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{{by|2004年}}はまずA級{{仮リンク|カナポリス・インティミディターズ|en|Kannapolis Intimidators}}でプレーし、15試合に先発登板して8勝5敗、防御率3.64、113奪三振を記録した。7月にA+級{{仮リンク|ウィンストン・セイラム・ダッシュ|en|Winston-Salem Dash|label=ウィンストン・セイラム・ワースホッグス}}へ昇格。8試合に先発登板して6勝0敗、防御率2.08、60奪三振を記録した。8月にAA級[[バーミングハム・バロンズ]]へ昇格。AA級バーミングハムでは4試合に先発登板して3勝1敗、防御率3.46、29奪三振を記録した。
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{{by|2006年}}[[2月28日]]にホワイトソックスと1年契約に合意。リリーフとして開幕ロースター入りした。この年は53試合(先発2試合)に登板して4勝7敗、防御率4.68、69奪三振を記録した。
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2021年4月13日 (火) 08:49時点における版

ブランドン・マッカーシー
Brandon McCarthy
A+級ランチョクカモンガでの現役時代
(2016年9月5日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 カリフォルニア州ロサンゼルス郡グレンデール
生年月日 (1983-07-07) 1983年7月7日(41歳)
身長
体重
6' 7" =約200.7 cm
205 lb =約93 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 2002年 MLBドラフト17巡目
初出場 2005年5月22日
最終出場 2018年6月24日
年俸 $12,500,000(2016年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

ブランドン・パトリック・マッカーシー(Brandon Patrick McCarthy, 1983年7月7日 - )は、アメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルス郡グレンデール出身の元プロ野球選手投手)。右投右打。

経歴

プロ入りとホワイトソックス時代

2002年MLBドラフト17巡目(全体510位)でシカゴ・ホワイトソックスから指名され、6月7日に契約。契約後、傘下のルーキー級アリゾナリーグ・ホワイトソックスでプロデビュー。14試合に先発登板して4勝4敗、防御率2.76、79奪三振を記録した。

2003年パイオニアリーグのルーキー級グレートフォールズ・ホワイトソックス英語版でプレーし、16試合(先発15試合)に登板して9勝4敗、防御率3.65、125奪三振を記録した。

2004年はまずA級カナポリス・インティミディターズ英語版でプレーし、15試合に先発登板して8勝5敗、防御率3.64、113奪三振を記録した。7月にA+級ウィンストン・セイラム・ワースホッグス英語版へ昇格。8試合に先発登板して6勝0敗、防御率2.08、60奪三振を記録した。8月にAA級バーミングハム・バロンズへ昇格。AA級バーミングハムでは4試合に先発登板して3勝1敗、防御率3.46、29奪三振を記録した。

2005年1月21日にホワイトソックスとマイナー契約で再契約した。AAA級シャーロット・ナイツで開幕を迎え、5月22日にホワイトソックスとメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[2]。同日のシカゴ・カブス戦でメジャーデビュー。5.1回を投げ4安打2失点だったが、勝ち負けは付かなかった。2度目の登板となった27日のテキサス・レンジャーズ戦では、5回を6安打6失点3四球の乱調でメジャー初黒星を喫し、試合後にAAA級シャーロットへ降格した[3]。6月19日にオーランド・ヘルナンデス故障者リスト入りしたため、メジャーへ昇格[4]。昇格後は3試合に登板したが、防御率9.00と結果を残せず、7月5日にAAA級シャーロットへ降格した[5]。8月30日に再昇格し[6]、同日のレンジャーズ戦のダブルヘッダー2試合目に登板し、7.2回を無失点に抑え、メジャー初勝利を挙げた。この年メジャーでは12試合(先発10試合)に登板して3勝2敗、防御率4.03、48奪三振を記録した。

2006年2月28日にホワイトソックスと1年契約に合意。リリーフとして開幕ロースター入りした。この年は53試合(先発2試合)に登板して4勝7敗、防御率4.68、69奪三振を記録した。

レンジャーズ時代

レンジャース時代(2007年)

2006年12月23日にジョン・ダンクスニック・マセットジェイク・ラズナーとのトレードデビッド・パイサノと共にレンジャーズへ移籍した[7]

2007年2月26日にレンジャーズと1年契約に合意[8]。移籍後は先発に復帰し、開幕ローテーションに加わった。6月14日に右中指のマメで15日間の故障者リスト入りした[9]。7月2日に復帰した[10]が、8月15日に右肩の故障で再び15日間の故障者リスト入りし[11]、9月11日に復帰した[12]。この年は23試合(先発22試合)に登板して5勝10敗、防御率4.87、59奪三振を記録した。

2008年2月25日にレンジャーズと1年契約に合意[13]。3月30日に右肘の故障で60日間の故障者リスト入りした[14]。8月23日に復帰[15]。復帰後は5試合に登板したが、9月中旬から右手の指の故障で残りの試合を欠場した。この年は故障で5試合の登板にとどまり、1勝1敗、防御率4.09だった。

2009年1月15日にレンジャーズと65万ドルの1年契約に合意[16][17]。開幕後は先発ローテーションの一角として登板し、5月24日のヒューストン・アストロズ戦では9回を9安打無失点に抑え、メジャー初完封を果たした。しかし6月9日に右肩の故障で15日間の故障者リスト入りし[18]、7月7日に60日間の故障者リストへ異動した[19]。その後、9月1日に復帰した[20]。この年は17試合に先発登板して7勝4敗、防御率4.62、65奪三振を記録した。

2010年1月15日にレンジャーズと132万ドルの1年契約に合意[21][22]。3月27日にAAA級オクラホマシティ・レッドホークスへ配属され、そのまま開幕を迎えた。この年は右肩の故障でメジャーへ昇格できず、7月29日に60日間の故障者リスト入りした。AAA級オクラホマシティでは11試合(先発9試合)に登板して4勝2敗、防御率3.36、44奪三振を記録した。オフの11月5日に40人枠を外れ、AAA級オクラホマシティに降格し、同日にFAとなった[23]ジョン・ダニエルズGMはマッカーシーについて「彼はふたつの不幸な怪我があったが、よく働いてくれた。景色を変えることが彼の助けとなるだろう」と話した[24]

アスレチックス時代

2010年12月13日にオークランド・アスレチックスと100万ドル+出来高160万ドルの1年契約を結んだ[25][26]

2011年は開幕ロースター入りしたが、5月20日に右肩の故障で15日間の故障者リスト入りした[27]。7月3日に復帰[28]後は9月3日のシアトル・マリナーズ戦で完封勝利を挙げるなど、完全復活を果たした。この年は25試合に先発登板して9勝9敗、防御率3.32、123奪三振を記録した。

2012年1月17日にアスレチックスと1年契約に合意[29]。3月28日に東京ドームで開催されたマリナーズとの開幕戦に先発した。その後もローテーションを守っていたが、5月20日に右肩の故障で15日間の故障者リスト入りした[30]。6月2日に復帰した[31]が、6月24日に右肩の故障で再び15日間の故障者リスト入りした[32]。8月10日に復帰[33]。9月5日のロサンゼルス・エンゼルス戦に先発した際に、試合中にエリック・アイバーの打球を頭に受けて緊急入院し、手術を受けた[34]。その後プレーオフのロースターから外れた。この年は18試合に先発登板して8勝6敗、防御率3.24、73奪三振を記録した。オフの10月29日にFAとなった。11月14日に練習を再開することが明らかになった[35]

ダイヤモンドバックス時代

2012年12月11日にアリゾナ・ダイヤモンドバックスと総額1550万ドルの2年契約を結んだ[36][37]

2013年は開幕ローテーション入りしたが、6月1日に右肩の故障で15日間の故障者リスト入りした[38]。8月4日に復帰[39]。この年は22試合に先発登板して5勝11敗、防御率4.53、76奪三振を記録した。

2014年は開幕から18試合に先発したが、3勝10敗、防御率5.01と不振だった。

ヤンキース時代

2014年7月6日にビダル・ヌーニョとのトレードで、ニューヨーク・ヤンキースへ移籍した[40]。移籍後は14試合の登板で7勝5敗、防御率2.89と復調。この年は2球団で32試合に先発登板して自身初の二桁勝利となる10勝(15敗)を挙げ、防御率4.05、175奪三振を記録した。オフの10月30日にFAとなった。

ドジャース時代

2014年12月16日にロサンゼルス・ドジャースと総額4800万ドルの4年契約[41]を結んだ[42][43]

2015年は開幕から4試合に登板して防御率5.87ながら3勝を挙げていたが、肘の故障が発覚し、トミー・ジョン手術を受けることとなり[44]、4月30日に60日間の故障者リスト入りした[45]

2016年シーズンも、2月19日に前年のトミー・ジョン手術のため60日間の故障者リスト入りした[45]。復帰後、10試合に登板し、うち9試合が先発登板だった。2勝2敗、防御率4.95、WHIP1.38という成績の他、40.0イニングで44奪三振をマークし、2年連続で9.0超となる奪三振率9.9を記録、一定の復活を見せた。また、マイナーでの復帰登板としては、A+級ランチョクカモンガ・クエークス及びAAA級オクラホマシティ・ドジャース[46]で計5試合に先発登板して0勝2敗、防御率6.11、WHIP1.59を記録した。

2017年は開幕から先発ローテーションに入ったが、7月に右手指にできた肉刺によって故障者リスト入りし[47]、約2ヶ月離脱した。結果19試合登板(先発16試合)で6勝4敗、防御率3.98という成績に終わり、完全復活とはならなかった。

ブレーブス時代

2017年12月16日にマット・ケンプとのトレードで、スコット・カズミアーチャーリー・カルバーソンエイドリアン・ゴンザレスと共にアトランタ・ブレーブスへ移籍した[48]

2018年も開幕から先発ローテーション投手として投げ、15試合に先発登板して6勝3敗、防御率4.92、65奪三振を記録していたが、6月28日に右ヒザを痛めて故障者リスト入りした[49]。そのまま復帰できず、8月14日にはこの年限りでの引退を表明した[50]

投球スタイル

2006年は先発ローテーションの充実したホワイトソックスに所属していた為、リリーフで登板していたが、スタミナが比較的ある為、本来は先発向きの投手。投球は、140キロ後半のフォーシーム、145キロ前後のツーシームに切れ味抜群のカーブを組み合わせて投げている。また、チェンジアップも投げる事がある。ただ、投球回に対して被本塁打がかなり多い。

人物

本人のTwitterアカウントではよくジョークを投稿している。投げる球よりもツイートの方がキレがあるという声もある。サッカー好きで、プレミアリーグリバプールFCのファンである[51]。また、MLSの下部リーグであるUSLプロフェッショナルリーグフェニックス・ライジングFC少数株主にもなっている[52]

詳細情報

年度別投手成績





















































W
H
I
P
2005 CWS 12 10 0 0 0 3 2 0 0 .600 277 67.0 62 13 17 0 2 48 1 1 30 30 4.03 1.18
2006 53 2 0 0 0 4 7 0 11 .364 354 84.2 77 17 33 9 0 69 5 0 44 44 4.68 1.30
2007 TEX 23 22 0 0 0 5 10 0 0 .333 459 101.2 111 9 48 0 3 59 4 1 62 55 4.87 1.56
2008 5 5 0 0 0 1 1 0 0 .500 93 22.0 20 3 8 0 1 10 0 0 11 10 4.09 1.27
2009 17 17 1 1 0 7 4 0 0 .636 420 97.1 96 13 36 0 3 65 0 0 55 50 4.62 1.36
2011 OAK 25 25 5 1 2 9 9 0 0 .500 690 170.2 168 11 25 1 0 123 3 0 73 63 3.32 1.13
2012 18 18 0 0 0 8 8 0 0 .571 469 111.0 115 10 24 2 6 73 0 0 44 40 3.24 1.25
2013 ARI 22 22 2 1 1 5 11 0 0 .313 577 135.0 161 13 21 3 5 76 1 1 71 68 4.53 1.35
2014 18 18 0 0 0 3 10 0 0 .231 466 109.2 131 15 20 4 2 93 3 0 65 61 5.01 1.38
NYY 14 14 1 1 1 7 5 0 0 .583 370 90.1 91 10 13 0 1 82 1 0 35 29 2.89 1.15
'14計 32 32 1 1 1 10 15 0 0 .400 836 200.0 222 25 33 4 3 175 4 0 100 90 4.05 1.28
2015 LAD 4 4 0 0 0 3 0 0 0 1.000 94 23.0 24 9 4 0 0 29 0 0 15 15 5.87 1.22
2016 10 9 0 0 0 2 3 0 0 .400 171 40.0 29 2 26 1 2 44 2 0 24 22 4.95 1.38
2017 19 16 0 0 0 6 4 0 0 .600 384 92.2 89 5 27 0 3 72 4 0 43 41 3.98 1.25
2018 ATL 15 15 0 0 0 6 3 0 0 .667 339 78.2 94 15 21 0 0 65 2 0 45 43 4.92 1.46
MLB:13年 255 197 9 4 4 69 75 0 11 .479 5163 1223.2 1268 145 323 20 28 908 26 3 617 571 4.20 1.30
  • 各年度の太字はリーグ最高

背番号

  • 41(2005年)
  • 55(2006年)
  • 20(2007年 - 2009年)
  • 32(2011年 - 2014年途中、2018年)
  • 38(2014年途中 - 2017年)

脚注

  1. ^ Brandon McCarthy Contract Details, Salaries, & Earnings” (英語). Spotrac. 2016年7月7日閲覧。
  2. ^ Scott Merkin (21, 2005-01-21). “El Duque to go on disabled list”. MLB.com. 2016年2月23日閲覧。
  3. ^ Robert Falkoff (2005年5月27日). “Notes: Thomas could return Monday”. MLB.com. 2016年2月23日閲覧。
  4. ^ Scott Merkin (2005年6月20日). “El Duque hits DL, McCarthy returns”. MLB.com. 2016年2月23日閲覧。
  5. ^ Scott Merkin (2005年7月6日). “Notes: Jenks to provide relief”. MLB.com. 2016年2月23日閲覧。
  6. ^ Scott Merkin (2005年8月31日). “Notes: Buehrle sparks controversy”. MLB.com. 2016年2月23日閲覧。
  7. ^ "Rangers acquire RHP Brandon McCarthy and OF David Paisano from White Sox" (Press release) (英語). MLB.com (Texas Rangers). 23 December 2006. 2016年2月23日閲覧
  8. ^ "Texas Rangers sign six to 2007 contracts" (Press release) (英語). MLB.com (Texas Rangers). 26 February 2007. 2016年2月23日閲覧
  9. ^ "Texas Rangers recall RHP Kameron Loe" (Press release) (英語). MLB.com (Texas Rangers). 14 June 2007. 2016年2月23日閲覧
  10. ^ "Texas Rangers activate RHP Brandon McCarthy" (Press release) (英語). MLB.com (Texas Rangers). 2 July 2007. 2016年2月23日閲覧
  11. ^ "Texas Rangers activate RHP Vicente Padilla" (Press release) (英語). MLB.com (Texas Rangers). 15 August 2007. 2016年2月23日閲覧
  12. ^ "Texas Rangers activate RHP Brandon McCarthy" (Press release) (英語). MLB.com (Texas Rangers). 11 September 2007. 2016年2月23日閲覧
  13. ^ "Rangers sign seven players to 2008 contracts" (Press release) (英語). MLB.com (Texas Rangers). 25 February 2008. 2016年2月23日閲覧
  14. ^ "Rangers announce 2008 Opening Day roster" (Press release) (英語). MLB.com (Texas Rangers). 30 March 2008. 2016年2月23日閲覧
  15. ^ "Rangers recall RHP Brandon McCarthy from Triple-A Oklahoma" (Press release) (英語). MLB.com (Texas Rangers). 23 August 2008. 2016年2月23日閲覧
  16. ^ "Rangers agree to terms with McCarthy" (Press release) (英語). MLB.com (Texas Rangers). 15 January 2009. 2016年2月23日閲覧
  17. ^ T.R. Sullivan (2009年1月16日). “Rangers, McCarthy find middle ground”. MLB.com. 2016年2月23日閲覧。
  18. ^ "Rangers acquire RHP Jason Grilli from Colorado in exchange for cash considerations" (Press release) (英語). MLB.com (Texas Rangers). 9 June 2009. 2016年2月23日閲覧
  19. ^ "Rangers reinstate RHP Dustin Nippert from 60-day disabled list; option Julio Borbon to Triple-A Oklahoma City" (Press release) (英語). MLB.com (Texas Rangers). 7 July 2009. 2016年2月23日閲覧
  20. ^ "Rangers reinstate German, Guardado, and McCarthy from disabled list; Recall Moscoso and Madrigal, purchase Gentry and Richardson" (Press release) (英語). MLB.com (Texas Rangers). 1 September 2009. 2016年2月23日閲覧
  21. ^ "Rangers agree to terms with RHP's Brandon McCarthy and Dustin Nippert" (Press release) (英語). MLB.com (Texas Rangers). 15 January 2010. 2016年2月23日閲覧
  22. ^ T.R. Sullivan (2010年1月15日). “Rangers working to avoid arbitration”. MLB.com. 2016年2月23日閲覧。
  23. ^ "Rangers outright INF Esteban German, RHP's Doug Mathis and Brandon McCarthy off 40-man roster" (Press release) (英語). MLB.com (Texas Rangers). 5 November 2010. 2016年2月23日閲覧
  24. ^ Feldman has surgery, rotation spot unlikely”. MLB.com (2010年11月6日). 2016年2月23日閲覧。
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関連項目

外部リンク