「浦上そぼろ」の版間の差分
表示
削除された内容 追加された内容
無出典のためテンプレート貼付。デフォルトソート・cat追加。 |
m Bot作業依頼#Cite webの和書引数追加 |
||
(4人の利用者による、間の5版が非表示) | |||
1行目: | 1行目: | ||
{{ |
{{画像提供依頼|date=2021-08-05|cat=料理|cat2=長崎市|実物}} |
||
'''浦上そぼろ'''(うらかみそぼろ) |
'''浦上そぼろ'''(うらかみそぼろ)は、[[長崎市]]浦上地区に伝わる郷土料理<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.pref.nagasaki.jp/bunrui/kanko-kyoiku-bunka/gakkokyoiku/kenko/kyodoryouri/415772.html |title=浦上そぼろ(長崎)|accessdate=2021-01-09 |date=2019-12-02 |website=長崎県}}</ref>。 |
||
== 概要 == |
|||
一般的な[[そぼろ]]とは異なり、豚コマ肉・[[ゴボウ]]・[[もやし]]を使い、[[砂糖]]をふんだんに使う料理である。一説には長崎開港時からあるとされる。 |
|||
[[1500年代]]後半{{R|kirishima}}、浦上地区で布教を行っていた[[ポルトガル]]の[[宣教師]]により「健康に良い食べ物」として豚肉を食べる文化が伝わり、誕生した料理といわれている<ref>{{Cite web|和書|url=https://nagasaki.keizai.biz/headline/958/ |title=長崎・住吉のたこ焼き店に限定メニュー「トリプルチーズたこ焼き」 |accessdate=2021-01-09 |date=2015-01-20 |website=長崎経済新聞}}</ref>。 |
|||
おぼろより粗いため「そおぼろ」と呼んだことが由来とする説や{{R|kikigaki}}、[[ポルトガル語]]「ソブラード」(余り物)が由来とする説がある{{R|kirishima}}。[[そぼろ]]と名が付くが、[[挽肉]]ではなく細切りの[[豚肉]]を用いる<ref name="kirishima">{{Cite web|和書|url=https://www.kirishima.co.jp/aji/2011/autumn/05/ |title=長崎 浦上そぼろ|九州の味とともに 秋 |accessdate=2021-01-09 |website=霧島酒造株式会社}}</ref>。 |
|||
長崎市内の小学校では[[学校給食]]のメニューとして供され、老若男女問わず広く食べられている家庭料理である。店舗でメニューとして供されることは少なく、[[付け合せ]]や[[居酒屋]]の[[突き出し]]として出されることが多い。 |
|||
豚肉の他に、[[ゴボウ]]、[[モヤシ]]、[[人参]]、[[こんにゃく]]、[[揚げかまぼこ]]などの具材を用い、[[出汁]]、[[日本酒|酒]]、[[醤油]]、[[砂糖]]、[[みりん]]などの調味料で[[炒め煮]]にした料理<ref name="kirishima" /><ref>{{Cite web|和書|url=https://www.mod.go.jp/msdf/kanmeshi/menu/jp/023/index.html |title=浦上そぼろ|海上自衛隊レシピ |accessdate=2021-01-09 |website=艦めし|publisher=海上自衛隊}}</ref><ref>{{Cite web|和書|url=https://www.snfoods.co.jp/recipe/detail/304 |title=学校給食レシピ 浦上そぼろ|accessdate=2021-01-09 |website=株式会社SN食品研究所|archiveurl=https://web.archive.org/web/20210111140635/https://www.snfoods.co.jp/recipe/detail/304|archivedate=2021-01-11}}</ref>。ゴボウには豚の臭みを消す効果もある<ref name="kikigaki">{{Cite book|和書|chapter=そぼろ|title=聞き書 長崎の食事|series=日本の食生活全集 42|publisher=農山漁村文化協会|date=1985-04-15|pages=56-57|isbn=4540850016}}</ref>。 |
|||
⚫ | |||
長崎では[[学校給食]]のメニューとしても取り上げられる<ref name="kirishima" />。 |
|||
== 脚注 == |
|||
{{Reflist}} |
|||
== 関連項目 == |
|||
* [[きんぴらごぼう]] |
|||
⚫ | |||
{{Pref-stub|pref=長崎県}} |
|||
{{DEFAULTSORT:うらかみそほろ}} |
{{DEFAULTSORT:うらかみそほろ}} |
||
[[Category:ご当地グルメ]] |
|||
[[Category:日本の豚肉料理]] |
|||
[[Category:長崎県の食文化]] |
[[Category:長崎県の食文化]] |
2023年11月27日 (月) 04:01時点における最新版
浦上そぼろ(うらかみそぼろ)は、長崎市浦上地区に伝わる郷土料理[1]。
概要
[編集]1500年代後半[2]、浦上地区で布教を行っていたポルトガルの宣教師により「健康に良い食べ物」として豚肉を食べる文化が伝わり、誕生した料理といわれている[3]。
おぼろより粗いため「そおぼろ」と呼んだことが由来とする説や[4]、ポルトガル語「ソブラード」(余り物)が由来とする説がある[2]。そぼろと名が付くが、挽肉ではなく細切りの豚肉を用いる[2]。
豚肉の他に、ゴボウ、モヤシ、人参、こんにゃく、揚げかまぼこなどの具材を用い、出汁、酒、醤油、砂糖、みりんなどの調味料で炒め煮にした料理[2][5][6]。ゴボウには豚の臭みを消す効果もある[4]。
脚注
[編集]- ^ “浦上そぼろ(長崎)”. 長崎県 (2019年12月2日). 2021年1月9日閲覧。
- ^ a b c d e “長崎 浦上そぼろ|九州の味とともに 秋”. 霧島酒造株式会社. 2021年1月9日閲覧。
- ^ “長崎・住吉のたこ焼き店に限定メニュー「トリプルチーズたこ焼き」”. 長崎経済新聞 (2015年1月20日). 2021年1月9日閲覧。
- ^ a b 「そぼろ」『聞き書 長崎の食事』農山漁村文化協会〈日本の食生活全集 42〉、1985年4月15日、56-57頁。ISBN 4540850016。
- ^ “浦上そぼろ|海上自衛隊レシピ”. 艦めし. 海上自衛隊. 2021年1月9日閲覧。
- ^ “学校給食レシピ 浦上そぼろ”. 株式会社SN食品研究所. 2021年1月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年1月9日閲覧。