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2002年6月には、映画のようにデジタルカメラの写真を再生できるソフトウェア「LiFE* with PhotoCinema」を発表した。同ソフトでは「[[フォトシネマ]]」と呼ばれる写真の映像作品をつくることができる。
2002年6月には、映画のようにデジタルカメラの写真を再生できるソフトウェア「LiFE* with PhotoCinema」を発表した。同ソフトでは「[[フォトシネマ]]」と呼ばれる写真の映像作品をつくることができる。


その後も「TOKYO DESIGNERS BLOCK」でのLIFE*の展開や、[[ナイキ]]や[[アップル (企業)|アップルコンピュータ]]との各[[コラボレーション]]ボックスをリリースしている。
その後も「TOKYO DESIGNERS BLOCK」でのLIFE*の展開や、[[ナイキ]]や[[Apple|Apple Computer]]との各[[コラボレーション]]ボックスをリリースしている。


また、同年からオリジナルイベント「LiFE* with Technology」を渋谷[[WOMB]]を中心に定期的に開催する。
また、同年からオリジナルイベント「LiFE* with Technology」を渋谷[[WOMB]]を中心に定期的に開催する。
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|||ライフ・ウィズ・フォトシネマ NIKE edition (0602TYO)||[[ナイキ]]とのコラボボックス
|||ライフ・ウィズ・フォトシネマ NIKE edition (0602TYO)||[[ナイキ]]とのコラボボックス

2021年5月20日 (木) 10:33時点における版

株式会社デジタルステージ
DIGITALSTAGE INC.
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
151-0001
東京都世田谷区
設立 1998年平成10年)11月
業種 情報サービス
法人番号 8010901023611 ウィキデータを編集
事業内容 ソフトウェア開発
アーティストプロデュースなど
代表者 熊崎 隆人、藤原 純二
資本金 30000000円
外部リンク DIGITALSTAGE.JP (日本語)
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株式会社デジタルステージ (英語名: DIGITALSTAGE INC.) は、東京都世田谷区に本店を置く、パソコン用ソフトウェアの企画・開発・販売を行なう企業である。

沿革

株式会社デジタルステージは、鴻上尚史主催「劇団第三舞台」などをプロデュースする、株式会社サードステージのデジタルコンテンツ部門(1995年11月1998年12月)が独立する形で1998年11月にスタート。

「デザイナーの考える未来をカタチにする」をテーマに、ソフトウェアや書籍・ラジオ・イベントなどを展開。坂本龍一の推薦と有名デザイナーによるプロジェクトチームでの活動を行った[要出典]

その後山下洋輔のピアノと映像のリアルタイムのセッションイベント「Linkage」を開催。

2002年6月には、映画のようにデジタルカメラの写真を再生できるソフトウェア「LiFE* with PhotoCinema」を発表した。同ソフトでは「フォトシネマ」と呼ばれる写真の映像作品をつくることができる。

その後も「TOKYO DESIGNERS BLOCK」でのLIFE*の展開や、ナイキApple Computerとの各コラボレーションボックスをリリースしている。

また、同年からオリジナルイベント「LiFE* with Technology」を渋谷WOMBを中心に定期的に開催する。 音楽プロデューサー大沢伸一モンドグロッソ)や、映像作家新海誠、音楽家と写真家ワタナベヒロシらの豪華ゲストを招き、毎回1000人を超える来場者[要出典]とともに、独自のテクノロジーショーを展開している。

特徴

同社の特徴と動向は主に不定期に発行されるメールマガジンによって知ることができるが、一番の特徴とされるのはソフトウェアメーカーの枠を超えた活動内容が挙げられる。

ビジネスの特徴

企画、開発、販売、サポート、そして関連書籍も含めたあらゆる活動を同社内で行なっている(もしくは同社主導で行なわれる)ところにある。 こうした特殊なポジションを意図的に選んだことにより、最大公約数を狙うビジネスではなく、ある程度の情報リテラシークリエイティブ性を持つ(もしくは好む)支持層によって支えられるコミュニティーとビジネス形態を目指しているという[1]

コラボレーション

他業種とのコラボレーションが多い。Apple Storeとのコラボボックスでは、Mac OS X発売後に共同プロモーションを行ない、トップページをジャックしたり[要出典]、有名アーティストも参加する共同のクラブイベントを行なった[要出典]。ほかにもナイキジャパンとオリジナルシューズとオリジナルソフトウェアの製品を限定でリリースしたり、異業種との連携した。

本業のソフトウェア開発のほかにも「VANDALIZE」と提携したファッション系の作品や、国内外のアーティストが参加するネットラジオ「LiFE* with PhotoRadio」などのメディア展開を2003年より始動している。

2004年には、フリーランスのライターやフォトグラファーらと「デジタルステージ・パブリッシング」を設立。書籍やフリーペーパーなどの出版活動も行ない始めている。

体制

企画、開発は数人から十数人ほどの小規模な「開発クルー」と呼ばれるフリーランスを中心としたデザイナープログラマーから構成され、製品ごとにそうしたプロジェクトチームを結成しては解散することを繰り返して運営している[2]。そうしたクリエイティブ主導の開発姿勢によって生み出される製品は、ユーザインタフェースのデザイン性のほか、ユーザーへのライフスタイル提案も含んでいる[3]反面、品質が低いことやサポートでの問題が指摘されている[4][5][6]

主な活動

製品

発売年月日 製品名 備考
2011年 バインド・フォー・ウェブライフ5 Web制作ソフト
2010年 バインド・フォー・ウェブライフ4 Web制作ソフト
2009年 バインド・フォー・ウェブライフ3 Web制作ソフト
ライフ・ウィズ・フォトシネマ3
2008年 アイディー・フォー・ウェブライフPlus Flashサイト制作ソフト
2008年 バインド・フォー・ウェブライフ2 Web制作ソフト
2007年 バインド・フォー・ウェブライフ Web制作ソフト
2006年 PhotoCinema the Best side A, side B 同時発売
2006年 ライフ・ウィズ・フォトシネマ2 Plus!
2006年 ID ShiftBOX vol.4, 5 同時発売
2005年4月 ライフ・ウィズ・フォトシネマ2
2004年12月 ID ShiftBOX vol.1「Blocks!」, vol.2「ProPhoto!」, vo.3「Works!」 同時発売
2004年7月 アイディー・フォー・ウェブライフ Flashサイト制作ソフト
ライフ・ウィズ・フォトシネマ Apple edition Apple Computerとのコラボボックス
ライフ・ウィズ・フォトシネマ NIKE edition (0602TYO) ナイキとのコラボボックス
2002年6月 ライフ・ウィズ・フォトシネマ
netburger (ネットバーガー 試験的なIM&ゲームソフト

書籍

  • 「旅する会社」〜 (株)デジタルステージ代表 平野友康のすごいソフトウェア開発〜 [7] (日本語)
  • BiND for WebLiFE*3で作る おしゃれなホームページ[8] (日本語)
  • 家族の思い出をカタチにする写真の本 〜LiFE* with PhotoCinema 2 Plus [9] (日本語)
  • 楽しく、気軽にできる ウェブデザインレシピブック 〜BiND for WebLiFE*2で作るアイデアいっぱいのウェブサイト [10] (日本語)
  • 伝える 伝わる わたしだけのホームページを作る本 〜BiND for WebLiFE*ではじめる気軽で楽しいウェブデザイン
  • お気に入りの雑貨で作る わたしだけのネットショップを開く本 [11] (日本語)
  • 撮るだけじゃもの足りない人のための「新・デジカメ生活Book」
  • ID for WebLiFE*公式ハンドブック!「ホームページのつくりかた」

イベント

  • Linkage
  • LiFE* with Technology 1st
  • LiFE* with Technology 2nd
  • LiFE* with Technology 3rd
  • LiFE* with Technology 5th
  • LiFE* with Technology 6th
  • Super Live

受賞歴

バインド・フォー・ウェブライフ (BiND for WebLiFE)
2007年9月 グッドデザイン賞2007中小企業庁特別賞[12] (日本語)
アイディー・フォー・ウェブライフ(ID for WebLiFE*)
2004年10月 2004年グッドデザイン賞[13] (日本語)
ライフ・ウィズ・フォトシネマ(LiFE* with PhotoCinema)
2003年12月 平成15年度第18回デジタルコンテンツグランプリ サービス・システム表彰の部パーソナルアーカイブ賞[14] (日本語)
2003年3月 Mac Fan MVP 2002 MVP [要出典]
2003年1月 第8回AMDアワード ベストビジュアルデザイナー賞[15]
2002年12月 平成14年度第6回文化庁メディア芸術祭 デジタルアートインタラクティブ部門 審査委員会推薦作品[要出典]
2002年10月 2002年度グッドデザイン賞金賞[16] (日本語)

出典・注釈

  1. ^ 書籍「旅する会社」より[1] (日本語)
  2. ^ 書籍「旅する会社」より[2] (日本語)
  3. ^ NIKKEI NET開発インタビューより[3] (日本語)
  4. ^ [4] (日本語)
  5. ^ [5] (日本語)
  6. ^ [6] (日本語)

外部リンク