「ペトロナスツインタワー」の版間の差分
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* [[1997年]]3月20日に[[フランス]]のスパイダーマンとして知られる[[アラン・ロベール]]は、ペトロナスタワー1の外壁を命綱なしで、自分の手足だけを使ってよじ登ったが、60階で[[警察]]に[[逮捕]]されている。そのちょうど10年後の2007年3月20日にもペトロナスタワー2をよじ登ったが、60階で警察に逮捕される。さらに3年後の[[2009年]]にも挑戦しペトロナスタワー2の最上部にある尖塔に登ったが、その後、警察に逮捕される。 |
* [[1997年]]3月20日に[[フランス]]のスパイダーマンとして知られる[[アラン・ロベール]]は、ペトロナスタワー1の外壁を命綱なしで、自分の手足だけを使ってよじ登ったが、60階で[[警察]]に[[逮捕]]されている。そのちょうど10年後の2007年3月20日にもペトロナスタワー2をよじ登ったが、60階で警察に逮捕される。さらに3年後の[[2009年]]にも挑戦しペトロナスタワー2の最上部にある尖塔に登ったが、その後、警察に逮捕される。 |
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* [[2002年]]2月1日に国立[[マレーシア]]大学建築研究チームの調査により、ペトロナスタワー2が完成当初より約0.8cm傾いていることが判明している。同研究チームの責任者の話によると0.8cm傾いているからといってこのまま進むと倒れるということはないが、最大で4.5cmまで傾くのではないかと予想している。<ref>報知新聞 2002年2月2日 夕刊 二面</ref> |
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== 登場作品 == |
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2021年4月24日 (土) 13:57時点における版
ペトロナスツインタワー | |
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詳細地図 | |
施設情報 | |
所在地 | マレーシア クアラルンプール |
座標 | 北緯3度9分28.2秒 東経101度42分41.9秒 / 北緯3.157833度 東経101.711639度座標: 北緯3度9分28.2秒 東経101度42分41.9秒 / 北緯3.157833度 東経101.711639度 |
状態 | 完成 |
建設期間 | 1992年 - 1998年 |
用途 | オフィス、商業施設 |
地上高 | |
最頂部 | 452m |
屋上 | 379m |
最上階 | 88階 |
関連企業 | |
設計 | シーザー・ペリ |
施工 | ハザマ、サムスン物産 |
高さに関する記録 | |
1998年から2004年まで世界で最も高い建築物 | |
先代 | シアーズ・タワー |
次代 | 台北101 |
1998年から2018年までマレーシアで最も高い建築物 | |
先代 | Maybank Tower |
次代 | The Exchange 106 |
ペトロナスツインタワー(マレー語:Menara Berkembar Petronas)は、マレーシアのクアラルンプールにて1998年に完成した高さ452メートルの超高層ビル(ツインタワー)である。ペトロナスタワー、ペトロナスタワーズとも呼ばれる。
概要
20世紀の超高層ビルとしては最も高く(アンテナ除く)[1]、高さ452メートルの88階建てで、マレーシアの国立石油会社ペトロナスによって建築された。
この塔はイスラム様式で、マレーシアのモスクに近似する特徴的な尖塔を持有する。建設当時は尖塔を含めた高さが452メートルであり、全高442メートルのシアーズ・タワーを抜き[2]、超高層ビルとして高さが世界一であったが、2003年10月17日に中華民国の台北市に建てられた全高509メートルの台北101に高さ世界一(当時)の座を譲り渡した。ただしそれ以降も2本のビルが対であるツインタワーとしては世界一の高さである(2019年7月現在)[3]。
アルゼンチンのシーザー・ペリ&アソシエーツが設計した。海側から吹き寄せる強風に起因する振動を防ぐために既存の柔構造を採用していない。鋼材を用いずに高強度コンクリートを積み上げる特徴的な構造であり、重厚な造りを醸し出している。
日本の建設会社ハザマがタワー1を、韓国のサムスン物産建設部門がタワー2を、41階と42階の2箇所に設けられた2本のタワーを結ぶ連絡橋であるスカイブリッジはフランスの建築会社が、それぞれ施工した。
テナント
ツインタワー
主にオフィスビルとして使用されている。
- マイクロソフト・マレーシア
- マイクロソフトがタワー2の30階に事務所をおいている。
- アルジャジーラ
- 中東カタールの衛星テレビ局、アルジャジーラのアジアにおける放送拠点がある。ドーハの本部を通じ、全世界へ情報発信を行っている。
スリア KLCC
このタワーの下はショッピング等の複合施設、スリア・クアラ・ルンプール・シティ・センター (Suria KLCC) となっている。ここには、日本の伊勢丹、紀伊國屋書店などが入居している。
- デワン・フィルハーモニー・ペトロナス (Dewan Philharmonik Petronas)
- デワン・フィルハーモニー・ペトロナスはスリア・KLCC内にあるコンサートホール。マレーシア・フィルハーモニー管弦楽団の本拠地となっている。ホールには4740本のパイプを有する巨大なクライス社製のパイプオルガンが設置されている。
- ガレリ・ペトロナス (Galeri Petronas)
- マレーシアで開催される美術展の主要な会場の一つ。
- 伊勢丹
- 主要なテナントの一つ。
- 紀伊國屋書店
- 2つの階にわたっている。外部プールに面しており、カフェもある。
- ペトロナス・ペトロサインス・セントラ (Petronas Petrosains Centre)
- マレーシアの製油業を広報する目的があり、子供達がこのセンターを訪れることを奨励している。フライトシミュレーターや、乗り物等がある。
設備
41階・42階部分には両方のタワーをつなぐスカイブリッジ、86階に展望フロアがあり、有料で見学が可能である(時間指定の定員制。インターネットでの予約も可能になった。(なお、月曜日は休館)。2001年9月11日以降はセキュリティ強化の為に一時閉鎖されていた。
建物の周囲にはKLCCパークがあり、ジョギング、ウォーキングロードや、ライトアップされた噴水、子供用プール、スラウ(イスラム教の礼拝所)などもある。
出来事
- 1997年3月20日にフランスのスパイダーマンとして知られるアラン・ロベールは、ペトロナスタワー1の外壁を命綱なしで、自分の手足だけを使ってよじ登ったが、60階で警察に逮捕されている。そのちょうど10年後の2007年3月20日にもペトロナスタワー2をよじ登ったが、60階で警察に逮捕される。さらに3年後の2009年にも挑戦しペトロナスタワー2の最上部にある尖塔に登ったが、その後、警察に逮捕される。
- 2002年2月1日に国立マレーシア大学建築研究チームの調査により、ペトロナスタワー2が完成当初より約0.8cm傾いていることが判明している。同研究チームの責任者の話によると0.8cm傾いているからといってこのまま進むと倒れるということはないが、最大で4.5cmまで傾くのではないかと予想している。[4]
登場作品
映画
- 『エントラップメント』(1999)
- ペトロナスツインタワーが重要な舞台となった。
- 『インデペンデンス・デイ: リサージェンス』(2016)
- エイリアンの反重力攻撃を受けてペトロナスツインタワーがイギリスロンドンに落下し、タワーブリッジを潰すシーンがある。このとき、主人公ジェイク・モリソンとデイヴィッド・レヴィンソンが航空機でタワーブリッジを潜り抜けている。
ゲーム
- 『Hitman 2:Silent Assassin』(2002)
- 一部のミッションで舞台がタワー内となっている。
アクセス
ラピドKLクラナ・ジャヤ線 (Kelana Jaya Line) のKLCC駅と地下通路で直結している。
脚注
関連項目
- クアラ・ルンプール・タワー
- 超高層建築物(超高層ビルの一覧)
- F1.06 - BMWザウバーが2006年に投入したF1マシン。フランスGPにて装備されたコクピット前方に直立する一対のウィングが同タワーに例えられた。
- ペトロナス・フィルハーモニック・ホール - タワー内にあるコンサートホール。
外部リンク
- ペトロナスツインタワー公式サイト
- ペトロナス社 - ペトロナスツインタワー
- 279944536 ペトロナスツインタワー - オープンストリートマップ
先代 ウィリス・タワー |
世界一高いビル 1998年 – 2003年 |
次代 台北101 |