09
2015 72 0 0 0 0 5 2 0 18 .714 269 63.2 61 8 12 5 3 74 3 0 34 30 4.24 1.15
2016 58 0 0 0 0 3 6 3 13 .333 231 56.1 52 9 19 1 0 45 0 0 28 28 4.47 1.26
NYM 17 0 0 0 0 0 1 0 7 .000 62 17.1 11 3 0 0 0 19 1 0 4 4 2.08 0.64
'16計 75 0 0 0 0 3 7 6 20 .300 293 73.2 63 12 19 1 0 64 1 0 32 32 3.91 1.11
2017 48 0 0 0 0 1 2 0 11 .333 214 45.0 67 7 22 6 0 47 4 0 35 30 6.00 1.78
LAA 13 0 0 0 0 0 1 0 1 .000 49 13.2 7 0 2 0 0 9 0 0 4 4 2.63 0.66
'17計 61 0 0 0 0 2 2 0 12 .500 263 58.2 67 7 22 6 0 56 4 0 39 34 5.22 1.52
2018 ARI 41 0 0 0 0 4 4 0 3 .500 170 40.0 40 5 13 4 1 30 2 0 20 20 4.50 1.33
2019 PHI 3 0 0 0 0 0 0 0 0 .--- 15 2.2 8 1 0 0 0 3 0 0 2 2 6.75 3.00
MLB:9年 496 0 0 0 0 25 28 30 78 .472 2051 489.2 450 57 149 31 9 474 21 1 225 213 3.91 1.22
  • 2019年度シーズン終了時

背番号

  • 59(2010年 - 2017年)
  • 57(2018年)
  • 31(2019年)

代表歴

脚注

  1. ^ Fernando Salas Profile. Scout.com(英語). 2011年10月26日閲覧
  2. ^ Fernando Salas » Statistics » Pitching. FanGraphs Baseball(英語). 2011年10月26日閲覧
  3. ^ Sergio Santos, Fernando Salas among among unexpected top closers. SI.com(英語). 2011年10月26日閲覧
  4. ^ 2013 Tournament Roster[リンク切れ] WBC公式サイト (英語) 2015年9月1日閲覧
  5. ^ Alden Gonzalez (2013年11月22日). “Dealt to Angels for Bourjos, Freese gets 'fresh start'” (英語). MLB.com. 2017年2月20日閲覧。
  6. ^ a b 友成那智、村上雅則『メジャーリーグ・完全データ選手名鑑2015』廣済堂出版、2015年、185頁。ISBN 978-4-331-51921-9 
  7. ^ 2015 Los Angeles Angels of Anaheim Pitching Statistics - Baseball-Reference.com (英語) . 2015年10月23日閲覧。
  8. ^ “Mets acquire Fernando Salas from Angels for Erik Manoah”. Associated Press. Washington Post. (2016年8月31日). https://www.washingtonpost.com/sports/nationals/mets-acquire-fernando-salas-from-angels-for-erik-manoah/2016/08/31/c620024c-6ff5-11e6-993f-73c693a89820_story.html 2016年9月13日閲覧。 
  9. ^ Oliver Macklin (2017年2月15日). “Mets finalize deal to bring back Salas”. MLB.com. 2017年2月16日閲覧。
  10. ^ A-Gon, Davis lead Mexico's WBC '17 roster MLB.com (英語) (2017年2月8日) 2017年6月4日閲覧
  11. ^ [1] MLB México (@mlbmexico) - Instagram 2017年6月4日閲覧
  12. ^ Anthony DiComo (2017年8月11日). “Trade of Bruce makes room for prospect Smith” (英語). MLB.com. 2017年8月12日閲覧。
  13. ^ a b c d e f g MLB公式プロフィール参照。2019年7月24日閲覧。
  14. ^ Maria Guardado (2017年9月1日). “Halos add another veteran bat in Phillips” (英語). MLB.com. 2017年9月2日閲覧。
  15. ^ Jeff Todd (2018年1月22日). “Diamondbacks To Sign Fernando Salas” (英語). MLB Trade Rumors. 2018年3月25日閲覧。
  16. ^ Steve Gilbert (2018年3月24日). “D-backs get versatile IF Marrero from Boston” (英語). MLB.com. 2018年3月25日閲覧。
  17. ^ Steve Adams (2019年6月24日). “Phillies Select Fernando Salas” (英語). MLB Trade Rumors. 2019年6月25日閲覧。
  18. ^ Steve Adams (2019年6月28日). “Phillies Designate Fernando Salas For Assignment” (英語). MLB Trade Rumors. 2019年6月29日閲覧。
  19. ^ Steve Adams (2019年7月18日). “Phillies Select Fernando Salas” (英語). MLB Trade Rumors. 2019年7月19日閲覧。
  20. ^ Connor Byrne (2019年7月21日). “Phillies Announce Drew Smyly Signing, Designate Fernando Salas” (英語). MLB Trade Rumors. 2019年7月22日閲覧。
  21. ^ FanGraphs - PITCHf/x

関連項目

外部リンク