「ブレット・フィリップス (野球)」の版間の差分

獲得メダル
アメリカ合衆国
男子野球
WBSCプレミア12

ブレット・フィリップス
*Brett Phillips*
タンパベイ・レイズ #35
	カンザスシティ・ロイヤルズ時代; (2019年9月13日)
基本情報
国籍	アメリカ合衆国
出身地	フロリダ州ピネラス郡セミノール（英語版）
生年月日	1994年5月30日（30歳）
身長; 体重	6' 0" ＝約182.9 cm; 185 lb ＝約83.9 kg
選手情報
投球・打席	右投左打
ポジション	外野手
プロ入り	2012年 MLBドラフト6巡目
初出場	2017年6月5日
経歴（括弧内はプロチーム在籍年度）
	セミノール高等学校（英語版）; ミルウォーキー・ブルワーズ (2017 - 2018); カンザスシティ・ロイヤルズ (2018 - 2020); タンパベイ・レイズ (2020 - );
国際大会
代表チーム	アメリカ合衆国
プレミア12	2015年
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2021年9月5日 (日) 11:59時点における版

ブレット・マーベリック・フィリップス（Brett Maverick Phillips, 1994年 5月30日 - ）は、アメリカ合衆国フロリダ州ピネラス郡セミノール（英語版）出身のプロ野球選手（外野手）。右投左打。MLBのタンパベイ・レイズ所属。

元プロ野球選手（内野手）かつ野球指導者のトレイ・ヒルマンは義父にあたる^[1]。

経歴

プロ入りとアストロズ傘下時代

2012年のMLBドラフト6巡目（全体189位）でヒューストン・アストロズから指名され、プロ入り。契約後、傘下のルーキー級ガルフ・コーストリーグ・アストロズでプロデビュー。54試合に出場して打率.251、13打点、7盗塁を記録した。

2013年はアパラチアンリーグのルーキー級グリーンビル・アストロズ（英語版）とA級クアッドシティーズ・リバーバンディッツ（英語版）でプレーし、2球団合計で41試合に出場して打率.242、12打点、5盗塁を記録した。

2014年はA級クアッドシティーズとA+級ランカスター・ジェットホークスでプレーし、2球団合計で130試合に出場して打率.310、17本塁打、68打点、23盗塁を記録した。

2015年はA+級ランカスターとAA級コーパスクリスティ・フックスでプレーした。

ブルワーズ時代

2015年7月30日にカルロス・ゴメス、マイク・ファイヤーズとのトレードで、ドミンゴ・サンタナ、ジョシュ・ヘイダー、エイドリアン・ハウザーと共にミルウォーキー・ブルワーズへ移籍した^[2]。移籍後は傘下のAA級ビロクシ・シャッカーズでプレーし、移籍前を含めた3球団合計で120試合に出場して打率.309、16本塁打、77打点、17盗塁を記録した。オフにはアリゾナ・フォールリーグに参加し、サプライズ・サグアロス（英語版）に所属した。さらに11月に開催の第1回WBSCプレミア12 アメリカ合衆国代表に選出された。

2016年はAA級ビロクシでプレーし、124試合に出場して打率.229、16本塁打、62打点、12盗塁を記録した。オフには2年連続でアリゾナ・フォールリーグに参加し、ソルトリバー・ラフターズ（英語版）に所属した。11月18日にはルール・ファイブ・ドラフトでの流出を防ぐために40人枠入りした^[3]。

2017年は開幕からAAA級コロラドスプリングス・スカイソックスでプレーし、6月5日にメジャー初昇格を果たした^[4]。同日のサンフランシスコ・ジャイアンツ戦にて「8番・中堅手」で先発出場してメジャーデビューし、この試合で初安打も放った^[5]。この年メジャーでは37試合に出場して打率.276、4本塁打、12打点、5盗塁を記録した。また、中堅の守備中での送球で104.0mph（約167.3km/h）を計測したが、これはスタットキャスト導入後では2017年の最速かつ史上2位の速さだった^[6]^[7]。

ロイヤルズ時代

2018年7月27日にマイク・ムスタカスとのトレードで、ホルヘ・ロペスと共にカンザスシティ・ロイヤルズへ移籍した^[8]。

レイズ時代

2020年8月27日にルーシャス・フォックスとのトレードで、タンパベイ・レイズへ移籍した^[9]。シーズン打率.196、ポストシーズンでも守備固めでの出場が大半だったが、ロサンゼルス・ドジャースとのワールドシリーズ第4戦では逆転サヨナラ打を放ち、脚光を浴びた^[10]。

プレースタイル

選球眼に優れた一番打者タイプであり、パワーは無いが外野の間を抜く長打は多い^[11]。中堅守備はケビン・キアマイアー級と評するスカウトもいるという^[12]。

詳細情報

年度別打撃成績

年度	球団	試合	打席	打数	得点	安打	二塁打	三塁打	本塁打	塁打	打点	盗塁	盗塁死	犠打	犠飛	四球	敬遠	死球	三振	併殺打	打率	出塁率	長打率	O P S
2017	MIL	37	98	87	9	24	3	0	4	39	12	5	0	1	0	9	2	1	34	0	.276	.351	.448	.799
2018	MIL	15	24	22	2	4	0	1	0	6	4	0	0	0	0	2	0	0	11	1	.182	.250	.273	.523
2018	KC	36	123	112	13	21	4	2	2	35	7	1	1	0	1	9	0	1	50	1	.188	.252	.313	.565
'18計		51	147	134	15	25	4	3	2	41	11	1	1	0	1	11	0	1	61	2	.187	.252	.306	.558
2019		30	79	65	7	9	2	0	2	17	6	3	0	2	2	10	0	0	23	1	.138	.247	.262	.508
2020		18	34	31	8	7	0	1	1	12	2	3	1	0	0	3	0	0	8	0	.226	.294	.387	.681
2020	TB	17	25	20	2	3	0	1	1	8	3	3	0	0	0	5	0	0	7	0	.150	.320	.400	.720
'20計	TB	35	59	51	10	10	0	2	2	20	5	6	1	0	0	8	0	0	15	0	.196	.305	.392	.697
MLB：4年		153	383	337	41	68	9	5	10	117	34	15	2	3	3	38	2	2	133	3	.202	.284	.347	.631

2020年度シーズン終了時

年度別守備成績

年度	球団	左翼（LF）						中堅（CF）						右翼（RF）
年度	球団	試合	刺殺	補殺	失策	併殺	守備率	試合	刺殺	補殺	失策	併殺	守備率	試合	刺殺	補殺	失策	併殺	守備率
2017	MIL	4	0	0	0	0	----	26	47	4	1	1	.981	9	6	0	0	0	1.000
2018	MIL	2	2	0	0	0	1.000	5	8	0	0	0	1.000	7	1	0	0	0	1.000
2018	KC	1	2	0	0	0	1.000	23	62	3	0	1	1.000	9	19	0	0	0	1.000
'18計		3	4	0	0	0	1.000	28	70	3	0	1	1.000	16	20	0	0	0	1.000
2019		3	2	0	0	0	1.000	23	50	1	0	0	1.000	3	6	1	0	1	1.000
2020		4	4	0	0	0	1.000	11	18	1	0	0	1.000	4	0	0	0	0	.---
2020	TB	3	1	0	0	0	1.000	4	4	0	0	0	1.000	9	10	0	0	0	1.000
'20計	TB	7	5	0	0	0	1.000	15	22	1	0	0	1.000	13	10	0	0	0	1.000
MLB		17	11	0	0	0	1.000	92	189	9	1	2	.995	41	42	1	0	1	1.000

2020年度シーズン終了時

背番号

33（2017年 - 2018年7月26日）
14（2018年7月29日 - 2020年）
35（2021年 - ）

代表歴

2015 WBSCプレミア12 アメリカ合衆国代表

脚注

^ 「新MLB珍獣図鑑 FILE22 ブレット・フィリップス」『隔月刊スラッガー』2021年1月号日本スポーツ企画出版社 66頁
^ Brian McTaggart (2015年7月30日). “Astros add Gomez, Fiers from Brewers” (英語). MLB.com. 2017年10月31日閲覧。
^ Adam McCalvy (2016年11月18日). “Brinson, Hader added to 40-man roster” (英語). MLB.com. 2017年10月31日閲覧。
^ https://mobile.twitter.com/milb/status/871797763578761217
^ Brad Ford (2017年6月6日). “The Milwaukee Brewers’ bullpen spoils Brett Phillips’ debut” (英語). SB Nation. 2017年10月31日閲覧。
^ https://www.mlb.com/video/statcast-phillips-104-mph-toss/c-1831327783
^ 「知って得する⁉︎ STATCASTトリビア」『隔月刊スラッガー』2017年12月号増刊日本スポーツ企画出版社 51頁
^ Jeffrey Flanagan (2018年7月28日). “Royals send Moose to Brewers for 2 prospects” (英語). MLB.com. 2018年7月29日閲覧。
^ “Rays Acquire Brett Phillips From Royals” (英語). MLB Trade Rumors. 2020年8月27日閲覧。
^ “ファンブル→転倒→後逸…ドタバタサヨナラ激勝レイズ　殊勲フィリップスを指揮官絶賛”. Full-count (2020年10月25日). 2021年2月25日閲覧。
^ 「ミルウォーキー・ブルワーズ」『2017MLB選手名鑑全30球団コンプリートガイド』日本スポーツ企画出版社 99頁
^ 「2016プロスペクト・ランキングトップ100」『月刊スラッガー』2016年5・6月合併号日本スポーツ企画出版社 70頁

外部リンク

選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
Brett Phillips stats MiLB.com （英語）
Maverick Phillips (@Brett_Phillips8) - X（旧Twitter）
Brett Phillips (@brett_phillips8) - Instagram

この項目は、野球選手に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています（PJ野球選手/P野球）。

[1] 「新MLB珍獣図鑑 FILE22 ブレット・フィリップス」『隔月刊スラッガー』2021年1月号日本スポーツ企画出版社 66頁

[2] Brian McTaggart (2015年7月30日). “Astros add Gomez, Fiers from Brewers” (英語). MLB.com. 2017年10月31日閲覧。

[3] Adam McCalvy (2016年11月18日). “Brinson, Hader added to 40-man roster” (英語). MLB.com. 2017年10月31日閲覧。

[4] ttps://mobile.twitter.com/milb/status/871797763578761217

[5] Brad Ford (2017年6月6日). “The Milwaukee Brewers’ bullpen spoils Brett Phillips’ debut” (英語). SB Nation. 2017年10月31日閲覧。

[6] ttps://www.mlb.com/video/statcast-phillips-104-mph-toss/c-1831327783

[7] 「知って得する⁉︎ STATCASTトリビア」『隔月刊スラッガー』2017年12月号増刊日本スポーツ企画出版社 51頁

[8] Jeffrey Flanagan (2018年7月28日). “Royals send Moose to Brewers for 2 prospects” (英語). MLB.com. 2018年7月29日閲覧。

[9] “Rays Acquire Brett Phillips From Royals” (英語). MLB Trade Rumors. 2020年8月27日閲覧。

[10] “ファンブル→転倒→後逸…ドタバタサヨナラ激勝レイズ　殊勲フィリップスを指揮官絶賛”. Full-count (2020年10月25日). 2021年2月25日閲覧。

[11] 「ミルウォーキー・ブルワーズ」『2017MLB選手名鑑全30球団コンプリートガイド』日本スポーツ企画出版社 99頁

[12] 「2016プロスペクト・ランキングトップ100」『月刊スラッガー』2016年5・6月合併号日本スポーツ企画出版社 70頁

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 === ロイヤルズ時代 ===
-{{by|2018年}}7月27日に[[マイク・ムスターカス]]とのトレードで、[[ホルヘ・ロペス (野球)|ホルヘ・ロペス]]と共に[[カンザスシティ・ロイヤルズ]]へ移籍した<ref>{{Cite web|url=https://www.mlb.com/news/mike-moustakas-traded-by-royals-to-brewers/c-287732674 |title=Royals send Moose to Brewers for 2 prospects|author=Jeffrey Flanagan|website=MLB.com|language=英語|date=2018年7月28日|accessdate=2018年7月29日}}</ref>。
+{{by|2018年}}7月27日に[[マイク・ムスタカス]]とのトレードで、[[ホルヘ・ロペス (野球)|ホルヘ・ロペス]]と共に[[カンザスシティ・ロイヤルズ]]へ移籍した<ref>{{Cite web|url=https://www.mlb.com/news/mike-moustakas-traded-by-royals-to-brewers/c-287732674 |title=Royals send Moose to Brewers for 2 prospects|author=Jeffrey Flanagan|website=MLB.com|language=英語|date=2018年7月28日|accessdate=2018年7月29日}}</ref>。
 === レイズ時代 ===

表話編歴タンパベイ・レイズロースター
投手	11 シェーン・バズ 43 ハンター・ビッグ（英語版） -- ジョー・ボイル 45 タージ・ブラッドリー 60 ギャレット・クレービンジャー 58 ヨニエル・カレット（英語版） 29 ピート・フェアバンクス 49 ケビン・ケリー -- ネイト・ラベンダー（英語版） 52 ザック・リッテル 18 シェーン・マクラナハン 48 メイソン・モンゴメリー -- エリック・オルゼ（英語版） 44 ライアン・ペピオ 57 ドリュー・ラスムッセン -- ジョー・ロック（英語版） 39 マヌエル・ロドリゲス -- イアン・シーモア（英語版） 71 コール・サルサー 63 エドウィン・ウセタ -- マイク・バシル（英語版） 40 ジェイコブ・ワゲスパック
捕手	41 ローガン・ドリスコル 19 ダニー・ジャンセン 30 ベン・ロートベット
内野手	62 ジョナサン・アランダ 37 オズレイビス・バサベ 7 ホセ・カバレーロ 13 ジュニオール・カミネロ 2 ヤンディ・ディアス 5 ワンダー・フランコ（制限リスト） 8 ブランドン・ロウ 25 カーティス・ミード 24 クリストファー・モレル 6 テイラー・ウォールス
外野手	21 ジョニー・デルカ 15 ジョシュ・ロウ 26 キャメロン・マイスナー（英語版） -- ジェイク・マンガム（英語版） 1 リッチー・パラシオス
監督・コーチ	16 ケビン・キャッシュ（監督） 27 ロドニー・リナレス（ベンチコーチ） 51 チャド・モトーラ（打撃コーチ） 35 ブレイディ・ノース（英語版）（打撃コーチ補佐） 23 カイル・スナイダー（投手コーチ） 92 リック・ナップ（英語版）（投手コーチ補佐） 31 ボビー・キーン（分析） 9 マイケル・ジョンズ（一塁コーチ） 4 ブレイディ・ウィリアムズ（英語版）（三塁コーチ） 33 ホルヘ・モンカダ（ブルペンコーチ） 46 トマス・フランシスコ（フィールドコーディネイター） -- クリス・グッドマン（プロセス&ディベロップメント） 99 ミーシャ・ドワーケン（ブルペン捕手）
公式サイト（英語）より　40人ロースター　監督・コーチ一覧 2024年12月14日更新

表話編歴野球アメリカ合衆国代表 - 2015 WBSCプレミア12 2 準優勝
監督	12 ウィリー・ランドルフ
投手	22 ジェイク・バレット 37 ジョン・チャーチ 5 ケイシー・コールマン 45 ジョーイ・デナト 36 デイナ・イブランド 50 コディ・フォーサイス 34 ジャレット・グルーベ 32 アーロン・ラフィー 55 コーディ・サターホワイト 40 ザック・セゴビア 17 セス・シモンズ 18 ジーク・スプライル 15 アンソニー・バスケス 14 J.B.ウェンデルケン 35 ブルックス・パウンダーズ
捕手	21 パーカー・モーリン 26 ダン・ロールフィング
内野手	44 ダン・ブラック 2 アダム・フレイジャー 27 カイル・マーティン 8 タイラー・パストルニッキー
外野手	9 ブレット・アイブナー 3 ジェイコブ・メイ 19 マット・マクブライド 6 ブレット・フィリップス
ユーティリティー	7 ジョー・スクラファニ 4 エリオット・ソト