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「レイ・パーカー・ジュニア」の版間の差分

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[[1984年]]、映画『[[ゴーストバスターズ]]』の同名主題歌が全米1位(日本のオリコン洋楽チャートでも1位)の大ヒットとなる。映画の世界的な大ヒットとともに、印象的なベースラインとキャッチーな掛け声が愉快なこの曲も世界中でヒットした。
[[1984年]]、映画『[[ゴーストバスターズ]]』の同名主題歌が全米1位(日本のオリコン洋楽チャートでも1位)の大ヒットとなる。映画の世界的な大ヒットとともに、印象的なベースラインとキャッチーな掛け声が愉快なこの曲も世界中でヒットした。


ところが、この「{{仮リンク|ゴーストバスターズ (曲)|label=ゴーストバスターズ|en|Ghostbusters (song)}}」は半年前にリリースされた[[ヒューイ・ルイス&ザ・ニュース]]のヒット曲「{{仮リンク|アイ・ウォント・ア・ニュー・ドラッグ|en|I Want a New Drug}}」([[1983年]]発表のアルバム『[[スポーツ (アルバム)|スポーツ]]』に収録)に酷似していたことから、ヒューイ・ルイスは制作会社の[[コロンビア映画]]とパーカーを相手取って訴訟を提起する事態となる。その後1995年に三者の和解が成立し訴訟は終結している。なお、実際にはコロンビア映画のプロデューサーがヒューイ・ルイスにテーマ曲としての新曲の制作、もしくは件の曲を使わせてほしいと依頼したものの、ルイスに断られたため、パーカーに似た曲を作らせたのであった。
ところが、この「{{仮リンク|ゴーストバスターズ (曲)|label=ゴーストバスターズ|en|Ghostbusters (song)}}」は半年前にリリースされた[[ヒューイ・ルイス&ザ・ニュース]]のヒット曲「{{仮リンク|アイ・ウォント・ア・ニュー・ドラッグ|en|I Want a New Drug}}」([[1983年]]発表のアルバム『[[スポーツ (アルバム)|スポーツ]]』に収録)に酷似していたことから、ヒューイ・ルイスは制作会社の[[コロンビア ピクチャーズ]]とパーカーを相手取って訴訟を提起する事態となる。その後1995年に三者の和解が成立し訴訟は終結している。なお、実際にはコロンビア映画のプロデューサーがヒューイ・ルイスにテーマ曲としての新曲の制作、もしくは件の曲を使わせてほしいと依頼したものの、ルイスに断られたため、パーカーに似た曲を作らせたのであった。


その後、[[2001年]]にルイスが[[VH1]]のドキュメンタリー『Behind the Music』に出演した際に、本件の和解内容(特にコロンビア映画からルイスへの和解金支払いなど)に言及し、これに対してパーカーは、和解の際の合意条件(和解内容に関する機密保持契約)を破ってこの件に関する事実関係を暴露したとして、ルイスを逆提訴した。<br>
その後、[[2001年]]にルイスが[[VH1]]のドキュメンタリー『Behind the Music』に出演した際に、本件の和解内容(特にコロンビア映画からルイスへの和解金支払いなど)に言及し、これに対してパーカーは、和解の際の合意条件(和解内容に関する機密保持契約)を破ってこの件に関する事実関係を暴露したとして、ルイスを逆提訴した。<br>

2021年8月17日 (火) 23:10時点における版

レイ・パーカーJr.
Ray Parker, Jr.
2009年
基本情報
出生名 Ray Erskine Parker, Jr.
生誕 (1954-05-01) 1954年5月1日(70歳)
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 ミシガン州デトロイト
ジャンル R&Bファンクジャズフュージョン
職業 シンガーソングライタープロデューサー
担当楽器 ギターピアノ
活動期間 1973年 - 現在
レーベル アリスタ
MCA
ゲフィン
共同作業者 レイ・パーカーJr.&レイディオ英語版
バリー・ホワイト
チャカ・カーン&ルーファス英語版
スティーヴィー・ワンダー

レイ・パーカー・ジュニア英語:Ray Parker, Jr.、1954年5月1日 - )はアメリカのR&B、ソウル・ミュージシャン、ギタリスト、歌手、セッション・ミュージシャン。ジャック&ジル英語版ウーマン・ニーズ・ラブ英語版、映画『ゴーストバスターズ』の同名主題歌、ゴーストバスターズ英語版のヒットなどで知られる。

バイオグラフィ

北部ミシガン州デトロイト出身。ジーン・ペイジとの出会いにより、西部カリフォルニア州に移住する。1970年代半ばにバリー・ホワイトのバンド「ラブ・アンリミテッド・オーケストラ」のバック・ギタリストを務める。またチャカ・カーン&ルーファスやスティーヴィー・ワンダー、アレサ・フランクリン、テンプテーションズ、ザ・ベンチャーズ、スピナーズ、デニース・ウィリアムズらのセッションにも参加してキャリアを磨いた。

1977年に、ジェリー・ナイトらとレイディオ英語版を結成。後にレイ・パーカーJr.&レイディオとバンド名を変え、1981年に「ウーマン・ニーズ・ラブ」が全米R&Bチャート1位のヒットを記録するが、この直後にレイディオを解散する。

1984年、映画『ゴーストバスターズ』の同名主題歌が全米1位(日本のオリコン洋楽チャートでも1位)の大ヒットとなる。映画の世界的な大ヒットとともに、印象的なベースラインとキャッチーな掛け声が愉快なこの曲も世界中でヒットした。

ところが、この「ゴーストバスターズ英語版」は半年前にリリースされたヒューイ・ルイス&ザ・ニュースのヒット曲「アイ・ウォント・ア・ニュー・ドラッグ英語版」(1983年発表のアルバム『スポーツ』に収録)に酷似していたことから、ヒューイ・ルイスは制作会社のコロンビア ピクチャーズとパーカーを相手取って訴訟を提起する事態となる。その後1995年に三者の和解が成立し訴訟は終結している。なお、実際にはコロンビア映画のプロデューサーがヒューイ・ルイスにテーマ曲としての新曲の制作、もしくは件の曲を使わせてほしいと依頼したものの、ルイスに断られたため、パーカーに似た曲を作らせたのであった。

その後、2001年にルイスがVH1のドキュメンタリー『Behind the Music』に出演した際に、本件の和解内容(特にコロンビア映画からルイスへの和解金支払いなど)に言及し、これに対してパーカーは、和解の際の合意条件(和解内容に関する機密保持契約)を破ってこの件に関する事実関係を暴露したとして、ルイスを逆提訴した。

パーカーは、ジョー・サンプルのバンド「JOE SAMPLE&THE CREOLE JOE BAND」のギター兼ヴォーカルとして、2011年5月にはメンバーとともに来日。東京青山のブルーノート東京で公演した。

ディスコグラフィ

レイディオ

アルバム

  • Raydio (1977) (US #27/R&B #8)
  • Rock On (1979) (US #45/R&B #4)
  • Two Places at the Same Time (1980) (US #33/R&B #6)
  • A Woman Needs Love (1981) (US #13/R&B #1)
  • Greatest Hits (1982) (US #51/R&B #17)

シングル

  • "Jack and Jill" (1978) (US POP #8/R&B #5)
  • "Is This a Love Song" (1978) (US POP #--/R&B #20)
  • "You Can't Change That" (1979) (US POP #9/R&B #3)
  • "More Than One Way To Love a Woman" (1979) (US POP #--/R&B #25)
  • "Two Places at the Same Time" (1980) (US POP #30/R&B #6)
  • "For Those Who Like to Groove" (1980) (US POP #--/R&B #14)
  • "A Woman Needs Love" (1981) (US POP #4/R&B #1)
  • "That Old Song" (1981) (US POP #21/R&B #26)
  • "It's Your Night" (1981) (US POP #--/R&B #73)

ソロ

アルバム

  • The Other Woman (1982) (US #11/R&B #1)
  • Woman Out of Control (1983) (US #45/R&B #18)
  • Ghostbusters (Soundtrack) (1984) (US #6/R&B #8)
  • Chartbusters (1984) (US #60/R&B #36)
  • Sex and the Single Man (1985) (US #65/R&B #48)
  • After Dark (1987) (US #86/R&B #27)
  • I Love You Like You Are (1991) (US #--/R&B #97)
  • I'm Free (2006)

シングル

  • "The Other Woman" (1982) (US POP #4/R&B #2)
  • "Let Me Go" (1982) (US POP #38/R&B #3)
  • "It's Our Own Affair" (1982) (US POP #--/R&B #44)
  • "Bad Boy" (1983) (US POP #35/R&B #6)
  • "The People Next Door" (1983) (US POP #--/R&B #60)
  • "I Still Can't Get Over Loving You" (1983) (US POP #12/R&B #12)
  • "Woman out of Control" (1984) (US POP #--/R&B #71)
  • "Ghost Busters" (1984) (US POP #1/R&B #1)
  • "Jamie" (1984) (US POP #14/R&B #12)
  • "Girls Are More Fun" (1985) (US POP #34/R&B #21)
  • "One Sunny Day" (1986) (US POP #96/R&B #--)
  • "I Don't Think That Man Should Sleep Alone" (1987) (US POP #68/R&B #5)
  • "Over You" with Natalie Cole (1988)
  • "Than It" with Natali Cole (1989)
  • "All I'm Missing Is You" Glenn Medeiros feat. Ray Parker (1990)

備考

1984年に発表したゴーストバスターズの主題歌はスズキスーパーハイトワゴンであるスペーシアのCMに使われている。

出典