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2021年5月13日 (木) 22:27時点における版
八丁峠(はっちょうとうげ)は、福岡県嘉麻市と福岡県朝倉市の境界近くにある峠である。標高525m。
概要
嘉麻市泉河内と朝倉市秋月野鳥の市境に位置する峠である。
かつては古くからの街道の旧八丁越と、秋月藩立藩後に旧八丁越の西側に建設された街道の新八丁越があった。戦後に自動車の通行が可能な国道322号が旧八丁越の近くに建設された。
国道322号は嘉麻市側の麓から頂上を経て朝倉市秋月地区の秋月城跡方面に分岐する交差点までは幅員が狭い典型的な峠道になっており、積雪・凍結が生じやすい冬季では時折交通規制も生じる。このため、国道を経由して嘉麻市・朝倉市の区間を連絡する車両は少ない。福岡県資料によると平成14年度から平成18年度において、年平均すると積雪による規制が728時間(約30日)、災害による規制5845時間(約243日)にものぼり、通算約273日(約9ヶ月)もの間、何らかの規制が行われている計算になる。問題を解決するために、この区間をバイパスする八丁峠道路が整備され、2019年11月16日に開通した[1]。
脚注
- ^ “国道322号 八丁峠道路が令和元年11月16日(土)15時に開通します。” (PDF). 国土交通省九州地方整備局 北九州国道事務所・福岡国道事務所 (2019年10月15日). 2019年10月15日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 福岡県飯塚土木事務所 - ウェイバックマシン(2004年6月6日アーカイブ分)
- 福岡県朝倉土木事務所
座標: 北緯33度29分29.9秒 東経130度42分15.8秒 / 北緯33.491639度 東経130.704389度