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2021年5月23日 (日) 07:30時点における版
Apple A4 | |
生産時期 | 2010年4月3日から2013年9月10日まで |
---|---|
設計者 | Apple |
生産者 | サムスン電子 |
CPU周波数 | (iPhone 4, iPod Touch 4G) 800 MHz から (iPad) 1 GHz |
マイクロアーキテクチャ | ARM Cortex-A8 |
命令セット | ARMv7-A |
コア数 | 1 |
コードネーム | S5L8930X |
前世代プロセッサ | Samsung SL58920 |
次世代プロセッサ | Apple A5 |
L1キャッシュ | 32 KB instruction + 32 KB data |
L2キャッシュ | 512 KB |
GPU | PowerVR SGX 535 |
Apple A4はAppleが開発したPoPである。2010年1月27日にiPad (第1世代)とともに発表され、iPhone 4、iPod touch(第4世代)、Apple TV(第2世代)にも搭載されている。組み込み済の製品のみが販売され、プロセッサ単体での販売はされていない。
概要
CPUコアは基本的にサムスンのHummingbirdと同じで、これをアレンジしたSoC[1]にサムスン製の2層のDRAMダイを重ね、全体で3層構造をなしている。アップルが2008年に買収したP.A. Semi社の技術も用いていると見られている[2]。CPUコアはARMv7-AアーキテクチャベースのCPUとPowerVR SGX 535を実装したチップに、Mobile DDR SDRAMチップをまとめたパッケージになっている[3]。
Apple A4のCPUコアはARM LtdのオリジナルのCortex-A8に比べ、L2キャッシュが2.5倍の640KB、メモリバスも2倍の64ビット幅となっており、クロック当たりパフォーマンスが高い[4]。これにより、Apple A4を搭載したiPadおよびiPhone 4、iPod touchは、ARM Cortex-A8を搭載したiPhone 3GS、iPod touchに比べ、CPUパフォーマンスが大幅に向上した。
メモリは、LPDDR400。200MHz。デュアルチャンネル(32bit×2)。3.2GB/s。iPhone 4 は 512MB、それ以外は 256MB 搭載された。
関連項目
- Apple A5(Apple A5X)
- Apple A6(Apple A6X)
- Apple A7
- Apple A8(Apple A8X)
- Apple A9(Apple A9X)
- Apple A10 Fusion(Apple A10X Fusion)
- Apple A11 Bionic
- Apple A12 Bionic (Apple A12X Bionic)
- Apple A13 Bionic
- ジム・ケラー:開発者の1人。
脚注
- ^ EE Times Apple's A4 dissected
- ^ “Apple A4 Teardown” (英語). iFixit. (2010年4月5日)
- ^ iPadの「A4」プロセッサを分解する
- ^ “Apple's iPad Smokes Past the iPhone 3GS in Speed Test” (英語). PCWorld. (2010年4月6日)