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最初のデザインは1969年のWegaで、ドイツのテレビ製造業者のものだったが、それは後に[[ソニー]]に買収される。フロッグデザインはソニーの仕事を続け1975年には[[トリニトロン]]テレビのデザインを手がけた。(プロフィールシリーズは、ソニー社内の商品本部デザインセンターのデザイナによるもの) |
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彼らの最初の[[コンピュータ]]製造者向けのデザインは1970年のCTM (Computertechnik Müller) による商業的なシステムと1979年のDiehl Data Systemsだった。有名になったのは[[ |
彼らの最初の[[コンピュータ]]製造者向けのデザインは1970年のCTM (Computertechnik Müller) による商業的なシステムと1979年のDiehl Data Systemsだった。有名になったのは[[Apple|Apple Computer]]の[[Apple IIc]]の筐体デザインが最初で、それには1984年から1990年の間アップルによって使用される[[スノーホワイトデザイン言語]]を導入していた。それからいくつかの[[Macintosh]]関連のデザインを行った<ref>[http://weekly.ascii.jp/elem/000/000/209/209338/ Mac II/SEなどが採用!フロッグデザインの創始者、エスリンガーの注目著書|Mac]</ref><ref>[http://wired.jp/2013/04/04/how-apples-holistic-approach-to-design-began-back-in-1982/ アップルが始めた「全体論的デザイン」を振り返る]</ref>。1986年、[[サン・マイクロシステムズ]]のSPARCstation、1987年、[[NeXT]]の[[NeXTcube]]がフロッグデザインによりデザインされた<ref>[http://internet.watch.impress.co.jp/docs/column/president/20091201_331426.html デザインは商品開発そのもの~株式会社プレーン 渡辺弘明社長(後編)]</ref>。[[マイクロソフト]]の[[Microsoft Windows XP|Windows XP]]のデスクトップの見た目をてがけた他、[[エイサー (企業)|エイサー]]<ref>[http://www.frogdesign.com/work/acer-aspire.html ACER ASPIRE]</ref>や[[マイクロン]]のデスクトップ機の筐体デザインなどを担当するなどコンピュータ関係の業務が多い。日本の家具メーカー・コトブキの屋外家具をデザインするなど、デザイン対象はかなり多岐にわたる。 |
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[[2016年]][[11月18日]]、[[電通]]と業務提携したことが発表された<ref>[http://www.dentsu.co.jp/news/release/2016/1118-009081.html 電通、世界的デザインファーム「フロッグデザイン社」と業務提携 ― デザインによる事業成長・イノベーション支援サービスを拡充 ―]</ref><ref>[http://japan.cnet.com/marketers/news/35092423/ 電通、フロッグデザインと業務提携--初期のApple製品も手がけた世界的デザインファーム]</ref>。 |
[[2016年]][[11月18日]]、[[電通]]と業務提携したことが発表された<ref>[http://www.dentsu.co.jp/news/release/2016/1118-009081.html 電通、世界的デザインファーム「フロッグデザイン社」と業務提携 ― デザインによる事業成長・イノベーション支援サービスを拡充 ―]</ref><ref>[http://japan.cnet.com/marketers/news/35092423/ 電通、フロッグデザインと業務提携--初期のApple製品も手がけた世界的デザインファーム]</ref>。 |
2021年5月20日 (木) 10:35時点における版
frog design(フロッグデザイン)は戦略的クリエーティブのコンサルタント企業で、1969年に工業デザイナーのハルトムット・エスリンガー、パートナーのアンドレアス・ハウグ、ゲオルグ・スプレングによってドイツのムートランゲンにて“エスリンガー・デザイン”として創立された。それからすぐにオルテンスタイグに移転。現在の本社所在地はカリフォルニア州パロアルトである。1982年に社名をfrogdesignに変更。2000年に現社名に変更。8つのスタジオとコラボレイトし、従業員は600人を超えるまでに成長。拠点がある場所はカリフォルニア州サンフランシスコ、テキサス州オースティン、ニューヨーク州ニューヨーク、ワシントン州シアトル、マサチューセッツ州ボストン、アムステルダム(オランダ)、ロンドン(イギリス)、ミュンヘン(ドイツ)、ミラノ(イタリア)、上海、シンガポールである[1]。
2004年にFlextronicsに買収され、2016年、コールバーグ・クラビス・ロバーツ及びセコイア・キャピタル傘下のサービス会社aricentのグループ企業になり、2017年、Altran Technologies, SAに買収される。
デザインとクライアント
最初のデザインは1969年のWegaで、ドイツのテレビ製造業者のものだったが、それは後にソニーに買収される。フロッグデザインはソニーの仕事を続け1975年にはトリニトロンテレビのデザインを手がけた。(プロフィールシリーズは、ソニー社内の商品本部デザインセンターのデザイナによるもの)
彼らの最初のコンピュータ製造者向けのデザインは1970年のCTM (Computertechnik Müller) による商業的なシステムと1979年のDiehl Data Systemsだった。有名になったのはApple ComputerのApple IIcの筐体デザインが最初で、それには1984年から1990年の間アップルによって使用されるスノーホワイトデザイン言語を導入していた。それからいくつかのMacintosh関連のデザインを行った[2][3]。1986年、サン・マイクロシステムズのSPARCstation、1987年、NeXTのNeXTcubeがフロッグデザインによりデザインされた[4]。マイクロソフトのWindows XPのデスクトップの見た目をてがけた他、エイサー[5]やマイクロンのデスクトップ機の筐体デザインなどを担当するなどコンピュータ関係の業務が多い。日本の家具メーカー・コトブキの屋外家具をデザインするなど、デザイン対象はかなり多岐にわたる。
2016年11月18日、電通と業務提携したことが発表された[6][7]。
参考文献
- ポール・クンケル『アップルデザイン』大谷 和利(訳)、アクシスパブリッシング、1998年。ISBN 9784900450677。
- ハルトムット・エスリンガー『形態は感情にしたがう』株式会社Bスプラウト(訳)、株式会社 ボーンデジタル、2014年。ISBN 9784862462251。
- ハルトムット・エスリンガー『デザインイノベーション デザイン戦略の次の一手』黒輪 篤嗣(訳)、翔泳社、2010年。ISBN 9784798121161。
脚注
- ^ http://www.frogdesign.com/contact#additional
- ^ Mac II/SEなどが採用!フロッグデザインの創始者、エスリンガーの注目著書|Mac
- ^ アップルが始めた「全体論的デザイン」を振り返る
- ^ デザインは商品開発そのもの~株式会社プレーン 渡辺弘明社長(後編)
- ^ ACER ASPIRE
- ^ 電通、世界的デザインファーム「フロッグデザイン社」と業務提携 ― デザインによる事業成長・イノベーション支援サービスを拡充 ―
- ^ 電通、フロッグデザインと業務提携--初期のApple製品も手がけた世界的デザインファーム
外部リンク
- frog design - English
- frog design - German
- frog - SlideShare
- Podcast Interview of Frog's Luke Williams with CreativeXpert titled "Taking Your Design to the Next Level": MP3 Link