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2021年8月18日 (水) 00:11時点における版
ローマンという名の男 -信念の行方- | |
---|---|
Roman J. Israel, Esq. | |
監督 | ダン・ギルロイ |
脚本 | ダン・ギルロイ |
製作 |
トッド・ブラック ジェニファー・フォックス デンゼル・ワシントン |
出演者 |
デンゼル・ワシントン コリン・ファレル カルメン・イジョゴ |
音楽 | ジェームズ・ニュートン・ハワード |
撮影 | ロバート・エルスウィット |
編集 | ジョン・ギルロイ |
製作会社 |
マクロ・メディア トピック・スタジオズ クロス・クリーク・ピクチャーズ ブロン・クリエイティブ ザ・カルチャー・チャイナ/イメージ・ネイション・アブダビ・コンテンツ・ファンド エスケイプ・アーティスツ |
配給 | コロンビア ピクチャーズ |
公開 |
2017年11月17日(限定公開) 2017年11月22日(拡大公開) |
上映時間 | 122分[1] |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
製作費 | $22,000,000[2] |
興行収入 |
$12,978,770[2] $11,962,778 |
『ローマンという名の男 -信念の行方-』(ローマンというなのおとこ しんねんのゆくえ、Roman J. Israel, Esq.)は、2017年にアメリカ合衆国で公開されたドラマ映画である。監督はダン・ギルロイ。主演はデンゼル・ワシントンが務め、第90回アカデミー賞で主演男優賞にノミネートされた。
本作は日本国内で劇場公開されなかったが、2018年9月5日にDVDが発売された[3]。
ストーリー
弁護士のローマン・J・イズラエル ESQ.は人権派の弁護士として法の下に弱者を救う信念を持ち、仕事の合間を縫って司法取引改革のための集団訴訟の準備を続けていた。イズラエルは友人であるウィリアムと共に法律事務所を経営していたが、サヴァン症候群であるイズラエルには抜群の記憶力と弁護士として優れた才覚があったものの、真面目で融通が効かない性格のため法廷に立たず、裏方である法律アドバイザーとして働いていた。
そんなある日、ウィリアムが心臓発作で倒れ植物状態となってしまった。イズラエルは一人で事務所を運営する決意をしたが、ウィリアムの姪リンからは、これまで慈善事業のような案件ばかり引き受けてきたため赤字続きであること、残った仕事はウィリアムの元教え子で大手弁護士事務所の代表であるジョージ・ピアス に引き継ぐことを告げられ、事務所は閉鎖することとなる。
ピアスはイズラエルの並外れた記憶力に気が付き自身の事務所で雇用しようとするが、大手弁護士事務所のやり方に良い感情を持たないイズラエルは自ら新しい職場を探し始める。
キャスト
※括弧内は日本語吹替[3]
- ローマン・J・イズラエル ESQ. - デンゼル・ワシントン(大塚明夫)
- ジョージ・ピアス - コリン・ファレル(土田大)
- マヤ・オルストン - カルメン・イジョゴ(本田貴子)
- ヴァニータ・ウェルズ - リンダ・グラヴァット(有川知江)
- リン・ジャクソン - アマンダ・ウォーレン(白川りさ)
- フリッツ・モリナー - ヒューゴ・アームストロング
- コナー・ノヴィック - サム・ギルロイ
- ジェシー・サリナス - トニー・プラナ
- ダーレル・エラービー - デロン・ホートン
- カーター・ジョンソン - アマリ・チアトム
製作
2016年8月25日、ダン・ギルロイが新作映画『Inner City』の主演にデンゼル・ワシントンの起用を所望していると報じられた[4]。9月21日、ソニー・ピクチャーズが本作の配給権を獲得し、ジョン・ギルロイとロバート・エルスウィットの起用が決まったとの報道があった[5][6]。2017年1月31日、コリン・ファレルに出演オファーが出ていると報じられた[7]。2月28日、アシュトン・サンダースが本作に出演すると報じられた[8]。4月にはナズニーン・コントラクターとジョセフ・デヴィッド=ジョーンズの出演が決まった[9][10]。21日、本作の主要撮影がロサンゼルスで始まった[11]。22日、スケジュールの都合でサンダースが降板することになったと報じられた[12]。6月20日、カルメン・イジョゴが本作に出演することになったとの報道があった[13]。22日、本作のタイトルが『Inner City』から『Roman J. Israel, Esq.』に変更された[14]。
公開・興行収入
プレミア上映に先立って、本作の再編集が行われた。よりテンポの良い作品にするために12分程度がカットされた[15]。2017年9月10日、スペシャル・プレゼンテーションに出品されていた第42回トロント国際映画祭で本作はプレミアを迎えた[16]。
2017年11月17日、本作は全米4館で封切られ、公開初週末に6万1999ドルを稼ぎ出し、週末興行収入ランキング初登場37位となった[17]。
評価
映画批評集積サイトのRotten Tomatoesには90件のレビューがあり、批評家支持率は54%、平均点は10点満点で6点となっている。サイト側による批評家の見解の要約は「巧妙ではあるが、不器用な作品でもある。『ローマンという名の男 -信念の行方-』は主演を務めたデンゼル・ワシントンの見事な演技を最大限に活用しているが、その見事さに追いつけていない。」となっている[18]。また、Metacriticには36件のレビューがあり、加重平均値は57/100となっている[19]。なお、本作のシネマスコアはBとなっている[20]。
『ローリング・ストーン』のピーター・トラヴァースは本作に4つ星評価で3つ星を与え、「ワシントンの演技は曲芸のようなものではない。彼はローマン・J・イスラエルという複雑なキャラクターを非常に深く掘り下げているので、観客はイスラエルを実在の人物であるかのように感じる。アカデミー主演男優賞にも値する見事な演技であり、それは滅多に得られるものではない。」と称賛している[21]。『シカゴ・サンタイムズ』のリチャード・ローパーは本作に4つ星評価で星2つを与え、「『ローマンという名の男 -信念の行方-』には伏線が張り巡らされており、ギルロイとワシントンは共同で魅力あるドラマティックなキャラクターを構築した。しかし、観客はその魅力を十分に受け取れない。」と評している[22]。
出典
- ^ “ROMAN J. ISRAEL, ESQ. (12A)”. 全英映像等級審査機構. November 28, 2017閲覧。
- ^ a b “Roman J. Israel, Esq.”. 2018年6月23日閲覧。
- ^ a b “ローマンという名の男 -信念の行方-”. Sony Pictures Japan (2018年6月22日). 2018年6月23日閲覧。
- ^ “Denzel Washington Circling Dan Gilroy’s Legal Drama ‘Inner City’ (EXCLUSIVE)”. 2017年11月23日閲覧。
- ^ “Sony Pictures Near Deal For Denzel Washington-Dan Gilroy Spec Package ‘Inner City’”. 2017年11月23日閲覧。
- ^ “Sony Nears Deal For Denzel Washington’s Inner City”. 2017年11月23日閲覧。
- ^ “Colin Farrell in Talks to Join Denzel Washington in Thriller 'Inner City'”. 2017年11月23日閲覧。
- ^ “‘Moonlight’ Star Ashton Sanders Joins Denzel Washington and Colin Farrell in Dan Gilroy’s ‘Inner City’”. 2017年11月23日閲覧。
- ^ “Nazneen Contractor Cast In Untitled Denzel Washington Thriller; Sendhil Ramamurthy Joins ‘Shotgun’”. 2017年11月23日閲覧。
- ^ “Denzel Washington’s Crime Drama ‘Inner City’ Adds Joseph David-Jones (EXCLUSIVE)”. 2017年11月23日閲覧。
- ^ “Friday, April 21 Filming Locations for Inner City, Shooter, Chicago Med, Mr. Robot & more!”. 2017年11月23日閲覧。
- ^ “Moonlight's Ashton Sanders: ‘America isn’t made for the black man’”. 2017年11月23日閲覧。
- ^ “Carmen Ejogo Joins Denzel Washington in Legal Drama”. 2017年11月23日閲覧。
- ^ “Sony's Denzel Washington Legal Drama Gets Title (Exclusive)”. 2017年11月23日閲覧。
- ^ “Retrial! How Dan Gilroy & Denzel Trimmed 12 Minutes Of ‘Roman J. Israel, Esq’ Following Toronto Bow”. 2017年11月23日閲覧。
- ^ “Denzel Washington is back in the awards mix with TIFF entry 'Roman J. Israel, Esq.”. 2017年11月23日閲覧。
- ^ “November 17-19, 2017”. 2017年11月23日閲覧。
- ^ “Roman J. Israel, Esq.”. 2017年11月23日閲覧。
- ^ “Roman J. Israel, Esq.”. 2017年11月23日閲覧。
- ^ “‘Coco’ Earns A+ CinemaScore & Dances To $70M+; ‘Justice League’ Solid With $63M+: Thanksgiving B.O.”. 2017年11月23日閲覧。
- ^ “'Roman J. Israel, Esq' Review: 'Great' Denzel Washington Breaks New Ground”. 2017年11月23日閲覧。
- ^ “‘Roman J. Israel, Esq.’ waylays a winning Denzel Washington character”. 2017年11月23日閲覧。