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大学の[[漫画]]研究会に入ってから漫画を書き始め、4年時に作品の持ち込みで佳作を受賞する<ref name=Interview1 />。[[講談社]]の『[[月刊アフタヌーン]]』の新人賞「[[アフタヌーン四季賞]]」を複数回受賞<ref name=Interview1 />したのち、2003年に同社刊の『[[月刊マガジンZ]]』で初の連載となる『[[グレイトフルデッド_(漫画)|グレイトフルデッド]]』が掲載される<ref name="9R" />。
大学の[[漫画]]研究会に入ってから漫画を書き始め、4年時に作品の持ち込みで佳作を受賞する<ref name=Interview1 />。[[講談社]]の『[[月刊アフタヌーン]]』の新人賞「[[アフタヌーン四季賞]]」を複数回受賞<ref name=Interview1 />したのち、2003年に同社刊の『[[月刊マガジンZ]]』で初の連載となる『[[グレイトフルデッド_(漫画)|グレイトフルデッド]]』が掲載される<ref name="9R" />。


[[キム・ニューマン]]の小説<!--アニメイトTVのインタビュー記事で、久自身は「SF小説」と発言している-->『[[ドラキュラ紀元]]』の影響を受けて、歴史上の人物を関連づける作品作りを得意としている<ref name=Interview1 /><ref name=Interview2>[http://www.animate.tv/news/details.php?id=1311822845 『月刊コミック・アース・スター』連載の『ノブナガン』は「意外性のある“偉人”バトルアクション」――久正人が語ったその世界観の秘密と印象的な作画術とは!?] -[[アニメイトTV]] 2011年7月28日([[フロンティアワークス]])</ref>。また、幼少期より好きだったという[[怪獣]]<ref name=Interview2 />と絡めた作品『[[ノブナガン]]』は、「久正人の趣味が爆発した」作品と評された<ref name=mn20140213>[http://news.mynavi.jp/news/2014/02/13/578/ 信長+怪獣+女子高生=今期一番燃えるアニメ『ノブナガン』を観よ!] - [[マイナビニュース]] 2014年2月13日([[マイナビ]])</ref>。また、白黒の[[コントラスト]]がはっきりした絵柄も特徴であるが<ref name="9R" />、これは[[アメリカン・コミックス]]の『[[シン・シティ (コミック)|シン・シティ]]』の影響による<ref name=Interview1 /><ref name=Interview2 />。
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[[恐竜]]研究家でもある漫画家・[[イラストレーター]]の[[ヒサクニヒコ]]は父親である<ref name="9R" />。当初は、それに反発するように恐竜には関心を持っていなかったが、高校生の時に映画『[[ジュラシック・パーク]]』を見た後に、恐竜にも興味を持つようになった<ref name=Interview1 />。恐竜が[[絶滅]]しなかった世界を描いた作品『[[ジャバウォッキー (漫画)|ジャバウォッキー]]』では、自身を[[ニッポノサウルス]]の[[氏族]]で1875年生まれ/1920年没という設定で掲載している。また、恐竜以外の古代生物[[カリコテリウム]]の[[復元模型]]も制作している<ref>[http://tfpaleo.exblog.jp/10351862/ Tokugaw-Fujimori 古生物模型展示室]を参照。</ref>。

2021年8月27日 (金) 11:33時点における版

久 正人
生誕 (1976-12-24) 1976年12月24日(47歳)
日本の旗 日本 神奈川県
職業 漫画家
活動期間 2003年 -
ジャンル 少年漫画青年漫画
代表作ジャバウォッキー
ノブナガン
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久 正人(ひさ まさと、1976年[1]12月24日[2] - )は、日本漫画家

人物

神奈川県出身[2]慶應義塾大学文学部卒業[3]

大学の漫画研究会に入ってから漫画を書き始め、4年時に作品の持ち込みで佳作を受賞する[3]講談社の『月刊アフタヌーン』の新人賞「アフタヌーン四季賞」を複数回受賞[3]したのち、2003年に同社刊の『月刊マガジンZ』で初の連載となる『グレイトフルデッド』が掲載される[2]

キム・ニューマンの小説『ドラキュラ紀元』の影響を受けて、歴史上の人物を関連づける作品作りを得意としている[3][4]。また、幼少期より好きだったという怪獣[4]と絡めた作品『ノブナガン』は、「久正人の趣味が爆発した」作品と評された[5]。また、白黒のコントラストがはっきりした絵柄も特徴であるが[2]、これはアメリカン・コミックスの『シン・シティ』の影響による[3][4]

恐竜研究家でもある漫画家・イラストレーターヒサクニヒコは父親である[2]。当初は、それに反発するように恐竜には関心を持っていなかったが、高校生の時に映画『ジュラシック・パーク』を見た後に、恐竜にも興味を持つようになった[3]。恐竜が絶滅しなかった世界を描いた作品『ジャバウォッキー』では、自身をニッポノサウルス氏族で1875年生まれ/1920年没という設定で掲載している。また、恐竜以外の古代生物カリコテリウム復元模型も制作している[6]

漫画の制作にはMacintoshを使っている[4]

2017年には特撮テレビ番組『宇宙戦隊キュウレンジャー』でキャラクターデザイン・コンセプトアートを担当[7]。同シリーズ企画協力の企画者104の松井大が久の作品のファンであり、作品から久が特撮ファンであることを感じ起用された[7]。参加にあたり前作『動物戦隊ジュウオウジャー』の怪人デザインも試験的に執筆したが、採用には至らなかった[7]

作品リスト

継続中の作品

完結作品

長編
短編
児童書
  • びっくりモンスター大図鑑──知識の泉へようこそ! ライアーランド王国公認(2010年10月・国土社

デザイン参加

関連項目

  • 徳川広和 - 古生物復元模型製作者で、『ジャバウォッキー』単行本のカバー折り返しの「作者の肖像」(恐竜)を制作。
  • 桂明日香 - 『ジャバウォッキー』第4巻にイラストを寄稿。
  • 片岡人生近藤一馬 - 『ジャバウォッキー』第5巻にイラストを寄稿。

脚注

注釈

  1. ^ エンディングクレジットでは「キャラクターデザイン」と表記。
  2. ^ オープニングクレジットでは「パフューマン剣パート:漫画・キャラクターデザイン」と表記。

出典

参考文献

  • 宇宙戦隊キュウレンジャー特写写真集SAY the GO!』ホビージャパン〈DETAIL OF SUPER SENTAI〉、2017年12月22日。ISBN 978-4-7986-1579-0 

外部リンク