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=== オリオールズ時代 === |
=== オリオールズ時代 === |
2021年9月11日 (土) 23:46時点における版
広島東洋カープ #70 | |
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シアトル・マリナーズ時代 (2019年6月8日) | |
基本情報 | |
国籍 | 南アフリカ共和国 |
出身地 | ハウテン州ヨハネスブルグ |
生年月日 | 1992年6月1日(32歳) |
身長 体重 |
6' 3" =約190.5 cm 185 lb =約83.9 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 投手 |
プロ入り | 2011年 MLBドラフト5巡目 |
初出場 |
MLB / 2019年6月8日 NPB / 2020年6月20日 |
年俸 | 約2,080万円(2021年)[1] |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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この表について
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テイラー・ジェームズ・スコット(Tayler James Scott, 1992年6月1日 - )は、 南アフリカ共和国ハウテン州ヨハネスブルグ出身のプロ野球選手(投手)。右投右打。NPBの広島東洋カープ所属。
経歴
プロ入りとカブス傘下時代
南アフリカ・ヨハネスブルクで生まれ育ったがアメリカの高校へ野球留学した[2]ため、ドラフト対象選手となったスコットは2011年のMLBドラフト5巡目(全体159位)でシカゴ・カブスから指名され、プロ入り。契約後、傘下のルーキー級アリゾナリーグ・カブスでプロデビューし、2試合に登板した。
2012年はA-級ボイシ・ホークスでプレーし、15試合に先発登板して5勝1敗、防御率2.52、43奪三振を記録した。
2013年はA級ケーンカウンティ・クーガーズでプレーし、24試合に先発登板して6勝8敗、防御率4.22、67奪三振を記録した。
2014年はA+級デイトナ・カブスでプレーし、26試合に先発登板して8勝8敗、防御率4.34、79奪三振を記録した。
2015年はA+級マートルビーチ・ペリカンズ[3]とAA級テネシー・スモーキーズでプレーし、2球団合計で26試合(先発1試合)に登板して6勝3敗3セーブ、防御率4.17、48奪三振を記録した。
独立リーグ時代
2016年4月21日に独立リーグであるアメリカン・アソシエーションのスーシティ・エクスプローラーズと契約した[5]。同球団では17試合に登板して1勝0敗、防御率1.88、32奪三振を記録した。
ブルワーズ傘下時代
2016年7月5日にミルウォーキー・ブルワーズとマイナー契約を結んだ[6]。移籍後は傘下のAA級ビロクシ・シャッカーズでプレーし、24試合に登板して3勝2敗1セーブ、防御率4.39、21奪三振を記録した。オフにはアリゾナ・フォールリーグに参加し、ソルトリバー・ラフターズに所属した。
2017年もAA級ビロクシでプレーした。
レンジャーズ傘下時代
2017年7月31日にジェレミー・ジェフレスとのトレードで、テキサス・レンジャーズへ移籍した[7]。移籍後は傘下のAAA級ラウンドロック・エクスプレスでプレーし、移籍前を含めた2球団合計で54試合に登板して4勝7敗3セーブ、防御率3.25、76奪三振を記録した。
2018年はAAA級ラウンドロックでプレーし、44試合に登板して5勝5敗1セーブ、防御率3.26、52奪三振を記録した。オフの11月2日にFAとなった[4]。
マリナーズ時代
2019年1月24日にシアトル・マリナーズとマイナー契約を結び、スプリングトレーニングに招待選手として参加することになった[4]。開幕は傘下のAAA級タコマ・レイニアーズで迎え、6月7日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[8]。6月8日のロサンゼルス・エンゼルス戦でメジャーデビューを果たし、ギフト・ンゴエペに次ぐ2人目(投手として初)のアフリカ大陸出身のメジャーリーガーとなった。
オリオールズ時代
2019年6月25日にウェイバー公示を経てボルチモア・オリオールズへ移籍した[9]。レギュラーシーズン終了後の10月30日にマイナー契約で傘下のAAA級ノーフォーク・タイズへ配属された[10]。
広島時代
2019年12月1日にNPBの広島東洋カープと契約合意した[11]。NPB初のアフリカ大陸出身の野球選手となる。契約当初から守護神としての起用が見込まれていた。
2020年6月20日のDeNA戦にて初登板し、1回1失点の内容(点差が開いており勝敗は付かず)。翌6月21日の同カードにも登板するが打ち込まれた末宮崎敏郎のサヨナラ打を浴び救援に失敗、これによりルーキー森下暢仁のプロ初登板初先発初勝利を消滅させた。7月2日のヤクルト戦で再度登板したが村上宗隆にサヨナラ満塁弾を打たれまたも救援失敗。7月18日のヤクルト戦でも1回3失点と打ち込まれ、防御率が22.50まで膨れ上がり、7月20日に登録を抹消された[12]。再昇格後は先発にも挑戦したが(10月1日・巨人戦)、4回4失点と負け投手となってしまった。
11月26日、前年の半分以下となる年俸20万ドル(推定)で2021年の契約を更新した[1]。
投球データ
球種 | 配分 % |
平均球速 mph (km/h) |
水平運動 in |
鉛直運動 in |
---|---|---|---|---|
シンカー | 50 | 95 (152) | -10 | 4 |
スライダー | 43 | 89 (144) | 2 | -0 |
フォーシーム | 7 | 95 (153) | -7 | 7 |
公式戦中の速球の最速球速は、2019年8月に記録した97.1mph (156km/h)[13]。
詳細情報
年度別投手成績
年 度 |
球 団 |
登 板 |
先 発 |
完 投 |
完 封 |
無 四 球 |
勝 利 |
敗 戦 |
セ 丨 ブ |
ホ 丨 ル ド |
勝 率 |
打 者 |
投 球 回 |
被 安 打 |
被 本 塁 打 |
与 四 球 |
敬 遠 |
与 死 球 |
奪 三 振 |
暴 投 |
ボ 丨 ク |
失 点 |
自 責 点 |
防 御 率 |
W H I P |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2019 | SEA | 5 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- | 41 | 7.2 | 11 | 1 | 6 | 0 | 2 | 7 | 0 | 0 | 10 | 8 | 9.39 | 2.22 |
BAL | 8 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- | 52 | 8.2 | 20 | 5 | 5 | 0 | 2 | 7 | 2 | 0 | 18 | 18 | 18.69 | 2.88 | |
'19計 | 13 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- | 93 | 16.1 | 31 | 6 | 11 | 0 | 4 | 14 | 2 | 0 | 28 | 26 | 14.33 | 2.57 | |
2020 | 広島 | 7 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | .000 | 49 | 8.0 | 17 | 1 | 8 | 1 | 1 | 7 | 0 | 0 | 14 | 14 | 15.75 | 3.13 |
MLB:1年 | 13 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- | 93 | 16.1 | 31 | 6 | 11 | 0 | 4 | 14 | 2 | 0 | 28 | 26 | 14.33 | 2.57 | |
NPB:1年 | 7 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | .000 | 49 | 8.0 | 17 | 1 | 8 | 1 | 1 | 7 | 0 | 0 | 14 | 14 | 15.75 | 3.13 |
- 2020年度シーズン終了時
年度別守備成績
年 度 |
球 団 |
投手(P) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 | ||
2019 | SEA | 5 | 1 | 0 | 1 | 0 | .500 |
BAL | 8 | 2 | 2 | 0 | 1 | 1.000 | |
'19計 | 13 | 3 | 2 | 1 | 1 | .833 | |
2020 | 広島 | 7 | 0 | 4 | 0 | 0 | 1.000 |
MLB | 13 | 3 | 2 | 1 | 1 | .833 | |
NPB | 7 | 0 | 4 | 0 | 0 | 1.000 |
- 2020年度シーズン終了時
記録
- NPB投手記録
- 初登板:2020年6月20日、対横浜DeNAベイスターズ2回戦(横浜スタジアム)、9回裏に5番手で救援登板・完了、1回1失点
- 初奪三振:同上、9回裏に桑原将志から空振り三振
- 初先発登板:2020年10月1日、対読売ジャイアンツ18回戦(MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島)、4回4失点で敗戦投手
- NPB打撃記録
- 初打席:2020年10月1日、対読売ジャイアンツ18回戦(MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島)、3回裏にエンジェル・サンチェスから投前犠打
背番号
- 61(2019年 - 同年6月24日)
- 63(2019年7月13日 - 同年終了)
- 70(2020年 - )
脚注
- ^ a b “広島、バード投手と契約 スコットは残留”. 中国新聞 (2020年11月26日). 2021年1月23日閲覧。
- ^ https://www.mlb.com/news/tayler-scott-s-journey-from-south-africa-to-mlb
- ^ 2015年よりカブス傘下
- ^ a b c MLB公式プロフィール参照。2019年4月25日閲覧。
- ^ http://www.americanassociationbaseball.com/transactions/2016-transactions/
- ^ “Sioux City Explorers Tayler Scott Headed to Brewers” (英語). Our Sports Central.com (2016年7月5日). 2019年4月25日閲覧。
- ^ Adam McCalvy (2017年7月31日). “Crew re-acquires Jeffress from Texas” (英語). MLB.com. 2019年4月25日閲覧。
- ^ Greg Johns (2019年6月7日). “Haniger to injured list after fouling ball off himself” (英語). MLB.com. 2019年6月8日閲覧。
- ^ Steve Adams (2019年6月25日). “Orioles Claim Tayler Scott, Designate Sean Gilmartin” (英語). MLB Trade Rumors. 2019年6月26日閲覧。
- ^ Joe Trezza (2019年10月30日). “INF Valaika claimed as O's start roster shuffle” (英語). MLB.com. 2019年11月2日閲覧。
- ^ “テイラー・スコット選手、選手契約合意!”. 広島東洋カープ公式サイト (2019年12月1日). 2019年12月6日閲覧。
- ^ “広島 新助っ人スコットの登録を再び抹消 1軍復帰も1回3失点、防御率は22・50に”. www.sponichi.co.jp. Sponichi Annex (2020年7月20日). 2020年9月1日閲覧。
- ^ a b “BrooksBaseball.net Player Card: Taylor Scott”. www.brooksbaseball.net. 2020年6月21日閲覧。
- ^ RS: 2オープナー・11救援・16.1回。Brooksbaseball.netに基づく。[13]
関連項目
外部リンク
- 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
- Tayler Scott stats MiLB.com
- 個人年度別成績 T.スコット - NPB.jp 日本野球機構
- Tayler Scott (@taylerscottSA) - X(旧Twitter)
- Tayler Scott (@taylerscottsa) - Instagram