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* [[ジョージア大学]]
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* [[シカゴ・ホワイトソックス]] (2009 - 2014)
* [[シカゴ・ホワイトソックス]] (2009 - 2014)
* [[ロサンゼルス・エンゼルス (MLB)|ロサンゼルス・エンゼルス]] (2014)
* [[ロサンゼルス・エンゼルス]] (2014)
* シカゴ・ホワイトソックス (2015)
* シカゴ・ホワイトソックス (2015)
* [[アトランタ・ブレーブス]] (2016)
* [[アトランタ・ブレーブス]] (2016)
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=== エンゼルス時代 ===
=== エンゼルス時代 ===
2014年8月21日に[[ロサンゼルス・エンゼルス (MLB)|ロサンゼルス・エンゼルス]]へ[[トレード#メジャーリーグ|トレード]]された<ref>{{Cite news|url=http://sports.espn.go.com/espn/wire?section=mlb&id=11389460 |title=Angels get 2B Beckham from White Sox |publisher=ESPN |agency=[[AP通信|Associated Press]]|language=英語|date=2014年8月21日|accessdate=2015年12月7日}}</ref>。エンゼルス加入後は、一塁以外のポジションを守る内野の[[ユーティリティープレイヤー#野球においてのユーティリティープレイヤー|ユーティリティ]]として、26試合に出場。打率が.268まで上昇したが、打席が少なかったため、シーズン通算では.226だった。
2014年8月21日に[[ロサンゼルス・エンゼルス]]へ[[トレード#メジャーリーグ|トレード]]された<ref>{{Cite news|url=http://sports.espn.go.com/espn/wire?section=mlb&id=11389460 |title=Angels get 2B Beckham from White Sox |publisher=ESPN |agency=[[AP通信|Associated Press]]|language=英語|date=2014年8月21日|accessdate=2015年12月7日}}</ref>。エンゼルス加入後は、一塁以外のポジションを守る内野の[[ユーティリティープレイヤー#野球においてのユーティリティープレイヤー|ユーティリティ]]として、26試合に出場。打率が.268まで上昇したが、打席が少なかったため、シーズン通算では.226だった。


=== ホワイトソックス復帰 ===
=== ホワイトソックス復帰 ===

2021年9月11日 (土) 23:32時点における版

ゴードン・ベッカム
Gordon Beckham
デトロイト・タイガース時代
(2019年4月30日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 ジョージア州アトランタ
生年月日 (1986-09-16) 1986年9月16日(38歳)
身長
体重
6' 0" =約182.9 cm
190 lb =約86.2 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 二塁手三塁手遊撃手
プロ入り 2008年 MLBドラフト1巡目
初出場 2009年6月4日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

ジェームズ・ゴードン・ベッカム3世James Gordon Beckham III, 1986年9月16日 - )は、アメリカ合衆国ジョージア州アトランタ出身のプロ野球選手内野手)。右投右打。現在は、フリーエージェント(FA)。

経歴

プロ入りとホワイトソックス時代

シカゴ・ホワイトソックス時代
(2011年8月10日)

2008年MLBドラフト1巡目(全体8位)でシカゴ・ホワイトソックスから指名され、契約金260万ドルのマイナー契約で入団[1]。同年、A級カナポリス・インティミデイターズ英語版で14試合の出場で打率.310を記録。シーズン終了後、ベースボール・アメリカ誌からベッカムはホワイトソックス傘下の最も有望な選手と評価された[2]

2009年6月3日にメジャー昇格を果たし[3]、翌4日のオークランド・アスレチックス戦でメジャーデビュー。7月にはアメリカンリーグ新人3冠となる打率.330、3本塁打、18打点を記録し、月間最優秀新人選手に選出された[4]。103試合の出場で打率.270、14本塁打、63打点を記録し、打点は新人選手としてリーグ最多[5]。シーズン終了後には選手会スポーティング・ニュースから最優秀新人選手に選出されたり、Topps ルーキーオールスターチーム英語版に選出された[5]

2010年三塁手から二塁手へとコンバートされ、以後ホワイトソックスの正二塁手としてプレーしているが、打撃成績は伸び悩んでいる。

2014年1月17日にホワイトソックスと417万5000ドルの1年契約に合意した[6][7]。3月30日に15日間の故障者リスト入りした。4月3日にリハビリのため、AA級バーミングハム・バロンズへ異動した。移籍するまでは101試合に出場したが、打率.221に終わり不振がぶり返した。

エンゼルス時代

2014年8月21日にロサンゼルス・エンゼルストレードされた[8]。エンゼルス加入後は、一塁以外のポジションを守る内野のユーティリティとして、26試合に出場。打率が.268まで上昇したが、打席が少なかったため、シーズン通算では.226だった。

ホワイトソックス復帰

シカゴ・ホワイトソックス時代
(2015年5月31日)

2015年1月28日に1年200万ドルでホワイトソックスと契約を結んだ[9]。復帰1シーズン目の同年は、内野のユーティリティとしてプレーし、100試合に出場して、メジャーデビューからの7年連続100試合出場を何とか継続。打撃不振であり、打率.209・20打点はいずれも自己ワースト、6本塁打は自己ワースト2位だった。守備位置はほとんどが三塁手としての出場で、76試合で3失策守備率.976・DRS +5という内容だった。他の守備位置では、二塁手として11試合でDRS +1、遊撃手として5試合でDRS -1というものだった。オフの11月2日にフリーエージェント(FA)となった[10]

ブレーブス時代

2015年12月4日に地元のアトランタ・ブレーブスと1年125万ドルの契約を結んだ[11]

ジャイアンツ時代

2016年9月27日にマイナー選手のリチャード・ロドリゲスとのトレードで、サンフランシスコ・ジャイアンツへ移籍した[12]。オフの11月3日にFAとなった[13]

2017年2月8日にマイナー契約で再契約し、スプリングトレーニングに招待選手として参加することになった[14]が、3月23日に自由契約となった[15]

マリナーズ時代

シアトル・マリナーズ時代
(2017年9月27日)

2017年3月31日にシアトル・マリナーズとマイナー契約を結んだ[16]。開幕から傘下のAAA級タコマ・レイニアーズでプレーし、9月2日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[17]。9月3日のオークランド・アスレチックス戦で8回裏にカルロス・ルイーズの代走として出場した[18]。オフの11月2日にFAとなった[19]

2018年1月16日にマリナーズとマイナー契約で再契約し、スプリングトレーニングに招待選手として参加することになった[13]。3月23日に一旦自由契約となった[20]が、26日に再びマイナー契約を結んだ[21]。シーズンでは開幕からAAA級タコマでプレーし、5月14日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[22]。7月30日にDFAとなり[23]、8月2日にマイナー契約でAAA級タコマへ配属された[13]。8月17日に再びメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[24]。オフの10月29日にFAとなった[13]

タイガース時代

2019年1月22日にデトロイト・タイガースとマイナー契約を結び、スプリングトレーニングに招待選手として参加することになった[25]。3月23日にメジャー契約を結んで40人枠入りした[26]。オフの10月31日にFAとなった[27]

タイガース退団後

2020年2月10日にサンディエゴ・パドレスとマイナー契約を結んでスプリングトレーニングに招待選手として参加することになった[28]が、3月14日に自由契約となった[13]

その後、6月29日にニューヨーク・メッツとマイナー契約を結んだ[29]が、7月22日に自由契約となった[30]

詳細情報

年度別打撃成績

















































O
P
S
2009 CWS 103 430 378 58 102 28 1 14 174 63 7 4 1 4 41 0 6 65 10 .270 .347 .460 .808
2010 131 498 444 58 112 25 2 9 168 49 4 6 6 4 37 0 7 92 9 .252 .317 .378 .695
2011 150 557 499 60 115 23 0 10 168 44 5 3 7 3 35 0 13 111 6 .230 .296 .337 .633
2012 151 582 525 62 123 24 0 16 195 60 5 4 8 2 40 0 7 89 10 .234 .296 .371 .668
2013 103 408 371 46 99 22 1 5 138 24 5 1 1 4 28 2 4 56 10 .267 .322 .372 .694
2014 101 422 390 43 86 24 0 7 131 36 3 0 3 5 19 1 5 70 12 .221 .263 .336 .598
LAA 26 61 56 10 15 3 0 2 24 8 0 0 0 0 3 1 2 11 5 .268 .328 .429 .756
'14計 127 483 446 53 101 27 0 9 155 44 3 0 3 5 22 2 7 81 17 .226 .271 .348 .618
2015 CWS 100 237 211 24 44 8 0 6 70 20 0 1 1 4 19 1 2 43 6 .209 .275 .332 .607
2016 ATL 85 273 240 25 52 16 1 5 85 30 1 0 0 3 26 1 4 50 12 .217 .300 .354 .655
SF 3 6 5 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 1 0 0 0 2 0 .000 .000 .000 .000
'16計 88 279 245 25 52 16 1 5 85 31 1 0 0 4 26 1 4 52 12 .212 .294 .347 .641
2017 SEA 11 18 17 2 3 0 0 0 3 0 1 0 0 0 1 0 0 2 2 .176 .222 .176 .399
2018 22 50 44 3 8 1 0 0 9 1 1 0 2 0 4 0 0 11 1 .182 .250 .205 .455
2019 DET 83 240 223 29 48 13 2 6 83 15 3 1 0 0 13 0 4 68 6 .215 .271 .372 .643
MLB:11年 1069 3782 3403 420 807 187 7 80 1248 351 35 20 29 30 266 6 54 670 89 .237 .300 .367 .667
  • 2019年度シーズン終了時

年度別守備成績



一塁(1B) 二塁(2B) 三塁(3B) 遊撃(SS)
















































2009 CWS - - 102 73 205 14 21 .952 -
2010 - 126 245 375 12 100 .981 - -
2011 - 149 272 443 8 84 .989 - -
2012 - 149 280 411 7 110 .990 - -
2013 - 103 212 255 12 69 .975 - 2 2 0 0 0 1.000
2014 - 100 202 312 10 74 .981 - -
LAA - 5 3 7 0 1 1.000 13 10 18 2 3 .933 6 4 11 1 4 .938
'14計 - 105 205 319 10 75 .981 13 10 18 2 3 .933 6 4 11 1 4 .938
2015 CWS - 11 22 25 0 10 1.000 76 24 96 3 7 .976 5 9 13 1 6 .957
2016 ATL - 51 61 118 2 17 .989 15 7 13 1 3 .952 11 11 23 1 7 .971
SF - - 3 2 3 0 0 1.000 -
'16計 - 51 61 118 2 17 .989 18 9 16 1 3 .962 11 11 23 1 7 .971
2017 SEA - 5 5 5 0 4 1.000 1 2 3 0 1 1.000 4 2 3 0 0 1.000
2018 - 13 18 38 0 5 1.000 6 0 6 0 0 1.000 2 3 8 0 1 1.000
2019 DET 4 11 0 0 0 1.000 39 50 81 1 21 .992 5 5 5 1 0 .909 18 23 46 3 10 .958
MLB 4 11 0 0 0 1.000 751 1370 2070 52 495 .985 221 123 349 21 35 .957 48 54 104 6 28 .963
  • 2019年度シーズン終了時
  • 各年度の太字はリーグ最高

表彰

背番号

  • 15(2009年 - 2014年途中、2015年)
  • 18(2014年途中 - 同年終了)
  • 7(2016年 - 同年9月26日)
  • 17(2016年9月27日 - 同年終了)
  • 6(2017年)
  • 1(2018年)
  • 29(2019年)

脚注

  1. ^ David Just (2008年8月13日). “White Sox ink first-round pick Beckham” (英語). MLB.com. 2015年12月7日閲覧。
  2. ^ Phil Rogers (2008年11月17日). “2009 Chicago White Sox Top 10 Prospects” (英語). Baseball America. 2015年12月7日閲覧。
  3. ^ "White Sox to purchase contract of Gordon Beckham from Triple-A Charlotte and designate Wilson Betemit for assignment" (Press release) (英語). MLB.com (Chicago White Sox). 3 June 2009. 2015年12月7日閲覧
  4. ^ "Gordon Beckham of the Chicago White Sox voted winner of the Gillette presents American League Rookie of the Month Award for July" (Press release) (英語). MLB.com (Chicago White Sox). 4 August 2009. 2015年12月7日閲覧
  5. ^ a b "Gordon Beckham named to Topps Rookie All-Star Team" (Press release) (英語). MLB.com. 25 November 2009. 2015年12月7日閲覧
  6. ^ "White Sox agree to terms with Gordon Beckham and Alejandro De Aza" (Press release). MLB.com (Chicago White Sox). 17 January 2014. 2015年12月7日閲覧
  7. ^ Scott Merkin (2014年1月17日). “White Sox avoid arbitration with Beckham, De Aza”. MLB.com. 2015年12月7日閲覧。
  8. ^ “Angels get 2B Beckham from White Sox” (英語). Associated Press. ESPN. (2014年8月21日). http://sports.espn.go.com/espn/wire?section=mlb&id=11389460 2015年12月7日閲覧。 
  9. ^ White Sox Sign Gordon Beckham, Designate Dayan Viciedo For Assignment” (英語). MLB Trade Rumors (2015年1月28日). 2015年12月7日閲覧。
  10. ^ Transactions | whitesox.com” (英語). MLB.com (2015年11月2日). 2015年11月3日閲覧。
  11. ^ Mark Bowman (2015年12月7日). “Beckham back home on 1-year deal with Braves” (英語). MLB.com. 2015年12月7日閲覧。
  12. ^ Justin Wise (2016年9月28日). “Giants get infielder Beckham from Braves” (英語). MLB.com. 2016年9月28日閲覧。
  13. ^ a b c d e MLB公式プロフィール参照。2020年7月2日閲覧。
  14. ^ Oliver Macklin (2017年2月8日). “Giants, Beckham strike Minor League deal”. MLB.com. http://m.giants.mlb.com/news/article/215488646/giants-bring-back-infielder-gordon-beckham/ 2017年2月19日閲覧。 
  15. ^ “Giants release veteran infielder Gordon Beckham at his request” (英語). CSN Bay Area. http://www.csnbayarea.com/giants/giants-release-veteran-infielder-gordon-beckham-upon-his-request 2017年3月25日閲覧。 
  16. ^ Borek Jesse (2017年3月31日). “Seattle Mariners Sign Veteran Infielder Gordon Beckham” (英語). FanRag Sports. https://www.fanragsports.com/news/mariners-sign-gordon-beckham/ 2017年4月5日閲覧。 
  17. ^ Josh Horton (2017年9月2日). “Mariners call up Beckham, DFA O'Malley” (英語). MLB.com. 2017年9月3日閲覧。
  18. ^ Athletics vs. Mariners | 09/03/17” (英語). MLB.com (2017年9月3日). 2017年9月4日閲覧。
  19. ^ David Adler (2017年11月5日). “Key free agents for all 30 MLB teams” (英語). MLB.com. 2017年12月30日閲覧。
  20. ^ Mark Polishuk (2018年3月23日). “Minor MLB Transactions: 3/23/18” (英語). MLB Trade Rumors. 2018年3月24日閲覧。
  21. ^ Jeff Todd (2018年3月26日). “Minor MLB Transactions: 3/26/18” (英語). MLB Trade Rumors. 2018年3月28日閲覧。
  22. ^ Greg Johns (2018年5月15日). “With Cano on DL, Mariners summon Beckham” (英語). MLB.com. 2018年5月16日閲覧。
  23. ^ Greg Johns (2018年7月30日). “Mariners get relievers Zach Duke, Adam Warren” (英語). MLB.com. 2018年8月4日閲覧。
  24. ^ Greg Johns (2018年8月18日). “Dee playing SS with Segura on paternity leave” (英語). MLB.com. 2018年8月18日閲覧。
  25. ^ Jeff Todd (2019年1月22日). “Tigers Sign Gordon Beckham” (英語). MLB Trade Rumors. 2019年2月25日閲覧。
  26. ^ Mark Polishuk (2019年3月23日). “Tigers Select Gordon Beckham’s Contract, Release Bobby Wilson” (英語). MLB Trade Rumors. 2019年3月28日閲覧。
  27. ^ Thomas Harrigan, Manny Randhawa and Paul Casella (2019年11月8日). “Here are every team's free agents this winter” (英語). MLB.com. 2019年12月2日閲覧。
  28. ^ Steve Adams (2020年2月10日). “Padres, Gordon Beckham Agree To Minor League Deal” (英語). MLB Trade Rumors. 2020年3月19日閲覧。
  29. ^ Anthony DiComo (2020年6月29日). “Mets sign Strickland, Melky, Beckham, 2 others” (英語). MLB.com. 2020年7月2日閲覧。
  30. ^ Steve Adams (2020年7月22日). “Mets Release Melky Cabrera, Gordon Beckham” (英語). MLB Trade Rumors. 2020年8月5日閲覧。

関連項目

外部リンク