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{{by|2011年}}はA級ベロイトでプレーし、48試合(先発3試合)に登板して4勝3敗2セーブ、防御率3.87、69奪三振の成績を残した。
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2021年4月13日 (火) 09:06時点における版

マイケル・トンキン
Michael Tonkin
アリゾナ・ダイヤモンドバックス (マイナー)
2018年3月14日 マツダスタジアムにて
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 カリフォルニア州ロサンゼルス郡グレンデール
生年月日 (1989-11-19) 1989年11月19日(35歳)
身長
体重
6' 7" =約200.7 cm
220 lb =約99.8 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 2008年 MLBドラフト30巡目
初出場 MLB / 2013年7月11日
NPB / 2018年4月1日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

マイケル・ハービー・トンキンMichael Harvey Tonkin, 1989年11月19日 - )は、アメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルス郡グレンデール出身のプロ野球選手投手)。MLBアリゾナ・ダイヤモンドバックス傘下所属。

同じくプロ野球選手ジェイソン・クベルは義兄にあたる[1]

経歴

プロ入りとツインズ時代

2008年MLBドラフト30巡目(全体906位)でミネソタ・ツインズから指名され、7月27日に契約。契約後、傘下のルーキー級ガルフ・コーストリーグ・ツインズでプロデビュー。6試合(先発1試合)に登板して0勝1敗、防御率3.27、8奪三振の成績を残した。

2009年はルーキー級ガルフ・コーストリーグ・ツインズでプレーし、11試合(先発9試合)に登板して3勝4敗、防御率3.62、60奪三振の成績を残した。

2010年アパラチアンリーグのルーキー級エリザベストン・ツインズ英語版でプレーし、10試合に登板して1勝0敗1セーブ・防御率1.08・26奪三振の成績を残した。7月にA級ベロイト・スナッパーズ英語版へ昇格。13試合(先発12試合)に登板して3勝6敗、防御率4.29、40奪三振の成績を残した。

2011年はA級ベロイトでプレーし、48試合(先発3試合)に登板して4勝3敗2セーブ、防御率3.87、69奪三振の成績を残した。

2012年もA級ベロイトでプレーし、22試合に登板して3勝0敗6セーブ、防御率1.38、53奪三振の成績を残した。6月にA+級フォートマイヤーズ・ミラクルへ昇格。22試合に登板して1勝1敗6セーブ、防御率2.97、44奪三振の成績を残した。オフの11月20日にツインズとメジャー契約を結び、40人枠入りを果たした[2]

2013年3月11日にAA級ニューブリテン・ロックキャッツへ異動し[3]、そのまま開幕を迎えた。22試合に登板して1勝2敗7セーブ、防御率2.22・30奪三振の成績を残した。5月にAAA級ロチェスター・レッドウイングスへ昇格。7月11日にメジャーへ昇格し[4]、同日のタンパベイ・レイズ戦でメジャーデビュー。7回2死から登板し、1.1回を無安打無失点1奪三振に抑えた[5]。7月13日にAAA級ロチェスターへ降格。8月20日に再昇格し、23日に再びAAA級ロチェスターへ降格した。9月8日にメジャーへ再昇格した[6]。メジャーで投げたのは9試合だけだったが、防御率は0.79という好数値だった。

2014年2月28日にツインズと1年契約に合意し[7]、3月24日にAAA級ロチェスターへ異動。3月30日にメジャーへ昇格し[8]、開幕ロースター入りした。開幕後の4月3日にAAA級ロチェスターへ降格した[9]が、12日に再昇格した[10]。同年は25試合にリリーフ登板したが、防御率は4.74まで悪化し、前年ほどの好投は見せられなかった。

2015年はリリーフで26試合に登板し、防御率3.47を記録した。しかし勝ち星は挙げられず、メジャー初勝利は4シーズン目以降に持ち越しとなった。

2016年はリリーフ陣の主力の1人として、65試合に登板。71.2イニングで80個の三振を奪ったが、一方でホームラン13本を打たれて防御率5.02に終わった。

2017年5月6日にDFAとなり[11]、14日にマイナー契約に切り替わってAAA級ロチェスターへ配属された[12]。9月5日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[13]。11月8日に自由契約となった[12]

日本ハム時代

2017年11月13日に北海道日本ハムファイターズとの契約を結んだ。2年契約で推定年俸は1億2000万円[14]で背番号は「19」。

2018年オリックス・バファローズへFA移籍した増井浩俊の後任として抑えで起用され、宮西尚生石川直也と共に勝利パターンを担った。しかし交流戦からは石川の抑え転向、また同年不調に陥った有原航平を抑えとして起用としたことからセットアッパーに転向。前半戦を終えて防御率1.74、10ホールド、12セーブと安定した成績を残していたが、後半戦になると一変し防御率6.75と不調に陥った。最終的には防御率3.71、20ホールド、12セーブで終え契約期間を1年残していたが同年12月6日に退団となった[15]

レンジャーズ傘下時代

2019年1月23日にテキサス・レンジャーズとマイナー契約を結び、スプリング・トレーニングに招待選手として参加することになった。スプリングトレーニングでは4試合に投げて4回2/3で2安打1失点だった。3月22日に契約解除された。

ブルワーズ傘下時代

同日、ミルウォーキー・ブルワーズとマイナー契約を結んだ[16]。AAA級サンアントニオ・ミッションズに配属され、14試合で3勝0敗、防御率4.26の成績を残したが、6月10日に解雇となった。

独立リーグ時代

2019年6月18日に独立リーグ・アトランティックリーグロングアイランド・ダックスと契約した。22試合で3勝2敗7セーブ、防御率0.34の成績だった。

ダイヤモンドバックス傘下時代

2019年8月19日にアリゾナ・ダイヤモンドバックスとマイナー契約を結んだ[17]。AAA級リノ・エーシズに配属され、5試合に出場し、0勝0敗、防御率7.71を記録した。

選手としての特徴

Brooksbaseball.net版投球データ (2017年)[19]
球種 投球
割合
平均球速
mph (kph)
水平運動
in (cm)
垂直運動
in (cm)
フォーシーム 48 % 95 (152) 0-7 (-17) 8 (21)
スライダー 29 % 84 (134) 003 (06) -1 (-3)
シンカー 18 % 94 (152) -10 (-26) 4 (11)
カッター 05 % 91 (146) 0-1 (0-3) 5 (12)

スリークォーターから、最速98.8mph(159km/h)・平均94mph(151km/h)のフォーシームを中心に、決め球である平均83mph(134km/h)のスライダー、その他に平均94mph(151km/h)のシンカー、平均90mph(145km/h)のカッター、稀に平均88mph(142km/h)のチェンジアップなども使用する(チェンジアップはMLB通算平均)[18]

2013年まではフォーシームを主体に、カーブ、スライダー、チェンジアップ、カットボール、ツーシームなどの多彩な球種を投げていた。2014年からは大幅にスタイルを変更し、平均球速94mph(約151km/h)のツーシームが投球全体の約70%を占め、残りが平均球速83mph(約134km/h)のスライダーという、事実上2球種を投球主体としている。その一方でカウント球としてフォーシームを使用することもあり、稀に前述の球種を投げることもある[20]

詳細情報

年度別投手成績





















































W
H
I
P
2013 MIN 9 0 0 0 0 0 0 0 0 .--- 47 11.1 9 3 0 0 0 10 1 0 6 1 0.79 1.06
2014 25 0 0 0 0 0 0 0 4 .--- 87 19.0 23 2 6 0 2 16 1 0 13 10 4.74 1.53
2015 26 0 0 0 0 0 0 0 5 .--- 99 23.1 21 4 9 2 1 19 1 0 9 9 3.47 1.29
2016 65 0 0 0 0 3 2 0 2 .600 315 71.2 80 13 24 0 3 80 5 0 46 40 5.92 1.45
2017 16 0 0 0 0 0 1 0 0 .000 97 21.1 22 6 12 0 1 24 2 0 15 12 5.14 1.62
2018 日本ハム 53 0 0 0 0 4 4 12 20 .500 226 51.0 45 2 23 2 7 33 6 0 24 21 3.71 1.33
MLB:5年 141 0 0 0 0 3 3 0 11 .500 645 146.1 155 25 54 2 7 149 10 0 89 72 4.43 1.43
NPB:1年 53 0 0 0 0 4 4 12 20 .500 226 51.0 45 2 23 2 7 33 6 0 24 21 3.71 1.33
  • 2018年度シーズン終了時

記録

NPB初記録

背番号

  • 59(2013年 - 2017年)
  • 19(2018年)

脚注

  1. ^ Michael Tonkin Stats” (英語). Baseball Reference.com. 2017年11月17日閲覧。
  2. ^ Twins add eight players to Major League roster”. MLB.com Twins Press Release (November 20, 2012). May 9, 2014閲覧。
  3. ^ Twins Option Six Players”. MLB.com Twins Press Release (March 11, 2013). May 9, 2014閲覧。
  4. ^ Twins place Caleb Thielbar on bereavement list”. MLB.com Twins Press Release (July 11, 2013). May 9, 2014閲覧。
  5. ^ Scores for Jul 11, 2013”. ESPN MLB (July 11, 2013). May 9, 2014閲覧。
  6. ^ Twins to make roster additions”. MLB.com Twins Press Release (September 8, 2013). May 9, 2014閲覧。
  7. ^ Twins agree to terms with all players on 40-man roster”. MLB.com Twins Press Release (February 28, 2014). May 9, 2014閲覧。
  8. ^ Twins place Duensing on paternity list”. MLB.com Twins Press Release (March 31, 2014). May 9, 2014閲覧。
  9. ^ Twins reinstate Duensing”. MLB.com Twins Press Release (April 3, 2014). May 9, 2014閲覧。
  10. ^ Twins place Willingham on disabled list”. MLB.com Twins Press Release (April 12, 2014). May 9, 2014閲覧。
  11. ^ Rhett Bollinger (May 6, 2017). “Twins designate Tonkin for assignment” (英語). MLB.com. May 8, 2017閲覧。
  12. ^ a b MLB公式プロフィール参照。2017年11月13日閲覧。
  13. ^ J. Scott Butherus (September 5, 2017). “Twins designate Tonkin for assignment” (英語). MLB.com. September 7, 2017閲覧。
  14. ^ 日本ハムがトンキン投手を獲得 栗山監督は救援で期待”. SANSPO.COM(サンスポ) (2017年11月13日). 2018年7月5日閲覧。
  15. ^ マイケル・トンキン投手退団のお知らせ|北海道日本ハムファイターズ”. 北海道日本ハムファイターズ オフィシャルサイト. 2018年12月6日閲覧。
  16. ^ 元日ハム・トンキンがブルワーズとマイナー契約…球団発表”. Full-count | フルカウント ―野球・MLBの総合コラムサイト―. 2019年3月23日閲覧。
  17. ^ ダイヤモンドバックス、元日本ハム右腕トンキン獲得 平野佳寿ら故障離脱のブルペン陣救う存在へ”. ベースボールチャンネル(BaseBall Channel). 2019年8月21日閲覧。
  18. ^ a b Player Card: Michael Tonkin” (英語). BrooksBaseball.net. March 21 2018閲覧。
  19. ^ 小数点以下四捨五入[18]
  20. ^ Michael Tonkin Pitch Data” (英語). The Baseball Cube. 2017年11月18日閲覧。

関連項目

外部リンク