「ろくもん」の版間の差分
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改造には115系3両編成(S8編成)が充当されることになり<ref name="S8_rokumon">{{Cite news|url=https://response.jp/article/2014/07/06/227026.html |title=しなの鉄道『ろくもん』はどんな車両?…車内外のデザインを見る[写真蔵]|publisher=レスポンス|date=2014-07-06}}</ref>、2014年1月にはデザインなどが発表され<ref>{{Cite web|url=http://www.shinanorailway.co.jp/news/2014/01/1170.php|archiveurl=https://web.archive.org/web/20140301102931/http://www.shinanorailway.co.jp/news/2014/01/1170.php |title=観光列車「ろくもん」のデザイン等について|publisher=しなの鉄道|date=2014-01-21|archivedate=2014-03-01|accessdate=2020-02-05}}</ref>、3月25日には車両改造工事の安全祈願式が執り行われた<ref>{{Cite news|url=http://www.asahi.com/articles/ASG3T4S2XG3TUOOB00R.html |title=長野)観光列車「ろくもん」は7月11日デビュー|publisher=朝日新聞|date=2014-03-26}}</ref>。改造費用は約1億円<ref name=toyokeizai170403>{{Cite news|url=http://toyokeizai.net/articles/-/165375 |title=「しな鉄」が軽井沢駅に遊園地を開設するワケ|publisher=東洋経済ONLINE|date=2017-04-03}}</ref>。 |
改造には115系3両編成(S8編成)が充当されることになり<ref name="S8_rokumon">{{Cite news|url=https://response.jp/article/2014/07/06/227026.html |title=しなの鉄道『ろくもん』はどんな車両?…車内外のデザインを見る[写真蔵]|publisher=レスポンス|date=2014-07-06}}</ref>、2014年1月にはデザインなどが発表され<ref>{{Cite web|url=http://www.shinanorailway.co.jp/news/2014/01/1170.php|archiveurl=https://web.archive.org/web/20140301102931/http://www.shinanorailway.co.jp/news/2014/01/1170.php |title=観光列車「ろくもん」のデザイン等について|publisher=しなの鉄道|date=2014-01-21|archivedate=2014-03-01|accessdate=2020-02-05}}</ref>、3月25日には車両改造工事の安全祈願式が執り行われた<ref>{{Cite news|url=http://www.asahi.com/articles/ASG3T4S2XG3TUOOB00R.html |title=長野)観光列車「ろくもん」は7月11日デビュー|publisher=朝日新聞|date=2014-03-26}}</ref>。改造費用は約1億円<ref name=toyokeizai170403>{{Cite news|url=http://toyokeizai.net/articles/-/165375 |title=「しな鉄」が軽井沢駅に遊園地を開設するワケ|publisher=東洋経済ONLINE|date=2017-04-03}}</ref>。 |
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列車愛称は、沿線地域ゆかりの[[真田氏]]の「六文銭([[銭紋|六連銭]])」に因む「'''ろくもん'''」に決定。デザインは[[水戸岡鋭治]]が担当した。車内は車両の床、イス、テーブル等に長野県産材を使用。1号車はファミリーやグループ向けの車両とし、中央に子供の遊び場(木のプール)を設置。2号車は沿線地域の景観を楽しみながら食事ができるカウンター席とソファ席を配置しているほか、様々な交流や情報提供が可能となるサロンスペース、最低限の食事サービスを提供できるキッチンを設置。3号車は2人組の旅客が個室的<!--2014年1月21日発表の原文ママ-->な空間の中で、食事を楽しむことができる車両となっている。また、3号車にはしなの鉄道保有の車両としては初となる[[バリアフリー]]対応の[[列車便所|トイレ]]が設置された。水戸岡は本列車について「[[ななつ星in九州]]を除けば、全国の観光列車のナンバーワン」と発言している<ref name=toyokeizai170403 />。 |
列車愛称は、沿線地域ゆかりの[[真田氏]]の「六文銭([[銭紋|六連銭]])」に因む「'''ろくもん'''」に決定。デザインは[[水戸岡鋭治]]が担当した。車内は車両の床、イス、テーブル等に長野県産材を使用。1号車はファミリーやグループ向けの車両とし、中央に子供の遊び場(木のプール)を設置。2号車は沿線地域の景観を楽しみながら食事ができるカウンター席とソファ席を配置しているほか、様々な交流や情報提供が可能となるサロンスペース、最低限の食事サービスを提供できるキッチンを設置。3号車は2人組の旅客が個室的<!--2014年1月21日発表の原文ママ-->な空間の中で、食事を楽しむことができる車両となっている。また、3号車にはしなの鉄道保有の車両としては初となる[[バリアフリー]]対応の[[列車便所|トイレ]]が設置された。水戸岡は本列車について「[[ななつ星 in 九州]]を除けば、全国の観光列車のナンバーワン」と発言している<ref name=toyokeizai170403 />。 |
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4月28日には改造中の車体が報道陣に公開され<ref>{{Cite news|url=http://www.shinmai.co.jp/news/20140429/KT140428SJI090009000.php |title=しなの鉄道の観光列車「ろくもん」「赤備え」車両お披露目|archiveurl=https://web.archive.org/web/20140517123555/http://www.shinmai.co.jp/news/20140429/KT140428SJI090009000.php |archivedate=2014-05-17|publisher=信濃毎日新聞|date=2014-04-29}}</ref>、7月2日には車両が完成し、本社前の電車留置線で内覧会が行われ<ref>{{Cite news|url=http://www.asahi.com/articles/ASG7243TRG72UOOB005.html |title=長野)観光列車「ろくもん」完成 しなの鉄道|publisher=朝日新聞|date=2014-07-03}}</ref>、7月11日より運行を開始した<ref name="about_rokumon">{{Cite web|url=http://www.shinanorailway.co.jp/rokumon/about/ |title=ろくもんとは|publisher=しなの鉄道|accessdate=2020-02-05}}</ref>。 |
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2021年9月3日 (金) 11:11時点における版
ろくもん | |
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ろくもん(2015年2月 上田駅) | |
概要 | |
種類 | 快速列車 |
現況 | 運行中 |
運行開始 | 2014年7月11日 |
運営者 |
しなの鉄道 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
路線 | |
起点 | 軽井沢駅 |
終点 | 長野駅 |
営業距離 | 74.4 km(軽井沢 - 長野間) |
使用路線 |
しなの鉄道:しなの鉄道線 JR東日本:信越本線 |
車内サービス | |
クラス | 普通車 |
技術 | |
車両 |
115系電車 (しなの鉄道所属) |
ろくもんは、しなの鉄道が軽井沢駅 - 長野駅間をしなの鉄道線・信越本線経由で運行している観光列車である。
概要
しなの鉄道は輸送人員の減少傾向や施設・設備の更新費用の増加など、開業以来抱えている問題に加え、2015年(平成27年)3月の北陸新幹線金沢開業と、それに伴う北しなの線開業に向けた経営基盤の強化などが課題となっていた。こうしたことから2013年(平成25年)8月、新たな営業戦略の一環として、しなの鉄道の利用促進と沿線地域の活性化を図るため観光列車を導入し、2014年(平成26年)夏の運行開始を目指すとする方針を発表した[1]。
改造には115系3両編成(S8編成)が充当されることになり[2]、2014年1月にはデザインなどが発表され[3]、3月25日には車両改造工事の安全祈願式が執り行われた[4]。改造費用は約1億円[5]。
列車愛称は、沿線地域ゆかりの真田氏の「六文銭(六連銭)」に因む「ろくもん」に決定。デザインは水戸岡鋭治が担当した。車内は車両の床、イス、テーブル等に長野県産材を使用。1号車はファミリーやグループ向けの車両とし、中央に子供の遊び場(木のプール)を設置。2号車は沿線地域の景観を楽しみながら食事ができるカウンター席とソファ席を配置しているほか、様々な交流や情報提供が可能となるサロンスペース、最低限の食事サービスを提供できるキッチンを設置。3号車は2人組の旅客が個室的な空間の中で、食事を楽しむことができる車両となっている。また、3号車にはしなの鉄道保有の車両としては初となるバリアフリー対応のトイレが設置された。水戸岡は本列車について「ななつ星 in 九州を除けば、全国の観光列車のナンバーワン」と発言している[5]。
4月28日には改造中の車体が報道陣に公開され[6]、7月2日には車両が完成し、本社前の電車留置線で内覧会が行われ[7]、7月11日より運行を開始した[8]。
運行概況
全席普通車指定席で、1日あたり下り2本、上り1本を運行している。食事付きプラン(しなの鉄道1日乗車券・指定券込)は、しなの鉄道本社の予約センターと軽井沢駅、小諸駅、上田駅、戸倉駅、屋代駅の窓口で、旅行予定月の2か月前の1日から発売している。また指定券(乗車券が別途必要)は前述の各駅窓口とJTB、近畿日本ツーリストで、運行日の1か月前から取り扱っている。
2014年11月28日から表示幕(前サボ)が専用デザインとなった[9]。
当列車が小諸駅に停車中の際「上を向いて歩こう」が流れる。これは、作詞した永六輔が幼少期に小諸市へ疎開したことにちなんでいる。
-
1号車・子供の遊び場
-
2号車・カウンター席とソファ席
使用車両
115系電車3両編成 - しなの鉄道所属、S8編成
停車駅
軽井沢駅 - 中軽井沢駅 - 信濃追分駅 - 御代田駅 - 小諸駅 - 田中駅 - 上田駅 - 戸倉駅 - 屋代駅 - 長野駅
沿革
- 2013年(平成25年)8月27日:観光列車の導入を発表。
- 2014年(平成26年)
- 2018年(平成30年)4月7日:上田駅 - 高田駅間で「ろくもん」上田・上越高田号が運行される。なお、これが妙高はねうまライン初入線となる[10][11]。
- 2019年(平成31年)3月16日:ダイヤ改正により、ろくもん1号が信濃追分駅 - 御代田駅間で浅間山を眺めやすくするため1分程度停車する「観光停車」を開始。
- 2021年(令和3年)5月1日:車内のBGMをリニューアル(予定)[12]。
脚注
出典
- ^ 観光列車の導入について (PDF) - しなの鉄道(2013年8月)
- ^ “しなの鉄道『ろくもん』はどんな車両?…車内外のデザインを見る[写真蔵]”. レスポンス. (2014年7月6日)
- ^ “観光列車「ろくもん」のデザイン等について”. しなの鉄道 (2014年1月21日). 2014年3月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年2月5日閲覧。
- ^ “長野)観光列車「ろくもん」は7月11日デビュー”. 朝日新聞. (2014年3月26日)
- ^ a b “「しな鉄」が軽井沢駅に遊園地を開設するワケ”. 東洋経済ONLINE. (2017年4月3日)
- ^ “しなの鉄道の観光列車「ろくもん」「赤備え」車両お披露目”. 信濃毎日新聞. (2014年4月29日). オリジナルの2014年5月17日時点におけるアーカイブ。
- ^ “長野)観光列車「ろくもん」完成 しなの鉄道”. 朝日新聞. (2014年7月3日)
- ^ “ろくもんとは”. しなの鉄道. 2020年2月5日閲覧。
- ^ “ろくもんの表示幕(前サボ)が専用デザインになりました”. ろくもん専用ホームページ. 2015年4月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年2月5日閲覧。
- ^ "〜桜の2大名所を結ぶ「ろくもん」「雪月花」初の相互乗入れ〜観光列車「ろくもん」上田・上越高田号のご案内" (PDF) (Press release). しなの鉄道. 19 February 2018. 2018年2月24日閲覧。
- ^ "「えちごトキめきリゾート雪月花」と観光列車「ろくもん」が観桜会開催期間中に北国街道の高田〜上田間で相互乗り入れ運行を行います。" (PDF) (Press release). えちごトキめき鉄道. 19 February 2018. 2018年2月24日閲覧。
- ^ "観光列車「ろくもん」テーマ曲のリリースについて" (PDF) (Press release). しなの鉄道. 22 April 2021. 2021年4月23日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2021年4月23日閲覧。